JPH0851097A - プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法 - Google Patents

プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法

Info

Publication number
JPH0851097A
JPH0851097A JP18427394A JP18427394A JPH0851097A JP H0851097 A JPH0851097 A JP H0851097A JP 18427394 A JP18427394 A JP 18427394A JP 18427394 A JP18427394 A JP 18427394A JP H0851097 A JPH0851097 A JP H0851097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
plasma
material layer
layer
based material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18427394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Nagayama
哲治 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP18427394A priority Critical patent/JPH0851097A/ja
Publication of JPH0851097A publication Critical patent/JPH0851097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコン層と酸化シリコン層の多層積層膜
を、エッチングガスを切り替えることなく、同一のエッ
チング装置内で連続的にプラズマエッチングする。 【構成】 エッチングチャンバ内壁面の1部をSi系材
料層で構成し、Si系材料層の露出表面積を可変するシ
ャッタを設ける。CF系ガスをエッチングガスに用い
て、シリコン層、例えば多結晶シリコン配線7、8のエ
ッチング時はシャッタを閉め、酸化シリコン層4、5、
6のエッチング時はシャッタを開ける。 【効果】 プラズマ中のFラジカルをSi系材料層で捕
捉することにより、プラズマを構成するC原子とF原子
の比を制御し、各被エッチング層に最適のエッチング条
件を形成できる。エッチング条件の切り替えはシャッタ
の開閉のみであり、スループットが高い。本発明は高密
度プラズマ発生源を有するプラズマエッチング装置を用
い、さらにSi系材料層を加熱すれば効果は高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置等の製造分野
で適用されるプラズマエッチング装置およびプラズマエ
ッチング方法に関し、さらに詳細にはシリコン層と酸化
シリコン層の積層膜を連続的にエッチングする場合に用
いて好適なプラズマエッチング装置およびプラズマエッ
チング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の高集積度化、高
性能化が進展するに伴い、その最小デザインルールはハ
ーフミクロンからクォータミクロンが採用されつつあ
り、プラズマエッチングの分野でも、微細化を可能とす
る高精度の加工技術が要求されている。
【0003】さらに最近のメモリ装置においては、SR
AMにあっては高抵抗負荷に代えてTFTを採用する動
きや、DRAMにあってはセル構造の複雑化にともな
い、多結晶シリコン配線が層間絶縁膜を介して3層、4
層に積層される多層配線構造が珍しくない。かかる多層
配線間の接続孔の数を大幅に低減する手法として、いわ
ゆるサイドウォールコンタクト(プラグイン配線)と呼
称される接続構造が提案されている。これは、最下層の
第1層多結晶シリコン配線等へのヴァイアホール開口時
に、第2層多結晶シリコン配線やさらに上層の第3層多
結晶シリコン配線を貫通して接続孔を形成し、ここに導
電性材料(プラグ)を埋め込むことにより、接続孔の側
壁部分で多層配線間の接続をとるものである。サイドウ
ォールコンタクトの採用により、各層の多結晶シリコン
配線への個々のヴァイアホール形成工程を省略できるた
め、デバイス構造とプロセスの両面から大幅な簡略化に
つながる長所を有する。サイドウォールコンタクトの報
告例としては、1990年IEEE Internat
ional Electron Devices Me
eting(IEDM 90)論文集、p59〜62
や、同じくIEDM 91論文集、p477〜480
に、いずれもSRAMの高集積化に利用した例が掲載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、層間絶縁膜
の構成材料は一般に酸化シリコンであり、SiO2 やこ
れに不純物を添加したPSG、BSGそしてBPSG等
のシリケートガラスが広く採用されている。これら酸化
シリコン系層間絶縁膜に接続孔を開口するためのプラズ
マエッチングには、CHF3 や、CF4 /H2 、CF4
/O2 あるいはCF4 /CHF3 混合ガス等、CF系化
合物を主体とするエッチングガスが用いられている。こ
れはCF系化合物中のC原子が還元性を有し、SiO2
層からO原子を引き抜き、原子間の結合エネルギがより
大きなC−O結合を生成し、Si−O結合を弱めたり切
断する作用があるためである。またSiO2 の主エッチ
ャントであるCF3 + を生成し、さらにはプラズマ中の
C原子とF原子の比を表すC/F比を高く制御すること
により、炭素系ポリマの堆積量を最適化し、側壁保護膜
を形成したり、レジストマスクや下地材料層に対する高
選択性を達成しうるといった様々の理由にもとづくもの
である。
【0005】この場合、下地材料層はシリコン基板の不
純物拡散層や、ポリサイドまたは多結晶シリコンによる
配線層であり、上述したCF系ガスを主体としたプラズ
マエッチングは、これらシリコンを主体とする層に対し
酸化シリコン層の高選択比エッチングを達成しうる。し
かしながら、前述したサイドウォールコンタクト構造に
おいては、酸化シリコン層と、多結晶シリコンのごとき
シリコン層が積層された多層膜を順次エッチングする必
要がある。このような構造に対し、上述したCF系化合
物を主体とするエッチングガスによるプラズマエッチン
グを適用した場合には、酸化シリコン層を開口して多結
晶シリコン層が露出した時点で当然エッチングが停止す
る。
【0006】多結晶シリコン層を続けてパターニングす
るためには、エッチングガス組成を切り替えたり、ある
いはさらに多結晶シリコン専用のエッチング装置に搬送
してここでエッチングすればよい。シリコンのエッチン
グにおいては、Cによる還元反応は不要であり、むしろ
シリコン層表面に炭素系ポリマが堆積してエッチングの
進行を阻害する。そこでシリコンのメインエッチャント
であるF* を多く供給するため、エッチングガスの組成
を替え、C/F比を小さく制御することがおこなわれ
る。しかし多層構造の加工においては、これらエッチン
グ条件の切り替えが多数回におよび、エッチング装置や
プロセスの複雑化等の問題を解決しない限り、サイドウ
ォールコンタクトを広く実プロセスに採用することは困
難である。
【0007】そこで本発明の課題は、シリコン層と酸化
シリコン層の積層膜を、エッチングガス組成を切り替え
たり、エッチング装置間を搬送することなく、同一のエ
ッチング装置内で連続的にエッチングする装置および方
法を提供することである。
【0008】また本発明の別の課題は、最終的に露出す
る最下層のシリコン層に対しては、高い選択比を確保し
た上で、しかも高いスループットをもって上記課題を達
成することである。
【0009】さらに本発明の別の課題は、サイドウォー
ルコンタクト構造を実デバイスに生産性良くとりこみ、
半導体装置の高集積化を達成することである。本発明の
その他の課題は、本願明細書および添付図面の説明によ
り明らかにされる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマエッチ
ング装置は、上述の課題を解決するために提案するもの
であり、1×1011/cm3 以上1×1014/cm3
満のプラズマ密度が得られるプラズマ発生源を有するプ
ラズマエッチング装置であって、このエッチングチャン
バ内に、プラズマとの接触面積が可変なSi系材料層を
配設することを特徴とするものである。また、このSi
系材料層の加熱手段をさらに有することが望ましい。S
i系材料層とプラズマとの接触面積を可変とする手段と
しては、エッチングチャンバの内壁面の少なくとも一部
をSi系材料層で構成するとともに、このSi系材料層
の露出表面積を可変とするシャッタを具備する構成とし
た。またSi系材料層とプラズマとの接触面積を可変と
するもう一つの手段としては、エッチングチャンバの内
壁面に沿って、Si系材料層を進退自在に配設するよう
にした。
【0011】本発明で用いるSi系材料層としては、単
結晶シリコン、多結晶シリコン、非晶質シリコン、Si
C、WSi2 を始めとする各種金属シリサイド、SiO
2 、SiON、Si3 4 、SiS2 等、F* (Fラジ
カル)を捕捉しうる各種材料を用いることができる。こ
れらSi系材料層を、エッチングチャンバ内壁面や、支
持基体上に各種CVDやスパッタリング、プラズマ溶射
等の手段により形成する。あるいは、予め板状に形成し
たこれらSi系材料層をエッチングチャンバ内壁面や、
支持基体上に固定して用いてもよい。板厚が厚い場合
や、棒状に加工したSi系材料層の場合は、Si系材料
層そのものをエッチングチャンバ内壁面に沿って進退自
在に配設してもい。これらSi系材料層はエッチングチ
ャンバ内壁面全面に渡り形成してもよいし、スポット
状、スリット状に互いに離間して形成してもよい。
【0012】また本発明で用いるシャッタとしては、F
* を捕捉しない材料で少なくともその表面を構成するこ
とが好ましく、Al2 3 やAlN、あるいはこれらで
被覆されたAlやステンレス鋼等が用いられる。Al金
属で形成し、表面酸化や表面窒化を施せば容易である。
【0013】さらに、本発明で用いる1×1011/cm
3 以上1×1014/cm3 未満のプラズマ密度が得られ
るプラズマ発生源を有するプラズマエッチング装置とし
ては、ECR(Electron Cyclotron
Resonance)プラズマエッチング装置、IC
P(Inductively Coupled Pla
sma)エッチング装置、TCP(Trancefor
mer Coupled Plasma)エッチング装
置、ヘリコン波プラズマ(Helicon Wave
Plasma)エッチング装置等を例示できる。これら
各高密度プラズマエッチング装置についての技術的説明
は、個々の技術リポート等に詳述されているので省略す
るが、総説として月間セミコンダクターワールド誌19
92年10月号59ページに掲載されている。
【0014】また本発明のプラズマエッチング方法は、
上述したプラズマエッチング装置を用いるとともに、C
F系ガスを用いて、シリコン層と酸化シリコン層の積層
膜を連続的にプラズマエッチングするにあたり、Si系
材料層とプラズマとの接触面積は、シリコン層のエッチ
ング時よりも、酸化シリコン層のエッチング時の方が大
きいことを特徴とする、プラズマエッチング方法であ
る。このとき、少なくとも酸化シリコン層のエッチング
時には、Si系材料層を加熱することが望ましい。
【0015】本発明のプラズマエッチング方法において
は、エッチングガスとしてCF系ガス単独で用いてもよ
い。またシリコン層と酸化シリコン層の各層のエッチン
グ時において、Si系材料とプラズマとの接触面積以外
のエッチング条件は同一であってもよい。
【0016】
【作用】本発明の第1のポイントは、エッチングチャン
バ内にプラズマとの接触面積が可変なSi系材料層を配
設し、プラズマ中のF* をこのSi系材料層の表面で補
足する点にある。これにより、エッチングガス中のC/
F比の切り替えを、エッチングガスを変更しておこなう
のではなく、エッチング装置側で対応しうるものとし
た。すなわち、選択比を決定するエッチング条件のファ
クタであるC/F比の制御を、Si系材料層とプラズマ
との接触面積を可変とするシャッタの操作等により、機
械的かつ迅速に対応できるようにした。この際、加熱手
段によりSi系材料層を加熱しておけば、F* の補足を
より効果的におこなうことができる。また本発明のドラ
イエッチング装置においては、プラズマ発生源で生成さ
れるプラズマ密度が高いほどF* の生成密度が高く、し
たがってF* の捕捉の効果が大きいので、C/F比によ
るエッチング条件の切り替えの観点からは有効である。
また同時に、エッチングレートや選択比、被エッチング
基板面内の均一性についても高密度プラズマエッチング
装置が有効であることは言う迄もない。
【0017】ところで、従来より一般的に用いられてい
る平行平板型プラズマエッチング装置は、プラズマ密度
として1×109 /cm3 台、磁界を併用するマグネト
ロンRIE装置にあっても1×1010/cm3 オーダー
のプラズマ密度であり、プラズマ密度やエッチングレー
ト、そして特に大口径基板におけるエッチングの均一性
の点でやや難点がある。一方、プラズマ密度の上限につ
いては、エッチングガス圧と密接な関連があり、本発明
で用いる高密度プラズマエッチング装置の主たる動作圧
力である10-1Pa台のガス圧力においては、1×10
14/cm3 のプラズマ密度はほぼ完全解離に近い値であ
る。したがって、本発明のプラズマエッチング装置にお
けるプラズマ発生源のプラズマ密度を、1×1011/c
3 以上1×1014/cm3 未満に限定するのである。
【0018】本発明の第2のポイントは、上述したエッ
チング装置を用い、シリコン層と酸化シリコン層の積層
膜をCF系ガスを用いて連続的にエッチングするにあた
り、Si系材料とプラズマとの接触面積を変化させて、
各層に最適なC/F比の制御を行う点にある。すなわ
ち、酸化シリコン層のエッチング時には、シャッタを開
く等の手段により、プラズマとSi系材料層との接触面
積を広げる。これにより、プラズマ中の過剰のF* を捕
捉してC/F比を高め、酸化シリコン層に適した還元性
雰囲気のエッチング条件により酸化シリコン層の加工を
おこなう。酸化シリコン層のエッチング時には、Si系
材料層を加熱しておけばF* の捕捉はより効果的におこ
なわれる。
【0019】酸化シリコン層のエッチングが進み、シリ
コン層の表面が露出した時点でシャッタを閉める等の手
段により、プラズマとSi系材料層との接触面積を狭め
たり、あるいは接触しない状態とする。これにより、プ
ラズマ中のF* の濃度が高まり、C/F比は低くなるの
で、シリコン層に適したエッチング条件が達成され、こ
の条件でシリコン層を加工できる。
【0020】シリコン層のエッチングが進み、さらに下
層の酸化シリコン層表面が露出した時点で再びシャッタ
を開く等の手段により、プラズマとSi系材料層との接
触面積を広げればよい。以下、この繰り返しにより、シ
リコン層と酸化シリコン層の多層膜を、シャッタ開閉以
外のエッチング条件を変更することなく、またエッチン
グ装置間を搬送することもなく、連続的にエッチングす
ることが可能となるのである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき添付図面
を参照して説明する。
【0022】実施例1 本実施例は、高集積度SRAMのサイドウォールコンタ
クト構造のエッチングを、基板バイアス印加型のECR
プラズマエッチング装置で行った例でありこれを図1
(a)〜(b)および図2を参照して説明する。
【0023】図2は、本実施例で使用する基板バイアス
印加型ECRプラズマエッチング装置の概略構成例を示
す図である。同図において、マグネトロン16により発
生する2.45GHzのマイクロ波を、マイクロ波導波
管17を経由して石英等からなるべルジャ18内に導入
し、べルジャ18を周回して配設したソレノイドコイル
20により励起した0.0875Tの磁場との相互作用
により、べルジャ18内にエッチングガスのECRプラ
ズマを生成する。被エッチング基板11は基板ステージ
12上にクランパ13により密着載置する。クランパ1
3の表面をSi系材料層で形成することも可能である。
基板ステージ12に組み込んだ静電チャック(図示せ
ず)により被エッチング基板11を支持してもよい。2
1は基板バイアス電源である。本装置の特徴部分は、べ
ルジャ18の下部に連接したエッチングチャンバ19の
内壁面に形成したSi系材料層14と、この露出表面積
を制御するシャッタ15である。
【0024】本実施例ではSi系材料層14はCVDに
より例えば数μmから数十μmの厚さに形成した非晶質
シリコンを用いたが、シリコン粒子のプラズマ溶射や、
シリコン板を貼着して用いてもよい。シャッタ15は、
エッチングチャンバ19内壁面と微少間隙を保って中空
円筒状に形成したAl板からなり、陽極酸化によりアル
マイト処理をほどこしたものである。図示しない駆動手
段により、シャッタ15は矢印で示した上下方向に移動
可能であり、Si系材料層14の露出表面積を制御する
ことができる。なお図2では、エッチングガス導入孔、
真空排気系他の細部は図示を省略する。
【0025】次に、本発明のドライエッチング方法を図
1(a)〜(b)を参照して説明する。先に記したよう
に、本実施例はSRAMのサイドウォールコンタクトの
形成に適用した例であり、エッチング試料は図1(a)
に示すように、Si等の半導体基板1を選択酸化して形
成した素子間分離膜2上のポリサイド配線3、さらにこ
の上に順次形成した第1の酸化シリコン層4、50nm
厚の第2の多結晶シリコン配線7、第2の酸化シリコン
層5、30nm厚の第3の多結晶シリコン配線8、最上
層の第3の酸化シリコン層6を順次形成したものであ
る。ポリサイド配線3は、多結晶シリコンにより形成し
てもよい。最上層の第3の酸化シリコン層6上には、ポ
リサイド配線3に臨むサイドウォールコンタクト開口形
成用のレジストマスク9を、ノボラック系レジストとi
線リソグラフィにより形成する。レジストマスク9の開
口幅は一例として0.35μmである。このエッチング
試料を被エッチング基板とする。
【0026】この被エッチング基板11を、図2に示す
基板バイアス印加型ECRプラズマエッチング装置の基
板ステージ12上に載置し、一例として下記に示す第1
のエッチング条件により第3の酸化シリコン層6の露出
部分をエッチングした。なおシャッタ開度は、Si系材
料層14表面が全部露出した時が100%、シャッタ1
5によりSi系材料層14の表面を全部覆った時が0%
であり、前述のようにプラズマ中のF* の量やC/F比
を制御する重要なパラメータである。 CHF3 50 sccm ガス圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 200 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 250 ℃ シャッタ開度 100 % このエッチング工程においては、ECRプラズマ発生源
によりプラズマ中に大量に生成するF* は、加熱された
Si系材料層14表面で捕捉され、C/F比の大きな最
適エッチング条件により、第3の酸化シリコン層6のパ
ターニングが進行する。
【0027】第3の酸化シリコン層6のエッチングが終
了し、第3の多結晶シリコン層8が露出した時点で下記
第2のエッチング条件に切り替える。なお第3の酸化シ
リコン層6のパターニングの終了は、酸化シリコンの反
応生成物であるCOの発光スペクトル強度が減少し始め
る時点に設定する。COの固有発光スペクトルは、例え
ば483.5nmである。 CHF3 50 sccm ガス圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 200 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 250 ℃ シャッタ開度 20 % 上記エッチング条件は、シャッタ開度を20%にした他
は、先の酸化シリコン層のエッチング条件と同一であ
る。本エッチング工程においては、ECRプラズマ発生
源によりプラズマ中に大量に生成したF* は、その大部
分が多結晶シリコンのエッチング種として寄与し、高速
エッチングが進行する。なおこの際、F*によるレジス
トマスク9の膜減りや後退が懸念されるが、第3の多結
晶シリコン層8の膜厚が50nmと薄く、短時間のエッ
チングであるのでレジストマスク9への影響は観察され
なかった。
【0028】第3の多結晶シリコン配線8のエッチング
が短時間で終了し、第2の酸化シリコン層5表面が露出
した時点でシャッタ15を開き、再び先の第1のエッチ
ング条件に切り替える。なお第3の多結晶シリコン配線
8のエッチング終了は、反応生成物であるSiFx の発
光スペクトルが減少し始める時点をもって判定すればよ
い。SiFx の固有発光スペクトルは、一例として44
0nmと777nmである。
【0029】以下、シャッタ開度の変更のみにより、第
2の酸化シリコン層5、第2の多結晶シリコン配線7お
よび第1の酸化シリコン層4を順次エッチングし、ポリ
サイド配線3の表面が露出した時点でエッチングを終了
する。第1の酸化シリコン層4のエッチング条件によ
り、ポリサイド配線3の上層のWSix 層が露出した時
点でエッチングが停止する機構は、多結晶シリコン層表
面でエッチングが停止する機構と同じである。形成され
たサイドウォールコンタクト開口10の状態を図1
(b)に示す。
【0030】本実施例によれば、シャッタ開度以外のエ
ッチング条件の切り替えを必要とせず、機械的かつ迅速
な方法により、シリコン層と酸化シリコン層の多層積層
膜を同一のエッチングチャンバ内で連続的にエッチング
することが可能である。
【0031】実施例2 本実施例は、同じく高集積度SRAMのサイドウォール
コンタクト構造のエッチングを、基板バイアス印加型の
ICPエッチング装置で行った例であり、これを再び図
1(a)〜(b)および図3を参照して説明する。
【0032】図3は、本実施例で使用する基板バイアス
印加型ICPエッチング装置の概略構成例を示す図であ
る。なお、図3では図2と同様の機能をはたす部分には
同一の参照番号を付与しその説明は一部省略するものと
する。同図において、石英等の誘電体材料で構成される
エッチングチャンバ19側面に多重に巻回した誘導結合
コイル23によりICP電源22のパワーをエッチング
チャンバ19内に供給し、ここに高密度プラズマを生成
する。24は上部接地電極であるり、その内壁面にはS
i系材料層14を配設する。15はSi系材料層14の
露出表面積を制御するシャッタであり、図示しない駆動
手段により図の矢印方向に開閉自在である。25はヒー
タであり、Si系材料層14を加熱するものである。S
i系材料層14、シャッタ15およびヒータ25は本装
置の特徴部分である。基板バイアス電源21を接続した
基板ステージ12上に被エッチング基板11を載置し、
クランパ13で密着保持する。なおエッチングガス導入
孔、真空排気系等の細部の図示は省略する。ICPエッ
チング装置の特徴は、大型のマルチターン誘導結合コイ
ル23により、大電力でのプラズマ励起が可能であり、
1012/cm3 台の高密度プラズマでのエッチングを施
すことができることである。
【0033】次に、本実施例のドライエッチング方法の
説明に移る。本実施例で用いた被エッチング基板は実施
例1と同じであり、図1を参照して説明することとし、
重複する説明を省略する。図1(a)に示した被エッチ
ング基板11を基板バイアス印加型ICPエッチング装
置の基板ステージ12上に載置し、一例として下記条件
で第3の酸化シリコン層8の露出部分のエッチングを行
った。 C2 6 50 sccm ガス圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 2000 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 800 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 270 ℃ シャッタ開度 100 % このエッチング工程においては、ICP発生源によりプ
ラズマ中に大量に生成するF* は、加熱されたSi系材
料層14表面で捕捉され、C/F比の大きな最適エッチ
ング条件により、第3の酸化シリコン層6のパターニン
グが進行する。
【0034】第3の酸化シリコン層6のエッチングが終
了し、第3の多結晶シリコン層8が露出した時点で下記
第2のエッチング条件に切り替える。モニタリング条件
は実施例1と同じである。 C2 6 50 sccm ガス圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 2000 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 800 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 270 ℃ シャッタ開度 20 % 上記エッチング条件は、シャッタ開度を20%にした他
は、先の酸化シリコン層のエッチング条件と同一であ
る。本エッチング工程においては、ICP発生源により
プラズマ中に大量に生成したF* は、その大部分が多結
晶シリコンのエッチング種として寄与し、高速エッチン
グが進行する。
【0035】第3の多結晶シリコン配線8のエッチング
が短時間で終了し、第2の酸化シリコン層5表面が露出
した時点でシャッタ15を開き、再び先の第1のエッチ
ング条件に切り替える。なお第2の多結晶シリコン配線
8のエッチング終了のモニタリング条件は、実施例1と
同じである。
【0036】以下、シャッタ開度の変更のみにより、第
2の酸化シリコン層5、第2の多結晶シリコン配線7お
よび第1の酸化シリコン層4を順次エッチングし、ポリ
サイド配線3の表面が露出した時点でエッチングを終了
する。第1の酸化シリコン層4のエッチング条件によ
り、ポリサイド配線3の上層のWSix 層が露出した時
点でエッチングが停止する機構は、多結晶シリコン層表
面でエッチングが停止する機構と同じである。形成され
たサイドウォールコンタクト開口10の状態を図1
(b)に示す。
【0037】本実施例によれば、シャッタ開度以外のエ
ッチング条件の切り替えを必要とせず、機械的かつ迅速
な方法により、シリコン層と酸化シリコン層の多層積層
膜を同一のエッチングチャンバ内で連続的にエッチング
することが可能であり、10 12/cm3 台の高密度プラ
ズマとあいまって、スループットの高いプロセスが可能
である。
【0038】実施例3 本実施例は同じく同じく高集積度SRAMのサイドウォ
ールコンタクト構造のエッチングを、基板バイアス印加
型のヘリコン波プラズマエッチング装置で行った例であ
りこれを再度図1(a)〜(b)および図4を参照して
説明する。
【0039】図4は、本実施例で使用する基板バイアス
印加型ヘリコン波プラズマエッチング装置の概略構成例
を示す図である。なお、図4でも図2と同様の機能をは
たす部分には同一の参照番号を付与しその説明は一部省
略するものとする。同図において、ヘリコン波電源26
によりヘリコン波アンテナ27に電力を供給し発生する
電場と、ソレノイドコイルアッセンブリ28により発生
する磁場との相互作用により、べルジャ18内にホイス
ラー波(ヘリコン波)を発生し、エッチングチャンバ1
9内にエッチングガスの高密度プラズマを生成する。エ
ッチングチャンバ19周囲のマルチポール磁石29によ
り、この高密度プラズマは効率よくエッチングチャンバ
19内に閉じ込められる。本装置の特徴部分は、エッチ
ングチャンバ内壁上面に配設したSi系材料層14と、
その露出表面積を制御するシャッタ15である。同図で
は、シャッタの駆動手段は図示を省略する。基板バイア
ス電源21を接続した基板ステージ12上に被エッチン
グ基板11を載置し、クランパ13で密着保持する。な
おエッチングガス導入孔、真空排気系等の細部の図示は
省略する。ヘリコン波プラズマエッチング装置の特徴
は、ヘリコン波アンテナ27の構造特性により、前実施
例のプラズマ発生源よりさらに高い、1013/cm3
の高密度プラズマでのエッチングを施すことができるこ
とである。
【0040】次に、本実施例のドライエッチング方法の
説明に移る。本実施例で用いた被エッチング基板は実施
例1と同じであり、図1を参照して説明することとし、
重複する説明は省略する。図1(a)に示した被エッチ
ング基板11を基板バイアス印加型ヘリコン波プラズマ
エッチング装置の基板ステージ12上に載置し、一例と
して下記条件で第3の酸化シリコン層6の露出部分のエ
ッチングを行った。 C4 8 50 sccm ガス圧力 0.1 Pa ヘリコン波電源パワー 2500 W(13.56MH
z) 基板バイアスパワー 300 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 250 ℃ シャッタ開度 100 % このエッチング工程においては、ヘリコン波プラズマ発
生源によりプラズマ中に大量に生成するF* は、加熱さ
れたSi系材料層14表面で捕捉され、C/F比の大き
な最適エッチング条件により、第3の酸化シリコン層6
のパターニングが進行する。
【0041】第3の酸化シリコン層6のエッチングが終
了し、第3の多結晶シリコン層8が露出した時点で下記
第2のエッチング条件に切り替える。ここでもモニタリ
ング条件は実施例1と同じである。 C4 8 50 sccm ガス圧力 0.1 Pa ヘリコン波電源パワー 2500 W(13.56MH
z) 基板バイアスパワー 300 W(800kHz) 被エッチング基板温度 20 ℃ Si系材料層温度 250 ℃ シャッタ開度 0 % 上記エッチング条件は、シャッタ開度を0%、すなわち
完全な閉状態にした他は、先の酸化シリコン層のエッチ
ング条件と同一である。本エッチング工程においては、
ICP発生源によりプラズマ中に大量に生成したF
* は、そのほとんどすべてが多結晶シリコンのエッチン
グ種として寄与し、高速エッチングが進行する。
【0042】第3の多結晶シリコン配線8のエッチング
が短時間で終了し、第2の酸化シリコン層5表面が露出
した時点でシャッタ15を開き、再び先の第1のエッチ
ング条件に切り替える。なお第2の多結晶シリコン配線
8のエッチング終了のモニタリング条件は、これも実施
例1と同じである。
【0043】以下、シャッタ開閉の変更のみにより、第
2の酸化シリコン層5、第2の多結晶シリコン配線7お
よび第1の酸化シリコン層4を順次エッチングし、ポリ
サイド配線3の表面が露出した時点でエッチングを終了
する。第1の酸化シリコン層4のエッチング条件によ
り、ポリサイド配線3の上層のWSix 層が露出した時
点でエッチングが停止する機構は、多結晶シリコン層表
面でエッチングが停止する機構と同じである。形成され
たサイドウォールコンタクト開口10の状態を図1
(b)に示す。
【0044】本実施例によれば、シャッタ開閉以外には
エッチング条件の切り替えを必要とせず、機械的かつ迅
速な方法により、シリコン層と酸化シリコン層の多層積
層膜を同一のエッチングチャンバ内で連続的にエッチン
グすることが可能であり、1013/cm3 台の高密度プ
ラズマとあいまって、極めてスループットの高いプロセ
スが可能である。
【0045】以上、本発明を3例の実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0046】例えば、エッチング装置として、基板バイ
アス印加型のECRプラズマエッチング装置、ICPエ
ッチング装置およびヘリコン波プラズマエッチング装置
を例示したが、TCPエッチング装置も1012/cm3
台の高密度プラズマを生成するので好適に用いることが
できる。本装置は、石英等の誘電体材料で構成されるエ
ッチングチャンバ天板上に配設した渦巻状コイルにより
TCP電源のパワーをエッチングチャンバ内に導入し、
ここに高密度プラズマを生成するものである。この装置
のエッチングチャンバ内壁に、プラズマとの接触面積が
可変なSi系材料層を配設して用いればよい。
【0047】Si系材料層として、CVDによる非晶質
シリコンを用いたが、他に単結晶シリコン、多結晶シリ
コン、SiC、WSi2 やMoSi2 を始めとする金属
シリサイド、SiO2 、SiON、Si3 4 あるいは
SiS2 等、F* を捕捉しうる各種材料を用いることが
できる。その製膜法も、CVD、スパッタリングやイオ
ンプレーティングをはじめとする各種PVD、プラズマ
溶射等任意の方法を選んでよい。また、Si系材料が板
状等のバルク材料の場合は、エッチングチャンバ内壁面
や支持基体上に固定して用いてもよいし、Si系材料そ
のものをエッチングチャンバ内壁面に沿って進退自在に
配設してもよい。この場合にはシャッタは不要である。
【0048】シャッタの開閉動作は、エッチングチャン
バ内壁面に配設したSi系材料層に沿って上下や左右方
向に移動する例を挙げたが、他の開閉動作、例えばカメ
ラレンズの絞り羽根の如き動作であってもよい。
【0049】エッチング試料としてサイドウォールコン
タクトの開口を例にとり説明したが、シリコン層と酸化
シリコン層とが交互に積層された多層構造を連続的にパ
ターニングする場合に本発明は広く用いることができ
る。シリコン層としては多結晶シリコンの他に単結晶シ
リコン、非晶質シリコン、金属シリサイドやSiC等で
あってもよい。また酸化シリコン層として、SiO2
他にPSG、BSG、BPSG等のシリケートガラスや
SiON等であってもよい。
【0050】エッチングガスとして、CHF3 、C2
6 およびC4 8 を例示したがCF 4 を始めとするCF
系ガスを広く用いてよい。またこれらCF系ガスのF原
子がH原子に置換されたガスであってもよい。またこれ
らのエッチングガスにO2 やH2 を添加してもよいし、
ArやHe等の希ガスを混合してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればシリコン層と酸化シリコン層が積層された多層
膜を、エッチングガス組成を切り替えたり、エッチング
装置間を搬送することなく、同一のエッチング装置内で
連続的にエッチングすることが可能となった。
【0052】しかも本発明においては、最下層のシリコ
ン層に対しては高い選択比を確保した上で上記多層膜を
エッチングすることが可能である。またシャッタの開
閉、あるいはSi系材料をエッチングチャンバ内に出し
入れするのみの機械的操作で各被エッチング層に最適な
エッチング条件を形成することができるので、多層膜の
エッチングを高いスループットで達成できる特長を有す
る。
【0053】以上述べた効果により、例えばサイドウォ
ールコンタクト等を利用した微細な設計ルールに基づく
半導体装置を信頼性良くまた生産性良く実用化すること
が可能となり、本発明が半導体装置等の製造プロセスに
与える寄与は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマエッチング方法を適用した実
施例1、2および3を、その工程順に説明する概略断面
図であり、(a)はサイドウォールコンタクト開口用の
レジストマスクを形成した状態(b)はサイドウォール
コンタクトを開口した状態である。
【図2】本発明のプラズマエッチング装置のうち、実施
例1で使用した基板バイアス印加型ECRプラズマエッ
チング装置の概略断面図である。
【図3】本発明のプラズマエッチング装置のうち、実施
例2で使用した基板バイアス印加型ICPエッチング装
置の概略断面図である。
【図4】本発明のプラズマエッチング装置のうち、実施
例3で使用した基板バイアス印加型ヘリコン波プラズマ
エッチング装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子間分離層 3 ポリサイド配線 4 第1の酸化シリコン層 5 第2の酸化シリコン層 6 第3の酸化シリコン層 7 第2の多結晶シリコン配線 8 第3の多結晶シリコン配線 9 レジストマスク 11 被エッチング基板 12 基板ステージ 13 クランパ 14 Si系材料層 15 シャッタ 16 マグネトロン 17 マイクロ波導波管 18 べルジャ 19 エッチングチャンバ 20 ソレノイドコイル 21 基板バイアス電源 22 ICP電源 23 誘導結合コイル 24 上部接地電極 25 ヒータ 26 ヘリコン波電源 27 ヘリコン波アンテナ 28 ソレノイドコイルアッセンブリ 29 マルチポール磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1×1011/cm3 以上1×1014/c
    3 未満のプラズマ密度が得られるプラズマ発生源を有
    するプラズマエッチング装置であって、 前記プラズマエッチング装置のエッチングチャンバ内
    に、プラズマとの接触面積が可変なSi系材料層を配設
    することを特徴とするプラズマエッチング装置。
  2. 【請求項2】 Si系材料層の加熱手段をさらに有する
    ことを特徴とする、請求項1記載のプラズマエッチング
    装置。
  3. 【請求項3】 エッチングチャンバの内壁面の少なくと
    も一部をSi系材料層で構成するとともに、前記Si系
    材料層の露出表面積を可変とするシャッタを具備してな
    ることを特徴とする、請求項1記載のプラズマエッチン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 エッチングチャンバの内壁面に沿って、
    Si系材料層を進退自在に配設し、前記Si系材料層の
    露出表面積を可変とすることを特徴とする、請求項1記
    載のプラズマエッチング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプラズマエッチング装置
    を用いるとともに、CF系ガスを用いて、シリコン層と
    酸化シリコン層の積層膜を連続的にプラズマエッチング
    するにあたり、 Si系材料層とプラズマとの接触面積は、シリコン層の
    エッチング時よりも、酸化シリコン層のエッチング時の
    方が大きいことを特徴とする、プラズマエッチング方
    法。
  6. 【請求項6】 少なくとも酸化シリコン層のエッチング
    時には、Si系材料層を加熱することを特徴とする、請
    求項5記載のプラズマエッチング方法。
JP18427394A 1994-08-05 1994-08-05 プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法 Pending JPH0851097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18427394A JPH0851097A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18427394A JPH0851097A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0851097A true JPH0851097A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16150439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18427394A Pending JPH0851097A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0851097A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019332A1 (fr) * 1996-10-30 1998-05-07 Japan As Represented By Director General Of The Agency Of Industrial Science And Technology Procede de gravure a sec
JP2005167088A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエッチング装置及びドライエッチング方法
JP2007250569A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置およびプラズマに曝される部材
JP2009071181A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019332A1 (fr) * 1996-10-30 1998-05-07 Japan As Represented By Director General Of The Agency Of Industrial Science And Technology Procede de gravure a sec
US6383403B1 (en) 1996-10-30 2002-05-07 Japan As Represented By The Director General Of The Agency Of Industrial Science And Technology Dry etching method
JP2005167088A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエッチング装置及びドライエッチング方法
JP2007250569A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置およびプラズマに曝される部材
JP2009071181A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5662819A (en) Plasma processing method with controlled ion/radical ratio
JP3326974B2 (ja) 多層配線の形成方法および半導体装置の製造方法
TW546737B (en) Method of plasma etching organic antireflective coating
JP3137682B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3291889B2 (ja) ドライエッチング方法
WO2000001007A1 (fr) Procede de traitement au plasma
JPS5816078A (ja) プラズマエツチング装置
JPH08288259A (ja) ヘリコン波プラズマ装置およびこれを用いたドライエッチング方法
KR100528685B1 (ko) 시료의 표면 가공방법
KR20140095031A (ko) 다중-층 필름 스택에서 자기-정렬 비아 및 트렌치를 에칭하는 방법
US6426273B1 (en) Preprocessing method of metal film forming process
EP0779651A2 (en) Method and apparatus for plasma processing
JPH05102093A (ja) ペロブスカイト型酸化物膜のドライエツチング方法
JPH11307512A (ja) エッチング方法
JPH0855835A (ja) プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法
JPH0851097A (ja) プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法
JPH11340213A (ja) 試料の表面加工方法
US20090081872A1 (en) Plasma etching method for etching sample
JPH03263827A (ja) デジタルエツチング装置
Meng et al. Very small critical current spreads in Nb/Al-AlOx/Nb integrated circuits using low-temperature and low-stress ECR PECVD silicon oxide films
JP4119726B2 (ja) プラズマ処理方法
JP4577328B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002299705A (ja) 微小面積トンネル接合の作製方法
JP4068204B2 (ja) プラズマ成膜方法
JP3516741B2 (ja) プラズマ処理方法