JPH08505916A - ピストン - Google Patents

ピストン

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JPH08505916A
JPH08505916A JP6511551A JP51155194A JPH08505916A JP H08505916 A JPH08505916 A JP H08505916A JP 6511551 A JP6511551 A JP 6511551A JP 51155194 A JP51155194 A JP 51155194A JP H08505916 A JPH08505916 A JP H08505916A
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カドリコ,ジョージ
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Abstract

(57)【要約】 内燃エンジン用のピストン(22)は、クラウン(60)、及びピストンリング(68)を支持する周壁を有する。支持体(80)は、前記壁と連結ロッド(24)を受入れるベアリングハウジング(84)との間を延びている。更に、円筒形支持部材(100)が前記支持体の周りを前記壁からスカートまで延びている。支持部材(100)は、前記壁の半径方向内方にあり、円筒形支持部材はその半径方向外面(148)上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ピストン 本発明は、内燃エンジン用のピストンに関する。 大多数の内燃エンジンは、燃料の燃焼により発生した熱エネルギを機械的エネ ルギに変換するのに、シリンダ内で往復動するピストンを使用する。従って、シ リンダ内でのピストンの摺動運動がエンジンの性能にとって重要であるが、互い に矛盾する多くの要求を満たさなければならない。一方では、ピストンはシリン ダ内で自由に摺動しなければならず、他方では、ピストンはシリンダ内の燃焼生 成物を効果的にシールしなければならない。このシールには、ピストンとシリン ダとが締まり嵌めしていることを必要とする。更に、ピストンには燃焼プロセス が作用し、従って燃焼プロセスで必然的な高温及び高圧に耐えることができなけ ればならない。 ピストンがうまく支持されていない場合には、シール性能が損なわれ、シリン ダの壁が急速に摩耗する。適切なシールが維持された状態で適正な摺動運動が行 われるようにする種々の試みがなされており、これらの試みのうちの幾つかでは 、シリンダ及びピストンの低摩擦コーティングが使用されている。こうしたコー ティングはピストンの性能を向上させたが、ピストンについて摺動性能及び支持 が更に大きく改善されることが望まれている。 概括的に述べると、本発明は、クラウン及びこのクラウンの周りを延びる円筒 壁を持つピストンを提供する。支持体が円筒壁の内側に配置され、ピストンの下 端にある環状スカート部分まで延びている。かくして、クラウンとスカートとの 間に周囲凹所が形成され、ベアリング材料製のスリーブがこの凹所内に配置され 、支持体によって支持されている。連結ロッドをピストンに連結するためのベア リング支持部材は、支持体内に配置され、円筒壁に連結されている。 かくして、クラウン及び円筒壁は高性能材料から製造でき、円筒形スリーブは 、シリンダ内での摺動運動を容易にする適当なベアリング材料からつくられてい る。荷重は、ベアリング材料にこうした荷重を加えることなく、円筒壁を通して ベアリング支持体に伝達される。 本発明の一実施例を添付図面を参照して以下に説明する。 第1図は、往復動ピストン型内燃エンジンの側断面図であり、 第2図は、第1図に示すピストンの拡大断面図であり、 第3図は、第2図の3−3線での図であり、 第4図は、第2図の4−4線での図であり、 第5図は、第2図の5−5線での図であり、 第6図は、第2図に示すピストンの一部の拡大図である。 従って、第1図を参照すると、往復動ピストン内燃エンジン10は、複数の平 行な内部ボア14を持つシリンダブロック12を含む。参照番号18を附したシ リンダを構成するため、各ボアにはライナ16が設けられている。各シリンダ1 8の一端をシールするため、シリンダヘッド20がシリンダブロック12に取り 付けられている。 ピストン22が各シリンダ18内に配置されており、クランクシャフト28に 回転自在に取り付けられた旋回歯車26に連結ロッド24で連結されている。旋 回歯車26は、シリンダブロック12に固定された定置の歯車30と係合する。 クランクシャフト28は、ベアリングアッセンブリ32、34によって回転自在 に支持されており、これらのベアリングの一方32はシリンダブロックに配置さ れており、他方のベアリング34はクランクケース36に配置されている。連結 ロッド24、旋回歯車26、定置の歯車30、及びクランクシャフト28からな る構成は、当該技術分野で周知の旋回駆動装置即ち揺動駆動装置を形成する。こ れについてはこれ以上の説明は行わない。長手方向力をピストン22から連結ロ ッド24を介して及ぼし、クランクシャフト28を回転させ、有用な出力トルク を提供するということは明らかである。 燃焼空気は、入口マニホールド38及びブロック12及びライナ16の夫々に 設けられた入口ポート40を介してシリンダ18に提供される。燃焼生成物は、 シリンダ18から出口ポート42及び排気通路44を通って排出される。通路4 4は、クランクシャフト28に固定された回転自在のスリーブ48を持つ中央排 気ダクト46と連通している。スリーブ48は、燃焼生成物を排出するため出口 ポート42とスリーブ48の内部との間を連通する入口ポート50を有する。排 気ダクト46及び回転自在のスリーブ48からなる構成は、本願と同日付けで出 願した継続中の出願に更に詳細に示してあり、これについては、これ以上詳細に は説明しない。クランクシャフト28が回転するとき、排気弁がスリーブ48の 内部を通路44に連続的に連結し、これによって排気ガスを排出できるようにす るということは理解されよう。 燃料は、燃焼室54に配置された噴射装置52を通してシリンダ18に供給さ れる。燃料は、ピストン22がシリンダヘッド20に近づくときに噴射され、燃 焼を開始し、ピストン22をシリンダ18に沿って強制的に移動する。燃料は、 夫々のシリンダ内でのピストンの移動の位相が漸次連続的に変化するように、調 時された順序でシリンダ18の各々に噴射されるということは理解されよう。 第2図で最もよくわかるように、ピストン22の各々はピストンクラウン60 を有し、このクラウンから円筒形の周壁62が垂下している。クラウン60は、 壁62との間に一体の構造を構成するため、壁62の上縁部に溶接されている。 壁62の半径方向外面64は、クラウン60に向かって半径方向内方にテーパし ている。テーパは、平行な状態から1/2°程度であり、そのため、クラウンと 隣接した壁62間の隙間はクラウンから遠方の壁間の隙間よりも大きい。壁62 の外面64には周溝66が形成されており、各周溝には以下に更に詳細に説明す るピストンリング68が入っている。壁62の半径方向内面70には、クラウン 60の下側に向かって差し向けられた周囲ギャラリーを形成するため、参照番号 72が附してあるようにアンダーカットが設けられている。半径方向外面64は 、アンダーカット72と隣接して位置決めされた端壁76で終端し、一連の通路 78がアンダーカット72と端壁76の半径方向内側部分との間を延びている。 円筒壁62は、ベアリング支持構造80と一体に形成されており、このベアリ ング支持構造80はアンダーカット72と隣接して壁62に接続する。支持構造 80は、円筒形ハウジング84まで内方に延びる円錐形のシェル82を有し、こ のシェル82にはその内側と外側との間を連通する楕円形の開口部98が設けら れている。ハウジング84は、ベアリングアッセンブリ88を受け入れるためク ラウン60から遠ざかる方向に向いた凹所86を有する。この凹所86の端壁9 0の外面92は、クラウン60の下側74に向かって差し向けられている。外面 92には、凹所86まで延びるボア96を備えた中央尖頭部94が形成されてい る。ボア96は、流体を凹所86からクラウン60に向かって比較的高速で差し 向けるためのノズルを構成する。 円錐形シェル82は、円筒壁62の端壁76からハウジング84を通って延び る円筒形支持体100によって取り囲まれている。円筒形支持体の上端102は 、支持構造80の円筒形の外面104に載っており、ハウジング84の円筒形の 外面108と係合する半径方向内方に差し向けられたフィンガ106を反対端に 有する。 支持体100には、一対の周溝112を半径方向外面に有するスカート110 が一体に形成されている。溝112には、以下に更に詳細に説明するピストンリ ング114が入っている。 スカート110には、フィンガ106と同様の半径方向内方に延びるフィンガ 116が形成されているが、これらのフィンガは、保持ナット118の外面と係 合する。ナット118はハウジング84の外面にねじ込んであり、ベアリングア ッセンブリ88を凹所86内に保持する。 ベアリングアッセンブリ88は、一対の円筒形シェル120、122を有し、 これらのシェルの各々は、その一部に球形のキャビティ124、126を夫々有 する。シェル120、122は、グラファイト、青銅、又は焼結金属複合材料等 の適当な材料から形成されており、連結ロッド24の一端に形成されたボール端 128をぴったりと包囲している。シェル122の中央ボア130はボア96と 整合しており、スラストベアリング132によって凹所86の端壁90から離間 されている。スラストベアリング132には、シェル122と支持構造80との 間に流体力学的ベアリングを構成するためスラストベアリング132の面に亘っ てオイルを供給する一対の横溝134が形成されている(第5図参照)。 第1図で最もよくわかるように、連結ロッド24はボールジョイントアッセン ブリ136で揺動歯車26に枢着されている。ボールジョイントアッセンブリ1 36は、連結ロッド24に取り付けられたボール136及びこのボール136を 受け入れるため一部が球形のキャビティ142を有するグラファイト製のシェル 140を有する。更に、連結ロッド24には中央長手方向ボア144が設けられ ており、このボアは、シェル122の中央ボア130と整合し、シェル140の 同様の中央ボア146と整合している。ボア146は、揺動歯車26及びクラン クシャフト28を貫通した内部通路148に連結されており、この通路は、ピス トンが往復動するとき、所定量のオイルを通路148を通して連結ロッドに沿っ て凹所86まで送出する。 円筒形支持体100が端壁76と円筒壁62の半径方向面148とスカート1 10との夫々の間を延び、環状凹所150を構成するということが第2図からわ かる。円筒形スリーブ152は、壁76と面148との間の凹所内に配置され、 その半径方向内面は円筒形支持体100で支持されている。スリーブ152は、 オイルで含浸できる多孔質構造を持つ材料で形成されている。適当な材料は、グ ラファイト又は青銅である。スリーブ152の半径方向外面154は、ライナ1 6の半径方向内面に対する支持面を構成し、ピストン22を往復動中に支持する 。スリーブ152のオイルで含浸したグラファイトは、ライナ16とピストン2 2との間の摩擦係数を低くすると同時に、ピストン22をライナ16内で整合し た状態に維持するための比較的大きな支持面積を提供する。 スリーブ152の半径方向内面の隅部が通路78と重なっており、そのため、 アンダーカット72内のオイルは通路78を通り、スリーブ152の母材内に通 過して前記母材を飽和状態に維持することができる。 オイルがスリーブ152からライナ16の表面上に付着するため、第6図に更 に詳細に示すピストンリング構造を使用するのが好ましい。クラウン60に最も 近い溝66内に配置されたピストンリング68a、68bは、ライナ16と当接 する矩形の面156を有する。リング68a及び68bの主な目的は、燃焼生成 物の流れが円筒壁62を通過しないようにガスシールすることである。参照番号 68cを附した、円筒壁62の第3リングはアンダーカット面158を有し、そ のため、後縁160はライナ16の壁と線で接触する。リング68cの目的は、 ピストンの降下時に、即ち、ヘッド20から遠ざかるように移動するときに、ラ イナの壁からオイルの薄膜を除去し、燃焼プロセス中にオイルが燃焼しないよう にすることである。 スカート110のリング114は、本質的にはオイル制御リングとして使用さ れる。第1リング114aは、矩形の外面162を有し、半径方向内縁部が参照 番号163が附してあるように面取りしてあり、溝112内で僅かに揺動できる ようになっている。リング114b及び114cは、共通の溝112内に配置さ れており、ピストン22の往復動中にタンデムをなして作動する。リング114 bはテーパした外面164を有し、これは、ピストン22がシリンダヘッド20 から遠ざかるように移動するとき、ライナ16からオイルを除去するのに役立つ 。ライナから除去されたオイルは、溝112内に通り、スカートの内部通路16 6を通過し、ピストンの下でシリンダ18に入る。ピストンリング114cは、 ピストン22のシリンダヘッド20に向かう移動中に作用し、フック状の前縁1 68を有し、ピストンが前進するときにこれがオイルをライナから除去する。こ の場合も、除去されたオイルは内部通路166を通過し、シリンダ18に入る。 かくして、ピストンリング114b及び114cは、ライナの表面からオイルを 除去し、これを内部通路166を通して圧送するためのリングの相補的対として 作用する。 ピストン22は、スリーブ152を円筒形支持体100上に配置し、次いで、 この支持体を支持構造80の外面104上に配置することによって容易に組み立 てることができるということに着目されたい。これと同時に、ハウジング84は フィンガ106によって支持され、その結果、ハウジングが安定的に支持体され る。ピストンの構成要素は、スリーブ152が円筒壁62、スカート110、及 び円筒形支持体100によって半径方向及び長手方向で支持されるようにナット 118によって保持される。 作動に当たっては、連結ロッド24のボア144を通して供給されたオイルは 、ボア96を通ってクラウン60の下側74上に放出され、オイルはここで熱を クラウン領域から奪う。熱を奪うことによってピストン内に分散されたオイルの 温度が上がり、そのうちの幾分かがアンダーカット72内に集められ、オイル供 給ギャラリーを形成する。オイルは、内部通路78を通してスリーブ152の母 材構造を補給するのに使用でき、余分のオイルは円錐形シェル82の開口部98 を通り、フィンガ106、116を通り、シリンダ内に戻る。ピストンリング6 8と隣接して遭遇する高温により、ギャラリー内に集まったオイルは効果的に過 熱 され、これによって、スリーブ152内へのその吸収が促される。クラウン60 は、燃焼プロセス中に加わる温度に抗するため、耐熱合金材料から形成されるの がよい。便利には、クラウン60は超合金製のシートをダイで打ち抜き加工し、 次いで鋼製の壁62に溶接するのがよい。スカート110及び円筒形支持体10 0には高温が加わらないため、便利には、アルミニウムからつくってピストンの 質量を減少させるのがよい。更に、スリーブ152が設けられているため、スカ ート領域には側方荷重が加わらない、このスリーブが設けられていない場合には 、スカート110に耐摩耗材料が必要とされる。多孔質のスリーブ152を使用 することによって、ピストンとスリーブとの間で潤滑オイルを連続的に供給でき 、シリンダ内でのピストン22の往復動が容易になる。しかしながら、円筒壁の 位置及びピストンリングにより、ベアリング材料には燃焼生成物の過酷な環境が 作用しない。 更に、支持体100内でのベアリングハウジング84の位置により、ベアリン グアッセンブリ88は燃焼生成物から保護される。これは、ピストンが吸気ポー ト及び排気ポートを横切って移動する2サイクルエンジンでピストンを使用する 場合に特に有利である。 上述の実施例は、ベアリング材料を自立形スリーブと考えている。しかしなが ら、大量生産では、支持体100の外面を粗くし、粗くした表面上にグラファイ ト支持材料を付着させるのが好ましい。このように、ベアリング材料は必ずしも 自立形でなくてもよく、厚さは最少3.175mm(1/8インチ)程度であるの がよい。付着後、グラファイトを研削して最終寸法にするのがよい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月11日 【補正内容】 PCT第34条(2)(b)に基づく補正の翻訳 (請求の範囲の全体を以下のものに差し替える) 請求の範囲 1.内燃エンジン用のピストンにおいて、 クラウンと、 該クラウンに亘って延び且つ前記クラウンから垂下した円筒壁と、 前記ピストンを収容したシリンダの壁に対してシールするためのピストンリン グを支持する、前記壁に設けられた少なくとも一つの周溝と、 前記壁の半径方向内方に配置され、前記ピストンを収容したシリンダの壁に対 してシールするためのピストンリングを支持する少なくとも一つの周溝を持つ環 状スカート部分まで前記ピストンに沿って軸線方向に延びる円筒形支持部材と、 前記円筒壁に連結され、前記ピストンを連結ロッドに連結するためのベアリン グを収容するため前記支持部材内に配置されたベアリング支持体と、 前記支持部材上に配置され、前記円筒壁と前記スカートとの間を延びるベアリ ング材料から形成された円筒形ベアリング部材とを有し、 前記ベアリング部材は、前記シリンダ内で摺動運動するように前記ピストンを 支持するため、前記円筒壁と係合できる半径方向外面を有し、 前記ピストンは、前記半径方向外面とは別の位置に、前記支持部材に対してオ イルを供給する内部通路を有する、ピストン。 2.前記オイルは、前記円筒壁と前記支持部材との接合部の通路を通して前記ベ アリング材料に供給される、請求項1に記載のピストン。 3.前記支持部材内にはオイルを前記クラウンに差し向けるノズルが設けられて いる、請求項1に記載のピストン。 4.前記クラウンに衝突するオイルの一部が、前記ベアリング材料に供給される 、請求項3に記載のピストン。 5.前記クラウンに衝突した後のオイルを受け入れてこれを保持するため、ギャ ラリーが前記ベアリング支持体と前記周壁との接合部に設けられている、請求項 4に記載のピストン。 6.通路が前記ギャラリーから前記ベアリング材料まで延びている、請求項5に 記載のピストン。 7.前記ノズルは、前記ベアリング支持体によって支持されている、請求項3に 記載のピストン。 【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI F02F 3/00 301 Z 6965−3G F16J 1/08 9327−3J 1/22 9327−3J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃エンジン用のピストンにおいて、 クラウンと、 該クラウンに亘って延び且つ前記クラウンから垂下した円筒壁と、 前記ピストンを収容したシリンダの壁に対してシールするためのピストンリン グを支持する、前記壁に設けられた少なくとも一つの周溝と、 前記壁の半径方向内方に配置され、前記シリンダの壁に対してシールするため のピストンリングを支持する少なくとも一つの周溝を持つ環状スカート部分まで 前記ピストンに沿って軸線方向に延びる円筒形支持部材と、 前記円筒壁に連結され、前記ピストンを連結ロッドに連結するためのベアリン グを収容するため前記支持部材内に配置されたベアリング支持体と、 前記支持部材上に配置され、前記円筒壁と前記スカートとの間を延びるベアリ ング材料から形成された円筒形ベアリング部材とを有し、 前記ベアリング部材は、前記シリンダ内で摺動運動するように前記ピストンを 支持するため、前記円筒壁と係合できる半径方向外面を有する、ピストン。 2.オイルが前記ベアリング材料に供給される、請求項1に記載のピストン。 3.前記オイルは、前記円筒壁と前記支持部材との接合部の通路を通して前記ベ アリング材料に供給される、請求項2に記載のピストン。 4.前記支持部材内にはオイルを前記クラウンに差し向けるノズルが設けられて いる、請求項2に記載のピストン。 5.前記クラウンに衝突するオイルの一部が、前記ベアリング材料に供給される 、請求項4に記載のピストン。 6.前記クラウンに衝突した後のオイルを受け入れてこれを保持するため、ギャ ラリーが前記ベアリング支持体と前記周壁との接合部に設けられている、請求項 5に記載のピストン。 7.通路が前記ギャラリーから前記ベアリング材料まで延びている、請求項6に 記載のピストン。 8.前記ノズルは、前記ベアリング支持体によって支持されている、請求項4に 記載のピストン。
JP6511551A 1992-11-12 1993-11-10 ピストン Pending JPH08505916A (ja)

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