JPH085526A - 溶液試料サンプリング治具 - Google Patents

溶液試料サンプリング治具

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JPH085526A
JPH085526A JP13770594A JP13770594A JPH085526A JP H085526 A JPH085526 A JP H085526A JP 13770594 A JP13770594 A JP 13770594A JP 13770594 A JP13770594 A JP 13770594A JP H085526 A JPH085526 A JP H085526A
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JP
Japan
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jig
solution
sample
semiconductor wafer
liquid
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JP13770594A
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English (en)
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Masaya Aoyanagi
昌哉 青柳
Osamu Nakajima
修 中島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定領域の不純物分析が可能となる溶液試料
サンプリング治具の提供。 【構成】 溶液試料サンプリング治具1は、被分析対象
物となる半導体ウエハ7の表面に重ねられる治具本体2
と、この治具本体2に半導体ウエハ7を真空吸着保持す
る真空吸着手段とからなっている。治具本体2には液収
容部12が設けられ、液収容部12と半導体ウエハ7の
表面とによって溶解液11を入れる窪み部分13が形成
される。したがって、半導体ウエハ7表面における溶解
液11の濡れ領域は液収容部12によって規定される。
このため、所望領域において溶解試料を回収できるとと
もに、半導体ウエハ7を載置するテーブル20を溶解液
11で汚すこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は試料サンプリング治具、
特に半導体ウエハの表面における金属汚染物質のサンプ
リングに適した試料サンプリング治具に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、不純物の混
入は特性の低下や製造歩留りの低下等を招く。このた
め、半導体装置の製造プロセスにおいて、不純物の分析
測定を行い、測定情報に基づいて各製造プロセスを管理
することは重要な技術になる。たとえば、工業調査会発
行「電子材料」1990年12月号、同年12月1日発行、P6
およびP7には、PPTレベルの高感度元素分析装置に
ついて記載されている。同文献には、「近年,半導体プ
ロセスの不純物管理,新素材,材料分野の高機能材の開
発,水質と大気の環境分析,医学,薬学,生化学をはじ
め,幅広い分野で微量元素の量的な把握が重要な問題と
なっている。…こうした微量元素の分析には,これまで
原子吸光光度計や,高周波誘導プラズマ(ICP)発光
分析装置を使用してきたが,これらの装置での測定濃度
域は,溶液試料中のppm(10-6g/ml)〜ppb
(10-9g/ml)レベルであり,半導体デバイスなど
エレクトロニクス分野から要求される,サブppbから
数ppt(10-12 g/ml)という各種試薬の不純物
濃度の管理レベルまでには対応できないのが実情であ
る。」旨記載されている。
【0003】一方、特開平2-272359号公報には、ウエハ
表面の不純物量の測定方法について開示されている。こ
の公報の抄録には、「洗浄を施した表面に酸化膜2を形
成した半導体ウエハ1上にHF系溶液3を滴下した後,
このまま一定時間(大体2〜5分程度)放置する。その
結果,ウエハ1上に滴下された滴下溶液が酸化膜2と化
学反応を起こし,その反応領域を徐々に広げて最終的に
は球状になる。次にこの球状の溶液3をピペットなどで
回収し,これをフレーム原子吸光光度計で溶液3中の不
純物量を測定する。」旨記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】半導体ウエハ上の特定
領域の超微量不純物(元素等)を高精度,高感度で分析
することが、半導体装置等製品の品質の維持向上の上で
必要不可欠になっている。ピペット等で固体試料である
半導体ウエハ上に溶解液を滴下し、一定時間経過後に前
記溶解液を回収して溶解液(溶解試料)中の不純物の分
析を行う方法では、溶解液が流出して分析領域が特定で
きない場合がある。また、溶解液が半導体ウエハの縁か
ら外に流出し、半導体ウエハを載置したテーブル等を汚
すことがある。
【0005】本発明の目的は、固体試料表面における特
定領域の不純物分析が可能となる溶液試料サンプリング
治具を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、固体試料の縁から溶
解液が流出しない溶液試料サンプリング治具を提供する
ことにある。
【0007】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明の溶液試料サンプ
リング治具は、半導体ウエハのような固体試料表面に溶
解液を付着させて固体試料表面を溶かし、その後前記溶
解液を回収して溶解試料に含まれる不純物等の物質の分
析を行う分析方法に使用する溶液試料サンプリング治具
であって、主面が前記半導体ウエハ表面に密着状態で接
触可能となるとともに前記溶解液を収容する液収容部を
有する治具本体と、前記治具本体に設けられかつ前記半
導体ウエハの表面を真空吸着保持する真空吸着手段とを
有し、前記液収容部は治具本体の少なくとも主面側に設
けられるとともに前記半導体ウエハ表面への溶解液の濡
れ領域を規定するように構成されている。前記液収容部
は周壁のみで形成され、前記周壁と前記固体試料表面で
溶解液を収容するようになっている。前記治具本体は耐
薬品性に優れた材料で形成されている。
【0009】本発明の他の実施例では、前記液収容部に
よって規定される分析領域を前記半導体ウエハの表面に
複数独立して選択できるように前記治具本体は前記半導
体ウエハの表面積に比較して十分小さく形成されてい
る。
【0010】本発明の他の実施例では、前記治具本体に
は液収容部が複数設けられた構造となっている。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、本発明の溶液試料サン
プリング治具は、半導体ウエハの表面に治具本体によっ
て溶解液の濡れ領域を規定することから、半導体ウエハ
の特定領域において溶液試料を回収することができる。
【0012】本発明の溶液試料サンプリング治具は、半
導体ウエハの表面に治具本体によって溶解液の濡れ領域
を規定し、治具本体によって規定する領域外に溶解液を
流出させないため、半導体ウエハを支持するテーブル等
を溶解液で汚染させるようなことがない。
【0013】本発明の他の実施例の溶液試料サンプリン
グ治具、すなわち、分析領域を前記半導体ウエハの表面
に複数独立して選択できるように治具本体を十分小さく
した試料サンプリング治具では、半導体ウエハの複数箇
所の溶解試料の回収が可能となり、半導体ウエハにおけ
る不純物の面内分布を分析できるようになる。
【0014】液収容部が複数設けられた構造の本発明の
他の実施例による溶液試料サンプリング治具は、前記実
施例同様に半導体ウエハの複数箇所の溶解試料の回収が
可能となり、半導体ウエハにおける不純物の面内分布を
分析できるようになる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図1は本発明の第1実施例による試料サン
プリング治具を用いて溶解液を回収する状態を示す断面
図、図2は同じく試料サンプリング治具の使用状態を示
す平面図、図3は同じく試料サンプリング治具を示す断
面図である。
【0016】本発明による第1実施例の溶液試料サンプ
リング治具(以下単にサンプリング治具とも呼称する)
1は、図1〜図3に示すように、リング状の治具本体2
と、この治具本体2の一周面から外方向に突出する案内
管3とからなっている。前記案内管3の外端には、真空
ポンプに接続されるパイプ4が接続されている。また、
案内管3の途中部分には開閉弁5が取り付けられてい
る。
【0017】前記治具本体2は耐薬品性に優れた材質、
たとえば、四フッ化エチレンで形成され、板材をリング
状にした形状となっている。治具本体2の主面6は、図
3に示すように平坦な面となり、図1に示すように、分
析対象物である固体試料、たとえば半導体ウエハ7の表
面に密着可能な面となっている。また、前記治具本体2
の主面側のリング状部分8には、リングに沿って溝9が
設けられている。この溝9は、図3に示すように、治具
本体2に取り付けられた案内管3と連通状態となってい
る。したがって、治具本体2の主面6を半導体ウエハ7
の表面に重ね、開閉弁5を操作して案内管3の内・外端
を導通状態にすることによって、半導体ウエハ7を治具
本体2に真空吸着保持できることになる。したがって、
本実施例のサンプリング治具1は、治具本体2に半導体
ウエハ7を保持できる真空吸着手段を有することにな
る。
【0018】前記治具本体2のリング状部分8に囲まれ
る円形空間10は、図1に示すように、点々で示す溶解
液11を収容する空間となり、リング状部分8は液収容
部12を構成するようになる。この液収容部12は、リ
ング状部分8、すなわち周壁のみで形成されていること
から、サンプリング治具1自体のみでは溶解液11を収
容できない。溶解液11は、サンプリング治具1のリン
グ状部分8と、被分析対象物である半導体ウエハ7の表
面によって形成される窪み部分13に収容される。
【0019】このようなサンプリング治具1は、被分析
対象物である半導体ウエハ7の表面に溶解液を付着させ
て半導体ウエハ7の表面を溶かし、その後前記溶解液を
回収して溶解試料に含まれる物質(不純物)の分析を行
う分析方法に使用される。すなわち、溶解試料をサンプ
リングする場合、図1に示すように、ドラフト内のテー
ブル20上に分析対象品となる半導体ウエハ7が載置さ
れる。その後、サンプリング治具1の治具本体2を半導
体ウエハ7の回路パターンが形成された表面に重ねる。
この際、治具本体2の溝9が半導体ウエハ7に対面する
ように治具本体2が重ねられる。つぎに、開閉弁5が開
けられ、半導体ウエハ7は治具本体2に真空吸着保持さ
れる。この結果、リング状部分8と、半導体ウエハ7と
によって窪み部分13が形成される。この窪み部分13
には、後述するが溶解液11が入れられる。リング状部
分8は半導体ウエハ7への溶解液11の濡れ領域を規定
することになる。第1実施例では、リング状部分8の大
きさは、半導体ウエハ7よりも僅かに小さなものとなっ
ていることから、分析領域は半導体ウエハ7の略全域に
亘ることになる。
【0020】つぎに、治具本体2のリング状部分8の内
側、すなわち前記窪み部分13に溶解液11がピペット
21等の分注器具によって入れられる。溶解液11は半
導体ウエハ7の表面の絶縁膜や配線層等を溶解(エッチ
ング)するようになる。そこで、所定時間経過(薬品の
エッチレートによって変化する)後、ピペット21等の
分注器具で前記溶解液11を回収し、回収した溶解液
(溶解試料)を原子吸光光度計のキュベットに入れて不
純物(元素)の分析を行う。これにより、溶解液11に
触れた領域、すなわち、分析領域のウエハ表面の不純物
の分析が可能となる。
【0021】溶解液としては、たとえば、フッ酸,フッ
硝酸,硝酸,塩酸,水酸化ナトリウム,水酸化カリウム
等の酸、アルカリ薬品類が選択使用される。フッ酸,フ
ッ硝酸は、半導体ウエハ7の表面の酸化膜やシリコンを
溶かすため、酸化膜中の不純物やシリコン中の不純物の
分析が可能となる。また、硝酸や塩酸は半導体ウエハ7
の表面汚染の分析に適している。アルカリ系薬品の場合
はアルミニウムやシリコンを溶かすことができ、アルミ
ニウムやシリコン中の不純物の分析が可能となる。ま
た、溶解液11の放置の時間、すなわち、エッチング時
間を選択することによって、エッチングするシリコン等
の深さを選択できる。また、半導体ウエハ7の表面を段
階を踏んでエッチングし、かつそれぞれの回収液(溶液
試料)を分析することによって、半導体ウエハの各製造
工程での不純物汚染の実態を知ることも可能となる。
【0022】第1実施例の溶液試料サンプリング治具に
おいては、半導体ウエハ7上の溶解液11は治具本体2
のリング状部分8によって周囲を規定されるため、常に
一定の分析領域が溶解液11によってエッチングされ
る。この結果、試料サンプリング治具の使用によって、
所定分析領域の溶解試料を回収できることになる。ま
た、試料サンプリング治具の使用によって、溶解液11
が半導体ウエハ7の縁から外に向かって流出することも
なくなり、半導体ウエハ7が載置されるテーブル20の
汚染もなくなる。
【0023】図4は本発明の第2実施例による試料サン
プリング治具およびウエハを示す平面図である。第2実
施例の溶液試料サンプリング治具1は、リング状部分8
の大きさが半導体ウエハ7の大きさに比較して大幅に小
さくなっている。すなわち、前記液収容部12によって
規定される分析領域を前記固体試料となる半導体ウエハ
7の表面に複数独立して選択できるようになっている。
第2実施例では、たとえば二点鎖線で示すように分析領
域22を少なくとも他に4箇所設定できるようになって
いる。第2実施例の溶液試料サンプリング治具1では、
半導体ウエハ7の複数領域における不純物の分析が可能
となることから、半導体ウエハの不純物の面内分布を分
析できることになる。すなわち、第2実施例の溶液試料
サンプリング治具1によれば、半導体ウエハの特定領域
の不純物分析が可能となる。
【0024】図5は本発明の第3実施例による試料サン
プリング治具およびウエハを示す平面図、図6は同じく
断面図である。第3実施例の溶液試料サンプリング治具
1は、液収容部12が複数設けられている。すなわち、
治具本体2には、5箇所に円形の貫通穴25が設けら
れ、この貫通穴25の部分がそれぞれ液収容部12を構
成している。この第3実施例の溶液試料サンプリング治
具1も各液収容部12の周囲を取り囲むように、真空吸
着手段を構成するための溝9が設けられている。この第
3実施例の溶液試料サンプリング治具1の場合も、半導
体ウエハ7の特定複数領域の不純物分析が可能となる。
【0025】図7〜図9は本発明の第4実施例による試
料サンプリング治具を示す図であって、図7は溶液試料
サンプリング治具の断面図、図8は試料サンプリング治
具の使用状態を示す断面図、図9は試料サンプリング治
具における溶解試料の回収状態を示す断面図である。第
4実施例の溶液試料サンプリング治具1は、サンプリン
グ治具1自体で独立した液収容部12を構成する構造と
なっている。すなわち、この第4実施例のサンプリング
治具1は、第1実施例のサンプリング治具1と同様に治
具本体2および案内管3を有する構造となっているが、
治具本体2に底部30を有し、液収容部12に溶解液1
1を収容しても、治具本体2自体で溶解液11を収容で
きるようになっている。第4実施例のサンプリング治具
1の場合、半導体ウエハ7との密着面、すなわち、主面
6は上面となっている。
【0026】第4実施例のサンプリング治具1を使用し
て半導体ウエハ7の表面の不純物の分析を行う場合、最
初に図7に示すように、テーブル20上にサンプリング
治具1を載置する。この際、液収容部12が上方に開口
した状態でテーブル20上にサンプリング治具1を載置
する。つぎに、所定量の溶解液11をピペット等で治具
本体2の液収容部12内に供給する。その後、治具本体
2の主面6上に半導体ウエハ7を載置するとともに、開
閉弁5を開いて半導体ウエハ7を治具本体2に真空吸着
保持させる。なお、半導体ウエハ7は、回路パターンが
形成された表面が治具本体2に対面するように設定され
る。つぎに、図8に示すように、サンプリング治具1を
裏返す。この裏返しによって、液収容部12内に収容さ
れていた溶解液11は半導体ウエハ7の表面上に移り、
半導体ウエハ7の表面は溶解液11によってエッチング
される。所定時間エッチングを行った後、図9に示すよ
うに、再びサンプリング治具1を反転させ、開閉弁5を
閉じて半導体ウエハ7の真空吸着保持を解除する。つい
で、液収容部12内に溜まる溶解液11をピペット21
で回収し、回収した溶解液(溶解試料)を原子吸光光度
計のキュベットに入れて不純物(元素)の分析を行う。
これにより、溶解液11に触れた領域、すなわち、分析
領域のウエハ表面の不純物の分析が可能となる。
【0027】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、
前記各実施例では、治具本体全体を耐薬品性に優れた四
フッ化エチレンで形成したが、少なくとも前記溶解液に
接触する治具本体部分を耐薬品性に優れた材料(たとえ
ば、四フッ化エチレン)で形成すればよい。
【0028】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
ウエハの表面の不純物分析に適用した場合について説明
したが、それに限定されるものではない。本発明は少な
くとも固体試料の表面に溶解液を付着させ、その後に溶
解液(溶解試料)を回収して不純物等の分析を行う技術
には適用できる。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。本発明の溶液試料サンプリング治具
によれば、治具本体によって液収容部を規定することか
ら、不純物分析のための溶解試料を半導体ウエハの所望
領域において回収できる。また、この溶解試料の回収に
おいて、半導体ウエハを載置するテーブルを溶解液で汚
すこともない。さらに本発明の溶液試料サンプリング治
具によれば、半導体ウエハの不純物の面内分布も分析で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による試料サンプリング治
具を用いて溶解液を回収する状態を示す断面図である。
【図2】第1実施例による試料サンプリング治具の使用
状態を示す平面図である。
【図3】第1実施例による試料サンプリング治具を示す
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による試料サンプリング治
具およびウエハを示す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例による試料サンプリング治
具およびウエハを示す平面図である。
【図6】第3実施例による試料サンプリング治具および
ウエハを示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施例による試料サンプリング治
具の断面図である。
【図8】第4実施例による試料サンプリング治具の使用
状態を示す断面図である。
【図9】第4実施例による試料サンプリング治具におけ
る溶解試料の回収状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…溶液試料サンプリング治具、2…治具本体、3…案
内管、4…パイプ、5…開閉弁、6…主面、7…半導体
ウエハ、8…リング状部分、9…溝、10…円形空間、
11…溶解液、12…液収容部、13…窪み部分、20
…テーブル、21…ピペット、22…分析領域、25…
貫通穴、30…底部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 L 7514−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体試料表面に溶解液を付着させて固体
    試料表面を溶かし、その後前記溶解液を回収して溶解試
    料に含まれる物質の分析を行う分析方法に使用する溶液
    試料サンプリング治具であって、主面が前記固体試料表
    面に密着状態で接触可能となるとともに前記溶解液を収
    容する液収容部を有する治具本体と、前記治具本体に設
    けられかつ前記固体試料を真空吸着保持する真空吸着手
    段とを有し、前記液収容部は治具本体の少なくとも主面
    側に設けられるとともに前記固体試料表面への溶解液の
    濡れ領域を規定するように構成されていることを特徴と
    する溶液試料サンプリング治具。
  2. 【請求項2】 前記液収容部は周壁のみで形成され、前
    記周壁と前記固体試料表面で溶解液を収容することを特
    徴とする請求項1記載の溶液試料サンプリング治具。
  3. 【請求項3】 前記液収容部によって規定される分析領
    域を前記固体試料の表面に複数独立して選択できるよう
    に前記治具本体は前記固体試料の表面積に比較して小さ
    く形成されていることを特徴とする請求項1記載の溶液
    試料サンプリング治具。
  4. 【請求項4】 前記液収容部は複数設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の溶液試料サンプリング治
    具。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記溶解液に接触する治具本
    体部分は耐薬品性に優れた材料で形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の溶液試料サンプリング治具。
JP13770594A 1994-06-21 1994-06-21 溶液試料サンプリング治具 Pending JPH085526A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156315A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Fujitsu Ltd 付着物採取用サンプリング装置および方法
JP2016119332A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 信越半導体株式会社 回収器具の製造方法、金属不純物の回収方法、及び金属不純物の分析方法
JP2019504478A (ja) * 2015-11-25 2019-02-14 无錫華瑛微電子技術有限公司Wuxi Huaying Microelectronics Technology Co.,Ltd. 半導体処理装置およびその方法

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