JPH085468B2 - 簡易型三方シーリング機 - Google Patents

簡易型三方シーリング機

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JPH085468B2
JPH085468B2 JP5092057A JP9205793A JPH085468B2 JP H085468 B2 JPH085468 B2 JP H085468B2 JP 5092057 A JP5092057 A JP 5092057A JP 9205793 A JP9205793 A JP 9205793A JP H085468 B2 JPH085468 B2 JP H085468B2
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JP
Japan
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package
packaging material
guide members
sealing machine
width
Prior art date
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JP5092057A
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JPH06286731A (ja
Inventor
薫 藤村
Original Assignee
株式会社藤村金属
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Publication date
Application filed by 株式会社藤村金属 filed Critical 株式会社藤村金属
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装物をフィルム状の包
装材により包んでその側縁を縦方向(長手方向)にシー
ルし、かつ包装物の左右或いは前後を横方向(幅方向)
にシールするいわゆる三方シール機と通称される簡易型
のシーリング機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシーリング機で包装された包装
物品は、通常、縦方向と横方向の三つのシール部分を有
し、外形が枕に似ているためピロータイプと呼ばれてお
り、縦方向シール位置が上のものは逆ピロータイプとま
た下のものは正ピロータイプと称されている。しかし正
ピローにするには包装物の上から包装材を供給しかつ包
装物の下でシールしなけらばならず、これに対して逆ピ
ローでは包装材上に包装物を供給し、上でシールできる
ため、簡易型三方シーリング機では逆ピロー型が常識に
なっている。
【0003】また簡易型三方シーリング機は、例えば豆
腐や揚げ物その他の食品等を作る小規模な製造所に設置
される場合が多く、できるだけ小型であることが望ま
れ、例えば全長2000mm程度が要求されることも少
なくない。このような事情により従来のシーリング機は
殆どの場合専用機であり、包装物の形状はおろか寸法が
変わっただけでもそれに応じて改造することは多大の困
難が伴うという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題は正ピロータイプの三方シ
ールを手軽に行なうことができ、特に包装物の形状、寸
法が変わっても所定範囲内であれば同一機で問題なくシ
ールを継続できるようにすることである。
【0005】なお、本発明により包装される対象として
は、前記の豆腐等のほか菓子、パン或いは水産加工品な
どの食品類全般、しめじ、しいたけなどのきのこ類、野
菜類、或いはプラスチック製品、金属製品、紙製品等が
あげられる。
【0006】本発明は各種の包装物を容器に入れたま
ま、逆ピロータイプのように伏せたり上下にしたりする
ことなく包装することを簡易なシーリング機で行なう点
に特徴がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、搬送機構10により包装物が移動する間
に、移動方向に沿ってフィルム状の包装材を供給系20
から連続的に供給し、その包装材により包装物を上から
下へ包み移動方向左右の包装材の両側縁を包装物の下で
合わせてシールしまた前後を幅方向にシールするための
シーリング機について、包装物が通過可能な間隔に配置
されかつ少なくとも下部が包装物の移動方向前方へ傾斜
した斜辺33となった左右一対のガイド部材31、32
を有し、包装材を包装物に当てがうために前記ガイド部
材31、32の斜辺33の始点35を包装物の前側上部
Cへ誘導するガイド装置を搬送機構10の上部に設け、
このガイド装置を、包装物の幅に応じてガイド部材3
1、32の間隔を独立に調節可能な調幅機構40に取り
付け、この調幅機構40を、包装物の高さに応じてガイ
ド部材31、32の斜辺33の始点35を前記傾斜に沿
って移動させる調機構50に取り付けるという手段を
講じたものである。
【0008】
【実施例】図に示した簡易型三方シーリング機は、機枠
60の中段を前後に走る搬送機構10を有し、この搬送
機構10により移動させられる間に包装物を包装材で包
装する。
【0009】搬送機構10の前部10−1は、前後のス
プロケット11、12とそれらに掛回されたチエン13
及びチェン13に定間隔で取り付けられた送りピン14
とを有する。故に包装物Aはピン14間に収まり、後側
から押されて移動する。その際、包装物Aを載せて滑ら
せる受け台15が上部チェン13の左右に設けられてお
り(図3)、また包装物Aの左右に、移動方向に沿った
直線状の側板16、16が幅(間隔)調節可能に設けら
れている。17は側板幅方向の切り込み、18は切り込
み17に通した止めねじであり、適当な幅に調節した側
板16、16を固定する。
【0010】包装材13の供給系20が搬送系路の上側
に設けられており、該供給系は包装材Bを巻装したロー
ルRから機枠前方へ伸び、前記側板16、16の後端部
にてガイド部材31、32により包装物Aの上に包装材
Bをかぶせられるようになっている。21は前記ロール
Rの支持器、22、23は包装材Bを掛けた前、後の各
ロール、24は包装材Bの向きを調整する調整ロールで
あり、後述するガイド部材31、32とともにそれらと
同方向へ移動可能である。
【0011】包装材Bは従来の三方シーリング機に使用
したのと同様のものが使用できる。それらはフィルム状
乃至シート状の、連続供給可能なもので、装飾や内容物
の表示その他の印刷が施された形態で供給される。
【0012】前述したガイド部材31、32を有する包
装材Bのガイド装置は前部搬送機構10−1の側板1
6、16の後端に続けて設けられる。一対のガイド部材
31、32は包装物Aの通過が可能な間隔(幅)をあけ
て配置され、側面から見て少なくとも下部が包装物A
移動方向前方へ傾斜した下部斜辺33を有している。
た例示のものは上半部も移動方向前方へ傾斜した上部斜
辺34を有しており、上部斜辺34は前記の調整ロール
24へ向かっている(図4)。
【0013】両斜辺33、34が交わる点35は包装
材Bを包装物Aの移動方向へ誘導する突出した部分であ
る。包装物Aの移動して来る前側上部Cにこの点35
が一致させられるように調機構50が設けられ、また
包装物Aの幅に応じてガイド部材31、32の間隔調節
できるように調幅機構40が設けられている。なお、各
ガイド部材31、32は、包装物移動方向へ包装材Bを
反転させるために前方へ傾斜した傾斜面36、37で
点35を端とする角錐形に形成されている。
【0014】前記の調幅機構40は、左右のガイド部材
31、32の端部を取り付けた基材41、42と、基材
41、42の前後にそれらが平行移動するように通した
ガイド軸43、43と、ガイド軸43と平行に設けた調
節軸44を有する(図5)。調節軸44はおねじ45が
周面に形成されていてそのおねじが基材41、42側に
設けためねじに螺合しており、調節軸44を回すハンド
ル46の回転によってガイド部材31、32の間隔
(幅)を調節することができる。該調幅機構40は、前
記の調機構50に装着されており、調幅機構40全体
が調機構50によって移動させられる。
【0015】調機構50は、前記下部斜辺33と平行
に左右ガイド部材31、32を移動させるもので、その
斜辺33と平行に機枠60に軸支された左右のボルト軸
51、51とそのおねじに螺合させた移動部材52、5
2と、ボルト軸51の上端に固定された歯車組53、5
4を介してボルト軸51を回動させる調節杆55及びそ
れを回動操作するためのハンドル56とを有し、左右同
量同方向へ移動させることができる。この調機構50
により、左右のガイド部材31、32を側板16の後端
斜面19に対してほぼ一定の間隔gを保って上下動させ
ることが可能になる。符号57は左右の移動部材52、
52間に架設した取り付け枠であり、これに前記調幅機
構40と、包装材調整ロール24が取り付けられてい
る。
【0016】ガイド装置の後方にはシール機構61が設
けられており、該機構61は、包装物Aの左右に下部斜
辺33で曲げられた包装材Bの両側縁を包装物Aの下側
へそろえる左右のテーパ状挟み部62、63と、その前
方に配置された前後左右各一対のシーリングロール6
4、65、66、67とを有し、包装材Bの両側縁を挾
持、引張しながら、包装材を縦方向にヒートシールす
る。この間包装途中の包装物Aは中間搬送機構10−2
の滑り板68上を移動する。
【0017】シール機構61の先には後部搬送機構10
−3が設けられ、該機構10−3は前後2組のコンベア
71、72からなり、その間に包装材を横方向(幅)方
向にヒートシールするシーラとともにカッタ70が上下
可能に設けられている。73は加圧ローラであり、シー
ル前の袋内から空気を押し出すため前部コンベア71上
に設けられ、74は押え部材であり、切り離される包装
体を後部コンベア72上に押える。
【0018】このように構成されたシーリング機では、
包装物Aの正面形状における周囲の長さが包装材Bの幅
の範囲内であれば、左右のガイド部材31、32の間隔
を調幅機構40によって調節し、またその包装物Aの前
側上部Cにガイド部材31、32の頂点35の位置を合
わせることで調節を完了し、そのままシールすることが
できる。その際図4に示すように、包装物Aが幅広、低
背のものから、それより幅狭高背の包装物A′に変わる
とき、ガイド部材31、32は調機構50により下部
斜辺33と平行に移動し、包装物A′の前側上部C′に
斜めに接近するので、包装材Bの折り返すように誘導す
る始点35を包装物Aの前側上部Cに常に一致させるこ
とができる。このため包装材Bの誘導系路がいつでも理
想的に保持され、かつ包装物Aとの間隔一定で変化
ないので、その後のシールも円滑に行なわれ、また調
節も最少限度で済む。なお、各部は図示のモータ75〜
79及び図示しないモータ等により駆動される。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、正ピロータイプの三方シールを簡
易なシーリング機によって手軽に行なうことができ、特
に包装材を誘導するガイド部材31、32の間隔を調幅
機構40により包装物の幅に合わせて独立に調節可能で
ある一方、包装物の高さに合わせて調機構50により
ガイド部材31、32を下部斜辺33に沿って移動調節
するようにしたので、高さを調節しても幅は変化せず、
しかもガイド部材31、32の始点35は包装物の形
状、寸法が変わっても必らず包装物の前側上部Cに一致
し、包装材の誘導系路が変化しないので、包装物に簡単
かつ正確に適応して高品質の包装を実施することができ
るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る簡易型三方シーリング機の実施例
を示す側面図。
【図2】同上の平面図。
【図3】同上要部の拡大正面図。
【図4】同じく拡大側面図。
【図5】同じく拡大平面図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送機構10により包装物が移動する間
    に、移動方向に沿ってフィルム状の包装材を供給系20
    から連続的に供給し、その包装材により包装物を上から
    下へ包み移動方向左右の包装材の両側縁を包装物の下で
    合わせてシールしまた前後を幅方向にシールするための
    シーリング機であって、包装物が通過可能な間隔に配置
    されかつ少なくとも下部が包装物の移動方向前方へ傾斜
    した斜辺33となった左右一対のガイド部材31、32
    を有し、包装材を包装物に当てがうために前記ガイド部
    材31、32の斜辺33の始点35を包装物の前側上部
    Cへ誘導するガイド装置を搬送機構10の上部に設け、
    このガイド装置を、包装物の幅に応じてガイド部材3
    1、32の間隔を独立に調節可能な調幅機構40に取り
    付け、この調幅機構40を、包装物の高さに応じてガイ
    ド部材31、32の斜辺33の始点35を前記傾斜に沿
    って移動させる調機構50に取り付けたことを特徴と
    する簡易型三方シーリング機。
  2. 【請求項2】 搬送機構10は、ガイド部材31、32
    の間隔に合わせて包装物をガイド部材31、32間へ送
    るため、包装物の左右側面と平行に設けた左右一対の直
    線状の側板16、16を有し、かつこの側板16、16
    の間隔を調節可能に設けた請求項第1項記載の簡易型三
    方シーリング機。
  3. 【請求項3】 ガイド部材31、32は、包装物の移動
    方向前方へ傾斜した側面形状と、包装物の下側中心部の
    方向へ傾斜した正面形状とから形成された傾斜面36、
    37を有する角錐型である請求項第1項記載の簡易型三
    方シーリング機。
JP5092057A 1993-03-26 1993-03-26 簡易型三方シーリング機 Expired - Lifetime JPH085468B2 (ja)

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JPH06286731A JPH06286731A (ja) 1994-10-11
JPH085468B2 true JPH085468B2 (ja) 1996-01-24

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JP2011084391A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Omori Mach Co Ltd 物品搬送供給装置及びピロー包装機

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