JP2001070294A - テーブルサイド操作器を備えた医用診断装置 - Google Patents

テーブルサイド操作器を備えた医用診断装置

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JP2001070294A
JP2001070294A JP25210299A JP25210299A JP2001070294A JP 2001070294 A JP2001070294 A JP 2001070294A JP 25210299 A JP25210299 A JP 25210299A JP 25210299 A JP25210299 A JP 25210299A JP 2001070294 A JP2001070294 A JP 2001070294A
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table side
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Yoshikazu Iketa
嘉一 井桁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブルサイド操作器を操作する操作者が患
者に対して向く方向の如何に拘わらず前記操作器で操作
する機器の動作方向を同じにして操作性向上を図ること
ができるテーブルサイド操作器を備えた医用診断装置を
提供する。 【解決手段】 テーブルサイド操作器の患者テーブルへ
の取り付け場所を検出し、この検出信号と前記テーブル
サイド操作器からの操作指令とから前記テーブルサイド
操作器を操作する操作者が前記患者に対して向く方向に
拘わらず前記操作指令で操作される各機器の動作方向を
同じにする手段とを設ける。これを循環器X線検査装置
のCアームや患者テーブルの操作に用いた場合、患者に
対する操作者の向く方向に拘わらず前記操作レバーの傾
倒方向と前記Cアーム装置や患者テーブルの操作方向を
同一にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は患者テーブルサイド
で操作するテーブルサイド操作器を備えた医用診断装置
に係わり、特に前記テーブルサイド操作器を操作する操
作者が前記患者に対して向く方向に拘わらず前記操作器
からの操作方向と各機器の動作方向とを同一にすること
によって操作性向上を図るテーブルサイド操作器を備え
た医用診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,インターベンショナルラジオロジ
ー(以下,IVRという。)というカテーテルを利用し
た治療法が盛んに行われるようになってきた。これは、
例えば、冠状動脈の中に梗塞があり,これを治療する場
合に,大腿動脈等からカテーテルを挿入し,そのカテー
テルをX線透視下において目的とする血管まで進め,目
的の部位においてバルーンカテーテルやアテレクトミー
カテーテルなどを使用して狭窄部の開大を行うというも
のである。
【0003】このIVRの手技では、X線透視下で目的
とする血管を見つけ,カテーテルを素早くその目的とす
る血管に挿入する必要があるので,前記X線透視下にお
いて撮像系や,患者テーブル等を最適な位置に位置決め
する必要がある。このような操作は、従来の造影検査で
もあったが,IVRの手技により一層必要となった。す
なわち、診断時に得たX線透視画像から目指す治療部位
を確定しておき,IVRにより治療を行うときには血管
内でカテーテルを移動し,前記目標の治療部位にカテー
テルを到達させるためのガイドとしてX線透視が一層重
要となる。そこで,関心領域近くにカテーテルを近づ
け,見たい部位にシネカメラの視野中心を持ってきた
り,少しずらしたりと細かな位置決め操作が行われる。
【0004】このように、IVRや造影検査は、例えば
頭部に疾患部がある場合、大腿動脈からカテーテルを挿
入し,それをX線透視により前記カテーテルの進み具合
をX線画像を観察するためのモニターで確認しながら進
めていく。特に、頭や心臓,腹部においてはカテーテル
を進める血管を選択的に進めていくために,一方向によ
る透視だけでは複雑な血管走行の様子がわかりずらい。
そこで,透視方向を変え,いろいろな方向から見て血管
の走行を確認し、治療を進める。一方、患者を載置する
テーブルも,患者の体軸方向を初めとして、いろいろな
方向に移動可能なフローティング動作が可能であり,ま
た高さ方向も変えることができる。図8は上記の透視、
撮影が可能な循環器X線検査装置である。
【0005】この装置は、X線管装置9と、このX線管
9に対抗配置されたイメージインテンスファイアとテレ
ビカメラから成るX線受像装置10をCアーム11で支
持して撮像系を構成し、前記X線管装置9とX線受像装
置10との間にテーブル2に載置した患者1を置く。
【0006】前記Cアーム11は回転自在に架台5に支
持されると共に該Cアーム11はこのCアームの形状に
沿った方向にスライド可能に構成されている。一方、テ
ーブル2は被検体1の体軸方向(以下、これを前後方向
と呼ぶことにする)と、この方向と直角の方向(以下、
これを左右方向と呼ぶことにする)に移動可能及び高さ
方向も可変できるように構成されている。そして、上記
のCアーム11の回転、スライド回転及びテーブル2の
前後、左右移動等の操作はテーブルサイドに設けてある
テーブルサイド操作器3からの操作指令で行う。なお、
前記テーブルサイド操作器3はテーブル2のいろいろな
位置から取り外して、別の位置に取り付け可能になって
おり、テーブルサイド操作器3からの操作信号を図示省
略の制御装置に送るためのケーブル4は前記各取り付け
位置に対応できるような長さを有している。図8は前記
テーブルサイド操作器3を患者1の右側、左側、被検体
の体軸方向側の3ケ所に取り付け可能な例である。この
ような構成の循環器X線検査装置において,術者が手技
を行う位置は,被検体に対して右サイドのXであった
り、左サイドのZであったり、あるいは被検体の体軸方
向サイドYであったりする。これは患者1へカテ−テル
を挿入する部位により,その部位にカテーテルを挿入し
やすい位置を術者が選択できるようにするためである。
例えば、カテーテルの挿入部位が右下肢の場合には術者
はサイドXで、左下肢の場合には術者はサイドZで操作
できるように、上記のテーブルサイド操作器3を対応す
るテーブルサイドに取り付けて、前記Cアーム11、テ
ーブル2を操作してX線透視像で前記カテーテルを観察
しながら手技を行うものである。なお、術者の利き腕が
右利きと左利きの場合とでは、同一部位でも操作しやす
い位置と操作しにくい位置とがあるので、前記テーブル
サイド操作器3は術者の利き腕に対応した操作しやすい
位置に取り付けることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】近年のIVRの手
技では、上記の位置決め操作が頻繁にあり,その度に術
者はテーブルサイド操作器3の操作レバーや押しボタン
を操作してCアーム11やテーブル2の操作を行う。こ
の操作は、図9に示すテーブルサイド操作器3で行って
いる。この図9において,操作レバー21は、Cアーム
11を回転させるCアーム回転操作と、Cアーム11を
該Cアームの形状に沿ってスライド回転させるCアーム
スライド操作を行う操作レバーで、同図のX方向に倒す
と、Cアームは前記レバーを倒した方向に倒した量に応
じた分だけ回転し、Y方向に倒すと、Cアームは前記レ
バーを倒した方向に倒した量に応じた分だけスライド回
転する。24はテーブル2を前後、左右に移動操作する
操作レバーである。
【0008】この操作レバーをY方向に倒すとテーブル
2は患者1の体軸方向(前後方向)に、X方向に倒すと
テーブル2は患者1の体軸方向と直角の方向(左右方
向)に移動する。
【0009】このようなテーブルサイド操作器3の操作
レバーの操作方向と患者1の位置関係を図8に示す関係
にあるとすると、一般的には右利きの術者に対応しやす
いように、テーブルサイド操作器3を患者1の右側に配
置し、術者は場所Xの位置で操作する。
【0010】そして、前記場所Xの位置から見たCアー
ム11の回転、スライド回転やテーブル2の前後、左右
への移動方向と前記操作レバ−の傾倒方向とが一致する
ように構成されている。しかしながら最近のIVR手技
では,カテーテルの挿入方向が一様ではなく,また疾患
部位も種々あったり、さらに左利きの術者も多くなって
きており、図8と反対側の患者の左側の場所Zから操作
を行う場合も多くなってきた。
【0011】このため、術者はテーブルサイド操作器3
をテーブルの左側の場所Zへ移動して操作するが,これ
によってテーブルサイド操作器3の操作レバ−を倒す方
向とCアーム11の回転やスライド回転及びテーブル2
の前後、左右への移動方向が右側の場所Xで操作した方
向と反対の方向となるので、術者はこのことを考慮しな
がら操作しなければならないので、非常に操作しにくい
ものであった。
【0012】すなわち,操作レバーの傾倒方向とCアー
ムの回転、スライド回転及びテーブルの前後、左右への
移動方向とが右側の場所Xの場合と逆になるためであ
り、操作性の悪化のみならず、間違いを生じることも懸
念されるものであった。
【0013】そこで、本発明の目的は、テーブルサイド
の操作器の設置箇所が異なっても、操作レバーの傾倒方
向とCアームの回転、スライド回転及びテーブルの前
後、左右への移動方向とを同じにして操作性の向上を図
ることができるテーブルサイド操作器を備えた医用診断
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、患者テーブ
ルサイドで各機器を操作するテーブルサイド操作器を備
えた医用診断装置において、該テーブルサイド操作器の
前記テーブルへの取り付け場所を検出する手段と、この
検出手段の出力と前記テーブルサイド操作器からの操作
指令とから前記テーブルサイド操作器を操作する操作者
が前記患者に対して向く方向に拘わらず前記操作指令で
操作される各機器の動作方向を同じにする手段とを設け
ることによって達成される。
【0015】このような構成のテーブサイド操作器を循
環器X線検査装置のX線管とX線受像装置を支持するC
アーム装置の回転方向やスライド回転方向、患者テーブ
ルの前後、左右方向への移動操作に用いた場合、テーブ
ルサイド操作器の患者テーブルへの取り付け場所を検出
し、この検出信号と前記テーブルサイド操作器からの操
作指令方向、具体的には該テーブルサイド操作器の操作
レバーの傾倒方向信号とから前記テーブルサイド操作器
の取り付け場所、すなわち患者に対する操作者の向く方
向に拘わらず前記操作レバーの傾倒方向と前記Cアーム
装置の回転方向やスライド回転方向、患者テーブルの前
後、左右方向への移動方向が同一になるように前記Cア
ームやテ−ブルを操作するものである。
【0016】このようにすることによって、従来はテー
ブルサイド操作器を取り付ける場所によって操作レバー
の傾倒方向が同じでもCアームの回転方向等が異なるた
めに、前記操作レバーの傾倒方向を逆にしなければなら
ずまぎらわしいものであったが、本発明により操作レバ
ーの傾倒方向とCアームの回転方向等を同じにすること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図1乃至図
7の実施例を用いて詳細に説明する。
【0018】(実施形態1)図1は本発明を図8のCア
ーム11に用いた第一の実施例図で、テーブル2とテー
ブルサイド操作器3の配置関係を示す図、図2は図1と
図8に示したCアーム11を組み合わせた循環器X線検
査装置で、Cアーム11はA方向の回転とB方向のスラ
イド回転可能に構成されている。図3は図2の循環器X
線検査装置の上面図、図4はテーブルサイド操作器3を
テーブル2に取り付け、この取り付けた位置で術者が操
作する場所と前記テーブルサイド操作器3からの信号を
ケーブル4で制御装置(図示省略)に送る中継部28の
ケーブル側と制御装置側(コネクタ側)との接続関係を
示す図である。図1において、患者1はテーブル2に載
置され、このテーブル2は架台に上昇、下降可能に支持
されて、かつ患者1の前後、左右を初め、いろいろな方
向に移動できるフローティング動作可能に構成されてい
る。前記Cアーム11及びテーブル2等を操作するテー
ブルサイド操作器3は、これを取り外してテーブル2の
右側、左側及び被検体1の体軸と対抗する側に取り付け
られるようにレール7を設けてあり、これらの取り付け
場所に対応して前記テーブルサイド操作器3からの操作
信号をケーブル4により図示省略の制御装置に送るため
の中継部28が設けられている。術者は、操作しやすい
場所X、Y、Zに対応したテーブルサイドに前記テーブ
ルサイド操作器3を取り付けて操作する。
【0019】図2において、テーブルサイド操作器3は
場所X、Y、Zに対応したテーブルサイドの3ヶ所に取
り付けられるようになっている。図5(a)はテーブル
サイド操作器3の詳細図で、21はCアーム11の回転
(図2のA方向)とスライド回転(図2のB方向)を操
作するCアーム操作レバー、24はテーブル2の前後、
左右移動を行うテーブル前後左右操作レバー、25はテ
ーブル2の上昇、下降を操作するテーブル昇降操作レバ
ー、22はオ−トポジション機能や、あらかじめ決めら
れた角度を設定し自動的に操作するための角度設定ボタ
ン、23はその他の設定条件を変える押しボタンであ
る。ここでは、上記操作レバー21を例にとって本発明
を説明する。図5(b)は上記テーブルサイド操作器3
のCアーム操作レバー21の傾倒方向を示しており、操
作レバー21をa方向に傾倒するとCアームは時計回り
と同じ方向に回転し、b方向に傾倒するとCアームは前
記方向と逆の反時計回り方向に回転する(図2のA方向
の回転)。また、操作レバー21をc方向に傾倒すると
CアームはX線受像装置が取り付けられている方向にス
ライド回転し、d方向に傾倒するとCアームは前記方向
と逆のX線管が取り付けられている方向にスライド回転
する(図2のB方向のスライド回転)。本発明は、テー
ブルサイド操作器3をどこの位置に取り付けても操作レ
バーを傾倒した方向が同じであればCアームは同じ方向
に回転、スライド回転するようにしたもので、例えばテ
ーブルサイド操作器を場所Xに取り付けても場所Zに取
り付けても操作レバーをa方向に傾倒した場合にはCア
ームは時計回りと同じ方向に回転するようにしたもので
ある(従来は操作レバーをa方向に傾倒すると、テーブ
ルサイド操作器を場所Xに取り付け場合は、Cアームは
時計回りと同じ方向に回転し、テーブルサイド操作器を
場所Zに取り付け場合は、Cアームは前記と逆の反時計
回りに回転するので、場所Xに取り付け場合と同じ方向
に回転させるためには操作レバーはb方向に傾倒させな
ければならずまぎらわしいものであった)。このように
するために、本発明では、図1の中継部28のケーブル
4側とコネクタ側(制御装置側)に場所X、Y、Zの区
別ができる手段を設ける。これを図4に示す。図4にお
いて、例えば中継部28のケーブル側の配線1から4に
対して1と2の配線を場所X、Y、Zの判別に用いる。
すなわち、場所X側ではこの場所のコネクタ側の上記配
線1と2に対応するビット1には配線しないでビット2
に配線しておき、場所Y側ではこの場所のコネクタ側の
上記配線1と対応するビット1には配線し、ビット2に
は配線せずにし、場所Z側ではこの場所のコネクタ側の
上記配線1と2に対応してビット1、2には配線してお
く。このように構成して、コネクタ側のビット1、2の
信号を場所Xでは(0,1)、場所Yでは(1,0)、
場所Zでは(1,1)の論理信号として制御装置(図示
省略)に送り、これらの論理信号を制御装置側で判断し
てテーブルサイド操作器の設置場所を検出する。
【0020】図6(a)はテーブルサイド操作器の設置
場所X、Y、Zと該テーブルサイド操作器のCアーム操
作レバーの傾倒方向、Cアームの回転、スライド回転方
向の関係を示す図である。この図において、Cアームを
al方向に回転させる場合は、テーブルサイド操作器を
場所Xにおいてはa方向に傾倒、場所Zにおいてはb方
向に傾倒、場所Yにおいてはd方向に傾倒すれば良い。
同様に、Cアームをbl方向に回転させる場合は、テー
ブルサイド操作器を場所Xにおいてはb方向に傾倒、場
所Zにおいてはa方向に傾倒、場所Yにおいてはc方向
に傾倒し、Cアームをcl方向にスライド回転させる場
合は、テーブルサイド操作器を場所Xにおいてはc方向
に傾倒、場所Zにおいてはd方向に傾倒、場所Yにおい
てはa方向に傾倒し、Cアームをdl方向にスライド回
転させる場合は、テーブルサイド操作器を場所Xにおい
てはd方向に傾倒、場所Zにおいてはc方向に傾倒、場
所Yにおいてはb方向に傾倒させれば良い。図6(b)
は上記の関係を示したものである。
【0021】この図3(b)の関係を制御装置側で記憶
しておき、該制御装置側で中継部28から送られてくる
ビット1、ビット2の論理信号を判断して、前記図3
(b)に基づいてCアームの回転、スライド回転駆動モ
ータの回転方向を決め、この回転方向に公知の回転駆動
機構を用いてCアームを回転駆動してCアーム操作レバ
ーの傾倒量に応じた回転量を制御してCアームの位置決
めを行う。(図示省略)
【0022】以上、本発明の第一の実施形態によれば、
テーブルサイド操作器3をどこの位置に取り付けても操
作レバーを傾倒した方向が同じであればCアームは同じ
方向に回転、スライド回転させることができ、従来のよ
うにテーブルサイド操作器の設置場所によってCアーム
操作レバーの方向とCアームの回転、スライド回転方向
が異なるということはなく、操作レバーの傾倒方向に気
を遣うことはなくなるので、操作性が向上するという効
果がある。
【0023】(実施形態2)図7は本発明を図8のCア
ーム11に用いた第二の実施例図である。図7(a)は
テーブル2とテーブルサイド操作器3の配置関係を示す
図で、テーブルサイド操作器3をテーブル2に取り付け
る場所X、Y、Zに該テーブルサイド操作器3を取り付
けるためのレール15を設ける。このレール15に前記
テーブルサイド操作器3の取り付け場所を検出するため
の2ビット(ビット1、ビット2)に対応する電気的導
通、非導通を検出するための溝有り部と溝無し部を設け
る。一方、前記テーブルサイド操作器3側には前記2ビ
ットに対応して電気的導通、非導通を検出するための二
つの凹凸部を設け、前記レール側の溝部との接触関係に
より前記テーブルサイド操作器3の取り付け場所を検出
する。この方法によるテーブルサイド操作器3の取り付
け場所の検出を場所Xに用いた例を図7(b)(図7
(a)のPーP′断面図)に示す。
【0024】図7(b)において、レール15側にビッ
ト1に対応して溝31を設け、ビット2には溝を設けな
いでおく。一方、テーブルサイド操作器3側にはスイッ
チ32を設け、このスイッチ32には前記ビット1に対
応するスイッチ部は凸とし、ビット2に対応するスイッ
チ部は凹とする。そして、前記レール15側の溝部にス
イッチ部の凸部が挿入されてこれらが接触して電気的に
導通し、テーブルサイド操作器3の取り付け場所の検出
信号の1ビット目は論理信号“1”となり、2ビット目
は前記レール15側には溝部が無く、スイッチ部は凹部
であるために、これらは電気的に接続されないので2ビ
ット目の論理信号は“0”となる。このような方法を場
所Y、場所Z側にも用いて、図7(C)に示すようなビ
ット1、ビット2のテーブルサイド操作器3の取り付け
場所の検出論理信号とし、この論理信号を制御装置側で
判断して、Cアームの回転、スライド回転駆動モータの
回転方向を決め、この回転方向に公知の回転駆動機構を
用いてCアームを回転駆動してCアーム操作レバーの傾
倒量に応じた回転量を制御しCアームの位置決めを行
う。(図示省略)
【0025】この第二の実施例においても第一の実施例
と同様の効果が得られる。以上に説明した第一の実施例
及び第二の実施例はCアームの回転、スライド回転操作
に用いた例であるが、本発明は、これに限定されるもの
ではなく、上記実施例と同様の方法でテーブル2の前
後、左右の移動に用いることもできる。その他、X線C
T装置のスキャナ回転盤や回転立体X線撮影装置の回転
盤等の回転方向をテーブルサイドに設けた操作器の取り
付け場所に関係なく同一の方向に回転させるような場合
に用いることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明によれば、医用診断装置の
患者テーブルのすぐ側で操作するテーブルサイド操作器
を前記テーブルサイドのどの場所に取り付けても、この
操作器によって操作される循環器X線検査装置のCアー
ムの回転、スライド回転方向や患者テーブルの前後、左
右移動方向あるいはX線CT装置のスキャナ回転盤の回
転方向を同じにすることができる。
【0027】これによって、テーブルサイド操作器の操
作レバーの傾倒方向に注意を払う必要がないので、疾患
部の位置決め等の操作性が向上するという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を循環器X線検査装置のCアームに用い
た第一の実施例図で、テーブルとテーブルサイド操作器
の配置関係を示す図。
【図2】図1とCアームを組み合わせた循環器X線検査
装置の構成図。
【図3】図2の循環器X線検査装置の上面図。
【図4】テーブルサイド操作器の取り付け場所を検出す
るための手段の接続関係を示す図。
【図5】テーブルサイド操作器の詳細図とこのテーブル
サイド操作器のCアーム操作レバーの傾倒方向を示す
図。
【図6】テーブルサイド操作器の設置場所とこのテーブ
ルサイド操作器のCアーム操作レバーの傾倒方向、Cア
ームの回転、スライド回転方向の関係を示す図。
【図7】本発明を循環器X線検査装置のCアームに用い
た第二の実施例図。
【図8】従来のテーブルサイド操作器を備えた循環器X
線検査装置の構成図。
【図9】従来のテーブルサイド操作器の説明図。
【符号の説明】
1 患者 2 患者テーブル 3 テーブルサイド操作器 4 ケ−ブル部 7,15 テーブルサイド操作器取り付けレール 9 X線管 10 X線受像装置 11 Cアーム 21 Cアーム操作レバー 24 テーブル操作レバー 28 中継部 31 溝 32 スイッチ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者テーブルサイドで各機器を操作する
    テーブルサイド操作器を備えた医用診断装置において、
    該テーブルサイド操作器の前記テーブルへの取り付け場
    所を検出する手段と、この検出手段の出力と前記テーブ
    ルサイド操作器からの操作指令とから前記テーブルサイ
    ド操作器を操作する操作者が前記患者に対して向く方向
    に拘わらず前記操作指令で操作される各機器の動作方向
    を同じにする手段とを有することを特徴とするテーブル
    サイド操作器を備えた医用診断装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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