JPH08506307A - 自己密封弁を有する直立型液体収容容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 １０００ｍＰａｓ以下の粘度を有する液体用の容器が提供される。容器は、伸縮型自己密封弁によって密封される放出オリフィス（１３）を有する。特に、本発明はその放出オリフィス（１３）上に伸縮型自己密封弁（３）を有する食器洗い液体用の直立型プラスティックびんに関する。液体を放出するためにびんを絞ったときに、自己密封弁（３）の頭部部分のスリット（２５）が液体を放出するために開く前に伸縮型自己密封弁（３）が飛び出す。びん（１）から圧力を開放した時、スリット（２５）が閉じ、弁（３）が縮んで引っ込む（第４ａ図）。これは、液体とびんのキャップとの間の分離を改良して放出動作によりびんが汚れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 自己密封弁を有する直立型液体収容容器 発明の分野 本発明は１０００ｍＰａｓ以下の粘度を有する液体の容器に関する。容器は、 伸縮型自己密封弁によって密封された放出オリフィスを有する。特に、本発明は 、その放出オリフィスに伸縮型自己密封弁を有する食器洗浄液用の直立型プラス ティックボトルに関する。びんを絞って液体を放出するとき、自己密封弁の頭部 のスリットが開放して液体を放出する前にまず伸縮型自己密封弁が飛び出す。び んから圧力を解放したとき、スリットが閉鎖して弁が引っ込む。これは、放出作 用によってびんが汚れないように液体とびんのキャップとの間の分離を改良する 。 発明の背景 自己密封及び伸縮型自己密封弁はこの技術分野で公知であり、例えば、特許Ｅ Ｐ−Ａ−３９５３８０号は、シリコンゴムからつくられるスリット密封弁を開示 しており、このシリコンゴムは、のり、シャンプーまたはコンディショナー、特 に上下を逆にして配置する絞り出し可能な容器において有効である。さらにこの 特許は、製品の出荷用の伸縮可能な自己密封弁を示す。キャップ上の 収納ネジを開けたとき、キャップ上のねじによって所定の位置に保持された自己 密封弁がびんから飛び出す。この特許において示されている液体は、１２００ｍ Ｐａｓ程度の低い粘度を有する。 特許ＥＰ−Ａ−４１９４２０は、自己密封弁を有する可燃性液体用の可撓性の 放出びんを開示する。弁のこの自己密封作用は、可燃性液体が炎に向かって放出 される場合に炎が引き込まれることを防止する利点を有する。この特許は、１． ４ｍＰａｓの粘度を有するエタノールのような低粘度の液体を開示しているが、 ２００乃至１０００ｍＰａｓの範囲の粘度の液体にも言及している。しかしなが ら、この特許は、伸縮型作用を有する自己密封弁を開示していない。 特許ＥＰ−Ａ−１６０３３６及びＥＰ−Ａ−２７８１２５号は、上下が逆にな った位置で使用するように設計されている容器用の伸縮しない自己密封弁を示す 。所望の利点は、上下が逆になった位置で容器から滴下しない自己密封である。 これらの容器に収容される液体はシャンプー、コンディショナー、セッケンまた は洗剤のような高粘度の液体である。 従来技術で利用可能で開示された自己密封弁を有する容器は、本発明の要求を 満足させないように見える。１０００ｍＰａｓ以下の液体は、上下を逆にした位 置で設計された利用可能な自己密封弁に収容するにはかなり 柔らかすぎる。さらに、１０００ｍＰａｓ以下の粘度を有する液体製品の使用者 は、上下が逆になった位置で液体を供給するとき、絞り出し容器を直立して使用 しなければならず、それまでの習慣を変える必要がある。しかしながら、自己密 封弁は直立した位置で容器を閉鎖することは考慮していない。なぜならば、液体 が仮に蒸発するときに危険でないならば、直立位置で収容液体はしずくがたれず 、または他の閉鎖装置を必要としないからである。それらは、安全に容器に収容 され、もし容器を開放している場合であっても、容器の放出オリフィスから漏れ 出すことはない。 例えば、洗剤液のような１０００Ｐａｓのような低粘度の液体は放出オリフィ スから噴出するときに、オリフィスに少量の液体が残る傾向がある。何度か放出 した後、容器は放出オリフィスの近傍に汚れた外観が形成される。これは特に直 立したびんには望ましくなく、放出オリフィスに残った液体のしずくが容器の側 壁を伝って落下する。次の使用時に、使用者がびんをきれいにする必要があり、 さもなければ、汚れた側壁に触ることになる。 従って、本発明の目的は、汚れが少ないか、または汚れがない１０００ｍＰａ ｓの低い粘度を有する液体の容器を提供することである。 本発明の他の目的は、さらに正確な液体の噴出及びさらに方向性のよい噴出を 行うことができる容器装置を提 供することである。 本発明の他の目的は、保護キャップのない容器が突然に倒れ横になったときに おいても容器の内側に液体を閉じ込める容器を提供することである。 本発明の追加の目的は、容器の耐久性及びきれいさによって家庭における充填 をさらによく行うことができる容器を提供することである。 発明の説明 本発明による容器は、典型的には液体を収容するプラスティックびんの容器で ある。この液体は、１０００ｍＰａｓ未満、好ましくは、２０乃至８００ｍＰａ ｓの粘度及び最も好ましくは、２００乃至５００ｍＰａｓの粘度を有する。この 液体は、容器に収容するとき、またこの容器から放出しようとするときにこの粘 度範囲が望ましい。特に、食器用洗剤または家庭用洗剤は、本発明の容器に収容 することが有利である。 本発明の容器は、容器の放出オリフィスをカバーする密封弁を有する。本発明 による密封弁は、可撓性頭部部分と、可撓性頭部部分が垂下している可撓性フラ ンジ部分とを有する伸縮可能な自己密封弁である。密封弁は収納位置と放出位置 とを有する。容器は、収納位置において緩み、伸縮可能な自己密封弁は出ていな い。容器の内圧を増加させることによって放出位置をとり、それによって自己密 封弁のフランジ部分を変形させることによっ て伸縮型自己密封弁の頭部部分が裏返しになる。放出位置は、容器内の圧力が裏 返し圧力に達しまたはそれを越えるときに達成される。 密封弁が放出位置にあるとき、容器からの液体の放出は、放出圧力を越えるま で内圧を増加させることによって達成され、放出圧は、裏返し圧力より大きく、 それによって伸縮型自己密封弁の頭部部分のスリットを押してそれを開く。自己 密封は、容器の内側の圧力を放出圧力以下に解放したときに密封弁の頭部位置の 材料の弾性によってトップ部分のスリットをその閉鎖位置に戻すことによって行 われる。自己密封を改良するために、自己密封弁の頭部部分は容器の内側に向か って凹形の開口を有する。容器の自己密封弁は、容器内の圧力が解放されたとき 、容器の自己密封弁が容器の換気を行うことができ、容器はしぼり動作によって 生じた変形から回復することができることが好ましい。 伸縮型自己密封弁は、天然ゴム、弾性ポリマー、シリコンゴム、ポリビニルク ロリド、ポリウレタン、エチレンビニルアセテート、またはスチレンブタジエン コポリマーのような種々の弾性材料から作られるが、好ましくは、この技術分野 で公知のシリコンゴムから製造される。同様に容器は、プラスティック材料のよ うな絞ったときに変形することができる容器を提供する種々の材料から製造する がことができる。容器の材料として特に、ポリ エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレートまたは その混合物が好ましい。 本発明の容器材料の好ましい実施例は、直立した位置で液体を収容すると共に 伸縮型シリコン自己密封弁によってカバーされた放出オリフィスを有する食器洗 い液を収容するプラスティックびんである。さらに、このような実施例は、放出 オリフィスをカバーし、前記オリフィスから搬送中に不意の放出に対して保護を 行う保護キャップを有するならばさらに好ましいものになる。保護キャップは、 搬送中の放出保護のために、好ましくは、内容物に対して液密でなければならな いが、容器を規定の形状に維持するために自己密封弁の圧力保証を行うことがで きなければならない。保護キャップは容器にねじ込まれるか、またはクリップ固 定される。 本発明に示された容器は、伸縮型自己密封弁が置換可能な、好ましくは、容器 に対して液密またはガス密を形成するねじ込み遷移部材の部品であるとき、容器 を再使用可能である利点を有しながら、所望の目的を満たすものである。これは 、容器が汚れず、または汚れが少ないように容易に再充填するために本発明の容 器を開けることができ、この汚れは容器のオリフィスの周りを最初に汚すことに よって再使用する可能性を小さくする。また遷移部材は、それをクリップ留めす ることによって容器に接続される。遷移部材は、固定位置においてまたは繰 り返し挿入される密封弁を有する。繰り返し挿入される場合に、密封弁の周縁は 遷移部材を容器に密封するように作用する。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を特に指摘して明確に権利主張する請求の範囲で終了してい るが、本発明は添付図面と関連する次の説明からさらによく理解できる。 第１図は、緩められた状態の密封弁を有する本発明の容器の部分断面図である 。 第２図は、裏返し及び放出圧力との間の容器内の圧力における第１図と同じ容 器の部分断面図である。 第３図は、放出圧の容器の圧力の第１図または第２図と同じ容器の部分断面図 である。 第４ａ図乃至第４ｅ図は、液体の放出中の本発明の実施例である。 発明の詳細な説明 第１図は本発明の必要な絞り出しを行うことができるいくつかの材料、特にプ ラスティック材料、好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル 、ポリエチレンテレフタレートまたはその混合体のいずれかから製造された吹き 付け成形プラスティックびんのような可撓性容器（１）の上方部分を示す。与え られる適用のために選択される容器（１）の構造の特定の材料は、通常、製品の 適合性、コスト、透過性、可撓性等の要因によっ て決定される。可撓性の容器において、重要なパラメータは、絞り出し可能な容 器（１）が、容器を手で変形させて密封弁（３）を通して製品を絞り出すのに十 分な可撓性と、外力を除去したとき、変形前の状態に戻るために十分に強い弾性 とを有することである。 さらに第１図は容器（１）のネック部（１１）の端部の放出オリフィス（１３ ）と、緩んだ状態で放出オリフィス（１３）をカバーする密封弁（３）とを示す 。伸縮型自己密封弁（３）は、可撓性頭部部分（４）と、可撓性フランジ部分（ ５）とを有する。第１図に示すように、可撓性フランジ部分（５）は、容器（１ ）の内圧が裏返し圧力以下にある間、頭部部分（４）を収納位置に垂下させてい る。 自己密封弁（３）は、クリップオンカラー（１２）によって容器（１）のネッ ク部（１１）に結合されている。このように、カラー（１２）は自己密封弁（３ ）の密封フランジ（６）と共に容器（１）のオリフィス（１３）の周りに液密の シールを形成する。自己密封弁（３）を容器（１）に結合する他の方法は、自己 密封弁（３）の密封フランジ（６）に沿って溶接または糊付けすることによって 、またねじ込みカラーを使用することによって行ってもよい。また自己密封弁（ ３）は容器（１）を容易に再充填することができるように容器のネック部に取り 外し可能に接合される遷移部分に結合することができ る。 密封弁（３）の頭部部分（４）は、容器（１）の内側に向かって凹形状を有す る。本発明の他の実施例によれば、頭部部分は、平坦なまたは凸形状の湾曲面を 有する。 伸縮型自己密封弁は、種々の弾性材料、特に天然ゴム弾性ポリマー、シリコン ゴム、ポリビニルクロリド、ポリウレタン、エチレンビニルアセテートまたはス チレンブタジエンコポリマー等の弾性材料から製造することができる。好ましく は、そらはシリコンゴムから製造される。自己密封弁及びそれらの作動原理の良 い例は、リキッドモールディングシステム社によるＥＰ−Ａ−３９５３８０号及 びプロクター＆ギャンブル社によるＥＰ−Ａ−１６０３３６号に示されている。 また、本発明の伸縮型型自己密封弁は、米国、ミシガン州ミッドランドのリキッ ドモールディングシステム社から市販されている。 自己密封弁（３）は、容器の搬送中、図面には示さない保護キャップによって 保護される。保護キャップは、自己密封弁（３）上に配置される。それは、キャ ップをネック部にねじこむかまたはクリップにより固定することによって容器に 結合することができる。好ましい保護キャップは、ヨーロッパ特許出願９２８７ ００２７．７号に示されており、そのキャップは搬送中に容器の換気を行うこと ができる。 第２図は、第１図と同様の容器であるが、裏返し圧力 以上の内圧を有する容器である。この圧力水準では、伸縮型自己密封弁が容器の 外側に飛び出し、容器のオリフィス（１３）から離れた所定の距離伸びており、 この距離はフランジ部分（５）の形態によって規定される。第１図に示すような 収納位置から図２に示すような放出位置に頭部部分を移動するために、容器１を 所定量だけ変形することが必要である。 第３図においては第１図または第２図に示すような本発明の容器の実施例を示 すが、頭部部分（４）のスリット（２５）は、この放出位置において液体の放出 のために開放している。スリット（２５）は、直線的な１つのスリット、互いに 直角に交差するラインまたは直角ではないいくつかのラインにより形成された複 数の平行なスリットまたは１つのスリットのように種々の方法で形成することが できる。密封弁の頭部部分は、容器（１）の内圧が放出圧と呼ばれる圧力以上で あるときのみ開くように弾性を有する材料から成る。本発明の実施例で使用する ことができる伸縮型自己密封弁（３）においては、裏返し圧力より高い圧力でな ければならない。 本発明の伸縮型自己密封弁（３）の設計は、弁材料の材料特性に依存する。特 に密封弁のすべての材料に同じ材料を使用するとき、密封弁（３）のフランジ部 分（５）は、スリット（２５）を有する頭部部分（４）より薄くなければならな い。材料の壁厚並びに伸縮型自己密封弁 の所望の特性は、簡単な試験で当業者によって決定することができる。 第４ａ図乃至第４ｅ図は、伸縮型自己密封弁をその放出動作における順序で示 す。特に、密封弁（３）の頭部部分（４）のスリット（２５）が再び閉じられた ときに、従来技術の装置に対する容器と放出液との間の分離が、２つの反対方向 、すなわち、放出液の放出方向と密封弁の頭部部分が縮む方向との２つの動きの 組み合わせによって改良される。 本発明による容器は、１０００ｍｐｓ未満、好ましくは、２０乃至８００ｍＰ ａｓ、最も好ましくは、２００乃至５００ｍｐａｓの粘度の液体を収容する。こ れらの粘度は自己密封弁に関する液体の従来技術に対して低いと考慮される。特 に表面活性剤を含む液体及び家庭用洗剤が本発明の容器に収容されると有利であ る。次の例に使用される典型的な食器洗い液は、例えば、両性の非イオンまたは イオンのような、またリニヤアルキルベンゼンスルフォネート、追加的に、ビル ダ及びサッド制御剤、パフューム、染料、酵素、粘性制御剤他の物理的な安定剤 及び科学的な安定剤のような少量の成分を含む１０％乃至９０％の表面活性剤を 有する水溶液である。さらに本発明の家庭用洗剤は、ある量の研磨粒子を有する 。本発明による食器洗剤液の例は、シンシナチ州のプロクタ＆ギャンブル社によ るフェアリリキッド（ＴＭ）または フェアリエクセル（ＴＭ）である。 例 本発明の有利な性能を変化させるためのテストは、絞り出し可能な１０００ｍ Ｉの円形のポリエチレンびんを使用して行われる。びんは２１℃で３３０±４０ ｍｐａｓの粘度の市販されている食器洗い液が含まれている。 このテストは、第１図に示す本発明による伸縮型自己密封弁を有する１つのび んと、自己密封弁を有しない従来技術の開放放出オリフィスとを有するびんを比 較して行われた。自己密封弁は、米国ミシガン州のミッドランドのリキッドモー ルディング社から市販されているタイプＲ１３Ｓ／３０／２２０によって得られ る。伸縮型密封弁は、０．３８ｍｍの可撓性フランジ部分の壁厚と、０．７６ｍ ｍの頭部の厚さとを有する。裏返し圧力が３７３８Ｐａであり、放出圧力は６２ ２９Ｐａであった。伸縮型自己密封弁は、頭部部分に交差型のスリットを有し、 その長さは各々が５．６ｍｍの長さであり、弁の材料はシリコンゴムであった。 テスト手順は、各回に同じ量だけ放出する５０回の絞り出しを各食器洗いびん において行った。このびんは、放出方向が水平方向に対してほぼ３０゜乃至６０ ゜の角度を形成するように直立した位置から下を向く位置に移動された。５０回 の放出の後に、各びんの汚れを目で観察した。 従来技術の容器は、放出オリフィスの周りに食器洗い洗剤びんの側壁を下に伝 ったしずくを含む多量の小滴が形成されることを示した。伸縮型自己密封弁の交 差スリットの周りには目には見えない小滴が検出された。従って本発明は、本発 明の目的に従って容器を著しく改良した。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ， ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，Ｔ Ｄ，ＴＧ)，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｚ，ＦＩ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＭＧ ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ， ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ (72)発明者 エルトグ，ウィリー アロイシャス エ ム. ベルギー国セント‐カテリーヌ‐ウェバ ー、ローゼストラート、５ (72)発明者 バン ロンペイ，ジャン オギュスト ベルギー国ウィルブレーク、ボイケンラー ン（番地なし)

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 内圧を形成するために絞り可能であり、１０００ｍＰａｓ未満の粘度を 有する液体を収容し、放出オリフィス（１３）を有する容器（１）と、 前記放出オリフィス（１３）をカバーする密封弁（３）とを有し、前記密封弁 （３）は可撓性頭部部分（４）と可撓性フランジ部分（５）とを有し、前記フラ ンジ部分（５）は、裏返し圧力以下の前記容器の内圧で前記頭部部分（４）を収 納位置に維持し、前記フランジ部分（５）は、前記容器（１）の前記内圧が前記 裏返し圧力に達してそれを越える場合に前記頭部部分を放出位置に移動させ、前 記等部分（４）は、前記液体を前記容器（１）から放出することができるように 前記頭部部分（４）を通るスリット（２５）を有し、前記スリット（２５）は前 記容器の前記内圧が前記放出圧力に達してそれを越える場合に開くことができ、 前記放出圧力は、前記裏返し圧力より大きい液体収容容器。 ２． 前記液体は２０乃至８００ｍＰａｓ、好ましくは、２００乃至５００ｍ Ｐａｓの粘度を有することを特徴とする請求項１に記載の容器。 ３． 前記液体は食器洗い液若しくは家庭用洗剤であることを特徴とする請求 項１または２に記載の容器。 ４． 前記容器（１）は収納位置を有し、前記収納位 置は、直立しており、前記容器（１）の頭部に前記密封弁（３）を有することを 特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の容器。 ５． 前記容器は保護キャップを有し、前記保護キャップは、前記放出オリフ ィス（１３）上に配置され、好ましくは、前記容器にねじ込まれ若しくはクリッ プ固定され、搬送中の前記放出オリフィス（１３）の液密放出保護を行うことを 特徴とする請求項１乃至４にのいずれか１項に記載の容器。 ６． 前記頭部部分（４）は、前記容器（１）の内側に向かって凹形状の湾曲 部を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の容器。 ７． 前記密封弁（３）は、遷移部材を有し、前記遷移部材は前記放出オリフ ィス（１３）上に置換可能であり、ねじ込み可能であることを特徴とする請求項 １乃至６のいずれか１項に記載の容器。 ８． 前記密封弁（３）は放出中に前記容器（１）を絞り出すことによって生 じる変形から前記容器が引っ込んだとき生じる圧力で前記容器（１）の換気を行 うことができることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の容器。 ９． 前記密封弁（３）は、天然ゴムまたは弾性ポリマー好ましくは、シリコ ンゴムで製造されることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の容 器。 １０． 前記容器（１）は、プラスティック材料、好ましくは、ポリエチレン 、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレートまたはその混合 物で製造されることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の容器。