JPH085375B2 - 索道駆動装置 - Google Patents
索道駆動装置Info
- Publication number
- JPH085375B2 JPH085375B2 JP4344869A JP34486992A JPH085375B2 JP H085375 B2 JPH085375 B2 JP H085375B2 JP 4344869 A JP4344869 A JP 4344869A JP 34486992 A JP34486992 A JP 34486992A JP H085375 B2 JPH085375 B2 JP H085375B2
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- Japan
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- drive wheel
- pressure lever
- carrier
- drive
- rope
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、索道駆動装置に係り、
特に複線循環式索道において搬器を曳索に固定して運転
するようにしたものに関する。
特に複線循環式索道において搬器を曳索に固定して運転
するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】複線循環式索道は図10〜図11に示す
ような構成になっている。まず、低所及び高所にそれぞ
れ基地101,103が設置され、上記低所、高所の間
には主索105と復索107が平行に配設されている。
主索105と復索107には搬器109が走行可能に懸
架されている。又、高所と低所の基地101,103に
は、駆動輪111と受動輪113とが設置され、これら
に1本の曳索115が巻掛けられている。上記駆動輪1
11は油圧モータ等によって回転駆動され、これに巻掛
けた曳索115を摩擦力によって走行させる。上記曳索
115は上記搬器109と接続され、搬器109を低所
から高所に向かって運び上げ又は低所に戻すものであ
る。尚、上記主索105と復索107との間には、主索
105と復索107を略半円状ルートで連結する位置に
略半円状軌道117が配置され、これにより主索105
と復索107の間で搬器109の切換を可能にしてい
る。
ような構成になっている。まず、低所及び高所にそれぞ
れ基地101,103が設置され、上記低所、高所の間
には主索105と復索107が平行に配設されている。
主索105と復索107には搬器109が走行可能に懸
架されている。又、高所と低所の基地101,103に
は、駆動輪111と受動輪113とが設置され、これら
に1本の曳索115が巻掛けられている。上記駆動輪1
11は油圧モータ等によって回転駆動され、これに巻掛
けた曳索115を摩擦力によって走行させる。上記曳索
115は上記搬器109と接続され、搬器109を低所
から高所に向かって運び上げ又は低所に戻すものであ
る。尚、上記主索105と復索107との間には、主索
105と復索107を略半円状ルートで連結する位置に
略半円状軌道117が配置され、これにより主索105
と復索107の間で搬器109の切換を可能にしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、複線循環式索道にお
いては高所と低所の基地101,103において、搬器
109と曳索115とを着脱する作業が不可欠であっ
た。これは曳索115を駆動輪113との摩擦力によっ
て走行させているため、駆動輪113と曳索115とが
スリップしないようにするには曳索115を駆動輪11
3に何重にも巻回して所望の摩擦力を得る必要があるか
らである。よって、曳索115が駆動輪113に巻掛け
られた範囲では搬器109を曳索115から外さなけれ
ばならない。従来、この作業は全て手作業で行ってい
た。ところが、この搬器109を曳索115に着脱する
作業が極めて面倒であり多くの労力を要してしまうとと
もに、搬器109と曳索115との固定を確実に行なう
ために常に細心の注意を払う必要があった。
と次のような問題があった。まず、複線循環式索道にお
いては高所と低所の基地101,103において、搬器
109と曳索115とを着脱する作業が不可欠であっ
た。これは曳索115を駆動輪113との摩擦力によっ
て走行させているため、駆動輪113と曳索115とが
スリップしないようにするには曳索115を駆動輪11
3に何重にも巻回して所望の摩擦力を得る必要があるか
らである。よって、曳索115が駆動輪113に巻掛け
られた範囲では搬器109を曳索115から外さなけれ
ばならない。従来、この作業は全て手作業で行ってい
た。ところが、この搬器109を曳索115に着脱する
作業が極めて面倒であり多くの労力を要してしまうとと
もに、搬器109と曳索115との固定を確実に行なう
ために常に細心の注意を払う必要があった。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、曳索を駆動輪に約半周
巻掛けるだけで曳索と駆動輪との間に十分な摩擦力を生
じるようにし、搬器を曳索に固定し、着脱作業なしで運
転ができる索道駆動装置を提供することにある。
ものでその目的とするところは、曳索を駆動輪に約半周
巻掛けるだけで曳索と駆動輪との間に十分な摩擦力を生
じるようにし、搬器を曳索に固定し、着脱作業なしで運
転ができる索道駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による索道駆動装置は、基地間に平行に配置さ
れた主索及び復索に搬器を懸架し、上記基地に駆動輪と
受動輪とを設置しこれらに曳索を巻掛けるとともに曳索
を上記搬器と接続してなる索道駆動装置において、上記
駆動輪に取り付けられ一端を駆動輪に押し付け又は離反
させる位置に選択的に配置され常時は自重または付勢力
により駆動輪に押し付けるように付勢されるプレッシャ
ーレバーと、駆動輪の曳索巻掛け範囲内でプレッシャー
レバーと係合しその一端を駆動輪に押し付けるプレッシ
ャーレバー押し付け手段と、駆動輪の曳索巻掛け範囲外
でプレッシャーレバーと係合しその一端を駆動輪から離
反させるプレッシャーレバー押し付け解除手段と、を具
備したことを特徴とするものである。
本願発明による索道駆動装置は、基地間に平行に配置さ
れた主索及び復索に搬器を懸架し、上記基地に駆動輪と
受動輪とを設置しこれらに曳索を巻掛けるとともに曳索
を上記搬器と接続してなる索道駆動装置において、上記
駆動輪に取り付けられ一端を駆動輪に押し付け又は離反
させる位置に選択的に配置され常時は自重または付勢力
により駆動輪に押し付けるように付勢されるプレッシャ
ーレバーと、駆動輪の曳索巻掛け範囲内でプレッシャー
レバーと係合しその一端を駆動輪に押し付けるプレッシ
ャーレバー押し付け手段と、駆動輪の曳索巻掛け範囲外
でプレッシャーレバーと係合しその一端を駆動輪から離
反させるプレッシャーレバー押し付け解除手段と、を具
備したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記プレッシャーレバーは駆動輪とともに回転
し、駆動輪の曳索巻掛け範囲内ではプレッシャーレバー
はプレッシャーレバー押し付け解除手段との係合を解除
され、自重または付勢力によりその一端を駆動輪に押し
付けるように付勢された状態でプレッシャーレバー押し
付け手段と係合して駆動輪に押し付けられ、曳索を駆動
輪に押し付け摩擦力を増大させる。これによって曳索は
駆動輪によってスリップを起こすことなく確実に駆動さ
れる。又、プレッシャーレバーが駆動輪の曳索巻掛け範
囲外に至るとプレッシャーレバー押し付け手段との係合
を解除され、プレッシャーレバー押し付け解除手段と係
合してその一端が駆動輪から離反される。これにより曳
索と駆動輪との拘束がなくなり曳索は自由に走行できる
ようになる。
し、駆動輪の曳索巻掛け範囲内ではプレッシャーレバー
はプレッシャーレバー押し付け解除手段との係合を解除
され、自重または付勢力によりその一端を駆動輪に押し
付けるように付勢された状態でプレッシャーレバー押し
付け手段と係合して駆動輪に押し付けられ、曳索を駆動
輪に押し付け摩擦力を増大させる。これによって曳索は
駆動輪によってスリップを起こすことなく確実に駆動さ
れる。又、プレッシャーレバーが駆動輪の曳索巻掛け範
囲外に至るとプレッシャーレバー押し付け手段との係合
を解除され、プレッシャーレバー押し付け解除手段と係
合してその一端が駆動輪から離反される。これにより曳
索と駆動輪との拘束がなくなり曳索は自由に走行できる
ようになる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1,図2は索道設備の高所の基地の構
成を示す図であり、まず、盤台ユニット1が設置されて
いる。盤台ユニット1には、主索3と復索5が平行に配
設されていて、下方に向かってそれぞれ連続して配設さ
れている。本実施例の場合には、バケット7によって生
コンクリートを低所から高所に搬送するものであり、上
記バケット7の上部には搬器9が連結されている。
例を説明する。図1,図2は索道設備の高所の基地の構
成を示す図であり、まず、盤台ユニット1が設置されて
いる。盤台ユニット1には、主索3と復索5が平行に配
設されていて、下方に向かってそれぞれ連続して配設さ
れている。本実施例の場合には、バケット7によって生
コンクリートを低所から高所に搬送するものであり、上
記バケット7の上部には搬器9が連結されている。
【0008】上記盤台ユニット1の主索3と復索5の間
であってやや下方には駆動輪11が設置されている。駆
動輪11は回転軸13を盤台ユニット1の機枠に対し略
垂直に支持されてほぼ水平に配置され、周面には曳索1
5を受け入れる略V字状の溝17が形成されている。一
方、図示しない低所の基地にも盤台ユニットが設置され
ていて、この盤台ユニットに受動輪が上記駆動輪と同じ
態様で設置されている。そして駆動輪11と受動輪には
1本の無端状の曳索15が略半周巻掛けることにより巻
回されている。上記駆動輪11の回転軸13は平歯車減
速機19を介して油圧モータ21と接続されていて回転
力が伝達されるようになっており、駆動輪11を回転駆
動してこれに巻掛けた曳索15を走行させるようになっ
ている。尚、回転軸13には制動輪23が取り付けられ
ている。
であってやや下方には駆動輪11が設置されている。駆
動輪11は回転軸13を盤台ユニット1の機枠に対し略
垂直に支持されてほぼ水平に配置され、周面には曳索1
5を受け入れる略V字状の溝17が形成されている。一
方、図示しない低所の基地にも盤台ユニットが設置され
ていて、この盤台ユニットに受動輪が上記駆動輪と同じ
態様で設置されている。そして駆動輪11と受動輪には
1本の無端状の曳索15が略半周巻掛けることにより巻
回されている。上記駆動輪11の回転軸13は平歯車減
速機19を介して油圧モータ21と接続されていて回転
力が伝達されるようになっており、駆動輪11を回転駆
動してこれに巻掛けた曳索15を走行させるようになっ
ている。尚、回転軸13には制動輪23が取り付けられ
ている。
【0009】上記盤台ユニット1の主索3と復索5の間
には、主索3と復索5とを、駆動輪11に巻掛けた曳索
15と同じルートで連結する位置に配置された略半円状
軌道25が設置されている。これによって搬器9は、主
索3と復索5との間で切換が可能となる。又、低所の基
地においても上記駆動輪11と同様に主索と復索の間
に、主索と復索とを、受動輪に巻掛けた曳索と同じルー
トで連結する位置に配置された略半円状軌道が設置さ
れ、これによって搬器は主索と復索との間で切換が可能
となる。
には、主索3と復索5とを、駆動輪11に巻掛けた曳索
15と同じルートで連結する位置に配置された略半円状
軌道25が設置されている。これによって搬器9は、主
索3と復索5との間で切換が可能となる。又、低所の基
地においても上記駆動輪11と同様に主索と復索の間
に、主索と復索とを、受動輪に巻掛けた曳索と同じルー
トで連結する位置に配置された略半円状軌道が設置さ
れ、これによって搬器は主索と復索との間で切換が可能
となる。
【0010】上記駆動輪11の周縁部には複数(本実施
例では12箇所)のプレッシャーレバー27が間隔的に
取り付けられている。上記プレッシャーレバー27は図
3〜図6に示すように、まず一対のプレートがあり、こ
れを平行に連結してレバー本体29を形成する。そし
て、レバー本体29は、その中間部分をピン31により
駆動輪11の下面に回動可能に取り付け、その上部は駆
動輪11を回り込むように延長形成され上端が駆動輪1
1の溝17に対向する位置に配置されている。そして、
ここに曳索15とほぼ同径の円弧状断面を有する押し付
け部材33が取り付けられている。
例では12箇所)のプレッシャーレバー27が間隔的に
取り付けられている。上記プレッシャーレバー27は図
3〜図6に示すように、まず一対のプレートがあり、こ
れを平行に連結してレバー本体29を形成する。そし
て、レバー本体29は、その中間部分をピン31により
駆動輪11の下面に回動可能に取り付け、その上部は駆
動輪11を回り込むように延長形成され上端が駆動輪1
1の溝17に対向する位置に配置されている。そして、
ここに曳索15とほぼ同径の円弧状断面を有する押し付
け部材33が取り付けられている。
【0011】一方、上記レバー本体29の下部は下方に
直線状に延長形成されている。そして、レバー本体29
の下端よりやや上方には軸を略垂直方向に配置された押
し付けローラ35が駆動輪11の回転軸方向に向けて内
向きに突出形成されている。押し付けローラ35はこれ
を往復動可能に配置して、弾性部材によって一方向に付
勢した構成とする。すなわち、皿バネ37によって図5
中左方向に付勢されていて、その付勢量は、押し付けロ
ーラ35の軸部39後端の鍔部41がレバー本体29の
皿バネ収納部43に当接することにより一定量に規制さ
れている。そして、押し付けローラ35を後述するプレ
ッシャーレバー押し付け手段と係合させた際に、皿バネ
37の弾発力によりレバー本体29の下部を図中右方向
に付勢するものである。
直線状に延長形成されている。そして、レバー本体29
の下端よりやや上方には軸を略垂直方向に配置された押
し付けローラ35が駆動輪11の回転軸方向に向けて内
向きに突出形成されている。押し付けローラ35はこれ
を往復動可能に配置して、弾性部材によって一方向に付
勢した構成とする。すなわち、皿バネ37によって図5
中左方向に付勢されていて、その付勢量は、押し付けロ
ーラ35の軸部39後端の鍔部41がレバー本体29の
皿バネ収納部43に当接することにより一定量に規制さ
れている。そして、押し付けローラ35を後述するプレ
ッシャーレバー押し付け手段と係合させた際に、皿バネ
37の弾発力によりレバー本体29の下部を図中右方向
に付勢するものである。
【0012】又、レバー本体29の下端には軸を略垂直
方向に配置された状態で下方に案内ローラ45が突出形
成されている。このものは後述するプレッシャーレバー
押し付け解除手段と係合する。
方向に配置された状態で下方に案内ローラ45が突出形
成されている。このものは後述するプレッシャーレバー
押し付け解除手段と係合する。
【0013】上記レバー本体29は駆動輪11への取り
付け部をはさんで下部が上部より長く形成されていて、
自由状態では下部が自重で下方に垂下するようになって
おり、これによって上部の押し付け部材33が駆動輪1
1の溝17に当接するように付勢されている。そして、
レバー本体29の下部を垂下した状態から横方向に回動
させた場合はレバー本体29の上部が上記溝17から離
反するように構成されている(図中、2点鎖線で示
す)。尚、プレッシャーレバー27を駆動輪11に押し
付けるように付勢する手段としては、プレッシャーレバ
ーの自重によるもののほか、プレッシャーレバー27と
駆動輪11との間にスプリング等の弾性体を縮設するな
ど他の手段を利用しても良い。
付け部をはさんで下部が上部より長く形成されていて、
自由状態では下部が自重で下方に垂下するようになって
おり、これによって上部の押し付け部材33が駆動輪1
1の溝17に当接するように付勢されている。そして、
レバー本体29の下部を垂下した状態から横方向に回動
させた場合はレバー本体29の上部が上記溝17から離
反するように構成されている(図中、2点鎖線で示
す)。尚、プレッシャーレバー27を駆動輪11に押し
付けるように付勢する手段としては、プレッシャーレバ
ーの自重によるもののほか、プレッシャーレバー27と
駆動輪11との間にスプリング等の弾性体を縮設するな
ど他の手段を利用しても良い。
【0014】次に上記プレッシャーレバー27を駆動輪
11の曳索巻掛け範囲内では駆動輪11に押し付け、巻
掛け範囲外では押し付けを解除させる機構について説明
する。図3〜図6に示すように、まず、駆動輪11の曳
索巻掛け範囲内にはプレッシャーレバー押し付け手段と
しての案内部材47が設置されている。このものはガイ
ドレールであって、上記のプレッシャーレバー27の押
し付けローラ35と係合するように配置された状態で盤
台ユニット1の機枠に固定されている。その取り付け範
囲は駆動輪11の曳索15が巻掛けられた範囲のほぼ全
体であって、駆動輪11と曳索15が離反する位置をそ
れぞれ始端又は終端としており、この始端と終端はプレ
ッシャーレバー27の押し付けローラ35との係合を容
易にするため内側に湾曲して形成されている。
11の曳索巻掛け範囲内では駆動輪11に押し付け、巻
掛け範囲外では押し付けを解除させる機構について説明
する。図3〜図6に示すように、まず、駆動輪11の曳
索巻掛け範囲内にはプレッシャーレバー押し付け手段と
しての案内部材47が設置されている。このものはガイ
ドレールであって、上記のプレッシャーレバー27の押
し付けローラ35と係合するように配置された状態で盤
台ユニット1の機枠に固定されている。その取り付け範
囲は駆動輪11の曳索15が巻掛けられた範囲のほぼ全
体であって、駆動輪11と曳索15が離反する位置をそ
れぞれ始端又は終端としており、この始端と終端はプレ
ッシャーレバー27の押し付けローラ35との係合を容
易にするため内側に湾曲して形成されている。
【0015】一方、駆動輪11の曳索巻掛け範囲外で
は、プレッシャーレバー押し付け解除手段としての案内
部材49が設置されている。このものはガイドレールで
あって、プレッシャーレバー27の案内ローラ45と係
合するように配置された状態で盤台ユニット1の機枠に
固定されている。その取り付け範囲は駆動輪11の曳索
巻掛け範囲外の全体であって、駆動輪11と曳索15が
離反する位置をそれぞれ始端又は終端としている。そし
て、その始端と終端はプレッシャーレバー27をレバー
本体29の下部が垂下した状態と横方向に回動させた状
態とに切り換えるため、案内ローラ45を高い水平面で
支承した状態の位置(図中Aの位置)から低い垂直面で
支承した状態の位置(図中Bの位置)まで連続した傾斜
面51としている。
は、プレッシャーレバー押し付け解除手段としての案内
部材49が設置されている。このものはガイドレールで
あって、プレッシャーレバー27の案内ローラ45と係
合するように配置された状態で盤台ユニット1の機枠に
固定されている。その取り付け範囲は駆動輪11の曳索
巻掛け範囲外の全体であって、駆動輪11と曳索15が
離反する位置をそれぞれ始端又は終端としている。そし
て、その始端と終端はプレッシャーレバー27をレバー
本体29の下部が垂下した状態と横方向に回動させた状
態とに切り換えるため、案内ローラ45を高い水平面で
支承した状態の位置(図中Aの位置)から低い垂直面で
支承した状態の位置(図中Bの位置)まで連続した傾斜
面51としている。
【0016】次に、搬器9と曳索15とを固定する機構
について説明する。図7〜図9に示すように、まず、搬
器9のフレーム53に横方向にネジ孔55が穿設され、
これにボルト57が搬器9の反曳索15側から挿入・螺
合される。又、搬器9の曳索15側にはU字状取り付け
部材59を配置しその内部に曳索15を嵌合するととも
に、上記ボルト57を開口端側から挿入する。U字状取
り付け部材59の開口端部に係止凸部61を形成し、上
記フレーム53に上記係止凸部61を受け入れる係止凹
部63を有する取り付け座部65を取り付け、係止凸部
61を係止凹部63に係合させた状態でボルト57を締
め付けて曳索15に当接させ、搬器9を曳索15に固定
するものである。
について説明する。図7〜図9に示すように、まず、搬
器9のフレーム53に横方向にネジ孔55が穿設され、
これにボルト57が搬器9の反曳索15側から挿入・螺
合される。又、搬器9の曳索15側にはU字状取り付け
部材59を配置しその内部に曳索15を嵌合するととも
に、上記ボルト57を開口端側から挿入する。U字状取
り付け部材59の開口端部に係止凸部61を形成し、上
記フレーム53に上記係止凸部61を受け入れる係止凹
部63を有する取り付け座部65を取り付け、係止凸部
61を係止凹部63に係合させた状態でボルト57を締
め付けて曳索15に当接させ、搬器9を曳索15に固定
するものである。
【0017】上記取り付け座部65の下部はプレッシャ
ーレバー27の押し付け部材33の回動軌跡内に突出配
置されたストッパー部67となっており、搬器9とプレ
ッシャーレバー27が重なった際、押し付け部材33を
ストッパー部67に当接させることによって曳索15に
押し付けるのを回避している。
ーレバー27の押し付け部材33の回動軌跡内に突出配
置されたストッパー部67となっており、搬器9とプレ
ッシャーレバー27が重なった際、押し付け部材33を
ストッパー部67に当接させることによって曳索15に
押し付けるのを回避している。
【0018】以上の構成を基にその作用を説明する。本
実施例の場合は曳索は駆動輪に約半周巻掛けただけであ
りこれによって駆動輪の回転を曳索に伝達して走行させ
るものである。上記プレッシャーレバー27は駆動輪1
1とともに回転し、駆動輪11の曳索巻掛け範囲外から
駆動輪11の曳索巻掛け範囲に至る部分では、プレッシ
ャーレバー27はプレッシャーレバー押し付け解除手段
の案内部材49の傾斜面51に沿って横方向に配置され
た状態から垂下した状態に移行し、次いでプレッシャー
レバー押し付け解除手段の案内部材49との係合を解除
される。ここではレバー本体の下部を垂下した状態でそ
の上部の押し付け部材33を駆動輪11に押し付けるよ
うに付勢された状態となる。この状態で押し付けローラ
35がプレッシャーレバー押し付け手段の案内部材47
と係合する。すると皿バネ37の弾発力で、レバー本体
27の下部を図中右方向に付勢し上部の押し付け部材3
3を駆動輪11の溝17に巻掛けた曳索15に押し付け
る。これにより駆動輪11と曳索15との摩擦力が増大
し、駆動輪11の回転力が曳索15に確実に伝達され
る。
実施例の場合は曳索は駆動輪に約半周巻掛けただけであ
りこれによって駆動輪の回転を曳索に伝達して走行させ
るものである。上記プレッシャーレバー27は駆動輪1
1とともに回転し、駆動輪11の曳索巻掛け範囲外から
駆動輪11の曳索巻掛け範囲に至る部分では、プレッシ
ャーレバー27はプレッシャーレバー押し付け解除手段
の案内部材49の傾斜面51に沿って横方向に配置され
た状態から垂下した状態に移行し、次いでプレッシャー
レバー押し付け解除手段の案内部材49との係合を解除
される。ここではレバー本体の下部を垂下した状態でそ
の上部の押し付け部材33を駆動輪11に押し付けるよ
うに付勢された状態となる。この状態で押し付けローラ
35がプレッシャーレバー押し付け手段の案内部材47
と係合する。すると皿バネ37の弾発力で、レバー本体
27の下部を図中右方向に付勢し上部の押し付け部材3
3を駆動輪11の溝17に巻掛けた曳索15に押し付け
る。これにより駆動輪11と曳索15との摩擦力が増大
し、駆動輪11の回転力が曳索15に確実に伝達され
る。
【0019】又、プレッシャーレバー27が駆動輪11
の曳索巻掛け範囲外に至る部分では、まず、押し付けロ
ーラ35とプレッシャーレバー押し付け手段の案内部材
47との係合が解除される。これにより、プレッシャー
レバー27は下部が垂下した状態となる。次いでプレッ
シャーレバー27の案内ローラ45がプレッシャーレバ
ー押し付け解除手段の案内部材49の傾斜面51と係合
し、レバー本体29の下部を横方向に回動させて上部の
押し付け部材33を駆動輪11に対向する位置から離反
させる。これにより、曳索15はプレッシャーレバー2
7により駆動輪11に拘束されず、自由に走行すること
ができる。
の曳索巻掛け範囲外に至る部分では、まず、押し付けロ
ーラ35とプレッシャーレバー押し付け手段の案内部材
47との係合が解除される。これにより、プレッシャー
レバー27は下部が垂下した状態となる。次いでプレッ
シャーレバー27の案内ローラ45がプレッシャーレバ
ー押し付け解除手段の案内部材49の傾斜面51と係合
し、レバー本体29の下部を横方向に回動させて上部の
押し付け部材33を駆動輪11に対向する位置から離反
させる。これにより、曳索15はプレッシャーレバー2
7により駆動輪11に拘束されず、自由に走行すること
ができる。
【0020】尚、上記のように搬器9は曳索15に固定
されていることから、搬器9とプレッシャーレバー27
が重なる場合が生じる。この場合は、図9に示すように
搬器9の取り付け座65に設けたストッパー部67が機
能し、これにプレッシャーレバー27の押し付け部材3
3が当接することにより、それ以上の回動を規制される
ので、プレッシャーレバー27は横方向の状態のまま進
行し、押し付けローラ35とプレッシャーレバー押し付
け手段の案内部材47とが係合せず、プレッシャーレバ
ー27が機能しないようになっている。
されていることから、搬器9とプレッシャーレバー27
が重なる場合が生じる。この場合は、図9に示すように
搬器9の取り付け座65に設けたストッパー部67が機
能し、これにプレッシャーレバー27の押し付け部材3
3が当接することにより、それ以上の回動を規制される
ので、プレッシャーレバー27は横方向の状態のまま進
行し、押し付けローラ35とプレッシャーレバー押し付
け手段の案内部材47とが係合せず、プレッシャーレバ
ー27が機能しないようになっている。
【0021】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、搬器9を曳索15に固定し、
着脱作業なしで運転ができる。これは、駆動輪11の曳
索巻掛け範囲内ではプレッシャーレバー27の押し付け
部材33を駆動輪11に押し付けることにより駆動輪1
1と曳索15の摩擦力を増大させることができ、よって
曳索15を駆動輪に約半周巻掛けるだげで駆動力を伝達
できるからである。
することができる。まず、搬器9を曳索15に固定し、
着脱作業なしで運転ができる。これは、駆動輪11の曳
索巻掛け範囲内ではプレッシャーレバー27の押し付け
部材33を駆動輪11に押し付けることにより駆動輪1
1と曳索15の摩擦力を増大させることができ、よって
曳索15を駆動輪に約半周巻掛けるだげで駆動力を伝達
できるからである。
【0022】又、駆動輪11の曳索巻掛け範囲外ではプ
レッシャーレバー27による押し付けを解除するように
したから、曳索15が駆動輪11に拘束されることなく
自由に走行できるからである。これにより、搬器9と曳
索15の着脱に要する多大な労力を軽減することができ
るとともに搬器9と曳索15の固定に注意を払う必要が
なく、安全性を確保することができる。
レッシャーレバー27による押し付けを解除するように
したから、曳索15が駆動輪11に拘束されることなく
自由に走行できるからである。これにより、搬器9と曳
索15の着脱に要する多大な労力を軽減することができ
るとともに搬器9と曳索15の固定に注意を払う必要が
なく、安全性を確保することができる。
【0023】又、搬器9は曳索15に固定されて走行
し、略半円状軌道により主索と復索との間の搬器の切換
を行うようにしたので、切換作業を別途行う必要がな
く、そのための装置を設ける必要もない。
し、略半円状軌道により主索と復索との間の搬器の切換
を行うようにしたので、切換作業を別途行う必要がな
く、そのための装置を設ける必要もない。
【0024】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記実施例ではプレッシャーレバ
ー27は12箇所取り付けられているが、その数は任意
である。又、プレッシャーレバー27は、駆動輪11の
下部に取り付けたものを図示したが、駆動輪の上部に取
り付けても良い。この場合は、プレッシャーレバーの一
端を駆動輪に押付けるように付勢するため、弾性体等の
付勢力付与手段を利用し、プレッシャーレバー押し付け
手段、プレッシャーレバー押し付け解除手段も駆動輪の
上部に設置する。
のではない。例えば、前記実施例ではプレッシャーレバ
ー27は12箇所取り付けられているが、その数は任意
である。又、プレッシャーレバー27は、駆動輪11の
下部に取り付けたものを図示したが、駆動輪の上部に取
り付けても良い。この場合は、プレッシャーレバーの一
端を駆動輪に押付けるように付勢するため、弾性体等の
付勢力付与手段を利用し、プレッシャーレバー押し付け
手段、プレッシャーレバー押し付け解除手段も駆動輪の
上部に設置する。
【0025】又、プレッシャーレバー27は駆動輪に対
して回動可能に取り付けることにより、一端を駆動輪に
押し付け又は離反させる位置に選択的に配置され常時は
自重または付勢力により駆動輪に押し付けられるように
付勢したが、これと同じ構成は他の手段でも実現可能で
ある。例えば往復動を利用した構成とすることもでき
る。又、プレッシャーレバー押し付け手段としての案内
部材47は駆動輪11の曳索15が巻掛けられた範囲の
ほぼ全体としたが一部でもよく、又、一箇所にかぎらず
複数箇所としても良い。又、上記実施例では主索と復索
とを駆動輪と受動輪に巻掛けた曳索と同じルートで連結
する略半円状軌道で連結したが、搬器は曳索に固定され
てこれとともに駆動輪に沿って走行するので、必ずしも
軌道がなくてもよい。又、本発明の装置は駆動輪に設け
れば良く、駆動輪が低所の基地に設けられている場合で
も適用できる。
して回動可能に取り付けることにより、一端を駆動輪に
押し付け又は離反させる位置に選択的に配置され常時は
自重または付勢力により駆動輪に押し付けられるように
付勢したが、これと同じ構成は他の手段でも実現可能で
ある。例えば往復動を利用した構成とすることもでき
る。又、プレッシャーレバー押し付け手段としての案内
部材47は駆動輪11の曳索15が巻掛けられた範囲の
ほぼ全体としたが一部でもよく、又、一箇所にかぎらず
複数箇所としても良い。又、上記実施例では主索と復索
とを駆動輪と受動輪に巻掛けた曳索と同じルートで連結
する略半円状軌道で連結したが、搬器は曳索に固定され
てこれとともに駆動輪に沿って走行するので、必ずしも
軌道がなくてもよい。又、本発明の装置は駆動輪に設け
れば良く、駆動輪が低所の基地に設けられている場合で
も適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による索道駆
動装置によると、搬器を曳索に固定し、着脱作業なしで
運転できるようにしたので、搬器と曳索の着脱に要する
多大な労力を軽減するとともに搬器と曳索の固定に注意
を払う必要がなく、安全性を確保することができる。
動装置によると、搬器を曳索に固定し、着脱作業なしで
運転できるようにしたので、搬器と曳索の着脱に要する
多大な労力を軽減するとともに搬器と曳索の固定に注意
を払う必要がなく、安全性を確保することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す図で高所の基地の正面
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で高所の基地の平面
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で索道駆動装置の斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図で索道駆動装置の底
面図である。
面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図で索道駆動装置の一
部拡大断面図である。
部拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図で索道駆動装置の一
部拡大底面図である。
部拡大底面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図で搬器と曳索の固定
機構の平面図である。
機構の平面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図で搬器と曳索の固定
機構の断面図である。
機構の断面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図で搬器とプレッシャ
ーレバーが重なった状態の側面図である。
ーレバーが重なった状態の側面図である。
【図10】索道駆動装置の全体概略説明図である。
【図11】索道駆動装置の基地概略説明図である。
3 主索 5 復索 9 搬器 11 駆動輪 15 曳索 27 プレッシャーレバー 47 プレッシャーレバー押し付け手段(案内部材) 49 プレッシャーレバー押し付け解除手段(案内部
材)
材)
Claims (1)
- 【請求項1】 基地間に平行に配置された主索及び復索
に搬器を懸架し、上記基地に駆動輪と受動輪とを設置し
これらに曳索を巻掛けるとともに曳索を上記搬器と接続
してなる索道駆動装置において、上記駆動輪に取り付け
られ一端を駆動輪に押し付け又は離反させる位置に選択
的に配置され常時は自重または付勢力により駆動輪に押
し付けるように付勢されるプレッシャーレバーと、駆動
輪の曳索巻掛け範囲内でプレッシャーレバーと係合しそ
の一端を駆動輪に押し付けるプレッシャーレバー押し付
け手段と、駆動輪の曳索巻掛け範囲外でプレッシャーレ
バーと係合しその一端を駆動輪から離反させるプレッシ
ャーレバー押し付け解除手段と、を具備したことを特徴
とする索道駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344869A JPH085375B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 索道駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344869A JPH085375B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 索道駆動装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17701395A Division JPH0840258A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 索道駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191398A JPH06191398A (ja) | 1994-07-12 |
JPH085375B2 true JPH085375B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18372625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4344869A Expired - Lifetime JPH085375B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 索道駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085375B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105620493B (zh) * | 2016-03-09 | 2017-12-22 | 中国石油化工股份有限公司天然气川气东送管道分公司 | 一种新型快装货运索道 |
CN107697077B (zh) * | 2017-10-31 | 2024-04-12 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 索道组件 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5730700A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Ventilation method of work space |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344869A patent/JPH085375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06191398A (ja) | 1994-07-12 |
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