JPH0854853A - ディスプレイパネルの中間調画像表示方法 - Google Patents

ディスプレイパネルの中間調画像表示方法

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JPH0854853A
JPH0854853A JP6209146A JP20914694A JPH0854853A JP H0854853 A JPH0854853 A JP H0854853A JP 6209146 A JP6209146 A JP 6209146A JP 20914694 A JP20914694 A JP 20914694A JP H0854853 A JPH0854853 A JP H0854853A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サブフィールド法で階調表示を行うPDPに
おいて、動画の境界を目で追ったときに生じる偽イメー
ジを無くして表示画質の低下を防止すること。 【構成】 PDPの1フレーム画面(1フレーム期間T
fに表示する画面)をNビット(Nは2以上の整数、例
えば2)の表示階調に対応したN(例えば2)枚のサブ
フィールド画面(SF1、SF2)に分割し、各サブフ
ィールド画面の表示パルス数に各ビットに対応した重み
付けをしてディジタル映像信号の中間調画像を表示する
方法において、動画(SF2)と背景画(SF1)の境
界に生じる偽イメージ領域42を検出し、この偽イメー
ジ領域42の輝度が本来の輝度より明るいか否かを判別
し、本来の輝度より明るいか暗いかに応じて偽イメージ
領域の画素の点灯を制御して(例えば明るいときは非点
灯、暗いときは点灯として)、偽イメージを無くす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネル(以下単にPDPと記述する)や液晶ディスプレ
イパネル(以下単にLCDと記述する)のようなディス
プレイパネルにおいて、単位表示画面(例えば1フレー
ム画面または1フィールド画面)を表示階調に対応した
N枚(Nは2以上の整数)のサブフィールド画面に分割
し、各サブフィールド画面の表示パルス数に各ビットに
対応した重み付けをすることによってディジタル映像信
号のNビットの中間調画像を表示する方法に関するもの
である。ここで、1フレーム画面は1フレーム期間Tf
(約(1/30)秒)に表示する1画面を表わし、1フ
ィールド画面は1フィールド期間(約(1/60)秒)
に表示する1画面を表わす。
【0002】
【従来の技術】PDPのような閾値特性の大きいデバイ
スで映像信号(例えばテレビ信号)の中間調画像を表示
する場合、一般に、発光回数を映像信号に比例させるパ
ルス変調法を用いて行われている。具体的には、映像信
号をディジタル化し、そのビット数で各フレーム画面を
分割してN枚のサブフィールド画面を作り、各サブフィ
ールド画面ではディジタル映像信号の重みに比例させた
回数発光させて階調表示を行っている。この各ビット対
応のサブフィールド画面の表示順番は従来一定となって
いた。
【0003】例えば、8ビット、256階調で中間調を
表示する場合には、図6に示すように、1つのフレーム
画面(1フレーム期間Tf(例えば約(1/30)秒)
に表示する1画面)を8つのサブフィールド画面(サブ
フィールド期間SF1〜SF8に表示する画面)に分割
し、各サブフィールド期間SF1、…、SF8を消去期
間IPとアドレス期間APと表示期間SPで構成し、こ
の表示期間SPに1:2:4:8:…:128の比率の
重み付けをする。
【0004】IPとAPは各サブフィールド期間でそれ
ぞれ同一(例えばIPとAPの和が1.5ms)であ
る。また、各ビット対応のサブフィールド画面の表示順
番は、例えば、SF1、SF2、SF3、SF4、SF
5、SF6、SF7、SF8と一定の順番となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の中間調画像表示方法では、サブフィールド画面
の表示順番が一定(固定)であったので、背景画の中を
動画が移動するような表示画面の場合に動画と背景画の
境界領域に偽イメージが生じ、この偽イメージが、人間
の顔などのように明るさがなだらかに変わる部分に生じ
る偽輪郭部にでると、本来明るさの変化のなだらかな部
分に急激な明るさの変化が生じ(カラーの場合に一般に
色も変化し)、表示画質を著しく損ねてしまうという問
題点があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、サブフィールド法で階調表示を行うディスプレイパ
ネル(例えばPDP)において、動画の境界を目で追っ
たときに生じる偽イメージを無くして表示画質の低下を
防止することのできる、ディスプレイパネルの中間調画
像表示方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スプレイパネルの単位表示画面をNビット(Nは2以上
の整数)の表示階調に対応したN枚のサブフィールド画
面に分割し、各サブフィールド画面の表示パルス数に各
ビットに対応した重み付けをすることによってディジタ
ル映像信号の中間調画像を表示する方法において、前記
ディスプレイパネルの表示画面における動画と背景画の
境界に生じる偽イメージ領域を検出し、この偽イメージ
領域の輝度が本来の輝度より明るいか否かを判別し、こ
の判別結果に基づいて前記偽イメージ領域の画素の点灯
を制御してなることを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、偽イメージ領域の検出と、偽イメージ領域の輝度の
判別とは、連続した2枚の単位表示画面における動画と
背景画に対応したサブフィールド画面の輝度、表示順番
及び時間配分から求めてなるものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明は、ディスプレイパネル(例え
ばPDP)の表示画面における動画と背景画の境界に生
じる偽イメージ領域を検出し、この偽イメージ領域の輝
度が本来の輝度より明るいか否かを判別し、この判別結
果に基づいて偽イメージ領域の画素の点灯を制御してい
るので、偽イメージ領域の輝度が本来の輝度より明るい
か暗いかに応じて偽イメージ領域の画素の点灯を制御し
て(例えば明るいときは非点灯、暗いときは点灯とし
て)、偽イメージを無くす。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、偽イメージ領域の検出と、偽イメージ領域の輝度の
判別とを、連続した2枚の単位表示画面における動画と
背景画に対応したサブフィールド画面の輝度、表示順番
及び時間配分から求めて、偽イメージ領域の検出と偽イ
メージ領域の輝度の判別の容易化を図る。
【0011】
【実施例】以下、本発明による中間調画像表示方法の一
実施例を図1から図5までを用いて説明する。図1は本
発明方法を実施する駆動装置の要部の概略構成を示すも
のである。図1において、10、12、14は1フレー
ム画面分のディジタル映像信号を読み書き可能なメモリ
容量を有する第1、第2、第3フレームメモリである。
【0012】前記第1、第2、第3フレームメモリ1
0、12、14の書き込み側には、制御回路(図示省
略)によって切り換え制御される第1切換回路16を介
してディジタル映像信号の入力端子18が結合してい
る。前記第1、第2、第3フレームメモリ10、12、
14の読み出し側には、制御回路(図示省略)によって
切り換え制御される第2、第3切換回路20、22を介
して信号処理回路24が結合している。この信号処理回
路24の出力側には駆動回路26を介してディスプレイ
パネルの一例としてのPDP(例えば表示容量が640
×480画素のPDP)28が結合している。
【0013】前記第1、第2、第3フレームメモリ1
0、12、14には、メモリ制御回路(図示省略)によ
るメモリ制御と第1、第2、第3切換回路16、20、
22による切り換え制御とによって、入力端子18に入
力したディジタル映像信号の1フレーム画面分が順次書
き込まれるとともに、所定メモリ領域内への書き込みが
終了したフレームメモリから適宜ディジタル映像信号が
読み出されるように構成されている。
【0014】例えば、図示のように、第1、第2フレー
ムメモリ10、12に連続した2枚分のフレーム画面の
信号が順次書き込まれ、ついで第3フレームメモリ14
に続く1枚分のフレーム画面の信号の書き込みが開始し
ているときには、第1、第2フレームメモリ10、12
から連続した2枚のフレーム画面の信号が適宜のタイミ
ングで読み出されて信号処理回路24に入力する。
【0015】前記信号処理回路24は、領域検出回路3
0と輝度判別回路32と輝度補正回路34とからなって
いる。前記領域検出回路30は、連続した2枚のフレー
ム画面における動画と背景画に対応したフィールド画面
の輝度、表示順番及び時間配分に基づいて、PDP28
の表示画面における動画と背景画の境界に生じる偽イメ
ージ領域を検出するように構成されている。
【0016】前記輝度判別回路32は、連続した2枚の
フレーム画面における動画と背景画に対応したフィール
ド画面の輝度、表示順番及び時間配分に基づいて、偽イ
メージ領域の輝度が本来の輝度より明るいか否かを判別
するように構成されている。前記輝度補正回路34は、
輝度判別回路32の判別出力に基づいて、領域検出回路
30で検出した偽イメージ領域の画素の点灯を制御する
ように構成されている。このため、信号処理回路24か
らは、偽イメージ領域の輝度補正がされた画面を表示す
るためのディジタル映像信号が出力する。
【0017】つぎに、図1の駆動装置を用いて本発明方
法を実施した例を、図2から図5までを併用して説明す
る。 A:第1に、図2に示すように、暗い(例えば輝度の重
みが1のSF1)背景画の中を明るい(例えば輝度の重
みが2のSF2)動画が移動する場合について説明す
る。
【0018】説明の便宜上、図2に示すように、横軸を
時間Tとし、縦軸をX方向(例えば画面の上方向)の距
離Xとし、サブフィールドの表示順番がSF2、SF1
で、SF2とSF1のサブフィールド時間間隔がTs
で、動画はX方向に速度Vで移動しているものとする。
【0019】(イ)1フレーム期間Tfに表示されるフ
レーム画面のそれぞれにおいては、1フレーム画面を構
成するサブフィールド画面SF2、SF1のうち、まず
SF2が表示され、ついでSF1が表示される。輝度が
SF2の動画を目で追っている観者には、動画の移動方
向の後端部は細線L1に沿って移動するように見える。
また、輝度がSF1の背景画が動画と接する先端部は、
細線L2に沿って移動するように見える。このため、L
1とL2の間の斜め帯状部分40に対応した表示部分が
本来の輝度より暗く見える
【0020】すなわち、図2及び図3に示すように、S
F1のサブフィールド画面を見ているタイミングを
1、T2とすると、このT1、T2時において、観者は画
面を上方向(X方向)へ移動する動画を目で追っている
ので、動画(SF2対応)の後端部が細線L1の位置に
存在しているものと見える。このため、この後端部から
背景画(SF1対応)の先端部までの距離Xsに相当す
る、2点鎖線で示した領域(動画の後縁部)42が、本
来の背景画の輝度(SF1)より暗くなり、偽イメージ
領域となる。ここでXsはV・Ts(V×Tsを表わ
す)である。
【0021】(ロ)上述の偽イメージ領域42は、信号
処理回路24の領域検出回路30で検出される。すなわ
ち、領域検出回路30は、第1、第2、第3フレームメ
モリ10、12、14のうちの2つのフレームメモリ1
0、12から順次読み出した連続する2枚のフレーム画
面のディジタル映像信号(動画と背景画に対応したフィ
ールド画面SF2とSF1の輝度、表示順番及び時間配
分に対応した信号)に基づいて、偽イメージ領域42を
検出する。
【0022】(ハ)ついで、信号処理回路24の輝度判
別回路32は、偽イメージ領域42の輝度が本来の輝度
より明るいか否かを判別する。すなわち、輝度判別回路
32は、第1、第2、第3フレームメモリ10、12、
14のうちの2つのフレームメモリ10、12から順次
読み出した連続する2枚のフレーム画面のディジタル映
像信号(動画と背景画に対応したフィールド画面SF2
とSF1の輝度、表示順番及び時間配分に対応した信
号)に基づいて、偽イメージ領域42の輝度が本来の輝
度(背景画の輝度SF1)より暗いと判別する。
【0023】(ニ)ついで、信号処理回路24の輝度補
正回路34は、輝度判別回路32の判別出力に基づいて
偽イメージ領域42の画素の点灯を制御する。すなわ
ち、輝度補正回路34は、輝度判別回路32の判別出力
に基づいて偽イメージ領域42の画素を点灯するように
表示用のディジタル映像信号を補正する。この補正は、
図2では背景画(SF1)を偽イメージ領域42まで伸
ばしたことに相当し、図3では動画(SF2)の後部と
背景画(SF1)の間(動画の後縁部)に背景画と同じ
輝度の補正量44を加えたことに相当する。
【0024】このため、信号処理回路24から偽イメー
ジ領域42の輝度を補正したディジタル映像信号が出力
し、この出力信号は駆動回路26に入力し、PDP28
を駆動表示する。PDP28は、偽イメージ領域42の
無いディジタル映像信号に対応した画面を表示する。す
なわち、背景画(SF1)の中をX方向へ速度Vで移動
する動画(SF2)を、偽イメージ無く表示する。
【0025】B:第2に、図4に示すように、明るい
(例えば輝度の重みが3のSF3)背景画の中を暗い
(例えば輝度の重みが1、2のSF1、SF2)動画が
移動する場合について説明する。説明の便宜上、図4に
示すように、サブフィールドの表示順番がSF2、SF
3、SF1で、SF3とSF1のサブフィールド時間間
隔がTsで、他は図2の場合と同様であるとする。
【0026】(イ)フレーム画面を構成するサブフィー
ルド画面SF2、SF3、SF1は、SF2、SF3、
SF1の順に表示される。輝度がSF1+SF2の動画
を目で追っている観者には、動画の移動方向の後端部は
細線L1に沿って移動するように見える。また、輝度が
SF3の背景画が動画と接する先端部は、細線L2に沿
って移動するように見える。このため、L1とL2の間
の斜め帯状部分50に対応した表示部分が本来の輝度よ
り明るく見える。
【0027】すなわち、図4及び図5に示すように、S
F3の背景画のサブフィールド画面を見ているタイミン
グをT1とすると、このT1時において、観者は画面を上
方向(X方向)へ移動する動画を目で追っているので、
輝度の大きい背景画(SF3)の動画(SF1+SF2
対応)側の先端部が本来の細線L1よりX方向へXsず
れた細線L2の位置に存在しているものと見える。
【0028】このため、この距離Xsに相当する、2点
鎖線で示した領域(動画の後部)52が、本来の動画の
輝度(SF1+SF2)より輝度(SF3)だけ明るく
なり、偽イメージ領域となる。
【0029】(ロ)上述の偽イメージ領域52は、前記
Aの(ロ)の場合と同様にして、信号処理回路24の領
域検出回路30で検出される。 (ハ)ついで、信号処理回路24の輝度判別回路32
は、前記Aの(ハ)の場合と同様にして、偽イメージ領
域52の輝度が本来の輝度(SF1+SF2)より明る
いと判別する。
【0030】(ニ)ついで、信号処理回路24の輝度補
正回路34は、前記Aの(ニ)の場合と同様にして、輝
度判別回路32の判別出力に基づいて偽イメージ領域5
2の画素を点灯するように表示用のディジタル映像信号
を補正する。この補正は、図4では背景画(SF3)を
偽イメージ領域52だけ除去したことに相当し、図5で
は動画(SF1+SF2)と背景画(SF3)の間の背
景画(SF3)から背景画と同じ輝度の補正量54を減
じたことに相当する。
【0031】このため、信号処理回路24から偽イメー
ジ領域52の輝度を補正したディジタル映像信号が出力
し、この出力信号は駆動回路26に入力し、PDP28
を駆動表示する。PDP28は、偽イメージ領域52の
無いディジタル映像信号に対応した画面を表示する。す
なわち、背景画(SF3)の中をX方向へ速度Vで移動
する動画(SF1+SF2)を、偽イメージ無く表示す
る。
【0032】前記実施例では、N=2(A:動画が背景
画より明るい場合)の4階調表示の場合またはN=3
(B:動画が背景画より暗い場合)の8階調表示の場合
について本発明を利用したが、本発明はこれに限るもの
でなく、Nが2以上の整数の場合(例えばN=8の25
6階調(8ビット))表示の場合)について利用できる
こと勿論である。
【0033】前記実施例では、偽イメージ領域の検出を
容易にするために、偽イメージが動画の後部に生じる場
合について本発明を利用するようにしたが、本発明はこ
れに限るものでなく、偽イメージが動画と背景画の境界
に生じる場合について利用することができる。例えば、
偽イメージが動画の移動方向の前端部に生じる場合につ
いても本発明を利用することができる。
【0034】前記実施例では、偽イメージ領域の検出と
偽イメージ領域の輝度の判別とを容易にするために、偽
イメージ領域の検出と、偽イメージ領域の輝度の判別と
を、連続した2枚の単位表示画面における動画と背景画
に対応したサブフィールド画面の輝度、表示順番及び時
間配分から求めるようにしたが、本発明はこれに限るも
のでなく、動画と背景画の境界に生じる偽イメージ領域
を検出し、この偽イメージ領域の輝度が本来の輝度より
明るいか否かを判別し、この判別結果に基づいて偽イメ
ージ領域の画素の点灯を制御して偽イメージ領域を無く
すものであればよい。
【0035】前記実施例では、ディスプレイパネルをP
DPとして本発明を利用した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、PDP以外のディスプ
レイパネル(例えばLCD)についても本発明を利用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、サブフィールド法で
階調表示をするディスプレイパネル(例えばPDP)に
おいて、動画と背景画の境界に生じる偽イメージ領域を
検出し、この偽イメージ領域の輝度が本来の輝度より明
るいか否かを判別し、この判別結果に基づいて偽イメー
ジ領域の画素の点灯を制御するようにしたので、偽イメ
ージ領域を無くして表示画質の低下を防止することがで
きる。
【0037】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、偽イメージ領域の検出と、偽イメージ領域の輝度の
判別とを、連続した2枚の単位表示画面における動画と
背景画に対応したサブフィールド画面の輝度、表示順番
及び時間配分から求めるようにしたので、偽イメージ領
域の検出と偽イメージ領域の輝度の判別とを容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスプレイパネルの中間調画像
表示方法を実施する駆動装置の要部概略構成図である。
【図2】図1の駆動装置を用いて、暗い背景画の中を明
るい動画がX方向へ移動している画面に生じた偽イメー
ジを無くす作用を説明するもので、横軸に時間Tをとり
縦軸にX方向の距離をとった説明図である。
【図3】図1の駆動装置を用いて、暗い背景画の中を明
るい動画がX方向へ移動している画面に生じた偽イメー
ジを無くす作用を説明するもので、横軸にX方向の距離
をとり縦軸に輝度Bをとった説明図である。
【図4】図1の駆動装置を用いて、明るい背景画の中を
暗い動画がX方向へ移動している画面に生じた偽イメー
ジを無くす作用を説明するもので、横軸に時間Tをとり
縦軸にX方向の距離をとった説明図である。
【図5】図1の駆動装置を用いて、明るい背景画の中を
暗い動画がX方向へ移動している画面に生じた偽イメー
ジを無くす作用を説明するもので、横軸にX方向の距離
をとり縦軸に輝度Bをとった説明図である。
【図6】一般的なサブフィールド法で256階調(8ビ
ット)表示をする場合における、1フレーム画面を表示
する1フレーム期間と、1フレーム画面を構成するサブ
フィールド画面を表示するサブフィールド期間を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
10、12、14…フレームメモリ、 16、20、2
2…切換回路、18…入力端子、 24…信号処理回
路、 26…駆動回路、28…PDP(プラズマディス
プレイパネル)、 30…領域検出回路、32…輝度判
別回路、 34…輝度補正回路、40、50…斜め帯状
部分、 42、52…偽イメージ領域、44、54…補
正量、 B…輝度、L1…動画の移動方向の後端部の移
動を表わす線、L2…背景画の動画側の先端部の移動を
表わす線、SF1〜SF8…サブフィールド期間(サブ
フィールド画面に対応)、T…時間、 T1、T2…時
刻、 Ts…サブフィールド時間間隔、Tf…1フレー
ム期間(単位表示期間の一例で単位表示画面に対応)、
V…動画の移動速度、 X、Xs…距離。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイパネルの単位表示画面をNビ
    ット(Nは2以上の整数)の表示階調に対応したN枚の
    サブフィールド画面に分割し、各サブフィールド画面の
    表示パルス数に各ビットに対応した重み付けをすること
    によってディジタル映像信号の中間調画像を表示する方
    法において、前記ディスプレイパネルの表示画面におけ
    る動画と背景画の境界に生じる偽イメージ領域を検出
    し、この偽イメージ領域の輝度が本来の輝度より明るい
    か否かを判別し、この判別結果に基づいて前記偽イメー
    ジ領域の画素の点灯を制御してなることを特徴とするデ
    ィスプレイパネルの中間調画像表示方法。
  2. 【請求項2】偽イメージ領域の検出と、偽イメージ領域
    の輝度の判別とは、連続した2枚の単位表示画面におけ
    る動画と背景画に対応したサブフィールド画面の輝度、
    表示順番及び時間配分から求めてなる請求項1記載のデ
    ィスプレイパネルの中間調画像表示方法。
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