JPH0851372A - 無線送信出力制御回路 - Google Patents

無線送信出力制御回路

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JPH0851372A
JPH0851372A JP6205984A JP20598494A JPH0851372A JP H0851372 A JPH0851372 A JP H0851372A JP 6205984 A JP6205984 A JP 6205984A JP 20598494 A JP20598494 A JP 20598494A JP H0851372 A JPH0851372 A JP H0851372A
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裕 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化と消費電力の低減化とを図りつつ、安
定した送信出力制御を行うことができる無線送信出力制
御回路を提供する。 【構成】 データ書込制御回路9によって、次に送信す
る送信スロットSのレベルの偏差を計算し、この偏差と
出力制御情報とを含むデータDをRAM8に書込み、次
に送信する送信スロットSの直前のガードタイム内でデ
ータDをRAM8から出力させる。そして、D/Aコン
バータ10により、このデータDをラッチし、次に送信
する送信スロットSの送信タイミングに合せてこのデー
タDをアナログ変換して出力する。すると、ドライバア
ンプ11により駆動された電圧制御可変減衰器4が、デ
ータDが示す偏差を無くすように次に送信する送信スロ
ットSの出力レベルを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA通信における
各スロットの送信出力を制御する無線送信出力制御回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線送信出力制御回路としては、
実開昭64−51330号公報記載のものがある。図5
は、この無線送信出力制御回路を示すブロック図であ
る。この無線送信出力制御回路は、予め各チャンネル毎
に送信出力切換信号をROM100に記憶させておく。
そして、チャンネル設定スイッチ101によるチャンネ
ル設定時に、マイクロコンピュータ102の制御で、R
OM100から送信出力切換信号を読み出して自動電力
制御回路103に入力する。これにより、自動電力制御
回路103が送信出力切換信号に基づいて、送信部10
4に接続された電力増幅器105の送信出力を制御する
ようになっている。
【0003】ところで、近年の通信では、デジタル通信
が急速に多用されるようになってきており、しかも、デ
ジタル通信における変調方式では、π/4シフトQPS
KのTDMA方式が主流となっている。TDMA方式に
おいては、変調成分にAM(振幅変調)成分を含むの
で、図5に示した無線送信出力制御回路のように電力増
幅器105に直接作用させて出力制御するのは好ましく
ない。そこで、リニアリティの良い出力レベル可変回路
を送信部104と電力増幅器105の間に介設し、この
出力レベル可変回路を用いて、電力増幅器105の送信
出力を制御すると共にそのレベルの安定化を図ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の無線送信出力制御回路では、次のような問題点があ
る。上記のようなπ/4シフトQPSKの変調方式でT
DMA通信を行う通信機として、デジタルコードレス電
話がある。この電話は、4スロット多重通信のTDMA
−TDDである。ところで、π/4シフトQPSKの変
調方式では、変調成分にAM成分が含まれているので、
スロット内で送信出力のレベルを変化させると、データ
誤りが生じる。したがって、スロットとスロットとの間
のガードタイム内において、送信信号の送信出力を制御
しかつ送信出力レベルを安定させる制御を行わなければ
ならない。このガードタイムは、上記デジタルコードレ
ス電話では約30μsであり、非常に短い。このため、
デジタルコードレス電話における上記送信出力制御と送
信出力レベル安定化制御とを30μsという短い時間内
に行わなければならない。
【0005】しかしながら、送信出力制御と送信出力レ
ベル安定化制御を行うには、次のスロットに対してどの
レベルの出力制御をすべきかを決定し、かつこの決定し
たレベルが予め決められたレベルに対してどの程度の偏
差を有するかを判断し、しかる後、偏差を小さくするよ
うな制御データを出力するという一連の処理を、30μ
sという短い時間内で行わなければならないので、その
処理に高速化が要求される。しかし、このような処理の
高速化を図るには、無線送信出力制御回路の構造を複雑
にしなければならないので、装置の大型化と消費電力の
増大とを招くこととなり、このような無線送信出力制御
回路をデジタルコードレス電話等の携帯機器に適用する
ことはできない。
【0006】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たもので、小型化と消費電力の低減化とを図りつつ、安
定した送信出力制御を行うことができる無線送信出力制
御回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無線送信出力制御回路は、所定のタイミン
グで順次送信される送信スロットの信号を変調する変調
手段と、次に送信する送信スロットの出力制御情報及び
出力レベルの偏差等を示すデータをこの送信スロットよ
りも前の送信スロットの送信中に作成し、この送信スロ
ットの送信タイミングに合せて上記データを出力するデ
ータ作成手段と、このデータ作成手段からのデータに基
づいて上記次に送信する送信スロットの出力レベルを制
御する電圧制御手段とを備える構成としてある。
【0008】請求項2記載の無線送信出力制御回路は、
上記変調手段を、ベースバンド信号をπ/4シフトQP
SKの送信変調信号に変調する直交変調器で構成してあ
る。
【0009】請求項3記載の無線送信出力制御回路は、
上記データ作成手段が、RAMと、上記次に送信する送
信スロットのレベルの偏差を計算し、この偏差と上記出
力制御情報とを含む上記データを上記RAMに書込み、
上記次に送信する送信スロットの直前のガードタイム内
にこのRAMから上記データを出力させるデータ書込制
御回路と、上記RAMからのデータをラッチし、上記次
に送信する送信スロットの送信タイミングに合せて上記
データをアナログ変換して出力するD/Aコンバータと
を備え、上記電圧制御手段が、上記D/Aコンバータか
らのデータを入力するドライバアンプにより駆動され、
上記データが示す偏差を無くすように上記次に送信する
送信スロットの出力レベルを制御する電圧制御可変減衰
器で構成してある。
【0010】請求項4記載の無線送信出力制御回路は、
上記電圧制御可変減衰器から出力される送信スロットの
出力レベルを検出し、その検出結果を上記データ書込制
御回路に出力する出力レベル検出器を備える構成として
ある。
【0011】
【作用】上記無線送信出力制御回路によれば、変調手段
によって、所定のタイミングで順次送信される送信スロ
ットの信号が変調される。また、データ作成手段によっ
て、次に送信する送信スロットの出力制御情報及び出力
レベルの偏差等を示すデータがこの送信スロットよりも
前の送信スロットの送信中に作成され、この送信スロッ
トの送信タイミングに合せて出力される。そして、電圧
制御手段によって、データ作成手段からのデータに基づ
いて次に送信する送信スロットの出力レベルが制御され
る。
【0012】請求項2記載の無線送信出力制御回路によ
れば、直交変調器によって、ベースバンド信号がπ/4
シフトQPSKの送信変調信号に変調される。また、請
求項3記載の無線送信出力制御回路によれば、データ書
込制御回路によって、次に送信する送信スロットのレベ
ルの偏差が計算され、この偏差と上記出力制御情報とを
含むデータが上記RAMに書込まれる。そして、次に送
信する送信スロットの直前のガードタイム内でRAMか
らデータが出力される。そして、D/Aコンバータによ
って、データがラッチされた後、次に送信する送信スロ
ットの送信タイミングに合せてデータがアナログ変換さ
れてD/Aコンバータから出力される。すると、電圧制
御可変減衰器によって、データが示す偏差を無くすよう
に次に送信する送信スロットの出力レベルが制御され
る。
【0013】請求項4記載の無線送信出力制御回路によ
れば、出力レベル検出器によって、電圧制御可変減衰器
から出力される送信スロットの出力レベルが検出され、
その検出結果がデータ書込制御回路に出力される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係る無線送信
出力制御回路を示すブロック図であり、図2は電圧制御
可変減衰器の回路図である。図1において、1はベース
バンド信号入力端子であり、6は送信出力端子であり、
7は送信タイミング信号入力端子である。ベースバンド
信号入力端子1は直交変調器2の入力側に接続されてい
る。直交変調器2は、ベースバンド信号入力端子1から
入力されたベースバンド信号をπ/4シフトQPSKの
送信変調信号Sに変調するためのものである。
【0015】この直交変調器2の出力側にはバッファア
ンプ3を介して電圧制御可変減衰器4が接続されてい
る。電圧制御可変減衰器4は、直交変調器2からの送信
変調信号Sを電圧制御するためのものである。電圧制御
可変減衰器4の出力側は、送信用増幅器5を介して送信
出力端子6に接続されており、送信用増幅器5によって
増幅された送信変調信号Sをこの送信出力端子6から送
信波として出力するようになっている。
【0016】一方、送信タイミング信号入力端子7はR
AM8に接続されている。RAM8は、データ書込制御
回路9からのデータDを記憶するためのメモリであり、
送信タイミング信号入力端子7からの送信タイミング信
号入力に対応してデータDを出力する。データ書込制御
回路9は、送信スロットの送信出力制御の情報と偏差と
を含むデータDを作成してRAM8に格納する回路であ
る。
【0017】具体的には、送信スロットに対してどのレ
ベルの出力制御をすべきかを決定し、かつこの決定した
レベルが予め決められたレベルに対してどの程度の偏差
を有するかを判断する。例えば、図3に示す4つ送信ス
ロットにおいて、第2送信スロットS2の出力レベルを
制御する場合には、第1送信スロットS1の送信中に、
以前の送信第2スロットS2のレベルとこれから送信す
る送信第2スロットS2のレベルとの偏差を計算し、そ
の偏差をデータDに含ませる。
【0018】RAM8内に格納されたデータDは、デー
タ書込制御回路9に制御によって、送信タイミング信号
入力端子7に次に送信する送信スロットの送信タイミン
グ信号が入力される直前のガードタイム内で読み出され
る。RAM8の出力側には、D/Aコンバータ10が接
続されている。D/Aコンバータ10は、RAM8から
入力されたデータDをラッチし、次に送信する送信スロ
ットの送信タイミング入力時に、データDをアナログ変
換して出力する。D/Aコンバータ10の出力側には、
ドライバアンプ11が接続されている。ドライバアンプ
11は、D/Aコンバータ10からのデータDに基づい
て電圧制御可変減衰器4を駆動させるたものものであ
る。
【0019】電圧制御可変減衰器4は、D/Aコンバー
タ10からのデータDが示す偏差を無くすようにバッフ
ァアンプ3からの送信変調信号Sの電圧の減衰量を制御
して出力する。この電圧制御可変減衰器4は、図2に示
すような回路構成になっている。
【0020】図2において、200はバッファアンプ3
の出力側に接続された信号入力端子であり、この信号入
力端子200と、送信用増幅器5の入力側に接続された
信号出力端子201との間に、コンデンサ202,20
3とピンダイオード204とコンデンサ205とが直列
に接続されている。そして、コンデンサ203とピンダ
イオード204に対して、ピンダイオード206,20
7が並列に接続されている。このピンダイオード20
6,207の間には、接地されたコンデンサ208が接
続され、ピンダイオード207の出力側には接地された
抵抗器209が接続されている。
【0021】一方、コンデンサ203とピンダイオード
204の間には、ドライバアンプ11の出力側に接続さ
れた制御電圧入力端子210とコンデンサ211とチョ
ークコイル212とが接続されている。これにより、バ
ッファアンプ3から信号入力端子200を介して入力さ
れた送信変調信号Sの電圧レベルが、ドライバアンプ1
1から制御電圧入力端子210を介して入力された制御
信号によって制御され、信号出力端子201を介して送
信用増幅器5に出力されるようになっている。なお、2
13は電源端子であり、抵抗器214を介してコンデン
サ203とピンダイオード206の入力側に接続されて
いる。
【0022】また、図1において、送信用増幅器5の出
力側とデータ書込制御回路9との間には、出力レベル検
出回路12が介設されている。この出力レベル検出回路
12は、送信用増幅器5から出力される送信変調信号S
の出力レベルを検出し、その検出結果をデータ書込制御
回路9に出力するための回路である。
【0023】次に、本実施例の動作について説明する。
図3は送信スロットを示す概略図であり、図4は動作を
示すタイムチャート図である。送信スロットは、図4の
(a)に示すように、送信第1スロットS1,送信第2
スロットS2,第3送信スロット,第4送信スロットの
順で送信される。いま、送信第1スロットS1を送信中
であり、次に送信される送信第2スロットS2の送信変
調信号Sのレベルを制御する動作について説明する。
【0024】送信第1スロットS1が送信されると、デ
ータ書込制御回路9において以前の送信第2スロットの
レベルとこれから送信する送信第2スロットS2のレベ
ルとの偏差が計算され、その偏差と送信第2スロットS
2の送信出力の情報とがデータDとして作成される。そ
して、図4の(c)に示すように、送信第1スロットS
1の送信中に、データ書込制御回路9によってこのデー
タDがRAM8に書込まれる。
【0025】そして、図4の(b)及び(d)に示すよ
うに、送信タイミング信号入力端子7に第2送信スロッ
トS2の送信タイミング信号が入力される直前になる
と、データ書込制御回路9の制御によってRAM8に格
納された送信第2スロットS2のデータDが読み出さ
れ、D/Aコンバータ10に出力される。データDがD
/Aコンバータ10に入力されると、図4の(e)に示
すように、データDがD/Aコンバータ10にラッチさ
れる。そして、図4の(b)及び(f)に示すように、
送信第2スロットS2の送信タイミング信号が送信タイ
ミング信号入力端子7に入力されると、データDがアナ
ログ変換されてドライバアンプ11に出力される。
【0026】これと並行して、ベースバンド信号入力端
子1から入力された送信第2スロットS2のベースバン
ド信号が、直交変調器2によってπ/4シフトQPSK
の送信変調信号Sに変調され、この送信変調信号Sがバ
ッファアンプ3を介して電圧制御可変減衰器4に入力さ
れる。
【0027】すると、ドライバアンプ11がデータDに
基づいて電圧制御可変減衰器4を駆動させ、データDが
示す偏差を無くすように、電圧制御可変減衰器4がバッ
ファアンプ3からの送信変調信号Sの電圧の減衰量を制
御して送信用増幅器5に出力する。
【0028】このように電圧制御可変減衰器4で所定の
レベルに制御された送信変調信号Sは、送信用増幅器5
で増幅されて送信出力端子6と出力レベル検出回路12
とに出力される。送信変調信号Sが出力レベル検出回路
12に入力されると、その出力レベルが検出され、その
検出結果がデータ書込制御回路9に出力される。データ
書込制御回路9では、この検出結果に基づいて送信用増
幅器5から所望のレベルの送信変調信号Sが出力されて
いるか否かを判断し、所望のレベルで出力されていない
と判断した場合には、所望のレベルになるような偏差を
再度計算して、データDとしてRAM8に出力する。こ
れにより、電圧制御可変減衰器4が送信変調信号Sの電
圧の減衰量を新たな偏差に対応させて制御し、所望のレ
ベルの送信変調信号Sを生成して送信用増幅器5に出力
する。
【0029】このように、送信第2スロットS2の送信
変調信号Sを送信している間に、図4の(c)に示すよ
うに、次の送信第3スロットS3のデータDが作成さ
れ、RAM8に書込まれる。このような動作が順行わ
れ、送信第1スロットS1から送信第4スロットS4ま
で安定した送信出力制御が行われる。
【0030】このように、本実施例によれば、前の送信
スロットの送信中に、次の送信スロットの偏差や制御情
報を作成しておき、次の送信スロットの出力タイミング
に合せてレベル制御を行う構造であるので、これらの一
連の処理を短時間で高速に処理する必要がなく、この結
果、無線送信出力制御回路の小型化と消費電力の低減化
とを図りつつ、安定した送信出力制御を行うことができ
る。したがって、本実施例の無線送信出力制御回路をデ
ジタルコードレス電話等の携帯機器に適用すれば、大型
化及び消費電力の増大を招くことなく、安定した送信出
力制御と送信出力レベル制御を行うことができる。
【0031】なお、本実施例では、直前の送信スロット
の送信中に次の送信スロットのデータDをRAM8に書
込むようにしたが、直前の送信スロットではなく、もっ
と前の送信スロットの送信中に該当送信スロットのデー
タDをRAM8に書込むようにしても良い。また、温度
センサによる情報を得て、温度による偏差が小さくなる
ようにデータDを作成して、RAM8に書込むようにし
ても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の無線送信出力制御
回路によれば、前の送信スロットの送信中に、次の送信
スロットの偏差や制御情報を作成しておき、次の送信ス
ロットの出力タイミングに合せてレベル制御を行う構成
であるので、これらの一連の処理を短時間で高速に処理
する必要がない。したがって、無線送信出力制御回路の
小型化と消費電力の低減化とを図りつつ、安定した送信
出力制御を行うことができ、この結果、本発明の無線送
信出力制御回路をデジタルコードレス電話等の携帯機器
に適用すれば、大型化及び消費電力の増大を招くことな
く、安定した送信出力制御と送信出力レベル制御を行う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無線送信出力制御回路
を示すブロック図である。
【図2】データ書込制御回路の回路図である。
【図3】送信スロットを示す概略図である。
【図4】動作を示すタイムチャート図であり、図4の
(a)は送信スロットの送信状態を示し、図4の(b)
は送信タイミング信号を示し、図4の(c)はデータの
書込状態を示し、図4の(d)はデータの読出状態を示
し、図4の(e)はデータのラッチ状態を示し、図4の
(f)はデータの出力状態を示す。
【図5】従来例に係る無線送信出力制御回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 直交変調器 4 電圧制御可変減衰器 8 RAM 9 データ書込制御回路 10 D/Aコンバータ 11 ドライバアンプ 12 出力レベル検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のタイミングで順次送信される送信
    スロットの信号を変調する変調手段と、 次に送信する送信スロットの出力制御情報及び出力レベ
    ルの偏差等を示すデータをこの送信スロットよりも前の
    送信スロットの送信中に作成し、この送信スロットの送
    信タイミングに合せて上記データを出力するデータ作成
    手段と、 このデータ作成手段からのデータに基づいて上記次に送
    信する送信スロットの出力レベルを制御する電圧制御手
    段と、 を備えることを特徴とした無線送信出力制御回路。
  2. 【請求項2】 上記変調手段が、ベースバンド信号をπ
    /4シフトQPSKの送信変調信号に変調する直交変調
    器である請求項1記載の無線送信出力制御回路。
  3. 【請求項3】 上記データ作成手段が、RAMと、上記
    次に送信する送信スロットのレベルの偏差を計算し、こ
    の偏差と上記出力制御情報とを含む上記データを上記R
    AMに書込み、上記次に送信する送信スロットの直前の
    ガードタイム内にこのRAMから上記データを出力させ
    るデータ書込制御回路と、上記RAMからのデータをラ
    ッチし、上記次に送信する送信スロットの送信タイミン
    グに合せて上記データをアナログ変換して出力するD/
    Aコンバータとを備え、 上記電圧制御手段は、上記D/Aコンバータからのデー
    タを入力するドライバアンプにより駆動され、上記デー
    タが示す偏差を無くすように上記次に送信する送信スロ
    ットの出力レベルを制御する電圧制御可変減衰器であ
    る、請求項1または請求項2記載の無線送信出力制御回
    路。
  4. 【請求項4】 上記電圧制御可変減衰器から出力される
    送信スロットの出力レベルを検出し、その検出結果を上
    記データ書込制御回路に出力する出力レベル検出器を備
    える請求項3記載の無線送信出力制御回路。
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