JPH0853359A - ウコンを含有する薬品の混合物を原料とする肩凝り等の症状を 改善する医薬品 - Google Patents
ウコンを含有する薬品の混合物を原料とする肩凝り等の症状を 改善する医薬品Info
- Publication number
- JPH0853359A JPH0853359A JP6216485A JP21648594A JPH0853359A JP H0853359 A JPH0853359 A JP H0853359A JP 6216485 A JP6216485 A JP 6216485A JP 21648594 A JP21648594 A JP 21648594A JP H0853359 A JPH0853359 A JP H0853359A
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- JP
- Japan
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- medicine
- rhizome
- raw material
- shoulder stiffness
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は、従来の生薬の混合物を加工し
た医薬品になかった体質や疾病の有無によらず使用で
き、肩凝り等の不快な症状を改善する医薬品に関するも
のである。 【構 成】 ウコンを主剤とし、効果を安定させるた
め、センキュウ、ビャクジュツ、ニンジン、ブクリョ
ウ、ビャクシャクを混合したものを加工した医薬品
た医薬品になかった体質や疾病の有無によらず使用で
き、肩凝り等の不快な症状を改善する医薬品に関するも
のである。 【構 成】 ウコンを主剤とし、効果を安定させるた
め、センキュウ、ビャクジュツ、ニンジン、ブクリョ
ウ、ビャクシャクを混合したものを加工した医薬品
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はウコンを含有する薬品の
混合物を原料とした肩凝りなどの症状を改善する医薬品
に関するものである。
混合物を原料とした肩凝りなどの症状を改善する医薬品
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在使用されている複数の生薬の混合物
を原料とした一般的に漢方薬と呼ばれる医薬品は、生薬
の組み合わせ及び混合比率等の製造方法や使用方法を中
国の古い医学書の内容を復元したものに、医師や薬剤師
等が経験をもとに改良を加えた物がほとんどである。従
ってこれらの医薬品は、薬理作用や使用方法について現
代医学的な確固とした理論がないため、使用経験の豊富
な医師や薬剤師等が患者の体質や疾病を考慮した上で適
切な医薬品を選択して患者に使用させる必要があるしか
し実際は、使用経験の豊富な医師や薬剤師等は少ないた
めこれらの医薬品を必要とする患者に適切な医薬品を使
用させることが難しいだけでなく、これらの医薬品の多
くは一般医薬品として販売されており、患者自身が直接
購入して使用できるものが多いため、患者が誤って体質
に合わない医薬品を使用した場合十分な効果が得られな
いばかりか副作用の心配がある。
を原料とした一般的に漢方薬と呼ばれる医薬品は、生薬
の組み合わせ及び混合比率等の製造方法や使用方法を中
国の古い医学書の内容を復元したものに、医師や薬剤師
等が経験をもとに改良を加えた物がほとんどである。従
ってこれらの医薬品は、薬理作用や使用方法について現
代医学的な確固とした理論がないため、使用経験の豊富
な医師や薬剤師等が患者の体質や疾病を考慮した上で適
切な医薬品を選択して患者に使用させる必要があるしか
し実際は、使用経験の豊富な医師や薬剤師等は少ないた
めこれらの医薬品を必要とする患者に適切な医薬品を使
用させることが難しいだけでなく、これらの医薬品の多
くは一般医薬品として販売されており、患者自身が直接
購入して使用できるものが多いため、患者が誤って体質
に合わない医薬品を使用した場合十分な効果が得られな
いばかりか副作用の心配がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの生薬の混合物
を原料とした医薬品は、疾病の治療を目的として使用す
るのはもちろんであるが、疾病の有無によらず患者の不
快な症状を改善する目的で使用する場合も多い。特に患
者自身がこれらの医薬品を直接購入して使用する場合、
後者の目的のために使用する方が圧倒的に多い。その不
快な症状の中で最も多いのが肩凝り等である。従って、
従来の生薬の混合物を加工した医薬品とは違い、体質や
疾病の有無によらず様々な患者に対して使用できる肩凝
り等の不快な症状を改善する医薬品が開発されると、使
用経験の豊富な医師や薬剤師等以外にも正確な使用が可
能になり、医師や薬剤師の判断を煩わせることがなくな
り業務の効率を向上させるだけでなく、疾病の治療に関
しても助力となると考えられる。また患者がこれらの薬
品を一般医薬品として直接購入して使用した場合も、不
快な症状を改善する効果を期待できるだけでなく、副作
用などの問題も現在より少なくなると考えられる。本発
明は、これらの問題を解決するために発明されたもので
ある。
を原料とした医薬品は、疾病の治療を目的として使用す
るのはもちろんであるが、疾病の有無によらず患者の不
快な症状を改善する目的で使用する場合も多い。特に患
者自身がこれらの医薬品を直接購入して使用する場合、
後者の目的のために使用する方が圧倒的に多い。その不
快な症状の中で最も多いのが肩凝り等である。従って、
従来の生薬の混合物を加工した医薬品とは違い、体質や
疾病の有無によらず様々な患者に対して使用できる肩凝
り等の不快な症状を改善する医薬品が開発されると、使
用経験の豊富な医師や薬剤師等以外にも正確な使用が可
能になり、医師や薬剤師の判断を煩わせることがなくな
り業務の効率を向上させるだけでなく、疾病の治療に関
しても助力となると考えられる。また患者がこれらの薬
品を一般医薬品として直接購入して使用した場合も、不
快な症状を改善する効果を期待できるだけでなく、副作
用などの問題も現在より少なくなると考えられる。本発
明は、これらの問題を解決するために発明されたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前項までに述
べた生薬の混合物を原料とした従来の医薬品の欠点であ
る使用経験の豊富な医師や薬剤師にのみ正確な使用が可
能であったという点を解決した上で、体質及び疾病の有
無に関わらず使用でき肩凝りなどの不快な症状を改善医
薬品を開発するのに成功したものであり、ウコンを主剤
とし、効果を安定させるためにニンジン、ビャクジュ
ツ、センキュウ、ブクリョウ、シャクヤクの混合物を加
えることを特徴とするものである
べた生薬の混合物を原料とした従来の医薬品の欠点であ
る使用経験の豊富な医師や薬剤師にのみ正確な使用が可
能であったという点を解決した上で、体質及び疾病の有
無に関わらず使用でき肩凝りなどの不快な症状を改善医
薬品を開発するのに成功したものであり、ウコンを主剤
とし、効果を安定させるためにニンジン、ビャクジュ
ツ、センキュウ、ブクリョウ、シャクヤクの混合物を加
えることを特徴とするものである
【０００５】
【作用と実施例】次に、本発明の実験結果について例を
あげて説明する。
あげて説明する。
【０００６】第１例 ウコン、センキュウ、ビャクジュツ、ニンジン、ブクリ
ョウ、シャクヤクの混合物をつくり発明者らで混合比を
それぞれ変えて一定期間服用し実験した結果、それぞれ
重量比でウコン１：センキュウ１：ビャクジュツ１：ニ
ンジン２：ブクリョウ２：シャクヤク１の場合が最も肩
凝り等の不快な症状が改善される効果が安定することが
分かった。また実験に使用した生薬は全て医薬品として
販売されているものを使用したが、ウコンについては食
品として使用されているものや、ウコンと同科の植物で
あるハルウコンを代用してもほぼ同様な効果を得られる
ことが分かっただけでなく、上記の生薬構成からウコン
を除くと肩凝り等の不快な症状がほとんど改善されず、
ウコンが主要な役割を果たしていることが分かったなお
服用方法については、従来のように水で煎じてその抽出
エキスを服用するよりも、生薬そのものを機械で粉砕し
たものを服用するほうが患者の服用の手間が省けるだけ
でなく、服用後約３０分から５時間程度の比較的短時間
で効果が現れることが分かった。
ョウ、シャクヤクの混合物をつくり発明者らで混合比を
それぞれ変えて一定期間服用し実験した結果、それぞれ
重量比でウコン１：センキュウ１：ビャクジュツ１：ニ
ンジン２：ブクリョウ２：シャクヤク１の場合が最も肩
凝り等の不快な症状が改善される効果が安定することが
分かった。また実験に使用した生薬は全て医薬品として
販売されているものを使用したが、ウコンについては食
品として使用されているものや、ウコンと同科の植物で
あるハルウコンを代用してもほぼ同様な効果を得られる
ことが分かっただけでなく、上記の生薬構成からウコン
を除くと肩凝り等の不快な症状がほとんど改善されず、
ウコンが主要な役割を果たしていることが分かったなお
服用方法については、従来のように水で煎じてその抽出
エキスを服用するよりも、生薬そのものを機械で粉砕し
たものを服用するほうが患者の服用の手間が省けるだけ
でなく、服用後約３０分から５時間程度の比較的短時間
で効果が現れることが分かった。
【０００７】第２例 第１例で使用した同じ生薬構成かつ同じ重量比で混合し
粉砕したものを、服用を希望する患者に服用してもら
い、総数１７名について年齢、性別、服用回数、疾病の
有無についてアトランダムに以下の項目について統計を
取り次の様な結果を得た。 体調が良くなったと答えた者 １０名 食欲が良くなったと答えた者 ６名 胃の調子が良くなったと答えた者 ５名 肩凝りが良くなったと答えた者 ５名 足の冷えが良くなったと答えた者 ２名 生理痛が良くなったと答えた者 １名 上記の項目の内１項目以上良くなったと答えた者 １３名 逆に上記の項目の内、１項目以上について悪くなったと
答えた者は２名であったが、その内１名は薬品の服用以
外に原因があることが分かったため実際は１名であっ
た。また全く変化が無かったと答えたものは３名であっ
た。
粉砕したものを、服用を希望する患者に服用してもら
い、総数１７名について年齢、性別、服用回数、疾病の
有無についてアトランダムに以下の項目について統計を
取り次の様な結果を得た。 体調が良くなったと答えた者 １０名 食欲が良くなったと答えた者 ６名 胃の調子が良くなったと答えた者 ５名 肩凝りが良くなったと答えた者 ５名 足の冷えが良くなったと答えた者 ２名 生理痛が良くなったと答えた者 １名 上記の項目の内１項目以上良くなったと答えた者 １３名 逆に上記の項目の内、１項目以上について悪くなったと
答えた者は２名であったが、その内１名は薬品の服用以
外に原因があることが分かったため実際は１名であっ
た。また全く変化が無かったと答えたものは３名であっ
た。
【０００８】
【発明の効果】上記の結果から分かるように、この医薬
品は本発明の課題である体質や疾病の有無によらず使用
でき、従来の生薬を原料とした医薬品には無かった様々
な不快な症状を改善することができるものであることが
わかる。
品は本発明の課題である体質や疾病の有無によらず使用
でき、従来の生薬を原料とした医薬品には無かった様々
な不快な症状を改善することができるものであることが
わかる。
Claims (1)
- 【請求項１】 原料中にウコンもしくはウコンの加工物
を含有する医薬品
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6216485A JPH0853359A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ウコンを含有する薬品の混合物を原料とする肩凝り等の症状を 改善する医薬品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6216485A JPH0853359A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ウコンを含有する薬品の混合物を原料とする肩凝り等の症状を 改善する医薬品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853359A true JPH0853359A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16689175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6216485A Pending JPH0853359A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ウコンを含有する薬品の混合物を原料とする肩凝り等の症状を 改善する医薬品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853359A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003051381A1 (en) * | 2001-12-18 | 2003-06-26 | Kolon Ind. Inc. | Anti-ulcer agent comprising cnidium officinale extract |
| CN109453362A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-03-12 | 汤臣倍健股份有限公司 | 一种保护胃黏膜及抗幽门螺旋杆菌的组合物及其应用 |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP6216485A patent/JPH0853359A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003051381A1 (en) * | 2001-12-18 | 2003-06-26 | Kolon Ind. Inc. | Anti-ulcer agent comprising cnidium officinale extract |
| CN109453362A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-03-12 | 汤臣倍健股份有限公司 | 一种保护胃黏膜及抗幽门螺旋杆菌的组合物及其应用 |
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