JPH0853623A - チキソトロープの発泡性オルガノシロキサン組成物 - Google Patents

チキソトロープの発泡性オルガノシロキサン組成物

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JPH0853623A
JPH0853623A JP7118548A JP11854895A JPH0853623A JP H0853623 A JPH0853623 A JP H0853623A JP 7118548 A JP7118548 A JP 7118548A JP 11854895 A JP11854895 A JP 11854895A JP H0853623 A JPH0853623 A JP H0853623A
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polyorganosiloxane
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/02Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by the reacting monomers or modifying agents during the preparation or modification of macromolecules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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    • C08J2383/04Polysiloxanes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密度及びきめのような硬化発泡体の望ましい
性質に悪影響を与えずに流れを抑制するに充分なチクソ
トロープ性をオルガノシロキサン組成物に与える。 【構成】 硬化性オルガノシロキサン組成物にエチレン
性不飽和カルボン酸のグリセリドの水素化物を配合した
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡性オルガノシロキサ
ン組成物であって、他の性質に悪影響を与えず、またこ
れら組成物から調製される硬化された泡に悪影響を与え
ずに、チキソトロピーを与える添加剤を含むものに関す
る。この添加剤は、小さな断面積で密度の低い泡を調製
するのに特に有用である。
【0002】
【従来の技術】硬化性ポリオルガノシロキサン、オルガ
ノハイドロジェンシロキサン、水酸基含有化合物並びに
発泡及び硬化の触媒としての白金族金属又はその化合物
を含む発泡性組成物は、特許及び雑誌文献に記載されて
いる。関連する特許には、米国特許No.392370
5;4026843;4189545;459022
2;4599367及び5252627がある。
【0003】発泡体を調製するために用いられる硬化性
ポリオルガノシロキサンは、1分子当たり少なくとも2
つのアルケニル基又はシラノール基を有する。前記ポリ
オルガノシロキサンがシラノール基を含んでいないとき
は、低分子量水酸基含有化合物、例えばアルコール、シ
ラノール又はシロキサノールが、反応混合物中に含まれ
ていて、前記組成物を発泡するために必要な水素を発生
する。
【0004】ガスケットのようなある種の末端用途に
は、硬化した発泡体は密度が20Lb/ft3 (0.3
2g/cm3 )を有することが望ましい。これらの発泡体
を調製するために用いられる硬化性オルガノシロキサン
組成物の粘度は、一般には20〜70Pa・sである。
これらの組成物は、硬化前に組成物の流れを阻止するた
めのせき板又は他の障壁がなければ、三次元製品を調製
することが困難な程に流動性がよい。
【0005】そのような組成物にチクソトロピー性を与
えて、剪断力がないときに、これら組成物が流れる傾向
を減らすために種々の添加剤が用いられてきた。これら
添加剤としては、微細に分割された未処理のシリカ、シ
ラン類又は他の水酸基含有有機ケイ素化合物で処理され
たシリカ、アスベスト繊維、カーボンブラック及び他の
形の微細に分割された炭素、第4アンモニウム化合物で
処理された粘土、フタロシアニン及び他の有機顔料、微
細に分割された金属炭酸塩、酸化物、水酸化物及びケイ
酸塩、ヒドロキシステアリン酸リチウム、アルミニウム
及び他の金属の石鹸、セルロースエステル、コロイド状
のアルカリ金属又はアルカリ土類金属のアルミノケイ酸
塩並びにひまし油中に存在するような不飽和脂肪酸のグ
リセリドの水素化物、がある。これらのチクソトロープ
剤は以下の文献の1又はそれ以上に記載されている:E
P−A0198536;米国特許No.4497919;
JP−A2−038309;及びKirk Othme
r Encyclopedia of Chemica
l Technology, volume 19,
page 530, volume 20, page
262。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】公知のチクソトロープ
剤のいくつか、特に処理された又は処理されていない形
の微細に分割されたシリカは、発泡性オルガノシロキサ
ン組成物の加工性(processability)に
悪影響を与えることを、本発明者等は見いだした。それ
らは、これら組成物から調製される硬化発泡体のきめ、
密度及び他の物性をも変え、この発泡体がもはやその意
図した用途に適しないようにしてしまう。
【0007】本発明の目的は、遮るもののない表面上に
おいて、注入又は押し出しにより三次元低密度硬化物品
に成形できる発泡性組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
目的は、発泡性オルガノシロキサン組成物中に水素化ひ
まし油又は他のエチレン性不飽和脂肪酸のグリセリドの
水素化物の存在によって達成される。
【0009】本発明は、次のA〜Dを含む発泡性オルガ
ノシロキサン組成物であって: A.1分子あたり、シラノール基及びアルケニル基から
選ばれる少なくとも2つの反応性基を含むポリオルガノ
シロキサン; B.前記組成物を発泡させ硬化させるに充分な量の、1
分子あたり少なくとも3つのケイ素に結合した水素原子
を有し、水素原子がケイ素原子1個あたり1個以下であ
るオルガノハイドロジェンシロキサン; C.1分子あたり少なくとも1つのカルビノール基又は
シラノール基を有する化合物;及び D.触媒として、前記組成物の発泡と硬化を促進するに
充分な量の、周期律表の白金族の金属又は前記金属の化
合物、 前記組成物が硬化する前に実質的に流動するのを防ぐに
充分な量のチクソトロープ添加剤(成分E)を前記組成
物中に存在させ、前記添加剤が炭素原子数12〜20の
少なくとも1つのエチレン性不飽和カルボン酸のグリセ
リドの水素化物を含むことを特徴とするもの、を提供す
る。
【0010】本発明の発泡性組成物の重要な態様は、チ
クソトロープ剤として、炭素原子数12〜20で、任意
成分として少なくとも1つの水酸基を有するエチレン性
不飽和カルボン酸の少なくとも1つから誘導されるグリ
セリドの水素化物が存在することである。これらの酸
は、不飽和脂肪酸とも呼ばれ、ドデカン酸、オレイン
酸、リノレイン酸及びリシノレイン酸(12−ヒドロキ
シ−9−オクタデカン酸)を含む。水素化ひまし油、リ
シノレイン酸、オレイン酸及びリノール酸の各グリセリ
ドの混合物は、コストと入手の容易さの故に、好ましい
チクソトロープ剤である。
【0011】水酸基を有する脂肪酸グリセリドは、本発
明組成物に使用する場合に、公知のチクソトロープ剤に
対して特異であると考えられる。理由は、それは、この
組成物を傾斜した又は垂直な表面に適用したとき、さも
なくば硬化前に流動してしまう組成物の流れを実質的に
妨げる能力を有するからである。これら組成物のための
他のチクソトロープ添加剤、例えば微細に分割されたシ
リカとは相違して、本発明におけるチクソトロープ剤
は、この組成物の加工性(processabilit
y)に悪影響を与えず、硬化した発泡体の望みの性質、
特にそのきめ及び密度に悪影響を与えない。
【0012】このチクソトロープ剤は、本発明組成物の
0.5〜5wt%、好ましくは1〜4wt%を占める。
濃度が5wt%より大きいと、この組成物を従来の混合
装置で加工するのが困難となる。
【0013】本発明におけるチクソトロープ添加剤と共
に使用するのに、2種の硬化性オルガノシロキサン組成
物が適当である。両方のタイプにおいて、発泡体の気泡
質の構造を形成するに必要な水素は、シラノール又は水
酸基と、ケイ素に結合した水素原子とを、適当な触媒、
典型的には周期律表の白金族の金属又はこれら金属の1
つの化合物の存在下に反応させることにより発生させ
る。この反応はオルガノシロキサン組成物の硬化と同時
に起こる。
【0014】1つのタイプの硬化反応は、硬化剤上に存
在するケイ素に結合した水素原子と硬化性ポリオルガノ
シロキサン上に存在するシラノール基とを含む。発泡剤
として必要な水素はこの反応の副生物として発生する。
【0015】第2のタイプの硬化反応は、硬化性ポリオ
ルガノシロキサン上にあるアルケニル基と硬化剤上にあ
るケイ素に結合した水素原子との間のヒドロシリル化反
応である。
【0016】望みの硬化した発泡体の性質に依存して、
本発明の硬化性組成物は、シラノール官能性ポリオルガ
ノシロキサン、アルケニル官能性ポリオルガノシロキサ
ン及びこの両者のポリオルガノシロキサンの混合物の内
の少なくとも1つを含む。
【0017】もし、このポリオルガノシロキサンが満足
な発泡体に必要な水素を発生するに充分な濃度のシラノ
ール基を含んでいないならば、水酸基又はシラノール基
を含む追加の化合物(成分C)が、この硬化性組成物中
に存在しなければならない。このシラノール基はシラン
又は低分子量オルガノシロキサン上に存在することがで
き、一般には水として、又は1価又は多価アルコールの
反応性基として存在する。
【0018】適当なアルコールは1〜12個の炭素を含
んでおり、メタノール、エタノール、プロパノール、ベ
ンジルアルコール、ラウリルアルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール及び1,4−ブタンジオ
ールでありうる。硬化性オルガノシロキサン組成物を用
いて調製される発泡体の物性を変性するためにアルコー
ルを用いることは、米国特許No.4590222に、よ
り完全に記載されている。
【0019】適当な硬化性ポリオルガノシロキサンは、
1分子あたり少なくとも2つのアルケニル基又はシラノ
ール基を含み、25℃で粘度0.1〜100Pa・sを
示す。このポリオルガノシロキサン中の反復単位の少な
くとも90%は、一般式R12 SiOで示され、ここ
にR1 及びR2 はそれぞれに炭素原子数1〜10の1価
の非置換の又は置換された炭化水素基から選ばれる。こ
の硬化性ポリオルガノシロキサンを特徴付ける前記アル
ケニル基及びシラノール基は、好ましくは分子の末端に
位置する。しかしながら、1又はそれ以上は非末端シロ
キサン単位にも結合しうる。
【0020】好ましい硬化性ポリオルガノシロキサンに
おいて、各ケイ素原子に結合している炭化水素基の少な
くとも1つは、好ましくはメチルであり、残りのものが
あるとすれば、それはフェニル、3,3,3−トリフル
オロプロピル又はアルケニルである。
【0021】本発明組成物は、この組成物を硬化させ、
最終発泡体の気泡質構造を作りだす水素ガスを発生する
に必要なケイ素に結合した水素原子を供給する少なくと
も1つのオルガノハイドロジェンシロキサンを含む。こ
のオルガノハイドロジェンシロキサンは、線状の又は枝
分かれした構造を持ちえ、ホモポリマー、コポリマー又
はこれらの種類のポリマー類の混合物でありうる。
【0022】好ましい線状タイプのオルガノハイドロジ
ェンシロキサンは、25℃で0.01〜10Pa・sの
粘度を示し、ジアルキルシロキサン単位及びアルキルハ
イドロジェンシロキサン単位と共にトリアルキルシロキ
シ末端単位を含む。このアルキル基は炭素原子数1〜4
のものであり、最も好ましくはメチルである。
【0023】好ましい組成物は、2種類のオルガノハイ
ドロジェンシロキサンを含み、その1つはポリメチルハ
イドロジェンシロキサンで、第2はメチルハイドロジェ
ンシロキサン単位及びジメチルシロキサン単位を含む。
【0024】本発明組成物における硬化性ポリオルガノ
シロキサン(成分A)とオルガノハイドロジェンシロキ
サン(成分B)の相対的濃度はケイ素に結合した水素原
子対アルケニル基、シラノール基及びカルビノール基の
合計のモル比に等しく、典型的には3.5:1〜5.
5:1、好ましくは5:1である。
【0025】本発明組成物を発泡させ硬化させるに用い
られる反応は、周期律表の白金族の金属及びこれら金属
の化合物によって触媒される。好ましい触媒は、塩化第
二白金、塩化第二白金酸及びこれら化合物のエチレン性
不飽和オルガノシロキサン、例えばジビニルテトラメチ
ルジシロキサンによるこれら化合物の配位錯体を含む。
これらの配位錯体は、米国特許No.3419593に記
載されているようにして調製することができる。
【0026】触媒濃度は、一般に、硬化性組成物100
万重量部あたり白金族金属3200〜6000部に等し
い。
【0027】成分A、B、C、D及びEに加えて、本発
明組成物は硬化性組成物又は硬化した発泡体の性質を変
性するための種々の成分をも含みうる。
【0028】これらの任意成分は、微細に分割された補
強性及び非補強性鉱物充填材、例えば石英及び炭酸カル
シウム;金属酸化物、例えばアルミナ、アルミナ水和
物、酸化第二鉄及び二酸化チタン;顔料、例えばカーボ
ンブラック及び酸化亜鉛;有機顔料及び染料;酸化防止
剤;熱安定剤;紫外線安定剤;難燃剤及びこの硬化性組
成物の作業時間を増すための触媒抑制剤、例えば環状メ
チルビニルシロキサンを含む。
【0029】これら組成物の好ましい任意成分は、トリ
オルガノシロキシ単位及びSiO4/ 2 単位を含む樹脂状
オルガノシロキサンコポリマーである。このタイプのコ
ポリマーにおけるトリオルガノシロキシ単位は、式R3 3
SiO1/2 で示され、ここにR3 は1価の非置換の又は
置換された炭化水素基である。好ましいコポリマーにお
いて、R3 で示される炭化水素基は、炭素原子数1〜5
のアルキル基の組み合わせ、最も好ましくはメチルであ
る。このコポリマーにおけるトリオルガノシロキシ単位
対SiO4/2 単位のモル比は一般に0.7〜1.2であ
る。このコポリマーは、硬化性アルケニル置換ポリオル
ガノシロキサン及びこのコポリマーの合計重量の30%
までを占める。このコポリマーにおけるケイ素原子の少
なくとも一部はエチレン性不飽和炭化水素基、例えばビ
ニルを含む。
【0030】本発明の硬化性組成物は、成分A〜Eを均
質に混合することによって、調製される。チクソトロー
プ添加剤の硬化を最大にするために、これら組成物は少
なくとも65℃、好ましくは70℃の温度に加熱され、
高速度の剪断を用いて混合し、これはこのチクソトロー
プ添加剤を活性化する。望みの剪断速度は200rpm
の速度で回転する攪拌羽を用いることによって、達成す
ることができる。この剪断速度は、この組成物が40℃
の温度に冷却されるまで維持される。
【0031】本発明組成物は、成分A、B、C及びDを
混合すると、硬化及び発泡を始める。この組成物が硬化
する前に貯蔵することを望むならば、このことは、諸成
分を2又はそれ以上の容器中に詰め、オルガノハイドロ
ジェンシロキサンと硬化性触媒を別々の容器に入れるこ
とによって達成することができる。
【0032】硬化及び発泡の両方の反応は、前記硬化性
組成物を加熱することにより促進される。30〜65℃
の反応温度が好ましい。これらの組成物の発泡と硬化に
必要な時間は、成分の反応性と温度に基づいて、一般に
は3〜30分である。
【0033】本発明は、柔らかくて弾性のある組織(t
exture)を示す低密度の発泡体を調製するのに特
に有用である。好ましい発泡体は、密度20Lb/in
3 (320kg/m3 )未満であり、4psi(27.
6kPa)の荷重の下で高さが50%に圧縮されうる。
【0034】
【実施例】以下の例は、本発明組成物の好ましい具体例
を述べるもので、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲を限定するものと解釈さるべきでない。例中の全ての
部及びパーセンテージは、重量基準であり、粘度は25
℃で測定したものである。
【0035】(例1)この例は、水素化ひまし油及びフ
ュームドシリカの両方は発泡性組成物にチクソトロープ
流動性を与える一方で、未処理の及び処理されたシリカ
は硬化発泡体に望みの泡構造及びきめに悪影響を与える
ことを証明する。
【0036】本発明の硬化性オルガノシロキサン組成物
(組成物1及び2)を、ベース及び硬化剤からなる2液
組成物として調製した。各組成物のベース部分及び硬化
剤部分は、諸成分を均質に混合し、得られた混合物を7
0℃に加熱し、次いで循環水浴を用いて周囲温度に冷却
することにより調製した。
【0037】ベース部分(パートI)は、次の成分を含
んでいた:25℃で粘度55Pa・sを示す液体ジメチ
ルビニルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン60部;
トリオルガノシロキシ単位及びSiO2 単位を、前者対
後者のモル比が0.7となるように含み、前記トリオル
ガノシロキシ単位がトリメチルシロキシ及びジメチルビ
ニルシロシキであり、このコポリマーがビニル基を1.
8wt%含んでいるベンゼン溶解性樹脂状コポリマー2
4部;アルミナ3水和物15部;ベンジルアルコール7
部;六塩化白金酸及びsym−テトラメチルジビニルジ
シロキサンの反応生成物であって、白金含量が0.7w
t%となるに充分な量の液体ジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサンで希釈されたもの1部;カー
ボンブラック0.6部;及びRheox, Inc.か
らThixin R(R)(商標)として入手可能な水
素化ひまし油。
【0038】各組成物の硬化剤部分(パートII)は、次
のものを含んでいた:ベース部分に存在する液体ポリジ
メチルシロキサン45部;ベース部分に存在する樹脂状
コポリマー10部;平均粒度5μm の石英25部;同重
量の(1)1.6%のケイ素に結合した水素を含むトリ
メチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシロキサン
及び(2)(CH3 3 SiO1/2 及びSiO2 からな
り、(CH3 3 SiO1/2 対SiO2 のモル比が0.
75:1であるオルガノシロキサンコポリマー(この樹
脂は米国特許No.2676182に記載されているよう
にして調製でき、約1.7wt%の水酸基を含む)、の
混合物12部;1分子あたり平均5つのメチルハイドロ
ジェンシロキサン単位及び3つのジメチルシロキサン単
位を含み、ケイ素に結合した水素原子の含量が0.8w
t%であるトリメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロ
キサン5部;環状メチルビニルシロキサン0.4部;並
びにベース部分に存在する水素化ひまし油。
【0039】ベース及び硬化剤部分は、それぞれ1部
(組成物1)又は3部(組成物2)の水素化ひまし油を
含んでいた。
【0040】同重量のベース部分及び硬化剤部分をコッ
プ中でへらを用いて1分間混合することにより発泡性組
成物を調製した。得られた発泡体は周囲条件下で少なく
とも1時間上昇させ、その時点で発泡体の密度を測定し
た。
【0041】発泡性組成物の流れ特性は、U.S. M
ilitary Specification (Mi
l Spec) 46146に記載された試験方法を用
いて測定した。この装置は1つの表面に環状の穴を有す
るブロックであった。この穴の寸法は直径1.5インチ
(3.8cm)、深さ0.375インチ(0.95cm)で
あった。この穴と実質的に同じ直径を有し、厚さ1/4
インチ(0.64cm)のラムを前記穴の底に配置した。
【0042】この穴を有する表面を水平に置いて、この
穴に評価すべき硬化性組成物を充填した。この穴の上に
伸びる全ての物質を除き、この穴を含む表面を垂直にお
いた。次いで、この穴の中にある物質をラムを用いて追
い出し、この発泡体が硬化するまで(これは通常0.5
〜1時間を要する)この穴を含む垂直表面を流下させ
た。この期間にこの組成物が流れる最大距離を測定し表
1に記録した。
【0043】圧縮撓み、即ち圧縮性の尺度、及び圧縮永
久歪みを測定するためのサンプルを、厚さ0.062イ
ンチ(0.16cm)のシムで分離された2枚のポリエス
テルフィルムの間に発泡性組成物を分配することによっ
て調製した。次いで、この組成物を発泡硬化させ、その
時点で前記ポリエステルフィルムを取り除いた。圧縮永
久歪みは、ASTM D1056に記載された方法と
式、80℃で5日間及び回復時間30分を用いて既知の
厚みの硬化発泡体を当初の高さの50%に圧縮すること
によって測定した。
【0044】圧縮撓みは、発泡体を当初の高さの50%
に圧縮するに必要な力を測定することにより決定した。
【0045】本発明組成物1及び2と同じ成分の種類及
び量を用いるが、チクソトロープ添加剤及びカーボンブ
ラックを除外して(組成物3)比較組成物を調製し評価
した。組成物3に、表面積90m2/gの未処理のフュー
ムドタイプのシリカを、それぞれ3、5及び7wt%加
えることによって、追加の比較組成物(4、5及び6)
を調製した。比較組成物7及び8は、組成物4及び5の
シリカの代わりに表面積が255m2/gのシリカを、そ
れぞれ3及び5wt%含んでいた。比較組成物9及び1
0は、組成物3に、それぞれ濃度3及び4wt%のフュ
ームドシリカ(ヒドロキシル含有ポリジメチルシロキサ
ンで処理したもの)加えて調製した。
【0046】これらの組成物の示した密度、流れ、圧縮
撓み及び圧縮永久歪みを表1に要約する。組成物3〜1
0は比較の目的で調製されたものであり、本発明の範囲
に属しない。
【0047】 〔表1〕 密度 流れ 圧縮撓み 圧縮永久 組成物 Lbs/ft3//Kg/m3 in/cm Lb/in2//KPa 歪み(%) 1 16.9/270.4 1.95/4.95 19.90/137.3 8.19 2 14.5/232 2.00/5.1 10.25/70.7 6.51 3 11.7/187.2 >4/>9 2.10/14.5 5.35 4 20.2/323.2 3.60/9.1 5.00/34.5 11.54 5 22.6/361.6 3.20/8.1 測定せず 測定せず 6 >30.6/ >490 3.20/8.1 測定せず 測定せず 7 20.7/331.2 >4/>9 6.50/44.9 5.64 8 >30.6/ >490 >4/>9 測定せず 測定せず 9 22.5/360 測定せず 測定せず 測定せず 10 19.7/315.2 0.50/1.3 9.75/67.3 13.02
【0048】(例2)この例は、その場で発泡させたガ
スケットを調製するときの本発明組成物の有用性を証明
する。
【0049】例1に記載した組成物2の諸成分を、長さ
8.75インチ(22.2cm)、内径0.25インチ
(0.64cm)32個のKenics(商標)型エレメ
ントを含むスタティックミキサを通して混合した。この
組成物をスタティックミキサから直径0.240インチ
(6.1mm)、厚さ0.12インチ(3.0mm)を有す
るノズルを通して押し出した。
【0050】このミキサー及びノズルを通して前記組成
物を輸送するに必要な圧力は、圧縮空気を用いて発生さ
せた。この組成物を押し出すのに用いられた装置は米国
特許No.5222627の例に記載されている。
【0051】この組成物を水平な表面上に連続ビーズと
して押し出した。このビーズの高さは8mmで、幅は1
2.5mmであった。この組成物は50℃の温度に加熱し
たとき2分後に硬化し、幅12.57mm、高さ9.51
mmのビーズとなった。
【0052】比較のために、例1の組成物3を用いて押
し出し、硬化させた。この組成物は例1に存在したチク
ソトロープ添加剤及びカーボンブラックを含まなかっ
た。この硬化したビーズは幅12.68mm、高さ4.6
9mmであり、硬化の前に実質的な流れを示した。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のA〜Dを含む発泡性オルガノシロキ
    サン組成物であって: A.1分子あたり、シラノール基及びアルケニル基から
    選ばれる少なくとも2つの反応性基を含む液体ポリオル
    ガノシロキサン; B.前記組成物を発泡させ硬化させるに充分な量の、1
    分子あたり少なくとも3つのケイ素に結合した水素原子
    を有し、水素原子がケイ素原子1個あたり1個以下であ
    るオルガノハイドロジェンシロキサン; C.1分子あたり少なくとも1つのカルビノール基又は
    シラノール基を有する化合物;及び D.触媒として、前記組成物の発泡と硬化を促進するに
    充分な量の、周期律表の白金族の金属又は前記金属の化
    合物、 前記組成物が硬化する前に実質的に流動するのを防ぐた
    めの、前記組成物の0.5〜5wt%の量のチキソトロ
    ープ添加剤が前記組成物中に存在し、前記添加剤が炭素
    原子数12〜20の少なくとも1つのエチレン性不飽和
    ヒドロキシカルボン酸のグリセリドの水素化物を含むこ
    とを特徴とするもの。
  2. 【請求項2】 前記ポリオルガノシロキサンが、その繰
    り返し単位の少なくとも90%が一般式R1 2 SiO
    で示されるジオルガノシロキサン単位であり、ここにR
    1 及びR2 はそれぞれ1価の非置換の又は置換された典
    型的には炭素原子数1〜10の炭化水素基から選ばれ、
    前記アルケニル基はビニル基であり、どんなシラノール
    含有ポリオルガノシロキサンも成分Aの少なくとも1部
    を構成し;前記化合物が1分子あたり少なくとも1つの
    カルビノール基を有し、そして前記チクソトロープ添加
    剤が水素化ひまし油である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記ポリオルガノシロキサン又は前記オ
    ルガノハイドロジェンシロキサン中に存在する前記1価
    の炭化水素基が、アルキル、フェニル及び3,3,3−
    トリフルオロプロピルから選ばれ;前記組成物がヒドロ
    シリル化反応により硬化し;前記オルガノハイドロジェ
    ンシロキサンが、1)25℃で0.01〜10Pa・s
    の粘度を示す線状オルガノシロキサンコポリマーであっ
    て、ジアルキルシロキサン単位又はアルキルハイドロジ
    ェンシロキサン単位からなるもの、及び2)線状ポリオ
    ルガノハイドロジェンシロキサンを含み;ケイ素に結合
    した水素原子対アルケニル基、シラノール基及びカルビ
    ノール基の合計のモル比が3.5:1〜5.5:1であ
    り;そして前記組成物が更にトリメチルシロキシ単位及
    びSiO4/2 単位を有する非線状オルガノシロキサンコ
    ポリマーと少なくとも1つの非補強性充填材とを含む、
    請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記ポリオルガノシロキサンの各ケイ素
    原子に結合した少なくとも1つの炭化水素基がメチル基
    であり、前記線状オルガノシロキサンコポリマーが前記
    組成物中に存在するオルガノハイドロジェンシロキサン
    の全重量の少なくとも半分である請求項3に記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記組成物が少なくとも2つの容器に詰
    められ、前記オルガノハイドロジェンシロキサンと前記
    触媒が異なる容器中に配置されている請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の組成物。
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