JPH08512044A - ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物 - Google Patents

ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物

Info

Publication number
JPH08512044A
JPH08512044A JP7503311A JP50331195A JPH08512044A JP H08512044 A JPH08512044 A JP H08512044A JP 7503311 A JP7503311 A JP 7503311A JP 50331195 A JP50331195 A JP 50331195A JP H08512044 A JPH08512044 A JP H08512044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
component
cocos
water
polya
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7503311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3670279B2 (ja
Inventor
メイベック、アラン
ボント、フレデリック
Original Assignee
エル・ヴェー・エム・アッシュ・ルシェルシュ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エル・ヴェー・エム・アッシュ・ルシェルシュ filed Critical エル・ヴェー・エム・アッシュ・ルシェルシュ
Publication of JPH08512044A publication Critical patent/JPH08512044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3670279B2 publication Critical patent/JP3670279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/008Preparations for oily skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • A61K8/9728Fungi, e.g. yeasts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • A61P17/10Anti-acne agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、化粧用および/または薬用組成物、特にアクネおよび油性の肌を処置するための皮膚用組成物を製造するためのポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出物または水−有機溶剤抽出物の使用に関する。該抽出物の好ましい濃度は、最終組成物の全重量に対して0.001〜5重量%である。本発明による化粧用または薬用組成物、特に皮膚用組成物はアクネおよび油性の肌を効果的に処置するために調製される。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物 この発明は、化粧用または薬用組成物、特にアクネ(acne)または油性の肌を 処置するための皮膚用組成物を製造するためのポリア・ココス・ウルフ菌(Pori a cocos Wolf fungus)の抽出物の使用および化粧用処置方法に関する。 「レヴュー・ビュルタン・ドゥ・ラ・ソシエテ・シミク・ドゥ・フランス」( 1980年、第9−10号、第473頁〜第477頁)に掲載の報文には、腫瘍 の処置に対して細胞毒活性を示すポリア・ココス・ウルフ菌抽出物、特に該抽出 物に含まれるトリテルペン類の利用に関する記載がある。 さらに、エクセプタ・メディカ(Excepta Medica)のデータベースに含まれて いる日本語のレヴュー「ジャパン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー」[第 59巻(1)、第89頁〜第96頁(1992年)]の英語の要約には、ポリア ・ココス・ウルフ菌抽出物には抗腎炎活性があることが記載されている。 さらにまた、POLAによる日本国特許出願(特願平1−038010号)の 公開明細書には、養毛と育毛を促進するための多数の活性成分を含有する化粧用 組成物であって、ポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出物、特にアルコール 抽出物を含有する化粧用組成物が開示されている。 予期しないことには、本発明者は、ポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出 物または水−有機溶剤抽出物が新規な抗アクネ(anti-acne)活性および油性の 肌の調整活性を示すことを究明した。 従って、本発明の目的は、抗アクネ活性および/または油性の肌の調整活性を 有する新規な化粧用または薬用配合物、特に皮膚用組成物を工業的な規模で簡易 かつ再現性良く低コストで提供するという新規な技術的課題を解決することであ る。 本発明は、この新規な技術的課題に対して初めて満足すべき解決策を与えるも のである。 即ち本発明の第一の観点は、化粧用および/または薬用組成物、特にアクネお よび油性の肌を処置するための皮膚用組成物を製造するためのポリア・ココス・ ウルフ菌の有機溶剤抽出物または水−有機溶剤抽出物の使用に関する。 本明細書において、「水−有機溶剤抽出物」という用語は、水と水と混和し得 る有機溶剤との混合物を用いて得られる抽出物を意味する。特に本発明において は、水−アルコール混合物、例えば、水−エタノール混合物または水−メタノー ル混合物を用いるのが好ましい。この場合、アルコールの含有量は、水−アルコ ール混合物の全重量に対して少なくとも50重量%にするのが好ましい。 一つの態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌のアルコール抽出物、特に エタノール抽出物、または水−アルコール抽出物、例えば水−エタノール抽出物 または水−メタノール抽出物を使用する。 別の態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物の濃度は、最終組成物 の全重量に対して0.001〜5重量%である。 他の態様においては、該抽出物の少なくとも一部は層状水和脂質相またはリポ ソームに取り込まれる。 さらにまた別の態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物は少なくと も1種の他の活性成分、好ましくは、皮脂調節成分、殺菌成分、抗コメド成分お よび抗炎症成分から成る群から選択される成分と併用される。 また、他の態様においては、皮脂調節成分はカンゾウまたはスペインカンゾウ の抽出物である。 さらに別の態様においては、殺菌成分は抗コリネバクテリア成分、例えば市販 されているヘキサミジンジイセチオネート、市販されているイソドン・ジャポニ クス抽出物、クリンダマイシンまたはエリスロマイシンである。 さらに他の態様においては、抗コメド成分は酸性ビタミンA、ビタミンAおよ びその誘導体、例えば、酢酸塩、パルミチン酸塩およびプロピオン酸塩並びにア ゼライン酸から成る群から選択される成分である。 さらにまた他の態様においては、抗炎症成分はグリシリジン酸アンモニウム、 グリシレチン酸、a−ビサボロール、リン酸トコフェロールおよびコルチコイド から成る群から選択される成分である。 本発明による第二の観点は、ポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出物また は水−有機溶剤抽出物の有効量を化粧的または皮膚科学的に許容される賦形剤に 加えた組成物を皮膚の油性の部分に局部的に塗布することを特徴とする油性の肌 の化粧的処置方法に関する。 一つの態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を0.001〜5重 量%含有する化粧用組成物を塗布する。 別の態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌のアルコール抽出物、特にエ タノール抽出物、または水−アルコール抽出物、例えば、水−エタノール抽出物 または水−メタノール抽出物を含有する化粧用組成物を塗布する。 さらに別の態様においては、ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物の少なくとも一 部は層状水和脂質相またはリポソームに取り込まれる。 本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の活性試験を含む種々の実施例か ら明らかとなる。これらの実施例は本発明を単に例示的に説明するだけであり、 本発明の範囲はこれらの実施例によって限定されるものではない。 本発明による前記の態様においては、抽出用有機溶剤は好ましくはアルコール 、特にメタノール、エタノール、ブチレングリコールおよびプロピレングリコー ルから成る群から選択される溶剤である。これらの溶剤は単独で使用してもよく 、あるいは混合物として使用してもよい。これらの溶剤は水と混合して用いても よい。一部の抽出物は市販されており、特にポリア・ココス・ウルフ菌のブチレ ングリコール抽出物は日本国の会社「マルゼン」から「Hoelen BG」の商品名 で販売されている。 本発明による前記のいずれの態様の場合においても、該抽出物は化粧用または 薬用組成物、特に、油性の肌もしくはアクネの発生した肌またはアクネを処置す るためのゲル状、クリーム状、エマルション状または乳液状の皮膚用組成物に配 合するのが簡便である。 本明細書の特に実施例および請求の範囲において用いる百分率は、特に言及し ない限り重量%を意味する。 実施例1 ポリア・ココス・ウルフ菌のエタノール抽出物の調整 市販のポリア・ココス・ウルフ菌をすり砕いて溶剤との接触面積を増大させた 。この原料をエタノールを用いて40℃で抽出した。この場合、原料/エタノー ル比は20g/l〜100g/lとした。抽出物は真空下で濃縮した。得られた 抽出物を本発明による抽出物I1とする。 実施例2 アクネおよび油性の肌に含まれる5a−レダクターゼ酵素に 対するポリア・ココス・ウルフ菌抽出物の抑制活性の測定 この測定は、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換させる5a−レ ダクターゼ酵素を抑制する方法に基づいておこなった[J.I.D.第89巻、 第87頁〜第92頁(1987年)参照]。 当業者には周知のように、アクネおよび油性の肌に含まれる5a−レダクター ゼ酵素の作用によりテストステロンからジヒドロテストステロンが形成され、該 酵素を抑制することによってアクネおよび油性の肌を効果的に治療することがで きる。従って、いずれかの活性成分に関して、5a−レダクターゼ酵素活性に対 する有意な抑制効果を測定することは、抗アクネ活性および油性の肌の調整活性 についての適当な試験となる。さらに当業者には明らかなように、この試験は、 上記文献に記載の方法を用いておこなう生体外試験と同じ信頼性がある。 該、文献によれば、該試験では正常なヒトの包皮フィブロブラスト接種物を使 用する。 このフィブロブロラスト接種物を、牛胎児血清を添加したE199C培地[Te chgen社(仏国)製]中で培養した。この場合、マイクロプレート孔1個あたり フィブロブラスト細胞10000個を培養した。トリチウムで標識したテストス テロ ン0.1μCiを各マイクロプレート孔に添加し、フィブロブラストとの接触に よって形成される代謝物質をこれらの放射能の測定によって同定した。 参照としての一部のマイクロプレート孔には活性成分を含有しない0.1%D MSO溶液1mlのみを入れた。その他のマイクロプレート孔には被験活性成分 を入れた。この場合、実施例1記載の方法で得られたポリア・ココス・ウルフ菌 のエタノール抽出物は0.1%DMSO(ジメチルスルホキシド)溶液1mlに 加えた。 参照および被験活性成分のいずれの場合も、培養との接触時間は24時間とし た。 24時間後、上澄液を回収し、ステロイド類を酢酸エチルとシクロヘキサンと の1:1容量比の抽出溶剤1mlを用いて抽出した。抽出したステロイド類を市 販の薄層クロマトグラフィープレート[メルック社製のキーゼルゲル(Kieselge l)60F 254 DC Alu]上に沈積させた。該プレートの溶離液とし てはクロロホルムとメタノールとの98:1容量比の混合液を用いた。 薄層クロマトグラフィープレートを収容するように改造したスキャナー[ベル トルド社(仏国)製]を用いてテストステロンとジヒドロテストステロンに対応 するスポットの放射能を測定した。 得られた結果を以下の表Iに示す。 活性Aは次式を用いて求めた: A=[(Tr−Te)/Te]×100 式中、Trは、実施例1で得られた生成物を用いて処理した試料を24時間培 養した後に測定したテストステロンの百分率を示し(本発明によるポリア・ココ ス・ウルフ菌のエタノール抽出物を0.1%DMSO溶液に加えたものを使用) 、Teは、0.1%DMSO溶液のみを加えた参照試料を24時間培養した後に 測定したテストステロンの百分率を示す。 表1から明らかなように、ポリア・ココス・ウルフ菌のアルコール抽出物は5 a−レダクターゼ酵素に対する著しい抑制活性、即ち、テストステロンのジヒド ロテストステロンへの変換を著しく抑制する活性を示すので、該抽出物はアクネ と油性の肌の処置に特に有効である。 実施例3 本発明による組成物のヒトに対する皮脂調整活性の測定 油性の肌は、アクネでおおわれていなくても、皮脂が過度に発生するために、 てらてらした見苦しい外観を呈する。 本実施例は、本発明による組成物のヒトの皮脂分泌調整活性を示す。 以下の表IIに示す組成を有する3種の試料について試験をおこなった。 試験Bはスプレー、試料Gはクレンジングゲルおよび試料Sはオイルコントロ ールローションである。 試験は、アクネの発生していない油性の肌を有するボランティア12人(平均 年令33才)についておこなった。 1.オイルコントロール効果の評価 試験開始前の3日間は化粧品は使用しなかった。 ローションSのオイルコントロール効果は、シリンジを用いて該ローションを 顔面半分に標準量塗布した後で調べた。 肌の脂漏と艶はセブメーター(sebumeter)およびクロマメーター(chromamer ter)を用いてそれぞれ測定した。 a.セブメトリー(sebumetry) カレッジ・カザカ社(Courage & Khazaka)製のSM 810 Pcセブメー ターを使用した。 ひたいの皮膚表面上の脂質の量をセブメトリーによって測定した。皮脂を除去 後30分間の電位(current level)と皮脂分泌量を脂質インデックスとして表 示した。 電位は、試料の塗布前および塗布後2時間おきに8時間にわたって経時的に測 定した。 脂質インデックスで表示した比較データを以下の表IIIに示す。 未処置顔面と処置顔面について得られた脂質インデックスの差は2時間で著し く、この差は4時間、6時間および8時間後も維持された。 表IIIから明らかなように、本発明による皮脂調整ローションSの塗布によっ てクレンジング後の肌の再油性化を著しく低減させることができる。6時間後に 最大電位差に達した。 b.クロマメトリー 処置したほおおよび処置しないほおの鼻の隅の位置での肌の明るさを塗布前お よび塗布後2時間おきに8時間にわたってCR200クロマメーター(ミノルタ 社製)を用いて測定した。 肌の明るさの比較データーを以下の表IVに示す。 処置部分の明るさのパラメーターLは低減し、6時間後に一定になった。この ような効果は、本発明による試料の塗布時(時間0)の対応する値に対して統計 的に全て有意なものである。 結論として、上記の試験により次のことが明らかとなった。即ち、本発明によ る試料を最初に塗布することにより、過度の脂漏が低減すると共に、未処置の肌 領域に比べて肌の明るさが低減するという即効が得られる。 2.肌の状態の改善 3種の試料B、G、およびSをひたいに1日あたり2回塗布した。ゲルGを用 いてクレンジング処置をおこなった後、スプレーBを噴霧し、次いでローション Sを塗布した。この処置は30日間おこなった。 アクネの発生していない油性の肌を有する12人のボランティアの肌の状態の 改善は、30日間の処置の前、処置中および処置後に評価した。 1回目の改善効果は処置の15日後に認められ、2回目の改善効果は30日後 にみられた。 脂漏の程度は4段階に分けた。 レベル0:脂漏は実際上なし レベル1:低度の脂漏 レベル2:中度の脂漏 レベル3:強度の脂漏 12人のボランティアについて得られた結果を以下の表Vに示す。 強度のレベルから低度のレベルまでのグループ内での全体的な変化を見てみる と、レベル3の被験者は15日後にはなくなり、レベル2の被験者は試験中に徐 々に減少し、大部分の被験者は試験終了後はレベル1に達する。 各レベル内の変化をも考慮して各レベルごとの個々の結果をより正確に分析し てみると次の通りである。 処置15日後: 変化なし・・・・・・2人 1レベル減少・・・・・・5人 幾分減少(レベル内)・・・・・・5人 処置30日後: 変化なし・・・・・・1人 1レベル減少・・・・・・8人 幾分減少(レベル内)・・・・・・3人 脂漏の程度を示す電位の測定(測定のための皮脂の除去前)に基づくこれらの 臨床的データは上記の処置が非常に好適であることを裏付けるものである。即ち 、12人の被験者のうち8人の脂漏の程度が著しく低減した。このような改善効 果は3人の被験者には実質的には認められず、また、残りの1人には上記の処置 の影響は認められなかった。 従って、本発明による調整品は皮脂の生産と発生を調節するのでヒトの油性の 肌の処置に極めて有効であり、この種の肌の状態の改善に利用することができ、 該肌はより健康になり、感じのいい外観を呈するようになる。 本発明によるポリア・ココス・ウルフ菌の抽出を用いる化粧用または薬用組成 物、特に皮膚用組成物に関する実施例を以下に示す。 実施例4 トリートメントゲル形態の化粧用組成物 以下の配合処方により、トリートメントゲル形態の化粧用組成物を調製した。 成 分 配合量(g) ポリア・ココス・ウルフ菌の市販のブチレン グリコール抽出物(HoelenBG) 0.5 イソドン抽出物(殺菌剤) 0.5 グリシリジン酸アンモニウム(抗炎症剤) 0.3 Cremophor RH 40(登録商標) 1 Carbopol 940(登録商標) 1 防腐剤と香料を含有する水性賦形剤 全体で100gになる量 即ち、上記の抽出物とCremophor RH 40を水に加えて50%水性組成物を 調製し、これを、香料と防腐剤を含有する2%Carbopolゲルに添加することによ って上記の組成を有する最終組成物を得た。 このゲル状組成物をアクネの発生しやすい肌のにきびに1日2回塗布して治療 したところ、約3週間後ににきびは消失して肌は良好な状態になった。 実施例5 以下の配合処方によってクレンジングローション形態の化粧用組成物を調製し た。 成 分 配合量(g) 実施例1のようにして調製したポリア・ココス・ ウルフ菌のエタノール抽出物 0.1 ヘキサミジンジイセチオネート 0.1 ヒアルロン酸(湿潤化成分) 0.1 グリセリン 0.2 防腐剤と香料を含有する水性賦形剤 全体で100gになる量 上記成分を混合して得られた均質ローションを油性の肌のクレンジングのため に1日あたり2回使用した。 即ち、このローションを、メーキャップを落とした後、油性の肌の部分に夜塗 布したところ、肌の予防処置および/または治療の効果が得られた。 実施例6 以下の配合処方によって皮膚用抗アクネ組成物を調製した。 成 分 配合量(g) レチノイン酸 0.05 実施例1のポリア・ココス・ウルフ菌抽出物I1 0.5 クリンダマイシンリン酸塩 1 プロピレングリコール 5 エタノール 30 防腐剤とCarbopol940を含有するゲル状 賦形剤 全体で100gになる量 即ち、エタノールに該賦形剤以外の成分を溶解させ、この溶液に該賦形剤を添 加した。この組成物をアクネによる局部的な外傷部に塗布して治療したところ、 外傷は消失した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.化粧用および/または薬用組成物、特にアクネおよび油性の肌を処置する ための皮膚用組成物を製造するためのポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出 物または水−有機溶剤抽出物の使用法。 2.ポリア・ココス・ウルフ菌のアルコール抽出物、特にエタノール抽出物、 または水−アルコール抽出物、例えば水−エタノール抽出物または水−メタノー ル抽出物を用いる請求項1記載の使用法。 3.ポリア・ココス・ウルフ菌の抽出物の濃度が、最終組成物の全重量に対し て0.001〜5重量%である請求項1または2記載の使用法。 4.抽出物の少なくとも一部が層状水和脂質相またはリポソームに取り込まれ た状態にある請求項1から3いずれかに記載の使用法。 5.ポリア・ココス・ウルフ菌の抽出物を少なくとも1種の他の活性成分、好 ましくは、皮脂調整成分、殺菌成分、抗コメド成分および抗炎症成分から成る群 から選択される成分と併用する請求項1から4いずれかに記載の使用法。 6.皮脂調整成分がカンゾウまたはスペインカンゾウの抽出物である請求項5 記載の使用法。 7.殺菌成分が抗コリネバクテリア成分、例えばヘキサミジンジイセチオネー ト、イソドン・ジャポニクス抽出物、クリンダマイシンまたはエリスロマイシン である請求項5記載の使用法。 8.抗コメド成分が酸性ビタミンA、ビタミンAおよびその誘導体、例えば酢 酸塩、パルミチン酸塩またはプロピオン酸塩並びにアゼライン酸から成る群から 選択される成分である請求項5記載の使用法。 9.抗炎症成分がグリシリジン酸アンモニウム、グリシレチン酸、a−ビサボ ロール、リン酸トコフェロールおよびコルチコイドから成る群から選択される成 分である請求項5記載の使用法。 10.ポリア・ココス・ウルフ菌の有機溶剤抽出物または水−有機溶剤抽出物 の有効量を化粧的または皮膚科学的に許容される賦形剤に加えた組成物を皮膚の 油性の部分に局部的に塗布することを特徴とする油性の肌の化粧的処置方法。 11.ポリア・ココス・ウルフ抽出物を0.001〜5重量%含有する化粧用 組成物を塗布する請求項10記載の方法。 12.ポリア・ココス・ウルフ菌のアルコール抽出物、特にエタノール抽出物 または水−アルコール抽出物、例えば、水−エタノール抽出物または水−メタノ ール抽出物を含有する化粧用組成物を塗布する請求項10または11記載の方法 。 13.ポリア・ココス・ウルフ抽出物の少なくとも一部が層状水和脂質相また はリポソームに取り込まれた状態にある請求項10から12いずれかに記載の方 法。 14.ポリア・ココス・ウルフ菌の抽出物を少なくとも1種の他の活性成分、 好ましくは皮脂調整成分、殺菌成分、抗コメド成分および抗炎症成分から成る群 から選択される成分と併用する請求項10から13いずれかに記載の方法。 15.皮脂調整成分がカンゾウまたはスペインカンゾウの抽出物である請求項 14記載の方法。 16.殺菌成分が抗コリネバクテリア成分、例えば、ヘキサミジンジイセチオ ネート、イソドン・ジャポニクス抽出物、クリンダマイシンまたはエリスロマイ シンである請求項14記載の方法。 17.抗コメド成分が酸性ビタミンA、ビタミンAおよびその誘導体、例えば 、酢酸塩、パルミチン酸塩またはプロピオン酸塩並びにアゼライン酸から成る群 から選択される成分である請求項14記載の方法。 18.抗炎症成分がグリシリジン酸アンモニウム、グリシレチン酸、a−ビサ ボロール、トコフェロールおよびコルチコイドから成る群から選択される成分で ある請求項14記載の方法。
JP50331195A 1993-06-30 1994-06-29 ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物 Expired - Fee Related JP3670279B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9307967A FR2708466B1 (fr) 1993-06-30 1993-06-30 Utilisation d'un extrait de champignons Poria cocos Wolf pour la préparation d'une composition cosmétique ou pharmaceutique, notamment dermatologique pour le traitement de l'acné ou des peaux grasses.
FR93/07967 1993-06-30
PCT/FR1994/000786 WO1995001159A1 (fr) 1993-06-30 1994-06-29 Composition antiacneique contenant un extrait de poria cocos wolf

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08512044A true JPH08512044A (ja) 1996-12-17
JP3670279B2 JP3670279B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=9448724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50331195A Expired - Fee Related JP3670279B2 (ja) 1993-06-30 1994-06-29 ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5716800A (ja)
EP (1) EP0706368B1 (ja)
JP (1) JP3670279B2 (ja)
DE (1) DE69426156T2 (ja)
ES (1) ES2153858T3 (ja)
FR (1) FR2708466B1 (ja)
WO (1) WO1995001159A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297382A (ja) * 2006-03-21 2007-11-15 Access Business Group Internatl Llc 皮膚の反応を軽減する方法

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6287517B1 (en) 1993-11-01 2001-09-11 Nanogen, Inc. Laminated assembly for active bioelectronic devices
US6375899B1 (en) 1993-11-01 2002-04-23 Nanogen, Inc. Electrophoretic buss for transport of charged materials in a multi-chamber system
US6638482B1 (en) 1993-11-01 2003-10-28 Nanogen, Inc. Reconfigurable detection and analysis apparatus and method
JPH09262066A (ja) * 1996-03-27 1997-10-07 Nagase & Co Ltd 高脂血症を抑制するための食品および医薬組成物
EP1189585B1 (en) 1999-06-30 2003-05-21 Unilever Plc Cosmetic skin care compositions containing cumic alcohol
US20030072777A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-17 Maes Daniel H. Combinatorial anti-acne compositions
KR20030076829A (ko) * 2002-03-22 2003-09-29 한완석 미백, 각질 제거, 여드름 제거 및 검은 버섯 제거용화장료 조성물
CA2480331A1 (en) * 2002-04-15 2003-10-23 Tetsuo Santo Lotion for therapy of dermatitis
DE10232774B4 (de) * 2002-07-18 2004-07-15 Cognis Deutschland Gmbh & Co. Kg Kosmetische Zubereitungen mit antibakteriellen Eigenschaften
US20040175347A1 (en) * 2003-03-04 2004-09-09 The Procter & Gamble Company Regulation of mammalian keratinous tissue using hexamidine compositions
US20080076720A1 (en) * 2003-03-04 2008-03-27 Sancai Xie Personal care compositions having kinetin or zeatin
US7285570B2 (en) * 2003-04-17 2007-10-23 The Procter & Gamble Company Compositions and methods for regulating mammalian keratinous tissue
US20060147569A1 (en) * 2005-01-03 2006-07-06 Hsiang-Fu Kung Anti-depression formulations
US20070128137A1 (en) * 2005-12-02 2007-06-07 Naohisa Yoshimi Water in oil emulsion compositions containing siloxane elastomers
US20070196344A1 (en) * 2006-01-20 2007-08-23 The Procter & Gamble Company Methods for identifying materials that can help regulate the condition of mammalian keratinous tissue
US20070274932A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-29 The Procter & Gamble Company Water in oil emulsion compositions containing sunscreen actives and siloxane elastomers
EP2018148A2 (en) * 2006-05-15 2009-01-28 The Procter and Gamble Company Method of enhancing penetration of water-soluble actives
US20080038360A1 (en) * 2006-08-11 2008-02-14 Joseph Michael Zukowski Personal care composition
US20080057015A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Oblong John E Hair care compositions, methods, and articles of commerce that can help maintain a longer lasting hair style appearance
KR101352363B1 (ko) * 2007-02-28 2014-02-05 (주)아모레퍼시픽 현삼추출물을 유효성분으로 함유하는 피부 보습용 외용제조성물
US20090011035A1 (en) * 2007-07-03 2009-01-08 Joseph Michael Zukowski Personal care composition
WO2010099613A1 (en) * 2009-03-03 2010-09-10 Viva Pharmaceutical Inc. Plant extract compositions for prevention and treatment of influenza
US8685472B2 (en) 2010-03-01 2014-04-01 Access Business Group International Llc Skin whitening composition containing chia seed extract
WO2012050763A2 (en) 2010-09-29 2012-04-19 Access Business Group International Llc Chia seed extract and related method of manufacture
WO2014093748A1 (en) 2012-12-14 2014-06-19 The Procter & Gamble Company Antiperspirant and deodorant compositions
JP6798030B2 (ja) * 2016-09-06 2020-12-09 シンファー ティアン−リー ファーマシューティカル カンパニー リミテッド(ハンツォウ)Sinphar Tian−Li Pharmaceutical Co., Ltd. (Hangzhou) 皮膚ケアおよび/または創傷治癒促進における松塊抽出物およびその有効成分の使用
CN117462437B (zh) * 2023-11-10 2024-07-30 佛山天韵化妆品科技有限公司 一种适用敏感皮肤的贻贝蛋白组合物

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3010878A (en) * 1959-09-08 1961-11-28 Olin Mathieson Process for the production of eburicoic acid
US3369032A (en) * 1966-10-31 1968-02-13 Squibb & Sons Inc Methyl-3beta-acetoxy-16-ketoburico-8, 24(28)-dien-21-oate
JPS6078910A (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 Kanebo Ltd 皮膚化粧料
JPS60258104A (ja) * 1984-06-06 1985-12-20 Inahata Koryo Kk 保湿性化粧料組成物
JP2559749B2 (ja) * 1987-07-31 1996-12-04 ポーラ化成工業株式会社 発毛・育毛促進料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297382A (ja) * 2006-03-21 2007-11-15 Access Business Group Internatl Llc 皮膚の反応を軽減する方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0706368A1 (fr) 1996-04-17
EP0706368B1 (fr) 2000-10-18
ES2153858T3 (es) 2001-03-16
US5716800A (en) 1998-02-10
WO1995001159A1 (fr) 1995-01-12
FR2708466A1 (fr) 1995-02-10
FR2708466B1 (fr) 1995-10-27
DE69426156T2 (de) 2001-05-17
DE69426156D1 (de) 2000-11-23
JP3670279B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3670279B2 (ja) ポリア・ココス・ウルフ菌抽出物を含有する抗アクネ組成物
EP1732500B1 (en) Cosmetic composition and method for retarding hair growth
US5514374A (en) Cosmetic or pharmaceutical composition containing a black horehound extract
CN113164797B (zh) 聚伞岩蔷薇提取物的新型化妆品和皮肤病学用途
KR101928797B1 (ko) 컴파운드 k를 함유하는 피부 외용제 조성물
US20140356468A1 (en) Composition containing paper mulberry extracts
JP2001288066A (ja) 皮膚バリアー機能改善剤
KR101917774B1 (ko) 블랙커민씨드 추출물을 유효성분으로 포함하는 화장품 보존용 조성물
EP1069883B1 (en) Self-tanning compositions comprising cholesterol sulphate and DHA
US20240148632A1 (en) Topical compositions containing n-acyl dipeptide derivatives and glycolic acid
KR101939112B1 (ko) 진세노사이드 f1을 함유하는 피부 외용제 조성물
CN116440048A (zh) 一种复合视黄醇组合物及其制备方法和应用
CN107898656B (zh) 含有人参皂苷rf的皮肤外用剂组合物
JP2000229835A (ja) くすみ改善用の化粧料
JPH1160450A (ja) 養毛剤
JPH1029922A (ja) 皮膚外用剤
JP2000302636A (ja) 化粧料
KR101909533B1 (ko) 진세노사이드 f1을 함유하는 피부 외용제 조성물
EP1080719A2 (en) Methods for potentiation of efficacy of topical actives by mono-acyl-(lyso)-glycerophosholipids
DE102004041876A1 (de) Verwendung eines Extraktes aus Rhodiola crenulata
KR101128477B1 (ko) 여드름 개선용 화장료 조성물 및 그 제조방법
KR20010057429A (ko) 우솔릭산을 함유하는 화장료 조성물
JPH10130133A (ja) 皮膚化粧料
CN117427008A (zh) 昙花提取物及其应用
KR20180042193A (ko) 플로랄진세노사이드를 함유하는 피부 외용제 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080422

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100422

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100422

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees