JPH08509043A - 内燃エンジンから放出される汚染物の減少のための燃料変性方法及び装置 - Google Patents

内燃エンジンから放出される汚染物の減少のための燃料変性方法及び装置

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JPH08509043A JP6523175A JP52317594A JPH08509043A JP H08509043 A JPH08509043 A JP H08509043A JP 6523175 A JP6523175 A JP 6523175A JP 52317594 A JP52317594 A JP 52317594A JP H08509043 A JPH08509043 A JP H08509043A
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Abstract

(57)【要約】 エンジン(16)からの排気ガス放出を制御するための方法は、普通のガソリン又はその他の液状炭化水素燃料から軽い留出物燃料(Fd)を取り出すこと、及びエンジンの初期運転期間の間にはこの軽い留出物燃料をエンジンに供給することを含む。これは、エンジン排気ガス中の汚染物を減らすために使用される触媒コンバータ(22)がまだその運転温度に達する前の冷たい開始期間の間にエンジン排気中の酸化可能な汚染物を減少させる。触媒コンバータ(22)が十分に加熱された後で、エンジン(16)への燃料供給は、ガソリン又はその他の液状炭化水素燃料に切り替えられる。留出物燃料(Fd)及び液状炭化水素燃料の両方とも、エンジンに供給される燃料を分解させるために、加熱されたクラッキング触媒床(30)を通過させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃エンジンから放出される汚染物の減少のための 燃料変性方法及び装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、エンジンに供給される燃料を少なくとも始動期間の間は変性させる ことによって内燃エンジンの排気ガス中の汚染物の放出を減少させるための装置 に関する。更に詳細には、本発明は、内燃エンジンのために使用される慣用的な 液状炭化水素燃料の分別及び接触処理の両方に関する。背景及び関連技術 内燃エンジンに供給される燃料を変性させるための装置及び技術は、当該技術 において知られている。例えば、1974年2月26日付けのHodgkins onへの米国特許第3,794,000号は、ガソリンから揮発性燃料を分離す るための燃料システムを開示している。このシステムにおいて使用される装置は 、その中にガソリンが導入されて蒸気を与える蒸発室を含み、この蒸気はポンプ によって除去されそして圧力下で凝縮させられて、蒸発室内に配設された貯蔵容 器中に貯蔵される液体を生成させる。加圧ポンプから貯蔵容器へのラインは、貯 蔵容器を回って延ばされ、ガソリンとの付加的な熱交換を与え(2欄、54〜5 5行及び6欄30〜31行)、それによってガソリンの蒸発を増す。エンジンが 始動される時に、凝縮液が燃料として使用される。エンジンが 満足な運転温度に到達する時に、弁が凝縮液の流れを遮断しそして通常のガソリ ンがキャブレタに流れるようにせしめる(5欄、13〜20行)。凝縮液のため の貯蔵容器は、凝縮液のレベルが低い時に、ポンプが蒸発室から追加の蒸気を引 張るように誘発するレベルセンサを含む。蒸発室中の蒸気圧が低い時には、追加 のガソリンがガスタンクから引き出されそして蒸発室中に噴霧される(5欄、3 5〜44行)。加えて、貯蔵タンクが一杯である時には、スイッチが凝縮ポンプ を切る。冷たい開始期間の後で、ガスタンクからのガソリン及び蒸発タンクから の揮発物が枯渇したガソリンの両方がエンジンを動かすために使用される(5欄 、65行〜6欄、15行)。 1982年9月14日付けのAllenへの米国特許第4,394,002号 は、内燃エンジンのためにガソリン燃料を分別し、そして異なる留分をエンジン 中で繰り返しの順序で燃焼させて燃料マイル数を改善するための装置及び方法を 開示している。エンジンからの熱を、分別プロセスにおけるエンジン冷却液を経 由して利用する。 1974年12月24日付けのWeiszらへの米国特許第3,855,98 0号は、燃料タンクからの通常の燃料をエンジンに供給する前にエンジン排気ガ スによって加熱されたゼオライトの触媒コンバータを通過させる、内燃エンジン のための燃料システムを開示している。触媒の効果がエンジンに供給される燃料 のオクタン含量を改善すると言われている。 1984年2月7日付けのTalbertへの米国特許第4,429,675 号は、通常の液状燃料(ガソリン)を超音波エネルギ又はエンジンの排気ガス中 の熱のどちらかを使用して蒸気留分及び液体留分に分離 することを教示している。比較的重い留分は、使用されるとしても、始動におい てのみ使用される。他の特許は、一般的に、燃料の軽い留分の使用を教示してい る。例えば、米国特許第1,202,610号、第1,384,512号、第4 ,441,477号、第3,800,533号、第4,562,820号、第3 ,963,013号及び1981年7月31日付けのドイツ特許明細書DE 3 002−544を参照せよ。 発明の要約 本発明は、液状炭化水素燃料の低沸点留分を取り出すこと、及び始動の間はエ ンジンに低沸点留分を供給することによって、少なくとも運転の冷たい開始期間 の間は、液状炭化水素燃料を供給される内燃エンジンから排出される汚染物を減 らすための方法を提供する。詳細には、この方法は、(a)液状炭化水素燃料を 加熱してそれから低沸点留分を蒸発させること、低沸点留分を凝縮させてそれか ら留出物燃料を得ること、及び留出物燃料を貯蔵容器中に貯蔵すること、(b) エンジン始動のためのそして初期エンジン運転期間の間の、始動燃料/空気燃焼 混合物の一部としてエンジンに留出物燃料を供給すること、並びに(c)初期エ ンジン運転期間の後で、エンジンへの留出物燃料の供給を終結させること、及び 引き続くエンジン運転期間のための第二燃料/空気燃焼混合物の一部としてエン ジンに(a)の液状炭化水素燃料を供給することを含んで成る。この方法は、( d)エンジンに燃料を供給するのに先立って、留出物燃料及び液状炭化水素燃料 の少なくとも一つをクラッキング又は異性化条件下でそれをクラッキング触媒と 接触させることによって精製すること、並びに(e)留出物燃料又は液状炭化水 素燃料のエンジンへの供給をクラッキング触媒の回りを迂回させること及び触媒 再生条件下 でクラッキング触媒を通して空気を流すことによってエンジンの運転の間にクラ ッキング触媒を再生することを更に含んで成る。 本発明の一つの面によれば、ステップ(d)の精製及びステップ(e)の再生 の一方及び両方は、エンジンの運転によって発生する熱及び/又は車両によって 発生されて良い若しくはバッテリから来て良い電力を使用して達成することがで きる、クラッキング触媒を加熱することを含んで成ることができる。 本発明の方法は、エンジンの運転によって発生する熱で液状炭化水素燃料を加 熱することによってステップ(a)を実施することを更に含んで成ることができ る。この目的のための又は上で述べたようなステップ(d)及び(e)のための エンジンによって発生する熱の使用は、エンジン排気ガス及びエンジン冷却液流 体のどちらか又は両方から液状炭化水素燃料に熱を移動させることによって達成 することができる。その代わりに、ステップ(a)における加熱は、低沸点留分 を凝縮させるのに先立って液状炭化水素燃料から低沸点留分を分離するステップ によって必要に応じて置き換えることができる。 本発明の別の面においては、液状炭化水素燃料を加熱するために排気ガスをガ スタンク中の熱交換器を通して流す時に、排気ガスを熱交換器中に流す前に、減 少条件下で排気ガスを排気ガス精製触媒と接触させることによって汚染物例えば 未燃焼炭化水素、一酸化炭素又は窒素酸化物の除去によって排気ガスを好ましく は処理する。 本発明のなおもう一つの面は、低沸点留分を凝縮させるステップが、車両によ って動力を供給される空調システムからの冷却液を利用する熱交換器と熱交換関 係で低沸点留分を通過させることを含んで成ることが できることから成る。その代わりに、凝縮ステップは、例えば貯蔵容器中に加圧 空気を導入することによって、貯蔵容器中の圧力を増加させることを含んで成る ことができる。 本出願のもう一つの面によれば、本発明の方法は、液状炭化水素燃料の温度を 測定すること、及び温度が所定のレベルに到達した時にそれへの熱の供給を止め ることを含んで成ることができる。加えて、又は代わりのものとして、本発明の 方法は、燃料タンク中の液状炭化水素燃料の量を測定すること、及びこの量が所 定のレベルまで落ちた時にそれへの熱の供給を止めることを含んで成ることがで きる。 もう一つの面においては、本発明は、内燃エンジンと、液状炭化水素燃料を貯 蔵するための燃料タンクと、そして液状燃料を燃料タンクからエンジンに移動さ せるために燃料ポンプ、及び燃料タンクをエンジンと液体流れ連絡するように接 続する燃料ラインを含む液状燃料移動手段と、そしてエンジンからの排気ガスの 排出のためにエンジンに接続された排気ガス排出パイプとを含んで成る内燃エン ジンシステムにおける改善を提供する。この改善は、液状炭化水素燃料から低沸 点留分を蒸発させるために燃料タンク内に配設された液状燃料加熱手段、及び低 沸点留分を液状留出物燃料として凝縮させるために燃料タンクをコンデンサゾー ンと蒸気流れ連絡するように接続する蒸気ラインを含んで成る。この改善は、更 に、コンデンサゾーンと液体流れ連絡するように接続された留出物燃料貯蔵容器 、及び留出物燃料貯蔵容器を燃料ラインと液体流れ連絡するように接続する留出 物燃料ラインを含んで成る。留出物燃料制御弁を、それを通る留出物燃料の流れ を制御するために留出物燃料ライン中に配設することができる。液状燃料制御弁 が、燃料タンク又は留出物燃 料ラインから燃料ラインを通る燃料の流れを選択的に制御するために燃料ライン 中に配設される。また、エンジンの始動に応答する制御手段であって、留出物燃 料制御弁を開きかつ液状燃料制御弁を作動させて、初期エンジン運転期間の間の 液状留出物燃料の燃料ライン中への流れを可能にし、そして留出物燃料弁を閉じ かつ液状燃料制御弁を作動させて、初期エンジン運転期間の終わりにそれを通る 液状炭化水素燃料の流れを可能にするために、液状燃料制御弁及び留出物燃料制 御弁の両方に操作自在に接続された制御手段が存在することができる。本発明の 装置は、更に、それを通って流れる燃料を一層効率的に燃焼性の組成物に精製さ せるために、燃料ライン中に配設されたクラッキング触媒床、及びエンジンが運 転されている間にクラッキング触媒を再生するための再生手段を含んで成ること ができる。 本発明の一つの面によれば、前記改善は、エンジンに流れる燃料がそれを通っ てクラッキング触媒床を迂回する、燃料ライン中に配設された燃料迂回ラインを 更に含んで成ることができる。 本発明のもう一つの面においては、前記改善は、排気ガスの有害な成分の無害 な成分への転換を接触するために、それを通って排出される排気ガスとガス流れ 連絡するように排気ガスパイプ中に位置付けられた排気ガス触媒コンバータを更 に含んで成る。前記液状燃料加熱手段は、排気ガス触媒コンバータの流出物から 燃料タンク中の液状炭化水素燃料に熱を移動させるような寸法及び形状のもので 良い。 本発明のもう一つの面によれば、本発明の装置は、燃料タンク温度感知手段を 更に含んで成ることができ、そして液状燃料加熱手段は温度感知手段に応答する ことができ、そして液状炭化水素燃料の温度が所定の レベルに到達する時に、液状燃料加熱手段は、燃料タンクを加熱することを停止 する。本発明のなおもう一つの面によれば、本発明の装置は、燃料タンクレベル 感知手段を更に含んで成ることができ、そして液状燃料加熱手段はレベル感知手 段に応答し、そして液状炭化水素燃料のレベルが所定のレベルに落ちる時に、液 状燃料加熱手段は、燃料タンクを加熱することを停止する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による内燃エンジンシステムの一つの態様を図示する略ブロッ ク図である。 発明の詳細な説明及びその特定の好ましい態様 図1は、本発明の一つの態様による改善されたエンジンシステム10を図式的 に示す。このシステムは、断熱材13の層によって囲まれそしてキャップを備え た充填パイプ14を有する燃料タンク12を含む。燃料タンク12は、以下に説 明するように、空気入り口18aを有するキャブレタ(又は燃料インゼクタ)1 8を備えた内燃エンジン16に燃料を供給するように接続されている。図示した 態様においては、エンジン16は、汚染物の減少のための触媒を含む慣用的な触 媒コンバータ22を備えた排気パイプ20、20aを有する。例えば、ガソリン が供給されるエンジンの場合には、触媒コンバータ22は、排気ガス中に含まれ る炭化水素、一酸化炭素及び窒素酸化物のH2O、CO2及びN2への転換を接触 するのに役立つであろう。 液状燃料移動手段には、燃料タンク12からキャブレタ18に延びるそして電 磁操作弁26、燃料ポンプ28、弁59、クラッキング触媒床30及び弁70が 配設されている燃料ライン24、24a、24bが装 備されている。好ましくは、弁59及び弁70は両方とも電磁操作弁である。ク ラッキング触媒床30は、液状炭化水素燃料例えばガソリンを室温で精製して比 較的重い分子を比較的軽い分子に分解(クラッキング)しそして必要に応じてあ る種の分子を異性化して、エンジン中で一層容易に燃焼されるそして混合比が一 層薄い運転を可能にする改善された燃料を生成させることができるクラッキング 触媒、例えば固体超酸触媒例えばZrO2:SO4を含む。使用される触媒のタイ プ並びに所望のクラッキングの程度及び速度に依存して、クラッキング触媒床3 0を加熱することが望ましいことがある。これは、排気パイプ20を経由してエ ンジン16から出る熱い排気ガスの少なくとも一部をライン32中にそらせるこ とによって効果的に達成することができる。次に、熱い排気ガスはクラッキング 触媒床30内に配設されたコイル32aを通って流れて触媒床30を加熱するで あろう。次に、排気ガスは触媒コンバータ22を通っての排出のためにライン3 2bを経由してパイプ20に引き取られる。他の態様においては、コイル32a の代わりに、プレートタイプ熱交換器を触媒床30を加熱するために使用するこ とができる。その代わりに、触媒床30は、車両のバッテリーから動力を受ける 電気抵抗ヒータによって加熱することができるであろう。 蒸気ライン34は、ガソリン(又は燃料タンク12内に入れられた他の液状炭 化水素燃料)の上の蒸気スペース12aを、第一制御ライン39aによって弁2 6に、第二制御ライン39bによって弁62に、そしてまた第三制御ライン39 cによって弁56に接続された送信ユニットDをそれと関連して有する留出物燃 料レベルセンサ39を備えているコンデンサ38と接続する。弁26、62及び 56は、すべて好ましくは、 電磁操作制御弁である。蒸気ライン34には、コンデンサ38から燃料タンク1 2への逆流がないことを確実にするために逆止弁36が装着されている。空気ポ ンプ40は、ライン42を通し、逆止弁44及び好ましくは電磁操作弁である弁 46を通して、図示した態様においては、コンデンサ38の底部によって与えら れる留出物燃料貯蔵容器38b内に入れられた凝縮された留出物燃料Fdの上の 蒸気スペース38a中に圧縮空気を供給する。圧縮空気迂回ライン48は、以下 に説明する予定の目的のために、弁46から燃料ライン24aに延びる。空気ポ ンプ40はまた、空気入り口18aを経由してキャブレタ18に圧縮空気を供給 することができる。その代わりに、又はそれに加えて、空気ポンプ40は、触媒 コンバータ22中に入れるためにライン41を通して排気パイプ20に圧縮空気 を供給することができる。弁(図示しない)は、空気入り口18a及び/又は排 気パイプ20中への空気流れを制御する。 燃料ライン迂回導管50は、クラッキング触媒床30よりも上流の点で燃料ラ イン24a中に配設されている弁59に接続され、そしてクラッキング触媒床3 0よりも下流の点で燃料ライン24bに延び、触媒床30を回る燃料ラインにお ける迂回路を供給する。 留出物燃料ライン54が、留出物燃料貯蔵容器38bから電磁操作弁56に通 じ、そこから留出物燃料ライン54aが電磁操作弁26に延びている。貯蔵容器 38bからの留出物燃料は、かくして、燃料ライン24、燃料ポンプ28及び燃 料ライン24a、弁59を経由してそして触媒床30及び弁70又は迂回導管5 0のどちらかを通って、そしてそこから燃料ライン24bを経由してキャブレタ 18中へのキャブレタ18への移動のために、弁26を通って液状燃料移動手段 中に流れ込むこと ができる。タイマ68が、制御ライン68aによって弁26に接続されている。 燃料タンク12は、加熱流体入り口60、加熱コイル60a及び加熱流体出口 60bを備えている。任意の適切な加熱流体、例えば、内燃エンジン16を冷却 するために使用される冷却液体を使用することができる。かくして、典型的な自 動車エンジンにおいては、加熱されたエンジン冷却液の側流が、ラジエタから加 熱流体入り口60中に流され、そしてコイル60aを通過した後で出口60bを 経由してエンジンラジエタに戻されるであろう。しかしながら、プレートタイプ の熱交換器が、コイル60aよりも好ましいであろう。その代わりに、又はそれ に加えて、エンジン冷却液以外の加熱流体を使用することもできる。この別の加 熱流体は、エンジン16から又は触媒コンバータ22から排出される熱い排気ガ スとの熱交換によって加熱することができるであろう。なおもう一つの態様にお いては、エンジンからの熱いそして好ましくは接触的に処理された排気ガスを、 液状燃料を加熱するために熱交換器を通して流すことができる。加熱流体入り口 60は、コイル60aを通る加熱流体の流れを制御するための制御弁62を備え ている。燃料タンク12内には、温度プローブ64及び燃料レベルセンサ66が 装着されている。温度プローブ64は送信ユニットTを備えていて、そして燃料 レベルセンサ66は、燃料タンク中の液状炭化水素燃料の量を示す信号を発する 送信ユニットLを備えている。送信ユニットT及びLは、制御信号を制御弁62 に供給するために、それぞれ、制御ライン64a及び66aを経由して接続され ている。 運転に際しては、留出物燃料レベルセンサ39は、留出物燃料貯蔵容 器38b中の留出物燃料の低いレベル又は全くの欠如を感知すると、制御弁62 が開くようにする信号を送信ユニットDが制御ライン39bを経由して送信する ように促し、それによって加熱流体入り口60、加熱コイル60aを通りそして そこから加熱流体出口60bを通って燃料タンク12から出る加熱流体の流れを 可能にする。断熱材13は、燃料タンク12からの熱損失を減らすのに役立つ。 燃料タンク12中に貯蔵されたガソリン又はその他の液状炭化水素燃料を加熱す る結果として、燃料タンク12内に入れられた液状炭化水素燃料からの炭化水素 の低沸留分が、蒸発しそして蒸気ライン34を通って、逆止弁36及び熱交換器 33を通って、そしてコンデンサ38中に流れる。燃料タンク12内のガソリン の温度が高くなり過ぎる場合には、温度プローブ64の送信ユニットTは、弁6 2を閉じて加熱流体の流入を減らす又は全く停止するための信号を制御ライン6 4aを通して送信する。燃料タンク12中の燃料のレベル、即ち量が過度に低く なる場合には、燃料レベルセンサ66は、弁62を閉じる方向に動かして加熱流 体の流れを減らす又は排除するための信号をその送信ユニットLから制御ライン 66aを通して発する。 熱交換器33は、蒸気ライン34中を流れる蒸気から熱を取り出して、コンデ ンサ38中での留出物燃料の凝縮を促進するが、するとそれは留出物燃料貯蔵容 器38b中に集まる。熱交換器33は、車両空調システムからの冷却液を利用す ることができるプレートタイプの熱交換器で良い。圧縮空気は、圧縮空気ポンプ 40によってライン42を経由して逆止弁44及び弁46を通ってコンデンサ3 8中に導入され、その中の圧力を上げることによってコンデンサ38内の凝縮を 容易にすることがで きる。コンデンサ38内の蒸気の凝縮を容易にするために、任意のその他の適切 な手段、例えばコンデンサの外部に冷却フィン(図示しない)を備えること、車 両空調システムによって駆動される凝縮コイルを使用すること、ファンを使用し て空気冷却を与えることなどを用いることができる。 コンデンサ38は、圧力調節器P及びガス抜き弁37を備えている。コンデン サ38中の圧力が蒸気ライン34を通るタンク12からの蒸気の流れが禁止され る点まで上がった時には、調節器Pは、ガス抜き弁37を開いてコンデンサ38 中の圧力を下げる。ガス抜きライン(図示しない)は、ガス抜きされた留出物蒸 気を燃料タンク12中に戻すために弁37から燃料タンク12に延びている。圧 力調節器Pはまた、コンデンサ38中の圧力を空気ポンプ40からの空気の添加 によって予備設定された最小レベル、例えば5psiで維持することができるよ うに弁46を制御する。 加熱された流体が加熱コイル60aを通って流れる時に留出物燃料Fdがかく してコンデンサ38の貯蔵容器38b内に集積するであろうこと、又は適切な量 の軽い留出物燃料Fdを貯蔵容器38b中に供給することによってシステムに“ 呼び水をさす”ことができることは明らかであろう。いずれにしても、エンジン の始動に際して、留出物燃料レベルセンサ39が液状留出物燃料の適切な供給の 存在を示す場合には、送信ユニットDは、燃料タンク12から燃料ポンプ28へ の液状燃料の流れを閉じるための信号を信号制御ライン39aを経由して弁26 に発し、そして貯蔵容器38b中に液状留出物燃料の適切な供給が存在する限り 、貯蔵容器38bからライン54及び54aを経由して弁26への留出物 燃料の流れのために弁56を開くための信号を信号制御ライン39cを経由して 発する。次に、留出物燃料は、液状燃料移動手段を通ってエンジンに、即ち、燃 料ライン24、ポンプ28、燃料ライン24a、弁59を通って、そして触媒床 30又は迂回路50を通って燃料ライン24bに、キャブレタ18中に流れ、そ こでそれは空気入り口18aを経由して導入された空気と混合されてエンジン始 動のための始動燃料/空気燃焼混合物を供給する。貯蔵容器38b中に液状留出 物燃料の適切な供給が存在しない場合には、以下で説明するように燃料が燃料タ ンク12から取り出される。触媒床30を加熱してその転換性能を改善するため に加熱手段を備えることができ、例えば、熱い排気ガスの側流を、エンジン排気 ガスマニホールドから直接引き出しそしてライン32、コイル32a及びライン 32bを通過させ、触媒床30を加熱することができ、又は車両の電気システム によって動力を供給された加熱コイルを触媒床30を加熱するために使用するこ とができる。 エンジン16が貯蔵容器38bから留出物燃料Fdを供給される時間の期間は 、タイマ信号ライン68aを経由して電磁操作弁26に信号を送信するタイマ6 8によって決定することができる。タイマ信号は、エンジン始動後の所定の時間 の期間、例えば2分の間送信ユニットDから受信される信号に従って液状留出物 燃料の流れのために弁26を開くようにせしめることができ、この時間の後では エンジンは液状炭化水素燃料を一層効率的に燃焼させると予期することができる 。その代わりに、温度センサ(図示しない)は、エンジンがエンジン排気ガスマ ニホールドの温度によって示すことができる所定の運転温度を得るまで、弁26 及び56を留出物燃料Fdをエンジン16に供給する位置に保持する(送 信ユニットDによって示されるような燃料の利用性に依存する)ために使用する ことができる。なおもう一つの代わりのものにおいては、又は加えては、温度セ ンサは、触媒コンバータ22に供給される排気ガスの温度又は触媒コンバータ2 2それ自体の温度を感知し、そしてこのような温度を、弁26が留出物燃料Fd がエンジン16に供給されるようにせしめる期間を決定するために使用すること ができる。運転のこの初期期間、例えば運転の最初の約2分の間は、エンジンに は、かくして、触媒床30中での処理によって分解されて、急速に発火可能であ りそして薄い燃料/空気混合物中で効率的に燃焼され得る燃料を与えるために軽 い留出物燃料Fdが供給される。これらの要因は、エンジン運転の初期の期間の 間に排気ガス中に放出される炭化水素汚染物の量を大幅に減らす。これは大きな 利益である。何故ならば、この初期の期間の間は、触媒コンバータ22が冷たく 、即ち、それはまだその正常な運転温度範囲に到達しておらず、そしてそれ故、 それがその正常な運転範囲内の、例えば約300℃〜800℃の温度に加熱され た時にそうであるよりも炭化水素及び一酸化炭素の酸化を接触するのにずっと非 効率的であるからである。かくして、触媒コンバータの不活性にも拘わらず、炭 化水素放出は、重要な初期の冷たい開始期間の間に顕著に減少する。 所定の時間が経過した後で、又は所定のエンジン排気ガス若しくは汚染物減少 触媒温度に到達した後で、タイマ68又は別の適切な制御機構が、弁26を切り 替えて、貯蔵容器38bからの留出物燃料Fdの流れを停止し、そして燃料タン ク12から上で述べた液状燃料移動手段を経由してエンジン16への液状炭化水 素燃料、例えばガソリンの流れを開始させる。エンジン16は、かくして、初期 エンジン運転期間に続く後 続エンジン運転期間の間は燃料タンク12中に貯蔵されたガソリン又はその他の 液状炭化水素燃料を供給される。燃料タンク12中に残るガソリン又はその他の 液状燃料は、それから除去された低沸点留分の燃料の量に依存してオクタンに富 んでいると考えることができる。好ましくは、後続エンジン運転期間は、触媒コ ンバータがその正常運転温度範囲内に加熱された後で始まる。 上で議論したように、貯蔵容器38b中に入れられた留出物燃料Fdのレベル が不適切であると思われる所定のレベルまで落ちた場合には、留出物燃料レベル センサ39が、タイマ68(又は上で議論したように、温度センサ又はその他の 制御デバイス)を先取し(pre−empts)そしてエンジン16に燃料タン ク12からの燃料を供給するように弁を切り替える信号を制御ライン39aを経 由して弁26に送信する。しかしながら、貯蔵容器38bは、正常なエンジン運 転がタンク12中の液状炭化水素燃料を蒸発させることによって供給を補充する までエンジンを始動させるために適切であるように計画された留出物燃料の量を 保持するような大きさであろう。かくして、軽い留出物燃料は、上で述べたよう に、タンク12中の燃料から蒸発された蒸気によって連続的に補充されるであろ う。それ故、十分な供給量の留出物燃料Fdが、初期運転期間の任意の妥当な継 続期間の間にはいつでも利用可能であるはずである。 クラッキング触媒床30の再生が時々必要になるであろう。一般に、再生は、 十分に高い温度で触媒床30を通って流されるガス中に十分な酸素を供給して、 使用の間にクラッキング触媒の上に集積する傾向がある炭素質堆積物を酸化する ことによって達成することができる。加熱コ イル32aは、上で述べたようにそれがクラッキング操作の間にするのと同じや り方で再生の間にも熱を供給する。それ故、排気ガスが熱い時に、即ち、運転の 初期の冷たい開始期間の後でそしてエンジンが燃料タンク12からの液状炭化水 素燃料で動いている間に触媒床30を再生することが好ましい。再生の間には、 燃料流れは、以下で説明するように迂回ライン50を経由して触媒床30を迂回 する。定期の間隔での又はセンサが床30中の触媒が効果的に働いていないこと を示す時に、再生制御手段(図示しない)からの再生信号によって、再生が開始 される。好ましくは、再生は運転の長期化された期間の間に実施され、そしてこ の理由のために、再生制御手段は適切な時間に車両運転者によって制御される機 構から成って良い。開始信号を受信すると、弁59は、触媒床30を通る燃料の 流れを遮断し、そして燃料を迂回ライン50を通して、そして次に以前のように ライン24bを経由してエンジンに向ける。加えて、弁46は、圧縮空気ポンプ 40及びライン42から圧縮空気を燃料ライン24a中への導入のためにライン 48中に受け入れて、燃焼空気を触媒床30を通して流しその中に入れられたク ラッキング触媒の上に集積された炭素質堆積物を酸化し、そしてそれによって触 媒を再生する。 再生の間は、電磁操作弁70は、触媒床30の流出物をキャブレタ18から分 離し、そして触媒床30から出る排出された再生生成物をライン72を経由して 触媒コンバータ22よりも下流の点で排気パイプ20中に入れ、その結果再生副 生成物が触媒コンバータ22中で処理されるように位置付けられる。 一般に、図1中に示した本発明の態様は、燃料タンク12中に入れら れたガソリン又はその他の炭化水素液状燃料の蒸発及びコンデンサ38内でのそ れからの軽い留出物燃料の凝縮によって留出物燃料Fdの連続的な捕充を与える ことが観察されるであろう。この軽い留出物燃料は、初期の冷たい開始エンジン 運転期間の間に利用され、それによって少なくとも触媒コンバータ22がその正 常運転温度そしてそれによってその通常の運転効率に到達してしまうまで炭化水 素汚染物の放出を減少させる。軽い留出物燃料Fdは、触媒床30中に入れられ たクラッキング触媒を通過させられることによって分解/異性化されることによ って更に増すことができる。タイマによって又はエンジン若しくは排気の温度若 しくは触媒コンバータ(図示した態様においては22)温度を感知することによ って制御された初期エンジン運転の所定の期間の後で、燃料供給を燃料タンク1 2中に入れられた慣用的なガソリン又はその他の液状炭化水素燃料に切り替える 。この燃料はクラッキング触媒床(図示した態様においては30)を通して流さ れ、運転の後続エンジン期間のためによりきれいな燃焼燃料を供給する。 本発明をその特定の好ましい態様に関して詳細に説明してきたけれども、添付 の請求の範囲の精神及び範囲内にそれにも拘わらず入る多数の変更をこれらの態 様に行うことができることが、上述のものを読みそして理解すると認識されるで あろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 デトリング, ジヨセフ・シー アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07731 ハウエル・スパイシーポンドロード8 (72)発明者 バーク, パトリク・エル アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07728 フリーホルド・ジユニパードライブ104

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 液状炭化水素燃料を供給される内燃エンジンから排出される排気ガス中の 汚染物を減らすための方法であって、 (a)液状炭化水素燃料を加熱してそれから低沸点留分を蒸発させること、低 沸点留分を凝縮させてそれから留出物燃料を得ること、及び留出物燃料を貯蔵容 器中に貯蔵すること、 (b)エンジン始動のためのそして初期エンジン運転期間の間の、始動燃料/ 空気燃焼混合物の一部としてエンジンに留出物燃料を供給すること、 (c)初期エンジン運転期間の後で、エンジンへの留出物燃料の供給を終結さ せること、及び引き続くエンジン運転期間のための第二燃料/空気燃焼混合物の 一部としてエンジンに(a)の液状炭化水素燃料を供給すること、 (d)エンジンに燃料を供給するのに先立って、留出物燃料及び液状炭化水素 燃料の少なくとも一つをクラッキング又は異性化条件下でそれをクラッキング触 媒と接触させることによって精製すること、並びに (e)留出物燃料又は液状炭化水素燃料のエンジンへの供給をクラッキング触 媒の回りを迂回させること及び触媒再生条件下でクラッキング触媒を通して空気 を流すことによってエンジンの運転の間にクラッキング触媒を再生すること を含んで成る方法。 2. ステップ(d)の精製及びステップ(e)の再生の少なくとも一つがクラ ッキング触媒を加熱することを含んで成る、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. クラッキング触媒を加熱することがエンジンの運転によって発生する熱を 使用することを含んで成る、請求の範囲第2項に記載の方法。 4. クラッキング触媒を加熱することが電力を使用することを含んで成る、請 求の範囲第2項に記載の方法。 5. エンジンの運転によって発生する熱で液状炭化水素燃料を加熱することに よってステップ(a)を実施することを含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 6. エンジンの運転によって発生する熱を使用することがエンジン排気ガスか ら熱を取ることを含んで成る、請求の範囲第3項又は第5項に記載の方法。 7. エンジンの運転によって発生する熱を使用することがエンジン冷却液流体 から熱を取ることを含んで成る、請求の範囲第3項又は第5項に記載の方法。 8. ステップ(a)における低沸点留分を凝縮させることが、車両エンジンに よって動力を供給される空調システムからの冷却液を利用する熱交換器と熱交換 関係で低沸点留分を通過させることを含んで成る、請求の範囲第1項に記載の方 法。 9. エンジンによって排出される排気ガスを、排気ガスの汚染物含量を減らす ために、液状炭化水素燃料を加熱するために排気ガスを使用する前に減少条件下 で排気ガスを排気ガス精製触媒と接触させることによって処理することを更に含 んで成る、請求の範囲第6項に記載の方法。 10. 液状炭化水素燃料の温度を測定すること、及び温度が所定のレベルに到 達した時にそれへの熱の供給を止めることを更に含んで成る、請求の範囲第1項 に記載の方法。 11. ステップ(a)における低沸点留分を凝縮させることが貯蔵容器中の圧 力を増加させることを含んで成る、請求の範囲第1項に記載の方法。 12. 液状炭化水素燃料の量を測定すること、及びこの量が所定のレベルまで 落ちた時にそれへの熱の供給を止めることを更に含んで成る、請求の範囲第1項 又は第10項に記載の方法。 13. 燃料取入口を有する内燃エンジンと、液状炭化水素燃料を貯蔵するため の燃料タンクと、そして液状燃料を燃料タンクからエンジンに移動させるために 燃料ポンプ、及び燃料タンクをエンジンと液体流れ連絡するように接続する燃料 ラインを含む液状燃料移動手段と、そしてエンジンからの排気ガスの排出のため にエンジンに接続された排気ガス排出パイプとを含んで成る内燃エンジン装置で あって、 (a)液状炭化水素燃料から低沸点留分を蒸発させるために燃料タンク内に配 設された液状燃料加熱手段、 (b)低沸点留分を液状留出物燃料として凝縮させるために燃料タンクをコン デンサゾーンと蒸気流れ連絡するように接続する蒸気ライン、 (c)コンデンサゾーンと流れ連絡するように接続された留出物燃料貯蔵容器 、 (d)留出物燃料貯蔵容器を燃料ラインと液体流れ連絡するように接続し、そ してそれへの留出物燃料の流れを選択的に制御するためにその中に配設された留 出物燃料制御弁を有する留出物燃料ライン、 (e)燃料タンク又は留出物燃料ラインから燃料ラインを通る燃料の流れを選 択的に制御するために燃料ライン中に配設された液状燃料制御弁、 (f)エンジンの始動に応答する制御手段であって、留出物燃料制御弁を開き かつ液状燃料制御弁を作動させて、初期エンジン運転期間の間の液状留出物燃料 の燃料ライン中への流れを可能にし、そして留出物燃料弁を閉じかつ液状燃料制 御弁を作動させて、初期エンジン運転期間の終わりに燃料ラインを通る液状炭化 水素燃料の流れを可能にするために、液状燃料制御弁にかつ留出物燃料制御弁に 作動自在に接続された制御手段、 (g)それを通って流れる燃料を一層効率的に燃焼性の組成物に転換させるた めに、燃料ライン中に配設されたクラッキング触媒床、並びに (h)エンジンが運転されている間にクラッキング触媒を再生するための再生 手段 を含んで成るという改善を有する装置。 14. 燃料ラインを通ってエンジン取入口に流れる燃料がそれを通ってクラッ キング触媒床を迂回する、燃料ライン中に配設された燃料迂回手段を更に含んで 成る、請求の範囲第13項に記載の装置。 15. 排気ガスの有害な成分の無害な成分への転換を接触するために、それを 通って排出される排気ガスとガス流れ連絡するように排気ガス排出パイプ中に位 置付けられた排気ガス触媒コンバータを更に含んで成り、そして液状燃料加熱手 段が排気ガス触媒コンバータの流出物から燃料タンク中の液状炭化水素燃料に熱 を移動させるような寸法及び形状のものである、請求の範囲第13項に記載の装 置。 16. 燃料タンク温度感知手段を更に含んで成り、そして液状燃料加熱手段が 温度感知手段に応答し、そして液状炭化水素燃料の温度が所定のレベルに到達す る時に、液状燃料加熱手段が燃料タンクを加熱するこ とを停止する、請求の範囲第13項又は第15項に記載の装置。 17. 燃料タンクレベル感知手段を更に含んで成り、そして液状燃料加熱手段 がレベル感知手段に応答し、そして液状炭化水素燃料のレベルが所定のレベルに 落ちる時に、液状燃料加熱手段が燃料タンクを加熱することを停止する、請求の 範囲第13項又は第15項に記載の装置。
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