JPH085439Y2 - 液化ガス充填設備 - Google Patents

液化ガス充填設備

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JPH085439Y2
JPH085439Y2 JP1991114078U JP11407891U JPH085439Y2 JP H085439 Y2 JPH085439 Y2 JP H085439Y2 JP 1991114078 U JP1991114078 U JP 1991114078U JP 11407891 U JP11407891 U JP 11407891U JP H085439 Y2 JPH085439 Y2 JP H085439Y2
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寅行 三木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばプロパン液化ガ
ス(プロパン、プロペン、ブタン、ブテンなど)や二酸
化炭素、或いはエチレンオキシドや塩素など、常温・常
圧では気体であるが加圧状態で液体となる液化ガスを、
耐圧性のボンベ(耐圧容器・小型タンク)に充填するた
めの設備に関する。
【0002】
【従来の技術】液化ガスをボンベに充填するため、従来
種々の方法が用いられてきた。これらの方法のうち基本
的な方法を述べると、図6に示すように、ドレン抜き弁
20と安全弁21とを備えた親タンク22に、元弁23
を備えた配管24を接続し、この配管24に多数本の分
岐管25を接続し、各分岐管25から、弁26を介して
液化ガスをボンベBに充填するようにしている。
【0003】この場合、回収されたボンベBは常に空っ
ぽであるとは限らず、液化ガスが残存していることが多
いため、充填前のボンベBの重量を計って風袋との差を
算出することにより、ボンベB内に残った液化ガスの量
を算定して、必要な量だけの液化ガスを充填するように
している。そして、作業員の負担軽減や充填能率のアッ
プ等のため、コンベヤを利用して自動的に搬送すること
が行われている。
【0004】その一例として実開昭62−87299号
公報には、水平回転するターンテーブルのうち外周より
も内側に位置した部位に、数個の液化ガス充填機を、円
陣を組んだような状態で取付ける一方、ターンテーブル
の外側の部位に、ターンテーブルに向けて空のボンベを
立てた状態で繰り出すためのローラ式の搬入コンベヤ
と、充填済ボンベをターンテーブルから取り出すための
ローラ式の搬出コンベヤとを、それぞれ平面視でターン
テーブルの半径外向き方向に延びるようにして設置した
構成が記載されている。
【0005】この実開昭62−87299号公報の設備
は、ターンテーブルを一定角度(360度÷液化ガス充
填機の個数)で間欠的に回転しつつ、回転停止時に搬入
コンベヤからターンテーブルに空のボンベを順次繰り出
し、ターンテーブルに載置されている間に各ボンベに液
化ガス充填機で液化ガスを充填し、充填済のボンベを、
ターンテーブルの回転停止時に搬出コンベヤに順次排出
するものである。また、特開昭64−40798号公報
には、平面視で直線状に延びる1本のローラコンベヤの
中途部に液化ガス充填機を設置し、コンベヤ上に立てら
れたボンベを、コンベヤの搬送方向に沿って往復動自在
で且つ起伏自在なアームにて間欠的に搬送しつつ、搬送
停止時に液化ガス充填機でボンベに液化ガスを充填する
ようにした構成が記載されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに、需要者から回収されたボンベは全て空っぽという
訳ではなく、液化ガスが残っていることが多く、従っ
て、液化ガスの残量によって充填時間も異なるものであ
る。しかるに、前記実開昭62−87299号公報のよ
うにターンテーブルを使用した充填設備では、ボンベが
ターンテーブルに載せられてから排出されるまでの時間
(換言するとターンテーブルの回転速度)は、空っぽの
ボンベへの充填時間に合わせて設定しなければならない
ため、液化ガスが残っているボンベの場合には搬出コン
ベヤに至るまでに既に充填が終了しており、このため、
時間のロスが生じて能率向上に限度があると言う問題が
あった。
【0007】また、ボンベには容量の異なるものが数種
類あり、これら容量の異なるボンベを混在して充填する
場合、ターンテーブルの回転速度は最も大きいボンベの
充填時間に合わせて設定しなければならないため、この
場合も時間のロスが生じていた。他方、特開昭64−4
0798号公報の設備の場合には、充填が終了したら次
のボンベを液化ガス充填機に繰り出せるから、実開昭6
2−87299号公報のようにボンベの残液化ガス量や
大きさが異なる場合の時間ロスは防止できる。
【0008】しかし、この特開昭64−40798号公
報のように単にボンベを直線状のコンベヤ上で搬送しつ
つ充填する構成では、1台の設備で処理できるボンベの
本数に限度があるため、多数の設備を設置する必要があ
るが、充填されたボンベは手作業で運搬しなければなら
ないため、作業者の負担軽減及び能率向上を十分に達成
できないと言う問題があった。この点、1本の搬出コン
ベヤに沿って特開昭64−40798号公報の設備を多
数並設し、換言すると、1本のボンベから多数の充填用
コンベヤを枝分かれ状に設置し、充填されたボンベを充
填用コンベヤから搬出コンベヤに載せ替えるよに構成す
ると、作業員の負担を軽減して多数本のボンベに能率良
く充填できると考えられる。
【0009】しかし、特開昭64−40798号公報の
ように単に充填用コンベヤを1本だけ設けたに過ぎない
構成では、液化ガス充填機にボンベを繰り出す工程と、
充填済ボンベをコンベヤ外に排除する工程とを同時に行
わねばならないため、充填用コンベヤを搬出コンベヤか
ら枝分かれ状に多数設置した場合、ある液化ガス充填機
で充填されたボンベが搬出コンベヤ上で他のボンベと衝
突しないように、充填済ボンベを充填用コンベヤ上に待
機させている状態では、その待機している充填用コンベ
ヤの箇所では充填作業を行うことができないことにな
り、このため、能率向上に限度がある。本考案は、多数
本のボンベへの充填をより能率良く行えるようにした設
備を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
請求項1では、「充填済のボンベを立てた状態で搬送す
るようにした1条の搬出コンベヤと、前記搬出コンベヤ
に沿って設置した複数の充填ユニットとを備え、各充填
ユニットで空のボンベに液化ガスを充填してから前記搬
出コンベヤに繰り出すようにした液化ガス充填設備であ
って、前記各充填ユニットは、前記搬出コンベヤから枝
分かれするようにした状態で延びるコンベヤと、このコ
ンベヤ上に自立させた空のボンベに液化ガスを自動的に
充填するようにした液化ガス充填機とを備えており、前
記各充填ユニットのコンベヤを、前記搬出コンベヤから
離れた部位に配置した充填用コンベヤと、該充填用コン
ベヤと前記搬出コンベヤとの間に配置した中継コンベヤ
とに分離構成し、これら充填用コンベヤと中継コンベヤ
とにそれぞれ駆動手段を設けることにより、充填部コン
ベヤに自立させたボンベを中継コンベヤに載せ変えてか
ら搬出コンベヤに繰り出せるように構成し、更に、前記
充填用コンベヤの箇所に前記液化ガス充填機を配設す
る」の構成にした。
【0011】また、請求項2では、請求項1の構成を前
提として、「前記充填用コンベヤを、前記中継コンベヤ
から離れた部位に位置した搬入コンベヤと、該搬出コン
ベヤと中継コンベヤとの間に位置した中間コンベヤとに
分離構成し、これら搬入コンベヤと中間コンベヤとにそ
れぞれ駆動手段を設け、更に、前記中間コンベヤに沿っ
た箇所に前記液化ガス充填機を配設する」の構成にし
た。
【0012】
【発明の作用・効果】請求項1の構成によると、各充填
ユニットの充填用コンベヤに回収したボンベや新品のボ
ンベを載せてから、充填用コンベヤを駆動してボンベを
液化ガス充填機の箇所に移送し、次いで、充填済ボンベ
を充填用コンベヤから中継コンベヤに載せ替えて、それ
から、中継コンベヤから搬出コンベヤに繰り出すと言う
工程を連続的に行うことにより、各充填ユニットから充
填済ボンベが搬出コンベヤに順次繰り出されて行き、充
填済ボンベは連続的に配送部等に搬送されて行く。この
場合、液化ガスの充填や搬出コンベヤへの載せ変えは自
動的に行うことができ、作業員は、軽い空のボンベを各
充填ユニットの充填用コンベヤに載せる作業を行うだけ
でよいから、作業員の負担を格段に軽減できると共に、
一人で担当できる充填ユニットを個数を増加できる。
【0013】そして、各充填ユニットのコンベヤを充填
用コンベヤと中継コンベヤとに分離構成して、それらを
個別に駆動できるようにしているから、空ボンベをセッ
トして液化ガスを充填する工程と、充填済ボンベを搬出
コンベヤに繰り出す工程とをそれぞれ独立して行える。
換言すると、液化ガス充填機でボンベに充填しながら、
充填済のボンベを中継コンベヤから搬出コンベヤに繰り
出すことができる。従って、ある充填ユニットにおいて
充填済ボンベを搬出コンベヤに繰り出すに際し、先に搬
出コンベヤに載せられたボンベが中継コンベヤの箇所を
通過している場合でも、先行したボンベが通過するまで
後行のボンベを中継コンベヤ上に待機させている状態
で、充填用コンベヤに空のボンベをセットして液化ガス
を充填することができる。
【0014】また、回収したボンベの残ガスの量に違い
があったり、容量の異なるボンベが混在している場合で
あっても、充填し切ったらボンベを直ちに充填用コンベ
ヤから中継コンベヤに載せ替えることができるのであ
り、このことと、前記したように充填済ボンベを中継コ
ンベヤ上に待機させている間にも次のボンベに液化ガス
を充填できることとが相俟って、各充填ユニットの液化
ガス充填機をフルに稼働させることができる。このよう
に、本考案によると、各充填ユニットの液化ガス充填機
をフルに稼働させた状態の下で、多数本の充填済ボンベ
を互いに衝突させることなく搬出コンベヤで整然と搬送
できるから、多数本のボンベに液化ガスを充填して搬送
するにおいて、その能率を格段に向上できる効果を有す
る。
【0015】ところで、液化ガスの充填量を正確にする
ためには各ボンベの重量を精密に計る必要がある。その
ための手段として前記特開昭64−40798号公報で
は、充填用コンベヤのうち液化ガス充填機の箇所に、ボ
ンベを支持し得るアーム(台枠)を充填用コンベヤ上に
向けて突出動自在に設け、この台枠を秤で支持すること
が記載されている。しかし、このものでは、ボンベをア
ームの箇所に移送してからアームを上昇させて液化ガス
を充填し、それからアームを加工させてボンベを送り出
すと言うアームを昇降すると言う動作を行わねばならな
いため、アームを昇降させる分だけ時間のロスが生じ
る。これに対して上記請求項2のように充填用コンベヤ
を搬入コンベヤと中間コンベヤとの二つに分離構成する
と、搬入コンベヤと中間コンベヤとにボンベが互いに独
立した状態で載せられるから、前記特開昭64−407
98号公報のような昇降する部材を設けなくても、例え
ば中間コンベヤと共にボンベの重量を計ると言う単純な
構造により、搬入コンベヤと中間コンベヤとにそれぞれ
ボンベを載せた状態のままでボンベの重量を精密に測定
することができる。
【0016】従って請求項2の構成によると、液化ガス
充填機による充填時間のロスが生じないようボンベを搬
入コンベヤから中間コンベヤに間断なく繰り出せる状態
の下で各ボンベの重量を精密に測定することができるの
であり、よって、能率を低下させることなく液化ガスを
正確に充填できる効果を有する。また、この種の自動充
填設備では、ボンベに添付したバーコードを読取る等し
て、耐用期間経過ボンベのような使用不能なボンベを排
除するようにしており、その場合、特開昭64−407
98号公報の構成では1本のコンベヤ上で複数本のボン
ベを一斉に移動させるものであるため、使用不能なボン
ベを排除する間には、充填済ボンベの送り出しも停止さ
せておかなければならず、このため能率が低下すると言
う問題があるが、請求項2の構成にすると、搬入コンベ
ヤ上に載せたボンベを排除しつつ、中間コンベヤと中継
コンベヤとを駆動させることができるから、能率をより
一層向上できる利点も有する。
【0017】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面(図1〜図
5)に基づいて説明する。図1は液化ガス充填設備の一
部平面図であり、この液化ガス充填設備は、搬出コンベ
ヤの一例としての一条のスラットコンベヤ1を備えてお
り、このスラットコンベヤ1に沿った部位に、多数の充
填ユニット2を適宜隔てて設置している。前記各充填ユ
ニット2は、スラットコンベヤ1から枝分かれした状態
で延びるコンベヤ3と、空のボンベBに液化ガスを自動
充填するための液化ガス充填機4とを備えている。
【0018】前記充填ユニット2のコンベヤ3は、スラ
ットコンベヤ1から最も遠い部位に位置した搬入コンベ
ヤ3aと、該搬入コンベヤ3aとスラットコンベヤ1と
の中間部に位置した中間コンベヤ3b、及び、スラット
コンベヤ1に近接した中継コンベヤ3cとの3本のコン
ベヤを直線状に配置して成り、搬入コンベヤ3aと中間
コンベヤ3bとで充填用コンベヤが構成される。図2〜
図4に示すように、充填ユニット2における各コンベヤ
3a,3b,3cは、それぞれ輪体の一例としての一対
のプーリ5に、無端体の一例としてのエンドレスベルト
6を複数本巻き掛けることによって構成されている。両
プーリ5には、当該プーリ5の外径よりも遙かに小径の
回転軸7を突設しており、両回転軸7に、チェーンスプ
ロケット8を介してエンドレスチェーン9を巻き掛け
し、更に、エンドレスチェーン9の適宜部位に、水平状
に配置した流体作動式シリンダ10におけるピストンロ
ッド10aを係止している。
【0019】従って、流体作動式シリンダ10のピスト
ンロッド10aを往復動させると両プーリ5が正逆回転
し、これに連れてエンドレスベルト6が正逆両方向に往
復周回する。前記液化ガス充填機4は中間コンベヤ3b
の側方に設置している。この液化ガス充填機4は、図5
に示すように、ボンベBにおける頭B1の口部B2に液
化ガスを注入するためのノズル11と、ノズル11の軸
方向に移動自在なフック12とを備えており、中間コン
ベヤ3b上に自立したボンベBの頭B1にフック12を
引っ掛けた状態で、ノズル11をボンベBの口部B2に
当て、その状態で液化ガスをボンベBに充填するように
している。
【0020】前記ノズル11には、当該ノズル11とボ
ンベBの口部B2との間を密閉状態に保持するために弾
性体13を設けている。また、ノズル11にはホース1
4が接続されており、ホース14は、液化ガスタンク
(図示せず)からの管路15(図1参照)に接続されて
いる。なお、液化ガス充填機4には、図示してないが、
ボンベBのバルブB3を自動的に回転操作する部材を設
けている。ボンベBには工程管理や商品管理等のための
バーコード(図示せず)を貼着している。以上の構成に
おいて、各ボンベBへの液化ガスの充填は、次のように
制御プログラムに基づいて自動的に行うことができる。
【0021】先ず、図1に示すように、搬入コンベヤ3
aに空のボンベBを所定の姿勢で(口部B2に自動充填
機4のノズル11が接続され得る姿勢となるようにした
姿勢で)載置する。このボンベBの位置決めのため、搬
入コンベヤ3aに、ボンベBを載置する位置を着色等に
て表示するのが望ましい。次いで、搬入コンベヤ3aと
中間コンベヤ3bとが同じ方向に同時に駆動されて、搬
入コンベヤ3a上に自立したボンベBは中間コンベヤ3
bに載せ替えられる。ボンベBが液化ガス充填機4の正
面に位置すると中間コンベヤ3bは停止して、液化ガス
充填機4にてボンベBに液化ガスが自動的に充填され
る。中間コンベヤ3b上のボンベBに液化ガスを充填し
ている間に、搬入コンベヤ3aに次のボンベBを載せて
おく。
【0022】液化ガス充填機4による充填量は、空の状
態で計測されたボンベBの重量に基づいて、計量弁(図
示ぜず)で調節される。また、前記ボンベBに貼着した
バーコードから、ボンベBの番号や内容量、製造年月
日、前回充填日、有効期間、風袋重量、供給先などの情
報を読み取り、液化ガス充填機4に内蔵する等した制御
部で必要な諸計算、必要な数値の指示、記録を行う。中
間コンベヤ3b上のボンベBへの充填が終わると、中間
コンベヤ3bと中継コンベヤ3cとが同時に駆動され
て、充填済のボンベBは中間コンベヤ3bから中継コン
ベヤ3cに載せ替えられ、それから、充填済ボンベBは
中継コンベヤ3cからスラットコンベヤ1に繰り出され
る。
【0023】この場合、スラットコンベヤ1でのボンベ
Bの搬送状況に応じて、各充填ユニット2における中継
コンベヤ3cの駆動を制御することにより、各充填ユニ
ット2で充填されたボンベBを衝突させることなくスラ
ットコンベヤ1に繰り出すことができる。すなわち、ス
ラットコンベヤ1のうち中継コンベヤ3cの近傍に先行
ボンベBが存在しない場合は、中継コンベヤ3cと中間
コンベヤ3bとを同期して駆動することにより、ボンベ
Bをスラットコンベヤ1に載せ替えれば良い一方、先行
してスラットコンベヤ1に載せられたボンベBが中継コ
ンベヤ3cの箇所を通過中の場合には、中継コンベヤ3
cを停止させることによって充填済ボンベBを待機させ
ておき、先行したボンベBが通過してから、中継コンベ
ヤ3cを駆動してスラットコンベヤ1に繰り出す、と言
うように自動制御することにより、各充填ユニット2で
充填されたボンベBを、互いに衝突させることなく整然
と並んだ状態でスラットコンベヤ1に繰り出すことがで
きる。
【0024】そして、中間コンベヤ3bから中継コンベ
ヤ3cにボンベBを載せ替えた後は、中継コンベヤ3c
の駆動状態の如何に関係なく、搬入コンベヤ3aから中
間コンベヤ3bに次の空ボンベBを載せて充填すること
ができる。従って、各充填ユニット2で搬入コンベヤ3
aから中間コンベヤ3bに間断なく空ボンベBを供給し
て、液化ガス充填機4をフルに稼働させている状態の下
で、各充填ユニット2で充填されたボンベBを、互いに
衝突させることなくスラットコンベヤ1で整然と搬送す
ることができるのである。スラットコンベヤ1に繰り出
された充填済のボンベBは、例えば配達先に応じて区別
されたアンローダから降ろされる等して処理される。
【図面の簡単な説明】
【図1】液化ガス充填設備の一部平面図である。
【図2】充填部コンベヤの断面図である。
【図3】図2のIII − III視断面図である。
【図4】単位コンベヤの平面図である。
【図5】液化ガス充填機の作動状態を示す図で、(イ)
は充填前後の状態の図、(ロ)は充填している状態の図
である。
【図6】従来の充填設備を原理的に示した図である。
【符号の説明】
1 搬出コンベヤの一例としてのスラットコンベヤ 2 充填ユニット 3 充填部のコンベヤ 3a 搬入コンベヤ 3b 中間コンベヤ 3c 中継コンベヤ 4 液化ガス充填機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填済のボンベを立てた状態で搬送するよ
    うにした1条の搬出コンベヤと、前記搬出コンベヤに沿
    って設置した複数の充填ユニットとを備え、各充填ユニ
    ットで空のボンベに液化ガスを充填してから前記搬出コ
    ンベヤに繰り出すようにした液化ガス充填設備であっ
    て、 前記各充填ユニットは、前記搬出コンベヤから枝分かれ
    するようにした状態で延びるコンベヤと、このコンベヤ
    上に自立させた空のボンベに液化ガスを自動的に充填す
    るようにした液化ガス充填機とを備えており、 前記各充填ユニットのコンベヤを、前記搬出コンベヤか
    ら離れた部位に配置した充填用コンベヤと、該充填用コ
    ンベヤと前記搬出コンベヤとの間に配置した中継コンベ
    ヤとに分離構成し、これら充填用コンベヤと中継コンベ
    ヤとにそれぞれ駆動手段を設けることにより、充填部コ
    ンベヤに自立させたボンベを中継コンベヤに載せ変えて
    から搬出コンベヤに繰り出せるように構成し、 更に、前記充填用コンベヤの箇所に前記液化ガス充填機
    を配設したこと、 を特徴とする液化ガス充填設備。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記充填用コンベ
    ヤを、前記中継コンベヤから離れた部位に位置した搬入
    コンベヤと、該搬入コンベヤと中継コンベヤとの間に位
    置した中間コンベヤとに分離構成し、これら搬入コンベ
    ヤと中間コンベヤとにそれぞれ駆動手段を設け、更に、
    前記中間コンベヤに沿った箇所に前記液化ガス充填機を
    配設したことを特徴とする液化ガス充填設備。
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