JPH0852529A - リング鍛造金型構造 - Google Patents
リング鍛造金型構造Info
- Publication number
- JPH0852529A JPH0852529A JP22076594A JP22076594A JPH0852529A JP H0852529 A JPH0852529 A JP H0852529A JP 22076594 A JP22076594 A JP 22076594A JP 22076594 A JP22076594 A JP 22076594A JP H0852529 A JPH0852529 A JP H0852529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- punch
- press slide
- plate
- blank material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス加工で平板の状態で所定の内径・外
径をもつブランクをリング状に絞り込み、更に冷間鍛造
成形までを１工程で行うこと。 【構成】 （１）パンチ、（２）ダイ間に（３）タイ
ミングピン（４）下部プレッシャー（７）上部プレッシ
ャーをまた（８）ストリッパー（５）パンチプレート間
に（６）タイミングプレートき設ける事を特徴とした構
成である。
径をもつブランクをリング状に絞り込み、更に冷間鍛造
成形までを１工程で行うこと。 【構成】 （１）パンチ、（２）ダイ間に（３）タイ
ミングピン（４）下部プレッシャー（７）上部プレッシ
ャーをまた（８）ストリッパー（５）パンチプレート間
に（６）タイミングプレートき設ける事を特徴とした構
成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は平板材料からリング状
の冷間鍛造を伴う加工品をプレス加工で製造する際の金
型構造である。
の冷間鍛造を伴う加工品をプレス加工で製造する際の金
型構造である。
【０００２】
【従来の技術】従来は管材料を切削加工にて内径、外
径、両端面を仕上げている。
径、両端面を仕上げている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工方法の場
合、内径・外径を切削加工で行う事から加工品をホール
ドするために専用の工具が必要であり、またその際に発
生する芯ズレ等の不具合が発生している。更に専用の加
工機を複数台使用しなくてわならず加工速度も限定され
ている。また管材料を使用していることから平板材料に
比較して材料コストが高価である。本発明はこれらの欠
点を除くために成されたものである。
合、内径・外径を切削加工で行う事から加工品をホール
ドするために専用の工具が必要であり、またその際に発
生する芯ズレ等の不具合が発生している。更に専用の加
工機を複数台使用しなくてわならず加工速度も限定され
ている。また管材料を使用していることから平板材料に
比較して材料コストが高価である。本発明はこれらの欠
点を除くために成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】（１）パンチ、（２）ダ
イのあいだに（３）タイミングピン、（４）下部プレッ
シャー（７）上部プレッシャーを設け（５）パンチプレ
ート、（８）ストリッパー間に（６）タイミングプレー
トを設けたことを特徴とした金型構造である。
イのあいだに（３）タイミングピン、（４）下部プレッ
シャー（７）上部プレッシャーを設け（５）パンチプレ
ート、（８）ストリッパー間に（６）タイミングプレー
トを設けたことを特徴とした金型構造である。
【０００５】
【作 用】プレススライドが上死点（図３）より下降し
て（８）ストリッパープレートと（２）ダイプレートの
あいだでブランク材料をホールドする。この時、（３）
タイミングピンが作用して（４）下部プレッシャーを所
定の位置まで押し下げている（図４）。さらにプレスス
ライドの下降に伴って（１）パンチが下降して（１）パ
ンチと（２）ダイとのあいだでブランク材料をリング状
に絞り込んでゆく（図５）から（図６）。（この時ブラ
ンク材料の内径・外径、タイミングピンの長さ、タイミ
ングプレートの厚さ、パンチ・ダイの形状、ストリッパ
ー圧力の設定は加工品との関係で最適条件を選定する） さらにプレススライドの下降が進み（５）パンチプレー
トに取り付けられた（６）タイミングプレートが（７）
上部プレッシャーを下降させる、この時同時に（３）タ
イミングピンの作用によって（４）下部プレッシャーも
再び下降を開始しプレススライドの下死点に達する。プ
レススライドが下死点に達した時、加工品は（１）パン
チ・（２）ダイ・（７）上部プレッシャー・（４）下部
プレッシャーのあいだで冷間鍛造される。（図７） プレススライドが下死点から上昇するに伴って（４）下
部フレッシャーと、（７）上部プレッシャーは各々ノッ
クアウトバネの圧力によって定位置に戻りながら加工品
を金型の外に押し出す。
て（８）ストリッパープレートと（２）ダイプレートの
あいだでブランク材料をホールドする。この時、（３）
タイミングピンが作用して（４）下部プレッシャーを所
定の位置まで押し下げている（図４）。さらにプレスス
ライドの下降に伴って（１）パンチが下降して（１）パ
ンチと（２）ダイとのあいだでブランク材料をリング状
に絞り込んでゆく（図５）から（図６）。（この時ブラ
ンク材料の内径・外径、タイミングピンの長さ、タイミ
ングプレートの厚さ、パンチ・ダイの形状、ストリッパ
ー圧力の設定は加工品との関係で最適条件を選定する） さらにプレススライドの下降が進み（５）パンチプレー
トに取り付けられた（６）タイミングプレートが（７）
上部プレッシャーを下降させる、この時同時に（３）タ
イミングピンの作用によって（４）下部プレッシャーも
再び下降を開始しプレススライドの下死点に達する。プ
レススライドが下死点に達した時、加工品は（１）パン
チ・（２）ダイ・（７）上部プレッシャー・（４）下部
プレッシャーのあいだで冷間鍛造される。（図７） プレススライドが下死点から上昇するに伴って（４）下
部フレッシャーと、（７）上部プレッシャーは各々ノッ
クアウトバネの圧力によって定位置に戻りながら加工品
を金型の外に押し出す。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。上
型側は（９）上型ダイセットプレート（１０）上型バッ
キングプレート（１）パンチ（５）パンチプレート
（８）ストリッパープレートのほかに（３）タイミング
ピン（６）タイミングプレート（７）上部プレッシャー
及び（２０）ストリッパーボルト（２１）ストリッパー
バネ（２２）セットスクリュウ（１６）上部ノックアウ
トピン（１８）上部ノックアウトバネ（１５）タイミン
グプレート止メネジで構成する。下型側は（１１）下型
ダイセットプレート（１２）下型バッキングプレート
（２）ダイプレートのほかに（４）下部プレッシャー
（１７）下部ノックアウトピン（１９）下部ノックアウ
トバネ（２２）セットスクリュウ（２３）ブランク材料
位置決めプレートで構成する。また上型側と下型側の位
置決めとして（１３）ガイドピン（１４）ガイドブッシ
ュで構成されている。プレススライドの上昇・下降に伴
って各部位が作用して所定の加工品を製造することがで
きる。（図１） また上下プレッシャーに凹凸をつける
ことによって加工品の上下の面に模様を付けることも可
能である、さらに平板ブランクをプッシュバック打ち抜
き等で加工することにより順送り型に組み込み加工品を
連続生産することができる。
型側は（９）上型ダイセットプレート（１０）上型バッ
キングプレート（１）パンチ（５）パンチプレート
（８）ストリッパープレートのほかに（３）タイミング
ピン（６）タイミングプレート（７）上部プレッシャー
及び（２０）ストリッパーボルト（２１）ストリッパー
バネ（２２）セットスクリュウ（１６）上部ノックアウ
トピン（１８）上部ノックアウトバネ（１５）タイミン
グプレート止メネジで構成する。下型側は（１１）下型
ダイセットプレート（１２）下型バッキングプレート
（２）ダイプレートのほかに（４）下部プレッシャー
（１７）下部ノックアウトピン（１９）下部ノックアウ
トバネ（２２）セットスクリュウ（２３）ブランク材料
位置決めプレートで構成する。また上型側と下型側の位
置決めとして（１３）ガイドピン（１４）ガイドブッシ
ュで構成されている。プレススライドの上昇・下降に伴
って各部位が作用して所定の加工品を製造することがで
きる。（図１） また上下プレッシャーに凹凸をつける
ことによって加工品の上下の面に模様を付けることも可
能である、さらに平板ブランクをプッシュバック打ち抜
き等で加工することにより順送り型に組み込み加工品を
連続生産することができる。
【０００７】
【発明の効果】リング成形・鍛造成形が１工程（１ステ
ージ）で加工することができるために従来の方法と比較
して工数の短縮が計れ専用の治工具等の必要がなく且つ
一対のパンチとダイのあいだで加工されるため芯ズレな
どの不具合がなく金型の精度にちかい精度の加工品が得
られる。さらに管材料を使用しなくてもよいことから平
板材料とのコストメリットも発生してくる。
ージ）で加工することができるために従来の方法と比較
して工数の短縮が計れ専用の治工具等の必要がなく且つ
一対のパンチとダイのあいだで加工されるため芯ズレな
どの不具合がなく金型の精度にちかい精度の加工品が得
られる。さらに管材料を使用しなくてもよいことから平
板材料とのコストメリットも発生してくる。
【図 １】 本発明のプレススライドの下死点および
ブランク材料ホールド点における各部位の使用状態を示
す断面概略図
ブランク材料ホールド点における各部位の使用状態を示
す断面概略図
【図 ２】 加工品のブランク状態と加工後の状態の
形態を示す略図である
形態を示す略図である
【図 ３】 プレススライドの上死点時の主要部位の
断面概略図を示す。
断面概略図を示す。
【図 ４】 プレススライドポイントがブランク材料
をホールドした状態の時の主要部位の断面概略図を示
す。
をホールドした状態の時の主要部位の断面概略図を示
す。
【図 ５】 プレススライドポイントがブランク材料
を絞り込んでいる状態での主要各部位の断面概略図を示
す。
を絞り込んでいる状態での主要各部位の断面概略図を示
す。
【図 ６】 プレススライドポイントが絞り込みを完
了してタイミングプレートが上部プレッシャーに作用し
て鍛造工程へ移行する状態での主要各部位の断面概略図
を示す。
了してタイミングプレートが上部プレッシャーに作用し
て鍛造工程へ移行する状態での主要各部位の断面概略図
を示す。
【図 ７】 プレススライドが下死点で鍛造工程を完
了した状態での主要各部位の断面概略図を示す。
了した状態での主要各部位の断面概略図を示す。
１、パンチ ２、ダイプレート ３、タイミングピン ４、下部プレッシャー ５、パンチプレート ６、タイミングプレート ７、上部プレッシャー ８、ストリッパープレート ９、上型ダイセットプレート １０、上型バッキングプレート １１、下型ダイセットプレート １２、下型バッキングプレート １３、ガイドピン １４、ガイドブッシュ １５、タイミングプレート止メネジ １６、上部ノックアウトピン １７、下部ノックアウトビン １８、上部ノックアウトバネ １９、下部ノックアウトバネ ２０、ストリッパーボルト ２１、ストリッパーバネ ２２、セットスクリュウ ２３、ブランク材料位置決めプレート
Claims (1)
- 【請求項１】平板の状態で所定の内径、外径に打ち抜か
れたブランク材料を（１）パンチと（２）ダイのあいだ
で絞り込みながらリング状に成形する。このとき（３）
のタイミングピンにより（４）の下部プレッシャーはブ
ランク材料の絞り込みを防止しないように所定の位置で
待機している。さらにプレススライドが下降して（５）
パンチプレートに取り付けられた（６）タイミングプレ
ートにより（７）上部プレッシャーが下降を開始する、
同時に（３）タイミングピンも再び下降を開始して、
（４）下部プレッシャーも下降してゆく。プレススライ
ドの下降が下死点に達した時点でブランク材料は、
（１）パンチ、（２）ダイ、（７）上部プレッシャー及
び（４）下部プレッシャーとのあいだで、冷間鍛造成形
されて加工を終了する。この後プレススライドの上昇に
伴って上下プレッシャーは各々ノックアウトバネ圧力に
よって、定位置に戻り、加工されたブランク材料を金型
外へ押し出す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22076594A JPH0852529A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | リング鍛造金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22076594A JPH0852529A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | リング鍛造金型構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852529A true JPH0852529A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16756207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22076594A Pending JPH0852529A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | リング鍛造金型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852529A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08323439A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Nakajima:Kk | 円筒リングプレス成形装置及び円筒リング成形方法 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP22076594A patent/JPH0852529A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08323439A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Nakajima:Kk | 円筒リングプレス成形装置及び円筒リング成形方法 |
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