JPH0732306Y2 - 索道装置 - Google Patents

索道装置

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Publication number
JPH0732306Y2
JPH0732306Y2 JP1992027381U JP2738192U JPH0732306Y2 JP H0732306 Y2 JPH0732306 Y2 JP H0732306Y2 JP 1992027381 U JP1992027381 U JP 1992027381U JP 2738192 U JP2738192 U JP 2738192U JP H0732306 Y2 JPH0732306 Y2 JP H0732306Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
drive
cableway
carrier
roller
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992027381U
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English (en)
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JPH0620153U (ja
Inventor
照男 松川
Original Assignee
太平索道株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降ステーションで搬
器を迎え入れて送り出す際に、搬器を索道ロープから離
脱させ、直線の迎え入れアプローチ及び送り出しアプロ
ーチのそれぞれで離脱した搬器を駆動する一連の駆動ロ
ーラ群により索道ロープの速度よりも遅い速度で搬器を
駆動する索道装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の索道装置においては、図
1に示すように、直線の迎え入れアプローチ及び送り出
しアプローチのそれぞれで離脱した搬器を駆動する一連
の駆動ローラ群20のうちの索道ロープ駆動用原動滑車21
の原動機22から遠く離れている各1個の駆動ローラを、
複数個の一連のプロペラシャフトを介して原動滑車11の
原動機12により駆動するのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来の構
成では、複数個のプロペラシャフトの長い連鎖を介して
原動滑車の原動機により駆動ローラを駆動するため、メ
インテナンスが面倒であるという欠点がある。
【0004】従って、本考案の目的は、プロペラシャフ
トの長い連鎖を必要せずメインテナンスが容易な離脱搬
器駆動ローラ用駆動手段を有する索道装置を得るにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案による索道装置は、各駆動ローラ群のうちの
1個を、索道ロープに掛合して索道ロープにより回転さ
せられる少なくとも1対の索道ロープ掛合ローラ間でベ
ルト・プーリにより駆動連結し、索道ロープの移動方向
と同一方向に索道ロープよりも遅い速度で搬器を駆動す
るよう回転させる構成としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この構成によれば、原動滑車により駆動される
索道ロープが移動するとき、この索道ロープ掛合ローラ
はこの索道ロープにより回転する。この索道ロープ掛合
ローラに同軸状に取り付けた1対のロープ駆動プーリう
ちの一方のロープ駆動プーリと、駆動ローラ群のうちの
1個の駆動ローラに同軸状に取り付けたプーリと、1対
のロープ駆動プーリうちの他方のロープ駆動プーリと、
転向プーリとに順次巻き掛けて閉ループを形成した駆動
ベルトにより駆動ローラは回転する。これにより、直線
の迎え入れアプローチ及び送り出しアプローチのそれぞ
れで離脱した搬器を索道ロープとは異なる遅い速度で駆
動することができる。
【0007】
【実施例】次に、図面につき本考案の好適な実施例を説
明する。
【0008】図2には、図示しない原動滑車によって駆
動される索道ロープ1に対して着脱自在の搬器2を索道
ロープ1から離脱させ、索道ロープの速度とは異なる遅
い速度で駆動する駆動ローラ(タイヤホイール)3によ
り搬器2を駆動する状態を示す。
【0009】搬器2の握索ジョー4が索道ロープ1を釈
放した後には、搬器2は昇降ステーションのフレームに
設けた案内レール5a、5bにより支持し、搬器懸垂Tバー
6の頂面に設けた駆動面7に駆動ローラ3が掛合して搬
器2を駆動する。握索ジョー4及び駆動面7に関して
は、本件出願人による先願の実開平3-120267号に記載さ
れている。
【0010】本考案によれば、この駆動ローラ3を駆動
する駆動源を、図1の従来のように、複数個のプロペラ
シャフトの長い連鎖を介して原動滑車のための原動機か
ら導き出すのではなく、図3に示すように、索道ロープ
1自体とする。
【0011】本考案によれば、直線の迎え入れアプロー
チ及び送り出しアプローチのそれぞれで離脱した搬器2
を駆動する一連の駆動ローラ群のうちの所定駆動ローラ
3の近傍において、索道ロープ1に掛合する1対の索道
ロープ掛合ローラ8、9、及び転向ローラ10を昇降ステ
ーションのフレームに回転自在に取り付ける。順次の駆
動ローラ3はベルト・プーリにより互いに駆動連結す
る。
【0012】駆動ローラ3、索道ロープ掛合ローラ8、
9、及び転向ローラ10には、それぞれのローラに同軸状
のプーリ3a、8a、9a、10aを設ける。駆動ローラ3の両
側に索道ロープ掛合ローラ8、9を配置し、プーリ8a、
3a、9a、10a、8aの順序で駆動ベルト11を巻き掛け、閉
ループを形成する。
【0013】この構成によれば、索道ロープ1が図1に
示すような原動滑車21により駆動されて図3の矢印Aの
方向に移動するとき、プーリ8a、9aは反時計方向に回転
し、これによりプーリ3aは時計方向に回転し、これに伴
って駆動ローラ群も時計方向に回転し、搬器2を矢印A
の方向に駆動する。
【0014】プーリ間の回転伝達比は、駆動ローラ3の
角速度が索道ロープ1の移動速度よりも遅い速度となる
ように選択する。
【0015】索道ロープ掛合ローラ8、9間において、
索道ロープ1の上方からテンションローラ(図示せず)
を掛合させて索道ロープに下向きの押圧力を加え、索道
ロープが索道ロープ掛合ローラ8、9に確実に掛合し、
確実に回転駆動するようにすると好適である。また順次
の駆動ローラ3間のベルトにもテンションローラ12の下
向き押圧力を加えるようにするとよい。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、従来のように、複数個
のプロペラシャフトの長い連鎖を介して原動滑車のため
の原動機から導き出すのではなく、駆動ローラ群のうち
の駆動すべき駆動ローラに近接する位置に配置した索道
ロープ掛合ローラによりベルトプーリ駆動するため、構
成簡単であり、製造コストを低減することができ、また
メインテナンスも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の着脱自在搬器を有する索道装置の昇降ス
テーションにおける駆動手段を示す線図的斜視図であ
る。
【図2】索道ロープから釈放した搬器を駆動する駆動手
段及び案内手段を示す線図的説明図である。
【図3】本考案による索道装置の索道ロープから釈放し
た搬器を案内レールに沿って駆動する駆動装置を示す線
図的説明図である。 1 索道ロープ 2 搬器 3 駆動ローラ(タイヤホイール) 4 握索ジョー 5a,5b 案内レール 6 搬器懸垂Tバー 7 駆動面 8,9 索道ロープ掛合ローラ 10 転向ローラ 3a,8a,9a,10a プーリ 11 駆動ベルト 12 テンションローラ 20 駆動ローラ群 21 原動滑車 22 原動機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降ステーションで搬器を迎え入れて送り
    出す際に、搬器を索道ロープから離脱させ、直線の迎え
    入れアプローチ及び送り出しアプローチのそれぞれで離
    脱した搬器を駆動する一連の駆動ローラ群により索道ロ
    ープの速度よりも遅い速度で搬器を駆動する索道装置に
    おいて、各駆動ローラ群のうちの1個を、索道ロープに
    掛合して索道ロープにより回転させられる少なくとも1
    対の索道ロープ掛合ローラ間でベルト・プーリにより駆
    動連結し、索道ロープの移動方向と同一方向に索道ロー
    プよりも遅い速度で搬器を駆動するよう回転させる構成
    としたことを特徴とする索道装置。
JP1992027381U 1992-04-24 1992-04-24 索道装置 Expired - Lifetime JPH0732306Y2 (ja)

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JP1992027381U JPH0732306Y2 (ja) 1992-04-24 1992-04-24 索道装置

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JP1992027381U JPH0732306Y2 (ja) 1992-04-24 1992-04-24 索道装置

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JPH0620153U JPH0620153U (ja) 1994-03-15
JPH0732306Y2 true JPH0732306Y2 (ja) 1995-07-26

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ID=12219476

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ592922A (en) * 2010-08-19 2012-08-31 Innova Patent Gmbh Pivotally mounted rocker carrying supporting roller(s) via which tire wheels are driven
AT12625U1 (de) * 2010-10-18 2012-09-15 Innova Patent Gmbh Seilbahnanlage

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02283561A (en) * 1989-04-21 1990-11-21 Nippon Cable Co Ltd Carrier spacing control device for automatic recirculating cableway

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02283561A (en) * 1989-04-21 1990-11-21 Nippon Cable Co Ltd Carrier spacing control device for automatic recirculating cableway

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JPH0620153U (ja) 1994-03-15

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