JPH085186Y2 - ケーブル工事車のケーブル繰出・巻取装置 - Google Patents

ケーブル工事車のケーブル繰出・巻取装置

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JPH085186Y2
JPH085186Y2 JP2671890U JP2671890U JPH085186Y2 JP H085186 Y2 JPH085186 Y2 JP H085186Y2 JP 2671890 U JP2671890 U JP 2671890U JP 2671890 U JP2671890 U JP 2671890U JP H085186 Y2 JPH085186 Y2 JP H085186Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、電線や光ファイバー等のケーブルの繰出、
巻取作業を行うケーブル工事車に関する。
(従来の技術) 上記のようなケーブルの架設作業や敷設作業を行うと
きには、ケーブルドラムに巻かれたケーブルを繰出した
り、敷設等されたケーブルをケーブルドラムに巻き取っ
たりするため、第4図に示すようなケーブル工事車が用
いられることが多い。このケーブル工事車50は、車体52
の中央部にこの車体52の前後方向に揺動自在に枢着され
るとともに、2本の分岐アーム部53aを有し、この分岐
アーム部53aの先端部においてケーブルドラムDの回転
軸を回転自在に支持可能なドラム支持アーム53を備えて
いる。なお、ドラム支持アーム53を車体52の後方に揺動
自在としたのは、地面等に載置されたケーブルドラムの
回転軸を分岐アーム部53aに取り付けるのに便利なよう
にするためである。
また、車体52の前部にはケーブルガイド機構55が配設
されている。このケーブルガイド機構55は、例えば、ロ
ーラが井桁状に組み合わされた4面ローラ55bからな
り、上記ドラム支持アーム53に支持されたケーブルドラ
ムDからケーブルCを繰出す場合には、車体52の前方に
繰出し中のケーブルをその井桁の中央に保持しながら所
定の繰出し方向に案内する。一方、ケーブルCを車体52
の前方からケーブルドラムD上に巻取る場合に、巻取り
中のケーブルを保持しながらケーブルドラムDの回転に
応じてケーブルドラムDの回転軸方向に移動することに
よりケーブルCを整列巻きすべくケーブルドラムD上に
案内する。
なお、上記のようなケーブルガイド機構55が車体の後
部に取り付けられているものもあるが、その場合には、
車体の後方から上記のような作業を行う。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、これらのようなケーブル工事車では、
ケーブルガイド機構が車体の前部または後部に設置され
ているため、ケーブルの繰出、巻取作業も車体の前方ま
たは後方のいずれかの方向からしか行うことができな
い。したがって、車体の前後の向きをケーブルの繰出し
または巻取り方向に合わせなければならず、実際の作業
において不便な場合が多いという問題があった。
以上の問題に鑑み、本考案では、車体の前方と後方の
うち任意の方向からケーブルの繰出しまたは巻取りを行
うことができるようにしたケーブル工事車のケーブル繰
出・巻取装置を提供することを目的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のケーブル繰出
・巻取装置では、2本の分岐アームによりケーブルドラ
ムの回転軸を支持可能なドラム支持アームを車体の前後
方向に揺動自在に設置し、このドラム支持アームに支持
されたケーブルドラムの外周よりも径方向外方まで延設
した分岐アーム部の先端間に前述のケーブルガイド機構
を架設させて構成している。
(作用) このようなケーブル繰出・巻取装置では、車体の後方
からケーブルの繰出、巻取作業を行う場合は、ケーブル
ドラムを支持したドラム支持アームを車体の後方に揺動
させる。また、車体の前方からケーブルの繰出作業等を
行う場合は、上記ドラム支持アームを車体の前方に揺動
させる。いずれの場合も、ドラム支持アームの先端に取
り付けられたケーブルガイド機構は、ドラム支持アーム
の揺動に応じて移動し、ケーブルドラムに対してケーブ
ルの繰出、巻取り方向前方に位置する。
(実施例) 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照し
なが説明する。
本考案に係るケーブル繰出・巻取装置10は、第1図に
示すように、ドラム支持アーム11、ケーブルガイド機構
20およびケーブルドラムDから構成されている。
ドラム支持アーム11は、2本の分岐アーム部11aを有
し、作業車の車体1上に、揺動シリンダ12の伸縮作動に
より基端部11bを中心として車体1の前後方向に揺動自
在に取り付けられている。上記各分岐アーム部11aの中
間部には、ケーブルドラムDの回転軸の両端部がそれぞ
れ回転自在に取り付けられている。さらに、両分岐アー
ム部11aの先端は、ケーブルドラムDの回転軸の取付け
位置から真っすぐ先方に延び、分岐アーム部11aに取り
付けられた状態のケーブルドラムDの外周より径方向外
方にまで達している。
上記両分岐アーム部11aの先端間には、ケーブルガイ
ド機構20が架設されている。このケーブルガイド機構20
は、シャフトネジ21、カバー部材22、揺動部材23および
ガイドローラ24から構成されている。
シャフトネジ21は、両分岐アーム部11aの先端部間に
ケーブルドラムDの回転軸と平行にかつ回転自在に取り
付けられ、図の手前側の分岐アーム部11aに取り付けら
れたシャフト駆動モータ25により回転される。なお、以
下、シャフトネジ11の回転軸の方向と平行な方向を単に
長手方向と称する。
カバー部材22は、角柱状の鋼製部材であり、シャフト
ネジ21をその全長に渡って包囲するように両分岐アーム
部11a間に取り付けられている。なお、カバー部材12の
巻取りドラムDに対向した面には、巻取りドラムDの幅
に対応してスリット22aが長手方向に延設されている。
摺動部材23は、カバー部材22よりも一回り外周の大き
な角型の部材であり、カバー部材22に長手方向に摺動自
在に取り付けられている。なお、摺動部材23の内側に
は、第2図に示すように、複数個のスライダ26が取り付
けられている。摺動部材23は、これらスライダ26を介し
てカバー部材23上を摺動するとともに、これらスライダ
26の摺動面がカバー部材22に当接することにより、シャ
フトネジ21の周方向への回転が阻止されている。
また、この摺動部材23の上部には上記ガイドローラ24
が接合されている。このガイドローラ24は、井桁状に配
設された4個のローラ24aから構成された4面ローラで
あり、その井桁の中央にケーブルCを、その軸方向に移
動自在に保持する。
カバー部材22の内部においては、上記シャフトネジ21
に螺合部材27が螺合している。この螺合部材27は、シャ
フトネジ21の回転によってシャフトネジ21上を長手方向
に送られて移動する。
さらに、この螺合部材27と摺動部材23とは、カバー部
材22に設けられたスリット22aを通して配設された連結
部材28により連結されている。
このような構成のケーブルガイド機構20を用いてケー
ブルCの巻取作業を行うときは、上記ドラム駆動モータ
を回転させてケーブルドラムDを回転させ、ケーブルC
の巻取りを開始すると同時に、シャフト駆動モータ25も
回転させてシャフトネジ21を回転させる。なお、シャフ
ト駆動モータ25の回転は、上記ドラム駆動モータの回転
に同期している。このため、ケーブルドラムDの回転に
応じてシャフトネジ21が回転し、この回転によって螺合
部材27がシャフトネジ21の長手方向に移動し、さらに、
この螺合部材27に連結された摺動部材23もカバー部材22
により案内されながら長手方向に向かってケーブルCを
整列巻すべく移動する。
また、ケーブルドラムDに巻かれたケーブルCの繰出
作業を行うときは、ガイドローラ24をカバー部材22の中
央部等に固定し、例えば、ケーブルドラムDの幅方向に
整列巻されたケーブルCを案内させることにより、ケー
ブルCの繰出し方向を一定に維持する。
以上のようなケーブルガイド機構20は、ドラム支持ア
ーム11に揺動に応じて車体1の前後方向に移動し、ケー
ブルCを直接保持するガイドローラ24の位置は、ケーブ
ルドラムDよりも車体1の前方側もしくは車体1の後方
側に位置する。つまり、ケーブルCの繰出、巻取作業の
際には、ドラム支持アーム11が車体1の前後いずれの方
向に揺動しても、常に、ケーブルドラムDに対してケー
ブルCの繰出、巻取方向前方に位置することになる。し
たがって、第1図に示すように、ケーブルCの繰出、巻
取作業を、車体1の前方からも後方からも行うことがで
きる。さらには、ドラム支持アーム11の揺動を調節する
ことにより、ケーブルCの繰出、巻取角度(ケーブルC
の移動方向と水平面のなす角度)を任意に設定できる。
なお、第3図に示すように、先端部においてケーブル
ドラムDの回転軸を支持する2本の分岐アーム部41の先
端部から、この先端部に対して車体1の前後方向に揺動
自在かつ、その先端がケーブルドラムDの外周より径方
向外方に延びる揺動部材42をそれぞれ枢着し、さらに、
この揺動部材42の先端間に上述のケーブルガイド機構20
を架設して構成しても良い。この場合にも、車体1の前
後いずれの方向からでもケーブルCの繰出、巻取作業を
行うことができる。
ハ.考案の効果 以上のように、本考案のケーブル繰出・巻取装置を用
いれば、ケーブルガイド機構を、ドラム支持アームの揺
動に応じて車体の前後方向に移動させ、常に、ケーブル
ドラムに対してケーブルの繰出し、巻取り方向前方に位
置させることができる。このため、ケーブルの繰出、巻
取作業を、車体の前方からも後方からも行うことかで
き、さらに、ケーブルの繰出、巻取角度をも任意に設定
でき、作業の効率向上のために有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るケーブル繰出・巻取装置の斜視
図(一部断面図)、 第2図は、上記ケーブル繰出・巻取装置を構成するケー
ブルガイド機構のA方向矢視断面図、 第3図は、上記ケーブル繰出・巻取装置の第2実施例を
示した概略図、 第4図は、従来のケーブル繰出・巻取装置を示した斜視
図である。 11……ドラム支持アーム、11a……分岐アーム部 20……ケーブルガイド機構 21……シャフトネジ、24……ガイドローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上に、この車体の前後方向に揺動自在
    に設置されるとともに、2本の分岐アームを有し、これ
    ら分岐アームによりケーブルドラムの回転軸を支持可能
    なドラム支持アームと、 前記ドラム支持アームに支持されたケーブルドラムの外
    周よりも径方向外方において、前記分岐アーム部の先端
    間に架設され、前記ドラム支持アームに支持された前記
    ケーブルドラムから繰出され、または前記ケーブルドラ
    ム上に巻き取られるケーブルを案内するケーブルガイド
    機構とからなることを特徴とするケーブル工事車のケー
    ブル繰出・巻取装置。
JP2671890U 1990-03-16 1990-03-16 ケーブル工事車のケーブル繰出・巻取装置 Expired - Fee Related JPH085186Y2 (ja)

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JPH03118982U JPH03118982U (ja) 1991-12-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180002310U (ko) * 2017-01-20 2018-07-30 부경트레이 주식회사 케이블 권취장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180002310U (ko) * 2017-01-20 2018-07-30 부경트레이 주식회사 케이블 권취장치

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JPH03118982U (ja) 1991-12-09

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