JPH0851189A - キャパシタを製造するための方法 - Google Patents

キャパシタを製造するための方法

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JPH0851189A
JPH0851189A JP7109464A JP10946495A JPH0851189A JP H0851189 A JPH0851189 A JP H0851189A JP 7109464 A JP7109464 A JP 7109464A JP 10946495 A JP10946495 A JP 10946495A JP H0851189 A JPH0851189 A JP H0851189A
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ions
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implanted
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JP7109464A
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Mohammed Anjum
モハンメド・アンジューム
Klaus H Koop
クラウス・エイチ・クープ
Maung H Kyaw
マウン・エイチ・キャウ
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Advanced Micro Devices Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電層および絶縁層が堆積ではなく注入よっ
て形成される増加キャパシタ構成を提供する。 【構成】 導電領域が異なる深さで注入されかつ絶縁領
域が導電領域間に注入され導電プレートおよび中間の誘
電体材料を形成する。堆積ではなく注入によって、誘電
体材料はピンホールをなくし従来の誘電体より薄く構成
され、酸化膜の不在のためにより高い誘電率(k)を伴
なう。さらに、アニールステップの間に生じるクロス拡
散は誘電性/導電性接続面のテクスチュア化を可能にす
る。テクスチュア化は、キャパシタの表面領域の増加に
対応し、同様に、誘電率の増加、誘電体厚みの低減、キ
ャパシタのキャパシタンス値の増加に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、集積回路製造に関し、より
特定的には、増加面積およびポリシリコン材料内の導電
層および絶縁層の注入によって形成された誘電体を有す
るキャパシタに関する。
【0002】
【関連技術の背景】キャパシタは、電気エネルギを蓄積
することができる電子部品である。キャパシタは互いに
誘電体によって絶縁された2つの導電プレートから成
る。キャパシタンス値は以下の公式によって決定され
る。
【0003】C=kA/t 上式において、C=クーロン/ボルト(ファラッド)、
k=絶縁体の誘電率、A=プレートの対向面積、および
t=誘電体の厚さである。
【0004】キャパシタは多くの方法において構成され
得る。プレートおよび隣接する誘電体はプラナ形状、ト
レンチ形状、スタック形状、またはフィン形状をとり得
る。プラナキャパシタは1対の平面状導体間に置かれた
誘電体を含み、導体はポリシリコンおよび/またはシリ
コンであり得る。ポリシリコンおよびシリコンは、一般
的に基板トポグラフィ上またはその近くに形成される。
プレートの各側は、接続を完成すべく基板上に形成され
た他の能動素子に電気的に接続される。高密度のアプリ
ケーションでは、キャパシタは、時々、絶縁領域および
導電領域が基板にわたってというよりむしろ基板中に延
びるようなトレンチに配置される。それによってトレン
チキャパシタはプレートの面積よりむしろ誘電体および
隣接するプレートの厚みにほぼ等しい基板面積を占め
る。基板面積を保存すべき別の方法は、トランジスタが
接続されるところの頂部上にキャパシタを積層すること
である。キャパシタの積層化は有効に面積の確保が重大
であるDRAMアプリケーションに導入されている。以
下で説明される「キャパシタ」は絶縁材料によって互い
に間隔をあけられた導電性プレートを含み、プレートお
よび絶縁材料はプラナ、トレンチ、またはスタック構成
に配列される。
【0005】キャパシタンス値Cの試験は、キャパシタ
ンスを増加させるためには、誘電率kおよび/または面
積Aが増やされるかまたは逆に、厚みtが低減されなけ
ればならないことを示す。大半のプレート型キャパシタ
は窒化シリコンを好ましい誘電体材料として利用する。
窒化シリコンは一般的に化学気相成長(CVD)チャン
バで下部導電プレート上に堆積される。高温の窒化シリ
コンの調製に使用されるCVD反応は以下のとおりであ
る。 3SiH4 +NH3 →Si3 4 +12H2 。窒
化シリコンは比較的、酸素(ならびにリンおよびホウ
素)を浸透させず、プレート間の拡散に対して効率のよ
いバリアを与える。より重要なことには、窒化シリコン
は、たとえば二酸化シリコンより非常に高い誘電率Kを
有する。窒化シリコンは好ましい誘電体である一方、窒
化物を通って延び得るまたは延び得ない多くのピンホー
ルをしばしば現わし得る。使用されるCVD技術にかか
わらず、窒化シリコンは他の誘電体よりピンホールの影
響を依然としてより受けやすい。堆積の結果から生じる
ピンホールは、確実に導電プレートが互いにショートし
ないようにするために回避されなければならない。
【0006】設計者が誘電体の厚みtを低減することに
よってキャパシタンスを増やすことを望むならば、彼ま
たは彼女はピンホールの問題を処置しなければならな
い。窒化シリコンの堆積された層が薄くなるにつれ、災
いとなるピンホールとなる傾向が増大する。このため、
誘電率増加(厚み縮小)とピンホールの存在との間にト
レードオフが存在する。現存の窒化シリコン層はある誘
電体の厚みを要し、この誘電体はピンホールの実質的な
発生を回避するために一般的に100Åより大きい下部
プレート上に置かれる。窒化シリコンが堆積された後、
ウェット酸化ステップがピンホールを充填すべく使用さ
れる。その後、たとえばポリシリコンの第2の導電プレ
ートが窒化シリコン誘電体上にわたって堆積されプレー
ト型キャパシタ構成を完成する。したがって、従来のキ
ャパシタは4つの堆積ステップを利用する。すなわち、
第1の導電性堆積ステップ、その後に絶縁性堆積ステッ
プが続き、その後ウェット酸化膜ステップが、そして第
2の導電性堆積ステップが続く。すべての4つのステッ
プは、2つの別々のマスキングステップおよびフォトリ
ソグラフィステップを必要とし、それによって製造処理
がさらに複雑になる。さらに、プレート型構造の結果、
比較的厚い導電層および絶縁層の組合せとなり、それが
均一な基板表面上に置かれれば、実質的に回路トポグラ
フィは益々不均一になる。上層の酸化膜の選択的除去お
よび/またはスピンオングラス(SOG)のアプリケー
ションを含む、それに続く平坦化ステップは上部表面を
再平坦化するべく必要とされる。
【0007】誘電率Kの増加および/または厚みtの減
少に加えて、キャパシタンスCは面積Aを増加させるこ
とによって増大され得る。最近の研究は組織化の面積に
関して行なわれており、そこで付加的な面積が絶縁層と
その隣接する導電層の1つとの間の接続面で与えられ
る。具体的には、導電層が導電(一般的にはポリシリコ
ン)層の上部表面上に犠牲酸化膜を成長させることによ
って堆積された後に導電層は組織化され得る。酸化膜成
長に先行する下層ポリシリコンのドーピングは酸化膜成
長速度を増大し、特定の温度で行なわれるときには、酸
化膜が成長する領域の粗さまたはテクスチュアに繋が
る。堆積されたポリシリコンの露出表面上で成長した酸
化膜はその後取除かれ、粗いまたはテクスチュア化した
上部表面を残し、その上に窒化シリコンが続いて置かれ
る。キャパシタ表面面積を増加するためのポリシリコン
テクスチュア化の方法は、ファザン(Fazan )らへの米
国特許Nos.5043780、ガーン(Ghan)らへの
5082797、タートル(Tuttle)への510283
2、サンジュ(Sandhu)への5138411、ウェン
(Wen )への5191509、およびアーマッド(Ahma
d )らへの5208176で十分に研究されかつ述べら
れている。上のすべてはテクスチュア化の重要性を教示
しているが、テクスチュア化されるべきポリシリコン層
の堆積に続いて誘電体およびその上の別のポリシリコン
の堆積に即している。上述の理由のために、別々の層の
堆積は時間を浪費し、コストが高くつき、煩わしいだけ
ではなく、窒化シリコン堆積の前のテクスチュア化され
たポリシリコン上に生じる大きな汚染および誘電体に存
在するピンホールの機会を増やす。誘電体内に存在する
どのピンホールも(ピンホールに繋がり得る)汚染も、
テクスチュア化の利点にかかわらずキャパシタの性能に
悪い影響を及ぼす。したがって、各層(導電層および絶
縁層)の堆積なしにキャパシタが形成される処理方法を
提供することは有利であり得る。さらに、ピンホール、
汚染、および1層ずつの堆積に関連の付加的処理ステッ
プの不利益を被ることなくテクスチュア化された接続面
で誘電体として窒化シリコンの利益を得ることがさらに
望ましい。
【0008】
【発明の概要】上で略述された問題は、この発明の改良
されたキャパシタの処理/方法によって大部分解決され
る。すなわち、その製造処理は、複数層の堆積によって
ではなく単一のポリシリコン層への不純物注入によって
全面的に形成されるキャパシタを含む。具体的には、こ
の発明のキャパシタ構造は、注入された絶縁層の対向両
面に導電層を注入することによって形成され、絶縁層は
従来の絶縁層よりも実質的により薄く、その絶縁層は窒
化シリコンの利点を利用する。注入エネルギおよびドー
ズの慎重な選択によって、キャパシタが、窒素の注入さ
れた絶縁層に隣接するリンの第1の導電層を注入するこ
とにより形成されることが可能になる。その後、プレー
ト型キャパシタ構造を完成すべくリンの導電層は窒素層
の近くにかつ第1の導電層の反対側に注入される。キャ
パシタは、リン原子および窒素原子をシリコン原子側へ
熱ドライブすることによって活性化する。ポリシリコン
バルク内の窒素原子の適切な配置により、続く窒化シリ
コン誘電体の厚みに対するより正確な制御が可能にな
り、さらに窒化シリコンが均一な態様でリン層間の全領
域に沿って延びることが確実になる。このようにして、
(窒素注入源からの)窒化シリコンが比較的薄くなり、
従来の注入のない1層ずつの堆積技術においてしばしば
遭遇したピンホールおよび汚染が実質的になくなる。さ
らに、従来のウェット酸化ステップ、マスクなどは回避
される。理論に縛られることなしに、テクスチュア化は
アニール処理の間に生じ、それによってリン原子および
窒素原子が絶縁層と導電層との間の接続面を介して拡散
し、前記層間にテクスチュア化された粗いまたは不均等
な境界線を形成することを仮定されたい。クロス拡散か
ら生じる不均等な境界線は、キャパシタの利用可能な面
積の増加を可能にし、それによって従来のテクスチュア
化の利点を享受するが、それに関連の問題は伴なわな
い。
【0009】概括的に言えば、この発明は、半導体基板
上の上部表面トポグラフィを形成するステップと、その
後で上部表面トポグラフィの上にポリシリコン層を堆積
するステップとを含むキャパシタを製造するための方法
を考慮する。第1の複数のリンイオンはその後、ポリシ
リコン層にポリシリコン層の上部表面に対して第1の深
さで濃度ピーク密度まで注入される。第1の複数のポリ
シリコンイオンは、ポリシリコン層の領域を無定形化す
るに十分なビームエネルギで第1の深さよりもより大き
い深さまで注入される。複数の窒素原子がその後ポリシ
リコン層にポリシリコン層の上部表面に対して第2の深
さで濃度ピーク密度まで注入される。第2の深さは第1
の深さよりも小さく、窒素イオンは窒素イオンチャネリ
ングを回避すべく無定形化された領域内だけで第1の深
さと等しいまたはそれより小さい深さまで注入される。
第2の複数のポリシリコンイオンがその後ポリシリコン
層にポリシリコンの上部表面に対して第3の深さで濃度
ピーク密度まで注入される。第3の深さは第2の深さよ
りも小さく、第2の複数のリンイオンは第2の深さと等
しいかまたはそれより大きい深さまで第2の複数のリン
イオンのチャネリングを回避すべく前記無定形化された
領域内だけに注入される。ポリシリコン層はその後、シ
リコン原子と結合されかつ注入された第1および第2の
複数のリンイオンの導電性第1および第2のリン層間に
構成された注入された窒素イオンの絶縁性窒化シリコン
層を含むキャパシタを形成するように熱ドライブされ
る。窒化シリコン層と両方のリン層との間の接続面は、
その接続面の窒化シリコンおよびリンの拡散の結果とし
てテクスチュア化され、さらに、窒化シリコンは、窒化
シリコン内の導電経路が実質的になくなるように拡散位
置を占有する。
【0010】上部表面トポグラフィは、基板上のフィー
ルド酸化膜およびゲート酸化膜を成長させ、フィールド
酸化膜およびゲート酸化膜上に導体を堆積し、導体上に
誘電体を堆積することによって形成される。誘電体は、
ポリシリコン導体を上層のキャパシタ化から電気的に離
すように基板上部表面およびポリシリコン上部表面上に
形成された酸化膜を含み得る。
【0011】アニーリングステップ(熱ドライブステッ
プ)は一般的に、ポリシリコン層を600℃を超える温
度に数秒を超える時間の間さらすステップを含む。ポリ
シリコン層の加熱の結果、無定形化領域が再結晶化し、
窒素原子およびシリコン原子の結合が接続面で拡散す
る。さらに、窒素はシリコン原子と結合して、3.0よ
り大きい誘電率を有する窒化シリコンを形成する。接続
面の拡散がテクスチュア化された界面を可能にしさらに
キャパシタの表面面積増大を提供する。さらに、窒化シ
リコン絶縁層は隣接する導電層間の導電経路またはピン
ホールを実質的になくす。誘電体を堆積するのではなく
それを注入することによって、誘電体は事実上ピンホー
ルをなくし適切な誘電率を有する。
【0012】このはつの他の目的および利点は、以下の
詳しい説明を読み添付図面を参照するとき明らかになる
であろう。
【0013】この発明は様々な修正および代替的形態の
余地はあるが、この発明の実施例は図面の例として示さ
れておりここで詳しく述べられる。しかしながら、それ
への図面および説明はこの発明を開示された特定の形態
に限定することは意図されておらず、この発明は前掲の
特許請求の範囲によって規定されるこの発明の精神およ
び範囲内にある修正、均等物および代替物を含むことが
意図されていることを理解されたい。
【0014】
【この発明の詳しい説明】図面を参照して、図1は半導
体基板10の断面図であり、その上に上部表面トポグラ
フィ12が形成される。基板10は、n型またはp型い
ずれかであってMOSまたはバイポーラ技術において既
知の様々な逆ドープされたウェル領域を含み得る。トポ
グラフィ12は、少なくとも1つのフィールド酸化膜領
域14および少なくとも1つのゲート酸化膜領域16を
含む。フィールドおよびゲート酸化膜14および16の
上には、それぞれ、導体18が堆積される。導体18は
多結晶(ポリシリコン)を含む何らかの導電性材料から
成り得る。活性領域の導体18は、自己整合ソース/ド
レイン領域またはエミッタ/コレクタ領域20を注入す
るためのテンプレートを形成する。
【0015】上部表面トポグラフィ12は多くの山およ
び谷を含みその上にそれに続く層が堆積される。山およ
び谷は上部表面の平坦化においてかなりの不均等になり
得る。図2に示されているようにこの発明に従えば、上
部表面上に多くの層を堆積しある場合には比較的薄い層
を堆積しなければならないのではなく、1つのみの厚い
ポリシリコン層22が堆積される。ポリシリコン層22
は例示の実施例に従えば、およそ1000Åの厚さであ
って化学気相成長(CVD)技術に従って堆積される。
比較的小さな粒度を維持するために、CVDはおよそ5
00℃〜600℃で加熱されたチャンバ内で生じる。適
切な温度は、粒度を最小にするために選択されるがポリ
シリコン22の抵抗率を実質的に増やすほど小さくはな
い。図2に示されているように、ポリシリコン22はト
ポグラフィ12の全表面にわたって堆積され、先立って
成長した酸化膜層24によって導体18から絶縁され
る。
【0016】図3を参照して、続く処理ステップが示さ
れており、上部表面ポリシリコン22が第1の複数のリ
ンイオンP1 を受取る。リンイオンP1 は、イオン注入
装置、好ましくは中−低エネルギ注入装置から注入され
る。リンイオンP1 はチュング(Cheung)の「ULSI
処理のためのプラズマ強化イオン注入」(“Plasma imm
ersion ion implantation for ULSI processing ”)、
Trends & Applications 、1991年、pp.811−
820(ここに引用により援用する)に一般的に説明さ
れているプラズマ強化注入技術を使用して注入される。
プラズマ強化注入は、矢印26によって示されるように
基板10に垂直な領域および基板10に対してある角度
をなす領域への均一注入も可能にする。プラズマ強化技
術を使用することによって、リンイオンP1 が不均等な
ポリシリコン層22に沿って均等に注入される。好まし
くは、注入されたイオンがおよそ1×1015原子/cm
2に等しいかまたはそれより大きいドーズ量をポリシリ
コン22内で達成するように選択されたビーム電流およ
び時間期間でリンイオンが加速される。さらに、イオン
がポリシリコン22内でポリシリコン22の上部表面に
対しておよそ520Åの第1の深さ28で注入されるよ
うにリンイオンはおよそ40kevのエネルギで注入さ
れる。ピーク濃度は、およそ1.9×1022/cm-3
等しくΔRp=207Åで現れる。ポリシリコンの「上
部表面」は、注入されたイオンが最初にポリシリコンに
当たる表面として規定される。このようにして、上部表
面は、露出表面が基板10と平行であるかまたはそれと
ある角度をなして配列されているかにかかわらず、露出
上部表面を含む。
【0017】リンイオンP1 はドーパント原子をポリシ
リコン22に注入するために必要である。少数のキャリ
アが以下で説明されるアニールステップによって続いて
活性化される。リンイオンP1 が注入された後、次の処
理ステップが、図4に示されているように、先立って堆
積されたリン層に隣接する絶縁層を形成するために必要
である。図4は、窒素イオンNを受取るように構成され
たシリコン22の断面図を示す。窒化イオンは、注入位
置でシリコン原子との結合を引続きもたらすためにプラ
ズマ強化技術に従ってかなり高いドーズ量まで注入さ
れ、シリコンと窒素との結合は化学当量のまたはそれに
近い割合で窒化シリコンを形成する。好ましくは、窒素
イオンは、およそ5×1015原子/cm2 のドーズ量で
2.4kevの注入エネルギで注入される。注入エネル
ギは、注入された窒素の濃度ピーク密度が上部表面ポリ
シリコン22に対して第2の深さ30にあるように選択
される。ピーク濃度はおよそ3.9×1023cm3 に等
しく現れ、ΔRpはおよそ51Åに等しい。第2の深さ
30は上部表面から測定するとおよそ80Åであって、
第1の深さ28より小さい。
【0018】図5に示されているように、窒素イオンが
第2の深さ30で注入された後、第2の複数のリンイオ
ンP2 がポリシリコン22に第3の深さ32まで注入さ
れる。リンP1 および窒素イオンNと同様にリンイオン
2 は、ターゲット表面の上部表面構成または注入の角
度にかかわらずポリシリコン22内の均等な注入を確実
にするためにプラズマ強化技術に従って注入される。リ
ンイオンP2 はおよそ1×1013原子/cm2 のドーズ
量で0.5kevの注入エネルギで注入される。注入エ
ネルギは、第3の深さ32の濃度ピーク密度がポリシリ
コン22の上部表面から測定すると22Åの深さにある
ように選択される。ピーク濃度はおよそ3.1×1021
cm3 に等しく現れ、ΔRpはおよそ13Åに等しい。
図3−5から理解されるように、第1の深さ28は第2
の深さ30より大きく、第2の深さ30は第3の深さ3
2より大きい。3つの注入ステップの注入エネルギおよ
びドーズ量を慎重に制御することによって、以下で説明
されるように導電層間に薄い絶縁層がおかれた状態で高
い性能のキャパシタが形成され得る。記述されたドーズ
量、深さ、エネルギ、およびΔRpは、一実施例に関す
る単なる例示であって、全構造が相対的割合および深さ
(第1、第2、および第3の深さ)に帰するならば、変
更されることができる。
【0019】図6を参照して、第1の複数のリンイオン
1 のイオン濃度および深さのグラフが示されている。
リンイオンP1 は第1の深さ28に対応する濃度ピーク
密度34で注入される。(「範囲」または「R」として
しばしば言及される)深さ28は、核Sn および電子S
c 停止力の結果から生じる増加エネルギ損失によって決
定される。(最大濃度点を中心とする)突き出た範囲
は、その平均値を特徴としさらに入射イオンの方向の標
準偏差またはΔRpを特徴とする。標準偏差の後半項は
時々「散在」として特徴づけられる。一般的に、標準偏
差は、注入エネルギが増加するにつれ、かつ注入された
種の原子番号が増加するにつれ減少する。典型的には、
より軽いイオンは、重いイオンよりも低エネルギでより
大きな相対的分散を有する。リンは、窒素より重いの
で、窒素よりもより少ない標準偏差を示す。それでも、
図6に示されたリンイオンP1 の濃度曲線密度は全面的
にガウス的というわけではない。その代わりに、テール
36は注入の順方向のイオン散在を示す。順方向のイオ
ン散在はしばしばイオン「チャネリング」としての特徴
づけられる。チャネリングは周知の現象であって半導体
格子を介してエネルギ損失が最小である領域に沿ったイ
オンの移動の結果から生じる。チャネル化されたビーム
の結果、テール36によって示されているように浸透深
度が非常に増加する。チャネリングは、イオンが単結晶
格子または多結晶格子に注入されるときはいつでも広範
に行なわれる。格子が無定形化された後または「予め無
定形化された」後には、イオンがチャネル化され得る規
定されたパターンがないのでチャネリングは顕著でなく
なる。第1の複数のリンイオンP1 の高エネルギ注入は
斜線を引かれた領域38の格子構造を無定形化するまた
は「予め無定形化する」。無定形化された領域38は、
その後、それに続く注入が生じるときはいつでもチャネ
リングおよびそれからのテール効果を回避するまたは実
質的に最小にするように好都合に使用される。
【0020】図7を参照して、第1および第2の複数の
リンイオンP1 およびP2 ならびに複数の窒素イオンN
のイオン濃度および深さのグラフが示されている。リン
イオンP1 の第1の深さ28への高エネルギ注入が無定
形化された領域38を形成し、そこにそれに続く窒素N
およびリンP2 のイオンが注入される。窒素イオンが濃
度ピーク密度で第2の深さ30で注入され、それは第1
の深さ28よりも小さい。その後、リンイオンP2 は濃
度ピーク密度で第2および第1の深さ30および28よ
りも小さい第3の深さ32で注入される。
【0021】この発明の重要な利点は、第2の深さ30
を中心とした薄い誘電体層を形成するのに必要な窒素の
注入である。チャネリングまたはテールの影響がたとえ
あってもほとんどないように窒素イオンNは無定形化さ
れた領域38に注入される。特に、注入のエッジまたは
最も深い部分は、窒素が予め無定形化されていないポリ
シリコンに注入される場合よりも注入された窒素が実質
的により少ない。このため、窒素は図7の仮線で示され
ているようなテール40を形成することはない。予め無
定形化されていないポリシリコンへのP1 の注入によっ
て形成されたテール36とは異なって、無定形化領域3
8に注入された窒素およびリンP2 のテールは実質的に
ない。続いて注入された窒素NおよびリンP2 において
テールがないために注入された領域間の微細境界線が確
実になり、その結果、注入された領域は互いに重なり合
わない。絶縁層および導電層を形成する注入された領域
は、その後に続くアニールが、得られた層の導電性およ
び絶縁性の特性を減らさないように、互いに離れた状態
であることが重要である。
【0022】図8を参照して、無定形化領域38を再結
晶し、かつ注入ステップによって引起こされた格子の損
傷を完全に熱処理でなくすようにアニーリングステップ
が使用される。熱を基板10に与えることによって、ト
ポグラフィ12、複合(注入された)ポリシリコン層2
2はキャパシタの特性を帯びる。すなわち、注入された
リンイオンP1 およびP2 は電流がたとえばそこに接触
している金属層44を介して供給されると電気的に活性
化し、導通する。第2の深さ30およびそれの周りの高
い密度の窒素原子がシリコン原子と結合すると化学当量
のまたはそれに近い割合の窒化シリコンを形成する。窒
化シリコンが注入から導出されるにもかかわらず、堆積
された薄い膜の窒化シリコンと同じ利点を達成する。し
かしながら、注入された窒化シリコンは、従来の窒化シ
リコン層にはしばしば存在するピンホールがない。さら
に、窒化物は非常に小さな標準偏差で注入されかなり薄
い窒化シリコン層を達成する。窒化シリコン層はこの例
では厚さが50Åかまたそれより少ないかであり得る。
注入された窒化物のチャネリングまたはテーリングを最
小にすることによって、薄い窒化シリコン誘電体形成が
確実にされる。窒化シリコンは好ましくはポリシリコン
22の厚みの真ん中近くの層46として形成される。エ
ネルギを非常に少ない量に低減することによって、窒素
のピークキャリア濃度は1×1022より大きいかまたは
それに等しい所与のドーズ量のために非常に高い。
【0023】図9を参照して、注入されたリンP1 およ
びP2 ならびに注入された窒素Nのアニールステップの
後のイオン濃度および深さの、グラフが示されている。
窒素の濃度はリンイオンP1 およびP2 の濃度より高い
ままである。ピーク密度は低減され、実質的にそれぞれ
の導電領域および絶縁領域にわたって延びる。リンイオ
ンP1 は下部導電プレート48を形成し、リンP2 は上
部導電プレート50を形成し、窒素がシリコンと結合
し、中間絶縁材料52を形成する。導電プレート48と
絶縁材料52との間の接続点においてリン濃度のわずか
な減少がある。同様に、導電プレート50と絶縁材料5
2との間のインタフェースで、リン濃度のわずかな減少
が示されている。リンイオンP1 はソース/ドレインn
+ 領域を形成するために使用される。
【0024】リン濃度の減少の理由の一部は接続点での
窒素およびリンのクロス拡散に起因する。図10に示さ
れているように、接続面にわたる拡散が各領域間のテク
スチュア化された境界線を引起こす。テクスチュア化さ
れた接続面は絶縁領域と導電領域との間の表面を増大す
る。面積の増加は、テクスチュア化された接続点54に
よって示されているように、キャパシタンスの対応の直
接の増加を引起こす。図10の詳しい図面は、図8から
取られたポリシリコン22の小部分を示す。ポリシリコ
ン22の残りの部分は絶縁領域52と導電領域48およ
び50との間の同様のテクスチュア化を示す。この方法
は、絶縁領域および導電領域を堆積するのではなく注入
することによって、堆積によって引起こされた汚染を回
避しそれによってキャパシタの動作に悪影響を及ぼしや
すい絶縁領域のどのピンホールも最小にし得る。さらに
重要なことには、全キャパシタ構成は単結晶層から形成
され、それは好ましくはかなり薄くたとえばおよそ10
00Åである。
【0025】この発明の利益を有する当業者にはこの発
明がプレート型キャパシタを使用する集積回路を用いて
応用できると考えられ、さらにプレート型キャパシタは
プラナ、トレンチ、またはスタック型として構成され得
ることを理解されるであろう。さらに、示され開示され
たこの発明の形態は現在好ましい実施例として考えられ
ることもまた理解されたい。この開示の利益を有する当
業者には明らかであるように、様々な修正、および変更
が各々の処理ステップに特許請求の範囲で説明されたこ
の発明の精神および範囲を離れることなしになされ得
る。前掲の特許請求の範囲はすべてのそのような修正お
よび変更を含むことが解釈され、したがって、具体例お
よび図面か制限的な意味よりむしろ例示的な意味でみな
されることを意図されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った半導体基板の部分的上部表面
トポグラフィの断面図である。
【図2】この発明に従ったその上に堆積されたポリシリ
コン層を有する部分的上部表面トポグラフィの断面図で
ある。
【図3】この発明に従った第1の複数のリンイオンを受
取るように構成されたポリシリコン層の断面図である。
【図4】この発明に従った複数の窒素イオンを受取るよ
うに構成されたポリシリコン層の断面図である。
【図5】この発明に従った第2の複数のリンイオンを受
取るように構成されたポリシリコン層の断面図である。
【図6】この発明に従った第1の複数の注入されたリン
イオンのイオン濃度および深さのグラフ図である。
【図7】この発明に従った第1および第2の複数のリン
イオンおよび窒素イオンのイオン濃度および深さのグラ
フ図である。
【図8】この発明に従った上層のポリシリコン層および
パターン化金属接触が熱ドライブされた部分的上部表面
トポグラフィの断面図である。
【図9】この発明に従った注入されかつその後で熱ドラ
イブされた第1および第2の複数のリンイオンおよび窒
素イオンのイオン濃度および深さのグラフ図である。
【図10】この発明に従ったポリシリコンの注入された
導電層とポリシリコンの注入された絶縁層との間のテク
スチュア化された接続面を示す図8の面積10に沿った
詳しい図である。
【符号の説明】
12 上部表面トポグラフィ 22 ポリシリコン層 P1 第1の複数のリンイオン N 窒素イオン P2 第2の複数のリンイオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/108 21/8242 H01L 21/265 P 7735−4M 27/10 621 Z (72)発明者 モハンメド・アンジューム アメリカ合衆国、78747 テキサス州、オ ースティン、ジュピター・ヒルズ・ドライ ブ、10107 (72)発明者 クラウス・エイチ・クープ アメリカ合衆国、78621 テキサス州、エ ルギン、アール・1・ボックス・758・シ ィ(番地なし) (72)発明者 マウン・エイチ・キャウ アメリカ合衆国、78749 テキサス州、オ ースティン、ブラウン・ロック・トレイ ル、5907

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャパシタを製造するための方法であっ
    て、 半導体基板上に上部表面トポグラフィを形成するステッ
    プと、 前記上部表面トポグラフィの上にポリシリコン層を堆積
    するステップと、 第1の複数のリンイオンを前記ポリシリコン層に前記ポ
    リシリコン層の上部表面に対して第1の深さで濃度ピー
    ク密度まで注入するステップとを含み、前記第1の複数
    のリンイオンは前記ポリシリコン層の領域を無定形化す
    るに十分なビームエネルギで前記第1の深さまで注入さ
    れ、さらに、 複数の窒素イオンを前記ポリシリコン層に前記ポリシリ
    コン層の上部表面に対して第2の深さで濃度ピーク密度
    まで注入するステップを含み、前記第2の深さは前記第
    1の深さよりも小さく前記窒素イオンは前記第1の深さ
    より大きい深さへの前記窒素イオンのチャネリングを回
    避すべく前記無定形化された領域内だけに注入され、さ
    らに、 第2の複数のリンイオンを前記ポリシリコン層に前記ポ
    リシリコンの上部表面に対して第3の深さで濃度ピーク
    密度まで注入するステップを含み、前記第3の深さは第
    2の深さよりも小さく前記第2の複数のリンイオンは前
    記第2の深さよりも大きい深さへの前記第2の複数のリ
    ンイオンのチャネリングを回避すべく前記無定形化され
    た領域内だけで注入され、さらに、 複数のシリコン原子と結合して注入された第1および第
    2の複数のリンイオンの導電性の第1および第2のリン
    層間の窒化シリコンを形成する注入された前記窒素イオ
    ンの絶縁性窒化シリコン層を含むキャパシタを形成する
    ように、前記ポリシリコン層を熱ドライブするステップ
    を含み、前記窒化シリコン層と前記リン層との間の接続
    面は前記接続面を介する前記窒化シリコンとリンとの拡
    散の結果として組織化され、さらに、前記窒化シリコン
    の層内の導電経路が実質的になくなるように前記窒化シ
    リコンは前記窒化シリコンの層内の拡散位置を占有す
    る、キャパシタを製造するための方法。
  2. 【請求項2】 上部表面トポグラフィを形成する前記ス
    テップは、前記基板上に成長するフィールド酸化膜領域
    およびゲート酸化膜領域を含み、前記フィールド酸化膜
    およびゲート酸化膜上に導体を堆積し、前記導体上に誘
    電体を堆積するステップを含む、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 第1の複数のリンイオンを注入する前記
    ステップは、 リン元素をイオン化し、 1×1015原子/cm2 を超えるドーズ量で40kev
    の注入エネルギでリンイオンを加速するステップを含
    み、ポリシリコン内に原子として存在する第1の複数の
    リンイオンは250Åの深さにある、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の窒素イオンを注入する前記ス
    テップは、 窒素元素をイオン化し、 窒素イオンを5×1015原子/cm2 のドーズ量で2.
    4kevの注入エネルギで加速させるステップを含み、
    原子としてポリシリコン内に存在する第1の複数のリン
    の濃度ピーク密度は80Åの深さにある、請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の複数のリンイオンを注入する
    ステップは、 リン元素をイオン化し、 リンイオンを1×1013原子/cm2 のドーズ量で0.
    5kevの注入エネルギでリンイオンを加速するステッ
    プを含み、原子としてポリシリコン内に存在する第1の
    複数のリンイオンの濃度ピーク密度は22Åの深さにあ
    る、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記熱ドライブステップは、 前記ポリシリコン層を600℃を超える温度に数秒を超
    える時間の間さらし、 この前掲のステップから、前記定形化された領域を再結
    晶化しかつ前記窒素をシリコン原子に対して拡散させて
    3.0より大きい誘電率を有する前記窒化シリコンの形
    成を結果として生じるステップを含む、請求項1に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 選択的に前記ポリシリコン層を除去しか
    つ前記ポリシリコン層の上部表面の領域上にコンタクト
    ウィンドウを形成するステップと、 前記リン層の1つへの電気的接続を完成すべく金属層を
    前記コンタクトウィンドウに堆積するステップとをさら
    に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 複数の窒素イオンおよび第1および第2
    の複数のリンイオンを注入する前記ステップは、プラズ
    マ強化を使用する注入を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 キャパシタを製造するための方法であっ
    て、 上部表面トポグラフィを半導体基板上に形成するステッ
    プと、 ポリシリコン層を前記上部表面トポグラフィ上に堆積す
    るステップと、 第1の複数のリンイオンを前記ポリシリコン層の上部表
    面に対して520Åの第1の深さで濃度ピーク密度ま
    で、1×1015原子/cm2 を超えるドーズ量でかつ前
    記第1の深さよりも大きい深さまで前記ポリシリコン層
    の領域を無定形化するに十分な40kevの注入エネル
    ギで注入するステップと、 複数の窒素イオンを前記ポリシリコン層の上部表面に対
    して80Åの第2の深さで濃度ピーク密度まで、5×1
    15原子/cm2 のドーズ量でかつ2.4kevの注入
    エネルギで注入するステップとを含み、前記窒化シリコ
    ンは前記第1の深さよりも大きい深さへの前記窒素イオ
    ンのチャネリングを回避すべく前記無定形化された領域
    内だけに注入され、さらに、 第2の複数の窒素イオンを濃度ピーク密度まで前記ポリ
    シリコン層の上部表面に対して22Åの第3の深さで、
    1×1013原子/cm2 のドーズ量で0.5kevの注
    入エネルギで注入するステップを含み、前記第2の複数
    のリンイオンは第2の深さよりも大きい深さへの前記複
    数のリンイオンのチャネリングを回避するように前記無
    定形化された領域内だけに注入され、さらに、 シリコン原子と結合され、かつ注入された第1および第
    2の複数のリンイオンの導電性第1および第2のリン層
    間に構成された注入された窒素イオンの絶縁性窒化シリ
    コン層を含むキャパシタを形成するように、前記ポリシ
    リコン層を熱ドライブするステップを含み、前記窒化シ
    リコン層と前記リン層との間の接続面は前記接続面を介
    する窒化シリコンおよびリンの拡散の結果として組織化
    され、さらに、前記窒化シリコン内の導電経路が実質的
    になくなるように前記窒化シリコンが前記導電性窒化シ
    リコン層内の拡散位置を占有する、キャパシタを製造す
    るための方法。
  10. 【請求項10】 上部表面トポグラフィを形成する前記
    ステップは、フィールド酸化膜領域およびゲート酸化膜
    領域を前記基板上で成長させ、導体を前記フィールド酸
    化膜およびゲート酸化膜上に堆積し、さらに誘電体を前
    記導体上に堆積するステップを含む、請求項9に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 前記リン層と前記窒化シリコンとの間
    の前記組織化された接続面の結果前記キャパシタの面積
    は増加する、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記導電性窒化シリコンはその中に導
    電経路が実質的にない、請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記熱ドライブステップは、前記ポリ
    シリコン層を600℃を超える温度に数秒を超える時間
    の間さらし、これにより、3.0より大きい誘電率を有
    する前記窒化シリコンを形成するように前記無定形化さ
    れた領域を再結晶化し前記窒素をシリコン原子に対して
    拡散するステップを結果として得るステップを含む、請
    求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ポリシリコン層を選択的に除去し
    かつ前記ポリシリコン層の上部表面の領域上にコンタク
    トウィンドウを形成するステップと、 前記リン層の1つへの電気的接続を完成すべく金属層を
    前記コンタクトウィンドウに堆積するステップとをさら
    に含む、請求項9に記載の方法。
  15. 【請求項15】 複数の窒素イオンならびに第1および
    第2の複数のリンイオンを注入する前記ステップはプラ
    ズマ強化に使用する注入を含む、請求項9に記載の方
    法。
JP7109464A 1994-05-09 1995-05-08 キャパシタを製造するための方法 Withdrawn JPH0851189A (ja)

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