JPH08510371A - バイアス電圧分配システム - Google Patents

バイアス電圧分配システム

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JPH08510371A JP6525464A JP52546494A JPH08510371A JP H08510371 A JPH08510371 A JP H08510371A JP 6525464 A JP6525464 A JP 6525464A JP 52546494 A JP52546494 A JP 52546494A JP H08510371 A JPH08510371 A JP H08510371A
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ウィリアム, エイチ. ハーンドン,
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マイクロユニティ システムズ エンジニアリング,インコーポレイテッド
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    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、温度、プロセス、電源変動に拘わらず一定のデバイスの動作条件を補償する際にMOSデバイスにバイアス電位を供給するバイアス電位分配システムに関して述べている。さらに、バイアス電位は、論理回路内の1つのメイン位置で生成され、論理回路の全体に渡って分配され、MOSデバイスの全体または電圧変換回路に分配される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 バイアス電圧分配システム 関連する出願 本出願は、米国特許第5,124,580号の部分継続出願である米国特許出 願第842,922号(これらは、本発明の譲受人に譲渡されている)と関連す る。 発明の分野 本発明は、論理回路の分野に係り、特に論理回路におけるバイアス電位に関す るものである。 発明の背景 全てのエミッタ・カップルド・ロジック(ECL)ゲートまたは電流モードロ ジック(CML)ゲートの基本要素は、差動増幅器である。したがって、差動増 幅器の動作を精密に調整することは極めて重要であり、これにより全てのECL またはCMLの論理ゲートの動作を改良することができる。 差動増幅器は、典型的には、エミッタ接続の2つのバイポーラ・トランジスタ を有し、その夫々はコレクタと電源との間に抵抗負荷を持っている。このトラン ジスタの対の共通のエミッタは、電流源に接続されている。抵抗負荷と電流源の 双方は、典型的には半導体の抵抗である。しかしながら、電流源に関する線形領 域においてバイアスされたバイポーラ・トランジスタも一般に使用されている。 エミッタ接続の対の1つのベースは、基準電位に接続され、他のエミッタ接続の トランジスタのベースは、入力信号に接続される。 差動増幅器は、入力信号と基準電位とを比較するように動作する。入力信号が 基準電位より低いか、高いかに依存して、差動増幅器は、電流源によって確立さ れた電流をエミッタ接続のトランジスタの1つを介して制御する。この電流の流 れは、負荷抵抗の1つ分に対応した電圧降下を引き起こす。同時に、他のトラン ジスタを介した電流は流れないため、トランジスタのコレクタは、略接地電位の ままである。差動増幅器の出力は、典型的には、エミッタ接続の各トランジスタ のコレクタから取り出される。したがって、1つのコレクタは、常に論理レベル のロウに対応した電位であり、他のコレクタは、論理レベルのハイに対応した電 位である。 産業において一般に認知されているように、最高速のバイポーラ・ロジックを 利用するためには、ECL/CMLが望ましい。しかしながら、上記のECL/ CMLの差動増幅器の主たる欠点は、既存のロジック技術の中で最大の電力を消 費し、温度及び電源の変動による不都合な影響を受け得る点である。 上記の差動増幅器の動作を改善する1つの方法は、本発明の譲受人に譲渡され た米国特許第5,124,580号において示唆されている。米国特許第5,1 24,580号は、バイポーラの相補型金属酸化物半導体(BiCMOS)のE CL/CMLゲートに関して述べている。基本的なバイポーラのECL/CML ゲートは、電流源として機能するように、すなわち飽和領域で動作するようにバ イアスされたMOSデバイスの抵抗性半導体を含む電流源で置換することにより 改良されている。 さらに、エミッタ接続の対に接続された2つの負荷抵抗は、2つの線形動作す るMOSデバイスによって置換されている。MOSデバイスは、エミッタ接続の 対の夫々のコレクタと電源との間に接続されている。MOSの負荷デバイスのゲ ートの双方は、第2の共通のバイアス電位に接続されている。MOSの負荷デバ イスに関する負荷抵抗の値は、第2のバイアス電位とMOSデバイスのサイズに よって決定される。線形動作するMOSデバイスを利用する利益は、それらのゲ ートに印加する電位、すなわち、第2のバイアス電位を変化させることにより、 それらの抵抗を容易に調整し得ることである。このようにして、ECL/CML の論理ゲートの出力電圧に関する温度や電源等の変動の効果は、MOSの負荷デ バイスのゲート上のバイアス電位の適切な制御によって相殺される。米国特許第 5,124,580号の部分継続出願であり、本発明の譲受人に譲渡された米国 特許出願第842,922号は、基本的なバイポーラのECL/CMLのゲート のさらなる改良を開示している。米国特許出願第842,922号に開示された BiCMOSのECL/CMLのゲートは、MOSの負荷抵抗の線形性を改良し ている。開示された1つの実施の形態は、複数の並列のMOSデバイスが、エミ ッタ接続の対の夫々のコレクタと電源の間に接続されたものである。このデバイ スの夫々のゲートは、スイッチング回路網に接続されている。このスイッチング 回路網は、並列のMOSの負荷デバイスの夫々のゲートがバイアス電位に接続さ れているか、不活性電圧に接続されているかを決定する。並列のMOSデバイス は、線形的にバイアスされ、並列接続の実効抵抗がバイアス電位に接続された負 荷デバイスの数とサイズによって決定される。 米国特許第5,124,580号及び米国特許出願第842,922号に開示 された双方のBiCMOSのECL/CMLのゲートにおいて、特定の動作点( 負荷デバイスとして用いる線形の動作点及び電流源として用いる飽和した動作点 )でバイアスされた状態のMOSの負荷デバイス及び電流源は重要である。結果 として、これらのMOSデバイスのゲートに供給されるバイアス電圧は、温度、 電源電圧、及びプロセス変動の効果による変動に拘わらず一定である必要がある 。 米国特許第5,124,580号は、負荷及び電流源のMOSデバイスのゲー トに安定したバイアス電圧を供給するためのフィードバック回路を開示している 。このフィードバック回路は、MOSデバイスを動作条件の変化による変動から 独立した夫々の動作点でバイアスするようにバイアス電位を供給する。さらに、 このフィードバック回路は、ECLゲートの出力の電圧スイングを調整する能力 を追加することを可能にする。 多数の論理ゲートを含む大規模な論理回路においては、各ゲートに補償された バイアス電圧を供給する必要がある。これは、各論理ゲートの設計において、上 記の如きフィードバック回路を備えることを要求する。しかしながら、各フィー ドバック回路は、差動増幅器や、その他の面積を消費する回路を含む。その結果 として、各論理ゲートにフィードバック回路を備えることは、論理回路のデザイ ンの面積を低減することを妨げる。さらに、フィードバック回路の追加は、最小 の面積を要する場合には使用できない。 BiCMOSのECL/CMLの論理ゲートに対するバイアス電位の供給に関 して、MOSの負荷及び電流源のデバイスに関する特定の動作点を維持すること を補償し、且つ面積を低減する手段が要求されている。 発明の要約 本発明は、バイアス電位分配システムについて述べている。この分配システム は、温度、プロセス、及び電源変動に拘わらず一定に維持したデバイスの動作条 件を補償して、MOSデバイスにバイアス電位を供給する。さらに、バイアス電 位は、論理回路内の1つのメイン位置で生成され、その後、全てのMOSデバイ スまたはバイアス電圧変換回路に渡って分配される。論理回路内の各デバイスや 変換位置で補償されたバイアス電位を供給する必要性のため、面積は低減される 。さらに、バイアス電圧変換回路は、論理ゲートのすぐ近くの所望の位置に配さ れ、ノイズの影響を受けにくい。 この分配システムは、第1及び第2の温度、プロセス、及びバイアス電位を補 償された電源を供給する主バイアス電位生成器を備える。この主生成器は、2つ の回路に分けられる。第1の回路は、第1のバイアス電位を生成する。この回路 は、基準用のMOSデバイス及び動作条件の変動に応じて補償するフィードバッ ク回路を含む。第1のバイアス電位は、分配されて、論理回路内に配置された他 の遠方のMOSの負荷デバイスのゲートに接続される。第1のバイアス電位に接 続された遠方のMOSの負荷デバイスは、基準用のMOSデバイスと同一のサイ ズである場合、その基準用のMOSデバイスと同一の抵抗を有する。双方のMO Sデバイスは同一の電位にバイアスされているからである。遠方のMOSの負荷 デバイスが異なるサイズの場合は、基準用のMOSデバイスの抵抗と比例する( 抵抗とサイズの比は同一である)。この遠方のMOSの負荷デバイスは、遠方で のフィードバック回路の付加的な面積を消費することなく、動作条件の変動から 独立して機能するようバイアスされるという更なる利益を有する。 1つの実施の態様においては、基準用の負荷は、第1の並列のMOSの基準用 の負荷デバイスを有する。この並列のデバイスのゲートは、第1のスイッチング 回路網に接続される。このスイッチング回路網は、ゲートを第1のバイアス電位 または不活性電位(VDD)のいずれかに接続する。第1の制御信号は、いずれ のゲートが第1のバイアス電位に接続され、並列のデバイスのいずれがオンして 線形領域でバイアスされるかを決定する。オンしたデバイスの抵抗は、並列接続 の合成抵抗を決定する。また、並列のデバイスの抵抗の選択は、第1のバイアス 電位の値を決定する。 この第1のバイアス電位は、その後、他の回路に抵抗負荷を供給する他の遠方 の同様な並列のMOSデバイスに分配される。また、遠方の並列のデバイスのゲ ートは、第2の制御信号を有するスイッチング回路網に接続されている。この第 2の制御信号は、第1の制御信号と同様に機能する(すなわち、並列接続の抵抗 を選択)。基準用の並列のデバイスと、遠方の並列のデバイスは、共に第1のバ イアス電位によってバイアスされるため、遠方の並列接続の抵抗は、並列の基準 用のデバイスと同一であるか、若しくは比例(それらの相対的サイズに依存)す る。第1及び第2の制御信号は、基準及び遠方の並列の負荷デバイスの比例関係 を決定し、結果として遠方の並列の負荷デバイスの抵抗を決定する。 第2のバイアス電位は、主バイアス電位生成器内の第2の回路において生成さ れる。第1及び第2のバイアス電位は、論理回路内のバイアス電圧変換回路に分 配される。このバイアス電圧変換回路は、論理回路内のECL/CMLの論理ゲ ートにバイアス電圧を供給し、これにより、論理ゲートの負荷及び電流条件が、 主バイアス電位生成器内の負荷及び電流条件と同一になるか、若しくは比例する 。バイアス電圧変換回路は、論理ゲートの比較的近くに配置され、ローカルに変 換されたバイアス電圧が、第1及び第2の主バイアス電位より短い距離を経由す れば十分にされる。結果として、ローカルに生成されたバイアス電圧は、ノイズ の影響を受けにくい。 また、本発明の分配システムは、プロセス変動及び選択された制御信号を介し てなす電圧スイングの必要性に依存して、第1及び第2の主バイアス電圧を変化 させる能力を有する。さらに、ローカルの変換回路は、バイアスしている論理回 路の特定の電流条件を選択するために、ローカルに変換されたバイアス電圧を調 整する能力を有する。最後に、主バイアス電位生成器において、温度、プロセス 、及び電源の変動に関する補償を実行するため、ローカルなECL/CMLゲー トの配置において、差動増幅器を付加する必要性を回避する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明のバイアス電圧分配システムを説明するブロック図である。 図2は、本発明のVRRG及びVFFG(N)バイアス電圧生成器を説明する ブロック図である。 図3は、遠方のMOSの負荷デバイスをバイアスする単純化したVRRG生成 器を説明する回路図である。 図4は、PC制御コードの選択によってVRRGバイアス電圧を調整する能力 を有するVRRG生成器の回路図である。 図5は、RC制御コードの選択によってデバイスの実効サイズを選択する能力 を有する、遠方の抵抗負荷回路網である。 図6は、負荷と電流源のためのMOSデバイスに使用するBiCMOSの論理 ゲートに接続した本発明のVFFG生成器及びVII変換器の単純化した回路図で ある。 図7は、制御コードPCを介してVFFGバイアス電圧の値を調整する能力を 有する本発明のVFFG生成器の回路図である。 図8は、RC2コード及びVFFGの様々な値及びVCコードを介したV(L )を介して様々な抵抗負荷を選択する能力を有する本発明のVII変換器の回路図 である。 図9は、並列のPMOSの負荷回路網を有する米国特許出願第842,922 号に開示されたBiCMOSの論理ゲートの回路図であり、VII及びVRRバイ アス電圧の接続の仕方を説明する図である。 発明の詳細な説明 以下の説明においては、バイアス電位分配システムが述べられており、この中 には、本発明の完全な理解を促すために特定のタイプの導電率、回路構成、その 他の多数の特定の詳細が述べられている。しかしながら、本発明を実施するため に、これらの特定の詳細を採用する必要が必ずしもないことは当業者にとって自 明である。また、本発明を不必要に覆い隠すことを避けるため、公知の構成及び 回路については詳細を示さない。 本発明は、論理回路内の多数のECL/CMLのゲートにバイアス電位を供給 するバイアス電位分配システムである。これらの電位は、中央の位置で生成され 、温度、電源及びプロセス変動が補償される。さらに、このシステムは、多数の ECL/CMLのゲートからなる論理回路内の個別のECL/CMLの論理ゲー トに関して、電圧スイングの値及び電力消費の要求を外部から制御及びスケール (scale)することができる。 図1は、本発明のバイアス電位分配システムを有する論理回路83のブロック 図を示している。図から明らかなように、主バイアス生成器60は、論理回路8 3内の1つの位置に配置されている。バイアス電圧生成器60は、温度、電源及 びプロセス変動を補償された基準用のバイアス電圧VRRG及びVFFGを生成 する。これらはこれらの基準用の電圧は、バス90上に出力され、回路83の全 域に渡って、多数のローカルのバイアス変換器61〜63に接続されている。こ のローカルのバイアス変換器は、VFFG及びVRRGバイアス電圧を2つのバ イアス電位VRR1〜VRR4及びVIIに変換し、これらは線路91〜96に接 続されたローカルのECL/CMLのゲート64〜69をバイアスするために使 用される。 さらに、VRRGは分配され、論理回路83内の遠方の並列の負荷デバイス7 0をバイアスする。 図2は、基準用のバイアス電圧変換器60のブロック図を示している。生成器 60は、VRRGバイアス電圧生成器100とN個のVFFGバイアス電圧生成 器101〜103を備える。ここでNは1以上の整数である。VRRGは、生成 器100によって線路104及び105上に出力される。線路104は、直接バ ス90に接続され、ローカルのバイアス生成器61〜63及び抵抗負荷70に分 配される。また、VRRGは、線路105上の全てのVFFGバイアス電圧生成 器に接続され、VFFGバイアス電圧を生成するために使用される。VFFGバ イアス電圧は、線路106〜108上に出力され、ローカルのバイアス変換器6 1〜63に分配するためにバス90に接続されている。 VRRG生成器 本発明のバイアス分配システムが遠方の負荷デバイスにバイアス電圧を供給す るためにどのように機能するかを説明するために、主VRRGバイアス生成器及 び1つの負荷デバイスが図3に単純化した態様で示されている。 図示の如く、主VRRG生成器100は、特定のサイズXの1つのPMOSデ バイス199を含んでいる。199のドレインは、電流源IREF1と、差動増 幅器(OPアンプ)の正入力とに接続されている。また、電流源IREF1は、 第1の電源VSSに接続されている。OPアンプ153の負入力は、基準電位V REF1に接続されている。199のソースは、第1の電源VDDに接続されて いる。 生成器100は、OPアンプ153がその負入力と正入力との差に応じてバイ アス電圧VRRGを生成するように動作する。換言すれば、OPアンプ153は 、デバイス199をIREF1のソース・ドレイン電流でそのドレインがVRE F1と同一の電位でバイアスするようにVRRGを生成する。デバイス199が 特定の電流と電圧の特性を有するように駆動(その線形領域内)することによっ て、デバイス199は一定の抵抗を持つようにバイアスされている。デバイス1 99の抵抗は、VREF1とIREF1の値に依存する。動作条件の変化が起こ った場合には、それに従ってVRRGはデバイス199の動作点を維持するよう に自己を調整する。 遠方の抵抗負荷をバイアスするVRRGの使用 VRRGが1つの中央の位置、すなわち、主バイアス電圧生成器60で生成さ れた後、バス90を介して遠方のMOSの負荷デバイス70のゲートに分配され る。図3は、遠方のPMOSの負荷デバイス198のゲートに接続されたVRR Gを説明している。デバイス198のソースはVDDに接続され、そのドレイン は、ある種の抵抗負荷を使用または要求する回路に接続される。遠方のデバイス 198が基準用デバイス199と同一のサイズであれば、VRRGは、デバイス 198及び199の双方を同一の導電率でバイアスする。198と199のサイ ズが異なるが、比例関係を持つ場合は、デバイス198の導電率もまたデバイス 199の導電率との関係で同一の比例関係を有する。VRRGは動作条件の変化 に関して自己を補償するように調整されるため、遠方のデバイスは動作条件の変 動によって影響を受けない。 図3に示すように、線路91上のVRRGは、L1〜L3で示された、回路全 体に渡って配された多数の他のMOSの負荷デバイスに対して分配される。デバ イス198と同様に、負荷デバイスL1〜L3の導電率はそれらのサイズに依存 する。 VRRG生成器の調整 上記のように、VRRGの値は199のデバイス・サイズ及びIREF1及び VREF1の値で設定される。しかしながら、製造プロセスの変動によるMOS デバイスの電圧及び電流特性の変動に基づいてVRRGを調整することが要求さ れることもある。図4は、1つの値のVRRGに制限されないVRRG主バイア ス生成器を示している。 図示の如く、図3の基準用負荷デバイス199は、並列のPMOSデバイス1 17〜120(合成したデバイス199’)で置換されている。これらのデバイ スは、夫々のソースがVDDに接続され、夫々のドレインがOPアンプ153’ の正入力に接続されている。また、OPアンプ153’の正入力はIREF1’ に接続されている。OPアンプ153’の負入力は、VREF1’に接続されて いる。 デバイス117〜120のゲートは、CMOSインバータ113〜116を含 むスイッチング回路網に、線路VRR(0)〜VRR(3)を介して接続されて いる。インバータ113〜116の入力は、プロセス制御信号PC(0)〜PC (3)で制御される。VRRGを供給する増幅器153’の出力は、VDDに接 続されたCMOSのスイッチング回路網に接続されている。 CMOSのスイッチング回路網は、PMOSの負荷回路網117〜120を制 御及び駆動するデジタル・スイッチング手段を提供する。デバイス117〜12 0のゲート、すなわち、線路VRR(0)〜VRR(3)は、入力されるコード PC(0)〜PC(3)に基づいてVDD(デバイスのオフ電圧)またはVRR G(デバイスのオン電圧)のいずれかにスイッチングされる。VRRGによって オンにバイアスされたデバイスは、PMOSの回路網の全対的な線形コンダクタ ンスを増加させる。換言すると、PC(0)〜PC(3)は、PMOSの回路網 の実効サイズ及びコンダクタンスを決定する。 VRRG生成器85は、図3に示す単純化したVRRG生成器と同様の方法で 動作する。特に、合成したデバイス199’の実効サイズが制御信号PC(0) 〜PC(3)によって設定されると、VRRGは、その正入力と負入力の間の差 を減少するようにバイアス電圧を生成する。このようにして、OPアンプ153 ’は、バイアス電圧を供給し、VREF1及び合成したデバイス199’のサイ ズに依存するIREF1によって決定される電流及び電圧特性を持たせるように 合成したデバイス199’をフォースする。 従って、PC信号は、合成したデバイス199’の実効サイズを選択すること によってVRRGを調整することができる。合成したデバイス199’は、任意 の数のデバイスを含み得ることを認識されたい。さらに、デバイス117〜12 0は、全てが同一のサイズであっても良いし、相対的に異なったデバイスのサイ ズの組合わせで構成されても良い。図10は、現時点で好ましいサイズの組合わ せを示しており、デバイス120は、固定したサイズ(サイズ=Xとして付記) 、他はデバイス120より大きいサイズを有する。すなわち、デバイス119は サイズ2Xを有し、デバイス118はサイズ4Xを有し、デバイス117はサイ ズ8Xを有する。この特定の組合わせのデバイスのサイズは、等しい幅で増加す る16種類の抵抗及び16種類のVRRGの値をユーザに提供する。 上述のように、その後、VRRGは、論理回路内の他の遠方の負荷デバイスの ゲートに分配され、前記と同様の方法若しくは合成したデバイス199’に比例 してそれらをバイアスする。しかしながら、VRRGを図3に示すように夫々1 つのデバイスを有する多数の遠方の負荷に結合する代わりに、VRRGは、図4 に示す合成したデバイス199’と同様の並列のPMOSの負荷回路網を有する 多数の遠方の負荷に接続する。 図5は、1組の並列のPMOSデバイス、すなわち、合成したデバイス198 ’を有する遠方の抵抗負荷を示している。合成したデバイス198’は、CMO Sのスイッチング回路網130に接続されている。回路網130は詳細には示さ れていないが、図4に示すCMOSのスイッチング回路網と同様の方法で動作す る。 制御信号RC(0)〜RC(3)は、VRRG(オン電圧)またはVDD(オ フ電圧)のいずれかに線路VRR(0)〜VRR(3)を接続すべくスイッチン グ回路網130を動作させることで合成したデバイス198’の実効サイズを制 御する。198’の選択されたサイズが199’と同一である場合は、デバイス 198’及び199’は、同一の抵抗を有するようバイアスされる。それらのサ イズが異なる場合には、それらの導電率は、合成したデバイス199’及び19 8’の間の比例関係と同様の比例関係を有する。 図4に示すVRRG生成器と同様に、デバイスのサイズは、等しい幅で増加す る16種類の抵抗値をユーザに提供するようにスケールされる。 図から明らかなように、本発明は、PCコードを変化することによってバイア ス電圧VRRGのオンライン調整を可能にする。また、基準バイアス電流及び電 圧に加えて、RCコードとPCコードの間の比は、遠方のデバイスのコンダクタ ンスを決定する。 VFFG生成器 本発明のバイアス分配システムが遠方の論理ゲートにバイアス電圧を供給する ために如何にして動作するかを説明するため、主VFFGバイアス生成器103 、ローカルのVII及びVRRバイアス変換器61、及び論理ゲート64が単純化 した形態で図6に示されている。 図示の主VFFG生成器103は、直列に接続された2つのPMOSデバイス 200及び201を含む。PMOSデバイス200のソースは、VDDに接続さ れ、そのドレインは、OPアンプ154の負入力に接続されている。PMOSデ バイス201のドレインは、NMOSデバイス141に接続されている。デバイ ス141のゲートは、そのドレインに接続されている。デバイス141のソース はVSSに接続されている。 デバイス200は、VRRGによってバイアスされ、デバイス201は、OP アンプ154の出力電圧VFFG(N)によってバイアスされている。OPアン プ154の正入力は、VL(N)に接続されている。200及び201の相対的 なデバイスのサイズは、デバイス201が典型的にはデバイス200よりかなり 広い。VRRGは、デバイス200をそのサイズ及びVRRGで決定される抵抗 性を有する線形領域内でバイアスする。 VFFG生成器103は、OPアンプ154がその負入力と正入力の差に基づ いてバイアス電圧VFFGを生成するように機能する。バイアス電圧VFFGは 、デバイス201を電流源として機能せしめるように、その飽和領域でバイアス する。OPアンプ154の負入力(ノード142A)がOPアンプ154の正入 力、すなわちVL(N)と同一の電圧であるように、VFFGがデバイス201 をフォースする電流が生成される。デバイス201によって生成された電流は、 デバイス200がそのドレイン電圧を論理スイング電圧VL(N)と同一にフォ ースする際に要求される電流である。 デバイス141は、VFFG生成器にとっては無視可能な効果しか持たず、単 に他の関連する回路に関して説明されるものと同一の条件を確立するために機能 する。 VRRG生成器のように、動作条件の変化が起こると、OPアンプ154は、 VFFGを調整することで応答し、ノード142AをVL(N)と等しい電位に 維持するようにデバイス201をバイアスする。 VFFG及びVRRGをバイアス電圧VIIに変換 図6は、ローカルなバイアス変換器61を示している。図6には、1つのロー カルのバイアス変換器だけが示されているが、多数のローカルの変換器が論理回 路の全体に渡って分配されても良いし、多数のVFFG及びVRRG生成器に接 続されても良い。 図6において明らかなように、バイアス電圧VRRG及びVFFGは、デバイ ス202及びデバイス203に夫々接続されている。VRRGは、デバイス20 2を抵抗性を有する抵抗負荷として機能する線形領域でバイアスする。VFFG は、VRRG生成回路103におけるフィードバック回路によって特定の電流密 度を有するデバイス202、203及び241を介して電流を確立する電流源と してデバイス203をバイアスする。 ローカルの変換器61におけるデバイス202及び203に関するデバイスの サイズの比は、VFFG生成器103におけるデバイス200及び201に関す る比と同一である。デバイス200/201及び202/203の間には同一の 比が存在するため、また双方の組みのデバイスを介して確立される電流はVFF G(N)によって決定されるため、双方の組みを介して確立される電流密度は同 一である。結果として、ローカルの変換器61におけるノード142Bの電位は 、主VFFG生成器におけるノード142A、すなわち、VL(N)の電位と同 一である。 デバイス241は、VFFG生成器103のデバイス141に類似して構成さ れる。特に、デバイス241は、カレントミラーの半分として構成される。デバ イス241のゲート/ドレインのノードが同一のサイズを有する他のデバイスの ゲートに接続された時、その他のデバイスは、デバイス241と同一の電流を有 するようにバイアスされる。デバイス241のゲート/ドレインのノードは、V IIとする。 遠方の論理ゲートをバイアスするVII及びVRRGの使用 単純化した遠方の論理ゲート64が図6に示されている。図示の如く、これは エミッタ接続の対21及び22に接続されたPMOSの負荷デバイス204及び 205を含む。デバイス21及び22のエミッタは、NMOSデバイス24のド レインに接続されている。デバイス24のソースは、VSSに接続されている。 負荷デバイス204及び205は、同一のサイズを有し、それらの線形領域でバ イアスされ、論理ゲートのための負荷抵抗を提供する。電流源のデバイス24は 、一定の電流を供給する飽和領域においてバイアスされる。 バイアス電圧VRRGは、負荷デバイス204及び205にバイアス電圧を供 給し、バイアス電圧VIIは、電流源のデバイス24にバイアス電圧を供給する。 図6を参照すると、VRRGは、デバイス204及び205の各ゲートに接続さ れ、VIIは、デバイス24のゲートに接続されている。 デバイス24は、デバイス241と同一のデバイスのサイズであるため、VII は、それを介してデバイス241と同一の電流を生成する。また、負荷デバイス 204及び205は、デバイス202と同一のサイズであるため、カラントミラ ーのデバイス24及び241によって生成される同一の電流により、負荷デバイ ス204及び205の夫々を介した電圧降下は同一である。従って、ノード30 及び31におけるロウの論理電位は、遠方の生成器61におけるノード142B と同一となる。また、142B上で確立された電位は、ノード142Aで確立さ れた電位、すなわち、VL(N)と同一である。 換言すると、VinがVbiasを超えた場合は、ノード30はVL(N)と 等しい電位となり、VbiasがVinを超えた場合は、ノード31はVL(N )と等しい電位となる。図から明らかなように、VL(N)は論理回路64の電 圧スイングを決定する。さらに、デバイス202の抵抗が負荷デバイス204及 び205の抵抗と同一にされた場合、VL(N)は、論理ゲートの負荷抵抗が変 化しても影響を受けない。 動作電位の変化が起こった時に、バイアス電圧VRRG及びVFFGが調整さ れるため、論理ゲートの電圧スイングが変化しないように、VIIは対応して調整 される。 調整可能なVFFG生成器 図7は、特定のプロセスコードと独立にバイアス電圧VFFGを調整するため の柔軟性を追加したVFFG生成器を示している。これは、合成したデバイス2 00’及び201’の実効デバイス・サイズを変化させることによって達成され る。 図7において、スイッチング回路網131は、デバイス133〜136のゲー トに接続された線路VRR(0)〜VRR(3)をVRRGまたはVDDのいず れかに接続する。これは、プロセス制御信号PC(0)〜PC(3)を選択する ことによってなされる。したがって、制御信号PC(0)〜PC(3)は、デバ イスのサイズ及び合成したデバイス200’の抵抗を決定する。同様に、スイッ チング回路網132は、線路VFF(0)〜VFF(3)(すなわち、デバイス 137〜140のゲート)をVFFGまたはVDDのいずれかに接続する。これ は、プロセス制御信号PC(4)〜PC(7)を選択することによってなされる 。したがって、PC(4)〜PC(7)は、合成したデバイス201’のデバイ スのサイズを決定する。 OPアンプ154’は、図3の単純化したVFFG生成器に関して前述したよ うに、OPアンプ154’の入力の差に応じてバイアス電圧VFFGを生成する よう機能する。バイアス電圧VFFGは、合成したデバイス201’をノード1 42’が電圧スイング電位VL(N)に等しくなるようにバイアスする。 図から明らかなように、合成したデバイス200’及び201’のデバイスの サイズを調整することによって、VFFGがそれに従って変化し、デバイス20 0’及び201’を通る電流もまた変化する。しかしながら、ノード142A’ における電位は常にVL(N)にフォースされる。 前述のように、1つのVFFGバイアス電圧が生成され、これは相応の電圧ス イング電位VL(N)を有している。しかしながら、特定の用途においては、多 数の電圧スイング値から選択できる能力を有することが有用であるかも知れない 。図2から明らかなように、本発明の主バイアス電圧生成器60は、それぞれが 電圧スイングの基準VL(N)に関連した多数のVFFGバイアス電圧を生成す る。様々なVL(N)は、夫々のVFFG生成器に線路109〜111で接続さ れ、線路104、及び106〜108上に様々なVFFGが生成される。そして 、これらの各VFFGバイアス電圧は、VRRGと共に多数のローカルのバイア ス変化器61に接続され、これにより特定のVFFGに関する、電圧スイング電 位VL(N)をフォースするVIIが生成される。 図8は、主バイアス生成器60に接続された多数のVFFG信号に接続された ローカルのバイアス変換器の実施の形態を示している。ローカルの変換器は、V FFGバイアス電圧及びその相応のVL(N)の1つを選択する。図8において 、マルチプレクサである図示のMUX300は、8個の入力VFFG(0)〜V FFG(7)を有している。各VFFG(N)は、合成したデバイス203’を ノード142B’で様々なVL(N)の値にフォースするように、バイアスする 。 制御信号VC(0)〜VC(3)は、VFFG(N)のいずれがスイッチング 回路網144の入力に接続されるかを決定する。例えば、1つの態様は、VC( 0)〜VC(3)が”000”である場合、バイアス電圧VFFG(0)が選択 される。 スイッチング回路網143及び144は、前述したスイッチング回路網と同様 に機能する。回路網143は、VRR(3)〜VRR(0)に接続されたデバイ ス145〜148のゲートにVRRGまたはVDDを接続する。制御信号RC2 (0)〜RC2(3)は、合成したデバイス202’の実効デバイス・サイズを 選択する。スイッチング回路網144は、VFF(3)VFF(0)に接続され たデバイス149〜152のゲートをVFFGまたはVDDのいずれかに接続す る。制御信号RC2(4)〜RC2(7)は、合成したデバイス203’の実効 デバイス・サイズ、結果としてデバイス202’及び203’を介して流れる電 流を選択する。 合成したデバイス200’/201’(図7参照)と202’/203’(図 8参照)の間の比が同一であれば、ローカルのバイアス変換器(図8参照)にお けるノード142B’の電位は、主VFFG生成器(図7参照)におけるノード 142A’の電位、すなわちVL(N)と同一ある。図示の如く、図8におけ るローカルのバイアス変換器は、VCコードで特定のVL(N)を選択すること を可能にする。結果として、ローカルの変換器によって供給されたVIIは、論理 ゲートの電圧スイングが選択されたVL(N)である電流を生成するために、論 理ゲートにおける電流デバイスをフォースする。 図9は、米国特許出願第842,922号において述べられているBiCMO Sの論理ゲートを示している。この論理ゲートは、夫々4個の並列のPMOSデ バイス71〜74及び75〜78を有する2個のPMOSの負荷回路網を備えて いる。全てのデバイスのドレインは、VDDに接続されている。デバイス71〜 74のソースは、NPNデバイス21のコレクタ(ノード30)に接続され、デ バイス75〜78のソースは、NPNデバイス22のコレクタ(ノード31)に 接続されている。これらのゲートは、図示のように、バイアス電圧VRR(0) 〜VRR(3)に接続されている。デバイス21及び22のエミッタは、NMO Sデバイス24のドレインに接続されている。デバイス24のソースは、VSS に接続され、そのゲートはVIIでバイアスされる。 バイアス電圧VII及びVRRは、図9に示す論理ゲートをバイアスするために 使用され、図8に示すようなローカルのバイアス変換器によって生成される。ま た、並列のデバイス145〜148をバイアスする電圧VRR(0)VRR(3 )(図8参照)は、負荷デバイス71〜74及び75〜78のゲート(図9参照 )に接続されている。結果として、論理ゲートの負荷デバイスは、合成したデバ イス202’と同一の抵抗を有する。さらに、合成したデバイス202’を介し て流れる電流は、論理ゲートの負荷デバイスを介して流れる。したがって、ノー ド30及び31(図9参照)の電圧は、ノード142B’(図8参照)の電圧と 同一である。 図から明らかなように、バイアス電圧VRR及びVIIは、主バイアス電圧VR RG及びVFFGから取出される。結果として、動作条件の変動が生じた時、V RRG及びVFFGが補償される場合、VRR及びVIIもまた付随して調整され る。 図9に示す論理ゲートのための抵抗負荷の値は、適切な制御コードRC2(0 )〜RC2(3)を選択することによって、同一のV(L)の値を維持しつつ、 選択される。さらに、論理スイング及び電流は、所望のVCコードを選択するこ とによって同一のゲートに関して選択される。 論理回路は、多数のローカルのバイアス変換器を含んでいても良く、各変換器 は、様々な負荷及び電圧スイング条件を供給するように設定されても良いことに 注意されたい。従って、本発明は、極めて柔軟なバイアス分配システムを抵抗す る。そして、ローカルの変換器は、論理ゲートのすぐ近くに配置されるため、敏 感なVIIバイアス電圧は短い距離を経て伝達され、ノイズの影響を受けにくい。 また、本発明の分配システムは、米国特許第5,124,580号及び米国特 許出願第842,922号に開示され、請求の範囲に記載された発明の効果を維 持しつつ、最小の回路を付加することで、遠方の論理ゲートに補償されたバイア ス電圧を供給することができることが理解される。さらに、この分配システムは 、VRRG生成器において制御信号PCを介してプロセス変動を補償するために バイアス電圧を調整する柔軟性を提供する。 さらに、本発明は、特定の電源及び論理スイングの必要性に応じた柔軟な分配 システムを提供する。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月22日 【補正内容】 さらに、VRRGは分配され、論理回路83内の遠方の並列の負荷デバイス7 0をバイアスする。 図2は、基準用のバイアス電圧変換器60のブロック図を示している。生成器 60は、VRRGバイアス電圧生成器100とN個のVFFGバイアス電圧生成 器101〜103を備える。ここでNは1以上の整数である。VRRGは、生成 器100によって線路104及び105上に出力される。線路104は、直接バ ス90に接続され、ローカルのバイアス生成器61〜63及び抵抗負荷70に分 配される。また、VRRGは、線路105上の全てのVFFGバイアス電圧生成 器に接続され、VFFGバイアス電圧を生成するために使用される。VFFGバ イアス電圧は、線路106〜108上に出力され、ローカルのバイアス変換器6 1〜63に分配するためにバス90に接続されている。 〈VRRG生成器〉 本発明のバイアス分配システムが遠方の負荷デバイスにバイアス電圧を供給す るためにどのように機能するかを説明するために、主VRRGバイアス生成器及 び1つの負荷デバイスが図3に単純化した態様で示されている。 図示の如く、主VRRG生成器100は、特定のサイズXの1つのPMOSデ バイス199を含んでいる。199のドレインは、電流源IREF1と、差動増 幅器(OPアンプ)の正入力とに接続されている。また、電流源IREF1は、 第1の電源VSSに接続されている。OPアンプ153の負入力は、基準電位V REF1に接続されている。199のソースは、第1の電源VDDに接続されて いる。 生成器100は、OPアンプ153がその負入力と正入力との差に応じてバイ アス電圧VRRGを生成するように動作する。換言すれば、OPアンプ153は 、デバイス199をIREF1のソース・ドレイン電流でそのドレインがVRE F1と同一の電位でバイアスするようにVRRGを生成する。デバイス199が 特定の電流と電圧の特性を有するように駆動(その線形領域内)することによっ て、デバイス199は一定の抵抗を持つようにバイアスされている。デバイス1 99の抵抗は、VREF1とIREF1の値に依存する。動作条件の変化が起こ った場合には、それに従ってVRRGはデバイス199の動作点を維持するよう に自己を調整する。 遠方の抵抗負荷をバイアスするVRRGの使用 VRRGが1つの中央の位置、すなわち、主バイアス電圧生成器60で生成さ れた後、バス90を介して遠方のMOSの負荷デバイス70のゲートに分配され る。図3は、遠方のPMOSの負荷デバイス198のゲートに接続されたVRR Gを説明している。デバイス198のソースはVDDに接続され、そのドレイン は、ある種の抵抗負荷を使用または要求する回路に接続される。遠方のデバイス 198が基準用デバイス199と同一のサイズであれば、VRRGは、デバイス 198及び199の双方を同一の導電率でバイアスする。198と199のサイ ズが異なるが、比例関係を持つ場合は、デバイス198の導電率もまたデバイス 199の導電率との関係で同一の比例関係を有する。VRRGは動作条件の変化 に関して自己を補償するように調整されるため、遠方のデバイスは動作条件の変 動によって影響を受けない。 図3に示すように、線路91上のVRRGは、L1〜L3で示された、回路全 体に渡って配された多数の他のMOSの負荷デバイスに対して分配される。デバ イス198と同様に、負荷デバイスL1〜L3の導電率はそれらのサイズに依存 する。 〈VRRG生成器の調整〉 上記のように、VRRGの値は199のデバイス・サイズ及びIREF1及び VREF1の値で設定される。しかしながら、製造プロセスの変動によるMOS デバイスの電圧及び電流特性の変動に基づいてVRRGを調整することが要求さ れることもある。図4は、1つの値のVRRGに制限されないVRRG主バイア ス生成器を示している。 図示の如く、図3の基準用負荷デバイス198は、並列のPMOSデバイス1 17〜120(合成したデバイス199’)で置換されている。これらのデバイ スは、夫々のソースがVDDに接続され、夫々のドレインがOPアンプ153’ の正入力に接続されている。また、OPアンプ153’の正入力はIREF1に 接続されている。OPアンプ153’の負入力は、VREF1に接続されている 。 デバイス117〜120のゲートは、CMOSインバータ113〜116を含 むスイッチング回路網に、線路VRR(0)〜VRR(3)を介して接続されて いる。インバータ113〜116の入力は、プロセス制御信号PC(0)〜PC (3)で制御される。VRRGを供給する増幅器153’の出力は、VDDに接 続されたCMOSのスイッチング回路網に接続されている。 CMOSのスイッチング回路網は、PMOSの負荷回路網117〜120を制 御及び駆動するデジタル・スイッチング手段を提供する。デバイス117〜12 0のゲート、すなわち、線路VRR(0)〜VRR(3)は、入力されるコード PC(0)〜PC(3)に基づいてVDD(デバイスのオフ電圧)またはVRR G(デバイスのオン電圧)のいずれかにスイッチングされる。VRRGによって オンにバイアスされたデバイスは、PMOSの回路網の全対的な線形コンダクタ ンスを増加させる。換言すると、PC(0)〜PC(3)は、PMOSの回路網 の実効サイズ及びコンダクタンスを決定する。 VRRG生成器85は、図3に示す単純化したVRRG生成器と同様の方法で 動作する。特に、合成したデバイス199’の実効サイズが制御信号PC(0) 〜PC(3)によって設定されると、VRRGは、その正入力と負入力の間の差 を減少するようにバイアス電圧を生成する。このようにして、OPアンプ153 ’は、バイアス電圧を供給し、VREF1及び合成したデバイス199’のサイ ズに依存するIREF1によって決定される電流及び電圧特性を持たせるように 合成したデバイス199’をフォースする。 従って、PC信号は、合成したデバイス199’の実効サイズを選択すること によってVRRGを調整することができる。合成したデバイス199’は、任意 の数のデバイスを含み得ることを認識されたい。さらに、デバイス117〜12 0は、全てが同一のサイズであっても良いし、相対的に異なったデバイスのサイ ズの組合わせで構成されても良い。図4は、現時点で好ましいサイズの組合わせ を示しており、デバイス120は、固定したサイズ(サイズ=Xとして付記)、 他はデバイス120より大きいサイズを有する。すなわち、デバイス119はサ イズ2Xを有し、デバイス118はサイズ4Xを有し、デバイス117はサイズ 8Xを有する。この特定の組合わせのデバイスのサイズは、等しい幅で増加する 16種類の抵抗及び16種類のVRRGの値をユーザに提供する。 上述のように、その後、VRRGは、論理回路内の他の遠方の負荷デバイスの ゲートに分配され、前記と同様の方法若しくは合成したデバイス199’に比例 してそれらをバイアスする。しかしながら、VRRGを図3に示すように夫々1 つのデバイスを有する多数の遠方の負荷に結合する代わりに、VRRGは、図4 に示す合成したデバイス199’と同様の並列のPMOSの負荷回路網を有する 多数の遠方の負荷に接続する。 図5は、1組の並列のPMOSデバイス、すなわち、合成したデバイス198 ’を有する遠方の抵抗負荷を示している。合成したデバイス198’は、CMO Sのスイッチング回路網130に接続されている。回路網130は詳細には示さ れていないが、図4に示すCMOSのスイッチング回路網と同様の方法で動作す る。 制御信号RC(0)〜RC(3)は、VRRG(オン電圧)またはVDD(オ フ電圧)のいずれかに線路VRR(0)〜VRR(3)を接続すべくスイッチン グ回路網130を動作させることで合成したデバイス198’の実効サイズを制 御する。198’の選択されたサイズが199’と同一である場合は、デバイス 198’及び199’は、同一の抵抗を有するようバイアスされる。それらのサ イズが異なる場合には、それらの導電率は、合成したデバイス199’及び19 8’の間の比例関係と同様の比例関係を有する。 図4に示すVRRG生成器と同様に、デバイスのサイズは、等しい幅で増加す る16種類の抵抗値をユーザに提供するようにスケールされる。 図から明らかなように、本発明は、PCコードを変化することによってバイア ス電圧VRRGのオンライン調整を可能にする。また、基準バイアス電流及び電 圧に加えて、RCコードとPCコードの間の比は、遠方のデバイスのコンダクタ ンスを決定する。 本発明のバイアス分配システムが遠方の論理ゲートにバイアス電圧を供給する ために如何にして動作するかを説明するため、主VFFGバイアス生成器103 、ローカルのVII及びVRRバイアス変換器61、及び論理ゲート64が単純化 した形態で図6に示されている。 図示の主VFFG生成器103は、直列に接続された2つのPMOSデバイス 200及び201を含む。PMOSデバイス200のソースは、VDDに接続さ れ、そのドレインは、OPアンプ154の負入力に接続されている。PMOSデ バイス201のドレインは、NMOSデバイス141に接続されている。デバイ ス141のゲートは、そのドレインに接続されている。デバイス141のソース はVSSに接続されている。 デバイス200は、VRRGによってバイアスされ、デバイス201は、OP アンプ154の出力電圧VFFG(N)によってバイアスされている。OPアン プ154の正入力は、VL(N)に接続されている。200及び201の相対的 なデバイスのサイズは、デバイス201が典型的にはデバイス200よりかなり 広い。VRRGは、デバイス200をそのサイズ及びVRRGで決定される抵抗 性を有する線形領域内でバイアスする。 VFFG生成器103は、OPアンプ154がその負入力と正入力の差に基づ いてバイアス電圧VFFGを生成するように機能する。バイアス電圧VFFGは 、デバイス201を電流源として機能せしめるように、その飽和領域でバイアス する。OPアンプ154の負入力(ノード142A)がOPアンプ154の正入 力、すなわちVL(N)と同一の電圧であるように、VFFGがデバイス201 をフォースする電流が生成される。デバイス201によって生成された電流は、 デバイス200がそのドレイン電圧を論理スイング電圧VL(N)と同一にフォ ースする際に要求される電流である。 デバイス141は、VFFG生成器にとっては無視可能な効果しか持たず、単 に他の関連する回路に関して説明されるものと同一の条件を確立するために機能 する。 VRRG生成器のように、動作条件の変化が起こると、OPアンプ154は、 VFFGを調整することで応答し、ノード142AをVL(N)と等しい電位に 維持するようにデバイス201をバイアスする。 〈VFFG及びVRRGをバイアス電圧VIIに変換〉 図6は、ローカルなバイアス変換器61を示している。図6には、1つのロー カルのバイアス変換器だけが示されているが、多数のローカルの変換器が論理回 路の全体に渡って分配されても良いし、多数のVFFG及びVRRG生成器に接 続されても良い。 図6において明らかなように、バイアス電圧VRRG及びVFFGは、デバイ ス202及びデバイス203に夫々接続されている。VRRGは、デバイス20 2を抵抗性を有する抵抗負荷として機能する線形領域でバイアスする。VFFG は、VFFG生成回路103におけるフィードバック回路によって特定の電流密 度を有するデバイス202、203及び241を介して電流を確立する電流源と してデバイス203をバイアスする。 ローカルの変換器61におけるデバイス202及び203に関するデバイスの サイズの比は、VFFG生成器103におけるデバイス200及び201に関す る比と同一である。デバイス200/201及び202/203の間には同一の 比が存在するため、また双方の組みのデバイスを介して確立される電流はVFF G(N)によって決定されるため、双方の組みを介して確立される電流密度は同 一である。結果として、ローカルの変換器61におけるノード142Bの電位は 、主VFFG生成器におけるノード142A、すなわち、VL(N)の電位と同 一である。 デバイス241は、VFFG生成器103のデバイス141に類似して構成さ れる。特に、デバイス241は、カレントミラーの半分として構成される。デバ イス241のゲート/ドレインのノードが同一のサイズを有する他のデバイスの ゲートに接続された時、その他のデバイスは、デバイス241と同一の電流を有 するようにバイアスされる。デバイス241のゲート/ドレインのノードは、V IIとする。 〈遠方の論理ゲートをバイアスするVII及びVRRGの使用〉 単純化した遠方の論理ゲート64が図6に示されている。図示の如く、これは エミッタ接続の対21及び22に接続されたPMOSの負荷デバイス204及び 205を含む。デバイス21及び22のエミッタは、NMOSデバイス24のド レインに接続されている。デバイス24のソースは、VSSに接続されている。 負荷デバイス204及び205は、同一のサイズを有し、それらの線形領域でバ イアスされ、論理ゲートのための負荷抵抗を提供する。電流源のデバイス24は 、一定の電流を供給する飽和領域においてバイアスされる。 バイアス電圧VRRGは、負荷デバイス204及び205にバイアス電圧を供 給し、バイアス電圧VIIは、電流源のデバイス24にバイアス電圧を供給する。 図6を参照すると、VRRGは、デバイス204及び205の各ゲートに接続さ れ、VIIは、デバイス24のゲートに接続されている。 デバイス24は、デバイス241と同一のデバイスのサイズであるため、VII は、それを介してデバイス241と同一の電流を生成する。また、負荷デバイス 204及び205は、デバイス202と同一のサイズであるため、カラントミラ ーのデバイス24及び241によって生成される同一の電流により、負荷デバイ ス204及び205の夫々を介した電圧降下は同一である。従って、ノード30 及び31におけるロウの論理電位は、遠方の生成器61におけるノード142B と同一となる。また、142B上で確立された電位は、ノード142Aで確立さ れた電位、すなわち、VL(N)と同一である。 換言すると、VinがVbiasを超えた場合は、ノード30はVL(N)と 等しい電位となり、VbiasがVinを超えた場合は、ノード31はVL(N )と等しい電位となる。図から明らかなように、VL(N)は論理回路64の電 圧スイングを決定する。さらに、デバイス202の抵抗が負荷デバイス204及 び205の抵抗と同一にされた場合、VL(N)は、論理ゲートの負荷抵抗が変 化しても影響を受けない。 動作電位の変化が起こった時に、バイアス電圧VRRG及びVFFGが調整さ れるため、論理ゲートの電圧スイングが変化しないように、VIIは対応して調整 される。 〈調整可能なVFFG生成器〉 図7は、特定のプロセスコードと独立にバイアス電圧VFFGを調整するため の柔軟性を追加したVFFG生成器を示している。これは、合成したデバイス2 00’及び201’の実効デバイス・サイズを変化させることによって達成され る。 図7において、スイッチング回路網131は、デバイス133〜136のゲー トに接続された線路VRR(0)〜VRR(3)をVRRGまたはVDDのいず れかに接続する。これは、プロセス制御信号PC(0)〜PC(3)を選択する ことによってなされる。したがって、制御信号PC(0)〜PC(3)は、デバ イスのサイズ及び合成したデバイス200’の抵抗を決定する。同様に、スイッ チング回路網132は、線路VFF(0)〜VFF(3)(すなわち、デバイス 137〜140のゲート)をVFFGまたはVDDのいずれかに接続する。これ は、プロセス制御信号PC(4)〜PC(7)を選択することによってなされる 。したがって、PC(4)〜PC(7)は、合成したデバイス201’のデバイ スのサイズを決定する。 OPアンプ154’は、図3の単純化したVFFG生成器に関して前述したよ うに、OPアンプ154’の入力の差に応じてバイアス電圧VFFGを生成する よう機能する。バイアス電圧VFFGは、合成したデバイス201’をノード1 42’が電圧スイング電位VL(N)に等しくなるようにバイアスする。 図から明らかなように、合成したデバイス200’及び201’のデバイスの サイズを調整することによって、VFFGがそれに従って変化し、デバイス20 0’及び201’を通る電流もまた変化する。しかしながら、ノード142A’ における電位は常にVL(N)にフォースされる。 前述のように、1つのVFFGバイアス電圧が生成され、これは相応の電圧ス イング電位VL(N)を有している。しかしながら、特定の用途においては、多 数の電圧スイング値から選択できる能力を有することが有用であるかも知れない 。図2から明らかなように、本発明の主バイアス電圧生成器60は、それぞれが 電圧スイングの基準VL(N)に関連した多数のVFFGバイアス電圧を生成す る。様々なVL(N)は、夫々のVFFG生成器に線路109〜111で接続さ れ、線路104、及び106〜108上に様々なVFFGが生成される。そして 、これらの各VFFGバイアス電圧は、VRRGと共に多数のローカルのバイア ス変化器61に接続され、これにより特定のVFFGに関する、電圧スイング電 位VL(N)をフォースするVIIが生成される。 図8は、主バイアス生成器60に接続された多数のVFFG信号に接続された ローカルのバイアス変換器の実施の形態を示している。ローカルの変換器は、V FFGバイアス電圧及びその相応のVL(N)の1つを選択する。図8において 、マルチプレクサである図示のMUX300は、8個の入力VFFG(0)〜V FFG(7)を有している。バイアス電圧VFFG(0)〜(7)の夫々は、合 成したデバイス203’をノード142B’で様々なVL(N)の値にフォース するようにバイアスする。 制御信号VC(0)〜VC(3)は、VFFG(N)のいずれがスイッチング 回路網144の入力に接続されるかを決定する。例えば、1つの態様は、VC( 0)〜VC(3)が”000”である場合、バイアス電圧VFFG(0)が選択 される。 スイッチング回路網143及び144は、前述したスイッチング回路網と同様 に機能する。回路網143は、VRR(3)〜VRR(0)に接続されたデバイ ス145〜148のゲートにVRRGまたはVDDを接続する。制御信号PC( 0)〜PC(3)は、合成したデバイス202’の実効デバイス・サイズを選択 する。スイッチング回路網144は、VFF(3)VFF(0)に接続されたデ バイス149〜152のゲートをVFFGまたはVDDのいずれかに接続する。 制御信号PC(0)〜PC(3)は、合成したデバイス203’の実効デバイス ・サイズ、結果としてデバイス202’及び203’を介して流れる電流を選択 する。 合成したデバイス200’/201’(図7参照)と202’/203’(図 8参照)の間の比が同一であれば、ローカルのバイアス変換器(図8参照)にお けるノード142B’の電位は、主VFFG生成器(図7参照)におけるノード 142A’の電位、すなわちVL(N)と同一である。図示の如く、図8におけ るローカルのバイアス変換器は、VCコードで特定のVL(N)を選択すること を可能にする。結果として、ローカルの変換器によって供給されたVIIは、論理 ゲートの電圧スイングが選択されたVL(N)である電流を生成するために、論 理ゲートにおける電流デバイスをフォースする。 図9は、米国特許出願第842,922号において述べられているBiCMO Sの論理ゲートを示している。この論理ゲートは、夫々4個の並列のPMOSデ バイス71〜74及び75〜78を有する2個のPMOSの負荷回路網を備えて いる。全てのデバイスのドレインは、VDDに接続されている。デバイス71〜 74のソースは、NPNデバイス21のコレクタ(ノード30)に接続され、デ バイス75〜78のソースは、NPNデバイス22のコレクタ(ノード31)に 接続されている。これらのゲートは、図示のように、バイアス電圧VRR(0) 〜VRR(3)に接続されている。デバイス21及び22のエミッタは、NMO Sデバイス24のドレインに接続されている。デバイス24のソースは、VSS に接続され、そのゲートはVIIでバイアスされる。 バイアス電圧VII及びVRRは、図9に示す論理ゲートをバイアスするために 使用され、図8に示すようなローカルのバイアス変換器によって生成される。ま た、並列のデバイス145〜148をバイアスする電圧VRR(0)VRR(3 )(図8参照)は、負荷デバイス71〜74及び75〜78のゲート(図9参照 )に接続されている。結果として、論理ゲートの負荷デバイスは、合成したデバ イス202’と同一の抵抗を有する。さらに、合成したデバイス202’を介し て流れる電流は、論理ゲートの負荷デバイスを介して流れる。したがって、ノー ド30及び31(図9参照)の電圧は、ノード142B’(図8参照)の電圧と 同一である。 図から明らかなように、バイアス電圧VRR及びVIIは、主バイアス電圧VR RG及びVFFGから取出される。結果として、動作条件の変動が生じた時、V RRG及びVFFGが補償される場合、VRR及びVIIもまた付随して調整され る。 図9に示す論理ゲートのための抵抗負荷の値は、適切な制御コードPC(0) 〜PC(3)を選択することによって、同一のV(L)の値を維持しつつ、選択 される。さらに、論理スイング及び電流は、所望のVCコードを選択することに よって同一のゲートに関して選択される。 論理回路は、多数のローカルのバイアス変換器を含んでいても良く、各変換器 は、様々な負荷及び電圧スイング条件を供給するように設定されても良いことに 注意されたい。従って、本発明は、極めて柔軟なバイアス分配システムを抵抗す る。そして、ローカルの変換器は、論理ゲートのすぐ近くに配置されるため、敏 感なVIIバイアス電圧は短い距離を経て伝達され、ノイズの影響を受けにくい。 また、本発明の分配システムは、米国特許第5,124,580号及び米国特 許出願第842,922号に開示され、請求の範囲に記載された発明の効果を維 持しつつ、最小の回路を付加することで、遠方の論理ゲートに補償されたバイア ス電圧を供給することができることが理解される。さらに、この分配システムは 、VRRG生成器において制御信号PCを介してプロセス変動を補償するために バイアス電圧を調整する柔軟性を提供する。 さらに、本発明は、特定の電源及び論理スイングの必要性に応じた柔軟な分配 システムを提供する。 請求の範囲 1.夫々が1組のMOS負荷デバイスを含む半導体基板上の集積回路内に物理的 に分配された複数の負荷回路を含む前記半導体基板上に集積された回路において 、前記1組のMOS負荷デバイスの夫々は、そのソースとドレインのうち一方が 第1の動作電位に接続され、そのソースとドレインのうち他方が他の回路に接続 され、前記複数の負荷回路をバイアスするバイアス電圧システムであって、 可変基準バイアス電位を供給する可変基準バイアス電位手段であって、前記可 変基準バイアス電位は温度補償されており、第1の組みのデジタル制御信号に応 じて変化される、前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記可 変基準バイアス電位手段と、 前記複数の負荷回路の導電率を設定する複数の導電率設定手段であって、前記 導電率設定手段の夫々は、物理的に前記半導体基板上の前記集積回路内の前記複 数の負荷回路の少なくとも1つのすぐ近くに配置されると共に前記第1の動作電 位と前記可変基準バイアス電位の間に接続され、前記導電率設定手段の夫々は、 第2の組みのデジタル制御信号に応じて、前記第1の動作電位と前記可変基準バ イアス電位のうちの一方を前記複数の負荷回路の前記少なくとも1つの前記1組 のMOS負荷デバイス内の夫々のMOS負荷デバイスのゲートに接続して前記複 数の負荷回路の前記少なくとも1つの導電率を設定する導電率設定手段と、 を備えることを特徴とするバイアス電圧システム。 2.前記導電率設定手段は、前記第1の動作電位と前記可変基準バイアス電位の 間に接続された第1の1組みのCMOSインバータを有し、前記1組の第2の制 御信号の夫々は前記第1の組みのCMOSインバータの1つの入力に接続され、 夫々のCMOSインバータの出力は、前記1組みのMOS負荷デバイス内の前記 夫々のデバイスの1つのゲートに対応して接続されていることを特徴とする請求 項1に記載のバイアス電圧システム。 3.前記可変基準バイアス電位は1組の基準MOS負荷デバイス、スイッチング 回路網及びフィードバック回路を含み、前記1組の基準MOS負荷デバイスは、 そのソースとドレインのうちの一方が前記第1の電位に接続され、そのソースと ドレインのうち他方が前記フィードバック回路に接続され、前記フィードバック 回路は前記可変基準バイアス電位を出力すると共にそれを前記スイッチング回路 網に接続し、前記スイッチング回路網は前記第1みの動作電位と前記可変基準電 位の一方を前記第1の組みの制御信号に応じて前記1組の基準MOS負荷デバイ スのゲートの夫々に接続することを特徴とする請求項2に記載のバイアス電圧シ ステム。 4.前記スイッチング回路網は、前記第1の動作電位と前記可変基準バイアス電 位の間に接続され、それらの入力の夫々が前記第1の1組みの制御信号に接続さ れ、それらの出力の夫々が前記1組みの基準MOS負荷デバイスの前記ゲートの 夫々に接続された第2の1組みのCMOSインバータを有することを特徴とする 請求項3に記載のバイアス電圧システム。 5.前記フィードバック回路は、比較器と電流源を含み、前記比較器は前記1組 みの基準MOS負荷デバイスのドレインに接続された1つの入力と、第1の基準 電位に接続された他の入力と、前記スイッチング回路網に接続された出力とを有 し、前記電流源は前記1組の基準MOS負荷デバイスの前記ドレインに接続され 、前記フィードバック回路は前記可変バイアス電位を温度の変動に関して補償す るよう調整することを特徴とする請求項4に記載のバイアス電位分配システム。 6.前記1組のMOS負荷デバイス及び前記1組の基準MOS負荷デバイスはP MOSデバイスであることを特徴とする請求項5に記載のバイアス電位分配シス テム。 7.相応の出力スイングを有する少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートを含 む半導体基板上に集積された回路において、前記少なくとも1つのBiCMOS 論理ゲートは、エミッタ接続の対のバイポーラ・トランジスタを含み、前記対の バイポーラ・トランジスタのコレクタの夫々は対の抵抗負荷MOSデバイスの1 つに接続され、前記バイポーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は共通の電 流源MOSデバイスに接続された、第1のバイアス電位を前記対の負荷MOSデ バイスの夫々のゲートに、第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOSデバイ スに供給するシステムであって、 前記第1のバイアス電位を生成する第1の手段であって、前記第1の手段は、 前記第1のバイアス電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償 する、前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記第1の手段と 、 中間バイアス電位を生成する第2の手段であって、前記第2の手段は出力スイ ング基準電位及び前記第1のバイアス電位に応じ、前記第2の手段は前記中間バ イアス電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償する、前記半 導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記第2の手段と、 前記第1のバイアス電位及び前記中間バイアス電位に応じて前記中間バイアス 電位を前記第2のバイアス電位に変換する少なくとも1つの変換手段であって、 物理的に前記半導体基板上の前記集積回路内の前記少なくとも1つのBiCMO S論理ゲートのすぐ近くに配置された前記少なくとも1つの変換手段と、 を備え、前記第1のバイアス電位は前記対の負荷MOSデバイスをバイアスし 、前記第2のバイアス電位は前記共通の電流源MOSデバイスをバイアスして、 前記少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートの相応の出力スイングを前記出力 スイング基準電位と等しくすることを特徴とするシステム。 8.前記第2の手段はBiCMOS回路のバイアス条件を確立する第1の回路手 段を含み、前記第1の回路手段は前記第1のバイアス電位によって第1の抵抗を 持つようにバイアスされる第1のMOSデバイスを含み、前記第1のMOSデバ イスは第1の動作電位と第2のMOSデバイスの間の第1の共通ノードで直列に 接続され、前記第2のMOSデバイスは前記中間バイアス電位によってバイアス されて前記第1及び第2のMOSデバイスにおける第1の直列電流を確立し、前 記第1の回路手段は前記第2のMOSデバイスと第2の動作電位の間に接続され た第1の電流手段を含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。 9.前記第2の手段は、前記中間バイアス電位を制御するフィードバック手段を さらに含み、前記フィードバック手段は前記出力スイング基準電位に接続された 第1の入力を有し、また前記第1の共通ノードに接続された第2の入力を有し、 前記フィードバック手段は前記中間バイアス電位を調整して、前記第1の共通ノ ードにおける電圧を前記出力スイング基準電位と略等しくすることを特徴とする 請求項8に記載のシステム。 10.前記少なくとも1つの変換手段は、前記第1のバイアス電位によってバイ アスされて第2の抵抗を持つ第3のMOSデバイスを含む第2の回路手段を含み 、前記第3のMOSデバイスは前記第1の動作電位と第4のMOSデバイスの間 に第2の共通ノードで直列に接続され、前記第4のMOSデバイスは前記中間バ イアス電位によってバイアスされて前記第3及び第4のMOSデバイスにおける 第2の直列電流を確立し、前記第2の回路手段は、前記第4のMOSデバイス及 び前記第2の動作電位の間に接続された第2の電流手段をさらに含むことを特徴 とする請求項9に記載のシステム。 11.相応の出力スイングを有する少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートを 含む半導体基板上に集積された回路において、前記少なくとも1つのBiCMO S論理ゲートはエミッタ接続の対のバイポーラ・トランジスタを含み、前記対の バイポーラ・トランジスタのコレクタの夫々は対の抵抗負荷MOSデバイスの1 つに接続され、前記バイボーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は共通の電 流源MOSデバイスに接続された、第1のバイアス電位を前記対の負荷MOSデ バイスの夫々のゲートに、第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOSデバイ スに供給するシステムであって、 前記第1のバイアス電位を生成する第1の手段であって、前記第1の手段は前 記第1のバイアス電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償す る、前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記第1の手段と、 複数の中間バイアス電位を生成する複数の第2の手段であって、前記複数の第 2の手段の夫々は前記複数の中間バイアス電位の対応する1つの中間バイアス電 位を生成すると共に相応の出力スイング基準電位を有し、前記複数の第2の手段 の夫々は、前記第1のバイアス電位及び前記相応の出力スイング基準電位に応じ 、前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記複数の第2の手段 と、 マルチプレクスする少なくとも1つのマルチプレクス手段であって、前記マル チプレクス手段は、前記複数の中間バイアス電位に接続された入力を有し、マル チプレクサ制御信号に応じて前記複数の中間バイアス電位から1つの中間バイア ス電位を選択する前記マルチプレクス手段と、 前記選択された1つの中間バイアス電位を前記第2のバイアス電位に変換する 少なくとも1つの変換手段であって、前記変換手段は前記マルチプレクサ手段に 接続され、前記変換手段は前記第1のバイアス電位及び前記選択された1つの中 間バイアス電位に応じ、物理的に前記半導体基板上の前記少なくとも1つのBi CMOS論理ゲートのすぐ近くに配置された前記変換手段と、 を備え、前記第1のバイアス電位は前記対の負荷MOSデバイスをバイアスし 、前記第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOSデバイスを供給して、前記 少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートの相応の出力スイングを前記選択され た1つの中間バイアス電位の前記相応の出力スイング基準電位と等しくすること を特徴とするシステム。 12.前記第2の手段の夫々はBiCMOS回路のバイアス条件を確立する第1 の回路手段を含み、前記第1の回路手段は前記第1のバイアス電位によって第1 の抵抗を持つ第1のMOSデバイスを含み、前記第1のMOSデバイスは第1の 動作電位と第2のMOSデバイスの間に第1の共通ノードで直列に接続され、前 記第2のMOSデバイスは前記対応する1つの中間バイアス電位によってバイア スされて前記第1及び第2のMOSデバイスにおける第1の直列電流を確立し、 前記第1の回路手段は前記第2のMOSデバイス及び第2の動作電位の間に接続 された第1の電流手段をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のシステ ム。 13.前記第2の手段の夫々は、前記対応する1つの中間バイアス電位を調整す るフィードバック手段をさらに含み、前記フィードバック手段は前記相応の出力 スイング基準電位に接続された第1の入力を有し、また前記第1の共通ノードに 接続された第2の入力を有し、前記フィードバック手段は前記対応する1つの中 間バイアス電位を調整して前記第1の共通ノードにおける電圧を前記相応の出力 スイング基準電位と略等しくすることを特徴とする請求項12に記載のシステム 。 14.前記変換手段は、前記第1のバイアス電位によってバイアスされて第2の 抵抗を持つ第3のMOSデバイスを含む第2の回路手段を含み、前記第3のMO Sデバイスは前記第1の動作電位及び第4のMOSデバイスの間に第2の共通ノ ードで直列に接続され、前記第4のMOSデバイスは前記選択された1つの中間 バイアス電位によってバイアスされて前記第3及び第4のMOSデバイスにおけ る第2の直列電流を確立し、前記第2の回路手段は、前記第4のMOSデバイス 及び前記第2の動作電位の間に接続された第2の電流手段をさらに含むことを特 徴とする請求項13に記載のシステム。 15.前記対の抵抗負荷MOSデバイス、前記第1、第2、第3、第4のMOS デバイスは全てPMOSデバイスであることを特徴とする請求項14に記載のシ ステム。 16.相応の出力スイングを持つ少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートを含 む半導体基板上に集積された回路において、前記少なくとも1つのBiCMOS 論理ゲートはエミッタ接続の対のバイポーラ・トランジスタを含み、前記対のバ イポーラ・トランジスタの対のコレクタの夫々は1組の対のMOS負荷デバイス の1つに接続され、前記バイポーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は共通 の電流源MOSデバイスに接続された、第1の1組のバイアス電位を供給するシ ステムであって、前記第1の1組のバイアス電位の1つは前記1組のMOS負荷 デバイスの双方における夫々のMOS負荷デバイスの1つのゲートに対応し、ま た第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOSデバイスに供給するシステムで あって、 第1のバイアス電位を生成する第1の手段であって、前記第1の手段は前記第 1のバイアス電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償する、 前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記第1の手段と、 複数の中間バイアス電位を生成する複数の第2の手段であって、前記複数の第 2の手段の夫々は、前記複数の中間バイアス電位から対応する1つの中間バイア ス電位を生成すると共に相応の出力スイング基準電位を有し、前記複数の第2の 手段の夫々は前記第1のバイアス電位及び前記相応の出力スイング基準電位に応 じ、前記半導体基板上の前記集積回路内の中央に配置された前記複数の第2の手 段と、 マルチプレクスする少なくとも1つのマルチプレクス手段であって、前記マル チプレクス手段は前記複数の中間バイアス電位に接続された入力を有し、前記マ ルチプレクス手段はマルチプレクサ選択信号に応じて前記複数の中間バイアス電 位から選択した1つの中間バイアス電位を出力する、マルチプレクス手段と、 前記第1のバイアス電位から前記第1の1組のバイアス電位を生成する手段と 前記選択した1つの中間バイアス電位を変換する手段とを含む少なくとも1つの 回路手段であって、物理的に前記半導体基板上の前記集積回路内の前記少なくと も1つのBiCMOS論理ゲートのすぐ近くに配置された前記少なくとも1つの 回路手段と、 を備え、前記第1の1組のバイアス電位は前記1組のMOS負荷デバイスの夫 々をバイアスし、前記第2のバイアス電位は前記共通の電流源MOSデバイスし て、前記少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートの相応の出力スイングを前記 選択した1つの中間バイアス電位の前記相応の出力スイング基準電位と等しくす ることを特徴とするシステム。 17.前記複数の第2の手段の夫々はBiCMOS回路のバイアス条件を確立す る第1の回路手段を含み、前記第1の回路手段はバイアスされて第1の抵抗を持 つ第1の1組のMOSデバイスを含み、前記第1の1組のMOSデバイスの夫々 はそのドレインとソースのうち一方を第1の動作電位に接続され、そのドレイン とソースのうち他方を第1の共通ノードに接続され、前記複数の第2の手段の夫 々は、バイアスされて前記第1及び第2の1組のMOSデバイスにおける第1の 直列電流を確立する第2の1組のMOSデバイスを含み、前記第2の1組のMO Sデバイスはそのドレインとソースのうち一方を前記第1の動作電位に接続され 、そのドレインとソースのうち他方を前記第1の回路手段に接続され、前記第1 の回路手段は前記第2の1組のMOSデバイスと第2の動作電位の間に接続され ていることを特徴とする請求項16に記載のシステム。 18.前記第2の手段は、前記対応する1つの中間バイアス電位を調整するフィ ードバック手段を含み、前記フィードバック手段は、前記相応の出力スイング基 準電位に接続された第1の入力を有し、また前記第1の共通ノードに接続された 第2の入力を有し、前記フィードバック手段は前記対応する1つの中間バイアス 電位を調整して、前記第1の共通ノードにおける電圧を前記相応の出力スイング 基準電位と略等しくすることを特徴とする請求項17に記載のシステム。 19.前記選択した1つの中間バイアス電位を変換する前記変換手段は、バイア スされて第2の抵抗を持つ第3の1組のMOSデバイスを含む第2の回路手段を 含み、前記第3の1組のMOSデバイスはそのソースとドレインのうち一方を前 記第1の動作電位に接続され、前記ソースとドレインのうち他方を第2の共通ノ ードに接続され、前記複数の第2の手段の夫々は、バイアスされて前記第3及び 第4の1組のMOSデバイスにおける第2の直列電流を確立する第4の1組のM OSデバイスをさらに含み、前記第4の1組のMOSデバイスはそのソースとド レインのうち一方を前記共通ノードに接続され、前記ソースとドレインのうち他 方を第2の電流手段に接続され、前記第2の回路手段は前記第4の1組のMOS デバイスと前記第2の動作電位の間に接続されていることを特徴とする請求項1 8に記載のシステム。 20.前記第1の手段は、第5の1組のMOSデバイスに接続されると共に前記 第5のバイアス電位と前記第1の動作電位の間に接続された第1のスイッチング 回路網を含み、第1の1組の制御信号に応じて前記第1の回路網は前記第1のバ イアス電位と前記第1の動作電位のうち一方を前記第5の1組のMOSデバイス の夫々のゲートに接続して前記第1のバイアス電位の大きさを設定することを特 徴とする請求項19に記載のシステム。 21.前記複数の第2の手段の夫々は、前記第1の1組のMOSデバイスに接続 された第2のスイッチング手段と、前記第2の1組のMOSデバイスに接続され た第3のスイッチング手段とを含み、前記第2のスイッチング手段は前記第1の 動作電位と前記第1のバイアス電位のうち一方を前記第1の1組のMOSデバイ スのゲートの夫々に接続し、前記第3のスイッチング手段は前記第1の動作電位 と前記対応する1つの中間バイアス電位のうち一方を第2の1組の制御信号に応 じて前記第2の1組のMOSデバイスの夫々のゲートに接続して、前記対応する 1つの中間バイアス電位の大きさを設定することを特徴とする請求項20に記載 のシステム。 22.前記少なくとも1つの回路手段は、前記第3の1組のMOSデバイスに接 続された第4のスイッチング手段と、前記第4の1組のMOSデバイスに接続さ れた第5のスイッチング手段とを含み、前記第4のスイッチング手段は前記第1 の動作電位と前記第1のバイアス電位のうち一方を前記第3の1組のMOSデバ イスのゲートの夫々に接続し、前記第5のスイッチング手段は、前記第1の動作 電位と前記選択した1つの中間バイアス電位のうち一方を前記第3の1組の制御 信号に応じて前記第4の1組のMOSデバイスのゲートの夫々に接続して、前記 第2のバイアス電位の大きさを設定することを特徴とする請求項21に記載のシ ステム。 23.前記第1、第2、第3、及び第4のスイッチング手段は、CMOSスイッ チング回路網を含み、前記CMOSスイッチング回路網は1組のCMOSインバ ータを含み、1組のCMOSインバータの夫々は前記第1の動作電位と、前記第 1のバイアス電位、前記対応する1つの中間バイアス電位、及び前記選択した1 つの中間バイアス電位のうち1つとの間に接続されることを特徴とする請求項1 2に記載のシステム。 24.前記1組の対のMOS負荷デバイス、前記第1、第2、第3、第4、及び 第5の1組のMOSデバイスは全てPMOSデバイスであることを特徴とする請 求項23に記載のシステム。 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,DK,FI,GE,HU,JP,KG,K P,KR,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW ,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK, TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.そのドレインが第1の動作電位に接続された複数のMOSの負荷デバイスを 有する回路において、前記MOSの負荷デバイスの夫々は相応のサイズ及び抵抗 を有する、前記負荷MOSデバイスをバイアスするバイアス電位分配システムで あって、 そのドレインが前記第1の動作電位に接続された基準MOSデバイスを有する バイアス電位の生成手段であって、前記基準用MOSデバイスは相応のサイズを 有し、前記生成手段は、前記基準MOSデバイスが前記回路内の動作条件の変動 に拘わらず特定の抵抗を有するように、前記基準MOSデバイスのゲートに前記 バイアス電位を供給すべく機能し、前記生成手段は制御信号に接続され、前記バ イアス電位は前記制御信号に応じて変化される、前記生成手段と、 前記複数のMOS負荷デバイスのゲートにバイアス電位を接続する接続手段と 、 を備え、前記複数のMOS負荷デバイスの前記相応の抵抗は、前記回路の前記 動作条件の変動に拘わらず線形性を維持し、前記複数の負荷MOSデバイスの前 記相応の抵抗は前記制御信号によって変化し得ることを特徴とするバイアス電位 分配分配システム。 2.前記複数のMOSの負荷デバイスの夫々の前記相応のサイズと前記基準MO Sデバイスの前記相応のサイズとの間の前記比例関係は、前記複数の負荷MOS デバイスの夫々の前記相応の抵抗と前記基準MOSデバイスの前記特定の抵抗と の間の前記比例関係と同一であることを特徴とする請求項1に記載の分配回路。 3.前記複数のMOSの負荷デバイスの夫々と前記MOSの基準デバイスは、夫 々Pチャネルの金属酸化物半導体(PMOS)のトランジスタであることを特徴 とする請求項2に記載の分配回路。 4.並列に接続された複数のMOSデバイスと第1のスイッチング手段とを含 む少なくとも1つの抵抗負荷回路網を有する回路において、前記複数のMOSデ バイスの前記ドレインの夫々は第1の動作電位に接続され、前記少なくとも1つ の抵抗負荷回路網は相応のサイズ及び抵抗を有し、前記第1のスイッチング手段 は第1の制御信号に応じて前記少なくとも1つの抵抗負荷回路網の前記相応のサ イズを決定する、前記少なくとも1つの抵抗負荷回路網に電位を供給するバイア ス電位分配システムであって、 バイアス電位の生成手段であって、前記生成手段は、並列に接続された複数の 基準MOSデバイスと第2のスイッチング手段を含む基準抵抗負荷回路網を有し 、前記複数の基準MOSデバイスのドレインの夫々は前記第1の動作電位に接続 され、前記第2のスイッチング手段は第2の制御信号を応じて前記基準抵抗負荷 回路網の前記相応のサイズを決定し、前記生成手段は、前記基準抵抗負荷回路網 が特定の抵抗を有するように、前記バイアス電位を前記第2のスイッチング手段 に供給すべく機能し、前記生成手段は前記バイアス電位の調整によって前記回路 内の動作条件の変動に拘わらず前記特定の抵抗を維持し、前記バイアス電位は前 記第2の制御信号に応じて変化される、前記生成手段と、 前記バイアス電位を前記少なくとも1つの抵抗負荷回路網に接続する接続手段 と、 を備え、前記少なくとも1つの抵抗負荷回路網の前記相応の抵抗は、前記回路 の前記動作条件の変動に拘わらず線形性を維持し、前記少なくとも1つの抵抗負 荷回路網の前記相応の抵抗は前記第1及び第2の制御信号を変化させることによ り変化されることを特徴とするバイアス電位分配システム。 5.前記抵抗負荷回路の前記相応のサイズと前記基準抵抗負荷回路網との間の銭 比例関係は、前記抵抗負荷回路網の前記相応の抵抗と前記基準負荷回路網の前記 特定の抵抗との間の比例関係と同一であることを特徴とする請求項4に記載の分 配回路。 6.前記複数のMOSデバイスの夫々と前記複数の基準MOSデバイスの夫々は PMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項5に記載の分配回路。 7.少なくとも1つのBiCMOS論理ゲートを有する回路において、前記Bi CMOS論理ゲートは入力信号を第1の基準電位と差動比較するエミッタ接続の バイポーラ・トランジスタの対を含み、前記バイポーラ・トランジスタの対のコ レクタの夫々は、相応の抵抗を夫々有する抵抗負荷MOSデバイスの対の1つに 接続され、前記バイポーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は共通の電流源 MOSデバイスに接続された、第1のバイアス電位を前記負荷MOSデバイスの 対に、第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOSデバイスに供給する分配シ ステムであって、 第1の中間電位を生成する第1の生成手段であって、前記第1の生成手段は、 前記第1の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、 前記第1の中間電位は第1の制御信号に応じて変化される、第1の生成手段と、 第2の中間電位を生成する第2の生成手段であって、前記第2の生成手段は第 1の基準用電位と前記第1の中間電位に接続され、前記第2の生成手段は前記第 2の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、前記第 2の中間電位は第2の制御信号に応じて変化される、第2の生成手段と、 前記第1の中間電位を前記第1のバイアス電位に、前記第2の中間電位を前記 第2のバイアス電位に変換する、少なくとも1つの変換手段であって、前記第1 のバイアス電位は前記負荷MOSデバイスの対の夫々の前記相応の抵抗を決定し 、前記第2のバイアス電位は前記電流MOSデバイスをバイアスして前記電流M OSデバイスに電流を生成せしめ、これにより前記論理ゲートの出力スイングは 前記第1の基準電位で決定され、前記第2の生成手段は、前記負荷MOSデバイ スの夫々の相応の抵抗の様々な値に拘わらず前記出力スイングを維持すべく調整 される前記第2のバイアス電位を誘因し、前記第1及び第2の生成手段は、前記 回路の動作条件の変動を補償するように調整される前記第1及び第2のバイアス 電位を誘引する、変換手段と、 を備えることを特徴とする分配システム。 8.前記少なくとも1つの変換手段は、物理的に前記論理ゲートのすぐ近くに 配されることを特徴とする請求項7に記載の分配システム。 9.前記少なくとも1つの変換手段は、共通ノードで直列に接続した第1及び第 2のMOSデバイスを有し、前記第1のMOSデバイスは、前記第1の動作電位 に接続されたドレインと前記第1の中間電位に接続されたゲートを有し、前記第 2のMOSデバイスは、電流移動(current transference)MOSデバイスに接 続されたソースと前記第2の中間電位に接続されたゲートを有し、 前記第1の中間電位は前記第1のMOSデバイスをバイアスして、前記第2の 中間電位は前記第2のMOSデバイスをバイアスして前記共通ノードを前記第1 の基準用電位と略等しい電位でフォースし、前記電流移動デバイスは、そのゲー トに接続されたドレインと第2の動作電位に接続されたソースを有し、前記電流 移動MOSデバイスのゲートは前記第2のバイアス電位を供給することを特徴と する請求項8に記載の分配システム。 10.前記抵抗負荷MOSデバイスの対の夫々、及び前記第1及び第2のMOS デバイスは、夫々PMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項9に記載 の分配システム。 11.前記共通の電流源MOSデバイス及び前記電流移動MOSデバイスは、夫 々nチャネルの金属酸化物半導体(NMOS)のトランジスタを含むことを特徴 とする請求項10に記載の分配システム。 12.少なくとも1つのBiCMOSの論理ゲートを有する回路において、前記 BiCMOS論理ゲートは、入力信号と第1の基準電位を差動比較するバイポー ラ・トランジスタのエミッタ接続の対を有し、前記バイポーラ・トランジスタの 対のコレクタの夫々は、相応の抵抗を有する抵抗MOSデバイス回路網の対の1 つに夫々接続され、前記バイポーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は、共 通の電流源MOSデバイスに接続され、第1の組みのバイアス電位を前記抵抗M OSデバイス回路網の対の夫々に、第2のバイアス電位を前記共通の電流源MO Sデバイスに供給する分配システムであって、 第1の中間電位を生成する第1の生成手段であって、前記第1の生成手段は、 前記第1の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、 前記第1の中間電位は第1の制御信号に応じて変化する、前記第1の生成手段と 、 第2の中間電位を生成する第2の生成手段であって、前記第2の生成手段は、 第1の基準電位及び前記第1の中間電位に接続され、前記第2の生成手段は、前 記第2の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、前 記第2の中間電位は第2の制御信号に応じて変化される、前記第2の生成手段と 、 前記第1の中間電位を前記第1の1組みのバイアス電位に、前記第2の中間電 位を前記第2のバイアス電位に変換する少なくとも1つの変換手段であって、前 記第1の1組みのバイアス電位は前記抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々の前 記相応の抵抗を決定し、前記第2のバイアス電位は、前記論理ゲートの出力スイ ングが前記第1の基準電位によって決定されるように前記電流MOSデバイスが 電流を生成するように前記電流MOSデバイスをバイアスし、前記第2の生成手 段は、前記抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々の前記相応の抵抗の値の差異に 拘わらず前記出力スイングを維持すべく調整される第2のバイアス電位を誘引し 、前記第1及び第2の生成手段は、前記回路の動作条件の変動を補償すべく調整 される前記第1の1組みのバイアス電位及び第2のバイアス電位を誘引する、変 換手段と、 を備えることを特徴とする分配システム。 13.前記少なくとも1つの変換手段は、物理的に前記論理ゲートのすぐ近くに 配されることを特徴とする請求項12に記載の分配システム。 14.前記少なくとも1つの変換手段は、共通ノードで直列に接続された第1及 び第2のMOSデバイス回路網を有し、前記第1のMOSデバイス回路網は前記 第1の動作電位及び前記第1の中間電位に接続され、前記第1のMOSデバイス 回路網は前記第1の1組みのバイアス電位を供給し、前記第2のMOSデバイス 回路網は前記第2の中間電位及び電流移動MOSデバイスに接続され、 前記第1の中間電位は前記第1のMOSデバイス回路網をバイアスし、前記第 2の中間電位は前記第2のMOSデバイス回路網をバイアスして、共有ノードを 前記第1の基準用電位と略等しい電位でフォースし、前記電流移動デバイスはそ のゲートに接続されたドレインと前記第2の動作電位に接続されたソースを有し 、前記電流移動MOSデバイスの前記ゲートは前記第2のバイアス電位を供給す ることを特徴とする請求項13に記載の分配システム。 15.前記第1及び第2のMOSデバイス回路網は第3の制御信号に応じ、前記 第3の制御信号は前記第1の1組みのバイアス電位を決定し、前記抵抗負荷回路 網の対の夫々の前記相応の抵抗は、前記第3の制御信号の変化によって変化し得 ることを特徴とする請求項14に記載の分配システム。 16.前記抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々及び前記第1及び第2のMOS デバイス回路網の夫々は、複数の並列のMOSデバイス及び対応するスイッチン グ回路網を有し、前記複数の並列のMOSデバイスは相応の累積したサイズ(cu mulative size)を有し、前記複数のMOSデバイスに対応するスイッチング回 路網は、前記対応する複数の並列のMOSデバイスの前記相応のサイズを決定す るように制御されることを特徴とする請求項15に記載の分配システム。 17.前記複数の並列のMOSデバイスはPMOSトランジスタを含むことを特 徴とする請求項16に記載の分配システム。 18.前記共通の電流源MOSデバイス及び前記電流移動MOSデバイスの夫々 は、nチャネルの金属酸化物半導体(NMOS)のトランジスタを含むことを特 徴とする請求項17に記載の分配システム。 19.少なくとも1つの論理ゲートを有する回路において、前記論理ゲートは入 力信号を第1の基準電位と差動比較するエミッタ接続のバイポーラ・トランジス タの対を有し、前記バイポーラ・トランジスタの対のコレクタの夫々は、相応の 抵抗を夫々有する抵抗負荷MOSデバイスの対の1つに接続され、前記バイポー ラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は、共通の電流源MOSデバイスに接続 され、第1のバイアス電位を前記負荷MOSデバイスの対に、第2のバイアス電 位を前記共通の電流源MOSデバイスに供給する分配システムであって、 第1の中間電位を生成する第1の生成手段であって、前記第1の生成手段は、 前記第1の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、 前記第1の中間電位は第1の制御信号に応じて変化される、前記第1の生成手段 と、 1組の第2の中間電位を生成する第2の生成手段であって、前記第2の生成手 段は、前記第1の基準電位及び前記第1の中間電位及び前記1組の第2の中間電 位の1つに夫々対応する複数の第1の基準電位に夫々接続され、前記第2の生成 手段は、前記1組の第2の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の 変動を補償し、前記1組みの第2の中間電位は第2の制御信号に応じて変化され る、前記第2の生成手段と、 前記第1の中間電位を前記第1のバイアス電位に、前記1組の第2の中間電位 の1つを前記第2のバイアス電位に変換する少なくとも1つの変換手段であって 、前記少なくとも1つの変換手段は、前記1組の第2の中間電位のいずれが第2 のバイアス電位に変換されるかを選択し、それによって前記対応する第1の基準 電位を選択する手段をさらに有し、前記第1のバイアス電位は前記負荷MOSデ バイスの対の夫々の前記相応する抵抗を決定し、前記第2のバイアス電位は、前 記電流MOSデバイスが電流を生成するように前記電流MOSデバイスをバイア スして、これにより前記1組の第2の中間電位から選択された1つの第1の基準 電位に応じて前記論理ゲートの出力スイングが決定され、前記第2の生成手段は 、前記負荷MOSデバイスの対の夫々の相応の抵抗の値の差異に拘わらず前記出 力スイングを維持すべく調整される前記第2のバイアス電位を誘引し、前記第1 及び第2の生成手段は、前記回路の動作条件の変動を補償すべく調整される前記 第1及び第2のバイアス電位を誘引する、変換手段と、 を備えることを特徴とする分配システム。 20.前記少なくとも1つの変換手段は、物理的に前記BiCMOSの論理ゲー トのすぐ近くに配されることを特徴とする請求項19に記載の分配システム。 21.前記少なくとも1つの変換手段は、共通ノードで直列に接続された第1及 び第2のMOSデバイスを有し、前記第1のMOSデバイスは、前記第1の動作 電位に接続されたドレインと前記第1の中間電位に接続されたゲートを有し、前 記第2のMOSデバイスは、電流移動MOSデバイスに接続されたソースと前記 選択された第2の中間電位に接続されたゲートを有し、 前記第1の中間電位は、前記第1のMOSデバイスをバイアスし、前記選択さ れた第2の中間電位は前記第2のMOSデバイスをバイアスして、共通ノードを 前記選択された第2の中間電位の前記対応する第1の基準電位と略等しい電位で フォースし、前記電流移動デバイスは、そのゲートに接続されたドレインと第2 の動作電位に接続されたソースを有し、前記電流移動MOSデバイスのゲートは 前記第2のバイアス電位を供給することを特徴とする請求項20に記載の分配シ ステム。 22. 前記抵抗負荷MOSデバイスの対の夫々、前記共通の電流源MOSデバ イス、前記第1及び第2のMOSデバイス、及び前記電流移動MOSデバイスは 、夫々PMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項21に記載にの分配 回路。 23.少なくとも1つのBiCMOSの論理ゲートを有する回路において、前記 BiCMOS論理ゲートは、入力信号を第1の基準電位と差動比較するエミッタ 接続のバイポーラ・トランジスタの対を有し、前記バイポーラ・トランジスタの 対のコレクタの夫々は、相応の抵抗を夫々有する抵抗MOSデバイス回路網の対 の1つに接続され、前記バイポーラ・トランジスタの前記エミッタの夫々は、共 通の電流源MOSデバイスに接続され、第1の1組のバイアス電位を前記抵抗M OSデバイス回路の対の夫々に、第2のバイアス電位を前記共通の電流源MOS デバイスに供給する分配システムであって、 第1の中間電位を生成する第1の生成手段であって、前記第1の生成手段は、 第1の中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、前記 第1の中間電位は第1の制御信号に応じて変化される、第1の生成手段と、 1組の第2の中間電位を生成する第2の生成手段であって、前記第2の生成手 段は、前記第1の中間電位及び夫々が前記1組の第2の中間電位の1つに対応す る複数の第1の基準電位に接続され、前記第2の生成手段は、前記1組の第2の 中間電位を調整すべく機能して前記回路の動作条件の変動を補償し、前記1組の 第2の中間電位は第2の制御信号に応じて変化される、第1の生成手段と、 前記第1の中間電位を前記第1の1組のバイアス電位に、前記1組の第2の中 間電位の1つを前記第2のバイアス電位に変換する少なくとも1つの変換手段で あって、前記少なくとも1つの変換手段は、前記1組の第2の中間電位の1つの いずれが前記第2のバイアス電位に変換され、それによって前記対応する第1の 基準電位を選択する手段をさらに有し、前記第1の1組のバイアス電位は、前記 抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々の前記相応の抵抗を決定し、前記第2のバ イアス電位は前記電流MOSデバイスをバイアスして、前記論理ゲートの出力ス イングが前記1組の第2の中間電位の選択された1つの第1の基準電位に応じて 決定されるように前記電流MOSデバイスに電流を生成させ、前記第2の生成手 段は、前記抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々の相応の抵抗の値の差異に拘わ らず前記出力スイングを維持すべく調整される前記第2のバイアス電位を誘引し 、前記第1及び第2の生成手段は、前記回路の動作条件の変動を補償するように 前記第1の1組のバイアス電位及び前記第2のバイアス電位を誘因する、前記変 換手段と、 を備えることを特徴とする分配システム。 24.前記少なくとも1つの変換手段は、物理的に前記論理ゲートのすぐ近くに 配されることを特徴とする請求項23に記載の分配システム。 25.前記少なくとも1つの変換手段は、共通ノードで直列に接続された第1及 び第2のMOSデバイス回路網を有し、前記第1のMOSデバイス回路網は、前 記第1の動作電位及び前記第1の中間電位に接続され、前記第1のMOSデバイ ス回路網は前記第1の1組のバイアス電位を供給し、前記第2のMOSデバイス 回路網は、前記選択された第2の中間電位及び電流移動MOSデバイスに接続さ れ、 前記第1の中間電位は前記第1のMOSデバイス回路網をバイアスし、前記選 択された第2の中間電位は前記第2のMOSデバイス回路網をバイアスして、こ れにより前記共通ノードは前記選択された第2の中間電位の前記対応する第1の 基準電位と略等しい電位でフォースされ、前記電流移動デバイスは、そのゲート に接続されドレインと第2の動作電位に接続されたソースを有し、前記電流移動 MOSデバイスのゲートは前記第2のバイアス電位を供給することを特徴とする 請求項24に記載の分配システム。 26.前記第1及び第2のMOSデバイス回路網は第3の制御信号に応じ、前記 第3の制御信号は前記第1の1組のバイアス電位を決定し、前記抵抗負荷回路網 の対の夫々の前記相応する抵抗は第3の制御信号の変化によって変化され得るこ とを特徴とする請求項25に記載の分配システム。 27.前記抵抗MOSデバイス回路網の対の夫々及び前記第1及び第2のMOS デバイス回路網の夫々は、複数の並列のMOSデバイス及び対応するスイッチン グ回路網を含み、前記複数の並列のMOSデバイスは相応の累積したサイズを有 し、前記複数のMOSデバイスの対応するスイッチング回路網は、前記対応する 複数の並列のMOSデバイスの前記相応のサイズを決定するように制御されるこ とを特徴とする請求項25に記載の分配システム。 28.前記複数の並列のMOSデバイスはPMOSトランジスタを含むことを特 徴とする請求項27に記載の分配システム。 29.前記共通の電流源MOSデバイス及び前記電流移動MOSデバイスは、夫 々nチャネルの金属酸化物半導体(NMOS)のトランジスタを含むことを特徴 とする請求項28に記載の分配システム。
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