JPH0852129A - X線透視装置 - Google Patents

X線透視装置

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JPH0852129A
JPH0852129A JP6209409A JP20940994A JPH0852129A JP H0852129 A JPH0852129 A JP H0852129A JP 6209409 A JP6209409 A JP 6209409A JP 20940994 A JP20940994 A JP 20940994A JP H0852129 A JPH0852129 A JP H0852129A
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JP
Japan
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foot switch
illumination
fluoroscopy
ray
turned
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Pending
Application number
JP6209409A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Iketa
嘉一 井桁
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH0852129A publication Critical patent/JPH0852129A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】透視像をX線テレビモニタで十分に見るために
照明を暗くすることと、手元を明るくしてカテーテル操
作を行うことの頻度が両方とも高いIVR手技等におい
て、照明のオン,オフ操作のための技師や看護婦の負担
を軽減し、また術者による照明のオン,オフ指示の負担
をなくして検査効率の向上も図る。 【構成】X線透視をオン,オフ操作する透視用フットス
イッチ14及び透視装置設置室の照明16をオン,オフ
操作する照明用フットスイッチ15を備えてなり、透視
用フットスイッチは独立してオン,オフ操作可能で、照
明用フットスイッチは照明オフ操作をすると透視用フッ
トスイッチをオン操作し、照明オン操作すると透視用フ
ットスイッチをオフ操作するフットスイッチ装置31を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、術者がX線透視しつつ
被検者のカテーテル操作等を行うとき、X線TVモニタ
を見やすくするために透視装置設置室の照明をも操作可
能としたX線透視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のX線透視装置を備えた循環
器用X線検査装置を示す。この図3において、1は被検
者、2は被検者を搭載するテーブル、4はX線像を観察
するためのX線TVモニタ、5はイメージインテンシフ
ァイア(以下I.I.と呼ぶ)6とX線管7を支持する支持
機構、8はI.I.10とX線管9を支持する支持機構であ
る。また、3はこれら各支持機構5,8やテーブル2を
動かすためのスイッチを配置した操作器である。
【0003】次に、このような装置の動作を説明する。
この装置は、主に心臓や頭部、また腹部等の血管の造影
検査を目的とした装置である。造影検査とは、例えば、
心臓に疾患のある被検者1に対して大腿静脈等からカテ
ーテル(図示せず)を挿入し、X線透視によりその進み
具合を、X線テレビモニタ4で確認しながら進めて行
く。特に心臓や頭部において、カテーテルを進める血管
を選択的に進めていくために、一方向による透視だけで
は複雑な血管走行の様子が分かり難い。そこで透視方向
を変え、別の角度で見ることにより、血管の走行を確認
する。また、撮影している場所の視野を広げたり、大き
くしたりするためにI.I.7を上下することができる。
【0004】検査中には、このようなI.I.7の上下動を
行うことがある。また、この装置の場合は、X線透視像
を支持機構5による撮影系だけでなく、支持機構8に付
いているI.I.10とX線管9により得ることができるよ
うになっている。また、この支持機構8は被検者1の体
軸に対して、平行な方向に回転が可能な構造となってお
り、これにより、支持機構5の撮影系では得られない角
度による透視像を得ることができる。
【0005】一方、テーブル2は、被検者1の体軸方向
Aに移動が可能であり、また高さ方向Cを変えることが
できる。これにより、多方向から撮影系の位置決めを行
い、複雑な血管から目標とする血管を選択することがで
きる。また、透視をオン操作するスイッチとしてはフッ
トスイッチ(透視用フットスイッチ)14を用いてい
る。
【0006】このような検査において、位置決めが終わ
ると、造影剤をカテーテルを通して注入し、撮影を行
う。撮影には、例えば、シネカメラ11によりフィルム
撮影を行う。そのため図示するような大掛かりな装置構
成となっている。
【0007】このような使われ方をしているX線検査装
置において、近年、インターベンショナルラジオロジー
(以下IVRと呼ぶ)という、カテーテルを利用した治
療法が盛んに行われるようになってきた。これは、例え
ば環状動脈の中に梗塞があり、これを治療するものとす
ると、このとき大動脈等からカテーテルを挿入し、カテ
ーテルをX線透視下において目的とする血管まで進め、
目的の部位において、バルーンカテーテルやアテレクト
ミーカテーテルを使用し、狭窄部の開大を行う。
【0008】このようなIVR手技では、X線透視下で
目的の血管を見つけ、カテーテルを早く目的の血管に挿
入する必要があるが、そのためにはX線透視下において
映像系や支持機構5,8を動かし、またテーブル2を動
かす必要がある。このような動作は、それまでの造影検
査でも行われていたが、IVR手技において一層必要に
なった動作である。
【0009】ところがIVRでは、既に診断が確定し、
その時行ったX線撮影像から目指す治療部位を確定して
おき、実際にIVRにより治療を行うときには、血管内
でカテーテルを移動し、目標部位にカテーテルを到達さ
せるためのガイドとして、X線透視がより重要となる。
【0010】しかしながら、現在使用されているX線テ
レビモニタ4は明るくなく、通常の装置設置室の明るさ
では十分に透過像が見えない。他方、IVR手技では血
管や血管内カテーテルがはっきりと描出されている必要
性が高いが、現在そのような状況にはなっていない。
【0011】そこで、術者は装置設置室を暗くして、X
線テレビモニタ4を見なくてはならない。しかし、術者
自身は両手を被検者1のために清潔度を高く保つ必要が
あることより使用できず、装置設置室の照明16をオ
ン,オフするスイッチを操作することはできない。そこ
で、同室の他の操作に当たっている技師や看護婦に一々
「暗くして下さい」、「明るくして下さい」と指示し、
その度に技師や看護婦は、持ち場を離れて照明16のオ
ン,オフ操作をする必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようなことは従来
から行われていたが、通常の造影検査と比較して、IV
R手技では透視像をX線テレビモニタ4で十分に見るた
めに照明16を暗くすることと、手元を明るくしてカテ
ーテル操作を行うことの頻度が両方とも高いため、その
度に照明16のオン,オフ指示をしていては技師や看護
婦の負担が増し、また術者も一々指示して照明16をオ
ン,オフしなければならないので検査効率が低下すると
いう問題点があった。
【0013】本発明の目的は、透視像をX線テレビモニ
タで十分に見るために照明を暗くすることと、手元を明
るくしてカテーテル操作を行うことの頻度が両方とも高
いIVR手技等において、照明のオン,オフ操作のため
の技師や看護婦の負担を軽減し、また術者による照明の
オン,オフ指示の負担をなくして検査効率の向上も図れ
るX線透視装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線透視を
オン,オフ操作する透視用フットスイッチ及び透視装置
設置室の照明をオン,オフ操作する照明用フットスイッ
チを備えてなり、透視用フットスイッチは独立してオ
ン,オフ操作可能で、照明用フットスイッチは照明オフ
操作をすると透視用フットスイッチをオン操作し、照明
オン操作すると透視用フットスイッチをオフ操作するフ
ットスイッチ装置を設けることにより達成される。
【0015】
【作用】フットスイッチ装置の照明用フットスイッチ
は、照明オフ操作をすると透視用フットスイッチをオン
操作し、照明オン操作すると透視用フットスイッチをオ
フ操作する。したがって、術者は被検者のカテーテル操
作を明るい状態で行う時には通常に(照明がオン状態の
まま)行え、また、透視の状態で透視装置設置室を暗く
したいときには、照明用フットスイッチをオフ操作(照
明オフ操作)すれば、透視用フットスイッチがオン操作
(透視オン操作)される。透視装置設置室を明るい状態
に戻し、カテーテル操作をしたいときには、照明用フッ
トスイッチをオン操作(照明オン操作)すれば、透視用
フットスイッチがオフ操作(透視オフ操作)される。
【0016】これにより、透視像をX線テレビモニタで
十分に見るために照明を暗くすることと、手元を明るく
してカテーテル操作を行うことの頻度が両方とも高いI
VR手技等において、照明のオン,オフ操作のための技
師や看護婦の負担が軽減され、また術者による照明のオ
ン,オフ指示の負担もなくなり検査効率の向上が図れ
る。なお、透視用フットスイッチは独立してオン,オフ
操作可能であるから、これにより透視操作は独立してオ
ン,オフ操作され、従前からの操作方法による使用も妨
げない。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線透視装置が適用された
循環器用X線検査装置の一例を示す斜視図である。
【0018】この図1において、1〜11,16は各々
図3と同様である。また、14も図3と同様に透視用フ
ットスイッチを示すが、ここではフットスイッチ装置3
1の一部を構成するものである。
【0019】ここで、フットスイッチ装置31は、X線
透視をオン,オフ操作する上記透視用フットスイッチ1
4及び透視装置設置室の照明16をオン,オフ操作する
照明用フットスイッチ15を備えてなり、透視用フット
スイッチ14は独立してオン,オフ操作可能で、他方、
照明用フットスイッチ15は照明オフ操作をすると透視
用フットスイッチ14をオン操作し、照明オン操作する
と透視用フットスイッチ14をオフ操作するように構成
されている。ここでは、透視用フットスイッチ14及び
照明用フットスイッチ15共に、踏込み押圧する毎にオ
ン,オフを交互に繰り返すものである。
【0020】すなわち、透視用フットスイッチ14は、
これを1回踏み込むことによって透視オン操作されて装
置は透視状態となり、その時にX線TVモニタ4を見な
がらカテーテルを進めることができる。透視用フットス
イッチ14をもう1回踏み込めば、透視オフ操作されて
透視を終了する。
【0021】また照明用フットスイッチ15は、これを
1回踏み込むことによって照明オフ操作されて透視装置
設置室の照明16を暗くし、同時に透視用フットスイッ
チ14がオン操作され、透視オン操作されて装置が透視
状態となり、X線TVモニタ4で十分に透過像を見なが
らカテーテルを進めることができる。透視用フットスイ
ッチ14をもう1回踏み込めば、照明オン操作されて照
明16が明るくなると共に透視オフ操作されて透視が終
了する。
【0022】図2は上記フットスイッチ装置31の具体
例を示す斜視図である。この図2において、21はスイ
ッチ連動板で、その他は図1と同様である。ここでスイ
ッチ連動板21は、照明用フットスイッチ15のみに連
結されており、照明用フットスイッチ15を踏込み操作
したときに透視用フットスイッチ14を連動して操作す
るが、透視用フットスイッチ14の単独操作を妨げない
ように作動するものである。
【0023】すなわち図2(a)において、この照明用
フットスイッチ15をスイッチ連動板21を介して踏み
込むと、スイッチ連動板21が隣に位置する透視用フッ
トスイッチ14を連動して操作する。これにより、照明
16はオフ操作されて照明16が暗くなり、同時に透視
オン操作されて装置は透視状態となる。照明用フットス
イッチ15を同様にしてもう1回踏むと、照明オン操作
されて照明16が明るくなると共に透視オフ操作されて
透視が終了する。このようにすることで、IVR手技等
において、透視像をX線テレビモニタ4で十分に見るた
めに透視装置設置室の照明16を暗くしたいときに術者
が自由に照明16を暗くすることができる。
【0024】また、図2(b)に示すように、透視用フ
ットスイッチ14を単独に踏込み操作可能で、このよう
にすることで、透視装置設置室の照明16を明るくした
まま透視することもできる。
【0025】なお、フットスイッチ装置31の構成は図
1,図2に示したもののみに限定されることはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、I
VR手技実行中に、非接触で、透視装置設置室の照明の
オン,オフ操作が可能となり、またその操作を術者が一
人でできることから、頻繁な照明のオン,オフ操作を技
師や看護婦にさせることがなくなり、それらの者の負担
が軽減でき、また術者による照明のオン,オフ指示の負
担がなくなるので検査効率の向上も図れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置が適用された循環器用X線検査装置
の一例を示す斜視図である。
【図2】図1中のフットスイッチ装置の具体例を示す斜
視図である。
【図3】従来装置を備えた循環器用X線検査装置の一例
を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 被検者 2 テーブル 3 操作器 4 X線テレビモニタ 5 支持機構 6 I.I.(イメージインテンシファイア) 7 X線管 8 支持機構 9 X線管 10 I.I.(イメージインテンシファイア) 11 シネカメラ 14 透視用フットスイッチ 15 照明用フットスイッチ 16 透視装置設置室の照明 21 スイッチ連動板 31 フットスイッチ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線透視をオン,オフ操作する透視用フッ
    トスイッチ及び透視装置設置室の照明をオン,オフ操作
    する照明用フットスイッチを備えてなり、透視用フット
    スイッチは独立してオン,オフ操作可能で、照明用フッ
    トスイッチは照明オフ操作をすると透視用フットスイッ
    チをオン操作し、照明オン操作すると透視用フットスイ
    ッチをオフ操作するフットスイッチ装置を具備すること
    を特徴とするX線透視装置。
JP6209409A 1994-08-11 1994-08-11 X線透視装置 Pending JPH0852129A (ja)

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JP6209409A JPH0852129A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 X線透視装置

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JP6209409A JPH0852129A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 X線透視装置

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ID=16572410

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JP6209409A Pending JPH0852129A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 X線透視装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000507130A (ja) * 1996-03-15 2000-06-13 ナショナル リサーチ カウンシル オブ カナダ 磁気共鳴像形成による外科手順
JP2010264136A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2021010541A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 株式会社日立製作所 X線診断装置

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