JPH0850982A - ポータブル圧縮工具 - Google Patents
ポータブル圧縮工具Info
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- JPH0850982A JPH0850982A JP7082950A JP8295095A JPH0850982A JP H0850982 A JPH0850982 A JP H0850982A JP 7082950 A JP7082950 A JP 7082950A JP 8295095 A JP8295095 A JP 8295095A JP H0850982 A JPH0850982 A JP H0850982A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B27/00—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
- B25B27/14—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for assembling objects other than by press fit or detaching same
- B25B27/146—Clip clamping hand tools
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/042—Hand tools for crimping
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/042—Hand tools for crimping
- H01R43/0427—Hand tools for crimping fluid actuated hand crimping tools
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池の消耗を確実に検知して、良好な圧着を
保証することを目的とする。 【構成】 圧縮ヘッド14と、液圧ポンプ24と、電動
モータ26と、着脱式の充電式バッテリー28と、制御
装置18とから構成される。制御装置はプリント回路板
を有し、該電源の電圧を測定するセンサ38と、前記モ
ータの作動を無効にする無効化手段とを有し、この無効
化手段は、前記センサとの接続を無効にするとともに、
前記電源が所定電圧以下となったことを前記センサが検
出することにより、前記電動モータの動作を停止させ
る。
保証することを目的とする。 【構成】 圧縮ヘッド14と、液圧ポンプ24と、電動
モータ26と、着脱式の充電式バッテリー28と、制御
装置18とから構成される。制御装置はプリント回路板
を有し、該電源の電圧を測定するセンサ38と、前記モ
ータの作動を無効にする無効化手段とを有し、この無効
化手段は、前記センサとの接続を無効にするとともに、
前記電源が所定電圧以下となったことを前記センサが検
出することにより、前記電動モータの動作を停止させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体を圧縮する工具に係
わり、特に、電気接続用コネクタへ電線を圧着するため
に用いられる工具に関するものである。
わり、特に、電気接続用コネクタへ電線を圧着するため
に用いられる工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,113,679号,第
5,152,162号、および第5,195,042号
には、液圧式圧縮工具として、電機制御部、バッテリ
ー、信号灯、液圧システムの圧力センサ、および、液圧
系が所定の圧力に達するとポンプのポンピング効果を打
ち消すシステムを備えたものが示されている。イリノイ
のグレンデールハイツ(Glendale Heigh
its)のハスキー工具株式会社(Huskie To
ols Ink.)は、可搬式のハンドタイプの自動ケ
ーブルかしめ工具を「ROBO*CRIMP」という商
標で販売しており、この工具では、充電式の交換可能な
バッテリーが使用されている。この装置では、圧縮操作
5回分の電力が残った段階で、LEDを用いたバッテリ
ーパワーの表示装置が点滅するようになっている。
5,152,162号、および第5,195,042号
には、液圧式圧縮工具として、電機制御部、バッテリ
ー、信号灯、液圧システムの圧力センサ、および、液圧
系が所定の圧力に達するとポンプのポンピング効果を打
ち消すシステムを備えたものが示されている。イリノイ
のグレンデールハイツ(Glendale Heigh
its)のハスキー工具株式会社(Huskie To
ols Ink.)は、可搬式のハンドタイプの自動ケ
ーブルかしめ工具を「ROBO*CRIMP」という商
標で販売しており、この工具では、充電式の交換可能な
バッテリーが使用されている。この装置では、圧縮操作
5回分の電力が残った段階で、LEDを用いたバッテリ
ーパワーの表示装置が点滅するようになっている。
【0003】他の関連技術として、次のような米国特許
を挙げることができる。第2,998,590号、第
4,300,282号、第4,597,158号、第
4,914,941号、第4,932,237号、第
4,956,992号。
を挙げることができる。第2,998,590号、第
4,300,282号、第4,597,158号、第
4,914,941号、第4,932,237号、第
4,956,992号。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の工具におい
ては、単に使用回数のみによってバッテリーの消耗の程
度を判断しているので、圧着不良を確実に防止すること
ができないという問題があった。本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、圧着
不良を確実に防止すること、および、電池の消耗を可及
的に減少させること、さらには、電池の消耗度合いを使
用者に確実に知らしめることを目的とする。
ては、単に使用回数のみによってバッテリーの消耗の程
度を判断しているので、圧着不良を確実に防止すること
ができないという問題があった。本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、圧着
不良を確実に防止すること、および、電池の消耗を可及
的に減少させること、さらには、電池の消耗度合いを使
用者に確実に知らしめることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は圧縮機構を有
し、この圧縮機構は、圧縮ヘッドと、液圧ポンプと、電
動モータと、電源と、センサと、電動モータの動作を無
効にする無効化手段とから構成されたものである。また
本発明の他の態様は、電動モータ、これを駆動するバッ
テリー、および工具の圧縮能力を無効にする無効化手段
とから構成されたものである。さらに他の態様は、圧縮
ヘッドと、駆動機構と、制御システムとから構成され、
前記駆動機構は、液圧機構を有し、この液圧機構を構成
するポンプが電動モータにより駆動される。また制御シ
ステムは、使用者により操作されるトリガー本体、液圧
系の圧力により操作されるスイッチ、および、電動モー
タの動作を無効とするための他の無効化手段を有してい
る。
し、この圧縮機構は、圧縮ヘッドと、液圧ポンプと、電
動モータと、電源と、センサと、電動モータの動作を無
効にする無効化手段とから構成されたものである。また
本発明の他の態様は、電動モータ、これを駆動するバッ
テリー、および工具の圧縮能力を無効にする無効化手段
とから構成されたものである。さらに他の態様は、圧縮
ヘッドと、駆動機構と、制御システムとから構成され、
前記駆動機構は、液圧機構を有し、この液圧機構を構成
するポンプが電動モータにより駆動される。また制御シ
ステムは、使用者により操作されるトリガー本体、液圧
系の圧力により操作されるスイッチ、および、電動モー
タの動作を無効とするための他の無効化手段を有してい
る。
【0006】
【作用】前記液圧ポンプは電動モータにより駆動されて
圧縮ヘッドを操作し、電源は、前記電動モータに電源を
供給する。また前記センサは、電源の電圧を検知する。
また無効化手段は、センサに接続されていて、センサが
所定の下限電圧までの電圧低下を検知することにより、
電動モータの動作を無効にする。また、他の無効化手段
は、圧力スイッチが液圧系の所定圧力を検知することに
より、電動モータの動作を無効にする。
圧縮ヘッドを操作し、電源は、前記電動モータに電源を
供給する。また前記センサは、電源の電圧を検知する。
また無効化手段は、センサに接続されていて、センサが
所定の下限電圧までの電圧低下を検知することにより、
電動モータの動作を無効にする。また、他の無効化手段
は、圧力スイッチが液圧系の所定圧力を検知することに
より、電動モータの動作を無効にする。
【0007】
【実施例】図1は電気コネクタを電気ケーブルに圧縮す
るための工具10の斜視図である。本発明は図示された
一つの実施例に基づいて説明されるが、種々の異なる態
様による実施も可能である。さらに、用途に応じて、寸
法、外形、材質などについても適当なものを選択するこ
とができるのはもちろんである。
るための工具10の斜視図である。本発明は図示された
一つの実施例に基づいて説明されるが、種々の異なる態
様による実施も可能である。さらに、用途に応じて、寸
法、外形、材質などについても適当なものを選択するこ
とができるのはもちろんである。
【0008】図2に示すように、工具10は、ハウジン
グ12、圧縮ヘッド14、駆動部16、および、制御部
18から構成されている。圧縮ヘッドは、圧縮工具にお
いて一般的に用いられるもので、ばねにより付勢された
ラム20、このラム20を受けるアンビルとしてのフレ
ーム22を有している。なお、他の形式の圧縮ヘッドを
用いてもよいのは勿論である。また、圧縮部に着脱可能
なダイを設ける方式を採用することもできる。
グ12、圧縮ヘッド14、駆動部16、および、制御部
18から構成されている。圧縮ヘッドは、圧縮工具にお
いて一般的に用いられるもので、ばねにより付勢された
ラム20、このラム20を受けるアンビルとしてのフレ
ーム22を有している。なお、他の形式の圧縮ヘッドを
用いてもよいのは勿論である。また、圧縮部に着脱可能
なダイを設ける方式を採用することもできる。
【0009】駆動部16は、ポンプ24を有する液圧シ
ステム、電気モータ26、および、バッテリー28から
構成されている。液圧システムを用いてラムを駆動する
機構は、一般的に用いられているものと同様であり、例
えば米国特許第5,113,679号に開示されてい
る。この米国特許については、その番号を用いて、以下
に引用することとする。米国特許における手動操作のポ
ンプに代えて、本発明では、モータにより駆動されるポ
ンプ24が使用されている。このポンプ24の望ましい
実施例としては、放射状に5個のピストンを有し、自己
調整式の可変容量を持つ、フランスの Hydro R
ene Leduc 製のマイクロ液圧ポンプが用いら
れる。なお、他の方式のポンプを用いてもよいのはもち
ろんである。
ステム、電気モータ26、および、バッテリー28から
構成されている。液圧システムを用いてラムを駆動する
機構は、一般的に用いられているものと同様であり、例
えば米国特許第5,113,679号に開示されてい
る。この米国特許については、その番号を用いて、以下
に引用することとする。米国特許における手動操作のポ
ンプに代えて、本発明では、モータにより駆動されるポ
ンプ24が使用されている。このポンプ24の望ましい
実施例としては、放射状に5個のピストンを有し、自己
調整式の可変容量を持つ、フランスの Hydro R
ene Leduc 製のマイクロ液圧ポンプが用いら
れる。なお、他の方式のポンプを用いてもよいのはもち
ろんである。
【0010】前記液圧システムは、リザーバ30を有
し、このリザーバ30は、ポンプ24へ液を押し込むこ
とができるように加圧されるとともに、前記ラム20と
しての圧縮ヘッド14から液を受け入れることができる
ようになっている。実施例では、モータ26は、高性能
のレアメタル製の永久磁石を用いたもので、例えば、
G.E.C.−Alsthom製のものが使用されてい
る。なお、他の方式のモータを使用することができるの
はもちろんである。モータ26は、ポンプ24にトラン
スミッションを用いることなく直結されている。
し、このリザーバ30は、ポンプ24へ液を押し込むこ
とができるように加圧されるとともに、前記ラム20と
しての圧縮ヘッド14から液を受け入れることができる
ようになっている。実施例では、モータ26は、高性能
のレアメタル製の永久磁石を用いたもので、例えば、
G.E.C.−Alsthom製のものが使用されてい
る。なお、他の方式のモータを使用することができるの
はもちろんである。モータ26は、ポンプ24にトラン
スミッションを用いることなく直結されている。
【0011】バッテリー28は、実施例では12Vの着
脱可能な充電式であり、10個の小電池から構成されて
いる。1.7アンペアアワーの充電時間が許容されてい
る。またバッテリー28には、係止部32が設けられて
いて、この係止部32の操作によって本体12と着脱す
ることができるようになっている。ハウジング12の内
部にはバッテリーターミナル34が設けられており、こ
れを介して、バッテリー28と内部の回路とが電気的に
接続されるようになっている。
脱可能な充電式であり、10個の小電池から構成されて
いる。1.7アンペアアワーの充電時間が許容されてい
る。またバッテリー28には、係止部32が設けられて
いて、この係止部32の操作によって本体12と着脱す
ることができるようになっている。ハウジング12の内
部にはバッテリーターミナル34が設けられており、こ
れを介して、バッテリー28と内部の回路とが電気的に
接続されるようになっている。
【0012】制御部18は、動作用トリガー36、液圧
システムの圧力により動作するスイッチまたはセンサ3
8、停止用トリガー40、および、プリント回路板42
から構成されている。図3は電気系の構成を示すブロッ
ク図である。動作トリガー36は、トリガー本体44
と、マイクロスイッチ46とから構成されている。トリ
ガー本体44は、ハウジング12に回動可能に支持され
ている。ばね48は、前記トリガー本体44を前方へ付
勢している。トリガー本体44の一部に設けられた突出
部50は、使用者がトリガー本体44を操作することに
よりマイクロスイッチ46を押すことができる寸法に設
定されている。
システムの圧力により動作するスイッチまたはセンサ3
8、停止用トリガー40、および、プリント回路板42
から構成されている。図3は電気系の構成を示すブロッ
ク図である。動作トリガー36は、トリガー本体44
と、マイクロスイッチ46とから構成されている。トリ
ガー本体44は、ハウジング12に回動可能に支持され
ている。ばね48は、前記トリガー本体44を前方へ付
勢している。トリガー本体44の一部に設けられた突出
部50は、使用者がトリガー本体44を操作することに
よりマイクロスイッチ46を押すことができる寸法に設
定されている。
【0013】圧力センサ38は、例えば米国特許第5,
113,679号に記載された圧力センサであって、図
示しないばねで付勢されたプランジャー39と、マイク
ロスイッチ41とを有している。液圧システムの圧力が
所定の圧力、(例えば12,000psi)に達する
と、プランジャー39は圧液により動かされ、前記図示
しないばねが圧縮されて、マイクロスイッチ41が動作
する。またトリガーマイクロスイッチ46とセンサ38
は、前記バッテリー28と前記プリント回路板42の回
路52との間に並列に設けられている。
113,679号に記載された圧力センサであって、図
示しないばねで付勢されたプランジャー39と、マイク
ロスイッチ41とを有している。液圧システムの圧力が
所定の圧力、(例えば12,000psi)に達する
と、プランジャー39は圧液により動かされ、前記図示
しないばねが圧縮されて、マイクロスイッチ41が動作
する。またトリガーマイクロスイッチ46とセンサ38
は、前記バッテリー28と前記プリント回路板42の回
路52との間に並列に設けられている。
【0014】前記プリント回路板42は、回路52と、
電気コネクタ54と、リレー56と、LED58,59
とを有している。第1のLED58は、オレンジおよび
赤である。第2のLED59は緑である。前記回路52
は、前記二つのLED58,59を択一的に点灯させ
る。前記両LED58,59は、前記ハウジング12の
後端あるいは背面の開口部内に突出している。前記リレ
ー56は、実施例ではプリント回路板42に搭載されて
いる。またリレー56は、望ましくはコイル式リレーが
用いられる。回路52からの制御用ラインの導体62
は、前記リレー56のコイルを励磁して回路を閉じるこ
とができるようにリレー56に接続されている。前記リ
レー56は前記モータ26とバッテリー28との間に設
けられていて、モータ26をオンまたはオフに切り替え
るスイッチとして動作するようになっている。
電気コネクタ54と、リレー56と、LED58,59
とを有している。第1のLED58は、オレンジおよび
赤である。第2のLED59は緑である。前記回路52
は、前記二つのLED58,59を択一的に点灯させ
る。前記両LED58,59は、前記ハウジング12の
後端あるいは背面の開口部内に突出している。前記リレ
ー56は、実施例ではプリント回路板42に搭載されて
いる。またリレー56は、望ましくはコイル式リレーが
用いられる。回路52からの制御用ラインの導体62
は、前記リレー56のコイルを励磁して回路を閉じるこ
とができるようにリレー56に接続されている。前記リ
レー56は前記モータ26とバッテリー28との間に設
けられていて、モータ26をオンまたはオフに切り替え
るスイッチとして動作するようになっている。
【0015】コネクタ54は、バッテリー28、トリガ
ー36、およびセンサ38をプリント回路板42上の回
路52に接続している。前記回路52は、前記バッテリ
ー28の電圧をモニターあるいは検知し、前記トリガー
36およびセンサ38の操作を検知し、さらには、前記
バッテリー28の電圧、トリガー36とセンサ38の状
態に基づいてリレー56のコイルの励磁を制御するよう
に構成されている。前記回路には、さらに、タイムディ
レー部64が設けられている。このタイムディレー部6
4は、センサ38の動作後、所定時間(例えば4.5
秒)経過後に励磁を停止させるように構成されている。
ー36、およびセンサ38をプリント回路板42上の回
路52に接続している。前記回路52は、前記バッテリ
ー28の電圧をモニターあるいは検知し、前記トリガー
36およびセンサ38の操作を検知し、さらには、前記
バッテリー28の電圧、トリガー36とセンサ38の状
態に基づいてリレー56のコイルの励磁を制御するよう
に構成されている。前記回路には、さらに、タイムディ
レー部64が設けられている。このタイムディレー部6
4は、センサ38の動作後、所定時間(例えば4.5
秒)経過後に励磁を停止させるように構成されている。
【0016】図4にしたがって前記工具の動作を説明す
る。この工具は、使用されていない状態では、待機状態
とされる。ここで、トリガー36が操作されると、ライ
ン66を経由する信号によって回路52がこの操作を検
知し、さらに、バッテリー28の電圧を検知する。また
前記回路52は、検知された電圧に基づいて、3つの動
作の内一つを行う。すなわち、電圧が所定の下限電圧と
等しいかそれ未満である場合、例えば8,75ボルト以
下の場合、図4において電圧検知の処理から左側の処理
へ進み、前記回路52は第1のLED58をオンに切換
えて赤で点灯させるとともに、モータ26をオフに維持
する。ここに、所定の下限電圧とは、モータを駆動する
事が可能だが良好な圧縮状態を得るに不十分なレベルを
いう。別の表現をすれば、バッテリー28のパワーは、
圧縮ヘッドに対して約12,000psi程度の圧力を
与えるに充分な程度にモータを駆動のに足りないことに
なる。もし、工具が前述の下限電圧において動作する
と、圧着作業における圧縮不良や圧縮不足が発生した旨
を見込むことができる。本発明では、たとえ工具で圧着
作業を行った場合であっても、バッテリー28の電圧低
下に基づく圧縮不良が生じた旨の良好な指標が示される
ことになる。さらに、第1のLED58から発せられる
赤の光線は、バッテリー28の電圧低下が工具の動作不
能の理由である旨を使用者に告知する。
る。この工具は、使用されていない状態では、待機状態
とされる。ここで、トリガー36が操作されると、ライ
ン66を経由する信号によって回路52がこの操作を検
知し、さらに、バッテリー28の電圧を検知する。また
前記回路52は、検知された電圧に基づいて、3つの動
作の内一つを行う。すなわち、電圧が所定の下限電圧と
等しいかそれ未満である場合、例えば8,75ボルト以
下の場合、図4において電圧検知の処理から左側の処理
へ進み、前記回路52は第1のLED58をオンに切換
えて赤で点灯させるとともに、モータ26をオフに維持
する。ここに、所定の下限電圧とは、モータを駆動する
事が可能だが良好な圧縮状態を得るに不十分なレベルを
いう。別の表現をすれば、バッテリー28のパワーは、
圧縮ヘッドに対して約12,000psi程度の圧力を
与えるに充分な程度にモータを駆動のに足りないことに
なる。もし、工具が前述の下限電圧において動作する
と、圧着作業における圧縮不良や圧縮不足が発生した旨
を見込むことができる。本発明では、たとえ工具で圧着
作業を行った場合であっても、バッテリー28の電圧低
下に基づく圧縮不良が生じた旨の良好な指標が示される
ことになる。さらに、第1のLED58から発せられる
赤の光線は、バッテリー28の電圧低下が工具の動作不
能の理由である旨を使用者に告知する。
【0017】また、検知された電圧が所定の下限電圧以
上であって、かつ、所定の許容最低電圧以下、例えば
9.0ボルトである場合には、図4の電圧検知の処理か
ら下の処理へ進み、回路52は第1のLED58をオン
にしてオレンジ色に点灯する。これ以外の動作について
は、正常な処理に従う。ここに、許容最低電圧とは、所
定の下限電圧に近い電圧をいう。このように、第1のL
ED58は、バッテリー28の電圧が所定の下限電圧に
近いがまだ下限電圧には達していないことをオレンジ色
の点灯により使用者に知らせることができる。望ましい
実施例では、第1のLED58は、オレンジ色に点灯す
ることにより、所定の下限電圧までに約5回の圧縮動作
が可能な電力が残っている旨を知らせる。
上であって、かつ、所定の許容最低電圧以下、例えば
9.0ボルトである場合には、図4の電圧検知の処理か
ら下の処理へ進み、回路52は第1のLED58をオン
にしてオレンジ色に点灯する。これ以外の動作について
は、正常な処理に従う。ここに、許容最低電圧とは、所
定の下限電圧に近い電圧をいう。このように、第1のL
ED58は、バッテリー28の電圧が所定の下限電圧に
近いがまだ下限電圧には達していないことをオレンジ色
の点灯により使用者に知らせることができる。望ましい
実施例では、第1のLED58は、オレンジ色に点灯す
ることにより、所定の下限電圧までに約5回の圧縮動作
が可能な電力が残っている旨を知らせる。
【0018】検知された電圧が許容最低電圧以上である
場合、回路52は圧力センサ38が液圧システムの許容
最大液圧により作動したか否かを判断する。圧力センサ
38が前記許容最大液圧により作動した場合、圧力セン
サ38からパルスが出力されてディレー回路部64へ送
られ、リレー56のコイルを非動作状態とするととも
に、(動作状態でない場合には)コイルが再励磁される
以前にタイムディレーをスタートさせる。このようにし
て、リレー56はバッテリー28とモータ26との間の
回路を遮断する。したがって、使用者がトリガー44を
引き続けたとしても、モータ26およびポンプ24が停
止することになる。また前記回路52は、第2のLED
59をオンに切換え、使用者に対して良好な圧着が完了
した旨を知らせる。また、圧力センサ38が動作してお
らず、所定のディレー時間が経過するまでは、リレー5
6によりモータ26がオフに維持される。このような動
作は、例えば、液圧系の圧力がわずかに解除され、ま
た、使用者が新たな圧着作業のために工具を準備する以
前の状態で発生し得る。そして、ディレー時間が完了す
ると、第2のLED59はオフに切替られ、リレー56
はモータ26を再度オンにすることが可能な状態とな
る。
場合、回路52は圧力センサ38が液圧システムの許容
最大液圧により作動したか否かを判断する。圧力センサ
38が前記許容最大液圧により作動した場合、圧力セン
サ38からパルスが出力されてディレー回路部64へ送
られ、リレー56のコイルを非動作状態とするととも
に、(動作状態でない場合には)コイルが再励磁される
以前にタイムディレーをスタートさせる。このようにし
て、リレー56はバッテリー28とモータ26との間の
回路を遮断する。したがって、使用者がトリガー44を
引き続けたとしても、モータ26およびポンプ24が停
止することになる。また前記回路52は、第2のLED
59をオンに切換え、使用者に対して良好な圧着が完了
した旨を知らせる。また、圧力センサ38が動作してお
らず、所定のディレー時間が経過するまでは、リレー5
6によりモータ26がオフに維持される。このような動
作は、例えば、液圧系の圧力がわずかに解除され、ま
た、使用者が新たな圧着作業のために工具を準備する以
前の状態で発生し得る。そして、ディレー時間が完了す
ると、第2のLED59はオフに切替られ、リレー56
はモータ26を再度オンにすることが可能な状態とな
る。
【0019】上記制御システムには、さらにいくつかの
作用がある。圧縮のサイクル(1回の圧縮)の完了を、
液圧系の圧力の最大圧力への到達によりモニターし、あ
るいは報知することにより、自動的にモータ26をオフ
に切換え、バッテリー28の消耗を防止する。このよう
にしてバッテリー28の消耗を防止することにより、1
回のバッテリーへの充電により、前記消耗防止のための
制御を行わない場合に比べて、消耗防止のための制御を
行わない場合に比べて数回余分に圧着処理を行うことが
できる。また、第1のLED58がオレンジ色に点灯す
ることにより、使用者に対し、工具が使用不能になるま
でさらに数回の作業が可能である旨を知らせることがで
きる。さらに、制御システムは、バッテリ−28の電圧
を監視し、良好な圧縮を行うことができない程に電圧が
低下した場合にはモータ26を停止させる。したがっ
て、圧着不良が防止される。
作用がある。圧縮のサイクル(1回の圧縮)の完了を、
液圧系の圧力の最大圧力への到達によりモニターし、あ
るいは報知することにより、自動的にモータ26をオフ
に切換え、バッテリー28の消耗を防止する。このよう
にしてバッテリー28の消耗を防止することにより、1
回のバッテリーへの充電により、前記消耗防止のための
制御を行わない場合に比べて、消耗防止のための制御を
行わない場合に比べて数回余分に圧着処理を行うことが
できる。また、第1のLED58がオレンジ色に点灯す
ることにより、使用者に対し、工具が使用不能になるま
でさらに数回の作業が可能である旨を知らせることがで
きる。さらに、制御システムは、バッテリ−28の電圧
を監視し、良好な圧縮を行うことができない程に電圧が
低下した場合にはモータ26を停止させる。したがっ
て、圧着不良が防止される。
【0020】さらに、制御システムは、バッテリー28
の電圧が所定の下限電圧以下まで低下すると、モータ2
6の運転を不能にするから、バッテリー28の過放電を
防止することができる。したがって、バッテリー28が
迅速に再充電可能であるとともに、寿命を延ばすことが
できる。さらに、前記制御システムは、緑のLED59
の点灯により、使用者へ圧着の完了を知らせることがで
きる。
の電圧が所定の下限電圧以下まで低下すると、モータ2
6の運転を不能にするから、バッテリー28の過放電を
防止することができる。したがって、バッテリー28が
迅速に再充電可能であるとともに、寿命を延ばすことが
できる。さらに、前記制御システムは、緑のLED59
の点灯により、使用者へ圧着の完了を知らせることがで
きる。
【0021】変形実施例として、バッテリー電圧の下限
値は、前記実施例における8.75V以上あるいは以下
であってもよい。また、許容最低電圧は、実施例におけ
る9.0V以上あるいは以下であってもよい。圧力セン
サは、他の方式のものであってもよい。リレーについて
も他の方式のものであってもよい。具体的な回路が他の
構成であってもよい。本発明を種々に変更した装置が許
容されるのはもちろんである。また本発明の構成は、コ
ネクタ圧着工具のみならず、物体を圧縮する機能を持っ
た他の工具に適用することができるのはもちろんであ
る。
値は、前記実施例における8.75V以上あるいは以下
であってもよい。また、許容最低電圧は、実施例におけ
る9.0V以上あるいは以下であってもよい。圧力セン
サは、他の方式のものであってもよい。リレーについて
も他の方式のものであってもよい。具体的な回路が他の
構成であってもよい。本発明を種々に変更した装置が許
容されるのはもちろんである。また本発明の構成は、コ
ネクタ圧着工具のみならず、物体を圧縮する機能を持っ
た他の工具に適用することができるのはもちろんであ
る。
【0022】前述の記載は、単に一例に過ぎない。本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が種々推考して変形
し得るのはもちろんである。また、本発明の特許請求の
範囲に前述の種々の変形実施例が包含されるのはもちろ
んである。
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が種々推考して変形
し得るのはもちろんである。また、本発明の特許請求の
範囲に前述の種々の変形実施例が包含されるのはもちろ
んである。
【図1】本発明の一実施例にかかる圧縮工具の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の工具の本体の断面図である。
【図3】図2の工具の電気的構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図2の工具の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
14 圧縮ヘッド 18 制御部 24 液圧ポンプ 26 電動モータ 28 バッテリー 36 トリガー 38 圧力センサ 58 59 LED
Claims (20)
- 【請求項1】 圧縮ヘッドと、 該圧縮ヘッドを操作すべく連結された液圧ポンプと、 該液圧ポンプを駆動する電動モータと、 該電動モータに電源を供給すべく電気的に接続された電
源と、 該電源の電圧を測定するセンサと、 前記センサに接続され、前記電源が所定電圧以下となっ
たことを前記センサが検出することにより、前記電動モ
ータの動作を無効にする無効化手段と、からなることを
特徴とするポータブル圧縮工具。 - 【請求項2】 前記電動モータは、前記ポンプを直接的
に駆動すべく連結されたことを特徴とする請求項1に記
載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項3】 前記電源は、着脱可能な充電式バッテリ
ーであることを特徴とする請求項1に記載のポータブル
圧縮工具。 - 【請求項4】 前記センサが一体に搭載されたプリント
回路板を有することを特徴とする請求項1に記載のポー
タブル圧縮工具。 - 【請求項5】 前記プリント回路板は、工具本体の背面
に至る複数のLEDを有することを特徴とする請求項4
に記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項6】 電動モータの動作を無効とするための前
記無効化手段が前記プリント回路板に搭載されたことを
特徴とする請求項4に記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項7】 前記無効化手段は、前記電源と電動モー
タとの間に存在するスイッチを有し、このスイッチはプ
リント回路板に搭載され、このプリント回路板上の回路
により、前記電動モータへの電流の到達を遮断すべく開
状態に保持されたことを特徴とする請求項6に記載のポ
ータブル圧縮工具。 - 【請求項8】 前記スイッチはコイル式のリレーである
ことを特徴とする請求項7に記載のポータブル圧縮工
具。 - 【請求項9】 電動モータと、 該モータに電源を供給するバッテリーと、 該バッテリーの電圧が所定レベル以下となることにより
工具の圧縮能力を喪失させる無効化手段と、からなるこ
とを特徴とするポータブル圧縮工具。 - 【請求項10】 前記無効化手段は、前記バッテリーと
電動モータとの間に設けられたスイッチであって、この
スイッチは、使用者がトリガーを操作しかつ前記バッテ
リーの電圧が前記所定値以上であることを条件として閉
になることを特徴とする請求項9に記載のポータブル圧
縮工具。 - 【請求項11】 前記スイッチおよびセンサが単一のプ
リント回路板に一体に搭載されたことを特徴とする請求
項10に記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項12】 前記スイッチはコイル式のリレーであ
り、このリレーのコイルは、前記トリガーが操作され、
かつ、前記工具の使用開始位置で前記センサにより前記
所定値以上の電圧が検知されたことを条件として前記プ
リント回路板上の回路により励磁されることを特徴とす
る請求項11に記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項13】 液圧系が所定の液圧を持つことを条件
として前記工具の圧縮能力を無効にする圧縮無効化手段
が設けられたことを特徴とする請求項9に記載のポータ
ブル圧縮工具。 - 【請求項14】 前記圧縮無効化手段は、前記プリント
回路板に電気的に接続された圧力センサを有し、該圧力
センサは、前記バッテリーと電動モータとの間に設けら
れて圧力センサが液圧系の所定の圧力を検知することに
より開となるスイッチを有することを特徴とする請求項
13記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項15】 前記プリント回路板は、前記センサが
所定の液圧を検知した後、所定時間経過後に工具の圧縮
能力を復帰させるディレー回路を有することを特徴とす
る請求項13に記載のポータブル圧縮工具。 - 【請求項16】 圧縮ヘッドと、 該圧縮ヘッドを操作すべく連結されるものであって、ポ
ンプにより駆動される液圧機構と、 このポンプに連結された電動モータと、 バッテリーとから構成された駆動機構と、 前記電動モータを操作すべく接続されるものであって、
使用者により操作されるトリガーと、液圧系の圧力スイ
ッチと、 この圧力スイッチが所定の液圧によって作動することに
より前記電動モータの動作を無効にする無効化手段とか
らなる制御システムと、からなることを特徴とするポー
タブル圧縮工具。 - 【請求項17】 前記制御システムは、前記バッテリー
と電動モータとの間に介在するリレーを備えたプリント
回路板を有することを特徴とする請求項16に記載のポ
ータブル圧縮工具。 - 【請求項18】 前記トリガーおよび圧力スイッチは、
プリント回路板とバッテリーとの間に並列に接続された
ことを特徴とする請求項17に記載のポータブル圧縮工
具。 - 【請求項19】 前記プリント回路板には複数のLED
が設けられ、これらのLEDは工具のハウジングの後部
にまで延びていることを特徴とする請求項17に記載の
ポータブル圧縮工具。 - 【請求項20】 前記トリガーは、前記ハウジングに回
動自在に取り付けられたトリガー本体と、このトリガー
本体が押されることにより動作するマイクロスイッチと
からなることを特徴とする請求項16に記載のポータブ
ル圧縮工具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/224,825 US5553478A (en) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | Hand-held compression tool |
US224,825 | 1994-04-08 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005213264A Division JP2005342889A (ja) | 1994-04-08 | 2005-07-22 | ポータブル圧縮工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0850982A true JPH0850982A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=22842381
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7082950A Withdrawn JPH0850982A (ja) | 1994-04-08 | 1995-04-07 | ポータブル圧縮工具 |
JP2005213264A Pending JP2005342889A (ja) | 1994-04-08 | 2005-07-22 | ポータブル圧縮工具 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005213264A Pending JP2005342889A (ja) | 1994-04-08 | 2005-07-22 | ポータブル圧縮工具 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5553478A (ja) |
EP (1) | EP0676835B1 (ja) |
JP (2) | JPH0850982A (ja) |
KR (1) | KR100337719B1 (ja) |
BR (1) | BR9501498A (ja) |
DE (1) | DE69524984T2 (ja) |
ES (1) | ES2168316T3 (ja) |
TW (1) | TW278264B (ja) |
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