JPH0736161Y2 - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
- Publication number
- JPH0736161Y2 JPH0736161Y2 JP1989018572U JP1857289U JPH0736161Y2 JP H0736161 Y2 JPH0736161 Y2 JP H0736161Y2 JP 1989018572 U JP1989018572 U JP 1989018572U JP 1857289 U JP1857289 U JP 1857289U JP H0736161 Y2 JPH0736161 Y2 JP H0736161Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid pressure
- cylinder
- piston rod
- movable support
- cylinder body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、シリンダ本体に装着したピストンロツドの突
出端に、エアシリンダ等の流体圧アクチユエータを固着
して使用するようにした流体圧シリンダに関する。
出端に、エアシリンダ等の流体圧アクチユエータを固着
して使用するようにした流体圧シリンダに関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 エアシリンダのシリンダ本体に装着したピストンロツド
の突出端に、他のエアシリンダのシリンダ本体を両者の
ピストンロツドが互いに直角方向に進退する向きに固着
することにより、他のエアシリンダのピストンロツドに
取り付けた被駆動部材を二次元方向に移動させるように
した場合において、可動側のエアシリンダに加圧空気を
供給するのに、従来は、その可動側のエアシリンダのシ
リンダ本体に可撓性を有するホースによつて加圧空気供
給源を接続するようになつており、このため、可動側の
エアシリンダの周囲にホースを弛みをもたせて配設する
ためのスペースが必要となるばかりでなく、可動側エア
シリンダの移動中にホースが周辺の他の装置に干渉した
り引掛かつてエアシリンダから外れたりする恐れがあ
り、これらの欠点は、2基のエアシリンダを用いた場合
に限らず、1基のエアシリンダのピストンロツドにエア
シリンダ以外の他の空気圧アクチユエータを固着した場
合においても、また、作動流体として加圧空気に代えて
作動油を用いた場合においても同様に生じる問題であつ
た。
の突出端に、他のエアシリンダのシリンダ本体を両者の
ピストンロツドが互いに直角方向に進退する向きに固着
することにより、他のエアシリンダのピストンロツドに
取り付けた被駆動部材を二次元方向に移動させるように
した場合において、可動側のエアシリンダに加圧空気を
供給するのに、従来は、その可動側のエアシリンダのシ
リンダ本体に可撓性を有するホースによつて加圧空気供
給源を接続するようになつており、このため、可動側の
エアシリンダの周囲にホースを弛みをもたせて配設する
ためのスペースが必要となるばかりでなく、可動側エア
シリンダの移動中にホースが周辺の他の装置に干渉した
り引掛かつてエアシリンダから外れたりする恐れがあ
り、これらの欠点は、2基のエアシリンダを用いた場合
に限らず、1基のエアシリンダのピストンロツドにエア
シリンダ以外の他の空気圧アクチユエータを固着した場
合においても、また、作動流体として加圧空気に代えて
作動油を用いた場合においても同様に生じる問題であつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するための手段として、突
出した前端部にエアシリンダ等の流体圧アクチユエータ
を装着するための可動支持体が固着された2本のピスト
ンロツドを進退可能に装着してなる偏平なシリンダ本体
の2本のピストンロツドの間に、そのピストンロツドの
進退方向と平行な導入孔をそのシリンダ本体の前端面に
開口させて形成するとともに、加圧空気または作動油の
供給源に接続される導入ポートを導入孔の後端部に連通
させて形成し、導入孔に摺動自由に嵌入した両端開放の
パイプのシリンダ本体から突出した前端部を、可動支持
体に、その可動支持体に形成した接続ポートに連通させ
て固着した構成とした。
出した前端部にエアシリンダ等の流体圧アクチユエータ
を装着するための可動支持体が固着された2本のピスト
ンロツドを進退可能に装着してなる偏平なシリンダ本体
の2本のピストンロツドの間に、そのピストンロツドの
進退方向と平行な導入孔をそのシリンダ本体の前端面に
開口させて形成するとともに、加圧空気または作動油の
供給源に接続される導入ポートを導入孔の後端部に連通
させて形成し、導入孔に摺動自由に嵌入した両端開放の
パイプのシリンダ本体から突出した前端部を、可動支持
体に、その可動支持体に形成した接続ポートに連通させ
て固着した構成とした。
考案の作用及び効果 本考案は上記構成になり、シリンダ本体を所定の位置に
固定するとともにそのシリンダ本体の導入ポートをホー
スなどによつて加圧空気または作動油の供給源に接続
し、ピストンロツドの可動支持体に、流体圧アクチユエ
ータをその供給ポートを可動支持体の接続ポートに接続
させて固着することによつて駆動可能な状態となり、ピ
ストンロツドを進退させることによつて移動する流体圧
アクチュエータに、加圧空気または作動油を導入孔、ピ
ストンロツドとともに進退するパイプの中空及び可動支
持体の接続ポートを通して導くと、加圧空気または作動
油の圧力によつて流体圧アクチユエータがピストンロツ
ドとともに移動しながら作動するのであつて、流体圧ア
クチユエータに加圧空気または作動油を供給するための
供給源を、シリンダ本体に接続するようにしたから、従
来のように流体圧アクチユエータに接続されたホースが
流体圧アクチユエータの移動によつて周囲の装置に干渉
したり引掛かつて外れたりするということがなく、ま
た、流体圧アクチユエータの周囲にホースを配設するた
めの余分なスペースが不要になり、さらに、シリンダ本
体が偏平であるから狭い場所への取付けが容易であり、
2本のピストンロツドを有しているから大きな推力を得
ることができるとともに、2本のピストンロツドとパイ
プが並列しているから横方向からの荷重に強いとう効果
がある。
固定するとともにそのシリンダ本体の導入ポートをホー
スなどによつて加圧空気または作動油の供給源に接続
し、ピストンロツドの可動支持体に、流体圧アクチユエ
ータをその供給ポートを可動支持体の接続ポートに接続
させて固着することによつて駆動可能な状態となり、ピ
ストンロツドを進退させることによつて移動する流体圧
アクチュエータに、加圧空気または作動油を導入孔、ピ
ストンロツドとともに進退するパイプの中空及び可動支
持体の接続ポートを通して導くと、加圧空気または作動
油の圧力によつて流体圧アクチユエータがピストンロツ
ドとともに移動しながら作動するのであつて、流体圧ア
クチユエータに加圧空気または作動油を供給するための
供給源を、シリンダ本体に接続するようにしたから、従
来のように流体圧アクチユエータに接続されたホースが
流体圧アクチユエータの移動によつて周囲の装置に干渉
したり引掛かつて外れたりするということがなく、ま
た、流体圧アクチユエータの周囲にホースを配設するた
めの余分なスペースが不要になり、さらに、シリンダ本
体が偏平であるから狭い場所への取付けが容易であり、
2本のピストンロツドを有しているから大きな推力を得
ることができるとともに、2本のピストンロツドとパイ
プが並列しているから横方向からの荷重に強いとう効果
がある。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
説明する。
本実施例の流体圧シリンダAは、シリンダ本体1に前後
方向に透設されて後端がヘツドカバー2によつて閉塞さ
れた左右一対の互いに平行な嵌装孔3、3内に、ピスト
ン4、4を気密かつ摺動自由に嵌装するとともに、各ピ
ストン4に固着したピストンロツド5をシリンダ本体1
に固着したロツドカバー6から前方に突出させて、両ピ
ストンロツド5、5の突出端に可動支持体7をボルト
8、8により一体的に移動するように固着したものであ
つて、両嵌装孔3、3を左右方向に連通する前部連通孔
9の一端の前部供給ポート10から加圧空気を供給する
と、ピストン3の前端面に作用する空気圧により両ピス
トンロツド5、5が収縮して可動支持体7がシリンダ本
体1に接近する方向に移動するようになっているととも
に、両嵌装孔3、3を連通する後部連通孔11の一端の後
部供給ポート12から加圧空気を供給すると、上記とは逆
に、両ピストンロツド5、5が突出して可動支持体7が
シリンダ本体1から離間する方向に移動するようになつ
ている。
方向に透設されて後端がヘツドカバー2によつて閉塞さ
れた左右一対の互いに平行な嵌装孔3、3内に、ピスト
ン4、4を気密かつ摺動自由に嵌装するとともに、各ピ
ストン4に固着したピストンロツド5をシリンダ本体1
に固着したロツドカバー6から前方に突出させて、両ピ
ストンロツド5、5の突出端に可動支持体7をボルト
8、8により一体的に移動するように固着したものであ
つて、両嵌装孔3、3を左右方向に連通する前部連通孔
9の一端の前部供給ポート10から加圧空気を供給する
と、ピストン3の前端面に作用する空気圧により両ピス
トンロツド5、5が収縮して可動支持体7がシリンダ本
体1に接近する方向に移動するようになっているととも
に、両嵌装孔3、3を連通する後部連通孔11の一端の後
部供給ポート12から加圧空気を供給すると、上記とは逆
に、両ピストンロツド5、5が突出して可動支持体7が
シリンダ本体1から離間する方向に移動するようになつ
ている。
シリンダ本体1には、両嵌装孔3、3と平行に透設され
て後端をヘツドカバー2で閉塞された左右2本の円形断
面の導入孔15a、15bが、その右側の導入孔15aは両連通
孔9、11の上方を通り、左側の導入孔15bは両連通孔
9、11の下方を通るように形成されているとともに、図
示しない加圧空気供給源に接続される2つの導入ポート
16a、16bが各導入孔15a、15bの後端部に連通して形成さ
れており、各導入孔15a、15b内には、両端が開放された
円形断面のパイプ17a、17bが、気密に、かつ、導入ポー
ト16a、16bの前方において摺動自由に嵌装されて、これ
らのパイプ17a、17bのロツドカバー6から前方へ突出し
た前端部が、可動支持体7の後端面の雌ねじ孔18に螺合
されてナツト19で締め付けられることにより、可動支持
体7と一体的に移動するように固着され、また、両雌ね
じ孔18、18の奥端面には、可動支持体7の前端面に開口
する2つの接続ポート20a、20bが形成されて、各接続ポ
ート20a、20bが、夫々、パイプ17a、17bの中空及び導入
孔15a、15bを介すことによつて導入ポート16a、16bに連
通している。
て後端をヘツドカバー2で閉塞された左右2本の円形断
面の導入孔15a、15bが、その右側の導入孔15aは両連通
孔9、11の上方を通り、左側の導入孔15bは両連通孔
9、11の下方を通るように形成されているとともに、図
示しない加圧空気供給源に接続される2つの導入ポート
16a、16bが各導入孔15a、15bの後端部に連通して形成さ
れており、各導入孔15a、15b内には、両端が開放された
円形断面のパイプ17a、17bが、気密に、かつ、導入ポー
ト16a、16bの前方において摺動自由に嵌装されて、これ
らのパイプ17a、17bのロツドカバー6から前方へ突出し
た前端部が、可動支持体7の後端面の雌ねじ孔18に螺合
されてナツト19で締め付けられることにより、可動支持
体7と一体的に移動するように固着され、また、両雌ね
じ孔18、18の奥端面には、可動支持体7の前端面に開口
する2つの接続ポート20a、20bが形成されて、各接続ポ
ート20a、20bが、夫々、パイプ17a、17bの中空及び導入
孔15a、15bを介すことによつて導入ポート16a、16bに連
通している。
次に、本実施例の流体圧シリンダAの使用例を第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
可動支持体7の前端面には、シリンダ本体21に形成され
て連通孔22a、22bにより上下両端において互いに連通す
る一対の嵌装孔23a、23b内にピストン24を上下動自由に
嵌装するとともに、そのピストン24に固着したピストン
ロツド25のシリンダ本体21から突出した上端部に駆動ブ
ロツク26を固着してなるエアシリンダBが、そのシリン
ダ本体21を固定することによつて可動支持体7と一体的
に水平方向に移動するように取り付けられており、その
シリンダ本体21の可動支持体7への装着面に開口して流
通路27を介すことにより上側の連通孔22aに連通する供
給ポート28aが、可動支持体7の右側の接続ポート20aに
整合しているとともに、他方の嵌装孔23bの下端に連通
する供給ポート28bが左側の接続ポート20bに整合してい
る。
て連通孔22a、22bにより上下両端において互いに連通す
る一対の嵌装孔23a、23b内にピストン24を上下動自由に
嵌装するとともに、そのピストン24に固着したピストン
ロツド25のシリンダ本体21から突出した上端部に駆動ブ
ロツク26を固着してなるエアシリンダBが、そのシリン
ダ本体21を固定することによつて可動支持体7と一体的
に水平方向に移動するように取り付けられており、その
シリンダ本体21の可動支持体7への装着面に開口して流
通路27を介すことにより上側の連通孔22aに連通する供
給ポート28aが、可動支持体7の右側の接続ポート20aに
整合しているとともに、他方の嵌装孔23bの下端に連通
する供給ポート28bが左側の接続ポート20bに整合してい
る。
かかる構成になる装置は、流体圧シリンダAを図示しな
い基体等に固定してその導入ポート16a、16bを図示しな
いホースで加圧空気供給源に接続するとともに、エアシ
リンダBの駆動ブロツク26に図示しない被駆動部材を固
着することによつて作動可能な状態となり、流体圧シリ
ンダAのピストンロツド5を進退させながら右側の導入
孔16aに加圧空気を供給すると同時に左側の導入孔16bを
大気に開放すると、供給された加圧空気がピストンロツ
ド5とともに進退するパイプ17aの中空内を通って可動
支持体7の接続ポート20aからエアシリンダBの両嵌装
孔23a、23bの上部空間に導かれると同時に、嵌装孔23
a、23bの下部空間内の空気が接続ポート20b及び進退す
る左側のパイプ17bの中空内を通つて導入ポート16bから
排出されることにより、ピストンロツド25が後退して駆
動ブロツク26とともに被駆動部材が水平移動しつつ下方
へ移動し、上記とは逆に、左側の導入ポート16bから加
圧空気を供給すると同時に右側の導入ポート16aを大気
に開放すると、ピストンロツド25が進出して被駆動部材
が水平移動しつつ上方へ移動する。
い基体等に固定してその導入ポート16a、16bを図示しな
いホースで加圧空気供給源に接続するとともに、エアシ
リンダBの駆動ブロツク26に図示しない被駆動部材を固
着することによつて作動可能な状態となり、流体圧シリ
ンダAのピストンロツド5を進退させながら右側の導入
孔16aに加圧空気を供給すると同時に左側の導入孔16bを
大気に開放すると、供給された加圧空気がピストンロツ
ド5とともに進退するパイプ17aの中空内を通って可動
支持体7の接続ポート20aからエアシリンダBの両嵌装
孔23a、23bの上部空間に導かれると同時に、嵌装孔23
a、23bの下部空間内の空気が接続ポート20b及び進退す
る左側のパイプ17bの中空内を通つて導入ポート16bから
排出されることにより、ピストンロツド25が後退して駆
動ブロツク26とともに被駆動部材が水平移動しつつ下方
へ移動し、上記とは逆に、左側の導入ポート16bから加
圧空気を供給すると同時に右側の導入ポート16aを大気
に開放すると、ピストンロツド25が進出して被駆動部材
が水平移動しつつ上方へ移動する。
このときに、エアシリンダBには加圧空気を供給するた
めのホースは接続されていないことから、エアシリンダ
Bの周囲にはホースを配設するための余分なスペースは
不要であつて、狭い場所でも使用することができるとと
もに、エアシリンダBの水平移動にともなつてホースが
周囲の他の装置に干渉したり他の装置に引掛かつてエア
シリンダBから外れる事故の恐れはない。
めのホースは接続されていないことから、エアシリンダ
Bの周囲にはホースを配設するための余分なスペースは
不要であつて、狭い場所でも使用することができるとと
もに、エアシリンダBの水平移動にともなつてホースが
周囲の他の装置に干渉したり他の装置に引掛かつてエア
シリンダBから外れる事故の恐れはない。
次に、他の使用例を第4図に基づいて説明すると、流体
圧シリンダAは可動支持体7を下向きにした姿勢で図示
しない水平駆動装置に固定されていて、その可動支持体
7の下端面には、把持装置Cが、その本体31の上端面に
形成した一対の供給ポート32a、32bを可動支持体7の2
つの接続ポート20a、20bに整合させた状態で固着されて
おり、この把持装置Cは、一方の供給ポート32aから嵌
装孔33の下部空間内への加圧空気の供給によつてピスト
ン34及びピストンロツド35が上動することにより、ピス
トンロツド35の下端のピン36に係合した左右一対の作動
腕37、37が軸38、38を中心として上方へ揺動して、各作
動腕37の切欠部39にピン40を嵌合させた左右一対の可動
爪41、41が互いに接近するように水平移動するようにな
つているとともに、他方の供給ポート32bから嵌装孔33
の上部空間内への加圧空気の供給により、ピストンロツ
ド35の下動にともなつて両作動腕37、37が下方へ揺動
し、両可動爪41、41が互いに離間するように左右方向へ
移動するようになつている。
圧シリンダAは可動支持体7を下向きにした姿勢で図示
しない水平駆動装置に固定されていて、その可動支持体
7の下端面には、把持装置Cが、その本体31の上端面に
形成した一対の供給ポート32a、32bを可動支持体7の2
つの接続ポート20a、20bに整合させた状態で固着されて
おり、この把持装置Cは、一方の供給ポート32aから嵌
装孔33の下部空間内への加圧空気の供給によつてピスト
ン34及びピストンロツド35が上動することにより、ピス
トンロツド35の下端のピン36に係合した左右一対の作動
腕37、37が軸38、38を中心として上方へ揺動して、各作
動腕37の切欠部39にピン40を嵌合させた左右一対の可動
爪41、41が互いに接近するように水平移動するようにな
つているとともに、他方の供給ポート32bから嵌装孔33
の上部空間内への加圧空気の供給により、ピストンロツ
ド35の下動にともなつて両作動腕37、37が下方へ揺動
し、両可動爪41、41が互いに離間するように左右方向へ
移動するようになつている。
そして、流体圧シリンダAを図示しない被把持物の上方
位置に移動させたところでピストンロツド5を突出させ
ることによつて可動支持体7とともに把持装置Cを下降
させ、その可動爪41、41で被把持物を保持して把持装置
Cを上昇させ、流体圧シリンダAを他の位置に水平移動
させたところで可動支持体7と把持装置Cを再び下降さ
せて可動爪41、41による保持を解除することにより、被
把持物を二位置の間で移動させることができる。
位置に移動させたところでピストンロツド5を突出させ
ることによつて可動支持体7とともに把持装置Cを下降
させ、その可動爪41、41で被把持物を保持して把持装置
Cを上昇させ、流体圧シリンダAを他の位置に水平移動
させたところで可動支持体7と把持装置Cを再び下降さ
せて可動爪41、41による保持を解除することにより、被
把持物を二位置の間で移動させることができる。
本実施例の流体圧シリンダAは、上記両使用例において
説明したエアシリンダB及び把持装置Cがそのピストン
24、34の往復両方向の駆動において流体の圧力を必要と
していることから、シリンダ本体1に2本のパイプ17
a、17bを装着することによつて加圧空気の供給路を2本
設けるようにしたが、可動支持体7に取り付けられる流
体圧アクチユエータが、流体圧による一方の側への移動
方向の駆動力を解除したときにばね力等によつて他方の
側へ復帰するようになつているもの、及び、真空パツド
等の場合には、パイプを1本としてもよい。
説明したエアシリンダB及び把持装置Cがそのピストン
24、34の往復両方向の駆動において流体の圧力を必要と
していることから、シリンダ本体1に2本のパイプ17
a、17bを装着することによつて加圧空気の供給路を2本
設けるようにしたが、可動支持体7に取り付けられる流
体圧アクチユエータが、流体圧による一方の側への移動
方向の駆動力を解除したときにばね力等によつて他方の
側へ復帰するようになつているもの、及び、真空パツド
等の場合には、パイプを1本としてもよい。
本考案は、流体圧シリンダとそれに取り付けられる流体
圧アクチユエータが作動流体として加圧空気を用いるも
のである場合に限らず、流体圧シリンダと流体圧アクチ
ユエータのいずれか一方または両方が、作動流体として
作動油を用いるものである場合にも適用することができ
る。
圧アクチユエータが作動流体として加圧空気を用いるも
のである場合に限らず、流体圧シリンダと流体圧アクチ
ユエータのいずれか一方または両方が、作動流体として
作動油を用いるものである場合にも適用することができ
る。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図であり、第3図は
その使用例の一部切欠斜視図、第4図は他の使用例の一
部切欠正面図である。 1:シリンダ本体、5:ピストンロツド、7:可動支持体、15
a、15b:導入孔、16a、16b:導入ポート、17a、17b:パイ
プ、20a、20b:接続ポート、A:流体圧シリンダ、B:エア
シリンダ、C:把持装置
図、第2図は第1図のA−A線断面図であり、第3図は
その使用例の一部切欠斜視図、第4図は他の使用例の一
部切欠正面図である。 1:シリンダ本体、5:ピストンロツド、7:可動支持体、15
a、15b:導入孔、16a、16b:導入ポート、17a、17b:パイ
プ、20a、20b:接続ポート、A:流体圧シリンダ、B:エア
シリンダ、C:把持装置
Claims (1)
- 【請求項1】突出した前端部にエアシリンダ等の流体圧
アクチユエータを装着するための可動支持体が固着され
た2本のピストンロツドを進退可能に装着してなる偏平
なシリンダ本体の前記2本のピストンロツドの間に、該
ピストンロツドの進退方向と平行な導入孔を該シリンダ
本体の前端面に開口させて形成するとともに、加圧空気
または作動油の供給源に接続される導入ポートを前記導
入孔の後端部に連通させて形成し、前記導入孔に摺動自
由に嵌入した両端開放のパイプの前記シリンダ本体から
突出した前端部を、前記可動支持体に、該可動支持体に
形成した接続ポートに連通させて固着したことを特徴と
する流体圧シリンダ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989018572U JPH0736161Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989018572U JPH0736161Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 流体圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109001U JPH02109001U (ja) | 1990-08-30 |
JPH0736161Y2 true JPH0736161Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31233341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989018572U Expired - Lifetime JPH0736161Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736161Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5704528B2 (ja) * | 2010-01-05 | 2015-04-22 | Smc株式会社 | リニアアクチュエータ |
US8955424B2 (en) | 2010-01-05 | 2015-02-17 | Smc Kabushiki Kaisha | Linear actuator |
US9975252B2 (en) * | 2014-09-19 | 2018-05-22 | Delaware Capital Formation, Inc. | Gripper |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133285U (ja) * | 1978-03-08 | 1979-09-14 |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1989018572U patent/JPH0736161Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02109001U (ja) | 1990-08-30 |
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