JPH0854Y2 - 切断工具 - Google Patents

切断工具

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JPH0854Y2
JPH0854Y2 JP5814591U JP5814591U JPH0854Y2 JP H0854 Y2 JPH0854 Y2 JP H0854Y2 JP 5814591 U JP5814591 U JP 5814591U JP 5814591 U JP5814591 U JP 5814591U JP H0854 Y2 JPH0854 Y2 JP H0854Y2
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cutting
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Inventor
▲みのる▼ 田中
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花園工具株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対の切断刃を開閉操
作機構によって開閉動作させるようにしたエアニッパ、
電動ニッパ等の切断工具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばエアニッパにあっては、工具本体
内に、一対の切断刃を開閉動作させる開閉操作機構を備
えており、この開閉操作機構に圧縮エアを供給すること
で切断刃が閉動作され、その後圧縮エアの供給が遮断さ
れると共に供給された圧縮エアが排出されることで切断
刃が開動作されるようになっている。そして、前記圧縮
エアを供給して切断刃を閉動作させるのに、工具本体に
設けた手動スイッチで行うものが一般に使用されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、被切断材の切断に際し、1回1回指でスイッチ操
作を行う必要があり、大量の切断作業を行う場合指或い
は手首の疲労が甚しく、場合によっては腱鞘炎にかかる
惧れがある。このため、切断刃の開閉動作を一定のサイ
クルで連続的に行うようにしたものがあるが、このもの
にあっては、切断刃が閉動作される前に、切断刃間に被
切断材が位置するように工具の移動をタイミング良く行
わなければならず、そのタイミングを合わせるのが難し
く、切断ミスをおこすことがあり、非常に使いづらい点
がある。
【0004】そこで、本考案は手動によるスイッチ操作
をする必要がなく、且つ確実に被切断材を切断できて、
使い易い切断工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、一対の切断刃を開閉操
作機構によって開閉動作させるようにした切断工具にお
いて、上記一対の切断刃に夫々被切断材の有無を検出す
る検出部材を取付け、一方の切断刃側の検出部材と他方
の切断刃側の検出部材との間に被切断材が位置すると上
記検出部材による検出によって上記開閉操作機構を作動
させて、上記一対の切断刃の閉動作により被切断材を切
断するように構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、被切断材を切断するに際し、
一対の切断刃を被切断材に近接させて、一対の切断刃間
に被切断材を挿入して一方の切断刃側の検出部材と他方
の切断刃側の検出部材との間に位置させる(或いは検出
部材間を通過させる)と、検出部材の検出により開閉操
作機構を作動させて、一対の切断刃を閉動作させて被切
断材を切断する。
【0007】
【実施例】以下、本考案のいくつかの実施例を図面にも
とづいて説明する。 実施例の1(図1〜3参照) 図面は、切断工具として例示するエアニッパ1 を示して
おり、2はその本体で、前部にカッター取付部3 を備え
ると共に、内部に後方開放状のシリンダ室4 が形成され
ている。
【0008】カッター取付部3 は上下一対の支持壁5 を
備え、この支持壁5 間にカッター6がネジ軸7 によって
取付けられている。このカッター6 は、本体2 から前方
に突出する一対の切断刃8 を有すると共に、シリンダ室
4 内に突出する操作部9 が各切断刃8 に一体形成され、
切断刃8 と操作部9 との間が前記ネジ軸7 によって枢支
されて、操作部9 の開閉によって切断刃8 が開閉するよ
うになっている。なお、操作部9 間には図4、6、8に
示すように、切断刃8 を開状態に付勢する復帰バネ20が
設けられている。
【0009】シリンダ室4 内にはカッター開閉用ピスト
ン10が前後摺動自在に設けられ、このピストン10の前部
には前方に向けて漸次巾広となるカム面11を備えたカッ
ター操作部12が設けられている。また、ピストン10とシ
リンダ室4 前端面との間には戻しバネ13が圧縮状に設け
られている。本体2 の後部にはシリンダ室4 の開口を閉
塞する栓体14が螺合され、この栓体14にはその後部に取
付けたニップル15からシリンダ室4 に至るエア供給路16
が形成されている。そして、前記切断刃8 は常時は開状
態であって、エア供給路16に電磁弁17の作動によりコン
プレッサ等のエア供給源18から圧縮エアが供給されるこ
とによってピストン10が前方移動してカム面11が操作部
9 を閉動作させることによって切断刃8 が閉動作され、
その後電磁弁17の復帰によって圧縮エアの供給が遮断さ
れると共に供給された圧縮エアが排出され、ピストン10
が戻しバネ13によって後方移動して切断刃8 が復帰バネ
20によって開動作されるようになっている。前記ピスト
ン10、カム面11、戻しバネ13及びカッター6 の復帰バネ
20等で開閉操作機構19を構成している。
【0010】前記一対の切断刃8,8 の刃先より少し刃元
側に貫通孔21,21 を形成し、この貫通孔21,21 に検出部
材であるセンサ通線を内在させた一対のセンサ案内パイ
プ22,22 の先端部を嵌合し、この案内パイプ22,22 は本
体2 の先端に取付けたガイド体23のガイド孔24,24 にガ
イドされて、基端部を前記電磁弁17を切換制御する制御
装置25に接続している。
【0011】上記一対のセンサ案内パイプ22,22 の先端
部の一方は発光部で、他方は受光部に形成されており、
切断刃8,8 を被切断材26に近づけて被切断材26が切断刃
8,8の案内パイプ22,22 間に位置したときに、その被切
断材26を検出するものであり、この被切断材26を検出し
た際に切断刃8,8 を閉動作させるべく電磁弁17を作動さ
せるようになっている。
【0012】なお、切断刃の取替時には、切断刃8,8 の
貫通孔21,21 に嵌合した案内パイプ22,22 を少し広げる
ことにより、切断刃を取替えて新たな切断刃8,8 の貫通
孔21,21 に案内パイプ22,22 を嵌合することによって簡
単かつ迅速に切断刃を取替えることができる。 実施例の2(図4、5参照) この例は、前例(例1=図1〜3) の切断刃8,8 の貫通
孔21a,21a を図示のようにカーブさせて案内パイプの嵌
合を容易にできるようにしたものである。
【0013】実施例の3(図6〜9参照) この例は、例1の貫通孔21,21 に代えて、溝21b,21b を
形成し、この溝21b,21b の刃元側にネジ孔30,30 を形成
し、このネジ孔30,30 に溝21b,21b に嵌合する案内パイ
プを保持する押え板31,31 をネジ32,32 によって取付け
たものであり、この例は切断刃が小さい場合に特に適し
ている。
【0014】上記例2、3のその他の点および作用・効
果は例1と同様なので、例1と相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。なお、上記の実施例におい
て、検出部材として光電センサを例示したが、これはそ
の他のセンサでもよい。さらに、その他の周知の感知検
出部材としてもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、被切断材が一対の切断
刃間に位置した際該被切断材を検出部材で検出して、開
閉操作機構を作動させて切断刃を閉動作するようにして
いるので、手動スイッチを備えたもののようにスイッチ
操作を行う必要がないものであって、しかも、開閉動作
を連続的に行うもののように被切断材を切断刃間に位置
させるタイミングを合わせる必要がなく、確実に被切断
材を切断できて、非常に使い易いものである。また、プ
リント基板の裏側に突出する電子部品のリード線の太さ
は電子部品の種類に応じて大小様々であり、例えば、切
断工具に反射光電型のセンサを設け、切断刃間に被切断
材が入ったことを被切断材の接近により検出するように
したものにあっては、センサの感応度を線径の細いリー
ド線に合わせて設定すると、線径の太いリード線を切断
する場合には、その反射光量が大であるため、リード線
が切断刃間に入る前にそれを検出して、切断刃を閉動作
させてしまい切断不能になることがある。しかしなが
ら、本考案では、特に、一方の切断刃に設けた検出部材
と他方の切断刃に設けた検出部材との間に被切断材が位
置しないと(或いは両検出部材間を被切断材が通過しな
いと)切断刃の閉動作は行なわれず、リード線の太さに
かかわらず確実に被切断材の切断を行うことができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】図1の簡略縦断側面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】本考案の他の実施例の平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本考案のもう一つの実施例を示す平面図であ
る。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6に押え板を取付けた平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【符号の説明】
8 切断刃 19 開閉操作機構 22 センサ案内パイプ(検出部材) 26 被切断材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の切断刃を開閉操作機構によって開
    閉動作させるようにした切断工具において、 上記一対の切断刃の先端側に夫々被切断材の有無を検出
    する検出部材を取付け、一方の切断刃側の検出部材と他
    方の切断刃側の検出部材との間に被切断材が位置すると
    上記検出部材による検出によって上記開閉操作機構を作
    動させて、上記一対の切断刃の閉動作により被切断材を
    切断するように構成したことを特徴とする切断工具。
JP5814591U 1991-07-24 1991-07-24 切断工具 Expired - Fee Related JPH0854Y2 (ja)

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JP5814591U JPH0854Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 切断工具

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JP5814591U JPH0854Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 切断工具

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Publication Number Publication Date
JPH059468U JPH059468U (ja) 1993-02-09
JPH0854Y2 true JPH0854Y2 (ja) 1996-01-10

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JPH059468U (ja) 1993-02-09

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