JPH08570U - パチンコ遊技機における球戻り防止具 - Google Patents

パチンコ遊技機における球戻り防止具

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JPH08570U
JPH08570U JP009874U JP987495U JPH08570U JP H08570 U JPH08570 U JP H08570U JP 009874 U JP009874 U JP 009874U JP 987495 U JP987495 U JP 987495U JP H08570 U JPH08570 U JP H08570U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の薄肉金属弾性材より成形して部品点数
を低減し、案内レールに確実に係着保持する。 【解決手段】 球戻り防止具11は、内側レール部3の
内・外面を弾性的に圧接して着脱可能な抱持片13,14
を備えた保持部12と、この保持部12の一端より所要
長さで一連に延出されて前記飛出し口に臨み得る弾性変
形可能な帯状の阻止片20とを合わせて1枚の薄肉金属
弾性材より成形される。保持部12には、内側レール部
3に形成した係止部5と弾性的に係脱可能に係止し得る
係止部16が形成されている。阻止片20の先端は、内
側レール3に保持部12を係着保持した状態において、
常には外側レール部の内面に近接または軽く当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、パチンコ遊技機における球戻り防止具に関し、更に詳しくは、遊 技動体(遊技媒体)としてのパチンコ球を発射位置から遊技領域内に打出してゲー ムが展開できる遊技機にあって、遊技領域内に打出された遊技球が発射位置側へ 逆戻りすることを防止するための球戻り防止具に関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般的に呼称されているパチンコ機やアレンジボール機に代表されるこの種の 遊技機では、ゲーム開始操作による打球発射作動と球送り作動との協働に基いて 、球受け皿側からの遊技球を1球ずつ発射位置へ送込んで、遊技盤の遊技領域内 に打出して所要のゲームを行ない得るようになっている。そしてこのような遊技 機では、その機種毎の遊技盤、すなわち各種の入賞器具や入賞装置、入球口や案 内具、多数の遊技釘等の配置(一般にゲージともいう)を含んで構成された遊技領 域において、所要のゲーム内容を展開し得る各種の遊技盤をセットしており、夫 々の遊技盤でのゲームにあっては、遊技球の望ましい打込み目標部位として、例 えば遊技領域内における左側、縦央左寄り側、縦央右寄り側、右側等が設定され て、夫々所要の部位に向けて打込むことが望ましいとされている。
【0003】 しかし何れのゲーム内容を展開し得る遊技機にあっても、遊技領域内に1球ず つ打込まれた遊技球がゲーム展開に有効な球とされて、発射位置側へは戻らない ことが望ましい。このため遊技球の逆戻り防止を図る手段として、従来より実公 昭57−50061号公報並びに実公平3−30138号公報に開示される技術 が提案され、また実施されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記実公昭57−50061号公報に提示された「パチンコ機の発射打玉誘導 装置」では、第2図〜第4図からも明らかなように、遊技面9に取着される取付 板12に、内・外のレール6,7間の放出口8を開閉し得る逆流阻止片11を組付 けてなる逆戻り防止手段が、内側レール7の上端および放出口8に対応する特定 部位に設置セットされている。そして、この実施状態において、打出された打玉 aの1球ずつに対して、阻止片11が放出口8を開放変位して打玉aの誘導をな す一方、遊技領域から発射位置側へ逆戻りする打玉aに対して阻止片11が放出 口8を閉鎖した状態において、打返し板11aに受止めて放出口8内から下方へ の逆流を阻止するようになっている。
【0005】 すなわちこの従来装置では、前記逆戻り防止手段が、阻止片11、取付板12 、軸13およびマグネット16,17や重錘19等の付勢装置等、多数の部品か ら構成されているため、組付け工数が多くなると共に在庫管理等も煩雑となる問 題がある。また、部品点数が多いことに起因して製作コストが嵩む欠点も指摘さ れる。
【0006】 また前記実公平3−30138号公報に提示された「パチンコ機の玉戻り防止 装置」では、第1図〜第8図からも明らかなように、内側の案内レール2の最上 端部に逆戻り防止手段としての薄肉弾性材からなる舌片4が取付けられている。 そして、この実施状態において、打出されたパチンコ玉の1球ずつに対して舌片 4が押し開かれながら弾性的に開放変位して玉の通過を許容する一方、遊技領域 から案内レール2側へ逆戻りする玉に対して舌片4が通常の閉鎖位置に保持され ているもとで受止めて、玉の逆戻りを防止するようになっている。
【0007】 しかしこの従来装置では、舌片4の上端と外側案内レール3との距離(間隔)が 、玉の直径より小さく半径より大きいことの条件で実施されるため、逆戻り玉の 衝撃力に対して舌片4が第1図中の2点鎖線位置よりも下方へ瞬時に押下げられ て、レール2,3の下流側への玉戻りを許してしまうことがあり、本来の玉戻り 防止機能を好適に果たし得ない問題がある。また、舌片4を案内レール2に取付 ける手段としては、舌片4に設けたブラケット6を遊技板1に釘で取付ける方 式、案内レール2に設けた孔8に舌片4の基部を通して取付ける方式、案内 レール2の遊技板1側に設けた切欠き9で舌片4の折曲げ部10を押えて取付け る方式、舌片4の基部で案内レール2の先端を巻込んで取付ける方式、遊技 板1に釘で固定した取付部材11を介して舌片4を案内レール2に取付ける方式 等が開示されている。しかるに、やの方式では、取付けのための部品点数が 多くなる問題がある。またの方式では舌片4の案内レール2に対する取付け状 態が弱く、玉の当接により舌片4が外れてしまうおそれがある。更に、やの 方式では、案内レール2を遊技板1に固定する前に、予め該レール2に舌片4を 取付けなければならず、組付け作業が煩雑になると共に、舌片4を必要に応じて 簡単には取外せないという問題を内在している。
【0008】
【考案の目的】
本考案は前述した課題を好適に解決するべく提案されたものであって、1枚の 薄肉金属弾性材より所定のサイズ・形状に成形することにより部品点数を低減す ると共に、遊技盤における案内レールに簡単かつ確実に係着保持し得るようにし て、打出された遊技球の通過案内および逆戻り防止を確実になし得るようにした 球戻り防止具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を達成するため本考案に係るパチンコ遊技 機における球戻り防止具は、 遊技盤前面に設置されて遊技球用の飛走路および飛出し口を構成する案内レー ル内の遊技領域でパチンコゲームを展開し得る遊技機において、 前記案内レールにおける内側レール部の上端部分に対して、その内・外面を弾 性的に圧接して着脱可能な抱持片を備えた保持部と、この保持部の一端より所要 長さで一連に延出されて、前記飛出し口に臨み得る弾性変形可能な帯状の阻止片 とを合わせて1枚の薄肉金属弾性材より成形し、 前記保持部には、内側レール部に形成した係止部と弾性的に係脱可能に係止し 得る係止部を形成し、 前記内側レールに保持部を係着保持した状態において、前記阻止片の先端が、 常には外側レール部の内面に近接または軽く当接して飛出し口を閉鎖し、 前記飛出し口から遊技領域に打出される遊技球の当接力により、前記阻止片が 弾性的に変形して飛出し口を開放して該遊技球の通過を許容した後、元の閉鎖状 態に復帰し得るようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
球戻り防止具は、その保持部における係止部を遊技盤に設置した案内レールの 内側レール部に形成した係止部に対して位置合わせしたもとで嵌め込むことによ り、該内側レール部に係着保持される。この状態で球戻り防止具における保持部 の一端より一連に延出される阻止片は、その先端が外側レール部の内面に近接ま たは軽く当接して飛出し口を閉鎖する。そして、案内レールを飛走する遊技球が 阻止片と当接すると、該阻止片は弾性変形して飛出し口を開放して球の通過を許 容し、球の通過後には阻止片が自己の弾性力により飛出し口を閉鎖した状態に復 帰する。従って、飛走路に向けて逆戻りしようとする遊技球に対して、阻止片が 球を受止めてその逆戻りを防止する。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案に係るパチンコ遊技機における球戻り防止具につき、好適な実施 例を挙げて添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0012】 本実施例の球戻り防止具では、図1〜図3に示すように、遊技盤Pに取着され た案内レール1におけるセット部4に対して、薄肉金属弾性材よりなる球戻り防 止具11が位置変更調整可能な条件で係着セットされて、遊技球Bの通過案内と 逆戻り防止を図り得るようになっている。
【0013】 そこで先ず案内レール1側についてみると、外側レール部2に対する内側レー ル部3の上端部の所要範囲において、図5に示す如く、複数個(図示4個)の係止 口5,5が等間隔の位置に開口されて、球戻り防止具11に対するセット部4が 構成されている。なおこの案内レール1は、遊技盤Pの前面外周囲において在来 と同様な組付け方法により割ピン8等を利用して一定の円弧状態で取着されて、 内側レール部3の上端が図示のように盤面の左上部に位置されている。そして内 外のレール部2,3間が遊技球用の飛走路6とされ、この飛走路6の上端面、つ まり内側レール部3の上端位置における開口面部が、遊技球Bの飛出し口7とさ れている。またセット部4の各係止口5は、割ピン8用の口9と共に打抜き加工 される。
【0014】 これに対して前記球戻り防止具11については、1枚の薄肉金属弾性材(例え ばJIS規格の材質SUS301−CSPHの肉厚0.1mmの素材)より打抜き折 曲加工に基いて一定サイズ・形状に成形されてなるものであって、図2〜図5に 示すように、前記案内レール1におけるセット部4に対して、外側(上側)から差 込み形態で抱持係止し得る保持部12の一側端から遊技球用の阻止片20が一連 に成形されている。保持部12では、2つ折りに成形されて内側レール部3の内・ 外面に弾性的に圧接し得る抱持片13,14の間に、レールの肉厚tに応じた差 込み口15が形成されている。そして内側の抱持片14には、前記係止口5と弾 性的に係脱可能に係止し得る係止片16が形成され、また外側の抱持片13の下 縁には差込み口15に対する案内縁17が形成されている。
【0015】 なお差込み口15の入口側は、レールの肉厚tよりやや狭いことが望ましい。 また各係止片16は、外側の抱持片13に向けて適宜斜状に折曲されている。そ して必要に応じて内側の抱持片14には、レールの割ピン8に対する逃し口18 が形成されている。
【0016】 また前記阻止片20は、図2,図3および図5に示すように、保持部12の内 側抱持片14の側端に形成された台形状の連接部19から帯状に形成延出されて おり、連接部19に連なる直線部分20aの先方に向けて前記案内レール1の飛 出し口7を弾性的に開閉し得る外向き凹湾曲状の円弧部分20bが形成されてい る。そしてこの阻止片20は、球の荷重や衝撃力(当接力)に対して円弧部分20 bや全体が弾性変形できるようになっている。また阻止片20は、保持部12の 内側抱持片14と対比して約半分強(球の直径分)の幅で約2倍の長さの帯状とさ れており、その弾性特性として円弧部分20bの先端部に球1個の重さ(静止荷 重)を掛けた場合に、全体が撓んで先端部を球1個分程の距離で変位し得るよう に設定されている。なお、内側レール部3に保持部12を係着保持した状態にお いて、阻止片20の先端は、図2に示すように、常には外側レール部2の内面に 近接または軽く当接して飛出し口7を閉鎖している。
【0017】
【実施例の作用】
次に、前述のように構成された本実施例の球戻り防止具の作用について説明す る。
【0018】 前記球戻り防止具11では、図1〜図4に示すように、個々に製作(構成)され た遊技盤Pにおいて、案内レール1におけるセット部4の範囲内の所定部位に単 に差込むだけで係止セットし得、遊技球Bの通過案内と逆戻り防止を図り得る。 すなわち球戻り防止具11の保持部12を、内側レール部3のセット部4に対し て互いの係止片16、係止口5を位置合わせしたもとで、外側(上側)から案内縁 17および差込み口15を利用して嵌め込むことにより内・外の抱持片13,14 が内側レール部3の内・外面に弾性的に圧接すると共に、各係止片16が当該の 係止口5に弾性的に係合されて、位置ずれや抜き外れが防止された状態で係止さ れる。そして、内側レール部3の上端から上方に延出された阻止片20が、飛出 し口7を閉鎖してその上端を外側レール部2の内面に当接した状態でセットされ る。
【0019】 そして、この球戻り防止具11の所定位置での係止セット状態において、飛走 路6に沿って遊技領域A内に向けて打出されてくる遊技球Bの1球ずつに対して 、阻止片20が球と当接するや否や全体的に内側へ押し開かれるように弾性変形 して、その先端が外側レール部2の内面から離隔して飛出し口7を開放して球B の通過を許容し、球Bの通過後には阻止片20が自己の弾性力を以って元位置つ まり先端を外側レール部2内面に近接または軽く当接して飛出し口7を閉鎖した 状態に復帰される(図6(a)参照)。そしてこの元状態にあって、遊技領域A内か ら飛走路6に向けて逆戻りしようとする遊技球Bに対して、阻止片20が弾性変 形を伴って球Bを受止めてその逆戻りを好適に防止し得るものである(図6(b) 参照)。
【0020】 このように本実施例の球戻り防止具11は、案内レール1のセット部4の範囲 内における所要位置に係止セットして、遊技球の通過および逆戻り防止をなし得 るものであり、各種型式の遊技機にセットされる各種のゲーム内容毎の遊技盤P において、該球戻り防止具11をセット部4の各段位置毎に係止セットして実施 できる。すなわち球戻り防止具11の具体的な設置態様例として、前述した図2 および図3に示す位置を中段としてみた場合、図6(a)および図6(b)に示す上 段位置、図7(a)および図7(b)に示す下段位置等の各位置に係止セットし得る 。そして当該遊技盤Pのゲーム内容等に応じた所望の実施条件において、阻止片 20の弾性変形を利用して遊技球Bに対する好適な通過案内および逆戻り防止を なし得るものである。
【0021】 なお同一の遊技盤Pにおいて、球戻り防止具11を各段位置に変更セットして 実施することも勿論可能である。
【0022】 ちなみに夫々のゲーム内容を展開し得る遊技盤Pにおける球戻り防止具11の 設置条件例として、遊技領域A内への遊技球Bの望ましい打込み目標部位をみた 場合において、主として球を領域A内の縦央上端部およびこの左右上端部の範囲 内に向けた打込みが望ましい場合には、図2および図3に示す中段位置に、また 主として領域A内の左側寄り上端部に向けた打込みが望ましい場合には、図7( a)および図7(b)に示す下段位置に、そして主として領域A内の右側寄り上端 部に向けた打込みが望ましい場合には、図6(a)および図6(b)に示す上段位置 に、夫々係止セットし得、遊技球Bの打込み目標部位に合わせた所望の位置で実 施できる。
【0023】 なお前述した球戻り防止具11の各段位置での実施状態において、保持部12 の外側抱持片13が内側レール部3のセット部4外面に位置することにより生ず る段差は、同抱持片13自体の肉厚(0.1mm)程度のことであるから、実質的に 球の障害になる程の段差にはならない。従って、飛走路6内を飛走する遊技球B がこの段差に転接するようなことがあっても、球の飛走力が減衰されたり、飛走 状態に悪影響を受けるようなこともない。
【0024】
【変更例】
本考案の対象とする球戻り防止具では、前述した実施例だけに制限されず、適 宜応用、変更した別案も好適に推奨される。すなわち、案内レール1のセット部 4と球戻り防止具11との着脱係止部分を主にみた例としては、以下のものがあ る。
【0025】 (a)図8に示すようにセット部4では、内側レール部3の長手方向に亘る所要範 囲に縦長の係止口21を打抜き加工してその一側縁に複数の凹部21aと凸部2 1bとを所要間隔で連続波形状に形成する。これに対して保持部12では、一方 (内側)の抱持片14に、各凹部21aに弾性的に係止し得る係止片22を形成す る。なお他方(外側)の抱持片13は、内側レール部3の上端縁を抱持し得る程度 の小幅であってもよい。
【0026】 (b)図9に示すようにセット部4では、内側レール部3の下端縁側に複数の係止 口23を所要間隔で形成し、これに対して保持部12では、一方の抱持片14の 下端縁に係止部24を形成する。
【0027】 (c)図10に示すようにセット部4では、内側レール部3の下縁の所要範囲に亘 り縦長の係止口25を打抜き加工して、その一側縁に複数の係止凹部25aを所 要間隔で形成する一方、保持部12では、一方の抱持片14に半球状の係止突部 26を膨出形成する。
【0028】 また球戻り防止具11の形態、実施態様例として、図11に示すように、該防 止具11自体を外側用の形状に成形して、内側レール部3のセット部4に対して 、保持部12を係止して阻止片20を内側レール部3の外面に沿わせて飛出し口 7の閉鎖位置に延出した状態にセットしてもよい。この形態にあっては、図12 に示すように、セット部4に設けた各々の係止口27に対して、保持部12の内 側抱持片14に形成したフック状の係止片28を係脱可能に係止するようにして もよい。
【0029】 なお前述した何れの例にあっても、球戻り防止具11は、遊技盤Pに対する設 置前または設置後の案内レール1のセット部4に簡単に係止セットできる。
【0030】
【考案の効果】
以上に述べた如く、本考案に係るパチンコ遊技機における球戻り防止具によれ ば、球戻り防止具自体を1枚の薄肉金属弾性材から成形したので、部品点数の低 減および製作コストの低減が可能となる。また球戻り防止具を、保持部に形成し た係止部と内側レール部に形成した係止部とを係止することにより確実に係止セ ットし得るようにしたから、遊技球の当接による球戻り防止具の脱落を確実に防 止することができる。更に、内側レール部に保持部を係着保持した状態で、阻止 片の先端は外側レール部の内面に近接または軽く当接するので、遊技領域に打出 された遊技球の逆戻り防止を確実になし得る、等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の球戻り防止具の遊技盤における実施態
様を略示する正面図である。
【図2】本考案の球戻り防止具の実施状態を示す一部破
断した正面図である。
【図3】図2中のIII矢視方向からみた側面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に基く拡大断面図である。
【図5】案内レールのセット部と球戻り防止具とを分解
して示す斜視図である。
【図6】球戻り防止具の上段位置での実施態様を示す説
明図である。
【図7】球戻り防止具の下段位置での実施態様を示す説
明図である。
【図8】本考案の球戻り防止具の別例を示す一部破断省
略した側面図である。
【図9】本考案の球戻り防止具の別例を示す一部破断省
略した側面図である。
【図10】本考案の球戻り防止具の別例を示す一部破断
省略した側面図である。
【図11】本考案の球戻り防止具の別実施態様例を示す
正面図である。
【図12】本考案の球戻り防止具の別例を示す一部破断
省略した斜視図である。
【符号の説明】
A 遊技領域 P 遊技盤 1 案内レール 2 外側レール
部 3 内側レール部 5 係止口 6 飛走路 7 飛出し口 12 保持部 13,14 抱
持片 16 係止片 20 阻止片 21a 凹部 22 係止片 23 係止口 24 係止部 25a 係止凹部 26 係止突部 27 係止口 28 係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(P)前面に設置されて遊技球用の
    飛走路(6)および飛出し口(7)を構成する案内レール(1)
    内の遊技領域(A)でパチンコゲームを展開し得る遊技機
    において、 前記案内レール(1)における内側レール部(3)の上端部分
    に対して、その内・外面を弾性的に圧接して着脱可能な
    抱持片(13,14)を備えた保持部(12)と、この保持部(12)
    の一端より所要長さで一連に延出されて、前記飛出し口
    (7)に臨み得る弾性変形可能な帯状の阻止片(20)とを合
    わせて1枚の薄肉金属弾性材より成形し、 前記保持部(12)には、内側レール部(3)に形成した係止
    部(5,21a,23,25a,27)と弾性的に係脱可能に係止し得る
    係止部(16,22,24,26,28)を形成し、 前記内側レール(3)に保持部(12)を係着保持した状態に
    おいて、前記阻止片(20)の先端が、常には外側レール部
    (2)の内面に近接または軽く当接して飛出し口(7)を閉鎖
    し、 前記飛出し口(7)から遊技領域(A)に打出される遊技球の
    当接力により、前記阻止片(20)が弾性的に変形して飛出
    し口(7)を開放して該遊技球の通過を許容した後、元の
    閉鎖状態に復帰し得るようにしたことを特徴とするパチ
    ンコ遊技機における球戻り防止具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271637A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Juki Corp 弾球遊技機の球戻り防止装置

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