JPH09326749A - パケット通信用移動機の制御装置 - Google Patents
パケット通信用移動機の制御装置Info
- Publication number
- JPH09326749A JPH09326749A JP8145426A JP14542696A JPH09326749A JP H09326749 A JPH09326749 A JP H09326749A JP 8145426 A JP8145426 A JP 8145426A JP 14542696 A JP14542696 A JP 14542696A JP H09326749 A JPH09326749 A JP H09326749A
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- JP
- Japan
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- transmission
- unit
- temperature
- mobile device
- tdma
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/03—Constructional details, e.g. casings, housings
- H04B1/036—Cooling arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で小型のパワーモジュールを使用して高
効率のパケットデータ伝送を実現する。 【解決手段】 TDMA方式のディジタル移動通信シス
テムで、パケットデータ通信機能を備えた移動機におい
て、パワーモジュール3の近傍に設置した温度センサ5
で検出したパワーモジュール3の温度情報をもとに、パ
ワーモジュール3の温度が、予め設定された閾値以下の
場合は、パケットデータを連続する無線タイムスロット
で送信し、閾値以上の場合は、パケットデータを間欠的
に無線タイムスロットに送信する。
効率のパケットデータ伝送を実現する。 【解決手段】 TDMA方式のディジタル移動通信シス
テムで、パケットデータ通信機能を備えた移動機におい
て、パワーモジュール3の近傍に設置した温度センサ5
で検出したパワーモジュール3の温度情報をもとに、パ
ワーモジュール3の温度が、予め設定された閾値以下の
場合は、パケットデータを連続する無線タイムスロット
で送信し、閾値以上の場合は、パケットデータを間欠的
に無線タイムスロットに送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA方式のデ
ィジタル移動通信用移動機の制御装置に関し、特にパケ
ットデータを送信する移動機の制御装置に関する。
ィジタル移動通信用移動機の制御装置に関し、特にパケ
ットデータを送信する移動機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の移動機制御方式は、図6
に示す、TDMA処理部lと、直交変調器2と、パワー
モジュール3と、送信ON/OFF制御部4とから構成
される移動機を用いて、図7に示すように、3TDMA
無線スロットの内、lスロットのみ送信する間欠送信を
行っていた。
に示す、TDMA処理部lと、直交変調器2と、パワー
モジュール3と、送信ON/OFF制御部4とから構成
される移動機を用いて、図7に示すように、3TDMA
無線スロットの内、lスロットのみ送信する間欠送信を
行っていた。
【0003】送信パケットデータは、TDMA処理部l
でCRC符号化、BCH符号化、インターリーブ等が行
われて無線区間フォーマットに変換される。TDMA処
理部lで無線区間フォーマットに変換されたデータは、
直交変調器2で送信搬送波に変調される。更に、直交変
調器2で変調された送信波は、パワーモジュール3で所
定の出力に増幅される。また、パワーモジュール3は、
TDMA処理部1からのバースト信号で無線区間の所定
のTDMAスロットのみの送信出力をONにする送信O
N/OFF制御部4で制御されていた。この場合、パワ
ーモジュール3の温度上昇、即ちパワーモジュール内部
のトランジスタの温度上昇による、トランジスタの損傷
を防ぐために、無線区間の送信は、3TDMA無線スロ
ットの内、1スロットのみ送信する間欠送信を行ってい
た。
でCRC符号化、BCH符号化、インターリーブ等が行
われて無線区間フォーマットに変換される。TDMA処
理部lで無線区間フォーマットに変換されたデータは、
直交変調器2で送信搬送波に変調される。更に、直交変
調器2で変調された送信波は、パワーモジュール3で所
定の出力に増幅される。また、パワーモジュール3は、
TDMA処理部1からのバースト信号で無線区間の所定
のTDMAスロットのみの送信出力をONにする送信O
N/OFF制御部4で制御されていた。この場合、パワ
ーモジュール3の温度上昇、即ちパワーモジュール内部
のトランジスタの温度上昇による、トランジスタの損傷
を防ぐために、無線区間の送信は、3TDMA無線スロ
ットの内、1スロットのみ送信する間欠送信を行ってい
た。
【0004】また、以上と同様の構成の移動機を用い、
パワーモジュール3を、発熱の少ない高効率のトランジ
スタと、トランジスタの発生した熟を冷却する大面積の
放熟板とで構成して、トランジスタの温度上昇を抑える
ことで3TDMAの連続スロットの送信を実現してい
た。
パワーモジュール3を、発熱の少ない高効率のトランジ
スタと、トランジスタの発生した熟を冷却する大面積の
放熟板とで構成して、トランジスタの温度上昇を抑える
ことで3TDMAの連続スロットの送信を実現してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動機
制御方式は、安価で小型のパワーモジュールを使用でき
るという利点がある反面、連続スロット送信による発熱
で内部のトランジスタが損傷するのを防ぐため、無線区
間の3TDMAタイムスロットの内、1もしくは2タイ
ムスロットのみを使用してパケットデータを送信してお
り、パケットデータの伝送効率が著しく低下するという
欠点があった。
制御方式は、安価で小型のパワーモジュールを使用でき
るという利点がある反面、連続スロット送信による発熱
で内部のトランジスタが損傷するのを防ぐため、無線区
間の3TDMAタイムスロットの内、1もしくは2タイ
ムスロットのみを使用してパケットデータを送信してお
り、パケットデータの伝送効率が著しく低下するという
欠点があった。
【0006】また、トランジスタの温度上昇を抑えるた
めに、高効率のトランジスタと放熟効果の高い放熱板と
を使用する方式は、速続スロット送信が行えるという利
点がある反面、移動機の低コスト化、小型軽量化の妨げ
となっていた。
めに、高効率のトランジスタと放熟効果の高い放熱板と
を使用する方式は、速続スロット送信が行えるという利
点がある反面、移動機の低コスト化、小型軽量化の妨げ
となっていた。
【0007】本発明の目的は、上記の欠点を除去して、
パケットデータの高効率伝送が可能であって、小型軽量
で低コストの移動機の製造を可能にするパケットデータ
通信用移動機の制御装置を提供することにある。
パケットデータの高効率伝送が可能であって、小型軽量
で低コストの移動機の製造を可能にするパケットデータ
通信用移動機の制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット通信用
移動機の制御装置は、送信増幅部の温度を制御するため
に、送信増幅部の近傍に設置した温度センサで検出した
送信増幅部の温度情報、もしくは送信に使用したTDM
A無線タイムスロット情報をもとに、送信するTDMA
無線タイムスロットを連続的に使用するか、間欠的に使
用するかを決定して切り替えることを特徴としている。
移動機の制御装置は、送信増幅部の温度を制御するため
に、送信増幅部の近傍に設置した温度センサで検出した
送信増幅部の温度情報、もしくは送信に使用したTDM
A無線タイムスロット情報をもとに、送信するTDMA
無線タイムスロットを連続的に使用するか、間欠的に使
用するかを決定して切り替えることを特徴としている。
【0009】本発明では、TDMA処理部と送信増幅部
を制御することによって、長時間の連続送信には耐えら
れない安価で小型のパワーモジュールを使用し、パケッ
トデータの高効率伝送を実現することが可能となる。
を制御することによって、長時間の連続送信には耐えら
れない安価で小型のパワーモジュールを使用し、パケッ
トデータの高効率伝送を実現することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の態様につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明をPDC方式のデジタル方
式自動車電話システム(RCR−27E財団法入 電波
システム開発センター)の、UPCH(ユーザ・パケッ
ト・チャネル)通信を行う機能を備えた移動機に適用し
た第1の実施例を示すブロック図である。この実施例で
は、入力されたパケットデータをCRC符号化、BCH
符号化、インターリーブ等の無線区間の信号フォーマッ
トに変換し、送信する無線スロットタイミングの送信デ
ータを生成するTDMA処理部lと、TDMA処理部1
で変換された送信データで送信搬送波に変調を加える直
交変調部2と、直交変調部2で変調されたRF信号を所
定の出力に増幅するパワーモジュール3と、パケットデ
ータの送信に使用する無線スロットのみパワーモジュー
ル3の送信出力をONにする制御を行う送信ON/OF
F制御部4とを備え、更に本発明の特徴とする制御方式
を実現するための手段として、パワーモジュール3の近
傍に設けられた温度センサ5と、温度センサ5の信号を
もとに送信する無線スロットを決定する送信モード選択
部6とを備えている。ここで使用するパワーモジュール
3は、1分未満の連続送信時間を保証した安価で小型の
部品である。
式自動車電話システム(RCR−27E財団法入 電波
システム開発センター)の、UPCH(ユーザ・パケッ
ト・チャネル)通信を行う機能を備えた移動機に適用し
た第1の実施例を示すブロック図である。この実施例で
は、入力されたパケットデータをCRC符号化、BCH
符号化、インターリーブ等の無線区間の信号フォーマッ
トに変換し、送信する無線スロットタイミングの送信デ
ータを生成するTDMA処理部lと、TDMA処理部1
で変換された送信データで送信搬送波に変調を加える直
交変調部2と、直交変調部2で変調されたRF信号を所
定の出力に増幅するパワーモジュール3と、パケットデ
ータの送信に使用する無線スロットのみパワーモジュー
ル3の送信出力をONにする制御を行う送信ON/OF
F制御部4とを備え、更に本発明の特徴とする制御方式
を実現するための手段として、パワーモジュール3の近
傍に設けられた温度センサ5と、温度センサ5の信号を
もとに送信する無線スロットを決定する送信モード選択
部6とを備えている。ここで使用するパワーモジュール
3は、1分未満の連続送信時間を保証した安価で小型の
部品である。
【0012】次に、第1の実施例の動作について図面を
参照して詳細に説明する。図2は、本実施例の動作を示
すタイミング図であり、図3は、パワーモジュールの温
度変化を示す図である。まず、移動機から送信するパケ
ットデータは、TDMA処理部1に入力され、パケット
データを高効率で伝送するために、図2に示すようにス
ロット0(SLT0)からスロット2(SLT2)の連
続する無線タイムスロットを使用する無線区間フォーマ
ットに変換された送信データが生成される。この送信デ
ータは、直交変調部2を経てパワーモジュール3に送ら
れる。一方、送信ON/OFF制御部4は、TDMA処
理部1から送信データを送出するタイミング信号をもと
に、パワーモジュール3の送信出力をONにする。
参照して詳細に説明する。図2は、本実施例の動作を示
すタイミング図であり、図3は、パワーモジュールの温
度変化を示す図である。まず、移動機から送信するパケ
ットデータは、TDMA処理部1に入力され、パケット
データを高効率で伝送するために、図2に示すようにス
ロット0(SLT0)からスロット2(SLT2)の連
続する無線タイムスロットを使用する無線区間フォーマ
ットに変換された送信データが生成される。この送信デ
ータは、直交変調部2を経てパワーモジュール3に送ら
れる。一方、送信ON/OFF制御部4は、TDMA処
理部1から送信データを送出するタイミング信号をもと
に、パワーモジュール3の送信出力をONにする。
【0013】この時、パワーモジュール3は、連続して
送信パワーを出力するため、図3に示すように徐々に温
度が上昇する。送信モード選択部6は、パワーモジュー
ル3の近傍に設けられた温度センサ5からこの温度情報
を得て、予め設定された闘値を越えていないかどうかを
監視している。閾値は、パワーモジュール3の絶対最大
定格温度を下回る温度に設定されており、この閾値温度
でパワーモジュール3を動作させ続けても損傷に至るこ
とはない。連続送信を継続すると、この閾値に達したこ
とを送信モード選択部6が検出し、TDMA処理部lに
対して連続送信モードから間欠送信モードに切り替える
制御信号を送出する。
送信パワーを出力するため、図3に示すように徐々に温
度が上昇する。送信モード選択部6は、パワーモジュー
ル3の近傍に設けられた温度センサ5からこの温度情報
を得て、予め設定された闘値を越えていないかどうかを
監視している。閾値は、パワーモジュール3の絶対最大
定格温度を下回る温度に設定されており、この閾値温度
でパワーモジュール3を動作させ続けても損傷に至るこ
とはない。連続送信を継続すると、この閾値に達したこ
とを送信モード選択部6が検出し、TDMA処理部lに
対して連続送信モードから間欠送信モードに切り替える
制御信号を送出する。
【0014】TDMA処理部lは、この制御信号により
パケットデータを、スロット0(SLT0)のみ使用す
る無線区間フォーマットに変換すると共に、送信ON/
OFF制御部4に対して間欠のタイミング信号を送出す
る。また、送信ON/OFF制御部4は、TDMA処理
部lからのタイミング信号をもとに、パワーモジュール
3の送信出力をON/OFF制御する。パワーモジュー
ル3の温度は、この間欠送信制御により上昇を停止す
る。その後、パケットデータの送信終了と共に、パワー
モジュールの温度は低下していく。
パケットデータを、スロット0(SLT0)のみ使用す
る無線区間フォーマットに変換すると共に、送信ON/
OFF制御部4に対して間欠のタイミング信号を送出す
る。また、送信ON/OFF制御部4は、TDMA処理
部lからのタイミング信号をもとに、パワーモジュール
3の送信出力をON/OFF制御する。パワーモジュー
ル3の温度は、この間欠送信制御により上昇を停止す
る。その後、パケットデータの送信終了と共に、パワー
モジュールの温度は低下していく。
【0015】次に、本発明を適用した第2の実施例につ
いて説明する。図4は、本発明の第2の実施例を示すブ
ロック図である。この実施例では、第lの実施例と同
様、入力されたパケットデータを無線区間の信号フォー
マットに変換し、送信する無線スロットタイミングの送
信データを生成するTDMA処理部1と、直交変調部2
と、パワーモジュール3と、送信ON/OFF制御部4
とを備え、更に本発明の特徴とする制御方式を実現する
ための手段として、TDMA処理部lからのタイミング
信号をもとに、送信する無線スロットを決定する送信モ
ード制御部7を備えている。
いて説明する。図4は、本発明の第2の実施例を示すブ
ロック図である。この実施例では、第lの実施例と同
様、入力されたパケットデータを無線区間の信号フォー
マットに変換し、送信する無線スロットタイミングの送
信データを生成するTDMA処理部1と、直交変調部2
と、パワーモジュール3と、送信ON/OFF制御部4
とを備え、更に本発明の特徴とする制御方式を実現する
ための手段として、TDMA処理部lからのタイミング
信号をもとに、送信する無線スロットを決定する送信モ
ード制御部7を備えている。
【0016】次に、第2の実施例の動作について図面を
参照して詳細に説明する。図2は、本実施例の動作を示
すタイミング図であり、図3は、パワーモジュールの温
度変化を示す図であり、図5は、本実施例の動作を示す
フローチャートである。移動機は、電源を投入される
と、送信モード制御部7において、図5のフローチャー
トに示す処理を開始する。まず、カウンタnを連続送信
可能スロット数で初期化する。この連続送信可能スロッ
ト数は、予め実験等によって移動機で使用するパワーモ
ジュール3の絶対最大定格動作温度を求めておいた値で
ある。次に、送信モード制御部7は、連続送信モードを
TDMA処理部lに通知する。この後、フローチャート
に従って6.6m秒(サブフレーム20m秒の3分のl
周期)毎にループする。移動機からパケットデータ送信
が行われない間、カウンタnの値は初期化した値を保持
している。
参照して詳細に説明する。図2は、本実施例の動作を示
すタイミング図であり、図3は、パワーモジュールの温
度変化を示す図であり、図5は、本実施例の動作を示す
フローチャートである。移動機は、電源を投入される
と、送信モード制御部7において、図5のフローチャー
トに示す処理を開始する。まず、カウンタnを連続送信
可能スロット数で初期化する。この連続送信可能スロッ
ト数は、予め実験等によって移動機で使用するパワーモ
ジュール3の絶対最大定格動作温度を求めておいた値で
ある。次に、送信モード制御部7は、連続送信モードを
TDMA処理部lに通知する。この後、フローチャート
に従って6.6m秒(サブフレーム20m秒の3分のl
周期)毎にループする。移動機からパケットデータ送信
が行われない間、カウンタnの値は初期化した値を保持
している。
【0017】ここで、移動機から送信するパケットデー
タがTDMA処理部1に入力されると、パケットデータ
を高効率で伝送するために、図2に示すようにスロット
0(SLT0)からスロット2(SLT2)の連続する
無線タイムスロットを使用する無線区間フォーマットに
変換された送信データが生成される。この送信データ
は、直交変調部2を経てパワーモジュール3に送られ
る。一方、送信ON/OFF制御部4はTDMA処理部
lから送信データを送出するタイミング信号をもとに、
パワーモジュール3の送信出力をONにする。この時、
パワーモジュール3は連続して送信パワーを出力するた
め、図3に示すように徐々に温度が上昇する。また、送
信モード制御部7は、前記フローチャートに従ってl無
線タイムスロット送信する度に、力ウンタnの値はlづ
つデクリメントされる。
タがTDMA処理部1に入力されると、パケットデータ
を高効率で伝送するために、図2に示すようにスロット
0(SLT0)からスロット2(SLT2)の連続する
無線タイムスロットを使用する無線区間フォーマットに
変換された送信データが生成される。この送信データ
は、直交変調部2を経てパワーモジュール3に送られ
る。一方、送信ON/OFF制御部4はTDMA処理部
lから送信データを送出するタイミング信号をもとに、
パワーモジュール3の送信出力をONにする。この時、
パワーモジュール3は連続して送信パワーを出力するた
め、図3に示すように徐々に温度が上昇する。また、送
信モード制御部7は、前記フローチャートに従ってl無
線タイムスロット送信する度に、力ウンタnの値はlづ
つデクリメントされる。
【0018】更に、送信データを連続送信し続けると、
カウンタnの値は0となり、送信モード制御部7は、T
DMA処理部lに対し、間欠送信モードを通知する。T
DMA処理部1は、この制御信号によリパケットデータ
を、スロット0(SLT0)のみ使用する無線区間フォ
ーマットに変換すると共に、送信ON/OFF制御部4
に対して間欠のタイミング信号を送出する。また、送信
ON/OFF制御部4は、TDMA処理部lからのタイ
ミング信号をもとに、パワーモジュール3の送信出力を
ON/OFF制御する。パワーモジュール3の温度は、
この間欠送信制御により上昇を停止する。その後、パケ
ットデータの送信終了と共に、パワーモジュールの温度
は低下していく。
カウンタnの値は0となり、送信モード制御部7は、T
DMA処理部lに対し、間欠送信モードを通知する。T
DMA処理部1は、この制御信号によリパケットデータ
を、スロット0(SLT0)のみ使用する無線区間フォ
ーマットに変換すると共に、送信ON/OFF制御部4
に対して間欠のタイミング信号を送出する。また、送信
ON/OFF制御部4は、TDMA処理部lからのタイ
ミング信号をもとに、パワーモジュール3の送信出力を
ON/OFF制御する。パワーモジュール3の温度は、
この間欠送信制御により上昇を停止する。その後、パケ
ットデータの送信終了と共に、パワーモジュールの温度
は低下していく。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、温度セン
サによるパワーモジュールの温度情報、もしくは送信に
使用した無線タイムスロット情報をもとに、送信する無
線タイムスロットを連続的に使用するか、間欠的に使用
するかを切り替えることにより、安価で小型のパワーモ
ジュールを使用して、高効率のパケットデータ伝送を行
うことが可能になるという効果を有する。
サによるパワーモジュールの温度情報、もしくは送信に
使用した無線タイムスロット情報をもとに、送信する無
線タイムスロットを連続的に使用するか、間欠的に使用
するかを切り替えることにより、安価で小型のパワーモ
ジュールを使用して、高効率のパケットデータ伝送を行
うことが可能になるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例の動作を示すタイミング図である。
【図3】パワーモジュールの温度変化を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【図7】従来例の動作を示すタイミング図である。
1 TDMA処理部 2 直交変調器 3 パワーモジュール 4 送信ON/OFF制御部 5 温度センサ 6 送信モード選択部 7 送信モード制御部
Claims (7)
- 【請求項1】TDMA方式のディジタル移動通信システ
ムにおけるパケットデータ通信機能を備えたパケット通
信用移動機の制御装置において、 送信増幅部の近傍に設置された温度センサで検出した送
信増幅部の温度情報をもとに、送信増幅部の温度が予め
設定された閾値以下の場合はパケットデータを連続する
無線タイムスロットで送信し、閾値以上の場合はパケッ
トデータを間欠的に無線タイムスロットに送信すること
を特徴とするパケット通信用移動機の制御装置。 - 【請求項2】前記閾値が、送信増幅部の絶対最大定格温
度を下回る温度に設定されていることを特徴とする請求
項1記載のパケット通信用移動機の制御装置。 - 【請求項3】入力されたパケットデータを無線区間の信
号フォーマットに変換し、送信する無線スロットタイミ
ングの送信データを生成するTDMA処理部と、 TDMA処理部で変換された送信データで送信搬送波に
変調を加える直交変調部と、 直交変調部で変調されたRF信号を所定の出力に増幅す
る送信増幅部と、 送信増幅部の近傍に設けられた温度センサと、 温度センサの信号をもとにパケットデータの送信に使用
する無線タイムスロットを決定する送信モード選択部
と、 送信モード選択部で決定された無線タイムスロットのみ
送信増幅部の送信出力をONにする制御を行う送信ON
/OFF制御部と、を備えることを特徴とするパケット
通信用移動機の制御装置。 - 【請求項4】入力されたパケットデータを無線区間の信
号フォーマットに変換し、送信する無線スロットタイミ
ングの送信データを生成するTDMA処理部と、 TDMA処理部で変換された送信データで送信搬送波に
変調を加える直交変調部と、 直交変調部で変調されたRF信号を所定の出力に増幅す
る送信増幅部と、 TDMA処理部からのタイミング信号をもとにパケット
データの送信に使用する無線タイムスロットを決定する
送信モード制御部と、 送信モード選択部で決定された無線タイムスロットのみ
送信増幅部の送信出力をONにする制御を行う送信ON
/OFF制御部と、を備えることを特徴とするパケット
通信用移動機の制御装置。 - 【請求項5】TDMA方式のディジタル移動通信システ
ムにおけるパケット通信用移動機の制御方法において、
送信増幅部の温度を制御するために、送信するTDMA
無線タイムスロットを連続的に使用するか、間欠的に使
用するかを切り替えることを特徴とするパケット通信用
移動機の制御方法。 - 【請求項6】前記切り替えを、前記送信増幅器の近傍に
設置された温度センサから得た温度情報をもとに行うこ
とを特徴とする請求項5記載のパケット通信用移動機の
制御方法。 - 【請求項7】前記切り替えを、送信に使用したTDMA
無線タイムスロット情報をもとに行うことを特徴とする
請求項5記載のパケット通信用移動機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145426A JP2872112B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | パケット通信用移動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145426A JP2872112B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | パケット通信用移動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09326749A true JPH09326749A (ja) | 1997-12-16 |
JP2872112B2 JP2872112B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15384981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8145426A Expired - Fee Related JP2872112B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | パケット通信用移動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872112B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB2354402A (en) * | 1999-09-15 | 2001-03-21 | Ericsson Telefon Ab L M | Radio transmitter |
GB2355367A (en) * | 1999-10-13 | 2001-04-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Adjusting allocation of transmission slots according operating conditions in a mobile telephone |
KR100308224B1 (ko) * | 1998-04-06 | 2001-10-29 | 가네꼬 히사시 | 휴대 전화기의 과열 방지를 위한 방법 및 장치 |
KR20020025476A (ko) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | 윤종용 | 지.피.알.에스 단말기에서 발열현상에 따른 서비스 클래스변경장치 및 방법 |
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