JPH0852524A - 流体圧シリンダ式押引き装置 - Google Patents

流体圧シリンダ式押引き装置

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JPH0852524A
JPH0852524A JP6188030A JP18803094A JPH0852524A JP H0852524 A JPH0852524 A JP H0852524A JP 6188030 A JP6188030 A JP 6188030A JP 18803094 A JP18803094 A JP 18803094A JP H0852524 A JPH0852524 A JP H0852524A
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JP
Japan
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chain
brake
sprocket
piston
fluid pressure
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Application number
JP6188030A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
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Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0852524A publication Critical patent/JPH0852524A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/026Mounting of dies, platens or press rams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押引き装置の背丈を低くするとともに、押引
きされる油圧クランプの停止精度を高める。 【構成】 空圧シリンダ12のピストンロッド15に連
結した第1チェーン20によって第1スプロケット21
を往復回転可能にし、その第1スプロケット21に連結
した第2スプロケット22によって第2チェーン23を
押引き可能にし、その第2チェーン23の先端部23a
に油圧クランプ3を連結する。上記の第2スプロケット
22の端面の外側にブレーキ孔42を設けて、そのブレ
ーキ孔42に挿入したブレーキ用ピストン43をバネ4
4によって上記の第2スプロケット22の端面へ押圧す
る。上記ピストン43の左側に設けたブレーキ解除用作
動室45へ圧縮空気を供給すると、上記ピストン43が
上記バネ44に抗して後退されて、ブレーキ状態を解除
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金型を押圧する油圧
クランプ等を流体圧シリンダによって押引きする装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の押引き装置には、従来では、実
公平4−21612号公報に記載されたものがある。こ
れは、空圧シリンダのピストンロッドに連結した第1チ
ェーンによって駆動用スプロケットを往復回転可能に構
成し、その駆動用スプロケットに連結した搬送用スプロ
ケットによって第2チェーンを押引き可能に構成して、
その第2チェーンによって油圧クランプを往復移動可能
に構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の押引き装置
において、油圧クランプを搬送途中の位置で停止させる
ために、上記ピストンロッドにブレーキ手段を対面させ
て、そのブレーキ手段によってピストンロッドを摩擦固
定することを本発明者は先に考えた。しかし、この先提
案技術では次の問題がある。ピストンロッドにブレーキ
手段を設けたので、そのブレーキ手段が摩擦接触する高
さ分だけ上記ピストンロッドの長さが大きくなる。この
ため、流体圧シリンダの高さが大きくなって、装置の背
丈が高くなる。
【0004】また、上記ピストンロッドは、比較的に周
長さが小さいので、摩擦接触面積が狭い。このため、ブ
レーキ手段の摩擦固定力が小さくならざるを得ず、油圧
クランプの停止精度が悪い。さらに、上記の油圧クラン
プと上記ピストンロッドとの間に、2つのチェーンと2
つのスプロケットとが介在するため、これらの慣性力が
大きい。このため、進退移動中のピストンロッドにブレ
ーキをかけても、上記の油圧クランプが大きな慣性力で
ズレ動かされて、その停止精度がさらに悪くなる。本発
明の目的は、押引き装置の背丈を低くすることにある。
本発明の別の目的は、油圧クランプ等の被搬送物の停止
精度を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば図1と図6に示すように、流体
圧シリンダ式押引き装置を次のように構成したものであ
る。
【0006】(請求項1の発明)流体圧シリンダ12のピ
ストンロッド15に連結した第1伝動具20によって駆
動輪21を往復回転可能に構成し、その駆動輪21に連
結した搬送輪22によって第2伝動具23を押引き可能
に構成して、その第2伝動具23によって被搬送物3を
往復移動可能に構成した、流体圧シリンダ式押引き装置
において、上記駆動輪21と搬送輪22との少なくとも
一方の輪22の端面Eの外側に、その輪22の軸心方向
へ延びるブレーキ孔42を設けて、そのブレーキ孔42
にブレーキ用ピストン43を挿入し、上記ブレーキ孔4
2の一端壁42aと上記ピストン43との間に付勢手段
44を設けて、その付勢手段44の付勢力を上記ピスト
ン43を経て上記の一方の輪22の端面Eに作用可能に
構成し、同上ブレーキ孔42の他端壁42bと同上ピス
トン43との間にブレーキ解除用作動室45を設けたも
のである。
【0007】上記の伝動具20・23としては、チェー
ン・帯状部材・ワイヤー状部材等が考えられる。また、
駆動輪21や搬送輪22としては、スプロケットやプー
リ等が考えられる。上記の被搬送物3としては、金型を
押圧固定するクランプや金型自体やワーク等が考えられ
る。上記の付勢手段44としては、バネやゴム体等が考
えられる。
【0008】(請求項2の発明)上記の請求項1の構成に
次の構成を加えたものである。前記の搬送輪22を前記
の駆動輪21よりも大径に形成して、その搬送輪22の
端面Eの外側に前記のブレーキ孔42を設けた。
【0009】(請求項3の発明)上記の請求項1又は2の
構成に次の構成を加えたものである。前記の流体圧シリ
ンダ12を複動式に構成し、その流体圧シリンダ12の
伸長用給圧口37と収縮用給圧口38とを選択的に前記
ブレーキ解除用作動室45へ接続可能に構成した。
【0010】
【作用】本発明は、例えば図1と図6に示すように、次
のように作用する。油圧クランプ等の被搬送物3を進退
させる際には、ブレーキ解除用作動室45へ圧力流体を
供給する。すると、その流体圧力によってブレーキ用ピ
ストン43が付勢手段44に抗して搬送輪22(または
駆動輪21)から後退して、その搬送輪22(または駆動
輪21)の回転が許容される。上記の被搬送物3を搬送
の途中で停止する場合には、上記の作動室45から圧力
流体を排出する。すると、付勢手段44の付勢力が上記
の搬送輪22(または駆動輪21)に作用してその搬送輪
22(または駆動輪21)を摩擦固定する。これにより、
被搬送物3が精度良く停止される。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の発明)搬送輪と駆動輪との少なくとも一方に
ブレーキ手段を設けたので、流体圧シリンダのピストン
ロッドの長さが大きくなることを防止できる。このた
め、その流体圧シリンダの高さを小さくして、装置の背
丈が低くなる。
【0012】上記の搬送輪または駆動輪の端面は、比較
的に周長さが大きくて広い摩擦接触面積を確保できる。
このため、ブレーキ手段に大きな摩擦固定力を確保で
き、被搬送物の停止精度が向上する。さらに、前記の先
提案例におけるピストンロッドにブレーキをかける場合
と比べると、ブレーキ時に作用する慣性力から前記の駆
動用チェーンの慣性力を省くことができるので、その分
だけ慣性力が小さくなる。このため、上記の被搬送物
は、慣性力によるズレ動きが少なくなって、その停止精
度がさらに向上する。
【0013】(請求項2の発明)駆動輪よりも大径に形成
した搬送輪の端面の外側に前記のブレーキ孔を設けたの
で、広い摩擦接触面積を容易に確保できる。このため、
ブレーキ手段にさらに大きな摩擦固定力を確保でき、被
搬送物の停止精度がさらに向上する。
【0014】(請求項3の発明)前記の流体圧シリンダを
複動式に構成して、その流体圧シリンダの伸長用給圧口
と収縮用給圧口とを選択的に前記ブレーキ解除用作動室
へ接続可能に構成したので、前記の第2伝動具をインチ
ング操作で押引きできる。このため、被搬送物の停止位
置決め精度がさらに向上する。
【0015】
【実施例】図1から図12は、本発明の一実施例を示し
ている。まず、本発明に係る装置の概略構成を図1の系
統図と図2の立面図によって説明する。プレス機械1の
スライド2が固定台として構成され、上記のスライド2
の下面2aには、複数の油圧クランプ3(ここでは1つ
のクランプだけを示してある。)によって、被固定物であ
る上型4が固定される。図2に示すように、上記の複数
のクランプ3は、それぞれ、一点鎖線図の進出位置Xと
実線図の後退位置Yとへ左右方向へ進退される。同上の
図2中の二点鎖線図に示すように、上記スライド2に最
大寸法の上型4を取り付ける場合には、上記クランプ3
が後退位置Yから最大クランプ位置Zへ進出される。
【0016】上記スライド2の下部には、左右方向へ延
びるT溝6が紙面に垂直な方向へ複数形成される。上記
のT溝6に、上記クランプ3のT脚8が左右方向へ進退
自在に挿入される。上記クランプ3のシリンダ本体7へ
圧油を供給すると上記シリンダ本体7が上型4をスライ
ド2の下面2aへ押圧し、同上シリンダ本体7から圧油
を排出すると上記の押圧状態が解除される。
【0017】被搬送物である上記クランプ3を進退させ
る押引き装置11は、複動式の空圧シリンダ12を備え
る。そのシリンダ12のシリンダチューブ13にピスト
ン14が気密状に挿入され、そのピストン14からピス
トンロッド15が下向きに突出される。上記ピストン1
4の上側と下側とに、伸長用作動室17と収縮用作動室
18が形成される。
【0018】上記ピストンロッド15の下部に、可撓性
の押引き伝動具によって構成した第1チェーン20の基
端部が連結され、その第1チェーン20の先端部が、駆
動輪である第1スプロケット21に巻掛けられる。上記
の第1チェーン20は、右ガイド部分26aと左ガイド
部分26bとからなる第1ガイド手段26内に、長手方
向へ押引き移動可能に挿入される。
【0019】上記の第1スプロケット21に、搬送輪で
ある第2スプロケット22が同軸上に連結される。符号
Sは、上記スプロケット21・22の軸心である。その
第2スプロケット22は第1スプロケット21よりも大
径に形成される。その第2スプロケット22に、第2伝
動具である第2チェーン23が巻掛けられる。その第2
チェーン23の先端部23aが前記T脚8に連結される
と共に、基端部23bが後述の取付けブロック65に固
定される(図2参照)。上記の第2チェーン23は、右ガ
イド部分27aと左ガイド部分27bとからなる第2ガ
イド手段27と、前記のT溝6とによって、長手方向へ
押引き可能に案内される。
【0020】上記ピストンロッド15を下向きに進出さ
せると、第1チェーン20によって第1スプロケット2
1が時計回りの方向へ回転され、これにより、第2スプ
ロケット22が第2チェーン23を時計回りの方向へ増
速回転させ、その第2チェーン23が上記クランプ3を
進退位置Xへ切換える。これとは逆に、上記ピストンロ
ッド15を上向きに後退させると、第1チェーン20に
よって第1スプロケット21が反時計回りの方向へ回転
され、これにより、第2スプロケット22が第2チェー
ン23を反時計回りの方向へ増速回転させ、その第2チ
ェーン23が上記クランプ3を後退位置Y(図2参照)へ
切換える。
【0021】上記の空圧シリンダ12を伸縮させる装置
は、次のように構成される。コンプレッサー等の空圧源
30が空圧給排手段31によって上記シリンダ12へ接
続される。即ち、上記シリンダ12を伸長させるときに
は、切換弁32を伸長操作位置Aへ切換える。すると、
空圧源30の圧縮空気が逆止弁33を経て伸長用作動室
17へ供給されるとともに、収縮用作動室18内の圧縮
空気がスピードコントロール弁36を通って大気側へ排
出される。同上シリンダ12を収縮させるときには、切
換弁32を収縮操作位置Bへ切換える。すると、空圧源
30の圧縮空気が別の逆止弁35を経て収縮用作動室1
8へ供給されるとともに、伸長用作動室17内の圧縮空
気が別のスピードコントロール弁34を通って大気側へ
排出される。
【0022】上記シリンダ12を途中で停止させるとき
には、上記の切換弁32を停止操作位置Cへ切換えれば
よい。上記シリンダ12の伸長用給圧口37と収縮用給
圧口38とがシャトル弁39によって後述のブレーキ解
除用空圧作動室45へ選択的に接続される。
【0023】前記の搬送用の第2チェーン23を所定の
進退位置で停止させるブレーキ手段40が設けられる。
ブレーキ用ハウジング41に設けたブレーキ孔42にブ
レーキ用ピストン43が挿入される。上記ブレーキ孔4
2の右側の一端壁42aと上記ピストン43との間に、
付勢手段であるバネ44が装着される。そのバネ44の
付勢力が、上記ピストン43を経て上記の第2スプロケ
ット22の端面Eに作用される(図6参照)。また、同上
ブレーキ孔42の左側の他端壁42bと同上ピストン4
3との間に前記の空圧作動室45が設けられる。
【0024】前記の切換弁32を停止操作位置Cを切換
えた状態では、上記の作動室45へ圧縮空気が供給され
ないため、バネ44の付勢力がピストン43を経て上記
の第2スプロケット22へ作用して、その第2スプロケ
ット22がブレーキ状態へ切換えられる。同上の切換弁
32を伸長操作位置Aへ切換えると、空気源30の圧縮
空気によってシャトル弁39の逆止部材39aが図1中
の下側位置へ切換えられるので、その空気源30の圧縮
空気が、作動室45へ流入してバネ44に抗してピスト
ン43を退入させる。これにより、上記の第2スプロケ
ット22のブレーキ状態が解除されて、前記シリンダ1
2が伸長可能とされる。これと同様に、上記の切換弁3
2を収縮操作位置Bへ切換えた場合には、上記の逆止部
材39aが上側位置へ切換えられるので、同上の第2ス
プロケット22のブレーキ状態が解除されて、前記シリ
ンダ12が収縮可能とされる。
【0025】上記シリンダ12によって前記クランプ3
を後退操作したときには、ピストンロッド15が最も後
退した状態を後退端検出用リミットスイッチ47によっ
て検出することにより、その検出信号によって上記シリ
ンダ12の収縮操作が停止される。上記シリンダ12に
よって同上クランプ3を進出操作したときには、金型検
出用リミットスイッチ49が上型4の右上部を検出する
ことにより、その検出信号によって上記シリンダ12の
伸長操作が停止される。なお、何らかの故障によって上
記シリンダ12が必要以上に伸長された場合には、異常
進出検出用リミットスイッチ48によって上記シリンダ
12の伸長操作が停止される。なお、上記の2つのリミ
ットスイッチ47・48の接触子は後述の操作具50に
よって操作される。
【0026】上述の装置の具体的な構造を、同上の図1
と図2を参照しながら、図3から図12によって説明す
る。図3は、上記の図2中のIII−III線矢視図である。
図4は、上記の図3中のIV−IV線矢視断面図である。図
5は、同上の図3中のV−V線矢視断面図である。図6
は、前記の図2中のVI−VI線矢視断面図である。図7は、
同上の図2中のVII−VII線矢視断面図である。図8から
図10は、前記の第2チェーン23を示す図である。図
11は前記の油圧クランプ3の縦断面図である。図12
は、前記の第1チェーン20の平面図である。
【0027】図11に示すように、上記クランプ3は、
前記シリンダ本体7内に油密状に挿入したピストン51
を備える。そのピストン51から上向きに突設したピス
トンロッド52の上部に前記のT脚8が一体に形成され
る。上記ピストン51の上側にクランプ作動室53が形
成され、同上ピストン51の下側にアンクランプ用バネ
54が装着される。上記の作動室53に給排油口55が
連通される。
【0028】主として図2と図3に示すように、上記ク
ランプ3のシリンダ本体7の上面にプレート60aが固
定され、そのプレート60aの下面にブロック60bが
固定される。そして、油圧ホース56の先端部の口金5
7が、上記ブロック60bに取り付けたスイベルジョイ
ント58に接続される。上記の油圧ホース56の基端部
の口金59が、後述の取付けブロック65の給排油路6
8に接続される(図5参照)。そして、クランプ時には、
図外の油圧源の圧油が、上記の給排油路68と上記の油
圧ホース56とスイベルジョイント58と上記ブロック
60b内の油路と上記プレート60a内の油路とを順に
通って、前記クランプ作動室53(図11参照)へ供給さ
れる。アンクランプ時には、上記の作動室53内の圧油
が上記とは逆の経路で図外の油タンクへ排出される。な
お、上記プレート60aの端面にはエア抜き口64が設
けられる。
【0029】前記の金型検出用リミットスイッチ49の
電気ケーブル61と上記の油圧ホース56とが、前記の
第2チェーン23内に長手方向へ挿入されて(図5と図
7と図8参照)、上記クランプ3と同時に搬送される。
上記ホース56の先端側の口金56が、上記プレート6
0aに取り付けたフック62によって振れ止めされてい
る。これにより、前記スイベルジョイント58が必要以
上に旋回されることが阻止される。同上ホース56の先
端の近傍部分は、上記の第2チェーン23の先端部に設
けたガイドアーム63のローラ63aによって案内され
ており(図5参照)、上記クランプ3を進出位置Xへ切換
えたときに適度に湾曲される。なお、上記ガイドアーム
63を設けた場合には前記フック62を省略してもよ
い。
【0030】前記の押引き装置11は、前記スライド2
の右下部に4本のボルト66によって固定される取付け
ブロック65と、そのブロック65の上部に固定したケ
ーシング67とを備える。図4と図5とに示すように、
前記の空圧シリンダ12のシリンダチューブ13に、前
記の逆止弁33・35(ここでは図示せず)を内蔵した前
記スピードコントロール弁34・36とシャトル弁39
が固定され、上記シリンダ12のピストンロッド15
は、その軸心が前記の第1チェーン20の長手方向の軸
心とをほぼ同軸上に配置されて、前記の右ガイド部分2
6a内に挿入される。なお、前記リミットスイッチ47
・48の間には端子台69が配置される。
【0031】上記ピストンロッド15の下部に連結した
前記の第1チェーン20は、図12に示すように、ロー
ラが千鳥形に配置されている。符号20a・20aは左
リンク、符号20b・20bは右リンク、符号20cは
左ローラ、符号20dは右ローラ、符号20eはピン、
符号20fはスリーブである。図7に示すように、上記
の第1チェーン20の先端部のピン20eが長尺に形成
され、その長尺ピン20eに前述のリミットスイッチ用
操作具50が支持される。この操作具50はローラよっ
て構成されている。
【0032】図6に示すように、前記の取付けブロック
65の途中高さ部にシャフト72が左右のベアリング7
3・74によって回転自在に支持される。上記シャフト
72の左部に前記の第1スプロケット21が固定され、
同上シャフト72の右部にテーパ式締結具75によって
前記の第2スプロケット22が固定される。これによ
り、上記の第2スプロケット22が前記のT溝6の端部
の近傍で回転駆動される(図5参照)。その第2スプロケ
ット22の下側で上記ブロック65の下部に、上記のT
溝6に連通する別のT溝70が形成される。その別のT
溝70にも、前記のT脚8と上記の第2チェーン23が
挿入可能とされている。
【0033】上記ブロック65に、前記ブレーキ手段4
0の前記ハウジング41が固定される。そのハウジング
41の前記ブレーキ孔42に前記ブレーキ用ピストン4
3が気密状に挿入される。前記バネ44は、前記の一端
壁42aであるエンドプレートによって受け止められて
おり、そのバネ力によって上記ピストン43が上記の第
2スプロケット22の端面Eを左向きに押圧する。これ
により、その第2スプロケット22が摩擦固定される。
なお、上記ピストン43は、上記ハウジング41との間
に設けた複数のトルクピン77(ここでは1本だけ示し
ている)によって直進ガイドされる。前記のブレーキ解
除用作動室45にエア給排孔78が開口されている。
【0034】上記の第2スプロケット22によって駆動
される前記の第2チェーン23について説明する。図5
と図7に示すように、第2チェーン23は、片折れ式に
構成されており、その基端部23bがピン80によって
ブラケット81に連結される。そのブラケット81は、
2本のボルト82によって、前記ケーシング67に設け
た複数のナット83に高さ調節自在に固定される。
【0035】上記の第2チェーン23の先端部23aの
接続構造を同上の図5と図10で説明する。図10(a)
は立面図で、図10(b)は底面図である。上記の第2チ
ェーン23の先端部23aが、一対の接続リンク85に
よって、前記T脚8の上右部に固定した接続ブロック8
4に連結される。符号86・87・88は、それぞれ、
ピンである。上記の先端側のピン86に前記ガイドアー
ム63の基部が揺動自在に支持され、そのアーム63の
先端部に前記ローラ63aが支持される。
【0036】上記の図5に示すように、上記の第2スプ
ロケット22によって第2チェーン23を介して上記の
T脚8を上記のT溝70へ後退させた状態では、そのス
プロケット22の歯先部22aに設けた押圧部Pが、同
上スプロケット22の後退側への回転力によって上記の
T脚8の底面8aを下向きに押圧して、そのT脚8を上
記のT溝70の周壁70aへ押圧固定する。このため、
プレス機械1の作業中であっても、後退位置Yで待機中
のクランプ3がスライド2からの衝撃によって振動する
ことを防止できる。なお、上記クランプ3が待機される
後退位置Yを左右方向へ微調節する場合には、例えば、
前記ピン86・88の軸間距離が異なる接続リンク85
を用いればよい。これにより、上記の底面8aに対する
押圧部Pの接当位置を変更可能である。
【0037】上記の第2チェーン23の長手方向の中央
部分の詳細な構造を図8と図9によって説明する。図8
(a)は、立面視の部分断面図、図8(b)は、上記の図8
(a)中のb−b線矢視断面図で、図8(c)は、同上の図
8(a)の底面図である。図9は、上記チェーンの隣合う
2つのリンク部材の斜視図である。
【0038】隣り合うリンク部材91・92のうちの一
方のリンク部材91は、ほぼU字状に形成されており、
左側壁91aと右側壁91bと底壁91cとを備える。
また、他方のリンク部材92は、ほぼ逆U字状に形成さ
れており、左側壁92aと右側壁92bと頂壁92cと
を備える。
【0039】上記の一方のリンク部材91の左側壁91
aの前後の2箇所に、左外向きに突出する左ピン93・
93が挿通される。各左ピン93の大径部の周方向の4
箇所がスポット溶接によって上記の左側壁91aに固定
される。また、右側壁91bの前後の2箇所に右支持孔
97・97が貫通される。前記の他方のリンク部材92
の右側壁92bの前後の2箇所に、右外向きに突出する
右ピン94・94が挿通される。各右ピン94の大径部
の周方向の4箇所がスポット溶接によって上記の右側壁
92bに固定される。また、左側壁92aの前後の2箇
所に左支持孔98・98が貫通される。
【0040】上記2つのリンク部材91・92同士を連
結するときには、同上の図9に示すように、他方のリン
ク部材92の右ピン94を一方のリンク部材91の右支
持孔97に嵌入するとともに、同上の他方のリンク部材
92の左支持孔98を上記の一方のリンク部材91の左
ピン93に外嵌する。これにより、2つのリンク部材9
1・92の左側壁91a・92a同士が左ピン93によ
って揺動自在に連結されるとともに、右側壁91b・9
2b同士が右ピン94によって揺動自在に連結される。
上記の左ピン93の左部に左ローラ95が回転自在に支
持され、上記の右ピン94の右部に右ローラ96が回転
自在に支持される。各ローラ95・96は、それぞれ、
止め輪99によって抜け止めされる。
【0041】これら左右のローラ95・96が、案内路
である前記のT溝6と別のT溝70とに進退自在に挿入
される。可撓性長尺部材である前記ホース56と前記ケ
ーブル61とは、上記の左側壁91a・92aと右側壁
91b・92bと前記の底壁91cと頂壁92cとで囲
まれた空間内に収納されるとともに、左右のピン93・
94の軸心とほぼ同軸上に位置される。
【0042】上述のように、上記の第2チェーン23の
長手方向の途中部分は、一方のリンク部材91と他方の
リンク部材92とが交互に連結される。しかし、前記の
図5に示すように、基端部23bでは他方のリンク部材
92が2つ連結され、先端部23aでは同上の他方のリ
ンク部材92が4つ連結される。これにより、上記チェ
ーン23の基端部23bや先端部23aが油圧ホース5
6等と干渉することが防止される。
【0043】なお、これら他方のリンク部材92・92
同士を前後に連結する場合には、前側の部材に対して後
側の部材を前後逆に配置して、これら両部材をピンによ
って連結すればよい。前記の一方のリンク部材91・9
1同士を連結する場合も同様である。
【0044】上記の実施例は次の長所が得られる。可撓
性の第1チェーン20によって第1スプロケット21を
往復回転できるので、その第1チェーン20を案内する
アイドラースプロケットとそのアイドラースプロケット
を回転自在に支持する手段とを省略できる。このため、
本発明の押引き装置は、構成部材が少なくて占有スペー
スも小さくなるので、コンパクトかつ軽量に造れる。さ
らに、上記の第1チェーン20は、ループ状に形成する
必要がないので、そのチェーン20の移動領域の近傍空
間を有効利用することが可能となり、そのうえ、自重も
小さくなる。従って、この点からも、押引き装置11を
コンパクトかつ軽量に造れる。
【0045】空圧シリンダ12のピストンロッド15の
軸心を上記の第1チェーン20の長手方向の軸心とをほ
ぼ同軸上に配置するとともに、そのピストンロッド15
をガイド手段26の右ガイド部分26a内へ進出可能に
構成したので、さらに次の長所が得られる。上記ピスト
ンロッド15の進退領域と上記の第1チェーン20の移
動領域とを重ね合わせることが可能となるので、その重
なり合った分だけ占有スペースを小さくして装置をコン
パクトに造れる。そのうえ、上記の右ガイド部分26a
内のスペースを上記ピストンロッド15の進退領域とし
て利用できるので、装置をさらにコンパクトに造れる。
【0046】油圧クランプ3を後退位置Yに保持するに
あたって、T溝6の端部の外側にダミーブロックを設け
る必要がないので、その分だけ押引き装置11を小形か
つ軽量に造れる。このため、その押引き装置11の周囲
の作業範囲が広くなり、作業性が向上する。また、上記
の後退位置Yでクランプ3をクランピング操作する必要
が無いので、クランプ具等の破損も起こらない。さら
に、ダミーブロックを使用しないので、クランプの形式
やクランピング厚さ応じてダミーブロックの厚さを変更
する手間も無くなる。しかも、押引き装置11は、小形
かつ軽量に造れるので、プレス作業時の慣性力が小さく
て耐久性に優れる。
【0047】第2スプロケット22の後退側への回転力
によってT脚8の底面8aに押圧部Pを接当可能に配置
したので、その押圧部Pを駆動するための専用の駆動装
置を設ける必要がなくなり、押引き装置11を簡素かつ
コンパクトに造れる。第2スプロケット22の歯先部2
2aに押圧部Pを設けたので、クランプ3のT脚8が後
退位置Yへ搬入された時点で、上記の歯先部22aによ
ってT脚8を自動的に押圧できる。このため、上記のT
脚8の後退位置を検出するセンサや制御回路を省略で
き、押引き装置11をさらに簡素かつコンパクトに造れ
る。
【0048】第2スプロケット22に対面させてブレー
キ手段40を設けたので、空圧シリンダ12のピストン
ロッド15の長さが大きくなることを防止できる。この
ため、その空圧シリンダ12の高さを小さくして、押引
き装置11の背丈が低くなる。上記の第2スプロケット
22の端面Eは、比較的に周長さが大きくて広い摩擦接
触面積を確保できる。このため、ブレーキ手段40に大
きな摩擦固定力を確保でき、油圧クランプ3の停止精度
が向上する。さらに、この実施例のブレーキ手段40
は、ピストンロッドにブレーキをかける場合と比べる
と、ブレーキ時に作用する慣性力から前記の駆動用第1
チェーン20の慣性力を省くことができるので、その分
だけ慣性力が小さくなる。このため、上記クランプ3
は、慣性力によるズレ動きが少なくなって、その停止精
度がさらに向上する。
【0049】前記の空圧シリンダ12を複動式に構成し
て、そのシリンダ12の伸長用給圧口37と収縮用給圧
口38とを選択的に前記ブレーキ解除用作動室45へ接
続可能に構成したので、前記の第2チェーン23をイン
チング操作で押引きできる。このため、クランプ3の停
止位置決め精度がさらに向上する。しかも、ブレーキ用
のエアー圧力が低下するか消失した場合であっても、バ
ネ44の付勢力によって自動的にブレーキをかけること
ができるので、そのクランプ3が途中でズレ動くことを
阻止できる。前記の空圧シリンダ12の伸縮速度をスピ
ードコントロール弁34・36によって容易に調節でき
るので、上記の第1チェーン20と第2チェーン23を
介してクランプ3の移動速度と移動時間を微調節可能で
ある。
【0050】油圧ホース56等を左右のピン93・94
の間に配置可能なので、そのホース56とピン93・9
4とがリンク部材91・92の背丈の方向で干渉するの
を防止できる。このため、上記のリンク部材91・92
の背丈を低くして、第2チェーン23を小形かつ軽量に
造れる。また、上記ホース56等を左右のピン93・9
4の間に収容できるので、そのホース56の軸心と上記
ピン93・94の軸心との心ズレが少なくなる。このた
め、上記リンク部材91・92の曲がりの中心線と上記
ホース56の曲がりの中心線とがほぼ同一になって、こ
れら両者間に相対移動がほとんど生じない。その結果、
上記のリンク部材91・92の側壁とホース56との摩
擦接触が少なくなって、チェーン駆動のエネルギー消費
量が少ないうえ、そのホース56の摩耗破損を防止でき
る。
【0051】第2チェーン23のリンク部材91(92)
にピン93(94)を固定したので、そのリンク部材91
(92)に対するピン93(94)のガタ付きが無くなる。
このため、チェーン23は、スムーズに駆動されて、位
置決め精度が向上するうえエネルギー消費量が少ない。
また、上記リンク部材91(92)にピン93(94)を固
定したので、組み立て時の部品点数が少なくなるうえ、
一方のリンク部材に対して他方のリンク部材をピン嵌合
させるだけでリンク部材91・92同士を連結できるの
で、その組み立て作業の能率が向上する。隣り合う一方
のリンク部材91の底壁91cと他方のリンク部材92
の頂壁92cとの間に油圧ホース56等を収納したの
で、上記ホース56等がリンク部材91・92から飛び
出すのを防止できる。このため、そのホース56の飛び
出しによる損傷を防止できるとともに、チェーン装置に
必要な占有スペースを小さくできる。
【0052】さらに、上記の油圧クランプ3の近傍にガ
イドアーム63を設けたので、進出位置Xおよび後退位
置Yでの第2チェーン23内の油圧ホース56のズレ動
きが少なくなる。このため、上記ホース56と上記チェ
ーン23との接触が抑制される。その結果、上記ホース
56の摩耗破損を防止できるうえエネルギー消費量も少
ない。
【0053】上記の実施例は次のように変更可能であ
る。押引される被搬送物は、油圧クランプ3に代えて、
小形の金型やワーク等であってもよい。上記クランプ3
は、取付けブロック65内のT溝70内で後退待機させ
ることに代えて、固定台であるスライド2のT溝6内で
後退待機させることも可能である。進退手段12は、空
圧シリンダに代えて、油圧シリンダ等の流体圧シリンダ
であってもよく、電動機やリニアモータ等であってもよ
い。
【0054】第1伝動具20や第2伝動具23は、チェ
ーンに代えて、Vベルト等の帯状部材やワイヤー状部材
であってもよい。駆動輪21や搬送輪22は、スプロケ
ットに代えて、プーリー等であってもよい。前記の駆動
用の第1チェーン20は、千鳥形ローラ配置に代えて、
向かい合わせにローラを設けた形式であってもよい。
【0055】前記の搬送用の第2チェーン23は、長手
方向の中央部分に2種類のリンク部材91・92を交互
に配置することに代えて、いずれか一方のリンク部材を
数個おきに配置してもよい。また、その第2チェーン2
3は、上記の2種類のリンク部材91・92のうちのい
ずれか一方だけを長手方向の全域にわたって配置したも
のであってもよい。
【0056】上記チェーン23の案内路は、T溝6・7
0に代えて、中空状のガイドレール等であってもよい。
同上チェーン23内に収納される可撓性長尺部材は、前
記の油圧ホース56や電気ケーブル61の外に、空圧ホ
ース・溶接用ワイヤ・梱包用ベルト等が考えられる。
【0057】上記の第2チェーン23の左ピン93は、
リンク部材91の左側壁91aに固定することに代え
て、軸心方向への移動を阻止した状態で上記の左側壁9
1aに支持してもよい。この場合、左ピン93のガタ付
きを防止するため、上記の左側壁91aの支持部分を厚
くすることが好ましい。右ピン94についても同様であ
る。
【0058】前記の押圧部Pは、第2スプロケット22
の歯先部22aに設けることに代えて、その第2スプロ
ケット22のボス部分やリム部分から突設したものであ
ってもよい。また、上記の押圧部Pは、上記の第2スプ
ロケット22とは別体に設けてもよい。この場合、前記
の後退端検出用リミットスイッチ47の検出信号に基づ
いて上記の別体式の押圧部Pを前記のT脚8へ進出させ
ることが考えられる。
【0059】ブレーキ手段40のバネ44の付勢力は、
第2スプロケット22の端面Eに作用させることに代え
て、第1スプロケット21の端面に作用させたり、両ス
プロケット21・22の端面に作用させてもよい。付勢
手段は、上記バネ44に代えて、ゴム体や圧力流体を利
用することも可能である。ブレーキ解除用作動室45へ
圧縮空気を供給するシャトル弁39は、1つ又は2つの
電磁弁によって代替してもよい。また、ブレーキ解除力
は、圧縮空気に代えて、圧油等の液圧を利用するもので
あってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の押引き装置の系統図であ
る。
【図2】上記の装置の立面図である。
【図3】上記の図2中のIII−III線矢視図である。
【図4】上記の図3中のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】同上の図3中のV−V線矢視断面図である。
【図6】前記の図2中のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】同上の図2中のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】上記の装置に設けた搬送用チェーンを示し、図
8(a)は、立面視の部分断面図、 図8(b)は、上記の図8(a)中のb−b線矢視断面図
で、図8(c)は、同上の図8(a)の底面図である。
【図9】上記チェーンの隣り合う2つのリンク部材の斜
視図である。
【図10】上記チェーンの先端部分を示し、図10(a)
は立面図で、図10(b)は、上記の図10(a)の底面図
である。
【図11】上記の装置に設けた油圧クランプの縦断面図
である。
【図12】同上の装置に設けた駆動用チェーンの平面図
である。
【符号の説明】
3…被搬送物(油圧クランプ)、12…流体圧シリンダ
(空圧シリンダ)、15…ピストンロッド、20…第1伝
動具(第1チェーン)、21…駆動輪(第1スプロケッ
ト)、22…搬送輪(第2スプロケット)、23…第2伝
動具(第2チェーン)、37…伸長用給圧口、38…収縮
用給圧口、42…ブレーキ孔、42a…一端壁、42b
…他端壁、43…ブレーキ用ピストン、44…付勢手段
(バネ)、45…ブレーキ解除用作動室、E…搬送輪22
の端面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧シリンダ(12)のピストンロッド(1
    5)に連結した第1伝動具(20)によって駆動輪(21)を往復
    回転可能に構成し、その駆動輪(21)に連結した搬送輪(2
    2)によって第2伝動具(23)を押引き可能に構成して、そ
    の第2伝動具(23)によって被搬送物(3)を往復移動可能
    に構成した、流体圧シリンダ式押引き装置において、 上記の駆動輪(21)と搬送輪(22)との少なくとも一方の輪
    (22)の端面(E)の外側に、その輪(22)の軸心方向へ延び
    るブレーキ孔(42)を設け、そのブレーキ孔(42)にブレー
    キ用ピストン(43)を挿入し、 上記ブレーキ孔(42)の一端壁(42a)と上記ピストン(43)
    との間に付勢手段(44)を設けて、その付勢手段(44)の付
    勢力を上記ピストン(43)を経て上記の一方の輪(22)の端
    面(E)に作用可能に構成し、同上ブレーキ孔(42)の他端
    壁(42b)と同上ピストン(43)との間にブレーキ解除用作
    動室(45)を設けた、ことを特徴とする流体圧シリンダ式
    押引き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した流体圧シリンダ式押
    引き装置において、前記の搬送輪(22)を前記の駆動輪(2
    1)よりも大径に形成して、その搬送輪(22)の端面(E)の
    外側に前記のブレーキ孔(42)を設けた、ことを特徴とす
    る流体圧シリンダ式押引き装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した流体圧シリン
    ダ式押引き装置において、 前記の流体圧シリンダ(12)を複動式に構成し、その流体
    圧シリンダ(12)の伸長用給圧口(37)と収縮用給圧口(38)
    とを選択的に前記ブレーキ解除用作動室(45)へ接続可能
    に構成した、ことを特徴とする流体圧シリンダ式押引き
    装置。
JP6188030A 1994-08-10 1994-08-10 流体圧シリンダ式押引き装置 Pending JPH0852524A (ja)

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TW085204554U TW312238U (en) 1994-08-10 1995-07-12 Hydraulic cylinder type extending/retracting device
KR1019950020721A KR960007044A (ko) 1994-08-10 1995-07-14 유체압 실린더식 진퇴장치

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KR (1) KR960007044A (ja)
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998002295A1 (en) * 1996-07-16 1998-01-22 Applied Power Inc. Travelling clamp with removable rails
WO1998002296A1 (en) * 1996-07-16 1998-01-22 Applied Power Inc. Biaxial travelling clamp for securing a tool to a press
WO2009087722A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Pascal Engineering Corporation 移動式クランプ装置
CN105499390A (zh) * 2016-01-05 2016-04-20 吕爱民 一种用于折弯中心的刀库及其加工工艺

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TW312238U (en) 1997-08-01

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