JP2701539B2 - 加圧流体供給装置 - Google Patents

加圧流体供給装置

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JP2701539B2 JP2335489A JP33548990A JP2701539B2 JP 2701539 B2 JP2701539 B2 JP 2701539B2 JP 2335489 A JP2335489 A JP 2335489A JP 33548990 A JP33548990 A JP 33548990A JP 2701539 B2 JP2701539 B2 JP 2701539B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は移動するように設置されたシリンダに対し
て、シリンダにより駆動されるロッドを作動するための
加圧流体を供給する加圧流体供給装置に関する。
(従来の技術) アクチュエータ等を作動するための駆動源として例え
ば空圧シリンダが用いられる場合には、この空圧シリン
ダに対して加圧空気を供給するために通常ホースが用い
られ、このホースによって空圧シリンダと空圧源とが接
続されている。
この形態は空圧シリンダ自体が移動するようになって
いる場合でも同様である。第4図は自動車用のパネル材
を位置決め固定するロケータの一部を示す図であり、複
数のシリンダ1が内蔵されたシリンダユニット2には、
シリンダ1により往復動自在となった往復台3が取付け
られている。この往復台3には位置決めされるべき複数
の車種のパネルに対応して複数のゲージ4が取付けら
れ、それぞれのゲージ4との共働によりパネルを固定す
るクランプ片5がゲージ4に揺動自在に取付けられてい
る。このクランプ片5を揺動するために往復台3には揺
動自在に空圧シリンダ6が取付けられ、この空圧シリン
ダ6のロッド7がクランプ片5にピン結合されている。
空圧シリンダ6に加圧空気を供給するために、シリン
ダのポートには空圧ホース8の一端が接続され、他端は
シリンダユニット2に固定されている。そして、この他
端には図示しないホースが接続されバルブの操作によっ
て加圧空気の供給、供給停止及び排出とが制御され、ク
ランプ片5が所定のタイミングで揺動する。
第4図に示す装置にあっては、ゲージ4及びクランプ
片5が狭い間隔を隔てて多数個設けられており、空圧ホ
ース8も多数本集まっている。しかも、シリンダユニッ
ト1の作動により空圧シリンダ6自体も往復台3と共に
往復動するので、その度に空圧ホース8が変位する。そ
のため、帯状のばね鋼材9とこれをホース8に締結する
止め部材10とを用いて所定本数の空圧ホース8を保持す
るようにしており、往復台3が前進するとホース8の束
は破線で示すように変位する。
(発明が解決しようとする課題) 図示するようにこのような従来の装置にあっては、往
復台3が後退した状態ではホース8が上方に向けて大き
く湾曲するので、ホース8の部分を含めて装置の設置ス
ペースを大きくする必要がある。このため、装置を使用
している場所によっては、形状変向をすることができな
かったり、使用すること自体ができないことがある。ま
た、多数本のホース8をそれらが干渉し合わないように
処理することは容易ではなく、作動時に止め部材10が引
掛ることがあり、装置のメインテナンスが繁雑である。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であり、ホースを用いることなく、移動する流体圧シリ
ンダに対して加圧流体を供給し得るようにすることを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、支持台に対して
往復動自在に往復台を取付け、前記往復台に揺動自在に
装着されたアクチュエータに結合されたロッドを有する
流体圧シリンダを、前記往復台に取付け、内部に流体案
内孔を有する真直ぐな固定側パイプをその端部にて回動
自在となるように前記支持台に取り付け、前記固定側パ
イプに同心状に位置させて前記往復台に取り付けられか
つ内部に流体案内孔を有する合成樹脂のみにより成形さ
れた長尺の移動側パイプを、前記固定側パイプ内に直接
摺動自在に嵌合し、前記移動側パイプを前記流体圧シリ
ンダに接続すると共に前記固定側パイプを流体圧源に接
続してなる加圧流体供給装置である。
(作用) 流体圧源から流体圧シリンダに対しては、支持台に回
動自在に取り付けられる固定側パイプおよび当該固定側
パイプ内で摺動自在とされる移動側のパイプの流体案内
孔を介して流体が供給される。そして、往復台が支持台
に対して接近離反移動すると、移動側パイプが摺動して
伸縮するので、長いホースを用いることなく、流体を供
給することができる。
(実施例) 次に、図示する実施例を参照しつつ本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明の加圧流体供給装置の基本構造を示す
図であり、支持台11に隣接して往復台12が前記支持台11
に対して接近離反移動自在に取付けられている。この往
復動は、第4図に示された従来の構造と同様にしてシリ
ンダによってさなれており、第4図に示される場合と同
様に、この往復台12には、アクチュエータが接続された
ロッドを有する流体圧シリンダが取付けられることにな
る。
支持台11にはこれに取付けられたブラケット13を介し
て真直ぐな固定側パイプ14が備えられており、この固定
側パイプ14は内部に流体案内孔15を有し、金属により作
られている。この固定側パイプ14の一端にはプラグ16が
カシメ付けられており、このプラグ16の部分で、固定側
パイプ14は図示しない流体圧源にホースを介して接続さ
れるようになっている。尚、符号17は固定側パイプ14を
ブラケット13に締結するためのC字形状の止め金具を示
す。
この固定側パイプ14内にはこれの他端部側に移動側パ
イプ18が摺動自在に同心状に嵌合している。この移動側
パイプ18は内部に流体案内孔19が形成され、合成樹脂に
より成形されている。また、この移動側パイプ18はその
先端部で上述した往復台12に取付けられると共に、その
先端開口部は上述した流体圧シリンダに接続されてい
る。流体圧シリンダが複動型のシリンダであれば、その
シリンダには2つのポートが設けられているので、1つ
のシリンダに対しては2つの加圧流体供給装置が用いら
れる。
第2図(A)(B)は第1図に示した加圧流体供給装
置を第4図と同様にロケータに適用した場合を示す図で
あり、支持台11はシリンダユニットをなしておりブラケ
ット21を介して上下スライダー22に取付られ、この上下
スライダー22はスライドベース23に沿って駆動手段24に
よりZ軸方向に上下動自在となっている。このスライド
ベース23は第1水平スライダー25に固定され、この第1
水平スライダー25はスライドベース26に沿って駆動手段
27によりX軸方向に摺動自在となっている。更に、この
スライドベース26は第2水平スライダー28に固定され、
この第2水平スライダー28はスライドベース29に沿って
駆動手段30によりY軸方向つまりX軸に対して直角をな
す水平の方向に、摺動自在となっている。したがって、
支持台11は空間内の任意の位置に位置決め移動される。
往復台12には流体圧シリンダとしての空圧シリンダ31
がピン32を中心に揺動自在に取付けられ、このシリンダ
31のロッド33はアクチュエータとしてのクランプ片34に
ピン結合されている。このクランプ片34との共働により
図示しないパネル材を位置決め固定するためのゲージ35
が往復台12に備えられている。
空圧シリンダ31に設けられた2つのポート36、37には
それぞれ、加圧流体供給装置の移動側パイプ18が短いホ
ース38、39を介して接続されている。
第2図(A)(B)に示されるロケータにあっては、
1つの往復台12に合計8つのクランプ片34が設けられて
おり、それぞれが独立して揺動するようになっているの
で、合計8つの空圧シリンダ31が往復台12に備えられて
いる。したがって、相互に形状が相違した8種類のワー
クつまりパネル材を所定の位置に位置決めすることがで
きると共に、合計16の加圧流体供給装置が、第2図
(A)(B)に示されるロケータには備えられている。
上述した加圧流体供給装置を用いたロケータにあって
は、往復台12が支持台11に内蔵されたシリンダによって
往復動すると、移動側パイプ18がこれと同心状となった
固定側パイプ14内で往復動し、図示しない空圧源からの
加圧空気が空圧シリンダ31内に供給され、クランプ片34
が揺動することになる。これにより、図示しないパネル
材はクランプ片34とゲージ35との共働により位置決め固
定される。したがって、第4図との比較により明確なよ
うに、広いスペースを必要とするホースを用いることな
く、多数のシリンダに流体を供給することができる。
第1図には1つのシリンダ31に流体圧を供給するため
の2本の固定側パイプ14と移動側パイプ18とを示すが、
一方の固定側シリンダ14には、移動側パイプ18の摺動ス
トロークを検出するためのセンサー20が取付けられてい
る。したがって、このセンサー20の位置を調整すること
によって、そのストロークを容易に変化させることがで
きる。
第3図は他の実施例に係る加圧流体供給装置を示す図
であり、この場合には固定側パイプ14を支持台11に取付
けるために、固定側パイプ14の端部に締結されたプラグ
16aは、支持台11に回動自在に取付けられており、固定
側パイプ14は移動側パイプ18と共に矢印で示す方向に揺
動自在となっている。この場合にはプラグ16aを介して
空圧源に接続するようにしても良く、このプラグ16aは
支持台11に揺動自在にパイプを連結するのみとし、固定
側パイプ14の周壁部に流体供給用のホースを接続するよ
うにしても良い。尚、図示する流体圧シリンダは空圧シ
リンダを示すが、油圧シリンダに圧油を供給する際にも
本発明を適用することができる。更に、固定側パイプと
移動側パイプとの連結状態と同様にして、移動側パイプ
を複数本、相互に摺動自在に連結するようにしても良
い。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、合成樹脂のみにより
成形された長尺の移動側パイプを直接固定側パイプ内に
摺動自在に嵌合することによりきわめてコンパクトに構
成されているので、長い寸法のホースを用いることが不
要となり、その部分のスペースを節約できる。したがっ
て、どのような場所に対しても流体を供給することがで
きると共に、装置の形状変更が容易となる。また、装置
の維持管理が容易である。しかも、移動側パイプが固定
側パイプ内で摺動自在であると同時に、この固定側パイ
プを支持台に対して回動自在としたので、アクチュエー
タを任意の位置および姿勢に保持することができ、アク
チュエータの適正な動作を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加圧流体供給装置の基本構造を示す一
部切欠き正面図、第2図(A)は加圧流体供給装置が適
用されたロケータを示す正面図、第2図(B)は同図
(A)の側面図、第3図は本発明の他の実施例を示す要
部拡大断面図、第4図は従来の加圧流体供給装置を示す
正面図である。 11……支持台、12……往復台、14……固定側パイプ、15
……流体案内孔、18……移動側パイプ、19……流体案内
孔、31……シリンダ(流体圧シリンダ)、34……クラン
プ片(アクチュエータ)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台に対して往復動自在に往復台を取付
    け、前記往復台に揺動自在に装着されたアクチュエータ
    に結合されたロッドを有する流体圧シリンダを、前記往
    復台に取付け、内部に流体案内孔を有する真直ぐな固定
    側パイプをその端部にて回動自在となるように前記支持
    台に取り付け、前記固定側パイプに同心状に位置させて
    前記往復台に取り付けられかつ内部に流体案内孔を有す
    る合成樹脂のみにより成形された長尺の移動側パイプ
    を、前記固定側パイプ内に直接摺動自在に嵌合し、前記
    移動側パイプを前記流体圧シリンダに接続すると共に前
    記固定側パイプを流体圧源に接続してなる加圧流体供給
    装置。
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JPS60227058A (ja) * 1984-04-24 1985-11-12 Oiles Ind Co Ltd ふつ素樹脂を被着したピストンヘツドならびにその製造方法

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