JPH08257668A - 鍛造成形方法およびその装置 - Google Patents

鍛造成形方法およびその装置

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JPH08257668A
JPH08257668A JP6319095A JP6319095A JPH08257668A JP H08257668 A JPH08257668 A JP H08257668A JP 6319095 A JP6319095 A JP 6319095A JP 6319095 A JP6319095 A JP 6319095A JP H08257668 A JPH08257668 A JP H08257668A
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公夫 百瀬
Yoshiro Akiyama
吉郎 秋山
Yasunobu Shibata
恭伸 芝田
Yoichi Uehara
洋一 上原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鍛造成形中、ワークに対するバリの発生を押さ
えることで切削工程を削減して歩留まりを向上させ、さ
らに、ワークを変形させることなく下型から離脱するこ
とができる鍛造成形方法およびその装置を提供する。 【構成】ガイドピン16と、該ガイドピン16に沿って
摺動する第1下型18と、第1下型18を囲繞する第2
下型20と、第2下型20の外壁に摺動自在に設けられ
た中間型28と、該中間型28の下面に配設された皿ば
ね26と、前記第1と第2の下型18、20に対して相
対的に変位し、ガイドピン16が挿入する第1上型36
と、第1上型36を囲繞する第2上型38とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の型と第2の型と
を相対的に変位させることにより、該第1の型と第2の
型との間に保持されたワークを挟圧して所定形状の鍛造
品を得る鍛造成形方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライブピニオンギアの如き部材
を成形するために、鍛造成形装置が広く用いられてい
る。
【0003】図8〜図12は、従来の鍛造成形装置の動
作を説明する断面図、図13は、図8に示す鍛造成形装
置で成形されたワークの断面図である。
【0004】従来の鍛造成形装置60は、円柱状に形成
されたガイドピン62と、該ガイドピン62を囲繞する
第1の下型64と、該第1下型64を囲繞する第2の下
型66とを含む。前記第1下型64は前記ガイドピン6
2の外壁に沿って摺動自在であると共に前記第2下型6
6の内部に沿って摺動する。前記第1下型64の下面に
ノックアウトピン68が当接し、該ノックアウトピン6
8は図示しないアクチュエータ、例えば、シリンダによ
って上下動可能に構成される。従って、前記ノックアウ
トピン68が上昇すると、前記第1下型64は該ノック
アウトピン68に押圧されて前記第2下型66に沿って
上昇し、ノックアウトピン68が下降すると前記第1下
型64は前記第2下型66の内部を自重で下降する。前
記ガイドピン62の上方に筒状の第1の上型70が上下
動自在に設けられ、該第1上型70の内壁によって画成
される孔部72に前記ガイドピン62が摺動自在に嵌合
する。前記第1上型70は実質的にこれを囲繞する第2
の上型74によって保持される。該第2上型74に対し
て前記第1上型70はその軸線方向に沿って摺動自在で
ある。この第2上型74には成型用の歯形75が形成さ
れている。
【0005】この鍛造成形装置60により鍛造を行う場
合、中心部に孔明加工が施されたワーク76の孔部にガ
イドピン62が挿入されると共に、該ワーク76の周縁
部は第1と第2の下型64、66に載置される(図8参
照)。次に、前記第1と第2の上型70、74の下降作
用下にワーク76は挟圧され、鍛造成形が行われる(図
9参照)。すなわち、第1上型70の孔部72にはガイ
ドピン62が挿通され、該第1上型70の下端部はワー
ク76の中心孔周辺の頂部部位を押圧する。一方、第2
上型74はワーク76の周縁部に圧接し、歯形75の形
状に沿ってワーク76に歯形状の部位を鍛造成形する。
【0006】鍛造成形終了後に、第2上型74が上昇
し、この間、第1上型70でワーク76を押さえたまま
の状態が維持される。その結果、鍛造時に第2上型74
に張り付いたワーク76が剥がされる(図10参照)。
次いで、第1上型70が上昇する(図11参照)。次
に、ノックアウトピン68の上昇作用下に第1下型64
が上昇してワーク76を押圧し、第2下型66とガイド
ピン62からワーク76を離脱させる。ノックアウトピ
ン68のさらなる上昇作用下にワーク76は第1下型6
4に載置されて上昇し、所定位置で取り出される(図1
2参照)。
【0007】このようにワーク76に対する鍛造工程が
施される間に、該ワーク76には鍛造成型品としては不
要な取り代78とバリ80部分が発生する(図13参
照)。従って、完成品とするためには、旋盤等でこの取
り代78とバリ80とを切削してテーパ部82を成形す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のドライブピニオンギアを得るための鍛造成形方
法およびその装置では、ワーク76にはテーパ部82を
成形するための取り代78が必要であり、また、バリ8
0が発生するため、ワーク76に不要となる部分が多
く、成型品の歩留まりが低下していた。また、バリ取り
等の切削工程が必要となり、製造時間がかかり、生産効
率が低下していた。
【0009】さらにまた、第1下型64がワーク76を
押圧して第2下型66とガイドピン62からワーク76
を離脱させるとき、第1下型64とワーク76との接触
面積が小さいため、この小さい接触部位に第1下型64
が上昇するときの集中力が加わり、ワーク76を変形さ
せる懸念があった。
【0010】本発明は前記の課題を解決するためになさ
れたものであり、切削工程を必要とすることなく鍛造成
形によってワークの周縁部に一挙にテーパ部を成形する
ことが可能となり、同時にバリの発生を押さえることで
取り代やバリを取り除く工程を削減し、また、歩留まり
を向上させ、さらに、ワークを変形させることなく下型
から離脱することのできる鍛造成形方法およびその装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、第1の型と第2の型とを相対的に変位
させることにより、該第1の型と第2の型との間に保持
されたワークを挟圧して所定形状の鍛造品を得る鍛造成
形方法において、前記第1の型に設けられたテーパ面を
有する中間型にワークを載置する工程と、前記第1の型
と第2の型との相対的な変位作用下に、ワークを前記第
2の型と前記中間型とで保持する工程と、前記第1の型
と第2の型とのさらなる相対的な変位作用下に、前記中
間型およびワークを第1の型側に変位せしめる工程と、
前記第1の型と第2の型と中間型とでワークを挟圧して
成型品を得る工程とからなり、前記中間型およびワーク
を第1の型側に変位させる際に、第2の型に対して中間
型を弾発力によって圧接させておくことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、ワークの略中央部を保持
する第1の型と、前記ワークの周縁部を保持する中間型
と、前記中間型とワークとに圧接する第2の型と、前記
中間型を前記第2の型に指向して弾発的に押圧する弾性
部材と、を有し、前記第1の型と、第2の型と、中間型
とにより鍛造用キャビテイを画成し、鍛造成型時に前記
第2の型と中間型とによって付与される互いに反対方向
への押圧力に基づき、該ワークに断面テーパ状の被加工
面を形成することを特徴とする。
【0013】この場合、前記中間型の外側部位に傾斜面
を形成し、前記第2の型の外側部位に傾斜面を形成し、
前記中間型の傾斜面と前記第2の型の傾斜面とを互いに
摺接して、前記弾性部材により前記中間型を前記第2の
型に密着、押圧させると好適である。
【0014】また、この場合、前記第2の型の中央部位
と、前記中間型の中央部位に互いに拡開する方向へと延
在する断面傾斜面を形成し、前記中間型の中央傾斜部に
よりワークにテーパ面を鍛造成形すると好適である。
【0015】
【作用】本発明によれば、第1の型と第2の型の相対的
な変位作用下に、中間型によってワークの周縁部にテー
パ部が成形される。また、弾性体の弾発力によって中間
型は第2の型に密着され、この状態でワークが挟圧成形
されるためにバリの発生が防止できる。さらにまた、成
形が終了して第2の型が第1の型から離間する方向に変
位すると、中間型は弾性部材の弾発力によりワークと共
に変位し、第1の型からワークが離脱する。従って、ワ
ークと中間型との接触部分に均一に弾性部材の弾発力が
分散され、狭い接触部位に力が集中することがないた
め、ワークを変形させる懸念が払拭される。
【0016】
【実施例】本発明に係る鍛造成形方法について、それを
実施する装置との関係において好適な実施例を挙げ、添
付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0017】図1は、本実施例に係る鍛造成形装置の断
面図、図2〜図7は、図1の鍛造成形装置の動作を説明
する断面図である。
【0018】図1において、参照符号10は、本実施例
に係る鍛造成形装置を示す。この鍛造成形装置10は、
下型取付部材12を含む。この下型取付部材12の中央
部に孔部14aが画成された台座14が固着される。該
台座14の孔部14aに、円柱状に成形され、且つ、下
端が拡径したガイドピン16が固着される。孔部14a
の上部終端部分は拡径した孔部14bと連通している。
前記台座14の上面中央部には前記ガイドピン16を囲
繞する筒状の第1の下型18が設けられる。該第1下型
18の下端部は拡径してスカート状の肉厚部として構成
されると共に、前記ガイドピン16の外壁に沿って摺動
自在に構成される。前記第1下型18を囲繞して中空状
の第2の下型20が設けられ、該第2下型20は前記台
座14に画成されている孔部14bの底部に着座する。
前記第2下型20は下部から上部に指向して縮径するよ
うに構成されている。前記第1下型18は前記第2下型
20の内部をその軸線方向に沿って摺動自在に構成され
る。前記第1下型18の下端に当接するノックアウトピ
ン22が前記下型取付部材12に画成された孔部12a
を貫通して設けられる。前記ノックアウトピン22は図
示しないアクチュエータ、すなわち、シリンダ等に連結
されて上下動可能に構成され、該ノックアウトピン22
が上昇すると前記第1下型18は当該ノックアウトピン
22に押圧されて前記第2下型20の内部を上昇し、前
記ノックアウトピン22が下降すると前記第1下型18
は前記第2下型20の内部を自重で下降する。前記第2
下型20を囲繞する板状部材24が前記台座14の上面
に載置され、該板状部材24の上面に弾性体である皿ば
ね26が載置される。該皿ばね26は円盤状で中央に孔
部が画成され、該孔部を貫通して前記第2下型20の先
端部が上方へと延在している。前記皿ばね26の上部に
中間型28が載置され、従って、前記皿ばね26は前記
中間型28を常時上方に押圧する弾発力を付与する。前
記中間型28の周縁部には中空状の押さえ部材30の上
端部から内方へと延在するフランジ部30aが係合し、
該押さえ部材30の下端部は前記台座14に固着され
る。前記中間型28の中央部には孔部が画成され、該孔
部の内壁部32に前記第2下型20の外壁が摺接する。
前記内壁部32の開口部は上方に指向して拡径して傾斜
部32aが形成される。前記中間型28の外周縁上面に
第1の段部34が該中間型28と同心的に設けられ、該
第1段部34は上方に指向して僅かに縮径したテーパ状
である。
【0019】前記ガイドピン16の上方に筒状の第1の
上型36が上下動自在に設けられ、該第1上型36の内
壁によって画成される孔部37に前記ガイドピン16が
摺動並びに嵌合自在である。前記第1上型36の上端部
は膨径したスカート部36aとなっている。前記第1上
型36が摺動自在に嵌合する孔部38aが画成された第
2の上型38が設けられ、該第2上型38の中央下端部
には鍛造用の歯形39が形成される。前記第2上型38
の下面には第2の段部40が該第2上型38と同心的に
設けられ、該第2段部40は下方に指向して僅かに拡径
したテーパ部位として構成される。前記第2段部40は
前記中間型28の上面に設けられたテーパ状の第1段部
34と係合する。前記第2上型38の上面に台座42が
押さえ部材44、ねじ46を介して固着され、該台座4
2の中央部には前記第1上型36が上下動自在に摺動可
能な孔部48が画成される。該孔部48の下方の内径は
縮径しているため、第1上型36が孔部48から抜け落
ちることが防止される。前記第1上型36の上端にピン
部材50が固着され、該ピン部材50の上下動にともな
って第1上型36は前記孔部48の内壁を摺動する。前
記台座42は上型取付部材52に固着される。前記上型
取付部材52は前記下型取付部材12に対して相対的に
変位し、従って、第1と第2の上型36、38は上型取
付部材52の変位にともなって前記第1と第2の下型1
8、20、および中間型28に接近、または離間する。
【0020】前記第1と第2の下型18、20の上面、
中間型28の傾斜部32a、第1上型36の下面、第2
上型38の歯形39、およびガイドピン16の外壁でキ
ャビテイ54が画成され、このキャビテイ54は成型品
の形状となる。
【0021】本実施例に係る鍛造成形装置10は基本的
に以上のように構成されるものであり、次にその動作に
ついて本実施例に係る鍛造成形方法との関連で以下に説
明する。
【0022】先ず、予備成形の工程で孔明加工を施され
たワーク56が、中間型28に載置される(図2参
照)。このとき、ガイドピン16はワーク56の孔部に
挿入され、該ワーク56の周縁部は中間型28の傾斜部
32aで囲繞支持される。次に、第1と第2の上型3
6、38の下降作用下に中間型28の第1段部34と第
2上型38の第2段部40が嵌合して夫々のテーパが係
合することにより中間型28が位置決めされる(図3参
照)。その際、第2上型38の下面と中間型28の上面
は皿ばね26の弾発力により密着する。次いで、第1と
第2の上型36、38がさらに下降すると、皿ばね26
が縮退してワーク56が下降し、ワーク56は第1と第
2の下型18、20、中間型28、第1と第2の上型3
6、38により挟圧され、鍛造成形が施される(図4参
照)。この結果、ワーク56には第2上型38の歯形3
9に対応する歯形が形成され、該ワーク56下面の周縁
部は中間型28の傾斜部32aにより押圧されて変形
し、ワーク56にはテーパ部が成形される。また、第2
上型38の下面と中間型28の上面は皿ばね26により
密着された状態を維持しているため、ワーク56の周囲
にバリが発生することを防止することができる。
【0023】このように、鍛造成形が終了すると、第2
上型38が上昇し、同時に第1上型36はピン部材50
により第2上型38に対して下降する方向に付勢される
(図5参照)。このとき、ワーク56は中間型28が皿
ばね26の弾発力により付勢されて変位し、第1と第2
の下型18、20およびガイドピン16から離脱する。
また、皿ばね26の弾発力はワーク56と中間型28の
接触部分の広い部位に均一に分散して課せられるため、
狭い接触部位に力が集中することがなく、ワーク56を
変形させる懸念が払拭される。
【0024】この後、ピン部材50が上昇して第1上型
36が上昇する(図6参照)。そして、ノックアウトピ
ン22の上昇により第1下型18が押圧される。そのた
め、ワーク56は第1下型18の上昇作用下に変位し、
所定位置に到達する(図7参照)。このワーク56は図
示しない把持装置により把持されて次の工程に搬送され
る。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る鍛造成形方法およびその装
置によれば、以下のような効果ならびに利点が得られ
る。
【0026】中間型によってワークの周縁部にテーパ部
を成形することが可能となり、同時にバリの発生が防止
されるため、取り代やバリを削除する工程が不要とな
り、歩留りが向上し、生産効率が向上する。
【0027】また、中間型は弾性体の弾発力により第1
と第2の下型にワークが張り付くことを防止し、同時
に、ワークと中間型との接触部分の広い部位に弾性体の
弾発力が均一に分散するため、従来のように狭い接触部
位に力が加わらず、ワークを変形させる懸念が払拭され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る鍛造成形装置の断面図で
ある。
【図2】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図3】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図4】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図5】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図6】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図7】図1の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図8】従来の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図9】従来の鍛造成形装置の動作を説明する断面図で
ある。
【図10】従来の鍛造成形装置の動作を説明する断面図
である。
【図11】従来の鍛造成形装置の動作を説明する断面図
である。
【図12】従来の鍛造成形装置の動作を説明する断面図
である。
【図13】従来の鍛造成形装置で鍛造成形された成型品
の断面図である。
【符号の説明】
10…鍛造成形装置 16…ガイドピン 18、20…下型 26…皿ばね 28…中間型 36、38…上型 56…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 洋一 埼玉県和光市本町8−1 本田技研工業株 式会社埼玉製作所和光工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の型と第2の型とを相対的に変位させ
    ることにより、該第1の型と第2の型との間に保持され
    たワークを挟圧して所定形状の鍛造品を得る鍛造成形方
    法において、 前記第1の型に設けられたテーパ面を有する中間型にワ
    ークを載置する工程と、 前記第1の型と第2の型との相対的な変位作用下に、ワ
    ークを前記第2の型と前記中間型とで保持する工程と、 前記第1の型と第2の型とのさらなる相対的な変位作用
    下に、前記中間型およびワークを第1の型側に変位せし
    める工程と、 前記第1の型と第2の型と中間型とでワークを挟圧して
    成型品を得る工程とからなり、 前記中間型およびワークを第1の型側に変位させる際
    に、第2の型に対して中間型を弾発力によって圧接させ
    ておくことを特徴とする鍛造成形方法。
  2. 【請求項2】ワークの略中央部を保持する第1の型と、 前記ワークの周縁部を保持する中間型と、 前記中間型とワークとに圧接する第2の型と、 前記中間型を前記第2の型に指向して弾発的に押圧する
    弾性部材と、 を有し、前記第1の型と、第2の型と、中間型とにより
    鍛造用キャビテイを画成し、鍛造成型時に前記第2の型
    と中間型とによって付与される互いに反対方向への押圧
    力に基づき、該ワークに断面テーパ状の被加工面を形成
    することを特徴とする鍛造成形装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の鍛造成形装置において、 前記中間型の外側部位に傾斜面を形成し、前記第2の型
    の外側部位に傾斜面を形成し、前記中間型の傾斜面と前
    記第2の型の傾斜面とを互いに摺接して、前記弾性部材
    により前記中間型を前記第2の型に密着、押圧させるこ
    とを特徴とする鍛造成形装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の鍛造成形装置にお
    いて、 前記第2の型の中央部位と、前記中間型の中央部位に互
    いに拡開する方向へと延在する断面傾斜面を形成し、前
    記中間型の中央傾斜部によりワークにテーパ面を鍛造成
    形することを特徴とする鍛造成形装置。
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