JPH08509160A - アルキル置換された芳香族ポリエステルの気体分離膜 - Google Patents

アルキル置換された芳香族ポリエステルの気体分離膜

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JPH08509160A JP6523224A JP52322494A JPH08509160A JP H08509160 A JPH08509160 A JP H08509160A JP 6523224 A JP6523224 A JP 6523224A JP 52322494 A JP52322494 A JP 52322494A JP H08509160 A JPH08509160 A JP H08509160A
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Abstract

(57)【要約】 新規なアルキル置換された芳香族ポリエステルの気体分離膜、および該膜を用いて気体混合物から1種以上の気体を分離するための方法が開示されている。このポリエステルは、一般式(I)(式中、Zは独立して炭素数1〜10のアルキル基を表し、最も好ましくはt−ブチル基であり、nは0〜4の整数であり、好ましくは1である)で表される芳香族アルコールから形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 アルキル置換された芳香族ポリエステルの気体分離膜 発明の技術分野 本発明は、芳香族ポリエステルの気体分離膜、および該膜を用いて気体の混合 物から1種以上の気体を分離する方法に関する。このポリエステルは、アルキル 置換された芳香族アルコールから誘導される。本発明の気体分離膜は、良好な選 択性を伴う、きわめて良好な透過速度を示すものである。 従来技術 芳香族ポリエステル、特にアルキル置換された芳香族アルコールから得られる ポリエステルは、当技術分野において周知である。米国特許第4,923,947号では 、アルキル置換されたジフェノールから形成されるサーモトロピック液晶性芳香 族ポリエステルが記載されている。また、米国特許第4,978,739号では、下記の 一般式で表される二価フェノールからポリエステルを得るための方法が記載され ている。 (式中、Aはそれぞれ独立して、炭素数1〜4のアルキル基、塩素または臭素か らなる群から選ばれるものであり、zはそれぞれ独立して0〜4の整数であり、 Rはそれぞれ独立して、炭素数1〜8の二価飽和炭化水素ラジカル、炭素数9以 下のシクロアルキレンラジカルまたはシクロアルキリデンラジカル、フェニルラ ジカル、O、S、SO.SO2、COからなる群から選ばれるものであり、xは 0または1である。) 米国特許第4,981,897号には、部分的に、下記の一般式で表されるアルキル置 換された二価フェノールから得られる芳香族ポリエステルフイルムが記載されて いる。 (式中、R1およびR2はそれぞれ同一または異なる炭素数1〜4のアルキル基で あり、pおよびqはそれぞれ同一または異なる1〜4の整数であり、Xは直接結 合であるか、あるいは炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数2〜20のアルキ リデン基、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、または を表し、そこにおいて、前記アルキル基および前記アルキリデン基の水素原子は 任意に、1個以上の炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン原子およびハロゲン 化炭化水素基で置換されていてもよい。) 日本特許出願89-337254/46号には、下記の一般式で表されるアルカリ置換され たビフェノールから得られる、高い表面硬度を有する芳香族ポリエステルフィル ムが記載されている。 (式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキル、アルコキシ、アリールまたは アリールオキシ基であり、pおよびqは1〜4の整数であり、Xは直接結合、炭 素数1〜10のアルキレン、シクロアルキリデン、O、S、SO、SO2または COである。) また、ポリエステルから得られる気体分離膜も当技術分野において公知である 。例えば、米国特許第5,141,530号には、有効平均孔径が約500オングストローム 以下である複数の気孔を有し、かつその少なくとも一方の表面が非イオン性界面 活性剤で処理されている、特定のポリエステル気体分離膜が記載されている。 米国特許第5,073,176号には、t−アルキル置換されたイソフタロイルハライ ド、特に5−t−ブチルイソフタロイルクロライドから誘導されるポリエステル 気体分離膜が記載されている。 米国特許第4,994,095号には、4,4′−(1H−アルキリデン)−ビス[2 ,3,6−トリアルキルフェノール]と芳香族ジカルボン酸とのポリエステルか らなる気体分離膜が記載されている。 米国特許第4,822,382号には、少なくとも一種のポリ(テトラメチル)ビスフ ェノールAフタレートからなる分離層を有する複合膜が記載されている。 米国特許第5,055,114号には、主に特定のテトラブロモビスフェノールおよび 芳香族ジカルボン酸からなる透過膜が記載されている。 米国特許第4,851,014号には、そのポリマー主鎖中のビスフェノール残基の有 意の部分がテトラフルオロビスフェノールFに由来する、ビスフェノール性ポリ エステルの薄い分別層を有する半透膜が記載されている。 米国特許第5,152,811号には、ビスフェノール部分を含有するポリエステルな どの非架橋ポリマーに由来する半透過性気体分離膜が記載されている。 米国再発行特許第30,351号に記載されている芳香族ポリエステルから得られる 気体分離膜では、ポリエステル鎖の繰り返し単位は少なくとも一つのリジッドな 二価のサブユニットからなり、そのサブユニットから延びている二つの主鎖の単 結合は共直線的ではなく、該繰り返し単位はこれらの結合の少なくとも一つの回 りに360°の回転が立体的に不可能であり、かつ、50%以上の主鎖原子を芳 香族環の構成要素として有するものである。 従来技術のポリエステル膜組成物は、気体分離膜としては有用であるものの、 特定の構造的制約を満足せねばならない、という不都合があるだけでなく、中空 繊維膜のような構造体への製造が困難である。この理由は、これらの組成物が、 比較的少数の溶媒にしか可溶性を示さない傾向があることによる。さらには、従 来技術の膜はフラックス(flux)が比較的低い傾向がある。したがって、このよ うな従来技術に見られる製造上および溶解性上の問題のない、しかも気体分離特 性の向上した流体分離膜が必要とされる。 発明の開示 本発明は、特定のアルキル置換された芳香族ポリエステルの分離膜、特に気体 の分離に有用な分離膜、およびそれらを用いる方法に関する。この種類の膜材料 は、その組成として、アルキル置換された芳香族単位を有するアルコール、特に アルキル置換されたビスフェノールを含有する。この種類のポリエステル材料か ら形成される膜は、優れた気体透過性および良好な選択性を示す。多成分系混合 物に対していくつかの気体が高い透過性を示すのは、芳香族アルコール上のアル キル置換基によりつくられるポリマーにおける分子自由体積によるものであると 考えられる。 発明の詳細な説明 本発明は、ポリエステルからそのような気体分離膜を形成することにより、優 れた気体透過性を示す気体分離膜を得ることが可能であり、そのポリエステルは 下記の構造式を有するアルキル置換された芳香族アルコールからなる、という発 見に関する。 (式中、−X−は またはそれらの混合物であり、そこにおいてZはそれぞれ独立して炭素数1〜1 0のアルキル基、炭素数6〜12の芳香族基を表し、好ましくは第3級ブチル基 であり、Yはそれぞれ独立して炭素数2〜10のアルキル基を表し、nは0〜4 の整数、好ましくは2であり、mは0または1、好ましくは0である。また、R ′は またはそれらの混合物である。) 本発明のアルキル置換された芳香族アルコールは、その他の芳香族アルコール と混合されていてもよい。 このアルキル置換された芳香族アルコールは、全アルコール量の好ましくは1 0〜100重量%、最も好ましくは50〜100重量%であり、その他の芳香族 アルコールは、全アルコール量の好ましくは0〜90重量%、最も好ましくは0 〜50重量%である。 このようなアルコールから調製されるポリエステル分離膜は、多成分系気体混 合物における、気体の透過速度と、一つの気体のその他の気体からの選択性との 優れたバランスを有する。これらの膜の高い気体透過性は、ポリマー構造におけ る分子自由体積の最適化によるものであり、これは、ポリエステル鎖に前記のア ルキル置換された芳香族アルコールを組み込んだことに起因すると考られる。特 に、このアルコール上に存在するアルキル置換基がそのポリマーの分子自由体積 を増加させる、と考えられる。 一般に、多成分系気体混合物における、気体の透過速度(フラックス)と、そ の気体のその他の気体からの選択性との間の相反する関係が、ポリエステル、ポ リイミド、ポリアミドおよびポリアミド−イミドのポリマー種において見られる 。このため、従来技術のポリエステル気体分離膜は、高い気体選択性を犠牲にし た上で高い気体透過速度を示すか、あるいは高い透過速度を犠牲にした上で高い 気体選択性を示す傾向がある。気体分離膜にとって、高い気体選択性を保持しな がら、かつ高い気体透過速度を示すことは非常に好ましいことである。 本発明は、上記欠点を回避し、良好な選択性を保持しながらも非常に高透過性 であるポリエステル気体分離膜を提供する。 本発明において有用なポリエステル材料は、上記の芳香族アルコール、および イソフタロイルクロライド、テレフタロイルクロライド、フェニルインダンジカ ルボン酸クロライド、5−t−ブチルイソフタロイルクロライド、4,4’−フ ルホニルジベンゾイルクロライドまたはそれらの混合物等の芳香族二酸クロライ ドから得られる。これらの二酸クロライドは、様々な二酸クロライドが用いうる ので、限定されるものではない。あるいは、芳香族二酸化合物の遊離酸、エステ ル体または塩を用いてポリエステルを製造してもよい。 ポリエステルは以下の繰り返し構造を有する。 (式中、X、Z、mおよびnは上記と同じ意味を表す。ArおよびAr′は同一 または異なって芳香族二酸であり、Qは芳香族ジオールである。q、r、sおよ びtは0〜1の分率であり、但しq+s=1であり、qは最も好ましくは0.5 〜1.0であり、r+t=1である。 通常、本発明のポリエステルは、重量平均分子量が好ましくは約10,000〜約1, 000,000、より好ましくは約50,000〜約200,000の範囲である。 本発明のポリエステルを調製するための好ましい方法においては、およそ等モ ル量のアルキル置換された芳香族アルコールと二酸クロライドを、技術分野で公 知であり、十分に確立された操作方法、例えば溶液重合法または界面重合法によ り反応させる。また、溶融重合法を用いてもよい。 こうして得られたポリエステルは、所望により、通常の溶液混合技術を用いて 混合して、特別に注文した通りの特性を有する混合物を得てもよい。 本発明の好ましいポリエステル組成物は、N−メチルピロリドン等のほとんど のアミド溶媒、およびジクロロメタンやトリクロロメタン等のいくつかの塩素化 された溶媒のような、広範囲の一般的な溶媒に可溶性である。これは、工業的に 有用な気体分離膜を容易に製造する上で非常に有利である。本発明に従って膜を 調製するためには、ポリマー溶液をシートとして支持体上にキャストするか、あ るいは中空の紡糸口金を通して紡糸して中空の繊維を得る。溶媒は、その後で除 去する。例えば、均一な膜を所望する場合には、溶媒は加熱により蒸発させる。 一方、非対称的な膜を所望する場合には、フィルム構造または繊維構造は、該ポ リマーに対しては非溶媒であり、かつ既に存在する有機溶媒に対しては溶媒であ る液体中で急冷する。 本発明のポリエステル材料から調製される気体分離膜は、多成分系気体混合物 において、気体透過速度と、一つの気体のその他の気体からの選択性との間に優 れたバランスを有する。一般に、従来のポリエステル気体分離膜は、多成分系気 体混合物において、気体透過速度と、一つの気体のその他の気体からの選択性と の間に相反する関係を示す。本発明の好ましい材料(実施例8)は、6.55と いう良好な酸素/窒素選択性を維持しながらも、酸素の透過速度が3.69バレ ル(Barrer)であることがわかっている。 本発明において記載されているポリエステル類もまた、高い固有熱的安定性を 有する。それは、通常、空気中あるいは不活性雰囲気下において400℃以下で 安定である。これらポリエステルのガラス転移温度は、一般に175℃より高い 。これらの組成物の高温特性は、他のポリマーにおいては穏やかな温度において さえも観察される膜圧縮の問題の防止に役立つ。 ここにおいて開示されるポリエステル膜は、気体分離において用いられること がわかっている。本発明は、増強燃焼系または不活性系における、それぞれ酸素 および窒素の空気からの濃縮、精錬所やアンモニア製造工場における水素の回 収、合成ガス系における一酸化炭素の水素からの分離、および二酸化炭素または 硫化水素の炭化水素からの分離において用いられることを見出した。 気体の膜に対する透過速度はバレル(Barrer:B)として定義される。 (式中、cm3/sec(STP)は、標準温度および圧力下における透過気体の秒当たり の単位体積のフラックス(流量)であり、cm.はフィルムの厚みであり、cm2は フィルムの面積であり、cm.Hgは圧力(または駆動力)である。) 二成分系流体混合物の分離における膜の選択性は、より容易に通過する成分の 通過速度の、あまり容易には通過しない成分の通過速度に対する比として定義さ れる。選択性は、膜を既知の気体混合物に接触させ、その透過を分析することに より直接的に得てもよい。あるいは、一つの同じ膜上で別々に求めた二つの成分 のそれぞれの透過速度の比を算出することにより、選択性の第1次近似が得られ る。透過速度は、バレル(B)単位で表される。選択性の一つの例として、「O2 /N2=10」とは、対象となる膜が窒素の10倍の速度で酸素ガスを透過させ ることを意味する。 ここにおいて、以下の実施例に従い、本発明をさらに詳細に説明するが、これ ら実施例は単に説明のためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。 実施例 一般的な溶液重合操作 実施例1〜7のポリエステルを溶液重合法により以下のように調製した。すな わち、機械的撹拌器および窒素導入口を装備する三ツ口丸底フラスコに、表1で 同定されるジオール(1当量)、トリエチルアミン(5.0当量)および塩化メ チレンを充填し、氷浴中で約0℃に冷却した。つぎに、表1で同定される二酸ク ロライド(1当量:塩化メチレンに溶解したもの)を滴下した。滴下終了後、氷 浴を取り除き、反応混合物を室温まで暖め、窒素雰囲気下で一夜撹拌した。この ポリマーをメタノールに沈殿させ、ブレンダー中ですり砕き、メタノールで洗浄 (2回)し、一夜風乾した。このポリマーをさらに真空オーブン中で100℃、 2時間乾燥した。 一般的な界面重合操作 実施例8〜15のポリエステルを界面重合法により以下のように調製した。反 応は、市販のブレンダー(撹拌装置)中で低速で行う。表1で同定される水酸化 ナトリウム(ジオールのモル数の2.2〜2.3倍)を溶解して、約3%の水溶 液を得る。相間転移触媒(通常は、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド 等の四級アンモニウム塩)(ジオールのモル数の約0.1倍)をその水溶液に添 加し、続いてジオールを添加する。この混合物をブレンダー中で約15分間、低 速で撹拌する。表1で同定される二酸クロライド(ジオールと等モル量の二酸ク ロライドが用いられる)を塩化メチレン(およそ水と同体積のCH2Cl2が用い られる)に溶解し、上記水溶液にゆっくりと添加する。この二相反応混合物をブ レンダー中で約10〜15分間撹拌する。過剰の水相をデカンテーションして除 去し、この混合物にメタノールを添加してポリマーを沈殿させる。この混合物を 十分に混合してポリマーをフレーク状に砕き、濾過する。このポリマーフレーク をメタノールで洗浄した後、室温で一夜風乾する。ポリマーは、さらに真空オー ブン中で100℃で2時間乾燥する。 一般的なフィルム形成操作 上記ポリエステルの各々のフィルムを、10〜20重量%のN−メチルピロリ ドン溶液から、ガラス基板上に120℃で15ミル(38x105m)ナイフギ ャップでキャストした。このフィルムをガラス上で120℃で60〜90分間乾 燥した後、該ガラスから外した。このフィルムを一夜風乾した。このフィルムは 、さらに真空オーブン中(2.67kPa)で230℃で18時間乾燥した。 上記フィルム(フィルム厚:1〜2.5ミル)について、500psig(3 4.5x10-5Pa)、25℃における酸素透過性および混合気体酸素/窒素( 21/79モル比)透過性を試験した。結果を表1に示す。 試薬 A:3,3′−ジ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニル(DBBP ) C:テトラメチルビスフェノールA(TMBPA) D:ジメチルビスフェノールA(DMBPA) E:ビスキシレノールP(BXP) F:ビスフェノールAP(BPAP) G:スピロビスインダノール(SBID) H:9,9′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(BHPF) I:レゾルシノール(Res) J:4,4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラメチルビフェニル( TMBP) K:4,4′−ジヒドロキシ−2,2′,3,3′,5,5′−ヘキサメチルビ フェニル(HMBP) Z:イソフタロイルクロライド/テレフタロイルクロライド(I/T:70/3 0)混合物 Y:イソフタロイルクロライド(I) X:テレフタロイルクロライド(T) W:フェニルインダンジカルボン酸クロライド(PIDC) V:5−t−ブチルイソフタロイルクロライド(BIPC) U:4,4′−スルホニルジベンゾイルクロライド(SDBC)
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年9月14日 【補正内容】 請求の範囲 1.(a)その0〜90%が任意のジオール部分であり、かつ10〜90%が 下記一般式を有する任意の芳香族ジオール部分であるジオールから誘導される部 分: (式中、A1およびA2はそれぞれ独立してH、炭素数1〜10のアルキル基また は炭素数6〜12の芳香族基であり、t1およびt2はそれぞれ独立して1〜4の 整数であり、A1および/またはA2の少なくとも一つが第3級ブチル基であり、 −X−は または、それらの混合物であり、Zはそれぞれ独立してH、炭素数1〜10のア ルキル基、炭素数6〜12の芳香族基であり、Yはそれぞれ独立して炭素数2〜 10のアルキル基であり、nはそれぞれ独立して0〜4の整数であり、mは0ま たは1であり、R′は または、それらの混合物である)、 および (b)芳香族二酸クロライド、または該芳香族二酸クロライドの遊離酸、エステ ル体または塩から誘導される部分 を備える芳香族ポリエステルから形成されることを特徴とする気体分離膜。 2.前記A1およびA2がそれぞれ第三級ブチル基であり、前記tおよびmがt =1かつm=0であることを特徴とする請求項1に記載の気体分離膜。 3.前記二酸クロライドが、イソフタロイルクロライド、テレフタロイルクロ ライド、フェニルインダンジカルボン酸クロライド、5−5−ブチルイソフタロ イルクロライドまたは4,4′−スルホニルジベンゾイルクロライドまたはそれ らの混合物からなる群から選ばれるものであることを特徴とする請求項1に記載 の気体分離膜。 4.前記二酸クロライドがイソフタロイルクロライドまたはテレフタロイルク ロライドまたはそれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の 気体分離膜。 5.前記芳香族ジオールが3,3′−ジ−t−ブチル−4、4′−ジヒドロキ シビフェニルからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の気体分 離膜。 6.気体混合物を請求項1〜5に記載の気体分離膜と接触させることを特徴と する、気体混合物から一種以上の気体を分離する方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月8日 【補正内容】 (原文明細書第2頁) (式中、R1およびR2はそれぞれ同一または異なる炭素数1〜4のアルキル基で あり、pおよびqはそれぞれ同一または異なる1〜4の整数であり、Xは直接結 合であるか、あるいは炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数2〜20のアルキ リデン基、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、または を表し、そこにおいて、前記アルキル基および前記アルキリデン基の水素原子は 任意に、1個以上の炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン原子およびハロゲン 化炭化水素基で置換されていてもよい。) 特願平1-252765号には、下記の一般式で表されるアルカリ置換されたビフェノ ールから得られる、高い表面硬度を有する芳香族ポリエステルフィルムが記載さ れている。 (式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキル、アルコキシ、アリールまたは アリールオキシ基であり、pおよびqは1〜4の整数であり、Xは直接結合、炭 素数1〜10のアルキレン、シクロアルキリデン、O、S、SO、SO2または COである。) また、ポリエステルから得られる気体分離膜も当技術分野において公知である 。例えば、米国特許第5,141,530号には、有効平均孔径が約500オングストローム 以下である複数の気孔を有し、かつその少なくとも一方の表面が非イオン性界面 活性剤で処理されている、特定のポリエステル気体分離膜が記載されている。 米国特許第5,073,176号には、t−アルキル置換されたイソフタロイルハライ ド、特に5−t−ブチルイソフタロイルクロライドから誘導されるポリエステル 気体分離膜が記載されている。 米国特許第4,994,095号には、4,4′−(1H−アルキリデン)−ビス [2,3,6−トリアルキルフェノール]と芳香族ジカルボン酸とのポリエステ ルからなる気体分離膜が記載されている。 (原文明細書第9頁) 一夜風乾した。このポリマーをさらに真空オーブン中で100℃、2時間乾燥し た。 一般的な界面重合操作 実施例8〜15のポリエステルを界面重合法により以下のように調製した。反 応は、市販のブレンダー(撹拌装置)中で低速で行う。表1で同定される水酸化 ナトリウム(ジオールのモル数の2.2〜2.3倍)を溶解して、約3%の水溶 液を得る。相間転移触媒(通常は、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド 等の四級アンモニウム塩)(ジオールのモル数の約0.1倍)をその水溶液に添 加し、続いてジオールを添加する。この混合物をブレンダー中で約15分間、低 速で撹拌する。表1で同定される二酸クロライド(ジオールと等モル量の二酸ク ロライドが用いられる)を塩化メチレン(およそ水と同体積のCH2Cl2が用い られる)に溶解し、上記水溶液にゆっくりと添加する。この二相反応混合物をブ レンダー中で約10〜15分間撹拌する。過剰の水相をデカンテーションして除 去し、この混合物にメタノールを添加してポリマーを沈殿させる。この混合物を 十分に混合してポリマーをフレーク状に砕き、濾過する。このポリマーフレーク をメタノールで洗浄した後、室温で一夜風乾する。ポリマーは、さらに真空オー ブン中で100℃で2時間乾燥する。 一般的なフィルム形成操作 上記ポリエステルの各々のフィルムを、10〜20重量%のN−メチルピロリ ドン溶液から、ガラス基板上に120℃で15ミル(38×105m)ナイフギ ャップでキャストした。このフィルムをガラス上で120℃で60〜90分間乾 燥した後、該ガラスから外した。このフィルムを一夜風乾した。このフィルムは 、さらに真空オーブン中(2.67kPa)で230℃で18時間乾燥した。 上記フィルム[フィルム厚は0.0254〜0.0635mm(1〜2.5ミル)]について、 500psig(34.5x10-5Pa)、25℃における酸素透過性および混 合気体酸素/窒素(21/79モル比)透過性を試験した。結果を表1に示す。 請求の範囲 1.(a)その0〜90重量%が芳香族ジオール部分であり、かつ10〜10 0重量%が下記一般式を有する任意の芳香族ジオール部分であるジオールから誘 導される部分: (式中、A1およびA2はそれぞれ独立してH、炭素数1〜10のアルキル基また は炭素数6〜12の芳香族基であり、t1およびt2はそれぞれ独立して1〜4の 整数であり、A1および/またはA2の少なくとも一つが第3級ブチル基であり、 −X−は または、それらの混合物であり、Zはそれぞれ独立してH、炭素数1〜10のア ルキル基、炭素数6〜12の芳香族基であり、Yはそれぞれ独立して炭素数2〜 10のアルキル基であり、nはそれぞれ独立して0〜4の整数であり、mは0ま たは1であり、R′は または、それらの混合物である)、 および (b)芳香族二酸クロライド、または該芳香族二酸クロライドの遊離酸、エステ ル体または塩から誘導される部分 を備える芳香族ポリエステルから形成されることを特徴とする気体分離膜。 2.前記A1およびA2がそれぞれ第三級ブチル基であり、前記tおよびmがt =1かつm=0であることを特徴とする請求項1に記載の気体分離膜。 3.前記二酸クロライドが、イソフタロイルクロライド、テレフタロイルクロ ライド、フェニルインダンジカルボン酸クロライド、5−t−ブチルイソフタロ イルクロライドまたは4,4′−スルホニルジベンゾイルクロライドまたはそれ らの混合物からなる群から選ばれるものであることを特徴とする請求項1に記載 の気体分離膜。 4.前記二酸クロライドがイソフタロイルクロライドまたはテレフタロイルク ロライドまたはそれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の 気体分離膜。 5.前記芳香族ジオールが3,3′−ジ−t−ブチル−4、4′−ジヒドロキ シビフェニルからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の気体分 離膜。 6.気体混合物を請求項1〜5のいずれかに記載の気体分離膜と接触させるこ とを特徴と する、気体混合物から一種以上の気体を分離する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーサー,サミュエル,デイヴィッド アメリカ合衆国 19802―2654 デラウエ ア州 ウィルミントン ノース モンロー ストリート 3214

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)下記一般式から誘導される少なくとも一つの単位 (式中、−X−は または、それらの混合物であり、Zはそれぞれ独立してH、炭素数1〜10のア ルキル基、炭素数6〜12の芳香族基であり、Yはそれぞれ独立して炭素数2〜 10のアルキル基であり、nは0〜4の整数であり、mは0または1であり、R ′は または、それらの混合物である)、 および (b)芳香族二酸クロライド、または該芳香族二酸クロライドの遊離酸、エステ ル体または塩から誘導される少なくとも一つ を備える芳香族ポリエステルから形成されることを特徴とする気体分離膜。 2.前記Zが第三級ブチル基であり、前記nおよびmがn=1かつm=0である ことを特徴とする請求項1に記載の気体分離膜。 3.前記二酸クロライドが、イソフタロイルクロライド、テレフタロイルクロラ イド、フェニルインダンジカルボン酸クロライド、5−t−ブチルイソフタロイ ルクロライドまたは4,4′−スルホニルジベンゾイルクロライドまたはそれら の混合物からなる群から選ばれるものであることを特徴とする請求項1に記載の 気体分離膜。 4.前記二酸クロライドがイソフタロイルクロライドまたはテレフタロイルクロ ライドまたはそれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の気 体分離膜。 5.前記芳香族ジオールが3,3′−ジ−t−ブチル−4、4′−ジヒドロキシ ビフェニル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラメチルビフ ェニル、または4、4′−ジヒドロキシ−2,2′,3,3′,5,5′−ヘキ サメチルビフェニルからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の 気体分離膜。 6.前記芳香族ジオールが3,3′−ジ−t−ブチル−4、4′−ジヒドロキシ ビフェニルであることを特徴とする請求項5に記載の気体分離膜。 7.気体混合物を請求項1〜6に記載の気体分離膜と接触させることを特徴とす る、気体混合物から一種以上の気体を分離する方法。
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