JPH08510890A - 位相同期ループのループ帯域幅を制御するための装置および方法 - Google Patents

位相同期ループのループ帯域幅を制御するための装置および方法

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JPH08510890A JP7516771A JP51677195A JPH08510890A JP H08510890 A JPH08510890 A JP H08510890A JP 7516771 A JP7516771 A JP 7516771A JP 51677195 A JP51677195 A JP 51677195A JP H08510890 A JPH08510890 A JP H08510890A
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Abstract

(57)【要約】 位相同期ループ(PLL)(308)において、エッジ近接検出器(302)は、基準周波数信号(115)の位相と出力周波数信号(116または117)の位相との間の差を示す位相誤差が望ましいものであるかまたは望ましくないものであるかを識別する。位相誤差が望ましいものと識別された場合は、カウンタ(301)は第1の所定の期間(412)にわたり前記位相誤差の変化レートを決定し前記基準周波数信号(206)の周波数と前記出力周波数信号(116または117)の周波数の間の周波数誤差の指示(306)を提供し、かつループ帯域幅調整器(310)は前記周波数誤差の指示(306)に応じてPLL(308)の第1および第2のループ帯域幅状態の間での遷移を制御する。位相誤差が望ましくないものと識別された場合には、PLL(308)は第2のループ帯域幅状態で動作する。本発明はPLL(308)のループ帯域幅をいつ変更するかについての正確な決定を好適に可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 位相同期ループのループ帯域幅を制御するための 装置および方法 発明の分野 本発明は一般的には無線通信送受信機に関し、かつ、より特定的には、位相同 期ループのループ帯域幅を制御するための装置および方法に関する。 発明の分野 図1は、例として、伝統的な無線通信送受信機100(以後「送受信機」と称 する)のブロック図を示す。該送受信機100は、例えば、無線通信システム( 図示せず)における無線周波(RF)チャネルによって、ベースステーション( 図示せず)と通信するために移動または携帯用加入者ユニットを動作可能にする 。ベースステーションはその後陸線電話システム(図示せず)および他の加入者 ユニットとの通信を可能にする。送受信機100を有する加入者ユニットの1例 はセルラ無線電話である。 図1の送受信機100は概略的にアンテナ101、デュプレクスフィルタ10 2、受信機103、送信機105、基準周波数信号源107、受信(Rx)位相 同期ループ(PLL)周波数シンセサイザ108、送信(Tx)PL L周波数シンセサイザ109、プロセッサ110、情報源または情報ソース(i nformation source)106、および情報シンク(infor mation sink)104を含む。 送受信機100の各ブロックの相互接続およびその動作は次のように説明でき る。アンテナ101はデュプレクスフィルタ102によってろ波してライン11 1にRF受信信号を生成するためにベースステーションからRF信号119を受 信する。デュプレクスフィルタ102はライン111におけるRF受信信号とラ イン113におけるRF送信信号とを分離するための周波数選択性を与える。受 信機103はライン111におけるRF受信信号を受けるよう結合されかつ情報 シンク104のためのライン112における受信ベースバンド信号を生成するよ う動作する。RF信号源107はライン115に基準周波数信号を提供する。R x PLL周波数シンセサイザ108はライン115におけるRF信号およびデ ータバス118における情報を受けるよう結合され、かつ受信機103を特定の RFチャネルに同調するためにライン116に受信機同調信号を生成するよう動 作する。同様に、Tx PLL周波数シンセサイザ109はライン115におけ るRF信号およびデータバス118上の情報を受けるよう結合され、かつ送信機 105を特定のRFチャネルに同調させるためにライン117に送信機同調信号 を生成するよう動作する。プロセッサ 110はRx PLL周波数シンセサイザ108、Tx PLL周波数シンセサ イザ109、受信機103、および送信機105の動作をデータバス118を介 して制御する。情報源106はライン114にベースバンド送信信号を生成する 。送信機105はライン114におけるベースバンド送信信号を受信するよう結 合され、かつライン113にRF送信信号を生成するよう動作する。デュプレク スフィルタ102はアンテナ101によってRF信号120として放射するため にライン113におけるRF送信信号をろ波する。 例えば、セルラ無線電話システムにおけるRFチャネルはベースステーション と加入者ユニットとの間で情報を送信しかつ受信する(以後「送受信する」と称 する)ために音声およびシグナリングチャネルを含む。音声チャネルは音声情報 を送受信するために割当てられる。シグナリングチャネルは、制御チャネルとも 称されるが、データおよびシグナリング情報を送受信するために割当てられる。 加入者ユニットがセルラ無線電話システムへのアクセスを獲得しかつ陸線電話シ ステムとのさらなる通信のために音声チャネルを割当てられるのはこれらのシグ ナリングチャネルを介して行われる。シグナリングチャネルによって広帯域のデ ータを送受信可能なセルラ無線電話システムにおいては、シグナリングチャネル の周波数間隔は音声チャネルの周波数間隔の倍数とすることができる。 いくつかのセルラ無線電話システムにおいては、送受信機100およびベース ステーションはシグナリングチャネルによってそれらの間で情報を間欠的に送受 信する。例えば、1つのそのようなシステムは間欠的な情報と同期するために時 分割多元接続(TDMA)シグナリング方法を使用する。この種のシステムにお いては、送受信機100がシグナリングチャネルに同調されている全時間中送受 信機100を完全に給電状態に保つことは情報が受信されていない場合にこれら の時間の間に不必要に送受信機のバッテリの電流を流出させる。従って、送受信 機が情報を送受信していないときに送受信機100の各部がパワーオフされてバ ッテリ寿命を延長することができる。さらに、信号品質が十分に良好であり従っ て同じ情報をさらに反復する必要がない場合に送受信機100の各部をパワーオ フしてバッテリ寿命を延長することができる。その受信動作の間に送受信機10 0を間欠的にパワーオンおよびパワーオフすること、すなわち、送受信機100 をイネーブルおよびディスエーブルすることは不連続受信(discontin uous receive:DRX)モードの動作と称される。DRXモードの 動作においては、送受信機100の各部を迅速にイネーブルおよびディスエーブ ルすることによりバッテリ寿命の最大の節約が行われる。 図2は、1例として、図1の送受信機100において使用するための伝統的な 位相同期ループ(PLL)周波数シ ンセサイザのブロック図を示す。図2のPLL周波数シンセサイザの概略的な構 造は前記Rx PLL周波数シンセサイザ108および前記Tx PLL周波数 シンセサイザ109の双方に対するものと同じである。 図2のPLL周波数シンセサイザ108または109は概略的に、説明の目的 で、基準分周器201、およびPLL212を含む。PLL212は概略的に位 相検出器202、ループフィルタ203、電圧制御発振器204、およびループ 分周器205を含む。基準分周器201はライン115上に基準周波数信号を受 信する。 PLL周波数シンセサイザ108または109の各ブロックの相互接続は次の ように説明される。位相検出器202はライン206における分周された基準周 波数信号およびライン209におけるフィードバック信号を受けるよう結合され 、かつライン207に位相誤差信号を生成するよう動作する。ループフィルタ2 03は前記位相誤差信号207を受けるよう結合され、かつライン208にろ波 された信号を生成するよう動作する。電圧制御発振器204はライン208にお けるろ波された信号を受けるよう結合され、かつライン116または117に出 力周波数信号を生成するよう動作する。ループ分周器205はライン116また は117における出力周波数信号を受けるよう結合され、かつライン209にフ ィードバック信号を生成するよう動作する。ループ分周器205および基準分周 器201 はデータバス118を介してプログラミング情報を受ける。 PLL周波数シンセサイザ108または109の動作は次のように説明される 。PLL212はライン115における基準周波数信号に同期した出力周波数信 号をライン116または117に生成する回路である。ライン116または11 7における出力周波数信号は、ライン116または117における出力周波数信 号の周波数がライン115における基準周波数信号の周波数に対し所定の周波数 関係を有する場合にライン115における基準周波数信号に同期されまたは「ロ ックされ」ている。ロックされた状態では、PLL212は典型的にはライン1 15における基準周波数信号とライン116または117における出力周波数信 号との間に一定の位相差を与える。この一定の位相差はゼロを含む任意の所望の 値をとることができる。そのような信号の所望の位相差に偏移が生じると、すな わち、例えばライン115における基準周波数信号の周波数またはデータバス1 18を介してのPLLのプログラム可能なパラメータの変化によりライン207 に位相誤差が生じると、PLLはライン207の位相誤差をゼロに向かってドラ イブするためにライン116または117における出力周波数信号の周波数を調 整しようと試みる。 PLL周波数シンセサイザ108または109はライン115における基準周 波数信号の周波数に対するライン1 16または117における出力信号周波数の所定の周波数関係に基づき少なくと も2つのカテゴリの内の1つに属するものとして分類することができる。第1の カテゴリは「整数分周(integer division)」PLL周波数シ ンセサイザとして分類され、この場合ライン116または117における出力周 波数信号とライン115における基準周波数信号との間の関係は整数である。第 2のカテゴリは「分数分周(fractional division)」PL L周波数シンセサイザとして分類され、この場合ライン116または117にお ける出力周波数信号とライン115における基準周波数信号との間の関係は整数 と分数からなる有理数の非整数(rational,non−integer number)である。 PLLはループ帯域幅によって特徴付けられる。いくつかの用途においては、 PLLのループ帯域幅を、例えば、ライン115における基準周波数信号の周波 数が変化した場合あるいはデータバス118を介してのPLLのプログラム可能 なパラメータが変化した場合などにある条件の下で変化させることが望ましい。 ループ帯域幅を適切に変化させることによってより短いロック時間、改善された ノイズ、およびより低いスプリアス信号を好適に提供できる。 PLL212のループ帯域幅を変えることに伴う問題はいつループ帯域幅を変 えるかを決定することを含む。ループ帯域幅をいつ変更するかを決定することは 直接PLL2 12が所望のロック状態に到達するのに必要な時間に影響を与える。一般に、P LL212はそのロック状態に迅速に到達することが望ましい。もしPLL21 2のロック状態に迅速に到達しなければ、ノイズが発生しまたは情報が失われる 可能性がある。 PLL212のループ帯域幅をいつ変更するかを決定するための1つの従来技 術の解決方法はループ帯域幅をあらかじめ定められた時間に変更することである 。この手法に伴う不都合はこのあらかじめ定められた時間が常にはPLL212 がその所望のロック状態に到達するのに必要とされる最適の時間に対応しないこ とであり、それはこのあらかじめ定められた時間はPLL212の状態に関連し ていないからである。 PLL212のループ帯域幅をいつ変更するかを決定するための他の従来技術 の解決方法はライン207における瞬時的な位相誤差に基づきループ帯域幅を変 更することである。この手法に伴う不都合はライン207における瞬時的な位相 誤差がPLL212の状態をすべての時間に対して完全に表していないことであ る。 従って、PLLのループ帯域幅をいつ変更するかについての正確な決定を好適 に提供するPLLのループ帯域幅を制御する改善された装置および方法の必要性 が存在する。 図面の簡単な説明 図1は、伝統的な無線通信送受信機のブロック図である。 図2は、図1の無線通信送受信機において使用するための伝統的な位相同期ル ープ周波数シンセサイザのブロック図を示す。 図3は、本発明に係わる位相同期ループのブロック図を示す。 図4は、本発明に係わる図3の位相同期ループのループ帯域幅コントローラに おけるデジタル信号を示すタイミング図である。 図5は、本発明に係わる図3の位相同期ループのカウンタの値と図3の位相同 期ループのループ帯域幅の値との関係を示すグラフである。 図6は、本発明に係わる図3の位相同期ループのループ帯域幅を制御するため のステップを記述するフローチャートを示す。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明によれば、前述の必要性はPLLのループ帯域幅を制御する改善された 装置および方法によって実質的に満たされる。本発明によれば、前記装置および 方法はPLLの基準周波数信号の位相と出力周波数信号の位相との間の差を示す 、位相誤差を望ましい(desirable)ものであるか望ましくない(un desirable)もの であるかを識別する。前記装置および方法が前記位相誤差を望ましいものと識別 した場合には、前記装置および方法は第1の所定の期間にわたり前記位相誤差の 変化レート(rate of change)を判定し前記基準周波数信号の周 波数と前記出力周波数信号の周波数との間の周波数誤差の指示(indicat ion)を提供し、そして前記周波数誤差の指示に応じてPLLの第1および第 2のループ帯域幅状態の間の遷移を制御する。前記装置および方法が位相誤差を 望ましくないものと識別した場合は、PLLは前記第2のループ帯域幅状態で動 作する。本発明はPLLのループ帯域幅をいつ変更するかについての正確な決定 を好適に可能にする。 本発明は図3〜図6を参照してさらに完全に説明することができ、この場合図 3は本発明に係わる位相同期ループ308のブロック図を示す。PLL308は 新規な装置300およびそれに関連する方法の例外を除き従来技術のPLL21 2と同じ構造を有しかつ同様に動作する。従って、本発明の好ましい実施例にお いては、新規なPLL308は前記送受信機100におけるRx PLL周波数 シンセサイザ108においてあるいはTx PLL周波数シンセサイザ109に おいて使用するために従来技術のPLL212と置換えられる。PLLの設計お よび応用の技術に習熟した者は無線通信分野の内側および外側の双方において新 規なPLL308の他の用途を見つけることができるで あろう。 新規なPLL回路308は概略的に位相検出器202、ループフィルタ203 、電圧制御発振器(VCO)204、ループ分周器205、およびループ帯域幅 コントローラ300を含む。個別的には、位相検出器202、ループフィルタ2 03、VCO204、およびループ分周器205は一般に技術上よく知られてお り、従って本発明の理解を容易にする場合を除きこれ以上の説明はしない。新規 なループ帯域幅コントローラ300は本発明に従って図3〜図6を参照して後に 説明しかつ図示する。 新規なPLL308は、新規なループ帯域幅コントローラ300を除き、例え ば、モトローラのMC145170型PLL周波数シンセサイザおよびモトロー ラのMC1648型電圧制御発振器を使用して実施できる。ループフィルタ20 5は、例えば、よく知られたフィルタ設計技術に従って標準的な抵抗および容量 を用いて実施することができる。 一般に、新規なPLL308は次のように動作する。新規なPLL308は基 準周波数信号に応じて出力周波数信号を発生する。該出力周波数信号および基準 周波数信号はおのおの周波数および位相によって特徴付けられる。位相誤差は前 記基準周波数信号の位相と前記出力周波数信号の位相との間の差を示す。PLL は第1のループ帯域幅状態で動作して出力周波数信号を実質的に前記基準周波数 信号 を示す周波数に維持し、かつ第2のループ帯域幅状態で動作して前記出力周波数 信号を前記基準周波数信号を示す周波数に収斂させる。 新規なPLL308を形成するための新規なループ帯域幅コントローラ300 と伝統的なPLLループ212との間の相互接続は次のように行われる。ループ 帯域幅コントローラ300はライン206における分周された基準周波数信号、 ライン209におけるフィードバック信号、およびライン116または117に おける出力周波数信号を受けるよう結合されている。新規なループ帯域幅コント ローラ300はライン309にループ帯域幅調整信号を生成し、該ループ帯域幅 調整信号はループフィルタ203に結合されている。 前記ループ帯域幅コントローラ300はさらにエッジ近接検出器(edge− proximity detector)302、カウンタ301、PLLルー プ帯域幅調整器310、および任意選択的なホールド回路303を具備する。個 別的には、エッジ近接検出器302、カウンタ301、PLLループ帯域幅調整 器310および任意選択的なホールド回路303は技術的によく知られており、 従って本発明の理解を容易にするのに必要な場合を除きここではこれ以上の説明 は必要はない。図3の新規なPLL308において使用されている、エッジ近接 検出器302、カウンタ301、PLLループ帯域幅調整器310、および 任意選択的なラッチ回路303の組合わせは新規なものと考えられ、かつ以下に さらに詳細に説明する。 前記エッジ近接検出器302およびホールド回路303は、例えば、標準的な 論理エレメントを使用して実施できる。そのような論理エレメントはよく知られ た論理設計技術に従って、例えば、モトローラのMC74HC00型のようなN ANDゲート、MC74HC02型のようなNORゲート、およびMC74HC 74型のようなD型フリップフロップを含むことができる。カウンタ301は、 例えば、モトローラのMC74HC173型のような伝統的なカウンタを使用し て実施できる。PLLループ帯域幅調整器310はよく知られた設計技術に従っ て標準的な抵抗および容量、そしてモトローラのMC74HC4066型のよう な標準的なアナログマルチプレクサを使用して実施できる。 新規なループ帯域幅コントローラ300の各ブロックの間の相互接続は次のと おりである。エッジ近接検出器302はライン206における分周された基準周 波数信号およびライン209におけるフィードバック信号を受けるよう結合され 、かつライン304にカウンタリセット信号を生成するよう動作する。カウンタ 301はライン206における分周された基準周波数信号およびライン304に おけるカウンタリセット信号を受けるよう結合され、かつライン306にカウン ト値をかつライン307に該カウント値 の指示を生成するよう動作する。前記任意選択的なホールド回路303はライン 307におけるカウント値の指示およびプロセッサ110によって生成されるラ イン311におけるホールドイネーブル信号を受けるよう結合され、かつカウン タ301のためのホールド信号をライン305に生成するよう動作する。 新規なループ帯域幅コントローラ300の動作は次のとおりである。本発明に よれば、前記エッジ近接検出器およびその関連する方法は、PLL308の分周 された基準周波数信号206の位相と出力周波数信号116または117の位相 との間の差を示す、位相誤差を望ましいものとしてあるいは望ましくないものと して識別する。エッジ近接検出器302が前記位相誤差を望ましいものとして識 別した場合、カウンタ301およびその関連する方法は第1の所定の期間にわた り前記位相誤差の変化率または変化レートを決定し前記分周された基準周波数信 号206の周波数と前記出力周波数信号116または117の周波数との間の周 波数誤差の指示を提供し、かつループ帯域幅調整器310は前記周波数誤差の指 示に応じてPLLの第1および第2のループ帯域幅状態の間の遷移を制御する。 エッジ近接検出器302が位相誤差を望ましくないものと識別した場合は、ルー プ帯域幅調整器310はPLLを第2のループ帯域幅状態で動作させる。 新規なループ帯域幅コントローラ300の目的はループ がロック状態にどれだけ近いかを指示することである。ループがロックに近くな ると、ライン116または117における出力周波数信号をライン206におけ る分周された基準周波数信号に収斂させるために異なるループ帯域幅状態が望ま しい。 新規なループ帯域幅コントローラ300は従来技術よりも良好な帯域幅制御を 可能にし、それは新規なループ帯域幅コントローラ300がループ帯域幅を制御 するために周波数誤差のより正確な指示を提供するからである。 本発明の範囲内で、新規なPLL308を形成するために新規なループ帯域幅 コントローラ300と伝統的なPLL212との間で代替的な相互接続を行うこ とができる。エッジ近接検出器302は分周された基準周波数信号206および ループフィードバック信号209に代えて位相検出器202からライン207に おける位相誤差信号を受けるよう結合することができる。カウンタ301はある いは基準周波数信号206に代えてライン209におけるフィードバック信号を 受けるよう結合することができる。PLLループ帯域幅調整器の出力309は代 替的にPLL308の他の要素に結合してよく知られた設計技術に従ってループ 帯域幅を調整することができる。 本発明の好ましい実施例によれば、位相誤差識別器はエッジ近接検出器によっ て達成され、該エッジ近接検出器は出力周波数信号の位相の指示に対する基準周 波数信号の位 相の指示の、第2の所定の期間に関する、エッジ近接度(edge−proxi mity)を検出するよう動作する。エッジ近接検出器によって与えられる利点 はループ帯域幅を制御するために位相誤差の正確な測定が要求されず、位相誤差 の望ましさ(desirability)の指示のみが必要なことである。さら に、ライン207における位相誤差信号のデジタル処理はライン207における 位相誤差が小さい場合、すなわち、PLL308がロックに近い場合には達成す るのが困難である。 本発明の好ましい実施例によれば、前記第2の所定の期間は出力周波数信号1 16または117の周波数の逆数の関数である。出力周波数信号116または1 17の周波数の逆数が使用されるのは、該出力周波数信号の周波数がPLL30 8において得られる最高の周波数でありその結果周波数誤差を決定するための最 善の分解能が得られるからである。 本発明の好ましい実施例によれば、変化レート決定器301は望ましいと識別 された位相誤差の引続く発生をカウントするよう動作するカウンタ301によっ て達成される。カウンタ301が使用されるのは、それが位相誤差の変化レート を決定するデジタル手段を都合よく提供するからである。さらに、カウンタ30 1の長さを変えることはループ帯域幅コントローラ300の分解能を好適に変化 させる。 本発明の好ましい実施例によれば、第1の所定の期間は 前記分周された基準周波数信号206または出力周波数信号116または117 の周波数の逆数の関数である。前記第1の所定の期間は前記分周された基準周波 数信号206または前記出力周波数信号116または117の周波数の逆数の関 数であるが、その理由は前記第1の所定の期間は前記第2の所定の期間よりも長 くあるべきであるためである。前記第1および第2の所定の期間の間の比率が大 きくなればなるほど、ループ帯域幅コントローラ300の分解能は良好になる。 本発明の好ましい実施例によれば、ループ帯域幅調整器310は前記周波数誤 差の指示306に応じてPLL308の第1および第2のループ帯域幅状態の間 で交代的に選択することによって前記遷移を制御する。 あるいは、前記ループ帯域幅調整器は前記周波数誤差の指示に応じてPLLの 第2のループ帯域幅状態のループ帯域幅値を変えることにより前記遷移を制御す る。 本発明の好ましい実施例によれば、前記任意選択的なホールド回路303はル ープ帯域幅が切替えられたときに望ましくない過渡的信号が生成され得る用途に 対して前記第1および第2のループ帯域幅状態の間での振動を好適に防止する。 図3のPLL308はまた技術的によく知られているようにチャージポンプお よびプリスケーラ(両方とも図示されていない)を含むことができる。プリスケ ーラはライン 116または117におけるフィードバック経路においてVCO204とループ 分周器205との間に使用されVCO204からより高い入力周波数を受入れる ためにループ分周器205をより高くすることができる。チャージポンプは位相 検出器202の出力に使用されてPLL308のための高いDCループゲインを 提供する。 図4は、本発明に係わる図3の位相同期ループ308のループ帯域幅コントロ ーラ300におけるデジタル信号を示すタイミング図である。このタイミング図 は分周された基準信号206、フィードバック信号209、出力周波数信号11 6または117、およびカウンタリセット信号304を示している。 基準信号206は立上りエッジ402,403,404および405を有する 。フィードバック信号209は立上りエッジ406,407,408および40 9を有する。カウンタリセット信号304は図3におけるカウンタ301へのリ セット信号を規定する。カウンタリセット信号304がハイである場合、該カウ ンタ301はリセットされる。VCO出力周波数信号116または117の周期 は前記第2の所定の期間401を規定し、該期間の間に前記分周された基準信号 206およびフィードバック信号209の立上りエッジがエッジの近接度につき チェックされる。 分周された基準信号206およびフィードバック信号209の立上りエッジが 第2の所定の期間401内にあるこ とが判定されたとき、位相誤差は望ましいものであると考えられる。分周された 基準信号206およびフィードバック信号209の立上りエッジの内の1つが第 2の所定の期間401内にないものと判定された場合には、位相誤差は望ましく ないものと考えられる。言い換えれば、前記第2の所定の期間401は位相誤差 の望ましさがそれに対して比較されるしきい値を提供する。 時間t1において、立上りエッジ402および406はエッジ近接していると 考えられず、それは立上りエッジ402および406は前記第2の所定の期間4 01内に入っていないからである。そのような状態では、カウンタ301はカウ ンタリセット信号304の立上りエッジ410でリセットされる。 時間t2においては、立上りエッジ403および407はエッジ近接している と判定され、それは立上りエッジ403および407は前記第2の所定の期間4 01内に入っているからである。そのような状態では、カウンタリセット信号3 04はロー状態に留まり、従ってカウンタ301はリセットされず該カウンタ3 01は立上りエッジ403によってクロッキングされる。 時間t3においては、立上りエッジ404および408はまたエッジ近接して いると判定され、それは立上りエッジ404および408は前記第2の所定の期 間401内に入っているからである。この場合は前と同様にカウンタ3 01は立上りエッジ404によってクロッキングされる。カウンタ301の値は 今や2つの立上りエッジ403および404によってクロッキングされる結果と して2(two)である。従って、カウンタ301は分周された基準周波数信号 206およびフィードバック信号209の立上りエッジがエッジ近接していると 考えられる状態の引続く発生をカウントする。カウンタ301は第1の所定の期 間412にわたり位相誤差の変化レートを決定して分周された基準周波数信号2 06の周波数と出力周波数信号116または117の周波数の間の図3のライン 306における周波数誤差の指示を提供する。 時間t4において、立上りエッジ405および409はエッジ近接していると 判定されず、それは立上りエッジ405および409は前記第2の所定の期間4 01内に入っていないからである。そのような状態では、カウンタ301はカウ ンタリセット信号304の立上りエッジ411によりリセットされる。 図5は、本発明に従って、カーブ502で示される、図3のループ帯域幅コン トローラ300のカウンタの値と、カーブ501で示される、図3の位相同期ル ープのループ帯域幅の値との間の関係を示すグラフである。 時間t0において、カウンタ502の値は0でスタートし、かつループ帯域幅 501の値は4でスタートし、高い(high)ループ帯域幅を表わしている。 図4に示され るt2で始まる前記第2の所定の期間401の間における、分周された基準周波 数信号206とフィードバック信号209のエッジ近接状態の下では、図5のカ ウンタ502の値は時間t1において1の値に増分される。カウンタ301は1 /Frのレートで分周された基準信号206によってクロッキングされるから、 そのカウントはt2,t3他からt7まで1だけ増分され続ける。 ループ帯域幅501の値はループ帯域幅コントローラ300のカウンタ502 の値に対して数多くの望ましい代りの関係を持つことができるが、ここではカウ ンタ502の値が増大するに応じて単調に減少するループ帯域幅501の値を有 するものとして示されている。ループ帯域幅の値501は時間t3において3の 値まで減少し、さらに時間t5において2の値まで減少し、さらに時間t7にお いて1の値まで減少し、t7の後は1の値に留まるように示されている。 時間t8の後は、カウンタ502の値に対する代替カーブがカーブ504で示 されており、そのカーブではカウンタ504の値は時間t1で始まるものとして 示された前記第2の所定の期間401の間における図4に示されたような、エッ ジ近接しない状態に応じて時間t8において0に低下する。図5において、ルー プ帯域幅501の値に対する代替カーブ503は代替カウンタ値カーブ504に 対する応答を示す。これに応じて、ループ帯域幅値は時間t8 において4に増大するが、それは分周された基準周波数信号206およびフィー ドバック信号209はもはやエッジ近接していないからである。 カウンタ301は図5に示されるようなアップカウンタであるか、あるいはル ープ帯域幅調整器310がカウントをループ帯域幅調整の正しい極性にマッピン グしてループ帯域幅が概略的にカウンタがクロッキングされるに応じて減少する 限りダウンカウンタとすることもできることは明らかである。 以下の説明はPLLのオープンループ状態の下で本発明を使用してどのように して周波数誤差を計算するかを説明する実際的な例を与える。出力周波数信号1 16または117における定常状態の周波数誤差は直接カウンタ301が非エッ ジ近接の指示304によってリセットされる前のカウンタ502の最大値に関係 させ得る。 出力周波数信号116または117の時間周期は1/(N×Fv)であり、こ の場合Nはループ分周器205の値である。これはFrおよびFvのエッジが時 間的に出力周波数信号116または117の周期の1/2よりもお互いに近い状 態に対するエッジ近接検出器302の全時間ウィンドウ幅401である。これは エッジ近接検出器302に対して使用される時間ウィンドウ幅であるが、他のウ ィンドウ幅も可能である。 ウィンドウ期間、1/(N×Fv)、を基準周波数信号 206の周期、1/Fr、によって除算することにより基準周波数信号206の 周波数に対する位相検出器202におけるエラー周波数の比率が得られる。この 結果をFrによって乗算することによりFr2/(N×Fv)、すなわち期間1 /Frにおける時間増分1/(N×Fv)によるFrを通ったFvのずれ(sl ippage)に対する位相検出器202への入力における周波数誤差が与えら れる。 カウンタ301がそのカウント終了値、すなわちC、に到達するためには、位 相検出器202への入力における周波数誤差はFr2/(C×N×Fv)より小 さくなければならない。位相検出器202の入力からループ分周器202の入力 へのこの周波数誤差の変換によって、Nと独立に、Fr2/(C×Fv)が得ら れる。ほとんどロックした状態の場合のように、Fvにほぼ等しいFrに対して は、出力周波数信号116または117における周波数エラーはほぼFr/Cと なる。もし出力周波数信号116または117とループ分周器205との間でP の値を有する任意選択的なプリスケーラが使用されれば、出力周波数信号116 または117における誤差はほぼ(Fr2×P)/(C×Fv)となる。 一例として、Fr=1MHzおよびC=250であり、定常状態においては、 出力周波数信号116または117はカウンタ301がカウント終了(end− of−count)に到達した時1MHz/250=4KKHzだけ誤差 を生じることになる。 図6は、本発明に係わる図3の位相同期ループ308のループ帯域幅を制御す るための各ステップを示すフローチャートである。該フローチャートはステップ 601で始まる。ステップ602において、エッジ近接検出器302は、基準周 波数信号115の位相と出力周波数信号116または117の位相との間の差を 示す、位相誤差が望ましいものであるか或いは望ましくないものであるかを識別 する。前記位相誤差がステップ602において望ましいものであると識別された 場合には、カウンタ301は、ステップ604において、第1の所定の期間41 2にわたる位相誤差の変化レートを決定し分周された基準周波数信号206の周 波数と出力周波数信号116または117の周波数との間の周波数誤差の指示3 06を提供し、かつループ帯域幅調整器310は、ステップ605において、前 記周波数誤差の指示306に応じてPLL308の第1および第2のループ帯域 幅状態の間の遷移を制御する。前記位相誤差がステップ602において望ましく ないものと識別された場合には、PLL308は、ステップ603において、第 2のループ帯域幅状態で動作する。 したがって、本発明はPLL308のループ帯域幅をいつ変更するかを正確に 決定する装置および方法300を好適に提供する。この利点および他のものはほ ぼPLLの、基準周波数信号の位相と出力周波数信号の位相との間の差 を示す、位相誤差を望ましいものであるか或いは望ましくないものであるかを識 別する装置および方法によって提供される。前記装置および方法が前記位相誤差 が望ましいものであると識別した場合、前記装置および方法は第1の所定の期間 にわたり位相誤差の変化レートを決定し基準周波数信号の周波数と出力周波数信 号の周波数との間の周波数誤差の指示を提供し、そして前記周波数誤差の指示に 応じてPLLの第1および第2のループ帯域幅状態の間の遷移を制御する。前記 装置および方法が前記位相誤差が望ましくないものと識別した場合は、PLLは 第2のループ帯域幅状態で動作する。本発明は従来技術における問題、例えば、 PLLのループ帯域幅をいつ変えるかを不正確に決定することによって生じる、 ノイズまたは誤った情報の発生を克服する。 本発明がその例示的な実施例に関して説明されたが、本発明はこれら特定の実 施例に限定されないものと考えている。当業者は添付の請求の範囲に記載された 本発明の精神および範囲から離れることなく変更および修正を行ない得ることを 認識するであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基準周波数信号に応じて出力周波数信号を発生する位相同期ループ(PL L)における該PLLのループ帯域幅を制御する方法であって、前記出力周波数 信号および前記基準周波数信号は各々周波数および位相によって特徴づけられ、 位相誤差は前記基準周波数信号の位相と前記出力周波数信号の位相との間の差を 示すものであり、前記PLLは第1のループ帯域幅状態で動作して前記出力周波 数信号を実質的に前記基準周波数信号を示す周波数に維持し、かつ第2のループ 帯域幅状態で動作して前記出力周波数信号を前記基準周波数信号を示す前記周波 数に収斂させ、前記PLLのループ帯域幅を制御する方法は、 前記位相誤差が望ましいものであるか或いは望ましくないものであるかを識別 する段階、 前記位相誤差が望ましいものと識別された場合に、 第1の所定の期間にわたり前記位相誤差の変化レートを決定し前記基準周 波数信号の周波数と前記出力周波数信号の周波数との間の周波数誤差の指示を提 供する段階、そして 前記周波数誤差の指示に応じて前記PLLの第1および第2のループ帯域 幅状態の間の遷移を制御する段階、そして 前記位相誤差が望ましくないものと識別された場合に、 前記PLLを前記第2のループ帯域幅状態で動作させる段階、 を具備するPLLのループ帯域幅を制御する方法。 2.前記位相誤差を望ましいものであるか或いは望ましくないものであるかを 識別する段階はさらに、 前記出力周波数信号の位相の指示に対する前記基準周波数信号の位相の指示の 、第2の所定の期間に関する近接度を検出する段階、 を具備する、請求項1に記載の方法。 3.前記第2の所定の期間は前記出力周波数信号の周波数の逆数の関数である 、請求項2に記載の方法。 4.時間にわたり前記位相誤差の変化レートを決定する段階はさらに、 前記位相誤差が望ましいものであると識別した段階の引き続く発生をカウント する段階、 を具備する、請求項1に記載の方法。 5.前記第1の所定の期間は前記基準周波数信号または前記出力周波数信号の 周波数の逆数の関数である、請求項1に記載の方法。 6.前記制御する段階はさらに、 前記周波数誤差の指示に応じて前記PLLの第1および第2のループ帯域幅状 態の間で交代的に選択する段階、 を具備する、請求項1に記載の方法。 7.前記制御する段階はさらに、 前記周波数誤差の指示に応じて前記PLLの前記第2のループ帯域幅状態のル ープ帯域幅値を変化させる段階、 を具備する、請求項1に記載の方法。 8.基準周波数信号に応じて出力周波数信号を発生する位相同期ループ(PL L)における該PLLのループ帯域幅を制御する装置であって、前記出力周波数 信号および前記基準周波数信号は各々周波数および位相によって特徴づけられ、 位相誤差は前記基準周波数信号の位相と前記出力周波数信号の位相との間の差を 示すものであり、前記PLLは第1のループ帯域幅状態で動作して前記周波数信 号を実質的に前記基準周波数信号を示す周波数に維持し、かつ第2のループ帯域 幅状態で動作して前記出力周波数信号を前記基準周波数信号を示す前記周波数に 収斂させ、前記PLLのループ帯域幅を制御する装置は、 前記位相誤差が望ましいものであるか或いは望ましくないものであるかを識別 するよう動作する位相誤差識別器、 前記位相誤差が望ましいものと識別された場合に、第1の所定の期間にわたり 位相誤差の変化レートを決定して前記基準周波数信号の周波数と前記出力周波数 信号の周波数との間の周波数誤差の指示を提供するよう動作する変化レート決定 器、そして 前記位相誤差が望ましいものとして識別された場合に、前記周波数誤差の指示 に応じて前記PLLの第1および第2のループ帯域幅状態の間の遷移を制御する よう動作し、 かつ、前記位相誤差が望ましくないものと識別された場合に、前記PLLを第2 のループ帯域幅状態で動作させるよう動作するループ帯域幅調整器、 を具備するPLLのループ帯域幅を制御する装置。 9.前記位相誤差識別器はさらに、 前記出力周波数信号の位相の指示に対する前記基準周波数信号の位相の指示の 、第2の所定の期間に関する、近接度を決定するよう動作するエッジ近接検出器 、 を具備する、請求項8に記載の装置。 10.前記時間にわたり位相誤差の変化レートを決定するよう動作する変化レ ート決定器はさらに、 望ましいものと識別された位相誤差の引き続く発生をカウントするよう動作す るカウンタ、 を具備する、請求項8に記載の装置。
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