JPH0850959A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH0850959A
JPH0850959A JP6207966A JP20796694A JPH0850959A JP H0850959 A JPH0850959 A JP H0850959A JP 6207966 A JP6207966 A JP 6207966A JP 20796694 A JP20796694 A JP 20796694A JP H0850959 A JPH0850959 A JP H0850959A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 嵌合抵抗によるハウジングの変形を矯正す
る。 【構成】 レバー2の回動操作力は突起55を介してカ
バー5に作用し、さらに、カバー5の剛性を介して当接
面56a,56aからハウジング4の両端部に引込力と
して作用する。引込力を直接受けるハウジング4の両端
部は嵌合抵抗に抗して強制的に正規嵌合位置に至る。引
込力を直接受けないハウジング4の中央部が嵌合抵抗の
ために上方に湾曲変形しても、突起55がカム溝21の
矯正部21cに係合するのに伴って変形したカバー5の
押圧部57がハウジング4の中央部を押し下げる。これ
により、ハウジング4が正規の形状に矯正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レバーの操作によって
コネクタの嵌合を行うレバー式コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】極数の多い雄コネクタと雌コネクタとを
嵌合する場合には、その嵌合動作に伴って雌雄の端子金
具間に生じる抵抗力が大きくなることから、レバーを用
いることによって小さい操作力でも簡単に両コネクタを
嵌合できるようにする、ということが行われている。こ
のようなレバー式コネクタとしては、雄コネクタのフー
ド部の両側面にカム溝を備えたレバーを回動可能に支持
し、一方、雌コネクタにはそのハウジングから延出する
電線を覆ってレバーとの干渉を防止するためのカバーを
装着すると共にハウジングの両側面にカム溝と係合する
突起を形成した構造になるものが公知である。このレバ
ー式コネクタは、ハウジングをフード部内に浅く嵌入し
て突起をレバーのカム溝に係合させた状態でレバーを回
動操作することにより、雌コネクタを雄コネクタ側に引
き寄せて両コネクタを嵌合するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものでは、図11に示すように、ハウジング71の突起
72が形成されている中央部分にはレバー81からの引
込力が直接に作用するのに対し、突起72の形成されて
いない両端部分にはレバー81からの引込力がハウジン
グ71の剛性によって間接的に作用するだけである。こ
のため、ハウジング71の曲げ剛性に対して嵌合抵抗が
過大である場合には、ハウジング71の中央部分が強制
的に引き寄せられて図11に示す正規嵌合状態に至るの
に対して、ハウジング71の両端部分は嵌合抵抗のため
に図11の破線で示す正規嵌合状態に至らずに同図に実
線で示す不良嵌合状態で止まってしまい、その結果、ハ
ウジング71が同図に実線で示すように湾曲変形してし
まうことになる。このようになると、雌雄端子金具間で
の接触不良等の不具合が生じる虞がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、ハウジングが嵌合抵抗のために変形するのを
防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、ハウジングとこのハウジングから延出す
る電線を覆うカバーとからなるカバー付きコネクタには
係合部が設けられると共に、このカバー付きコネクタと
対応する相手側コネクタにはカムを有するレバーが回動
可能に設けられ、係合部をカムに係合させてレバーを回
動操作することによりカバー付きコネクタを相手側コネ
クタに引き寄せて嵌合させるようにしたレバー式コネク
タにおいて、係合部はカバー側に配され、かつカバーを
ハウジングを組み付けたときの相互の当接面を、係合部
を前後に挟む領域に設定し、カムは、係合部を正規嵌合
位置よりも更に相手側コネクタへ引き寄せられる矯正位
置へ変位させる係合経路を有し、カバーには、係合部の
矯正位置への変位に伴って弾性変形しつつハウジングを
押圧することが可能な押圧部が設けられている構成とし
たところに特徴を有する。
【0006】
【作用】本発明において、レバーの操作に伴う引込力
は、カバーの係合部に作用し、さらにカバーの剛性を介
して係合部を挟んだ両側の2つの当接面においてカバー
からハウジングに対して作用し、係合部が正規嵌合位置
に変位するとカバー付きコネクタが相手側コネクタに嵌
合する。このときにハウジングの両当接面間の部分が嵌
合抵抗のためにカバー側に湾曲している場合には、レバ
ーの操作によって係合部を矯正位置に変位させると、カ
バーの押圧部が弾性変形してハウジングを押圧し、これ
によってハウジングの湾曲が矯正される。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、レバーからハウジング
に対する引込力は、係合部を挟む両側のつの当接面と、
この両当接面の間の押圧部との合計3カ所において作用
するようになっているから、ハウジングが曲げ変形し難
くなっており、過大な嵌合抵抗を受けてもハウジングが
湾曲変形するのを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1乃
至図10を参照して説明する。本実施例のレバー式コネ
クタは、レバー2を備えた雄コネクタ(本発明の構成要
件である相手側コネクタ)1とカバー5を備えた雌コネ
クタ(本発明の構成要件であるカバー付きコネクタ)3
とからなる。
【0009】雄コネクタ1は、雄端子金具11が装着さ
れる合成樹脂製のハウジング12にフード部13を一体
に形成したものである。フード部13の開口形状は短辺
寸法に対する長辺寸法の比が大きい細長い長方形をなし
ている。フード部13の長さ方向における中央位置に
は、そのフード部13の両外側に形成した支持軸14,
14により略「コ」字形をなすレバー2が回動可能に支
持されている。
【0010】レバー2には、後述する雌コネクタ3の突
起55が係合されるカム溝21が形成されている。この
カム溝21は、支持軸14から偏心した位置を中心とす
る略円弧形をなし、その突起55との係合経路は、レバ
ー2の嵌合方向への回動に伴って突起55を次第に雄コ
ネクタ1側へ変位させる引込部21aと、両コネクタ
1,3を正規の嵌合状態に至らしめ得る正規嵌合位置に
突起55を変位させる仮嵌合部21bと、突起55を正
規嵌合位置よりも更に雄コネクタ1側へ変位させる矯正
部21cと、レバー2が最終回動位置に達して突起55
を矯正部21cから仮嵌合部21bと同じ位置まで戻す
本嵌合部21dとを、順に滑らかに連続させて配した構
成になる。
【0011】雌コネクタ3は、キャビティ42内に図示
しない雌端子金具が装着される合成樹脂製のハウジング
4と、このハウジング4とは別部品であってハウジング
4に組み付けられる合成樹脂製のカバー5とからなる。
ハウジング4はそのカバー5が組み付けられる側に平坦
な電線突出面41を有する。この電線突出面41からは
雌端子金具に固着した図示しない電線が突出するように
なっている。電線突出面41の形状は、フード部13と
同様に長辺寸法と短辺寸法との比率が大きい細長い長方
形をなしている。かかるハウジング4は、電線突出面4
1とは反対側の面を雄コネクタ1に向けた状態でフード
部13内に嵌入されるようになっている。また、ハウジ
ング4の左右両外側面には、カバー5の係止孔53に係
合される係止突部43が形成されている。
【0012】一方、カバー5は、電線突出面41から延
出した電線を収容するための電線収容室51を有してい
る。この電線収容室51内においては、電線突出面41
から延出した図示しない電線が側方に曲げられた状態で
収容されるようになっており、これによって、雄雌両コ
ネクタ1,3を嵌合する際に電線がレバー2と干渉する
のが回避されるようになっている。
【0013】また、カバー5にはハウジング4の係止突
部43と係合する係止孔53が形成されており、カバー
5をハウジング4に組み付けた状態においては係止突部
43と係止孔53との係合によってカバー5とハウジン
グ4とが分離しないように保持されるようになってい
る。
【0014】カバー5には、レバー2のカム溝21に係
合される突起(本発明の構成要件である係合部)55が
形成されている。この突起55は、カバー5の電線突出
面41に整合する開口部の長さ方向中央に位置してお
り、その位置において左右両側壁部から外向きに突出し
て設けられている。
【0015】さらに、カバー5の左右両側壁部の内側面
には、カバー5がハウジング4に組み付けられた状態に
おいて電線突出面41の左右両側縁部に当接する当接面
56a,56aを有する当接部56,56が形成されて
いる。当接部56は、カバー5の開口側の部分をそれよ
りも奥側の部分に対して段付きで拡幅するように成形す
ることによって形成されている。かかる当接部56は、
図2に示すように、長さ方向の両端部のみにおいて電線
突出面41に当接するように前後に分けて配置されてい
る。
【0016】そして、両当接部56,56の間の部分
は、通常時においては電線突出面41と接触しないよう
に当接部56よりも奥側に後退した押圧部57となって
いる。この押圧部57と当接面56aとの段差寸法は、
上述したように突起55がカム溝21の嵌合部21b,
21dに係合する位置と矯正部21cに係合する位置と
の間の変位量と同じ寸法となっている。
【0017】また、カバー5の両当接面56a,56a
の間の中央部の押圧部57をハウジング4側へ変位させ
るような湾曲を生じさせる変形力に対抗する曲げ剛性
と、ハウジング4の中央部分をカバー5側へ変位させる
ような湾曲を生じさせる変形力に対向する曲げ剛性とを
比較すると、カバー5の曲げ剛性の方がハウジング4の
曲げ剛性よりも大きく設定されている。
【0018】ところで、カバー5の両側面にはレバー2
をロック位置(図9(c)参照)に保持するための係止
突起30が形成されており、レバー2の係止窓31と解
離可能に係合するようになっている。この係止突起30
は従来であれば、図10(b)に示すように、断面三角
形状に突出したものであり、レバー2の揺動軌跡に沿っ
て傾斜面32a,32bが設定されている。そして、レ
バー2は係止突起30に係合する際に弾性変形しながら
一方の傾斜面(第1の傾斜面32a)を乗り越え、弾性
復帰しつつ他方の傾斜面(第2の傾斜面32b)に引掛
かり、図10(b)に実線で示すようにレバー2がロッ
ク状態となるようにしてある。
【0019】一方、レバー2の弾性復帰力はレバー2自
体の弾性量に比例するものであるため、厳密にはレバー
2が第2の傾斜面32bを下る時には徐々に弾性復帰力
が減少することになる。したがって、第2の傾斜面32
bを下るときの摩擦力が上回れば図10(b)に鎖線で
示すように第2の傾斜面32bの途中でレバー2が半係
止状態となりロックが不完全になってしまうことが考え
られた。
【0020】そこで、この実施例では従来の傾斜面32
bに代えて図10(a)に示すような円弧形状のロック
面32cとした。第1の傾斜面32aを通過した後の一
定部分は比較的大きな弾性力が得られているため、図1
0(a)に鎖線で示すようなロック面32cに沿っての
変位は特に阻害されることはなく、またこの部分を通過
して次第に弾性力が低下してきても、以後はロック面3
2cの傾斜方向が内向きに変化している。このため、レ
バー2は摩擦力の低下によって図10(a)に実線で示
すロック位置までスムーズに移行することができる。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、ハウジング4の図示しない電線をカバー5の電線
収容室51内に収容しつつ、係止突部43と係止孔53
を係合させると共に、カバー5の当接部56,56をハ
ウジング4の電線突出面41の両端部に当接させ、これ
により、ハウジング4とカバー5を一体に組み付けて雌
コネクタ3を構成する。このように組み付けた雌コネク
タ3は、ハウジング4を雄コネクタ1のフード部13内
に浅く嵌入すると共に、レバー2のカム溝21にカバー
5の突起55を嵌合させる(図5及び図9(a)を参
照)。
【0022】この状態からレバー2を図5及び図9の時
計回り(右方向)に回動操作すると、カム溝21の引込
部21aと突起55との嵌合により、雌コネクタ3が雄
コネクタ1側に引き寄せられる。このときに、レバー2
の回動操作力は突起55を介してカバー5に対して引込
力として作用し、さらに、このカバー5に作用する引込
力はその当接面56a,56aから電線突出面41の長
さ方向の両端部に作用する。このように長さ方向の両端
部において引込力を受けたハウジング4は、一定の姿勢
を保ったままで平行にフード部13の奥側へ移動する。
【0023】そして、カム溝21への突起55の係合位
置が仮嵌合部21bに達すると、図6に示すように、雌
コネクタ3のハウジング4が雄コネクタ1のフード部1
3内の正規嵌合位置に達するまで嵌入される。
【0024】突起55が仮嵌合部21bに達するまでの
間に、雄雌両端子金具間の摩擦に起因する嵌合抵抗が過
大であったためにハウジング4がその中央部をカバー5
側へ突出するような湾曲変形を生じた場合には、そのハ
ウジング4は変形を生じたままの状態でフード部13内
に嵌入される。したがって、突起55が仮嵌合部21b
に達したときに、ハウジング4の両端部はカバー5の当
接面56a,56aによって強制的に引き込まれるため
正規嵌合位置に至るまで深く嵌入されるのに対して、ハ
ウジング4の中央部は図6に鎖線で示すように正規嵌合
位置よりも浮き上がった状態となる。
【0025】この後、レバー2の操作により突起55が
矯正部21cに係合する状態になると、カバー5の中央
部が図7に示すように下方へ突出するように湾曲変形を
生じ、押圧部57がハウジング4の電線突出面41の中
央部を上から押圧する。これにより、ハウジング4がそ
の中央部を押し下げられて電線突出面41が平坦になっ
た正規の形状に矯正される。
【0026】この後、更にレバー2を最終操作位置まで
回動させると、突起55がカム溝21の本嵌合部21d
と係合する状態となり、図8に示すようにカバー5が原
形状に復帰して押圧部57がハウジング4の電線突出面
41から離間する。この状態では、レバー2の係止窓3
1がカバー5の係止突起30に係合し、突起55がカム
溝21の本嵌合部21dと係合する状態においてカバー
5に対するレバー2の回動がロックされる。以上によっ
て、嵌合作業が完了し、ハウジング4の変形が矯正され
ると共に雄コネクタ1と雌コネクタ3とが正規嵌合状態
に組み付けられる。
【0027】なお、上記実施例において、嵌合抵抗がカ
バー5に曲げ変形を生じさせる程に過大であった場合に
は、突起55が仮嵌合部21bに係合する図6に示す状
態において、カバー5の両端の当接面56a,56aの
位置及びハウジング4の両端部の位置が共に正規嵌合状
態の位置よりも高くなる。しかし、突起55が矯正部2
1cに係合する図7に示す状態になると、突起55が下
がって押圧部57がハウジング4の中央部を押し下げる
際に、カバー5が更に大きい曲げ力を受けることになる
ことからカバー5の弾性復元力が増す。その結果、当接
面56a,56aがハウジングの両端部を押し下げる力
も増大し、ハウジング4の両端部は正規嵌合位置まで深
く嵌入されることになる。勿論、ハウジング4の中央部
は押圧部57によって正規位置まで押し下げられる。こ
のように、カバー5が湾曲変形を生じた場合でも、ハウ
ジング4の変形を矯正しつつ両コネクタ1,3を正規嵌
合状態に組み付けることができる。
【0028】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0029】(1)上記実施例では、ハウジング4の電
線突出面41が平坦であって、カバー5に当接部56を
突出形成することにより、両者を長さ方向に間隔を空け
た2位置で当接させる構成とした場合について説明した
が、本発明は、カバー側が平坦であってハウジングの電
線突出面に当接部が突出形成されている構成も、電線突
出面と係止面の両方に当接部が突出形成されている構成
も技術的範囲に含むものである。
【0030】(2)上記実施例では、突起55を長さ方
向の中央位置に形成すると共に、当接部56,56を両
端位置に対称的に形成した場合について説明したが、本
発明は、突起が長さ方向中央からいずれかの端部寄りに
ずれた位置に形成されている場合、及び、当接部が両端
から中央寄りの位置に形成されていたり非対称に配置さ
れている場合も技術的範囲に含むものである。このよう
な構成にすることは、嵌合抵抗の荷重分布が長さ方向に
おいて不均等である場合に有効であり、荷重分布に応じ
て突起と当接部とを適切な位置に配置することにより、
嵌合動作中におけるハウジングの曲げ及び姿勢の傾きを
防止することができる。
【0031】(3)上記実施例では、カバー5の押圧部
57でハウジング4の変形を矯正するために突起55が
係合される矯正部21cを、カム溝21の最終端の本嵌
合部21dの手前に設けた場合について説明したが、本
発明は、カム溝の突起との嵌合経路が引込部、本嵌合
部、矯正部を順に配した構成になる場合も技術的範囲に
含む。この場合には、突起が本嵌合部に係合する状態か
ら更にレバーを回動させて突起を矯正部に係合させる状
態に至らしめることによりハウジングの変形の矯正を行
い、その後、突起が本嵌合部に係合する状態までフード
部を戻し操作することになる。また、レバーの係止窓と
カバーの係止突起との係合によるロックは、突起が本嵌
合部に係合する状態において行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の分解斜視図
【図2】ハウジングとカバーを組み付けた状態の一部切
欠側面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】雄コネクタと雌コネクタの嵌合動作の初期状態
をあらわす断面図
【図6】雄コネクタと雌コネクタの嵌合動作の途中の状
態をあらわす断面図
【図7】雄コネクタと雌コネクタの嵌合動作の途中の状
態をあらわす側面図
【図8】雄コネクタと雌コネクタの嵌合動作が完了した
状態をあらわす断面図
【図9】雄コネクタと雌コネクタの嵌合動作をあらわす
側面図
【図10】(a)は本例の係止突起を示す拡大図、
(b)は従来の係止突起を示す拡大図
【図11】従来例の嵌合状態をあらわす断面図
【符号の説明】
1…雄コネクタ(相手側コネクタ) 2…レバー 3…雌コネクタ(カバー付きコネクタ) 4…ハウジング 5…カバー 21…カム溝 55…突起(係合部) 56a…当接面 57…押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングとこのハウジングから延出す
    る電線を覆うカバーを組み付けてなるカバー付きコネク
    タには係合部が設けられると共に、このカバー付きコネ
    クタと対応する相手側コネクタにはカムを有するレバー
    が回動可能に設けられ、前記係合部を前記カムに係合さ
    せて前記レバーを回動操作することにより前記カバー付
    きコネクタを前記相手側コネクタに引き寄せて嵌合させ
    るようにしたレバー式コネクタにおいて、 前記係合部は前記カバー側に配され、かつ前記カバーを
    前記ハウジングを組み付けたときの相互の当接面を、前
    記係合部を前後に挟む領域に設定し、前記カムは、前記
    係合部を正規嵌合位置よりも更に前記相手側コネクタへ
    引き寄せられる矯正位置へ変位させる係合経路を有し、
    前記カバーには、前記係合部の前記矯正位置への変位に
    伴って弾性変形しつつ前記ハウジングを押圧することが
    可能な押圧部が設けられていることを特徴とするレバー
    式コネクタ。
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