JPH08512134A - 特質決定のための化学的及び物理的パラメータの測定及び水性懸濁液の分類プロセス - Google Patents

特質決定のための化学的及び物理的パラメータの測定及び水性懸濁液の分類プロセス

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JPH08512134A JP7503422A JP50342294A JPH08512134A JP H08512134 A JPH08512134 A JP H08512134A JP 7503422 A JP7503422 A JP 7503422A JP 50342294 A JP50342294 A JP 50342294A JP H08512134 A JPH08512134 A JP H08512134A
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Abstract

(57)【要約】 廃水、プロセス水、及び海水又は湖水等の様々なタイプの水及び水性懸濁液の物理的及び化学的性質の特質パラメータと含有化合物量を決定する方法と、試料の分類方法であり、両方の方法は、(a)試料を濾過しないこと、(b)試料に対して、紫外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で分光吸光度測定を行うこと、(c)多量の較正時には、既知の化学組成及び物理的性質のパラメータの既知の値を有する多くの水溶液について、紫外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で分光測定をそれまでに行うこと、及び、(d)(b)及び(c)により得られた全データを、較正時に使用された水溶液の既知の化学組成を表す数値量と共に、部分最小二乗法(PLS)モデルのアルゴリズムを用いて数理統計的に処理することに基づいている。

Description

【発明の詳細な説明】 特質決定のための化学的及び物理的パラメータの測定 及び水性懸濁液の分類プロセス この発明は、廃水、プロセス水、海水又は湖水等の含有化合物量と化学的及び 物理的性質の水質パラメータを測定する方法に関するものである。上記のような 水質パラメータの例としては、化学的酸素要求量(COD)及び濁度のほか、硝 酸塩(nitrate)の量、アンモニウム(ammonium)の量、オルト 燐酸塩量、全窒素量、全燐量及び鉄量がある。また、この発明は、水性懸濁液の 分類方法に関するものである。従って、既知の水性懸濁液の種類及びカテゴリか ら得られたデータを収集、分析し、その後、未知試料を測定によって、既知の種 類のいずれか又はいくつかに特定することができる。更に、既知の種類のパタン からのずれ(deviation)も記録できる。 ある物質の量及び水質パラメータは、例えば廃水の浄化中に、種々の浄化ステ ップの効果を監視するために定期的に測定されている。硝酸塩及びアンモニウム 量の測定は、硝化ステップ及び脱硝化ステップ中では特に問題となるものである 。アンモニウムは、硝化ステップ中に、水を介して送られる空気中の酸素によっ て酸化されて硝酸塩になる。また、硝酸塩は、バクテリアの酵素の触媒作用によ って、脱硝化ステップ中に窒素に変わる。従って、有機炭素を含むスラッジ等の 炭素系高エネルギ環境で、バクテリアが作用できるようにすること、或いは、メ タノールやエタノールの添加によってそのような環境を作り だすことが必要である。 通常、化学的及び物理的パラメータのオフライン測定とオンライン測定は区別 される。オフライン測定では、試料は、その測定用に構成された容器(瓶や管で あることが多い)に採取される。その後、この採取試料から正確に測り取られた 量の試料が、分析化学者の手作業によって処理される。従って、濾過、選択的試 薬の添加、混合、加熱、混合物の検出器セルへの移し替え、予め行った較正に関 連づけて測定値を評価することによる量計算、及び結果の記録と報告に注意が払 われる。このような一連の業務の所定の部分はオートメーション化することがで きる。幾つかの自動オフライン分析器では、分析者は、試料チェンジャに試料を のせるだけでよく、その後、上記した一連の作業の一部または全部が自動で行わ れる。しかし、全てのオフライン測定についていえることは、試料そのものの採 取、及び、あらゆる種類の分析器または検出器への試料の移し替えが、人間の力 を必要とするということである。一方、オンライン測定では、種々の処理パラメ ータの継続的な監視が行われるため、方法が一時的または永続的に検出器と結び 付けられている。この監視は、完全自動化が可能であり、即ち、手作業の要素な しに行われる。 大抵の場合、硝酸塩及びアンモニウム用の市販の連続インジケータは電気化学 測定を基本としている。硝酸塩の場合、硝酸塩選択電極と参照電極との間の起電 力(e.m.f.)を記録することが有効である。良好な選択性を有する硝酸塩 選択電極構造の一例が、英国特許GB 1565988号に記載されている。試 料溶液中の硝酸塩の量は、既知量の硝酸塩を含む数多くの溶液のe.m.f.を 測定し、次に試料溶液のe.m.f.を測定すれば計算できる。しかし、この方 法 に異論がないわけではない。硝酸塩選択電極の膜は、連続攪拌、又は、試料及び 標準溶液流の連続的な通過による化学的な消耗の結果として生じる析出物や機能 的障害で途絶しやすくなる。また、塩化物等の、試料マトリクス中の他の生成ア ニオンも測定を妨害するため、これも電極システムの較正時に補正しなければな らない。スウェーデン特許SE 9003014−9号は、上記の問題の幾つか を解決する方法と装置を開示しているが、上記の問題の全てを解決するものでは ない。 アンモニウムの場合、所定の試料処理をしてから電気化学測定を行うことが有 効である。アンモニウムイオンは、pHを、好ましくは、11.5以上の値に上 げるとアンモニアガスに変わる。これは、水酸化ナトリウムを加えることによっ て行う。測定器のアンモニウム電極には、ガス選択膜が設けられており、この膜 を通してアンモニアが内部に拡散する。電極内部には、表面に弱緩衝溶液が塗布 されたpH検知ガラス膜がある。緩衝剤によりアンモニアガスが吸収されると、 アンモニウムイオンの再形成の結果、緩衝剤のpH値が変化する。このpHの変 化は、ガラス電極と参照電極を用いた通常のpH測定(直接電位差測定)と同じ 原理により電気化学的に測定される。アンモニア電極の作用態様及び性能特性の 完全な開示物としては、例えば、カーディフ(Cardiff)で1973年に 開かれた選択性イオン検出電極(Selective Ion−Sensiti ve Electrodes)に関するIUPACの論文「電位差測定的ガス検 知電極(Potentiometiric Gas Sensing Elec trodes)」(J.W.ロス(Ross)氏、J.H.ライズマン(Ris eman)氏及びJ.A.クルーガー(Krueg er)氏共著、バターワース(Butterworths)社、ISBN 04 08705620)の573頁の説明及び商業用データシートを参照されたい。 また、市販の硝酸塩インジケータには別の種類のもの、即ち、紫外線(UV) 測定を基本とするものがある。硝酸イオンは、紫外領域において典型的な吸光特 性を呈し、約205nmで最大吸光度を有する。1つ以上の別個の波長における UV吸光度を測定して、これを試料中の硝酸塩の量に関連づけて直接評価するこ とができる。この測定では、試料に高エネルギのUV放射線を吸収したり反射し たりする物質や粒子が含まれていないことが必要である。硝酸塩の量の変化が大 きければ、信頼性のある定量ができず、選択性の面からみた妨害要因を残してい る場合でも、容易にその変化を測定できる。ドイツ特許DE 3324606 A1号には、UV検出に基づく代表的な測定機器の測定原理と機能が開示されて いる。 O.トーマス(Thomas)氏他は、科学シリーズの出版物(Fresen ius’J.Anal.Chem:338、234〜244頁、1990年)に おいて、吸光度測定が行われるUV領域内の波長の数を増やすことによって、上 記したUVに基づく方法に関係する、種々のバックグラウンド吸光度に関する諸 問題を解決する方法についての指針を示している。また、測定した全UV吸光度 に対する、相異なるUV吸収化合物の個々の寄与を数学的に計算する方法につい ての可能性も開示している。これらの著者は、硝酸塩及びクロム酸塩(chro mate)量の決定方法に関する例を上げている。この方法では、バックグラウ ンド吸光化合物についての全ての問題が解決されなくても、少数の波長について 行う測定と比較して改善された結果 が得られる。また、化学的酸素要求量及び生物学的(biological)酸 素要求量(COD及びBOD)の決定についての可能性についても検討されてい るが、有力な測定法については開示されていない。硝酸塩の測定時には、まず、 標準溶液(NO3 -5mg/1リットル)に対する205〜250nmの領域にお ける完全な測定スペクトルを記録しなければならない。これ以外に試料の前処理 は必要ないが、懸濁物質を多量に含有する試料に対しては、参照方法と開示方法 との一致性が低くなる。さらに、ある種の試料マトリクスでは、標準溶液を修正 することが必要となる。しかし、クロム酸塩の定量では、UV定量の前に、pH 値を9.0〜9.5の範囲にするために常に水酸化ナトリウムを添加することが 必要である。上記開示方法では、一度に1つのパラメータしか決定できず、その 他のUV吸収化合物が存在することにより生じる試料組成のずれを示すことは本 質的に不可能である。 O.トーマス氏他は、その数学的モデルにおいて、UV吸収化合物及び粒子の 存在により生じる全ての妨害要因が、全ての試料においてUV吸光度の記録値に 等しい影響を及ぼしていると仮定しているが、この仮定は、大いに疑問視される ところである。硝酸塩の定量の各々に対して、205〜250nmの波長領域で 45の吸光度の値が記録されている。記録した吸光度の値を波長の関数としてプ ロットすると、多項式によって表されると仮定される曲線が得られる。バックグ ラウンド吸光度は、4次多項式で十分に表される場合が多い。トーマス氏の方法 は、その他の化合物の検出には使用できず、未処理試料の場合、硝酸塩の定量に しか使用できない。 B.J.ビームスター(Beemster)氏及びK.J.シュレ ージャー(Schlager)氏は、UV測定によるオンラインの硝酸塩の定量 方法を開示している(1991年米国フロリダ州オーランド(Orlando) で1991年11月10日〜14日に開かれたアメリカ水協会(America n Water Association)の水質技術会議(Water Qu ality Technology Conference))。この測定法の 原理は、上記に参照したO.トーマス氏の方法の改良であると言える。試料の定 量時には、200〜800nmの波長領域内で1024もの吸光度が同時に記録 される。その後、化学測定(chemometric)の計算方法が用いられる 。第1のステップで、所定の波長が選択された後、吸光度の値が予備処理され、 次いで、回帰及び判別解析(discriminant analysis)処 理される。決定された値は、手作業により収集された値と比較され、予備処理− 解析プロセスの最良の組み合わせ、即ち、不正確さが最も少ない組み合わせが選 択される。濃度範囲が0〜500ppmの硝酸塩を含む、全部で30種類の較正 用溶液を使用しているが、そのうちの26溶液がいわゆるラーニングセット(l earning set)であり、残りの4溶液がテストセットである。決定誤 差は、濃度範囲が40〜500ppmの硝酸塩の場合、1ppm未満であるとさ れている。更に、これらの著者によれば、解析利用に対する最も高い値の波長領 域は220〜250nmであるという結論が出されている。このさらに進んだ研 究の目的は、較正用溶液の使用をなるべく少なくして、水試料の更に別のパラメ ータを求めることであると言われている。 ケムスキャン(ChemScan:商標登録出願)UV−6100分析器(米 国ウィスコンシン州(WI)53186、ウォークシャ( Waukesha)の、バイオトロニクス テクノロジーズ社(Biotron ics Technologies,Inc.)製)の製品データシートでは、 上記と同じ著者が、鉄も、硝酸塩の場合と同じ技術を用いて定量できると述べて いる。測定の数は、256であるといわれており、波長間隔は200〜250n mである。この製品データシートには、「化学測定」以外の正確な計算方法が示 されておらず、また、所要測定数も示されていない。 米国特許第5242602号には、上記開示方法をさらに発展させたものが開 示されているが、基本的に種々の水溶液に対する活性な化学添加剤を参照して、 定量される物質がいわゆる性能指示薬(performance indica tor)であるということ(米国特許第5242602号、第4欄、55行)を 除いて、新しい特徴がない。上記の物質はUV及び可視スペクトル領域で典型的 な吸光度特性を有している。粒子のない均一な溶液では、200〜2500nm の波長領域で吸光度が測定される。較正は、これらの性能指示薬の既知量のもの を用いて調整した溶液で行われ、求める量が化学測定法により計算される。従っ て、この発明は、周知の技術と、おそらくは性能指示薬を除いた多くの物質に関 して以前に開示された計算方法を基にしているものである。 米国特許第5242602号であまり論じられていない問題として、未知試料 のバックグラウンド吸光度を変化させうる粒子または化合物の問題がある。マト リクスの妨害物質を論じる際に、その効果を「バックグラウンド」という語で表 すが、定量に関する1条件は、性能指示薬が200〜800nmの波長範囲で光 を吸収するということである(第5欄、第8行)。沈殿により損失した性能指示 薬に関する問 題については、ある程度論じられているが、不均一系の試料または粒子含有試料 については何も記載されていない。 公開された国際特許出願WO92/16828号には、水試料中の有機物質用 の、好ましくは、汚染物質用の測定機器、及び、そのような測定を行う方法が開 示されている。この測定は、UV領域内の別々の波長で行われる。また、可視領 域における別の測定で、試料の固有の吸光度が補償される。更に、従来の90° の角度での検出を用いて赤外スペクトル領域で濁度測定をすることにより、試料 の濁度が補償される。試料は、各測定前に濾過されることが好ましい。UV領域 で記録された試料の吸光度は、可視の固有吸光度と濁度に基づいて修正される。 その後、修正された吸光度の値は、試料のBOD(生物学的酸素要求量)、CO D(化学的酸素要求量)及びTOD(全酸素要求量)に直接関連付けられる。こ れがどのように行われるかは全く開示されていないが、線形又はほぼ線形の実験 的関係があると考えることが理にかなうものである。なお、この特許出願には、 化学測定計算法は開示されていない。 全燐量及び全窒素量の測定には、サンプリングと、これらのパラメータの本来 の場所(測定しようとする試料がある場所)での継続的な記録を不可能にする多 くの試料処理とが必要である。この分析は研究室で行われることが多く、試験結 果の報告は、サンプリング後の時間(hour)を示す時間の尺度を用いてなさ れる。ここでは、ラインでの(at−line)もしくはオンラインの測定用の 信頼性のある機器については省略する。 本願発明の目的は、上記した問題の多くを解決できる方法を提供することであ る。それによって、驚くべきことに、試料溶液の一回の直 接測定により記録された試験結果が全体的に数学的処理され、その結果として幾 つかの性質パラメータが同時に求められることがわかった。 この発明による方法において重要な点は、紫外及び/または可視スペクトル範 囲内の幾つかの波長で同時に吸光度測定を行うことである。これに適した分光光 度計は何年にもわたって市販されており、分析科学者にとっては周知の手段であ る。しかし、得られた試験結果は、主に、1つまたは幾つかの特定の波長を選択 して単一の物質の量を求めることに使用されてきた。ある場合には、残りの吸光 度の値を用いて種々の不特定のバックグラウンド吸光度を修正することができた 。この方法は、試料マトリクスの変化が小さいと予想される場合には、その使用 がある程度限定されうる。例えば、米国特許第4247773号には、赤外スペ クトル範囲内の選択された2つの波長領域で吸光度を測定し、そのうちの1つの 領域を参照として、牛乳の脂肪分を求める方法が開示されている。吸光度は加法 的なものであるため、試料中の幾つかの化合物を定量するために行われてきた実 験が成功している。つまり、各化合物は、所定の波長においてその化合物自体の 特定の吸光度に寄与するものであり、それぞれの化合物の量は、試料中に含まれ る化合物に対するそれぞれの吸光度の値からなる一連の吸光度の値が記録される とき、コンパイルできる方式の方程式を解くことによって求められる。この目的 には、上記したように、多重線形回帰(MLR)が使用される(O.トーマス氏 他、B.J.ブレンスター(Bremster)氏及びK.J.シュレージャ氏 、DE 3324606 A1号)。この方法は、試料溶液が、測定される化合 物のみをまちがいなく含んでいることを示しており、使用した波長で光を吸 収する未知物質が試料中に存在する場合には、得られる量の値は正しいものでは ない。 多重線形回帰では、求められた量が相関しないものと仮定しているが、そうで はないことが多い。このことは、例えば、廃水浄化施設から採取した水試料の含 有量決定の問題を解決する場合に、不十分な成果しか得られないことの説明にな りうる。試料溶液中の量をより正確に評価するための基礎となるのは、記録デー タの全量の数理統計的な操作と、それに伴う、いわゆる潜在変数(latent variable)を用いて同じことを表す可能性である。この潜在変数は、 直交し、全く相関のないものである。この目的に使用できるモデルは、いわゆる 部分最小二乗法(PLS)である。PLSモデルの概論については、例えば、「 多変量較正(Multivariate Calibration)」(H.マ ーテンス(Martens)氏及びT ns Ltd)、1989年)に示されている。 これに代わる数理統計的モデルは、主成分回帰(Principal Com ponent Regression:PCR)である。 このモデルは、書籍「化学測定法指導書(Chemometrics Tuto rials)」(D.L.マッサート(Massart)氏他、エルスヴィア( Elsevier)社、1990年)に記載されている。ここでも、記録データ の全量が、直交し、かつ、全く相関のないいわゆる潜在変数を用いて表されて、 処理される。データの記録量から決定を行う別の可能性としては、いわゆるニュ ーラルネットワークがある。 PLS、PCR及びニューラルネットワークは、赤外領域(NIR −近赤外)内での光学測定と組合わせて使用され、良好な結果を得てきた。米国 特許第4800279号には、例えば、炭化水素の混合物について種々の物理量 を求める方法が開示されている。NIR法は、水溶液に用いたり、栄養塩類の量 を求めるために用いてもそれほど良好な結果が得られず、また、上記特許でも有 用な結果は何ら報告されていない。水と二酸化炭素は、解決が難しい問題を発生 させる。米国特許第5121337号には、スペクトルデータの補正方法が開示 されている。本願発明で開示される形式の水試料にPLS及びPCRをうまく使 用したという報告は、未だにない。おそらく、試料中の粒子に関する問題が原因 であろう。このような水試料に対してNIRが試行されているが、評価が不可能 なほど微量なスペクトル情報しか得られていない。従って、米国特許第4800 279号は、本願発明により限定された分析上の問題を解決するものではない。 また、ヨーロッパ特許出願第0404562号も、試料(この場合は、所定の特 定された生物的試料である)中の種々のパラメータを求めるためにNIR及びI R(中間赤外)を使用することを開示している。このヨーロッパ特許出願の発明 は、上記の理由で、本願発明の対象となる試料については有効なものではない。 本願発明で最良の特質決定を可能とするのは、UV/可視領域での濾過していな い試料/幾つかのスペクトル測定−PLS/PCR/ニュウラルネットワーク− 既知の変数値を有する試料による較正の組み合わせであり、これは、引用した参 考文献のいずれにも記載されていない。 ここで、発明を詳細に説明し、実施例及び試験結果を開示する。本願発明によ る方法は、別個に手作業的に採取された水試料について詳述されているが、この 方法はそのように採取された試料に限定される ものではなく、本来の場所(測定しようとする試料がある場所)での継続的な測 定も問題としている。後者の形式の測定については、ファイバーオプティックス を用いて光学測定が適切に行われる。光源及び光検知器は、測定対象から、即ち 、水試料がある場所から、ある距離だけ離れた場所に設けられ、また、測定用セ ルは水試料中に入れられる。それにより、全く自動で試料が測定装置に注入され る。1つ以上の光ファイバによって光源から光が測定装置に供給される。試料に より吸収されなかった光は、同じ原理で光検知器に戻される。 吸光度データは、較正時に、波長範囲190〜820nmにおいて2nm毎に ついての、硝酸塩、アンモニウム、オルト燐酸塩、全燐、鉄、COD、濁度等の 既知量、又は、それらに関する測定値を有する試料について記録される。参照と しては、空気又は蒸留水が使用できる。このように較正に使用される試料の数は 、100以上であることが好ましく、さらに、試料は、調査する条件に対して標 準的なものでなければならない。試料は、殆ど同じ組成を有する試料が多くなり 過ぎないように選択されることが好ましい。権威ある研究室で利用されているよ うな標準法は、試料の上記既知量及び測定値を得るために使用されている。 吸光度データは、測定中に、幾つかの廃水浄化施設から得た濾過していない試 料(参照としては、空気または水)について収集して、PLS、PCR、又はニ ューラルネットワークのいずれかのモデルによる処理を行う。 図1には、1か所の浄化施設から採取した水試料中の硝酸塩の量を標準的な手 順で測定したもの(REF.ANALYSIS)と、PLSモデルにより決定し た硝酸塩の値(PREDICATED CO NC.)との相関を示す。吸光度測定は、濾過していない試料について行った。 試料は、廃水浄化施設の3か所のサンプリング点から、即ち、少量の硝酸塩と多 量の懸濁粒子を含む入来する水、中間にあるタンク、及び、入来水よりも硝酸塩 を多く含むが懸濁粒子の量はかなり減少している排出水から採取した。試料の幾 つかは、すぐに分析されるいわゆる24時間試料であるが、いわゆる1週間試料 は、バクテリアが作用しないように硫酸とともに保存した。両タイプの試料を較 正時に使用し、各タイプの試料はほぼ同数とした。図示のように、非常によい相 関が得られた。 図2にはアンモニウムについての対応する相関を示し、図3には鉄についての 相関を示し、また、図4には燐についての相関を示す。 また、化学分析、及び、この発明による分析及び処理のために採取された水試 料を、廃水浄化施設中のサンプリング点に基づいて分類する。従って、3種類の 試料、即ち、入来水、中間タンク水及び排出水について検討した。未知試料の分 類については、較正後に行った(例えば、H.マーテンス氏及びT.ネス氏の書 籍を参照のこと)。較正から得られた結果を図5に示す。主成分1(PC:1) は、分光データと、非相関関係の潜在変数への変換を用いた参照分析のデータと から計算することができるものであるが、この主成分1をX軸とし、やはり計算 された主成分2(PC:2)をy軸としてプロットした。3種類の試料は、区別 しやすいように、入来水を表す試料については▲で表し、中間タンク水について は●で表し、また、排出水については■で表す。未知試料は、吸光度の値の記録 と上記開示方法によるデータ処理の後、3つの種類のいずれかに振り分けること ができる。この方法は、モデルにおいて潜在変数への変換が行われるかぎりは、 他の 数理統計学的モデルに基づいて行うことができる。 図6は、少量のニトロベンゼンを含む幾つかのサンプルについては、3つの種 類のどれにも振り分けることができず、そのため、発散(図の右下部の丸で囲っ た点)として識別されうることを示している。 上記に示した例は、廃水浄化施設についての、問題となる量の決定及び分類に 限定されているが、評価には、幾つかの及び種々の浄化施設からの水試料が含ま れていることに注目することが重要である。また、全ての決定された量及び分類 が、単一の測定による分光データを用いて行われていることを確かめることも重 要である。さらに、多量の懸濁物質及び粒子を含む試料溶液の濾過は行われてい ない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月27日 【補正内容】請求の範囲 1. 懸濁物質及び/または粒子を含む水試料の物理的及び/または化学的性質 を決定する方法であって、上記物理的及び/または化学的性質は、硝酸塩、鉄、 アンモニウム、燐酸塩、全窒素及び全燐の量、濁度、化学的酸素要求量(COD )、及び/または、生物的酸素要求量(BOD)として、単一で、あるいは、一 緒に決定され、特徴として、 (a) 全ての水試料を濾過せず、及び、 (b) 調査される条件に対して標準的である多くの水試料に関するものであり 、かつ、物理的及び/または化学的性質が標準的な方法によって決定されている 多量の較正時には、紫外及び/または可視スぺクトル範囲内の幾つかの別個の波 長で分光吸光度測定を行い、それに基づいて、 (c) 紫外及び/または可視スペクトル範囲内の幾つかの別個の波長での分光 吸光度測定によって水試料に対して試料の評価を継続的あるいは断続的に行い、 それに基づいて、 (d) 上記較正及び試料評価時に得られた全データを、上記較正時に使用され た上記試料の物理的及び/または化学的性質を示す数値量と共に、数理統計的モ デルのアルゴリズムを用いて処理するものである、 懸濁物質及び/または粒子を含む水試料中の物理的及び/または化学的性質を 決定する方法。 2. 上記較正は、調査される条件について標準的な100以上の水試料に関す るものであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. 上記アルゴリズムが部分最小二乗法(PLS)モデルのアルゴリズムであ ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 4. 上記アルゴリズムが主成分回帰(PCR)モデルのアルゴリズムであるこ とを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 5. 上記アルゴリズムがニューラルネットワークのアルゴリズムであることを 特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 6. 上記較正時一の上記分光吸光度測定が、190〜820nmの波長範囲内 で行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。 7. 上記分光吸光度測定が2nm毎に行われることを特徴とする、請求項6に 記載の方法。 8. 分光測定セルを上記水試料中に入れ、そのセルを光ファイバを用いて主測 定装置と通信させることを特徴とする、請求項1乃至7に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LU,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 懸濁物質及び粒子を含む水試料中の以下の化合物、即ち、硝酸塩、鉄、ア ンモニウム、燐酸塩、全窒素及び全燐の量を、単一で、あるいは、一緒に決定す る方法であって、特徴として、 (a) 上記試料を濾過せず、 (b) 上記試料に対して、紫外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で 分光吸光度測定を行い、 (c) 多量の較正時には、既知の化学組成を有する多くの水溶液について、紫 外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で分光測定をそれまでに行うもの であり、及び、 (d) (b)及び(c)により得られた全データを、上記較正時に使用された 上記水溶液の上記既知の化学組成を表す数値量と共に、部分最小二乗法(PLS )モデルのアルゴリズムを用いて数理統計的に処理するものである、 懸濁物質及び粒子を含む水試料中の以下の化合物、即ち、硝酸塩、鉄、アンモ ニウム、燐酸塩、全窒素及び全燐の量を、単一で、あるいは、一緒に決定する方 法。 2. 懸濁物質及び粒子を含む水試料中の以下の物理的及び化学的性質、即ち、 濁度、化学的酸素要求量(COD)、及び生物学的酸素要求量(BOD)を、単 一で、あるいは、一緒に決定する方法であって、特徴として、 (a) 上記試料を濾過せず、 (b) 上記試料に対して、紫外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で 分光吸光度測定を行い、 (c) 多量の較正時には、既知の物理的及び化学的性質を有する多くの水溶液 について、紫外及び可視の電磁領域内の幾つかの別個の波長で分光測定をそれま でに行うものであり、及び、 (d) (b)及び(c)により得られた全データを、上記較正時に使用された 上記水溶液の上記既知の物理的及び化学的性質を表す数値量と共に、部分最小二 乗法(PLS)モデルのアルゴリズムを用いて数理統計的に処理するものである 、 懸濁物質及び粒子を含む水試料中の以下の物理的及び化学的性質、即ち、濁度 、化学的酸素要求量(COD)、及び生物学的酸素要求量(BOD)を、単一で 、あるいは、一緒に決定する方法。 3. PLSモデルの代わりに、主成分回帰(PCR)モデルのアルゴリズムを 使用することを特徴とする、請求項1及び2のいずれかに記載の方法。 4. PLSモデルの代わりに、ニューラルネットワークのアルゴリズムを使用 することを特徴とする、請求項1及び2のいずれかに記載の方法。 5. 標準的な量の上記水試料を、継続的または断続的に、分光検出器に入れる ことを特徴とする、請求項1乃至4に記載の方法。 6. 分光測定セルを上記試料中に入れ、光ファイバを用いて、主測定装置との 通信を行わせることを特徴とする、請求項1乃至5に記載の方法。
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