JP3257083B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JP3257083B2 JP29755592A JP29755592A JP3257083B2 JP 3257083 B2 JP3257083 B2 JP 3257083B2 JP 29755592 A JP29755592 A JP 29755592A JP 29755592 A JP29755592 A JP 29755592A JP 3257083 B2 JP3257083 B2 JP 3257083B2
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動利得制御回路に関
し、特に時分割多元接続通信方式等に用いられるバース
ト出力の出力電力を制御する自動利得制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動利得制御回路は、出
力信号が連続的でないために、連続的な自動利得制御回
路を使用することが出来ず、通常出力信号の出ている期
間のみループを形成するサンプルホールド型の自動利得
制御回路が用いられる。
【0003】図3は、従来のサンプルホールド型の自動
利得制御回路の構成図であり、1,2はデータ入力端
子、3は変調器、4はスイッチ、5は電圧制御可変利得
増幅器、6は出力端子、7は検波器、8は低域ろ波器、
9はサンプルホールド回路、10は差動増幅器、11は
制御器である。変調信号入力端子1,2に加えられるデ
ータ信号によって変調をかけられた変調器3の出力変調
信号は、スイッチ4を経て電圧制御可変利得増幅器5で
増幅されて、出力端子6に出力される。同時に電圧制御
可変利得増幅器5の出力電力は、検波器7で検波されそ
の検波電圧は低域ろ波器8で帯域制限された後に、サン
プルホールド回路9に加えられる。さらにサンプルホー
ルド回路9の出力電圧は差動増幅器10で基準電圧Vr
efとの差分が電圧増幅され、この出力電圧によって電
圧制御可変利得増幅器5の利得が制御される。制御器1
1はバースト出力のタイミングを指定しており、そのタ
イミング信号115の出力波形は図4に示す通りであ
り、出力が“H”のときスイッチ4とサンプルホールド
回路9は動作し、ループが形成される。出力が“L”の
ときはスイッチ4とサンプルホールド回路9は断となり
ループが開放されるとともに、サンプルホールド回路9
にはループが形成されたときの検波電圧が保持され、次
回のバースト出力が出た場合の初期出力を一定に保って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動利得制
御回路では、バースト出力が何回か出た後であれば前の
バーストの検波電圧がホールドされているために、出力
電圧を一定に保つことが可能であるが、電源を印加した
後の第1回目のバースト出力やホールド時間を超えた後
に出るバースト出力の出力電力レベルを一定に保つこと
は極めて困難であった。またこの改善策として、平均的
な出力電力レベルが得られると予測される固定電圧を記
憶させておき、第1回目もしくはホールド期間を過ぎた
後のバースト時にはこの固定電圧により出力電圧レベル
を制御する方法も行なわれているが、増幅器等の温度変
動等により出力電力が一定もしくは規定範囲内に保たれ
る保証はなく、完全な対策とはならない欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動利得制御回
路は外部からのタイミング信号によりバースト的に制
御用のタイミング信号を出力する制御器と、外部からの
データ信号により変調された出力信号を生成する変調器
と、この変調器の出力を前記制御器のタイミング信号に
より接続又は断とするスイッチと、このスイッチの出力
信号を入力して出力電圧を一定にする電圧制御可変利得
増幅器と、この電圧制御可変利得増幅器の出力電圧を検
波し出力信号の出ている期間のみ前記電圧制御可変利得
増幅器の自動利得制御(AGC)を行うために狭帯域の
第1のフィルタ,第1のサンプルホールド回路,差動増
幅器からなる第1のAGCループとを有し、前記制御器
のタイミング信号により前記第1のAGCループを接又
は断とする自動利得制御回路において、前記制御器が外
部からのタイミング信号より所定のクロック数だけ遅延
させた第1および第2のタイミング信号を生成する手段
と、前記第1のタイミング信号により前記外部から入力
されるデータ信号に代り固定電圧を前記変調器に入力す
るスイッチ手段と、前記制御器の第2のタイミング信号
により前記第1のAGCループを断から接にする制御手
段と、前記第1のAGCループの第1のフィルタ,第1
のサンプルホールド回路と並列に前記第1のフィルタよ
り広帯域の第2のフィルタ,第2のサンプルホールド回
路からなる第2のAGCループとを有し、前記第2のA
GCループが前記制御器の第1のタイミング信号により
接続状態とし、前記制御器の第1のタイミング信号が出
力されるパルス幅の間だけ前記電圧制御可変利得増幅器
の出力信号を断とする電力スイッチを有することを特徴
としている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
において図3の従来例と同一の符号は同一の機能と構成
を有する。すなわち本実施例では第1の切替器12、第
2の切替器13、第2の低域ろ波器14、第2のサンプ
ルホールド回路15、電力スイッチ17を新しく備えて
いる。図2は制御器11による制御信号の動作を示すタ
イミング波形図である。
【0007】次に本実施例の動作を説明する。データ入
力端子1,2に加えられたデータは、スイッチ12,1
3を経て変調器3に加えられ、このデータによって変調
された変調器3の出力変調信号は、スイッチ4を経て電
圧制御可変利得増幅器5で増幅された後に、電力スイッ
チ17を経て出力端子6に出力される。電圧制御可変利
得増幅器5の出力電力は検波器7で検波され、その検波
電圧は、帯域の狭い第1の低域ろ波器8で帯域制限を受
けた後、第1のサンプルホールド回路9に加えられる。
第1のサンプルホールド回路9の出力電圧は差動増幅器
10で基準電圧Vrefとの差分が電圧増幅され、この
出力電力によって電圧制御可変利得増幅器5の利得が制
御される。同時に検波器7の出力電圧は広帯域の第2の
低域ろ波器14に加えられ、帯域制限を受けた後に第2
のサンプルホールド回路15に加えられる。第1のサン
プルホールド回路9及び第2のサンプルホールド回路1
5の出力電圧は共に差動増幅器10に加えられるが、そ
の切替は、図2に示すようなタイミングで行われる。制
御器11にタイミング信号111が加えられると、Nク
ロック遅れたバースト信号112と、N−nクロック遅
れたバースト信号113が制御器11の内部で生成さ
れ、バースト信号113はスイッチ4に加えられる。次
にタイミング信号114,115が生成され、タイミン
グ信号114は切替器12及び第2のサンプルホールド
回路15に加えられ、タイミング信号115は第1のサ
ンプルホールド回路9に加えられる。このときバースト
信号113の最初のnクロックの期間は、タイミング信
号114によって第1,第2の切替器12,13は固定
電圧V1,V2を変調器3に加える様に動作する。この
ために変調器3の出力信号は無変調信号となる。同時に
第2のサンプルホールド回路15も動作しており、低域
ろ波器14の帯域が広いので、ループは高速で動作して
出力電力を直ちに整定させる。また同時に電力スイッチ
17にはタイミング信号116が加えられ、この無変調
期間は出力端子6に出力信号が出ない様断にする。
【0008】次にバースト信号112の期間は第1,第
2の切替器12,13はデータを変調器3に加えるべく
動作し、第1のサンプルホールド回路9がタイミング信
号115によって動作しており、第1の低域ろ波器8の
帯域が狭いので、出力電力の平均値を検出しながら緩慢
なサンプルホールド型のループ動作を行ない出力電力レ
ベルを一定値に保つ。従って、出力電力の包絡線が変動
する様な変調方式の場合でも、最初のnクロックの無変
調信号によって出力電力を一定に制御することにより、
最初のバースト出力から出力電力を一定に保つことが可
能となる。また、本来のバースト出力の期間の前に付随
しているnクロック分の無変調の期間は、電力スイッチ
17によって外部にその出力電力が漏れるのを防止して
いるために、出力端子6には本来のバースト出力のみし
か出ておらず、不要輻射等の発生もない。
【0009】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、所要のバー
スト出力の前に所定のクロック数の無変調期間を付加す
ることにより、出力電力を最初のバースト出力から一定
に保つことが可能にすることができる効果がある。特に
1/4πシフトQPSK変調の如く変調出力信号の包絡
線が変化する変調方式にあっても、包絡線の平均化のた
めの低域ろ波器によるループの応答遅れに影響されるこ
となく、最初のバースト出力から一定に保つことが出来
る効果がある。さらに無変調期間は最終出力としては外
部には出力されないので、他の無線機器に妨害を与えな
いという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作を示すタイミング波形図であ
る。
【図3】従来の自動利得制御回路のブロック図である。
【図4】従来例のタイミング波形図である。
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 変調器 4 スイッチ 5 電圧制御可変利得増幅器 6 出力端子 7 検波器 8 低域ろ波器又は第1の低域ろ波器 9 サンプルホールド回路 10 差動増幅器 11 制御器 12 第1の切替器 13 第2の切替器 14 第2の低域ろ波器 15 第2のサンプルホールド回路 16 タイミング信号入力端子 17 電力スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からのタイミング信号によりバース
    ト的に制御用のタイミング信号を出力する制御器と、外
    部からのデータ信号により変調された出力信号を生成す
    る変調器と、この変調器の出力を前記制御器のタイミン
    グ信号により接続又は断とするスイッチと、このスイッ
    チの出力信号を入力して出力電圧を一定にする電圧制御
    可変利得増幅器と、この電圧制御可変利得増幅器の出力
    電圧を検波し出力信号の出ている期間のみ前記電圧制御
    可変利得増幅器の自動利得制御(AGC)を行うために
    狭帯域の第1のフィルタ,第1のサンプルホールド回
    路,差動増幅器からなる第1のAGCループとを有し、
    前記制御器のタイミング信号により前記第1のAGCル
    ープを接又は断とする自動利得制御回路において、 前記制御器が外部からのタイミング信号より所定のクロ
    ック数だけ遅延させた第1および第2のタイミング信号
    を生成する手段と、前記第1のタイミング信号により前
    記外部から入力されるデータ信号に代り固定電圧を前記
    変調器に入力するスイッチ手段と、前記制御器の第2の
    タイミング信号により前記第1のAGCループを断から
    接にする制御手段と、前記第1のAGCループの第1の
    フィルタ,第1のサンプルホールド回路と並列に前記第
    1のフィルタより広帯域の第2のフィルタ,第2のサン
    プルホールド回路からなる第2のAGCループとを有
    し、前記第2のAGCループが前記制御器の第1のタイ
    ミング信号により接続状態とし、前記制御器の第1のタ
    イミング信号が出力されるパルス幅の間だけ前記電圧制
    御可変利得増幅器の出力信号を断とする電力スイッチを
    有することを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 前記制御器から出力される前記第1のタ
    イミング信号が前記第2のタイミング信号より所定ビッ
    トだけ速く立ち上がり前記第2のタイミング信号が立ち
    上がった時点で停止することを特徴とする請求項1記載
    の自動利得制御回路。
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