JPH08506702A - 呼を完了させるためのシステムおよび方法 - Google Patents

呼を完了させるためのシステムおよび方法

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JPH08506702A
JPH08506702A JP6516646A JP51664694A JPH08506702A JP H08506702 A JPH08506702 A JP H08506702A JP 6516646 A JP6516646 A JP 6516646A JP 51664694 A JP51664694 A JP 51664694A JP H08506702 A JPH08506702 A JP H08506702A
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Abstract

(57)【要約】 セルラ電話システム内における被呼者の位置に拘わらず、通信システムが、発呼者から被呼者への呼を直接に完了させることを可能とする。好ましい実施形態では、発呼信号が、被呼者を発呼者に接続するために使用される切替情報を生成する中央局に向けられる。この中央局は、第1ポートで発呼信号を受信する交換機を備えている。また、この中央局は交換機と通信する交換機用制御部を備えており、交換機はこの交換機用制御部を発呼信号に接続する。この交換機用制御部は発呼者から被呼者識別子を獲得する。この交換機用制御部は、切替情報および被呼者識別子を含む呼要求信号を生成する。この交換機用制御部は、交換機用送信機にその呼要求信号を被呼者へ送信させ、被呼者が呼受理信号で第2ポートに応答すると、その第2ポートを第1ポートに接続し、これにより、呼を完了させる。

Description

【発明の詳細な説明】 呼を完了させるためのシステムおよび方法 [技術分野] 本発明は、電話通信に関するものであり、さらに詳しくは、セルラ電話などに アクセスするためのプル通信(pull communication)の方法およびシステムに関 する。 [技術の背景] ページング・システム(paging systems)および移動電話システムの双方は、 広く利用されている通信方式である。これらのシステムにより、据え付けの電話 から離れていても個人が接触を保つことができるようになる。 既存のページング・システムは片方向の無線通信システムである。一般的に、 ページング・システムは、中央に置かれた制御部と、或る領域内で個人によって 持ち運ばれる複数の移動ページャとを含んでいる。呼び出し者(paging party) がページャを持ち運んでいる或る個人と連絡をとるとき、その呼び出し者は、そ のページャの電話番号をダイヤルする。その呼は中央制御部まで送られる。中央 制御部は自動装置であってもよいし、人間によって操作される装置(例えば、電 話応答サービス)であってもよい。この呼び出し者は、呼び出された者に対する 音声メッセージ、または呼び出し者の電話番号か他のメッセージを暗号の形で残 すことになる。中央制御部は、この後、適切なページャにアドレス指定された無 線信号を送る。受信ページャは、この無線信号を受信すると、受信者に対して中 央局に電話して、受信者宛のメッセージを受け取るように促すか、または、発呼 側の電話番号もしくは他のメッセージを表示する。現在のページング・システム は、その範囲が一国にとどまっているが、近い将来には国際的にカバーするよう になると予想されている。 従来の移動電話の多くは、本質的にセルラである。すなわち、その会社が提供 する電話システムのサービス・エリアは、複数のセルまたは領域に分割される。 各セルに接続された中央交換局により、移動電話はそのセル内の移動電話に連絡 をとることができる。一般的に、個人は個人のセルラ電話に対して電話の呼び出 しを行い、この呼はセルラ中央局(the cellular central office)に送られる 。この中央局は、直接にまたは複数の他のセルを介して被呼者に信号を送り、被 呼者が呼び出された移動電話に応答すればその呼を完了させる。 現存するセルラ電話方式の多くには、セルラ電話がその地域のセルラ・サービ ス・エリアの外側で電話の呼び出しを受けることができないという問題がある。 このようになるのは、その地域の網の範囲内のいずれのセル送信機(the cell t ransmitter)もセルラ電話との通信を確立するのに十分な領域(range)を持っ ていないからである。他の問題は、セルラ電話が呼び出されたときに、セルラ電 話がオフされているか又は使用者がセルラ電話から離れていると、その呼び出し が受けそこなわれるということである。さらに他の問題は、セルラ電話の使用者 は、発信呼だけでなく着信呼にも料金を支払っているということである。たとえ 欲しない呼び出しがセルラ電話になされても、そのセルラ電話の使用者はそれに 対して料金を支払わなければならない。 セルラ・サービス・エリアの外側におけるセルラ電話と連絡をとるという問題 に対処するために、いくつかの解決策が提案されている。一つの方式は、各セル ラ電話の位置を格納するデータベースを用意することである。セルラ電話が呼び 出しを行うと、将来において呼び出されたときにその電話の位置を求めるために 、データベースは発呼側の電話番号およびそのセルラ電話のセル位置を記憶する 。これに代えて、各電話が実際に電話呼び出しをするのを待たないで、データベ ースを更新する信号を自動的にデータベースに送信するように、各セルラ電話を プログラミングすることができる。この種のデータベース方式は、このようなデ ータベースの作成と維持に比較的高い費用(オーバヘッド)を必要とするため、 望ましくない。さらに、このようなデータベースの維持管理に伴って、個人の電 話使用者についてのプライバシーおよび安全性の問題が生じる。 データベースの他の方式が、メトロカ(Metroka)らに付与された米国特許第5 ,117,449号において説明されている。その中で説明されている方式は、ページン グ の受信者とセルラ電話とを結合するものである。セルラ・サービス・エリアの外 側のページャ/セルラ電話と連絡をとるために、発呼側の電話が最初の呼び出し をページング制御部に行い、ページング制御部はページャ/セルラ電話の呼び出 しを行って、発呼側電話の電話番号をそのページャ/セルラ電話のページャ部分 に送る。所望に応じて、そのセルラ電話の使用者は、この後、その電話番号を用 いて発呼側の電話に第2の呼び出しを行うことができる。この方式は遠方のセル ラ電話使用者の位置を求める際の問題のいくつかを解消しているが、これには、 発呼者と連絡するのにページャ/セルラ電話の使用者が別に電話呼び出しを行う 必要があるので、望ましいものではない。 [発明の要約] 本発明は、発呼側装置から受信側セルラ電話またはそれに相当する装置への呼 を直接的に完了させるためのプル通信システムおよびその構成要素に向けられた ものである。好ましい実施形態では、発呼側電話から生じた呼に受信側電話を接 続するために使用される切替情報(switching information)を生成するプル中 央局(pull central office)に呼がなされるようになっており、これにより元 の呼を完了させる。 この中で説明される好ましい実施形態において、プル中央局は、発呼側電話か ら生じた発呼信号を第1の交換機ポートで受け取るための、交換機と交換機の制 御部とを備えている。交換機の制御部は、発呼者から受信側電話の識別子を獲得 し、受信側電話の識別子、受信側電話から呼受理信号を受け取るための第2の交 換機ポートの識別子、および、その第2の交換機ポートを前記第1の交換機ポー トに接続するためのメッセージ識別子を含む呼要求信号を生成する。交換機の制 御部は、交換機の送信機にその呼要求信号を受信側電話へ送信させ、その受信側 電話が前記第2の交換機ポートにおいて呼受理信号で応答すると、その第2の交 換機ポートを前記第1の交換機ポートに接続し、これによりその呼を完了させる 。 この中で説明された好ましい実施形態によれば、受信側のセルラ電話は、プル 中央局から呼要求信号を受信するための受信機と、その呼要求信号を受け取って 復号化するプル制御部とを備えている。このプル制御部は、送信機に、呼受理信 号をプル中央局の前記第2の交換機ポートへ送信させる。一旦呼受理信号が接続 されると、プル制御部は、前記メッセージ識別子をプル中央局へ送信して、プル 中央局が受信側電話を発呼側電話に接続できるようにする。他の実施形態では、 プル制御部は、使用者がその呼の受理を望むことを示した場合にのみ、前記呼受 理信号を送信する。 [図面の簡単な説明] 図1は、本発明によるプル通信システムの好ましい実施形態のブロック図であ る。 図2は、図1のプル通信システムの詳細なブロック図である。 図3は、図1に示したプル通信システムのプル中央局の好ましい実施形態によ って実行される処理のフローチャートである。 図4は、図1に示したプル通信システムの受信側セルラ電話の好ましい実施形 態によって実行される処理のフローチャートである。 図5は、図1に示したプル通信システムのプル中央局の好ましい実施形態によ って実行される更なる処理のフローチャートである。 図6は、図1のプル通信システムの他の実施形態の詳細なブロック図である。 図7は、図1のプル通信システムの他の実施形態の詳細なブロック図である。 図8は、図1のプル通信システムの動作を従来のシステムの場合と比較するた めのブロック図である。 [発明の詳細な説明] 本発明の好ましい実施形態であるプル通信システム10の概観が図1に示され ている。このプル通信システムは、据え付け式またはセルラ方式のいずれでもよ い発呼側電話14から発信されている発呼信号13を受信するプル中央局12を 含む。プル中央局12は、呼要求信号(a call request signal)をセルラの受 信側電話16に対して同報送信(broadcast)する。受信側電話16は、呼受理 信号(a call acceptance signal)をプル中央局12に送る。プル中央局12内 のスイッチ18は、その呼受理信号17を発呼信号13に接続して、発呼側電話 14と受信側電話16との間に通信を確立し、これにより、発呼者が発生させた 元の呼を 完了させる。 図2に更に詳細に示すように、発呼側電話14は、据え付けの発呼側電話14 Aであってもよいし、セルラの発呼側電話14Bであってもよい。受信側電話1 6は、従来のセルラ電話および従来の無線ページャの全ての機能要素を有してい る。セルラの受信側電話16は従来のセルラ電話を含んでいるため、発呼側電話 14がもう一つのセルラの受信側電話16にアクセスするときに、これを使用す ることができる。この中で説明される好ましい実施形態は電話と電話の間での通 信を示すものであるが、例えば携帯コンピュータに備わったモデムや携帯ファッ クス装置などの別の装置との間での通信を同様にして取り扱うことができるのは 、当業者にとっては明らかであろう。したがって、この中で使用される「電話」 は、双方向の音声またはデータの通信のための如何なる装置をも含むものである 。 上記で説明したように、プル中央局12は発呼信号13を発呼側電話14から 受け取る。発呼側電話14が据え付けの発呼側電話14Aのとき、その発呼側電 話は、ユーエス・ウェスト社(U.S.West)のような地方の電話会社によって管 理されている標準中央局(a standard central office)に発呼信号を送る。発 呼側電話がセルラの発呼側電話14Bのときは、その発呼側電話は従来のセルラ 中央局22に発呼信号を送り、このセルラ中央局はその発呼信号を標準中央局2 0へ転送する。その発呼信号が据え付けの発呼側電話で生じたものかセルラの発 呼側電話で生じたものかに拘わらず、その発呼信号をプル中央局12へ転送する 。発呼信号がセルラ中央局からプル中央局に直接に進むことができるように、プ ル中央局はセルラ信号受信機を有していてもよいことに注意すべきである。現時 点では、セルラ通信は通常の有線回線による通信よりも格段に高価であるため、 このようなシステムはほとんどの用途に対して不必要に高価である。 プル中央局12の交換機18は複数の交換機ポート24を有しており、それら の一つは標準中央局20から発呼信号を受け取る。交換機18は、従来の、構内 交換機(PBX)のような交換機か、または、エーティーアンドティー(AT&T) 5ESSもしくはノーザン・テレコム(Northern Telecom)DMS1000のよ うな中央局交換機(central office switch)である。交換機の各ポートは、交 換 機ポートの間で選択的に通信できるようにするために、その交換機に内蔵された 多数の小型交換機26によって内部で他の交換機ポートと接続されていてもよい 。 プル中央局12は、コマンド・ライン30を経由して交換機18と通信をする 制御部28を有している。この制御部は、インテル(Intel)486搭載型パー ソナル・コンピュータのような最新式のワークステーションであって、任意の二 つの交換機ポート24を選択的に接続するために、他の多くの信号とともに交換 機コマンドを交換機に提供するようにプログラミングされたワークステーション であれば如何なるものでもよい。この制御部は、据え付けの発呼側電話14Aが デジタルの能力を有していない場合に、据え付けの発呼側電話14Aからのアナ ログ発呼信号をその制御部によって使用するためのデジタル形式に変換するため に、アナログからデジタルへの(A/D)変換器(図示せず)を備えているのが 好ましい。 プル中央局は12は、信号線36,38をそれぞれ介して制御部28に接続さ れているローカル送信機32およびグローバル送信機34を備えている。ローカ ル送信機は、一つ以上の地上の中継塔(land-based relay towers)(図示せず )を経由してセルラの受信側電話16へ呼要求信号を送る。グローバル送信機は 、米国を横断するような遠距離の信号伝送を行う一つ以上の衛星を含むグローバ ル・ネットワーク40へ呼要求信号を送出する。このローカルおよびグローバル 送信機は、現在の全国的なページング・システムで使用されているものであって もよい。 セルラの受信側電話16は、ローカル受信機42およびグローバル受信機44 を備えている。ローカル受信機42は、プル中央局12のローカル送信機32か ら呼要求信号を受け取る。グローバル受信機44は、グローバル・ネットワーク 40から呼要求信号を受け取る。ローカルおよびグローバル受信機は、それぞれ 信号線48および50を介してコンピュータ制御部46に接続されている。この 制御部は、その一部が不揮発性となっているメモリであって、受信側電話によっ て受け取られた呼要求信号が正しいことをその受信側電話が確認できるようにす る電話識別番号のような電話識別情報を記憶するメモリを備えている。電話識別 情報は、その受信側電話を使用する者が属する使用者クラスの識別をさらに含ん でいてもよい。制御部インタフェイス54により、制御部は、発呼者の識別情報 や呼を受理したか否かの問い合わせのような、使用者情報や問い合わせに対して 出力を行い、使用者からの応答および他の制御情報を受け取ることができるよう になる。 従来のように、セルラの受信側電話16は、アンテナ60によって通常のセル ラ接続を行うために、セルラ送信機56およびセルラ受信機58を備えている。 送信機56は従来のように新たな電話接続を確立することができ、また、このセ ルラ送信機は呼受理信号17を送信して、発呼側電話14から発生した呼を完了 させる。セルラの受信側電話16は、また、通常の電話による会話機能を提供す る電話インタフェイス62を備えている。コンピュータ制御部46は、電話イン タフェイスと送信機との間を機能的に接続し、受信機が電話の全ての会話機能を 許容できるようにする。 プル通信システム10は、受信側電話16から呼受理信号17を受け取る従来 のセルラ中央局61を使用する。受信側電話16がセルラの発呼側電話14Bと 同一のセルラ・エリアに配置される場合、セルラ中央局61とセルラ中央局22 とは同一物である。そうでなければセルラ中央局61は、セルラ中央局22のセ ルラ・エリアの外側に配置された別個の物である。 プル通信システム10の動作は、図3〜図5に示すフローチャートに関連づけ ることにより最もよく理解することができる。ステップ64において据え付けの 電話14Aから、またはステップ66においてセルラ電話14Bから発呼信号1 3が送られたときに、プル通信システム10の動作が開始される。発呼信号が据 え付けの電話14Aから送出された場合、その発呼信号は標準中央局20に直接 に送られる。発呼信号がセルラ電話14Bから送出された場合、その発呼信号は セルラ中央局22に送られ、その後、ステップ68においてセルラ中央局から標 準中央局へ送られる。ステップ70では、標準中央局がその発呼信号をプル中央 局12の交換機18へ送る。 ステップ72では、プル中央局の交換機18が、コマンド・ライン30を経由 して入って来る発呼信号13に制御部28を接続する。ステップ74では、制御 部28は、その呼を完了させるために必要な発呼情報を獲得する。その発呼情報 は、一個人の被呼者または一クラスの被呼者の識別子、例えば電話番号のような ものを含んでいる。さらに、発呼情報は呼優先度(call priority)の識別子を 含んでいることが好ましい。この呼優先度により、呼び出しをする者(caller) は、被呼者に局所的にのみ連絡をとるか、「大域的に」すなわちグローバル・ネ ットワーク40の届く範囲内で連絡をとるかを、制御部に知らせることができる 。 発呼側電話14から受信側電話16への呼を完了させるのに必要な発呼情報を 獲得するために使用することができる動作モードが、少なくとも二つ存在する。 第1モードでは、発呼側電話は、受信側電話番号を一意的に識別する標準的な電 話番号を送出する。例えば、電話番号"555-1234"が受信側電話に対して発行され たと仮定しよう。標準中央局20には、プル中央局12でその電話番号の最初の 3つの数字"555"を識別するディレクトリが格納されている。プル中央局の制御 部28には、その番号"555-1234"を復号化してデジタルの被呼者識別コードとす るディレクトリが格納されている。この結果、標準中央局およびプル中央局は、 受信者に対して発行された電話番号を用いるだけで、発呼側電話から受信側電話 まで発呼信号を送ることができる。 第2モードでは、発呼側電話14は、受信側電話16ではなくプル中央局12 を識別する標準的な電話番号を送出する。第2モードおいて、標準中央局20は 、プル中央局12で例えば"555-1000"のような電話番号を識別するディレクトリ を格納している。標準中央局は、プル中央局が据え付けの電話14Aであるかの ように動作するだけである。発呼信号13に接続されると、プル中央局の制御部 28は、受信側電話を識別する更なる情報を得るために発呼側電話に問い合わせ を行う。 第2モードを実現する好ましい実施形態では、各受信側電話16は64ビット の識別コード(18ディジット)と対応づけられている。発呼者が所望の受信側 電話の識別コードを知っているか、または、その識別コードが発呼側電話14に 記憶されている場合は、その発呼側電話は識別コードをプル中央局の制御部に送 る。受信側電話を呼び出す毎に18ビットを入力するのは発呼側電話の使用者に とって面倒であるため、発呼側電話は、その18ビットのコードが自動的に送出 されるようなプログラマブルな高速ダイアル能力を備えていることが好ましい。 上記に代わるものとして、プル中央局の制御部28は、受信側電話16の使用 者に関する情報、例えば使用者の名前と対応づけられた64ビットの識別コード のディレクトリを格納する。制御部28は、名前を言うかキー入力するなどによ り受信側電話の使用者の名前を入力することを発呼側電話14の使用者に促す。 二人以上の使用者の名前が同一の場合は、受信側電話を一意的に識別するために 追加情報の入力を発呼側電話の使用者に求める。コンピュータからの一つ以上の 問い合わせによって被呼者を一意的に識別するための技術は、現在、音声メール ・システムにおいて実現されている。上記制御部は、識別情報を64ビットの識 別コードに変換し、その識別コードを呼要求信号に組み入れる。 動作モードにかかわらず、呼要求信号15がその受信側電話で受信されたとき はいつも、受信側電話16を発呼側電話14に接続するための処理が自動的に起 動される。これに代わるものとして、受信側電話の使用者に呼要求信号を受理す るか否かを選択する機会が与えられることがある。このような決定をするために 、使用者は、発呼者が誰であるかを知っている必要がある。或るシステムでは、 発呼者の識別子は、発呼者が911のような緊急電話番号にかけた場合にその発呼 者を識別するために一般的に使用されるシステムである自動番号識別(Automati c Number Identification)(ANI)を用いて自動的に獲得される。これに代 えて、制御部が発呼者に接続した後に情報の入力を発呼者に促すことによって上 記識別子を獲得するように、プル中央局の制御部28をプログラミングしてもよ い。 ステップ76において、プル中央局の制御部28は着信呼に対するメッセージ 識別子を生成し、この識別子により、入って来た発呼信号を有しているプル中央 局の交換機ポート24に受信側電話16からの呼受理信号17を制御部が接続で きるようにして、呼を完了させる。また、このメッセージ識別子により、着信呼 信号がもはや割り当てられた交換機ポート24に接続できない場合に、発呼者に 到達する方法を認識することもできる。 ステップ78において、プル中央局の制御部28は呼要求信号15を生成する 。この呼要求信号は下記の通りである。 (1)被呼者の識別子、 (2)発呼者の識別子(オプション)、 (3)呼受理信号17を受け取るための一つまたは複数の交換機ポート24の識 別子、および (4)メッセージ識別子。 ステップ80において、制御部28は、その呼要求が誤りなく受信されたか否か を被呼者の制御部82が判定できるようにする呼要求信号内の情報に基づくメッ セージの完全性検査(integrity check)のシーケンス・データを付加する。メ ッセージの完全性検査のシーケンスは、信号処理技術においてよく知られており 、簡単なチェックサムまたは巡回冗長検査(CRC)であってもよい。 ステップ82において、プル中央局の制御部28は、ローカル送信機32とグ ローバル送信機34のいずれか、または双方に、呼要求信号15を送る。この送 信機は、発呼側電話14から受け取った呼優先度に基づいて選択されることが好 ましい。ステップ84において、この送信機は同報送信ヘッダ(broadcast head er)を呼要求信号に付加する。この同報送信ヘッダは、各呼要求信号の始まりと 終わりを認識することにより、一つの呼要求信号をその次の呼要求信号と混同す ることなく、いくつかの呼要求信号を連結して同報送信できるようにするもので ある。ステップ86において、この呼要求信号は、局所的(ローカル)もしくは 大域的(グローバル)にまたは双方に同報送信される。 限られた期間内にできるだけ多くの呼要求信号を同報送信するために、各呼要 求のサイズを制限することが望ましい。好ましい実施形態では、各呼要求信号の 長さは256ビットまたはそれ以下である。256ビットの呼要求信号では、例えば、 被呼者識別子と発呼者識別子のそれぞれに64ビットを充て、交換機ポート識別子 に48ビットを充て、メッセージ識別子に32ビットを充て、メッセージの完全性検 査シーケンスに16ビットを充て、同報送信ヘッダに17ビットを充て、そして、ヘ ッダ保護ビットとして15ビットを充てる。ヘッダ保護ビットは、ヘッダが呼要求 信 号内で誤って繰り返されないことを保証するために、呼要求信号の16ビットのセ グメントのそれぞれに付加される。 受信側電話16の動作を図4に示す。ステップ88において、呼要求信号15 が局所的に同報送信されたか大域的に同報送信されたかに応じて、電話の受信機 42、44のうちの一つが呼要求信号15を受信する。ステップ90において、 受信側電話の受信機はこの呼要求信号を電話の制御部46に送る。ステップ92 において、この電話の制御部は呼要求信号を復号化し、ステップ92において、 その呼要求信号内の被呼者識別子を制御部のメモリ52に記憶されている被呼者 識別子と比較する。識別子が一致すれば、制御部は、受信側電話16がその呼要 求信号の意図通りの受信者であると判定する。 この電話の制御部46は、セルラの受信側電話が意図通りの受信者であると判 定した後、呼受理手順を開始する。ステップ96において、この電話の制御部は 、セルラ送信機76に、呼受理信号17を、その呼受理信号を受信すると考えら れる者として呼要求信号15内で指定されたプル中央局12内の交換機ポート2 4の一つに送らせる。この呼受理信号はセルラ中央局61および標準中央局20 を経由してプル中央局に送られる。一旦その呼要求信号が指定された交換機ポー トのどれかに接続されると、その電話の制御部は、メッセージ識別子を、セルラ 送信機、セルラ中央局および標準中央局を経由してプル中央局に送る(ステップ 98)。 上述のように、別の実施形態では、被呼者に発呼者からの呼を受理するか否か を選択する機会が与えられる。このような実施形態では、呼要求信号は発呼者識 別子を含んでいる。受信側電話の制御部52は、その制御部のインタフェイス5 4に、発呼者識別子を出力させるとともに、呼を受理するか否かについて受信側 電話16の使用者へ問い合わせをさせる。この受信側電話の使用者は、その呼を 受理するか、または、発呼者からのメッセージを受理することができる。その呼 とメッセージのいずれもが受理されない場合は、その呼は応答されず、受信側電 話は新たな呼を待つことになる。受信側電話の制御部52を適切にプログラミン グすることにより、上記決定を自動的に行うことができる。例えば、その使用者 が予め決められた時間内に決定をしなければその呼またはメッセージを拒絶する ように、電話の制御部を容易にプログラミングすることができる。 図5は、標準中央局20から呼受理信号17を受け取る際のプル中央局12の 動作を示す。ステップ100において、プル中央局の交換機18は、呼受理信号 によって識別される交換機ポート24のうちの一つでその呼受理信号を受け取る 。ステップ102において、プル中央局の制御部は、交換機18を介してセルラ の受信側電話からメッセージ識別子を受け取る。ステップ104において、制御 部28は、呼受理信号を復号化して、その呼受理信号がどの発呼者に応答してい るかを判定する。ステップ106において、制御部は、発呼者がなお交換機18 に接続されているか否かを判定する。発呼者がなお接続されている場合は、制御 部は、交換機に、呼受理信号を受け取ったポートを発呼者から呼を受け取ったポ ートに接続させ、これによりその呼を完了させる(ステップ108)。発呼者が もはや接続されていない場合は、ステップ110において、制御部はその呼をメ ッセージ・システム(図示せず)に転送するか、または、呼受理信号を受け取っ たポートと元の発呼者の制御部によって選択されたポート24との間に通信リン クを確立することを試みている元の発呼者を呼び出すことが好ましい。 図6に、本発明の他の実施形態であるプル通信システム10’を示す。他の実 施形態であるこのプル通信システム10’は、セルラ中央局とプル中央局とが一 体化されている点を除き、図2に示したプル通信システム10と同じように動作 する。図2に示した対応する構成要素と同一である図6に示した構成要素の全て には、同一の符号にプライム符号(’)を付けて示してある。プライム符号が付 与されたそれらの構成要素は、その構造および機能が図2に示し上記で説明した 対応する構成要素と同一であるため、それらの構成要素の多くは以下では再度説 明するようなことはしない。 図6に示したプル通信システム10’のプル中央局12’は、プル中央局12 ’が交換機18’に接続されたセルラ受信機112を備えている点を除き、図2 に示したプル中央局12と同一である。このセルラ受信機112により、プル通 信システム10’は、別個のセルラ中央局を使用することなく、発呼側電話14 A’、 14B’から受信側電話16’への呼を完了させることができるようになる。こ れに代わるものとして、セルラの発呼側電話14B’と受信側電話16’が別個 のセルラ・エリアに配置されているときに、別個のセルラ中央局(図示せず)を 使用するものがある。 発呼信号13’が据え付けの発呼側電話14A’から生じると、受信側電話1 6’が呼受理信号17’で呼要求信号15’に対する応答を試みるまで、その呼 を完了させる処理が図2に関して上記で説明したように継続する。受信側電話1 6’は、その呼受理信号をセルラ中央局61に送る代わりに、その呼受理信号を プル中央局12’内のセルラ受信機112に直接に送る。このセルラ受信機は、 その呼受理信号をプル中央局の交換機18’の交換機ポート24’に渡す。プル 中央局の制御部28’は、その呼受理信号を有する交換機ポートを標準中央局2 0’から発呼信号13’を受け取った交換機ポートに接続し、これにより、据え 付けの発呼側電話14A’から受信側電話16’への呼を完了させる。 発呼信号13’がセルラの発呼側電話14B’から生じたとき、その呼を完了 させる手順は、据え付けの発呼側電話14A’からの呼を完了させるために使用 された手順に類似している。セルラの発呼側電話はその発呼信号をセルラ受信機 112に送る。このセルラ受信機はその発呼信号をプル中央局の交換機18’の 交換機ポート24’に渡す。この呼を完了させる手順は、受信側電話16’が呼 受理信号17’で呼要求信号15’に対する応答を試みるまで、図2のシステム に関して上記で説明したように継続する。受信側電話16’は、その呼受理信号 をプル中央局12’内のセルラ受信機112に直接に送る。このセルラ受信機は 、その呼受理信号をプル中央局の交換機18’の交換機ポート24’に渡す。プ ル中央局の制御部28’は、その呼受理信号を有する交換機ポートを、セルラの 発呼側電話14B’から発呼信号13’を受け取った交換機ポートに接続し、こ れにより、据え付けの発呼側電話14A’から受信側電話16’への呼を完了さ せる。 図7に、本発明の第2の他の実施形態であるプル通信システム10''を示す。 他の実施形態であるこのプル通信システム10''は、セルラの受信側電話114 がその呼受理信号を直接にセルラ中央局61''に送るか、低軌道(LEO)人工 衛星(a low-earth orbiting satellite)116を経由して送るかを選択できる 点を除き、図2に示したプル通信システム10と同じように動作する。これに加 えて、第2の他の実施形態であるシステム10''は、どの使用者が現在その受信 側電話を所有しているかに応じて、種々の使用者に対する呼を受信側電話114 が受け取ることができるようになっている。図2に示した対応する構成要素と同 一である図7に示した構成要素の全てには、同一の符号に二重プライム符号('' )を付けて示してある。二重プライム符号が付与されたそれらの構成要素は、そ の構造および機能が図2に示し上記で説明した対応する構成要素と同一であるた め、それらの構成要素の多くは以下では再度説明するようなことはしない。 グローバル・ネットワーク40''における人工衛星のような、大域的な通信に おいて使用される従来の人工衛星は、地球の自転と同じ速度で地球の回りを回転 するように、地球の上空22,240マイルの位置に置かれる。この高さにより、各人 工衛星は常に、地球上の同一点の上空に位置することになる。これに対し、図7 に示したLEO人工衛星116のようなLEO人工衛星は、地球の上空22,240マ イルよりも多少低い位置に置かれる。その結果、国全体をカバーするために、い くつかのLEO人工衛星を打ち上げなければならない。 LEO人工衛星116を利用するために、受信側電話114は、アンテナ12 2に接続された衛星用送信機118および衛星用受信機120を備えている。こ れに代えて、これらの衛星用送信機および受信機を、セルラの送信機および受信 機56''、58''が使用する同一のアンテナ60''に接続してもよい。いずれの 場合も、衛星用送信機は、LEO人工衛星116を経由して信号を送信し受信す ることができる。 呼要求信号15がプル中央局12''から到着すると、受信側電話の制御部46 ''は、制御部インタフェイス54''を介して、応答モードを選択する機会を受信 側電話の使用者に与えることができる。その受信側電話114がセルラ中央局6 1''のカバー領域(range)内にある場合には、その使用者は、呼受理信号を直 接にセルラ中央局に送るように、制御部に命ずることができる。カバー領域外に ある場合には、その使用者は、衛星用送信機118およびLEO人工衛星116 を 経由してセルラ中央局に呼受理信号17を送るように、制御部に命ずることがで きる。 図7に示した受信側電話114は、衛星用送信機および受信機118、120 に加えて、制御部46''に接続されたカード読取器124を備えている。このカ ード読取器は、通常のクレジット・カードやATMカードに類似した小さなスマ ート・カード(smart card)(図示せず)から情報を読み取る従来型の装置であ る。受信側電話の使用者は、磁気的入力やバーコードなどによってコード化され て識別コードを格納しているスマート・カードを持ち運ぶことができる。このカ ード読取器は識別コードを制御部に読み込み、制御部はこのコードをメモリ52 ''に記憶する。識別コードをメモリに記憶した後、受信側電話は、その識別コー ドを被呼者識別子として含む呼要求信号15''を認識する。これに加えて、据え 付けおよび移動の発呼側電話14A''、14B''は、別の使用者のスマート・カ ードから識別コードを読み取るこのようなカード読取器を備え、その識別コード をプル中央局12''へ発呼者識別コードとして渡してもよい。このようなカード 読取器を発呼側電話または受信側電話に組み込むことにより、プル通信システム 10''において、多くの使用者が一つの電話を共用できるようになる。さらに、 スマート・カードの所有者は、電話呼び出しを送ったり受け取ったりするために 、カード読取器を備えたいずれの電話をも使用することができる。 以上の説明から明らかなように、被呼者によって開始される別個の呼を必要と せずに発呼者からの元の呼を完了させることにより、本発明は、従来技術よりも 優れたいくつかの効果を提供する。一つの効果は、「正常な」電話呼び出しが行 われたことの発呼者による認知である。これは、被呼者から発呼者への新たな呼 を開始するという従来技術の要求の中で生じる遅延および付加的な努力と対照的 である。本発明の他の効果は、被呼者が第2の呼の開始を試みているとき発呼者 は別の呼でビジー(busy)にはならないことである。 本発明のプル通信システムは、呼要求を一クラスの被呼者に同報送信する能力 を提供する。例えば、使用者が機械工を一人呼び出したい場合であって、多数の 機械工のうちいずれが利用可能かについて注意を払っていない場合は、図3のス テップ74において、その使用者は、呼び出されるべき一個人の識別子ではなく 機械工のクラスの識別子をプル中央局の制御部28に与える。その機械工のクラ ス内の全ての使用者に対する受信側電話は、一意的な使用者識別子に加えて、機 械工のクラス識別子を有している。そして、呼要求信号は機械工のクラス識別子 を含んでおり、プル中央局は機械工のクラス識別子を持っている全てのセルラ電 話に呼要求を同報送信する。どの機械工であっても利用可能な機械工であって呼 受理信号で最も速く応答した者が、その呼を完了させるために発呼者に接続され る。このようなクラス識別子により、発呼者は、そのクラスの各メンバ対する個 別の呼び出しを必要とすることなく、そのクラスの利用可能なメンバに接続でき るようになる。 従来技術によるシステムよりも優れた本発明のいくつかの効果は、図8に示す 例により最もよく理解することができる。図8は、二つのセルラ電話126、1 28が現時点でニューヨークに置かれており、それらの通常の局所的なセルラ・ エリアの各々は、シアトルに中心が置かれていることを示している。図8は、発 呼側電話126から受信側電話128への呼が各使用者の位置のデータベースを 利用する上述の従来の技術によるシステムを使用してどのようにして完了するか を、本発明によるシステムと比較して示している。従来技術によるデータベース ・システムを用いて伝達される信号が点線で描かれており、一方、本発明の好ま しい実施形態を使用して伝達される信号が実線で描かれている。 従来技術によるデータベース・システムを利用すると、発呼信号は、ニューヨ ークのセルラ中央局130、ニューヨークの標準中央局132、および長距離搬 送回線134を経由して、シアトルの標準中央局134まで送られる。シアトル の標準中央局は、その発呼信号を、データベースを利用して受信側電話128の 位置を決定するシアトルのセルラ中央局138まで送る。シアトルのセルラ中央 局138は、シアトルの標準中央局136および長距離搬送回線140を経由し て接続呼(a connecting call)をニューヨークまで送り返し、その呼を完了さ せる。この結果、ニューヨークにおける局所的な呼を完了させるために、長距離 電話呼び出しを2回行い、それに対する料金を支払わなければならないことにな る。 これに対し、本発明の好ましい実施形態は、如何なる長距離の呼び出しも行う ことなく、発呼側電話126から受信側電話128への呼を完了させる。発呼側 電話126は、ニューヨークのセルラ中央局130およびニューヨーク標準中央 局132を経由して、プル中央局144まで発呼信号142を送る。上述のモー ド2で動作するプル中央局は、受信側電話128の識別子を獲得する。プル中央 局は、受信側電話に対し局所的に呼要求信号146を同報送信する。受信側電話 は、ニューヨークのセルラおよび標準中央局を経由してプル中央局まで呼受理信 号148を送ることにより、応答する。プル中央局は、発呼信号142を呼受理 信号148に結びつけ、これにより、発呼側電話から受信側電話への呼を完了さ せる。 従来技術による呼び出し及び折り返し電話のシステム(page and call back s ystem)を使用すると、セルラの発呼側電話126は、ニューヨークに設けられ たローカル局を経由して受信側電話128に呼び出しを行い、受信側電話に発呼 側電話の電話番号を与える。発呼側電話の電話番号は呼び出しが行われるセルを 基準としているため、折り返しの電話がかかることになっている場合、発呼側電 話はそのセルを離れることができない。ニューヨークにおけるセルラ電話の使用 者の密度は高いため、各セルは比較的小さなものでなければならず、したがって 、発呼側電話はあまり遠くまで移動することができない。受信側電話の使用者が 折り返しの電話を直ちにしない場合、発呼側電話の使用者は、折り返しの電話を 待つ間、そのセルの中にとらわれの身となる。さらに、発呼側電話の使用者は、 折り返しの電話を受けそこなう危険を覚悟してのみ、他に電話をかけることがで きる。 これに対し、本発明のプル通信システムを使用すると、発呼側電話126はニ ューヨークにおいて局所的に受信側電話を呼び出す。受信側電話の使用者がその 呼び出しを受理することができる場合、接続が局所的に行われる。受信側電話の 相手に接続するのに要する短い時間の間、発呼側電話はその地域のプル中央局1 44に接続されたままとなるため、この発呼側電話はいつでも自由に移動するこ とができる。 以上から理解されるように、例を挙げて説明するために本発明の特定の実施形 態がこの中で述べられたが、本発明の精神および範囲を逸脱しない限り種々の変 形が可能である。したがって、本発明は、この中で述べられた実施形態によって 限定されるものではなく、添付された特許請求の範囲およびそれと法的に均等な ものによって定まる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI H04Q 7/38 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,CE,HU,JP,KP,KR,K Z,LK,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL ,RO,RU,SD,SK,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.発呼者から被呼者への呼を完了させるためのプル通信システムにおいて、 前記発呼者からの前記呼を受信するプル中央局であって、呼要求信号を送信す るための手段、および、前記被呼者を前記発呼者に接続するための手段を有する プル中央局と、 前記被呼者によって使用される受信側電話であって、前記呼要求信号を受信す るための手段、および、呼受理信号とメッセージ識別子とを前記プル中央局へ送 信するための手段を有し、該メッセージ識別子によって前記プル中央局の接続手 段が前記被呼者を前記発呼者に接続することにより、前記呼を完了させる受信側 電話と、 を備えるプル通信システム。 2.請求項1に記載のプル通信システムにおいて、 前記プル中央局は、前記メッセージ識別子を前記呼要求信号に組み入れるため の手段を有しているプル通信システム。 3.請求項1に記載のプル通信システムにおいて、 前記プル中央局は、グローバル・ネットワークを介して前記プル中央局から前 記受信側電話へ前記呼要求信号を同報送信することができるグローバル送信機を 更に有しているプル通信システム。 4.請求項3に記載のプル通信システムにおいて、 前記プル中央局は、前記受信側電話へ局所的に前記呼要求信号を同報送信する ことができるローカル送信機を更に有しているプル通信システム。 5.請求項1に記載のプル通信システムにおいて、 低軌道人工衛星を更に備え、前記受信側電話は、該低軌道人工衛星を経由して 前記プル中央局へ前記呼受理信号を送信するための衛星用送信機を有しているプ ル通信システム。 6.請求項1に記載のプル通信システムにおいて、前記プル中央局は、 前記発呼者からの発呼信号を受信するための交換機であって、複数の交換機ポ ートを有し、該交換機ポートのうちの第1交換機ポートに前記発呼信号を対応づ ける交換機と、 交換機用送信機と、 前記交換機ポートおよび前記交換機用送信機と通信する交換機用制御部であっ て、前記発呼者から被呼者識別子を獲得するための手段、該被呼者識別子を含む 呼要求信号を生成するための手段、前記交換機用送信機に該呼要求信号を前記被 呼者へ送信させるための手段、および、前記発呼者が前記交換機の第2ポートに 前記メッセージ識別子を送信すると該第2交換機ポートを前記第1交換機ポート に接続するための手段を有することにより、前記呼を完了させる交換機用制御部 と、 を更に備えているプル通信システム。 7.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記プル中央局は、前記発呼者から前記発呼信号を受信して前記発呼信号を前 記交換機に渡すためのセルラ受信機を更に備えているプル通信システム。 8.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用送信機は、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を 送信することができるグローバル送信機を有しているプル通信システム。 9.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記受信側電話は、前記呼要求信号を受信する前記受信手段に接続された制御 部であって、被呼者識別子を記憶するメモリと、該記憶された被呼者識別子が前 記呼要求信号内の前記被呼者識別子と一致するか否かを判定するための手段とを 有する制御部を更に備えているプル通信システム。 10.請求項9に記載のプル通信システムにおいて、 前記受信側電話は、カードから識別コードを読みとって、前記被呼者識別子と して前記メモリに記憶するために前記制御部に該識別コードを渡すカード読取器 を更に備えているプル通信システム。 11.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 幹線で前記交換機に接続され、前記発呼者と通信し、前記発呼者から前記交換 機へ前記発呼信号を転送することができる標準中央局を更に備えるプル通信シス テム。 12.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用送信機は、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を 送信することができるグローバル送信機と、ローカル・ネットワークを介して前 記呼要求信号を送信することができるローカル送信機とを有しているプル通信シ ステム。 13.請求項12に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用制御部は、前記発呼者から呼優先度の指示を受け取るための手段 と、該指示が第1優先度のときに前記ローカル送信機を使用して前記交換機用送 信機に前記呼要求信号を送信させるための手段と、該指示が第2優先度のときに 前記グローバル送信機を使用して前記交換機用送信機に前記呼要求信号を送信さ せるための手段とを有しているプル通信システム。 14.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用制御部は、前記第2ポートを前記第1ポートに接続する前に前記 発呼者が前記第1ポートに接続されていたか否かを判定するための手段を有して いるプル通信システム。 15.請求項6に記載のプル通信システムにおいて、 前記制御部は、複数の被呼者を識別するクラス識別子を前記発呼者から受け取 るための受信手段であって、該クラス識別子を前記呼要求信号に合体させる受信 手段を有しているプル通信システム。 16.発呼者から被呼者への呼の完了を可能とするプル通信システムであって、 該呼をプル中央局に向けて、該プル中央局が前記被呼者を前記発呼者に接続する ために使用することができる切替情報を該プル中央局が生成することにより前記 呼を完了させるプル通信システム、で使用するためのセルラ電話機において、 前記発呼者によって呼び出された前記被呼者の識別子と前記切替識別子情報と を含む呼要求信号を前記プル中央局から受信する受信機と、 前記プル中央局との通信を確立することができる送信機と、 前記呼要求信号を受け取り、前記切替情報を前記送信機に渡し、前記送信機に よる呼受理信号および前記切替情報の前記プル中央局への送信を可能とするプル 制御部であって、前記切替情報が前記プル中央局による前記被呼者の前記発呼者 への接続を可能とするプル制御部と、 を備えるセルラ電話機。 17.請求項16に記載のセルラ電話機において、 前記受信機は、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を受信する ことができるグローバル受信機を有しているセルラ電話機。 18.請求項17に記載のセルラ電話機において、 前記送信機は、セルラ中央局を介して前記呼受理信号を送信することができる セルラ送信機を有しているセルラ電話機。 19.請求項16に記載のセルラ電話機において、 前記受信機は、前記プル中央局から局所的に前記呼要求信号を受信することが できるローカル受信機を有しているセルラ電話機。 20.請求項19に記載のセルラ電話機であって、 低軌道人工衛星を経由して前記プル中央局へ前記呼受理信号を送信することが できる衛星用送信機を更に備えるセルラ電話機。 21.請求項16に記載のセルラ電話機において、 前記受信機は、前記プル中央局から局所的に前記呼要求信号を受信することが できるローカル受信機と、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を 受信することができるグローバル受信機とを有しているセルラ電話機。 22.請求項16に記載のセルラ電話機において、 前記プル制御部と通信する制御部インタフェイスであって、前記呼要求信号が 発呼者識別子情報を含み、前記プル制御部が該制御部インタフェイスに該発呼者 識別子情報を使用者へ出力させる制御部インタフェイスを更に備えるセルラ電話 機。 23.請求項22に記載のセルラ電話機において、 前記制御部インタフェイスは前記発呼者識別情報に応じて前記使用者による前 記プル制御部への情報の入力を可能とするための入力手段を有し、前記プル制御 部は前記応答情報に基づいて前記呼受理信号を送信するか否かを決定するセルラ 電話機。 24.請求項16に記載のセルラ電話機において、 複数の者を識別するクラス識別子を記憶する不揮発性メモリを更に備え、前記 呼要求信号はクラス識別子を含み、前記プル制御部は前記呼要求信号のクラス識 別子が前記記憶されたクラス識別子と一致するか否かを判定するための手段を含 み、一致するものがあれば前記プル制御部が前記送信機による前記呼受理信号の 送信を可能とするセルラ電話機。 25.発呼者から被呼者への呼の完了を可能とするプル通信システムであって、 前記発呼者から発呼信号を受信するための交換機であって、複数の交換機ポー トを有し、該交換機ポートのうちの第1交換機ポートに前記発呼信号を対応づけ る交換機と、 交換機用送信機と、 前記交換機および前記交換機用送信機と通信する交換機用制御部であって、前 記発呼者から被呼者識別子を獲得するための手段、該被呼者識別子と切替情報と を含む呼要求信号を生成するための手段、前記交換機用送信機に該呼要求信号を 前記被呼者へ送信させるための手段、前記交換機の第2ポートで前記被呼者から の呼受理信号を受信するための手段、および、該第2ポートを前記第1ポートに 接続するための手段を有することにより、前記呼を完了させる交換機用制御部と 、を更に備えるプル通信システム。 26.請求項25に記載のプル通信システムであって、 無線信号を受信して該無線信号を前記交換機に渡すための、前記交換機に接続 されたセルラ受信機を更に備えるプル通信システム。 27.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用送信機は、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を 送信することができるグローバル送信機を有しているプル通信システム。 28.請求項27に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用送信機は、前記被呼者に局所的に前記呼要求信号を送信すること ができるローカル送信機を有しているプル通信システム。 29.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 幹線で前記交換機に接続された標準中央局を更に備えるプル通信システム。 30.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記被呼者識別子を獲得するための前記手段は、前記発呼信号を被呼者識別子 に復号化するための手段を有しているプル通信システム。 31.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記被呼者識別子を獲得するための前記手段は、前記発呼者に前記被呼者識別 子を問い合わせる手段を有しているプル通信システム。 32.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用送信機は、グローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を 送信することができるグローバル送信機と、前記被呼者に局所的に前記呼要求信 号を送信することができるローカル送信機とを有しているプル通信システム。 33.請求項32に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用制御部は、前記発呼者から呼優先度の指示を受け取るための手段 と、該指示が第1優先度のときに前記ローカル送信機を使用して前記交換機用送 信機に前記呼要求信号を送信させるための手段と、該指示が第2優先度のときに 前記グローバル送信機を使用して前記交換機用送信機に前記呼要求信号を送信さ せるための手段とを有しているプル通信システム。 34.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記交換機用制御部は、前記第2ポートを前記第1ポートに接続する前に前記 発呼者が前記第1ポートに接続されていたか否かを判定するための手段を有して いるプル通信システム。 35.請求項25に記載のプル通信システムにおいて、 前記制御部は複数の被呼者を識別するクラス識別子を前記発呼者から受け取る ための受信手段を有しており、該受信手段が該クラス識別子を前記呼要求信号に 合体させ、前記送信機が前記被呼者の各々に前記呼要求信号を送信するプル通信 システム。 36.発呼者からセルラの受信側電話への呼を完了させるためのプル通信方法で あって、 複数の交換機ポートを有するプル中央局の第1交換機ポートで前記発呼者から の発呼信号を受信するステップと、 前記発呼信号の受信に応答して前記受信側電話へ呼要求信号を送信するステッ プと、 前記受信側電話で前記呼要求信号を受信するステップと、 前記受信側電話から前記プル中央局の第2ポートへ呼受理信号を送信するステ ップと、 前記第2ポートを前記第1ポートに接続して前記呼を完了させるステップと、 を有するプル通信方法。 37.請求項36に記載のプル通信方法において、 呼要求信号を送信する前記ステップは、グローバル・ネットワークを介して前 記呼要求信号を送信するステップを含むプル通信方法。 38.請求項36に記載のプル通信方法において、 呼受理信号を送信する前記ステップは、セルラ中央局を介して前記呼受理信号 を送信するステップを含むプル通信方法。 39.請求項36に記載のプル通信方法において、 前記発呼者から呼優先度の指示を受け取るステップを更に有しており、該指示 が第1優先度のときに、送信を行う前記ステップが前記呼要求信号を局所的に送 信するステップを含み、該指示が第2優先度のときに、送信を行う前記ステップ がグローバル・ネットワークを介して前記呼要求信号を送信するステップを含む プル通信方法。 40.請求項36に記載のプル通信方法において、 前記第2ポートを前記第1ポートに接続する前に前記発呼者が前記第1ポート に接続されていたか否かを判定するステップを更に有するプル通信方法。 41.請求項36に記載のプル通信方法において、 複数の被呼者を識別するクラス識別子を前記発呼者から受け取って、該クラス 識別子を前記呼要求信号に合体させるステップを更に有するプル通信方法。 42.請求項36に記載のプル通信方法において、 前記発呼信号を被呼者識別子に復号化し、該被呼者識別子を前記呼要求信号に 合体させるステップを更に有するプル通信方法。 43.請求項36に記載のプル通信方法において、 前記発呼者に被呼者識別子を問い合わせ、該被呼者識別子を前記呼要求信号に 合体させるステップを更に有するプル通信方法。 44.請求項36に記載のプル通信方法において、 呼受理信号を送信する前記ステップは、低軌道人工衛星を経由して前記呼受理 信号を送信するステップを含むプル通信方法。 45.請求項36に記載のプル通信方法において、 被呼者識別子を前記呼要求信号に組み入れるステップと、 被呼者識別子を前記受信側電話機に記憶するステップと、 前記記憶された被呼者識別子が前記呼要求信号内の前記被呼者識別子と一致す るか否かを判定し、一致すると判定された場合にのみ前記呼受理信号を送信する ステップと、 を更に有するプル通信方法。 46.請求項45に記載のプル通信方法において、 スマート・カードから識別コードを読み取るステップと、 前記識別コードを前記受信側電話機に前記被呼者識別子として記憶するステッ プと、 を更に有するプル通信方法。
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