JPH08509123A - 軟体動物の流動化床生産 - Google Patents

軟体動物の流動化床生産

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JPH08509123A
JPH08509123A JP6523345A JP52334594A JPH08509123A JP H08509123 A JPH08509123 A JP H08509123A JP 6523345 A JP6523345 A JP 6523345A JP 52334594 A JP52334594 A JP 52334594A JP H08509123 A JPH08509123 A JP H08509123A
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ジャウ カイ ワン
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    • A01K61/00Culture of aquatic animals
    • A01K61/50Culture of aquatic animals of shellfish
    • A01K61/54Culture of aquatic animals of shellfish of bivalves, e.g. oysters or mussels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 本発明は小エビ池水23を用いる流動化床内で二枚貝軟体動物21を生産するための地上式の閉鎖設備である。該設備は基礎タンク2上に建造した垂直コラム4を含み、前記コラムはパイプシステム8から小エビ池水23を循環させる。小エビ池水23は所定の中位速度で垂直コラム4を通して上方に流れて、コラム4中の牡蠣を流体流中で個別に浮遊させる。該床はコラム壁に対して不動である。低速では、垂直コラム4内の牡蠣21は互いに上下に位置しかつコラム4の底に載り、高流速では、流体流は液圧運搬状となり、牡蠣21をコラム4から押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】 軟体動物の流動化床生産 発明の背景 牡蠣と二枚貝軟体動物の生産の現在の方法は労働が酷しく、生産コストが掛か る。藻類が牡蠣に供餌するために作られなければならない。また牡蠣は洗浄し、 動かさなければならない。現在は、2つの異なったシステムが用いられる:伝統 的な養殖システムは自然環境内で牡蠣を育てる;そして地上式の養殖システムは 人工的環境内で牡蠣を育てる。 伝統的牡蠣養殖システムには海底方法、筏方法、ロング−ライン方法、棚方法 がある。海底方法は最も簡単であり、費用が最低である。二百年以上前から発展 してきたもので、牡蠣は近海の漁場領域の海底に置かれる。海底は貝殻が埋まら ないよう固くなければならない。この方法は生産性が低いことによって妨げられ る。 筏方法は例えば約10〜15メートル長さの柱からなる筏を使用する。前記柱 は互いに約0.5メートル離間して平行に置かれ、横ビームに縛られたワイヤに よって締め付けられる。横ビームは筏から種牡蠣を吊るす。筏は縦列に端と端を 合わせて締め付けられ、一端を碇着して持ち去られるのを防止する。 ロング−ライン方法は筏方法を変更したものであり、各端に碇着した一連のフ ロートを使用する。ロープでフロートを連結し、紐がロープから下げられ、牡蠣 を保持する。 棚方法は海底に打ち込まれた木材の柱を使用する。前記柱は水平柱によって連 結された棚構造物を支持する。これらの柱から紐が下げられて種牡蠣を吊るす。 地上式の養殖システムは4つの基礎的構成要素からなる:水の獲得、藻類養殖 、牡蠣養殖、及び排水の処分である。しかし、地上式でない牡蛎の水養殖システ ムは米国では商業的に実行可能な企業である。 湧昇は固体粒子浮遊のためにシリンダ又はタンク内で上昇する水流であるが、 この湧昇は牡蠣種の成長に使用されてきた。典型的には、大型のタンクはその側 面に取付けたシリンダをもつ。ポンプがタンクから食料を混合された水を吸引し 、それを牡蠣種を保持するシリンダに押し入れる。特定寸法に達した後、牡蠣種 は除去し、代わりの水養殖システム内に入れなければならない。 現存する方法はMSZやDermoの如き病気に絶えず脅かされる。時間と食料のコス トが有効な、低コストの生産を妨げる。牡蠣の水養殖のコストの40%〜50% が食料の生産に掛かり、他の30%が労力に取られる。伝統的な方法を用いれば 、牡蠣が種から市場寸法に成長するのに約3年かかる。この種類の牡蠣の通常の 肉−貝殻比は約12%である。このことは欠乏と供給の変動の問題を提供する。 本発明は現在の牡蠣養殖方法に固有の問題を解決する。 また、伝統的養殖システムは全生産コストの殆ど30%を、牡蠣の洗浄と運動 を含む労働に費やす。従来の地上式の水養殖システムは食料に生産コストの40 %〜50%を費やす。 伝統的方法の使用では牡蠣を種から市場寸法に成長させるのに約3年かかる。 発明の要約 牡蠣を養殖するための本発明方法は正しい種類の二枚貝用の藻類が満ちている 小エビ池水で牡蠣を供餌する流動化床技術を使用する。この新規な方法は牡蠣養 殖に申し分ないが、それは他のフィルタ供餌するクラム、ザルガイ、イガイ等の 如き二枚貝軟体動物に使用しでもよい。流動化床技術は上方流の水コラム内で牡 蛎を成長させるのに使用される。 流動化床技術では、流動化が観察される。固体粒子の床、この場合は成長した 牡蠣が中位範囲の流速で垂直上方への流体流と接触する。低い流量又は速度では 、固体粒子は互いに上下に位置しそして該コラムの多孔の底に載る;それらは固 定状態にあると言われる。高い流量又は速度では、固体粒子は該コラムの外に運 ばれ、そしてこのことは液圧運搬状として知られる。中位の値では、(少なくと も1:10の比の)実際的目的にとって十分な大きさの範囲では、各粒子は個別 的に流体流中に浮遊させられるが、全体としては、該床はコラム壁に対して不動 に維持される;該床は流体化されると言われる。流動化床技術を用いれば、6週 間で2グラムの幼少の牡蠣を作ることができ、そして55グラムの市場寸法の高 級な一枚殻牡蠣が7週間以下でできる。更に、牡蠣は小エビ養殖場の流出の問題 を減少させるのを助ける。このことは、多くの地域に主な小エビ養殖場産業を設 定するためには解決されなければならな主な問題の1つとして海産物水養殖産業 によって明らかにされてきたことである。 流動化床方法は殆ど労力を必要としない。1年に6人で2百万個の市場寸法の 牡蠣を生産すると予測することができる。これは労力コストを殆ど20%削減す ることができる。小エビ池水は供餌用に使用されるので、食料は殆ど無料であり 、生産コストを更に40%から50%節約する。流動化床技術を使用すれば、病 気が与える脅威は少ない。というのは、該床はドレンされ、そして軟体動物の生 活を脅かすことなしに又はそれらの環境をたいして変えることなしに、バクテリ ヤを殺すために、新鮮な水を導入することができるからである。 本発明は年間を通じて高級な一枚殻牡蠣を提供するものである。流動化床方法 を使用して、牡蛎は約7カ月で市場寸法に成長させることができそして16%の 肉−殻比をもち、かくして安定した供給をなすことができる。 流動化床は基礎タンク上に建造した円筒形構造のコラムを含み、前記基礎タン クは小エビ池水の溜部として働く。この基礎タンクは一連のパイプによって小エ ビ池水供給源に連結される。ポンプは小エビ池から水を吸引し、そしてそれを基 礎タンクに押し入れる。別法として、小エビ池から基礎タンクに供給するのに重 力を使用することができる。パイプを通じての小エビ池水の流量は計量され、従 って基礎タンクと前記コラムに入る流量を制御するために弁を調整することが可 能となる。閉鎖弁は小エビ池水供給源と基礎タンクに備え、流量センサーと流量 制御弁がそれらの間に設けられる。 別法の流量変化手段は基礎タンクと垂直コラムの間に備えることができる。こ の場合、ポンプは水を基礎タンクから上方に垂直コラムに押し入れることができ る。第1と第2の両手段は一緒に使用することができる。 何れの場合でも、水は基礎タンクから上方に垂直コラムに、該床の牡蠣が供給 源から供給された藻類、バクテリア、その他の栄養分に富んだ水内で個別的に浮 遊させられる如き或る一定速度で押し入れられる。全体的に、該床はコラム壁に 対して不動に維持される。 流動化感知手段は牡蠣が養殖されている環境を感知するためにコラム上に含ま れる。好適実施例では、該コラムは垂直の目視窓と、コラム内の流体流の圧力を 測定するために使用される目視計を含む。溢れ弁は過剰の水を該コラムの頂部で ドレンして出す。従って、手動で、作業者は流体流量を流量制御弁を通る流れを 変えることによって、又は基礎タンクポンプの出力を変えることによって調節す ることができる。別の実施例は該コラム内に自動圧力センサーを備え、前記セン サーは該コラム内の偏向を検知し、その偏向を作業者に通報し、基礎タンクポン プ又は流量制御弁を調節することによって該コラムに入る流体流を自動的に変更 させる。 溢れ弁は該コラムから過剰の水をドレン(排出)するために役立つ。該弁は手 動又は自動的にセンサーから作動され、そして基礎タンク内に又は流動化床から 通じるドレンパイプに又は両者に導通して戻すことができる。後者の場合、弁は 溢れ水の行く場所を選択することを可能にする。 これら色々な実施例によって、幾つかの循環経路を選択することができる。1 実施例では、新鮮な栄養分を牡蛎に連続的に供給する連続法で、前記池水は入口 パイプの開放弁を通じてポンプ送りされて、閉鎖された基礎タンク内にそして上 方に該コラム内に入り、溢れ弁から出てそして流出ドレン内に入る。別法として 、流入パイプを開放し、引き続き流入パイプと流出パイプの両方を閉鎖すること によって周期的に基礎タンクに補給することができる。栄養分を所望速度で前記 コラムに循環させるために、基礎タンクは前記タンクから水を吸引し、それを前 記コラムにポンプ送りするが、一方、溢れ弁は、栄養分、バクテリア及び藻類が 消耗されるまで、前記タンク内に溢れ水を連続的に再循環させる。消耗した時点 で、消耗された水はドレンされ、一方、牡蠣は新鮮な小エビ池の栄養分含有水を 与えられるか又はあらゆるバクテリアの成長を阻止し又は殺すために清浄水を流 入される。 溢れ弁及び/又は基礎タンクドレンを通して出る消耗した水は小エビ池に偏向 して戻され、そこで前記水は小エビ養殖用の補給水として使用される。従って、 1つの生態系が牡蠣と小エビの養殖の間に作られる。該生態系は新鮮な水にアク セスするパイプを通して周期的に補給されることができる。 コンピュータを用いて流動化床への水の流入と流出を制御することは本発明の 範囲を超えるものではない。小エビ池水供給源、流入パイプ、垂直コラム又は基 礎タンクの如き該システム内の色々な重大な箇所に連結されたセンサーは流速、 垂直コラム内の圧力、Ph値、栄養分の飽和、他の関連する養殖状況に関するデ ータを提供することができる。その場合、前記データはコンピュータによって編 集され、既知の所望の値と比較され、かくしてポンプ、弁、薬剤又は栄養分の分 配器、Phバランサー等を作業者により又は自動的に調節するための即時的情報 によって牡蠣用の所望の環境を得ることが可能になる。環境状況を変えるための 所望値は種から成熟までのサイクルにわたって異なることができ、発展する値は コンピュータによって色々な段階で自動交替を許すプログラムに準備されている 。コンピュータ化したシステムの準備は更に労力コストを削減し、そして人的エ ラーのコストを最小限にするか又は排除する。 好適実施例では、前記コラムは基礎タンク上に建造した円筒形構造物であり、 これははパイプ・ポンプシステムを通じて藻類、バクテリア及び他の栄養分に富 んだ小エビ池水を循環させる。牡蠣床がこうして流動化されると、牡蠣は供餌水 内で個別的に浮遊させられ、互いに接触しない。これらの条件が連続的に維持さ れると、牡蠣は7か月以内に種からの55グラムまで成長する。湧昇は牡蠣種用 の孵化場に使用されてきたが、流動化床技術はかなり異なっており、牡蠣の野化 場又は養殖場の何れにも適用されなかった。本発明は小エビ池水を用いて流動化 床で二枚貝軟体動物を生産するための地上式の閉鎖設備を開示するものである。 前記設備は基礎タンク上に建造した垂直コラムを含み、前記コラムはパイプ・ポ ンプシステムから小エビ池水を循環させる。基礎タンクは小エビ池水を上方へ、 前記コラム内の固体粒子を流体流中に個別的に浮遊させるような或る一定の速度 で垂直コラム内にポンプ送りする。全体的に、前記床はコラム壁に対して不動に 留まる。低速では、垂直コラム中の固体粒子は互いに上下に位置しそしてコラム の底に横たわり、そして高速では、流体流は液圧運搬状態となり、固体粒子を該 コラムから押し出す。該コラム自体は垂直の目視窓と、溢れ弁をもち、前記溢れ 弁はコラム内の過剰水をドレン(排出)する。基礎タンクに取付けられた目視計 は該コラムに流入する流体流の圧力を測定するために使用される。 好適には、小エビ池水を基礎タンクに運び込むパイプは2つの閉鎖弁をもち、 その1つは基礎タンクの隣に、そしてもう1つは主水供給源の隣に置かれる。前 記パイプはまた、流量制御弁と流量センサーをもち、前記センサーは2つの閉鎖 弁の間に置かれる。基礎タンクの反対側に取付けられるのはドレンである。小エ ビ池水は必要な藻類、バクテリア及び、流動化床コラム内での牡蠣の成長に必要 な他の栄養分を含む。 本発明の上記及び他の目的、特色は上記説明、請求の範囲及び図面から明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 図1は典型的な地上式の養殖システムの斜視図である。 図2は流動化床設備の斜視図である。 図3は流動化状態にある該床を示すコラムの側面図である。 図4は流動化床設備と小エビ池の斜視図である。 図5は基礎タンクと、垂直コラム内に流動化した牡蠣をもつ垂直コラムの側面 図である。 図についての詳細な説明 図1に示すように、従来の地上式の養殖システムは、ポンプを駆動するために 風車動力発生機1を用いる。前記ポンプは海15から水を引き込む。ポンプ3は 海水を樋7を通して藻類池5に送る。藻類池5は池5内で成長した藻類を海水で 混合する。藻類池5からくる藻類に富んだ水は次いで、樋7のシステムを通して 送られ、樋7を通して海から直接汲まれた海水と混合される。藻類に富んだ海水 と海水は樋から牡蠣用の収容タンク11に空けられる。藻類に富んだ海水は収容 タンク11を通して樋によって水路に分配される。藻類に富んだ水は収容タンク 11内に収容されたトレイ9内に保持された牡蠣の上に流入する。牡蠣トレイ9 は互いに上下に積み重ねられ、水がトレイ9を通して収容タンク11の底にろ過 されていく。収容タンク11の底の水は排水処分タンク13内に空けられる。排 水処分タンク13は余分の藻類に富んだ海水をろ過するため海草を使用し、そし て水を海15にポンプ17を通して戻す。 図2に示すように、本発明では、基礎タンクは2で示し、これはボルトによっ て基礎タンク2の頂部に固定した垂直コラム4をもつ。大きな基礎タンクは閉鎖 され、そして流動化床コラムに滑らかな流れを与えるために加圧される。目視圧 力計6は垂直コラム4の隣で、基礎タンク2の頂部に置かれる。水供給パイプ8 は基礎タンク2に連結される。ドレン10は基礎タンク2に水供給パイプ8に対 向して取付けられる。 水供給パイプ8は2つの閉鎖弁12と、流れ制御弁14 、及び2つの閉鎖弁12の間の流量センサー16からなる。垂直流動化床コラム 4は更に、目視窓20と、溢れ弁18を含む。 小エビ池水は供給源から水供給パイプ8を通して加圧タンクを経て基礎タンク 2に直接又は間接に汲み込まれる。流量制御弁14は、垂直コラム4内における 二枚貝軟体動物の流動化のために、基礎タンク2中に十分な水量を維持するのに 必要な小エビ池水の予定量を送るようにセットされる。流れセンサー16は水供 給パイプ8を通る水量をモニタする。閉鎖弁12は必要に応じて基礎タンク2へ の流れを止めるために、基礎タンク2に隣接してかつ流れ制御弁14の他側に置 かれる。 ポンプ又は圧力源は基礎タンク2の内側の覗き計内に示される圧力差を与え、 これは小エビ池水を予定の中位の流速で垂直コラム4内に押し上げる。低速は二 枚貝軟体動物を互いに上下に位置させかつ垂直コラム4の底に載るようになす一 方、高速の設定は、液圧運搬作用を生じて、垂直コラム4の外に二枚貝軟体動物 を押し出すことになる。 図3に示すように、中位速度の設定は流体流に二枚貝軟体動物を浮遊させる。 軟体動物21は、小エビ池水流内の藻類、バクテリア及び栄養分が軟体動物の回 りを流れて、軟体動物に供餌する間に、垂直コラム4の壁に対して不動に留まる 。軟体動物は流動化状態にある間に、ランダムに互いに又は垂直コラム4の側面 に接触するが、該動物はそれらの近隣物の重量を支持しない。流れは簡単化され 、浮遊が与えられ、フィルタ状供餌のために貝殻は容易に開けられる。 図4においては、目視窓20によって、二枚貝軟体動物はモニタされ、そして 作業者に観察される。圧力目視計6は基礎タンク2から垂直コラム4へ入る水の 圧力をモニタする。溢れ弁18は連続的に流れる水を放出することによって垂直 コラム4の水レベルを維持する。タンク頂部は開閉することができる。除去可能 の閉鎖体は好適には、収穫と洗浄を可能にする。収穫は前記コラム内に配置した ステンレスのバスケットを持ち上げることによって、又は溢れ弁を通して市場サ イズの牡蠣を液圧的に運搬するために流速を増すことによって行うことができる 。コラム底は好適実施例では均一な流れを与えるために有孔である。代わりに、 転向器又は漏斗状体が全床を通じて流れを転向させそして増進させるために使用 されてもよい。 ドレン10は、基礎タンク2と垂直コラム4を、設備を洗浄するために、病気 防止のため二枚貝軟体動物を浄化すべく新鮮な水を垂直コラム4内に導入するた めに、又は二枚貝軟体動物の除去のために、ドレンさせる。 上昇した小エビ池22は小エビ池水23を水供給パイプ8を通して基礎タンク 3に供給する。水供給パイプ8を通しての小エビ池水の流れは2つの閉鎖弁12 、流量制御弁14及び流量センサー16によって制御される。 図5は基礎タンク2と垂直コラム4の側面図を示す。垂直コラム4上の目視窓 20は流動化状態にある牡蠣を示す。基礎タンク2中の小エビ池水は上方に垂直 コラム4内に一定圧力で流入し、垂直コラム中の牡蛎が互いに上下に載ったり又 は垂直コラム4の底に載ることなしに、そして垂直コラム4の壁に対して不動の 状態を維持して、独立的に浮遊させられる。垂直コラム4内の小エビ池水の表面 は24で示す。基礎タンク内の小エビ池水は目視計に示される如く、或る一定圧 力に維持される。基礎タンク2からくる小エビ池水は垂直コラム4内で上方にポ ンプ送りされる。浮遊牡蠣は栄養分に富んだ小エビ池水で、該水がそれらの回り を流れているときに、供餌される。新鮮な小エビ池水は連続的に基礎タンク2か ら垂直コラム4にポンプ送りされそして使用済の水は溢れ弁18を通して処分さ れる。 本発明は特定の実施例につき説明したが、上述した処に限定されることなく, 本発明の範囲内で種々の変更を加えることができるのは勿論である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA, CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J P,KP,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SK,UA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.閉鎖された、加圧可能の基礎タンクと; 基礎タンクの頂部に連結された垂直流動化床コラムと; 小エビ池水供給源と; 前記水供給源に連結された圧力源と; 前記小エビ池水を前記圧力源から基礎タンクに運ぶために前記圧力源と基礎 タンクに取付けられた水供給パイプと; 基礎タンクに取付けられたドレンと; 成長した二枚貝軟体動物を前記コラム中の流体流中に浮遊させるための速度 で基礎タンクから垂直コラム内に入る流体流を調整するための調整器と; を備えた地上式の二枚貝軟体動物の生産装置。 2.垂直コラムに目視窓を備え、更に垂直コラムの頂部近くに溢れ弁を備えたこ とを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.圧力源が、基礎タンクを通してそして垂直コラムを通して小エビ池水を循環 させるためのポンプを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 4.主水供給パイプ上に2つの第1と第2の閉鎖弁を含み、第1のものは調整器 と基礎タンク間にそして第2のものは調整器と水供給入口の間に備え、調整器は 主水パイプ上に流量制御弁を含み、更に2つの閉鎖弁間に流量センサーを含むこ とを特徴とする請求項1に記載の装置。 5.基礎タンク中に水を放出するためのドレンが水供給パイプに対向して基礎タ ンクの底に置かれることを特徴とする請求項1に記載の装置。 6.圧力源が水供給パイプによって圧力源から基礎タンクに水を循環させるため のポンプを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 7.圧力源が水を基礎タンクから垂直コラムに循環させるためのポンプを含み、 調整器が、垂直コラム中に二枚貝軟体動物を浮遊させるために流動化床コラム内 に安定した流体流を提供するための流量制御弁であることを特徴とする請求項1 に記載の装置。 8.垂直コラムの下に基礎タンク内の圧力を測定するための圧力計を更に含むこ とを特徴とする請求項7に記載の装置。 9.病気防止のために二枚貝軟体動物を漱ぎそして洗浄するために新鮮な水が小 エビ池水に代用されることを特徴とする請求項1に記載の装置。 10.基礎タンクから上方に成長した二枚貝軟体動物を含む垂直コラム内に小エビ 池水を循環させ; 水を小エビ池水供給源から基礎タンクにパイプ連結し; 垂直コラム内で二枚貝軟体動物を浮遊させ; 基礎タンク中の圧力を測定し; 基礎タンクの側面に取付けたドレンによって水をドレンし; 垂直コラムから垂直コラムに取付けた溢れ弁を通して過剰水を放出し; 基礎タンクヘ行く小エビ池水の流れを調整し;そして 調整器と基礎タンク間に置かれた流量センサーによって基礎タンクへ行く小 エビ池水の流量を測定する; ことを含むことを特徴とする地上式設備での二枚貝軟体動物の生産方法。 11.栄養分に富んだ小エビ池水内で二枚貝軟体動物を生産することを含む請求項 10に記載の方法。 12.前記軟体動物を漱ぎ、洗浄するために基礎タンクと垂直コラム内において小 エビ池水を新鮮な水と取り替えることを特徴とする請求項10に記載の方法。 13.軟体動物を成熟させるために養殖しかつ個別的に浮遊させるための垂直流動 化床と、軟体動物に供餌するための小エビ池水供給源と、流動化床内で小エビ池 水の上方への流れを調整するための流量制御手段を備えたことを特徴とする地上 式の消費可能の二枚貝軟体動物流動化床生産設備。 14.成熟した軟体動物を保持するのに十分な寸法の閉鎖したコラムと、前記コラ ムに小エビ池水を供給するためにコラムの底に取付けた基礎タンクと、前記小エ ビ池水供給源から基礎タンクに小エビ池水を供給するための入口と、栄養分の枯 渇した池水を除去するためにタンクに取付けられた出口とを更に含むことを特徴 とする請求項13に記載の流動化床。 15.個別的に浮遊させられた軟体動物を見るための閉鎖した垂直コラム上の目視 窓と、基礎タンクに連結された目視計と、流動化床に連結された流量制御器と を更に含み、前記制御器は前記コラム内で二枚貝軟体動物を水流で浮遊させるた めの速度で垂直コラム内に入る流体流を調整するための調整器を備え、更に、垂 直コラムの頂部近くの溢れ弁を備えたことを特徴とする請求項14に記載の装置 。 16.前記コラムへ入る水流の速度を測定するための該装置内の流量センサーと、 前記コラムを通る水速度を制御するための前記入口に連結された流量制御器を更 に含むことを特徴とする請求項14に記載の装置。 17.流量センサーは垂直コラムの下で基礎タンクに供給するパイプに連結され、 そして流量制御器は基礎タンクと垂直コラムに供給するパイプ中の調整器である ことを特徴とする請求項16に記載の装置。 18.流量センサーは小エビ池水供給源と基礎タンク間で前記入口に置かれ、流量 制御手段は隣接した流量制御弁を又は基礎タンク出口のドレンを合体することを 特徴とする請求項16に記載の装置。 19.前記入口は更に、2つの閉鎖弁を含み、その1つは基礎タンク上にそして第 2のものは小エビ池水供給源に備え、流量センサーと流量制御弁は2つの閉鎖弁 間にあることを特徴とする請求項18に記載の装置。 20.水は小エビ池から供給されそして入口供給部を重力作用によって押し通され 、そして基礎タンクと垂直コラムを通して押し出されることを特徴とする請求項 19に記載の装置。
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