JP3665109B2 - 金型固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス機械等の金型を金型固定盤に固定する為のクランプ装置を金型固定盤の係合溝に沿ってクランプ移動駆動装置で移動可能にした金型固定装置に関し、特に、金型固定盤の側端側においてクランプ装置とクランプ移動駆動装置を複数の係合溝にわたって移動させる移動駆動手段の他に、クランプ移動駆動装置を選択された係合溝に対応する位置に位置決めする位置決め機構を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレス機械等の金型を金型固定盤に固定する為のクランプ装置を、金型固定盤の係合溝(T溝)に沿ってクランプ移動駆動装置で移動可能にした金型固定装置が広く実用化されている。
前記クランプ装置の脚部は金型固定盤の係合溝に摺動自在に係合されている。前記クランプ移動駆動装置は、係合溝に連通する係合溝部を有し金型固定盤に固定される本体ブロックと、この本体ブロックから下方又は上方へ延びる立て長のケースと、ケース内から延びて係合溝部と係合溝内を通りクランプ装置の脚部に連結されたチェーン部材と、チェーン部材を進退駆動してクランプ装置を移動駆動するチェーン駆動部等を備えている。
【0003】
前記チェーン駆動部としては、チェーン部材がU形に係合したスプロケットを流体圧シリンダで昇降駆動し、スプロケットを回動させつつチェーン部材を駆動する形式のもの、或いは、チェーン部材に係合したスプロケットを電動モータで回転駆動してチェーン部材を駆動する形式のもの、等がある。
前記チェーン部材は、断面U形の多数のリンク片を連結ピンで連結し、各連結ピンの両端部に小径遊輪を取付け、多数のリンク片の内側に油圧ホースや電気信号ケーブル等を導設可能で、クランプ装置を押動移動させたり、引張り移動させたりできるように構成してある。
【0004】
ところで、この金型固定装置の場合、金型の交換により金型のサイズが変わった場合には、クランプ装置を別の係合溝に移設する必要があるので、クランプ移動駆動装置の取付け位置を変えなければならない。
そこで、特開平2−112832号公報には、クランプ装置とクランプ移動駆動装置とを、金型固定盤の側端面に沿って移動可能に構成し、クランプ装置の位置切換えを自動化できる金型固定装置が提案されている。
この金型固定装置は、プレス機械のスライドの側端面にクランプ移動駆動装置を水平方向に移動自在に案内し且つ支持する案内機構と、クランプ装置とクランプ移動駆動装置とを案内機構による案内方向へ移動駆動する移動駆動手段とを設けてある。
【0005】
前記案内機構は、スライドの側端面の下部と上部とに水平に固定された2本のガイドレール、クランプ移動駆動装置のケースに固定され2本のガイドレールに夫々摺動自在に係合したガイド部材等からなり、クランプ移動駆動装置の本体ブロックの係合溝部が、複数の係合溝の側端開口部にわたって移動するように案内する。前記移動駆動手段は、スライドの側端面に水平に固定されたラック部材と、クランプ移動駆動装置側のピニオン及びこのピニオンを正転・逆転駆動するステッピングモータ等からなり、ラック・ピニオン機構を介して移動駆動するように構成してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載の金型固定装置においては、クランプ装置とクランプ移動駆動装置とを金型のサイズに適した係合溝に対応する位置に切換える場合に、ステッピングモータの位置決め機能により位置決めするが、その位置決めした位置に、クランプ移動駆動装置を固定解除可能に固定する固定機構を設けていない。
しかし、プレス機械の稼働中に、クランプ装置とクランプ移動駆動装置には、激しい振動が伝播するため、その振動によりクランプ移動駆動装置が僅かでも移動すると、ステッピングモータが脱調する虞があり、その脱調によりステッピングモータの位置決め精度に誤差が発生しやすくなり、その誤差が大きくなると、次回の位置切換え時に所期の係合溝に対応する位置に位置決めできなくなったり、ステッピングモータの原点設定のためにクランプ装置とクランプ移動駆動装置を端部の原点設定位置に移動させることが必要になるなどクランプ装置とクランプ移動駆動装置の位置切換えの作業能率が著しく低下する虞がある。
【0007】
一方、クランプ装置とクランプ移動駆動装置は、かなりの重量を有し案内機構の摺動抵抗も小さくないが、これらをステッピングモータでラック・ピニオン機構を介して移動駆動するため、移動駆動手段の製作コストが非常に高価になる。特に、強力な制動力を発生できる大型のステッピングモータを適用する場合には製作コスト的に一層不利になる。
本発明の目的は、クランプ装置とクランプ移動駆動装置を所望の係合溝に対応する位置に高精度に位置決め可能にすること、その位置決めした位置にクランプ移動駆動装置を強力に固定可能にすること、クランプ装置とクランプ移動駆動装置を移動駆動する移動駆動手段の構成を簡単化すること、等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の金型固定装置は、金型固定盤に金型を固定する為のクランプ装置と、金型固定盤の係合溝にクランプ装置の脚部を係合させ係合溝に沿って進退移動可能な係合位置と前記脚部を係合溝の側端外へ外した非係合位置とにわたってクランプ装置を移動駆動するクランプ移動駆動装置とを備えた金型固定装置において、前記クランプ移動駆動装置に設けられ、係合溝の側端開口部に連通可能な係合溝部を有する本体ブロックと、前記本体ブロックを介してクランプ移動駆動装置を支持するとともに、本体ブロックを複数の係合溝の側端開口部に沿って移動自在に案内する案内機構と、前記本体ブロックを介してクランプ移動駆動装置を案内機構による案内方向へ移動駆動する移動駆動手段と、前記複数の係合溝の各々に本体ブロックの係合溝部を選択的に連通させる位置に本体ブロックを位置決めする位置決め機構であって、金型固定盤又はそれに固定された部材に形成され複数の係合溝に夫々対応する複数のピン穴と、本体ブロックに設けられピン穴に係合可能な位置決めピン部材と、本体ブロックに設けられ位置決めピン部材をピン穴に係脱駆動するアクチュエータとを備えた位置決め機構と、前記位置決め機構により位置決めされた本体ブロックを金型固定盤に固定解除可能に固定する固定機構であって位置決め機構とは独立の固定機構とを備えたものである。
【0009】
請求項2の金型固定装置は、請求項1の発明において、前記移動駆動手段が、ロッドレスエアシリンダからなるものである。
請求項3の金型固定装置は、請求項2の発明において、前記固定機構が、金型固定盤又はそれに固定された部材に設けられピストンロッド部材で本体ブロックを押圧固定する複数の油圧シリンダであって複数の係合溝に夫々対応する複数の油圧シリンダを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、プレス機械1の基台2の上面には固定型6(下金型)を固定する為の金型固定盤3が固定され、スライド4の下面には、可動型7(上金型)を固定する為の金型固定盤5が固定されている。金型固定盤3には、金型固定盤5と同様に、クランプ装置の脚部を係合させる複数の断面T型の係合溝8(T溝)が左右方向向きに形成され、固定型6のサイズに適した係合溝に装着される4組のクランプ装置で、固定型6が金型固定盤3に固定される。
【0011】
図2に示すように、金型固定盤5の前部と後部に夫々9本計18本の係合溝8(T溝)が、左右方向向きに平行に等間隔に形成されている。クランプ装置12の脚部14は、係合溝8に摺動自在に係合する断面T型に形成されている。
金型固定盤5の前部の左右両側に1対の金型固定装置10が配設され、金型固定盤5の後部の左右両側に1対の金型固定装置10が配設され、合計4組の金型固定装置10により、種々のサイズの可動型7の1つが金型固定盤5に着脱自在に取付けられる。
【0012】
次に、金型固定装置10について説明する。
尚、4組の金型固定装置10は同構造のものであるので、スライド4の前部の右側面に設けられた金型固定装置10を例にして説明する。
図1〜図5に示すように、金型固定装置10は、可動型7を金型固定盤5に固定するクランプ装置12と、金型固定盤5の係合溝8にクランプ装置12の脚部14を係合させ係合溝8に沿って進退駆動するクランプ移動駆動装置20と、第2ブロック33を介してクランプ移動駆動装置20を支持するとともに水平前後方向に案内する案内機構35と、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20を案内機構35による案内方向へ移動駆動する移動駆動機構40と、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20を選択された係合溝8に対応する位置に位置決めする位置決め機構50と、クランプ移動駆動機構40を金型固定盤5に固定解除可能に固定する固定機構55とを有する。
【0013】
最初に、クランプ装置12について説明する。
図7に示すように、クランプ装置12は、クランプ本体13と、その下部に設けられた油圧シリンダ16とを備え、クランプ本体13の上部には、係合溝8、係合溝36a、係合溝部34、ガイド溝31aに係合可能な脚部14が設けられている。
油圧シリンダ16は、シリンダ本体17と、ピストン18と、復帰用の圧縮スプリング19と、ピストン18に固着されたロッド15であってクランプ本体13の下部に一体形成されたロッド15と、作動室17bと、蓋部材17aとを有し、クランプ本体13は、可動型7の固定部7aのU形切欠きに挿入され、油圧ポート14aから油路15aを介して作動室17bに油圧を供給すると、シリンダ本体17が上方移動して可動型7の固定部7aが金型固定盤5に固定される。
【0014】
次に、クランプ移動駆動装置20について説明する。
クランプ移動駆動装置20は、クランプ装置12の脚部14を係合溝8に係合させ係合溝8に沿って進退移動可能な係合位置と、脚部14を係合溝8,36aの側端外へ外した非係合位置とにわたってクランプ装置12を移動駆動するものである。図5に示すように、クランプ移動駆動装置20は、第1ブロック31及び第2ブロック33(これらが、本体ブロックに相当する)、第1ブロック31に立設された立て長のケース21、ケース21内において第1ブロック31に立設されたエアシリンダ22及び1対のスプロケット24、チェーン部材25、後述のその他の構成を有する。
【0015】
第1ブロック31と第2ブロック33とは複数のボルトで一体的に連結され、第2ブロック33は、後述のように金型固定盤5の右端に固定されたガイド部材36に摺動自在に係合して支持されている。第2ブロック33には係合溝8,36aに連通するT溝状の係合溝部34が形成され、また、第1ブロック31には係合溝部34に連通し湾曲して90度上方へ方向変換するT溝状のガイド溝31aが形成されている。第1ブロック31から立ち上がるケース21内において、第1ブロック31に立設された倒立状のエアシリンダ22のロッド23の先端部には、1対のスプロケット24が設けられている。エアシリンダ22は、スプロケット24とチェーン部材25を介してクランプ装置12を進退駆動する為のものである。
【0016】
チェーン部材25は、複数の断面U形のリンク片26を複数の連結ピン27で連結し、各連結ピン27の両端部に小径の遊輪28を設けた構造のもので、遊輪28側へのみ折れ曲がり可能で、リンク片26の端面同士の当接を介して押動力伝達可能で且つ引張り力伝達可能に構成してある。また、図6に示すように、チェーン部材25の全長に亙ってスペーサ27aとリンク片26の間には、クランプ装置12の油圧シリンダ16へ油圧を供給する油圧ホース32や電気信号ケーブルを導設する導設路29が形成されている。尚、油圧ホース32の基端部は、第1ブロック31の油路に接続され、第1ブロック31内の油路には後述の油圧ポンプ72から油圧が供給される。また、クランプ装置12には、クランプ可能状態を検出するクランプ可能状態検出器87(図9参照)も設けられ、その電気信号ケーブルも導設路29内に導設されて、ターミナルボックス21bに接続されている。
【0017】
チェーン部材25の基端部は、エアシリンダ22のシリンダ本体に固着され、その基端部から上方へ直線状に立ち上がって1対のスプロケット24に係合するUターン部25bから下方へ直線状に降りて、第1ブロック31のガイド溝31aと第2ブロック33の係合溝部34とガイド部材36のT溝状の係合溝36aとを経由して、金型固定盤5の係合溝8内へ導入され、チェーン部材25の先端部がクランプ装置12の脚部14に固着されている。
【0018】
1対のスプロケット24は、チェーン部材25の両側の遊輪28に係合しており、エアシリンダ22のロッド23を伸長させると、スプロケット24が回動しながら上方移動するため、クランプ装置12が外方へ(右方へ)移動駆動され、また、ロッド23を退入させると、スプロケット24が回動しながら下方移動するため、クランプ装置12が前記とは反対方向へ(左方へ)へ移動駆動される。チェーン部材25の基端側ストレート部25aは、ケース21の開口部21aから部分的に突出して遊輪28がケース21で案内され、また、ストレート部25cは、ケース21に固定された1対のガイド板30で案内されている。
尚、クランプ移動駆動装置20の下部には、クランプ装置12の初期位置を検出する検出センサ88が設けられている。
【0019】
次に、案内機構35について説明する。
この案内機構35は、第1ブロック31及び第2ブロック33を介してクランプ移動駆動装置20を支持するとともに、両ブロック31,33を複数の係合溝36aの右端開口部に沿って移動自在に案内するものである。
図2〜図5に示すように、この案内機構35は、クランプ移動駆動装置20の第2ブロック33と、金型固定盤5の右端部に固定されたガイド部材36であって金型固定盤5の前部の長さとほぼ同長のガイド部材36とで構成されている。
【0020】
ガイド部材36の下部には、金型固定盤5の9本の係合溝8に夫々連通する9本の係合溝36a(T溝)が形成され、ガイド部材36の右端部には、断面横向きT形のガイド部37が形成され、第2ブロック33には、ガイド部37が摺動自在に係合する係合部33aが形成されている。
それ故、クランプ装置12を非係合位置に切換えた状態において、この案内機構35により、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20は、9本の係合溝8に亙って、前後方向に移動自在に案内される。
【0021】
移動駆動機構40について説明する。
この移動駆動機構40は、第1ブロック31及び第2ブロック33を介して、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20を案内機構35による案内方向へ移動駆動する為のものである。
図1〜図5に示すように、この移動駆動機構40は、ガイド部材36とほぼ同長のロッドレスエアシリンダ41を主体にして構成されている。ロッドレスエアシリンダ41は、ガイド部材36の両端部に固定された1対の支持部材42で支持され、ロッドレスエアシリンダ41のピストン部(図示略)に固着された移動駆動部44は、第2ブロック33の上部に固定された連結部材43に複数のボルト45により固定されている。
【0022】
このロッドレスエアシリンダ41へ加圧エアを供給して、移動駆動部44を前方へ駆動すると、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20が前方へ移動駆動され、また、移動駆動部44を後方へ駆動すると、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20が後方へ移動駆動される。ここで、クランプ移動駆動装置20の位置を検出する為に、ガイド部材36には、9本の係合溝8に夫々対応する9つの近接スイッチ86が設けられ、第2ブロック33には近接スイッチ86で検出可能な検出作動板87が固定されている。
【0023】
次に、位置決め機構50について説明する。
この位置決め機構50は、9本の係合溝8,36aの各々に第2ブロック33の係合溝部34を選択的に連通させる位置に、第2ブロック33、つまり、クランプ移動駆動装置20を位置決めするものである。
図1、図5に示すように、位置決め機構50は、9本の係合溝8に対応付けてガイド部材36に形成された9つの横向きのピン穴51と、第1ブロック31及び第2ブロック33に設けられピン穴51に係脱自在に係合する位置決めピン部材52と、第1ブロック31に設けられ位置決めピン部材52を係脱駆動するエアシリンダ53とを有する。尚、ピン部材52はエアシリンダ53のピストンロッドからなる。
【0024】
ここで、図3に示すように、クランプ移動駆動装置20のケース21の後部には、エアシリンダ22と、エアシリンダ53とに夫々接続される電磁方向切換え弁62,64が設けられ、ケース21の側部には、各種信号ケーブルの為のターミナルボックス21bが設けられている。
【0025】
次に、固定機構55について説明する。
この固定機構55は、位置決め機構50により位置決めされた第2ブロック33を金型固定盤5に固定解除可能に固定する為のものである。
図3、図4に示すように、固定機構55は、ガイド部材36に設けられた10個の小型の油圧シリンダ56と、各油圧シリンダ56のピストンと一体のピストンロッド部材57であってガイド部材36の右端面外へ突出可能なピストンロッド部材57とを有する。油圧シリンダ56は、各係合溝8,36aの両側に1対、合計10個設けられている。ガイド部材36には、これら油圧シリンダ56に油圧を供給する為の共通の油路58が全長に亙って形成されている。
【0026】
位置決め機構50で第2ブロック33を位置決め後、油圧ポンプ72から油路58に油圧が供給されると、全部の油圧シリン56のピストンロッド部材57が突出駆動され、クランプ装置12の脚部14が係合した係合溝8,36aの両側の1対の油圧シリンダ56のピストンロッド部材57で第2ブロック33がガイド部材36に押圧固定され、クランプ移動駆動装置20が強力に固定される。
【0027】
次に、4組の金型固定装置10の為のエア・油圧回路について説明する。
図8に示すように、エア系に関して、加圧エア供給源60からのエアがレギュレータ65で調圧後、エア通路61により電磁方向切換弁62に供給され、電磁方向切換弁62からエアシリンダ22の2つの作動室に供給・排出される。エア通路61のエアは電磁方向切換弁64へも供給され、磁方向切換弁64から位置決め機構50のエアシリンダ53の2つの作動室に供給・排出される。更に、エア通路61のエアは、エア通路66を介して電磁方向切換弁67へ供給され、この電磁方向切換弁67からロッドレスエアシリンダ41の2つの作動室に供給・排出される。
【0028】
電磁方向切換弁67の排気ポートには、移動速度切換え用の電磁方向弁68が接続され、ロッドレスエアシリンダ41の一方の作動室から排出されるエアの排出速度が高速と低速とに択一的に切換えられる。即ち、電磁方向弁68が図示位置のとき、絞り68aを介さずに排出されるので高速となり、また、図示位置から切換えると、絞り68aを介して排出されるので低速となる。クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20を高速で移動させていき、所期の係合溝8,36aに接近して近接スイッチ86で検出後に低速に切換えるとともに、位置決め用のエアシリンダ53にエアを供給し、位置決めピン52をピン穴51に係合させて位置決めし、それと同時にロッドレスエアシリンダ41の駆動を停止することになる。
【0029】
油圧系に関して、エア供給源60からのエアがレギュレータ71で調圧後エア駆動油圧ポンプ72に供給され、油圧ポンプ72で発生した油圧は、パイロットエア式方向切換弁77を有する油路76(これは、油圧ホース32を含む)を介してクランプ装置12の油圧シリンダ16に供給される。パイロットエア式方向切換弁77のパイロットエアは、調圧後のエアを受ける電磁方向切換弁73から供給される。更に、油圧ポンプ72で発生した油圧は、パイロットエア式方向切換弁81を有する油路80を介して固定機構55の油圧シリンダ56へ供給され、パイロットエア式方向切換弁81のパイロットエアは、調圧後のエアを受ける電磁方向切換弁75から供給される。尚、電磁方向切換弁62,64,67,68,73,75は、制御ユニット85で制御される。
【0030】
次に、4組の金型固定装置10の制御系について説明する。
図9に示すように、操作盤90と、36個の近接スイッチ86と、4個のクランプ装置初期位置検出器88と、4個のクランプ可能状態検出器87からの種々の信号が制御ユニット85に供給され、制御ユニット85により電磁方向切換弁62,64,67,68,73,75が制御される。この制御ユニット85は、マイクロコンピュータを内蔵したものであり、4組の金型固定装置10を制御する所定の制御プログラムが予め格納されている。
【0031】
次に、金型固定装置10の作動について説明する。
可動型7をスライド4側の金型固定盤5に固定する場合、クランプ装置12は非係合位置にあり、先ずスライド4を上昇させた状態で、上下方向に組合わせた固定型6と可動型7を、金型固定盤3上に搬入してからスライド4を下降させて金型固定盤5を可動型7の上面に当接させる。次に、操作盤90を操作して4組のクランプ装置12をセットする係合溝8を指定する信号を入力すると、制御ユニット85において、各金型固定装置10における作動対象の近接スイッチ86が決定され、クランプ装置12を移動する方向が決定されると、各金型固定装置10の作動が開始する。
【0032】
最初にロッドレスエアシリンダ41が駆動され、クランプ移動駆動装置20が、選択された作動対象の近接スイッチ86の方向へ向かって移動駆動され、第2ブロック33に設けられた検出作動板87が、その所期の近接スイッチ86で検知されると、ロッドレスエアシリンダ41が低速に切換えられ、位置決め機構50のエアシリンダ53により位置決めピン部材52が突出駆動される。
ここで、検出作動板87は、第2ブロック33の係合溝部34が所期の係合溝8,36aと連通する位置より僅かに手前において近接スイッチ86で検知され、位置決めピン部材52の先端部でガイド部材36の表面を押圧しつつ、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20が低速で移動する。
【0033】
その後、クランプ移動駆動装置20が僅かに移動し、第2ブロック33の係合溝部34が所期の係合溝8,36aに連通する位置において、位置決めピン部材52がピン穴51に係合し、クランプ移動駆動装置20が位置決めされ、ロッドレスエアシリンダ41のエアがブロックされる。
次に、ガイド部材36の油路58に油圧が供給されると、固定機構55の油圧シリンダ56が駆動され、油圧シリンダ56からピストンロッド部材57が突出して、第2ブロック33がガイド部材36に押圧され、クランプ移動駆動装置20が金型固定盤5に固定される。
【0034】
その後、クランプ移動駆動装置20によって、クランプ装置12が、その脚部14を係合溝8,36aの側端外へ外した非係合位置から、金型固定盤5の係合溝8に前記脚部14を係合させた係合位置へ移動駆動され、係合位置において可動型7の固定部7aまで、つまりクランプ可能状態検出器87がONとなるまで前進駆動されると、エアシリンダ22のエアがブロックされる。その後、油圧ポンプ62からクランプ装置12の油圧シリンダ16に油圧が供給されて可動型7が金型固定盤5に固定される。
【0035】
以上のように、この金型固定装置10では、複数の係合溝8,36aの各々に第2ブロック33の係合溝部34を選択的に連通させる位置に、第2ブロック33を位置決めする位置決め機構50を設けたので、クランプ装置12とクランプ移動駆動装置20を所望の係合溝8,36aに対応する位置に高精度に位置決めすることができる。
しかも、この位置決め機構50は、複数の係合溝8,36aに夫々対応する複数のピン穴51と、第2ブロック33に設けられた位置決めピン部材52と、第2ブロック33に設けられたエアシリンダ53とで構成したので、位置決め機構50を簡単な機械的な構造に構成でき、プレス機械1の稼働中に、クランプ移動駆動装置20に激しい振動が伝播しても、位置決め精度が低下しないため、クランプ移動駆動装置20の位置切換えの作業能率が低下することがない。
【0036】
また、第2ブロック33、つまりクランプ移動駆動装置20を、金型固定盤5に固定解除可能に固定する固定機構55を設けたので、クランプ移動駆動装置20を位置決めされた位置に強力に固定することができる。それ故、プレス機械1の稼働中に、クランプ移動駆動装置20に激しい振動が伝播しても、その振動によりクランプ移動駆動装置20が移動することがない。しかも、この固定機構55は、ガイド部材36に設けられた油圧シリンダ56を主体にして構成してあるため、固定機構55を簡単な構造に構成でき、クランプ移動駆動装置20が大型化することがなく、油圧供給系も簡単化する。
【0037】
しかも、移動駆動機構40をロッドレスエアシリンダ41で構成したため、それを小型化でき、その製作コストを安価にすることができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕前記クランプ装置12は一例を示すものに過ぎず、その他の種々のクランプ装置を適用可能である。
2〕前記クランプ移動駆動装置20は、電動モータで駆動されるスプロケットを介してチェーン部材25を駆動するように構成してもよい。
3〕前記移動駆動機構40を、通常の油圧シリンダやエアシリンダを主体にして構成してもよいし、ラック・ピニオン機構と電動モータとで構成してもよい。
【0038】
4〕前記固定機構55の油圧シリンダ56を第2ブロック33に設けることも可能であり、その場合、油圧シリンダ56を各金型固定装置10に1個設けられればよいため、固定機構55の製作コストを低減可能である。
5〕固定型6を固定する為の前記同様の金型固定装置を、基台2及び金型固定盤3側に設けることもできる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の金型固定装置において、クランプ装置とクランプ移動駆動装置とを、金型のサイズに適した所期の係合溝に対応する位置に切換える場合、クランプ移動駆動装置を駆動して、クランプ装置をその脚部が金型固定盤の係合溝の側端外へ外れた非係合位置に切換える。次に、位置決め機構の位置決めピン部材をアクチュエータで駆動してピン穴から離脱させると、クランプ装置とクランプ移動駆動装置は案内機構で支持案内され、クランプ移動駆動装置の本体ブロックが複数の係合溝の側端開口部に沿って移動自在になる。
【0040】
次に、移動駆動手段が、本体ブロックを介してクランプ移動駆動装置を案内機構による案内方向へ移動駆動し、本体ブロックの係合溝部が所期の係合溝に連通する位置まで移動駆動する。位置決め機構は、本体ブロックをその係合溝部が所期の係合溝に連通する位置に位置決めする。このとき、アクチュエータにより位置決めピン部材を所期の係合溝に対応するピン穴に係合させて本体ブロックを位置決めする。この場合、例えば、本体ブロックの係合溝部が所期の係合溝に連通する少し手前で、位置決めピン部材を突出駆動し、本体ブロックの係合溝部が所期の係合溝に連通した位置において位置決めピン部材が所期のピン穴に係合させればよい。
【0041】
このように、複数の係合溝の各々に本体ブロックの係合溝部を選択的に連通させる位置に、本体ブロックを位置決めする位置決め機構を設けたので、クランプ装置とクランプ移動駆動装置を所望の係合溝に対応する位置に高精度に位置決めすることができる。しかも、この位置決め機構は、金型固定盤又はそれに固定された部材に形成された複数のピン穴と、本体ブロックに設けられた位置決めピン部材と、本体ブロックに設けられたアクチュエータとを備えた構成であるため、耐久性と製作コスト的に有利であり、プレス機械の稼働中に激しい振動が伝播しても、位置決め精度が低下することがなく、クランプ装置とクランプ移動駆動装置の位置切換えの作業能率が低下することもない。
【0042】
また、位置決め機構により位置決めされた本体ブロックを金型固定盤に固定解除可能に固定する固定機構であって位置決め機構とは独立の固定機構を設けたので、位置決めされた本体ブロックを強力に固定することができる。その結果、プレス機械の稼働中に、クランプ装置とクランプ移動駆動装置に激しい振動が伝播しても、その振動によりクランプ移動駆動装置が移動するのを確実に防止できる。
【0043】
請求項2の金型固定装置においては、請求項1と同様の作用・効果を奏するが、移動駆動手段が、ロッドレスエアシリンダからなるので、移動駆動手段を小型化でき、移動駆動手段を安価に製作できる。
【0044】
請求項3の金型固定装置においては、請求項2と同様の作用・効果を奏するが、固定機構が、金型固定盤又はそれに固定された部材に設けられピストンロッド部材で本体ブロックを押圧固定する複数の油圧シリンダであって複数の係合溝に対応する複数の油圧シリンダを備えているため、固定機構によりクランプ移動駆動装置が大型化するのを防止でき、複数の油圧シリンダへの油路の構成上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る金型固定装置を備えたプレス機械の要部側面図である。
【図2】図1のプレス機械のスライド側の金型固定盤等の底面図である。
【図3】金型固定装置の要部側面である。
【図4】金型固定装置の正面図である。
【図5】図3のV −V 線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面拡大図である。
【図7】クランプ移動駆動装置とクランプ装置の要部拡大断面図である。
【図8】4組の金型固定装置のエア・油圧回路図である。
【図9】4組の金型固定装置の制御系のブロック図である。
【符号の説明】
1 プレス機械
5 金型固定盤
7 可動型
8,36a 係合溝
10 金型固定装置
12 クランプ装置
14 脚部
20 クランプ移動駆動装置
31 第1ブロック
33 第2ブロック
34 係合溝部
35 案内機構
36 ガイド部材
40 移動駆動機構
41 ロッドレスエアシリンダ
50 位置決め機構
51 ピン穴
52 位置決めピン部材
53 エアシリンダ
55 固定機構
56 油圧シリンダ
57 ピストンロッド部材
Claims (3)
- 金型固定盤に金型を固定する為のクランプ装置と、金型固定盤の係合溝にクランプ装置の脚部を係合させ係合溝に沿って進退移動可能な係合位置と前記脚部を係合溝の側端外へ外した非係合位置とにわたってクランプ装置を移動駆動するクランプ移動駆動装置とを備えた金型固定装置において、
前記クランプ移動駆動装置に設けられ、係合溝の側端開口部に連通可能な係合溝部を有する本体ブロックと、
前記本体ブロックを介してクランプ移動駆動装置を支持するとともに、本体ブロックを複数の係合溝の側端開口部に沿って移動自在に案内する案内機構と、
前記本体ブロックを介してクランプ移動駆動装置を案内機構による案内方向へ移動駆動する移動駆動手段と、
前記複数の係合溝の各々に本体ブロックの係合溝部を選択的に連通させる位置に本体ブロックを位置決めする位置決め機構であって、金型固定盤又はそれに固定された部材に形成され複数の係合溝に夫々対応する複数のピン穴と、本体ブロックに設けられピン穴に係合可能な位置決めピン部材と、本体ブロックに設けられ位置決めピン部材をピン穴に係脱駆動するアクチュエータとを備えた位置決め機構と、
前記位置決め機構により位置決めされた本体ブロックを金型固定盤に固定解除可能に固定する固定機構であって位置決め機構とは独立の固定機構と、
を備えたことを特徴とする金型固定装置。 - 前記移動駆動手段が、ロッドレスエアシリンダからなることを特徴とする請求項1に記載の金型固定装置。
- 前記固定機構が、金型固定盤又はそれに固定された部材に設けられピストンロッド部材で本体ブロックを押圧固定する複数の油圧シリンダであって、複数の係合溝に夫々対応する複数の油圧シリンダを備えたことを特徴とする請求項2に記載の金型固定装置。
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