JPH08505471A - 力センサ - Google Patents

力センサ

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JPH08505471A
JPH08505471A JP6515685A JP51568594A JPH08505471A JP H08505471 A JPH08505471 A JP H08505471A JP 6515685 A JP6515685 A JP 6515685A JP 51568594 A JP51568594 A JP 51568594A JP H08505471 A JPH08505471 A JP H08505471A
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アルフォート,ニック
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Abstract

(57)【要約】 力センサが、力が加えられる少なくとも1つの検出素子14を備えている。この検出素子は前記力に応じて自己の電気的特性を変化させ、前記検出素子を流れる電流が測定される。この検出素子14は厚膜抵抗層を備え、前記電流は、加えられた前記の力の方向にこの検出素子14を通って流れる。

Description

【発明の詳細な説明】 力センサ 技術分野 本発明は、少なくとも1つの検出素子(sensing element)を備えた力センサ に関し、測定すべき力をこの検出素子に加えると、この検出素子は前記力に応じ てその電気的特性、典型的にはその電気抵抗を変化させる。測定の期間中、電流 が検出素子に流れるように電圧がこの検出素子に印加される。電気抵抗(インピ ーダンス)は加えた力によって決まるので、測定した電流は加えた力の関数であ りこの電流を測定することによってまたこの力を間接的に測定する。 物体に力を加えると、この物体はまた圧力を受ける。従って、以下の説明は「 力」という用語のみに言及しているが、このことは、圧力がセンサに加えられて いる実施例を常に含んでいるのである。 背景技術 いわゆるサンドイッチ設計を使用した力センサが知られている(DE-A-28 54 0 80)。このような公知のサンドイッチ設計では、導電性カーボン・ファイバを含 有した非導電性で弾力性を有するエラストマが検出素子として使用される。この 検出素子は接点素子(contact elements)の間にサンドイッチされ、その結果、 力は弾力性を有するエラストマの平らな層に対して、同層の平面に垂直な方向に 加えられる。電極がエラストマ層の、相対向する表面と接触し、このエラストマ 層が力によって圧縮されると、同層の電気的インピーダンスが減少するが、これ は、前記導電性カーボン・ファイバがこのエラストマ層の前記平面に対して垂直 な方向に配向されているからであり、従って、圧縮の期間中、より多くのカーボ ン・ファイバが電極間に電流を導通させ、その結果圧縮力の関数として抵抗が減 少す ると信じられている。 エラストマ層を横切る方向に、即ち、加えた力の方向に配向された導電性カー ボン・ファイバを含有する、弾力性のあるエラストマによって構成されるこのよ うなシステムでは、加えた力の方向で電流の大きさを測定する以外の方法は存在 しない。エラストマを使用したこのようなセンサ構造体の製造には短絡に関する 技術的な問題を伴わないが、これはこのエラストマが典型的にはミリメートルの 範囲の厚さを有しているからである。 従来技術では、力センサを製造するためにいわゆる厚膜技術を使用することが また知られている(DE-A-38 18 191とDE-A-41 11 148)。この従来技術によれば 、予め印刷された電気接点(pre-printed electrical contacts)を有する下部 支持材料上に抵抗性のペースト材料(paste material)を印刷し、これによって これらの電気接点を接続して電流の流れる経路を設ける。次に、第2上部基板を この柔らかい抵抗性のペースト材料上に取り付け、これを硬化すること(curing )によって上部支持材料と下部支持材料とを接着する。力(測定すべき)はこれ らの上部及び下部支持材料を介して加えられる、即ち、この力はこの層状の検出 素子に対してこの層の平面に垂直な方向に加えられる。しかし、このような周知 のセンサ・システムでは、電流は、加えた力の方向には測定されず、この力に垂 直な方向に、即ち、サンドイッチされた抵抗層の平面内で測定される。これには 下記の理由がある。 この技術分野でよく知られているように、厚膜技術には印刷工程が含まれる。 厚膜抵抗層(thickfilm resistive layer)の厚さは厚膜の抵抗性インク(thick film resistive ink)の印刷厚さによって決まり、これは本来印刷スクリーンの フレームのメッシュのサイズ(mesh size)に依存するが、副次的には印刷を行 う回数によっても影響される。 厚膜技術によってセンサ構造体を製造する場合、もしこのような構造体を流れ る電流が(従来技術に反して)サンドイッチ面に垂直に、即ち、加えた力の方向 に流れれば、サンドイッチ構造体の上部電気接点と下部電気接点の間の短絡に関 して大きな問題が発生する。このような短絡は、印刷不良に起因するものである 。特に、層の平面に垂直な方向にある小さなピンホールが、加熱処理された抵抗 性インク(fired resistor ink)内に存在すると、このような短絡の発生する可 能性がある。抵抗層内の、このような孔が次のプロセスのステップで、上に重ね る電気接点の導電性材料によって後で埋められるので、上部接点と下部接点の間 に短絡が発生する。従って、従来技術の厚膜力センサでは、電流は加えた力に垂 直な方向に、即ち、抵抗層の主要平面に平行な方向に流れる(先に引用した従来 技術の文献と比較されたい)。 力センサと関連して厚膜技術の別の大きな問題が、接合の拡散(junction dif fusion)によって引き起こされる。近接した加熱温度及びまたは溶融温度を有す る2つ以上の異なったペースト材料を加熱処理する場合、すなわち混合ボンディ ング・メカニズムによる場合、隣接した2つのペーストの間の接合領域が流れて 或程度共に混ざり合う(拡散する)ことに留意しなければならない。もし厚膜抵 抗(thickfilm resistor)がサンドイッチ接点の間で1000μmを超える厚さ を有していれば、この流れ(reflow)によって大きな問題は発生しない。しかし 、例えば、抵抗厚膜層(resistive thickfilm layer)が30乃至80μmの厚 さを有しているに過ぎなければ、これによって部分的または完全な短絡に関する 問題がひき起こされ、この場合導電ペースト(conductor paste)の抵抗ペース ト(resistor paste)への拡散(浸透率)が大きくなる。 更に、自由銀イオンを含有する接点材料を使用すると、湿気が存在し得る場合 と電界の存在する場合には、銀の移動する危険性があるという、長期間に渡る問 題がまた発生する可能性がある。 更に、厚膜ペースト材料内に有機化合物が含有される結果として、電極間に電 気的短絡の発生する可能性がまた存在する。加熱、及びまたは乾燥の工程中に、 このような有機化合物はガスを発生する可能性があり、これらのガスは、導電性 粒子を有するペーストを通って上方に浸透し、このことによって、検出素子を横 切る短絡を発生する可能性がある。厚膜技術に於ける、短絡と関連するこれらの 多くの問題のため、従来技術においては厚膜層の本体を介して電流の大きさを測 定して来たのであり、加えた力の方向への比較的小さいこの層の部分を介してこ の電流の流れを測定してはいなかった。 発明の開示 本発明の根底にある技術的な課題は、高い測定感度と、高い信頼性と、加えた 力(または圧力)の位置(location)に対する不感性とを有する力センサを提供 することである。このセンサは、また比較的コンパクトにできる。 請求の範囲で説明するように、本発明は、検出素子に対する厚膜技術(これは 前述のように公知である)と、加えた力の実質的方向に流れる電流とを組み合わ せることによってこの問題を解決するものである。 本発明によれば、サンドイッチ型の力センサに於いて、抵抗層(検出素子)に 対して厚膜技術が使用され、ここで検出素子層の平面に垂直な方向に加えられた 力が変化すると、この検出素子における対応する部分(即ち、この層の平面に垂 直な部分)の抵抗に変化が生じ、従ってこの力の方向に流れる電流に変化が生じ る。この抵抗及び電流の変化は前記厚膜抵抗層をサンドイッチしている接点素子 によって直接測定することができ、この場合、これらの接点はこの抵抗層の両側 に存在する。このような構成では、力の方向に於ける抵抗の変化はこの力に垂直 な方向に於ける抵抗の変化よりも大きい。この利点が本発明によって利用される 。更に、本発明によれば、測定信号は、また、力を加えた位置から比較的独立し ている。 本発明の好適な実施例は、従属請求項に述べられている。 本発明は、先に説明した種類の力センサを作る方法をまた含んでいる。 本発明の1つの好適な実施例によれば、この力センサにはセンサと組み合わせ てそれ自体公知のブリッジ回路(DE-A-41 11 148)が設けられている。このよう なブリッジ回路(例えば、ホイートストン・ブリッジ)は、抵抗層を作る印刷工 程中でサンドイッチ構造に集積するのが好ましい。他のブリッジ構成要素はセン サの他の構成部品と共に同一の支持基板に少なくとも部分的に印刷される。この 結果、温度特性が改良される。更に、センサと増幅器のアセンブリとをコンパク トに作るため、信号増幅器を支持基板(support substrate)にまた集積するこ とも可能である。 本発明による力センサの幾つかの実施例を以下で図面を参照して説明する。 図面の簡単な説明 第1図は、力センサの第1実施例の断面図である。 第2図は、力の方向から見た第1図の力センサの部分破断平面図である。 第3図は、第1図と第2図の力センサと等価な電気回路を示す図である。 第4図は、力センサの第2実施例の断面図である。 第5図は、第4図の力センサの平面図である。 第6図は、第4図と第5図の力センサと等価な回路を示す図である。 第7図は、力センサの第3実施例の断面図である。 第8図は、第7図の力センサの平面図である。 第9図は、第7図と第8図の力センサと等価な回路を示す図である。 第10図は、力センサの第4実施例の断面図である。 第11図は、第10図の力センサの平面図である。 第12図は、第10図と第11図の力センサと等価な回路を示す図である。 第13図は、力センサの第5実施例の断面図である。 第14図は、第13図の力センサの平面図である。 第15図は、第13図と第14図の力センサと等価な回路を示す図である。 第16図は、力センサの第6実施例の断面図である。 第17図は、第16図の力センサの部分破断平面図である。 第18図は、第16図と第17図の力センサと等価な回路を示す図である。 第19図は、ブリッジ回路を有する力センサの平面図である。 第20図は、ブリッジ回路とダミー・センサ(dummy sensor)とを有する力セ ンサの平面図である。 第21図は、ブリッジ回路を有する力センサの、他の実施例であり、ここでダ ミー・センサとセンサとは一体化されている。 発明を実施するための最良の形態 力センサの実施例の以下の説明に於いて、同一または類似の機能を有する素子 または部品は、同一の引用符号によって示される。 図に示すように、支持基板10が設けられ、この基板は、例えばAl23(ア ルミナ)のような、セラミック材料で作られる。この支持基板10上には下部接 点素子12を構成する。この下部接点素子は導電性材料で作られている。この下 部接点素子12の上には、検出素子14が配設されている。この検出素子14は 、1つの厚膜抵抗層または一連複層の厚膜抵抗層によって実現される。この検出 素子14の上には、上部接点素子16が配設されている。 測定すべき力Fは図中では矢印によって示される、即ち、この力Fは平らなサ ンドイッチ構造の主要平面に対して垂直に加えられる。例えば、この力Fはスタ ンプ(stamp)18によって力センサに加えられ得る。 第1図と第2図に示されるように、上部接続トラック(upper connecting tra ck)20が、上部接点素子16のレベルから支持基板10のレベルに延び下がっ て取り付けられる。下部接触トラック22によって、下部接点素子12用の電気 端子が設けられる。 第1図と第2図に示すように、検出素子14は下部接続トラック22以外では 下部接点素子12に重なっている。上部接点素子16は、これもまた第1図と第 2図に示すように、下部接点素子12と上下方向で重なっている。更に、上部接 点素子は、下部接点素子と少なくともほぼ同一の寸法を有している。 トラック22及び対応する接点素子12に使用される材料は、この実施例では 同じである。 検出素子14は、下部接点素子12の上に印刷した厚膜抵抗層によって設けら れる(下記を参照)。 上部接点素子16は、抵抗材から成るオーバラップしている検出素子14によ って下部接点素子12から短絡しないよう分離されている。すなわち電気的接触 が防止されている。第2図に示すように、上部接続トラック20は、2つのトラ ックの間の短絡を回避するため、下部接続トラック22に対してオフセットした 角度を有している。 第3図は、前述した力センサの等価回路を示す。力Fの大きさに応じて、検出 素子14、即ち、抵抗性厚膜層はそのインピーダンスを変化させ、従って、上部 及び下部接続トラック20、22の間に流れる電流iはこれに従ってその大きさ を変化させる(勿論、もし電圧をこれらの接続トラックに印加すれば)。これら の図に於いて、電流iの方向は矢印によって示す。 第4図乃至第6図は力センサの、他の実施例を示し、ここで下部接点素子は少 なくとも2つの別個の平らな素子に細分化されている。2つの下部接点素子の細 分化した各領域12、12aと下部接点トラック22、22aとが接続される( 第5図)。第4図乃至第6図の実施例では、上部接点素子16に対する接続トラ ックは存在しない。この実施例によって、下部支持基板10上のみに接続トラッ クを有するという利点が提供される。これらの下部接点部材12、12aはギャ ップ24によって分離されている。この力センサの主要な導電経路(電流の流 れ)は、第1下部接点素子12からこの接点素子の上に位置する検出素子14の 領域を通って上部接点素子16に至り、次にこの上部接点素子16に沿いその次 に前記検出素子14の第2領域を通って第2下部接点素子12aに至るものであ る。電流が少なくともその経路の一部にわたって力F(図では常に太い矢印によ って示す)の方向と平行に流れることを、このことは意味する。 第4図乃至第6図の実施例では、第2小電流経路が存在し、この電流経路は第 1下部接点素子12から、ギャップ24内に配置された抵抗材(検出素子14と 同一でもよい)を通って第2下部接点素子12aに至るものである。このギャッ プの影響は小さいが、このギャップ24の寸法を大きくすることによって、及び またはこのギャップから抵抗材を省くことによって更に小さくすることができる 。 第6図によれば、電流は下部接続トラック22から他方の下部接続トラック2 2aに流れ、加えられた力Fの大きさを示す。 第7図乃至第9図は、上部多重接続の可能性を提供するために上部接点素子1 6に追加した接続トラック20を除いて、第4図乃至第6図の実施例に対応する ものを示す。 第10図乃至第12図は力センサの他の実施例を示し、この場合、印刷工程 の順序が変更され、その結果、上部と下部の接点素子12、16と、上部と下部 の接続トラック20、22との形状が、第4図乃至第9図に示す実施例と比較し て検出素子14に関し反対側に印刷される。この実施例は、前記説明に照らして 、第10図乃至第12図から明らかである。 第13図乃至第15図に示す実施例は、下部接点素子12に追加した接続トラ ック22を除いて、第10図乃至第12図の実施例に対応するものであるが、第 13図と第15図に示すように2つの異なった力F1とF2とが加えられ、これら の2つの力F1とF2は、力F1とF2とをそれぞれ受ける検出素子14のそれぞれ の領域の抵抗(インピーダンス)の変化によって個別に測定することができる。 これは、また第7図乃至第9図にも適用することができる。 第16図乃至第18図は、力センサの他の実施例を示し、ここで、このセンサ の構造は、このセンサ構造を構成する異なった層の領域内に貫通孔26を有して いる。第16図と第17図とに示すこの孔26は円柱形状を有するが、他の形状 もまた有することができる。例えば、長孔(open slot)を支持基板とこの支持 基板上の全ての他の素子に形成することができる。 この孔26は機械的要素を挿入するのに使用することができ、この要素によっ て、支持基板10と素子12、14及び16とは、測定すべき力Fが加えられる 前に、一定のバイアス(bias)を与える圧縮力を受ける。 支持基板10の材料は非導電性材料、例えば、96%の酸化アルミニウムであ るが、また導電性材料の外部表面の一部を、例えば、酸化物で被覆するかガラス 膜で被覆するかして非導電性にした金属構造でもよい。 これまでに説明した実施例(と以下の実施例と)では、加熱処理された厚膜抵 抗材(fired thickfilm resistive meterial)が検出素子14として使用され、 加えられた力(または圧力)に関連する電気信号(電流)は、同検出素子14に おいて、この加えられた力の方向と同じ方向にある。 この検出素子14は、ガラス体内に固定された導電性金属原子を含有するアモ ルファス構造を有し、ここでこの検出素子14のインピーダンスは導電性原子の 外部軌道電子の電離に依存する。この電離は、従って検出素子14のインピーダ ンスは、力を加えることによって変化させることができる。加えられた力によっ て生ずる、抵抗層の厚さのひずみの絶対的な大きさは、ミクロンで測定される。 力をセンサ構造の上部接点素子16の面に対して垂直な方向に加え、支持基板 10を固定すると(動かないようにまたは曲がらないように)、検出素子14の 抵抗値の変化が生ぜしめられ、この場合、この抵抗値の変化は電流を測定するこ とによって測定され、この測定された信号は、加えられた力に比例する。もし支 持基板10を、荷重下で歪まないように取り付ければ、出力インピーダンスの変 化は、力の方向に於ける抵抗層のみの微細な圧縮に起因するものである。一方、 もし支持基板10を、荷重下(歪みゲージ・モード)で、センサ構造の曲がりを 許容するように取り付ければ、検出素子14の抵抗層の出力インピーダンスの変 化はより大きいが、力は支持基板10の曲げ強度までに制限される。動作モード の選択は、センサのハウジング(図示せず)の形状によって実行することができ る。 これまでに説明した実施例(及び以下の実施例)に示されたセンサは、図に示 すセンサの最上面、即ち、上部接点素子16の上面と、力を加えるための機械部 分の面、例えば、スタンプ18との間に塑性変形媒体を使用することによって修 正することができる。すなわち、この塑性変形媒体は、表面の全ての非平坦部分 を補償する。この塑性変形媒体には、その表面をセンサと、力を加えるためのそ の他の機械部品(例えば、スタンプ18)との表面に適合させるように、製造工 程の期間中に予め負荷を加えることができる。この予め加える力はセンサの通常 の動作時負荷を超えてもよい。 検出素子を横切る短絡に関する前述の困難を回避するため、検出素子内の個々 の層の特性は、他の層に関連して考慮されなければならず、これらの材料層の接 着剤及び、または相対的な融点及び不可逆化学反応開始温度(firing point)は 適切に選択されなければならない。特に、技術を混合することが有利であり、例 えば、1つ以上の接点素子12、16は、薄膜技術によって実現することができ る。 例えば、第1図乃至第17図に示す力センサの実施例は、以下のようにして作 ることができる。 下部接点素子12と、もし必要であれば、下部接続トラック22とには、同一 の材料を使用することができる。これらの導電部分用の好適な材料は、セラミッ ク基板10に接着するために酸化物ボンディング・メカニズム(oxide bonding m echanism)を使用する材料である、即ち、導電ペーストは加熱工程(約850℃ )の期間中に化学反応を受けるが、この化学反応は更なる再加熱の期間中には不 可逆性のものである。このようなペーストを使用して下部接点素子12と接続ト ラック22とは支持基板10上に印刷され、次にメーカの指示に従って乾燥され 加熱される。または、下部接点素子12には、フリット接着ペースト(frit bon ding paste)と共に厚膜抵抗性ペーストを使用することが可能であり、この場合 、選択したペーストに含まれているガラス・フリットの融点は検出素子14の抵 抗性ペースト材料の最高加熱温度を超える。 検出素子14を構築するために、次に前記の加熱処理された下部接点素子12 に対して圧膜ペーストの層を印刷する。この検出素子14の材料として850℃ の最高温度で加熱するように設計されたペーストのファミリーから1つのペース トを選択するのが好ましい。このようなペーストのボンディング・メカニズムは 、いわゆるフリット・ボンディング(frit bonding)である。このペーストは加 熱工程の期間中に溶融する、微細なガラス粒子(フリット)を含有し、これらの フリットの溶融温度は、抵抗性ペーストの最高加熱温度未満である。従って、冷 却する場合、この構造はこれらの固形化したガラス粒子によって一緒に保たれる 。ガラス・フリットがその溶融温度を超える温度に再加熱される場合、この接着 (bond)は温度に依存する。もしこのような温度に到達すれば、ボンディング・ メカニズムが分解し、このことによって、ガラス構造内で以前に固定されていた 粒子が、自由に移動できる。抵抗層を通過するピンホールの問題を回避するため (短絡を避けるため)抵抗をすくなくとも2つの抵抗層で印刷することができ、 その後抵抗性インクの各印刷の乾燥を、例えば150℃で約15分間オーブン内 で行う。この時間はインク材料の容積と、抵抗性ペーストの溶剤の含有量とに応 じて調節することができる。 印刷した抵抗層が必要な乾燥厚さになれば、乾燥したインク層を加熱して下部 接点素子12と指示基板10とに付ける。必要な合計印刷厚さに応じて、検出素 子14の抵抗層を、最終印刷厚さが達成される前に、少なくとも1つの中間状態 で付加的に加熱することができる。 上部接点素子16と、もし必要であれば、接続トラック20に対して、再び同 一の導電性材料を使用することができる。例えば、融点の低いガラス・フリット を使用して結合するペースト材料などである。この低融点のフリットは、下にあ る検出素子14の抵抗層内に含まれているガラス・フリットの融点よりも低い温 度で溶融し加熱処理される。上部接点素子16を作るためのペーストを検出素子 14の、加熱処理された抵抗性材料上に印刷し、次にオーブン内で乾燥し、その 後メーカの指示に従って加熱して検出素子14上に付ける。 検出素子14の抵抗層の、加熱後の厚さは、5乃至100μmの範囲にあるの が好ましく、5乃至50μmであるのが最も好ましい。 第19図乃至第21図は、ブリッジ回路を含むことによる、前述の力センサの 変形例と特別の用い方とを示す。 第19図の実施例では、ブリッジ回路に対する電圧は、入力端子38、38a にわたって印加される。抵抗34のインピーダンスは、例えば、ブリッジの、必 要な感度を達成するための、レーザーによる校正または同様の研磨技術によって 調節することができる。 第19図に示すように、ブリッジの構成要素、特に、少なくとも1つの別個の 校正用抵抗34を含めて抵抗30、32、34と36はセンサ構造28と共に支 持基板10上におさめることができる。第19図乃至第21図における引用符号 28は、例えば、第1図乃至第18図中の1つによる力センサを示す。 ブリッジの抵抗と、接続トラック(線)と、もし必要であれば、信号増幅器に 関連する抵抗とはセンサ構造28の印刷及び加熱工程の間に加工することができ 、この場合、これらの抵抗の加熱は検出素子14の厚膜抵抗の最終加熱と同時に 行 うことができる。 第19図に示す実施例では、抵抗32とセンサ構造28は異なった抵抗ペース ト材料と、また、非常に異なった構造形態とを使用している。この結果、これら 2つの構成部品は通常、異なった抵抗温度係数を有している。これらの2つの材 料の違いは、温度と関連して最終出力信号がいかに安定しているかを示すのに役 立つ。 第20図は、温度補償の問題に対して特性を改良した設計を示す。この実施例 では、第19図における抵抗32が抵抗40に置き換えられている。この抵抗4 0は検出素子14(下部接点素子と上部接点素子の間にある)の抵抗材の面積と 厚さとに関してセンサ28のコピーに近いものである。更に、ダミー・センサ( dummy sensor)40とセンサ28との抵抗層に使用されるペースト材料は同一の ものである。センサ28とダミー・センサ40とを構成する個々の層は、双方の 、印刷した部分に於ける全ての厚さの差または材料の差を等しくするために、同 一の、スクリーン印刷のフレーム、またはスクリーン印刷のアプリケータの同一 の行程(pass)を使用して印刷されなければならない。 第19図における抵抗30と36の温度係数の、どのような差によっても、温 度に対する最終出力信号の安定性が決められる。従って、これらの抵抗30と3 6に同一のペースト材料を使用すると、温度補償が改善される。 校正抵抗30または36を選択するために、これらの抵抗30と36は、同じ 抵抗性インクの、異なった厚さによって、または再び同一のペースト材料を使用 してこれらの抵抗の、異なった縦横比など(長さ/幅)すなわちアスペクト比に よって印刷することができ、その結果、この校正抵抗の位置は全ブリッジ内の抵 抗部分の前記比によって与えられる。選択された校正抵抗(印刷工程によって選 択された)は、次に、例えば、レーザによる校正によって、所要のブリッジ出力 電圧のような点がTP1とTP2の間で達成される迄校正される。 ダミー・センサ40とセンサ28とはセンサとダミー・センサとの一つの結合 体にでき、これによってサイズが小さくなるという利点が提供される。第21図 はこのような集積の適用例を示し、この場合、ダミー・センサ40aの領域には 力が加えられていない。この図は第14図に見られるタイプにならったセンサの 設計を示すが、これに代えて、第8図に見られるタイプにならった設計を使用す ることもできる。 ブリッジ回路と共に力センサを作る場合、以下の説明の詳細が有効であること が分かった。 合計4つのスクリーン・フレームが使用される。 第1スクリーンは、支持基板上に下部接点素子を作るのに使用される。このス クリーンはステンレス鋼から作られ、325/平方インチのメッシュ密度(mesh density)を有している。メッシュの角度(angle of the mesh)は45゜である 。 第2スクリーンはブリッジの抵抗を作るのに使用される。このスクリーンはス テンレス鋼から作られ、200/平方インチのメッシュ密度を有する。メッシュ の角度は45゜である。 第3スクリーンは、検出素子の抵抗層を作るのに使用される。このスクリーン もまたステンレス鋼から作られ、200/平方インチのメッシュ密度を有してい る。メッシュの角度は45゜である。 第4スクリーンは、上部接点素子を作るのに使用される。これはステンレス鋼 から作られ、325/平方インチのメッシュ密度を有している。メッシュの角度 は45゜である。 個々の層を作るため、4種の厚膜ペーストが使用される。第1接点素子用に、 デュポン社製5723の金(DuPont5723 gold)を使用する。ブリッジの抵 抗用に、デュポン社製1939(DuPont1939)(10KΩ)を使用する。検 出素子とダミー・センサとの抵抗層用のペーストとして、ヒリウスR8291( Her aeus R8291)(1GΩ)を使用する。上部接点素子用にペーストとしてヒ リウスC4350の金((Heraeus C4350 gold)を使用する。これらのペ ーストは、スクリーン印刷機AMI PRESCO 465によって印刷される。 下部接点素子を作るには、下記の工程パラメータが良好な結果を生むことが分 かっている。 1.スクリーンから基板上面迄の距離: 0.762mm(0.030″) 2.スキージ硬度(squeegee hardness): 75ショア(shore) 3.スキージ力(squeegee force): 13N(1.3kg) 4.印刷速度: 11.43cm/秒(4.5″/秒) 5.室温での養生時間(rest time): 10分 6.乾燥時間/温度: 10分/150℃ 7.乾燥後の厚さ: 18μm〜20μm 8.BTUオーブンで850℃で加熱処理 9.加熱後の厚さ: 10μm ブリッジの抵抗を作るには下記のパラメータが良好な結果を与えることが分か った。 1.スクリーンから基板上面迄の距離: 0.762mm(0.030″) 2.スキージ硬度: 75ショア 3.スキージ力: 10N(1kg) 4.印刷速度: 11.43cm/秒(4.5″/秒) 5.室温での養生時間: 10分 6.乾燥時間/温度: 15分/150℃ 7.乾燥後の厚さ: 16μm 検出素子14を作るためには、下記のパラメータが良好な結果を与えた。 1.スクリーンからの距離(Snap off): 0.762mm(0.030″) 2.スキージ硬度: 75ショア 3.スキージ力: 10N(1kg) 4.印刷速度: 10.92cm/秒(4.3″/秒) 5.室温での養生時間: 10分 6.乾燥時間/温度: 15分/150℃ 7.前記ステップ1乃至6を4回繰り返して110〜120μmの 最終乾燥厚さを得る 8.加熱処理後の厚さ: 60〜70μm 上部接点素子を作るためには、下記のパラメータが良好な結果を与えた。 1.スクリーンからの距離: 0.762mm(0.030″) 2.スキージ硬度: 75ショア 3.スキージ力: 9N(0.9kg) 4.印刷速度: 11.94cm/秒(4.7″/秒) 5.室温での養生時間: 10分 6.乾燥時間/温度: 15分/150℃ 7.乾燥後の厚さ: 18μm 8.加熱処理後の厚さ: 10μm 上述した技術はハイブリッド技術及び、またはASIC技術(特定用途向け集 積回路技術)と組み合わせて使用することができ、このことによって、ブリッジ とセンサとして同一の支持基板10上に組み込まれた対応する回路要素と共に集 積信号増幅器を含めることができる。 センサ・アセンブリ(もし必要なら、ブリッジと増幅器とを含む)全体の外面 は、保護用のコーティングまたは絶縁用のコーティングとして作用するフイルム によって部分的にまたは完全に、気密にシールを行うことができる。 これまでに説明した種類のセンサは、車両のブレーキ・システム内に組み込む ことができる。測定された力に対応する信号を、ドライバがブレーキをかけよう としている力を示すための電子制御回路システムへの入力信号として用いること ができる。 更に、このような力センサを車両に使用し、ブレーキ・ランプの光の強度が測 定された力の大きさに応じて増加させられるようにこの強度を制御し、このこと によって他の後続車両のドライバに、改良された可視指示を与えることができる 。 また、ドライバが何か強いブレーキングを要求した場合に車両の危険警報ラン プを制御するために、このような力センサを使用することもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイク,リュディガー ドイツ連邦共和国、56283 ファッフェン ヘック、オーバーフェラーシュトラーセ 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの検出素子(14)を備えた力センサであって、当該力に応 じて前記検出素子(14)が自己の電気的特性を変化させるよう或る方向に前記 検出素子(14)に力が加えられ且つ電流が前記検出素子(14)を流れる前記 力センサに於いて、前記電流が前記力(F)の前記方向に少なくともそれの電流 経路の一部を流れ、前記検出素子(14)が、加熱処理された厚膜抵抗材である ことを特徴とする力センサ。 2.前記力が前記検出素子に加えられたとき、自己の電気的インピーダンスを変 化させる材料によって前記検出素子(14)が構成されていることを特徴とする 請求の範囲第1項記載の力センサ。 3.前記検出素子(14)が層形態を有し、少なくとも2つの接点素子(12、 16)の間にサンドイッチされていることを特徴とする請求の範囲第2項記載の 力センサ。 4.支持基板(10)と、下部接点素子(12)と、検出素子(14)としての 厚膜抵抗材と、上部接点素子(16)と、下部接続トラック(22)と、上部接 続トラック(20)とを備えた力センサであって、 前記下部接点素子(12)が前記支持基板(10)上に配置され、前記下部接 続トラック(22)が前記支持基板(10)の上面に於いて前記下部接点素子( 12)から延び、 前記検出素子(14)が抵抗性ペーストから作られて前記下部接点素子(12 )上に重なり、 前記上部接点素子(16)が前記下部接点素子(12)と上下方向で重なって 前記検出素子(14)上に配置され、 前記上部接点素子(16)から延びた接続トラック(20)が延び下がって前 記支持基板(10)に接触し、 その結果、前記下部接点素子(12)上に前記検出素子(14)を重ねること によって、短絡が前記上部接続トラック(20)と前記下部接点素子(12)と の間で防止されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のうち1つ に記載の力センサ。 5.支持基板(10)と、少なくとも2つの下部接点素子(12、12a)と、 厚膜抵抗材でできた検出素子(14)と、上部接点素子(16)と少なくとも2 つの下部接続トラック(22、22a)とを備えた力センサであって、 前記下部接点素子が前記支持基板上に配置され、前記下部接点素子から延びた 前記下部接続トラックが前記支持基板の表面上に配置され、 前記検出素子が前記下部接点素子上に重なり、 前記上部接点素子が前記検出素子上に位置して前記下部接点素子と上下方向で 重なっている ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のうち1つに記載の力センサ。 6.支持基板(10)と、少なくとも2つの下部接点素子(12、12a)と、 厚膜抵抗材でできた検出素子(14)と、少なくとも1つの上部接点素子(16 )と、少なくとも2つの下部接続トラック(22、22a)と、少なくとも1つ の上部接続トラック(20)とを備えた力センサであって、 前記下部接点素子が前記支持基板上に位置し、前記下部接続トラックが前記下 部接点素子から延びて前記支持基板上に位置し、 前記検出素子が前記下部接点素子上に重なり、 前記上部接点素子が前記検出素子上に位置して前記下部接点素子と上下方向に 重なって、 前記上部接点素子から延びた前記上部接続トラックが延び下がって前記支持基 板上に到達し、 その結果、前記下部接点素子上に前記検出素子を重ねることによって、短絡が 前記上部接続トラックと前記下部接点素子との間で防止されていることを特徴と する請求の範囲第1項乃至第3項のうち1つに記載の力センサ。 7.支持基板(10)と、下部接点素子(12)と、厚膜抵抗材でできた検出素 子(14)と、少なくとも2つの上部接点素子(16、16a)と、少なくとも 2つの上部接続トラック(20、20a)とを備えた力センサであって、 前記下部接点素子が前記支持基板上に位置し、 前記検出素子が前記下部接点素子上に重なり、 前記上部接点素子が前記検出素子上に位置して前記下部接点素子と上下方向で 重なって、 前記上部接点素子から延びた前記接続トラックが延び下がって前記支持基板上 に到達し、 前記下部接点素子上に前記検出素子を重ねることによって、短絡が前記上部接 続トラックと前記下部接点素子との間で防止されていることを特徴とする請求の 範囲第1項乃至第3項のうち1つに記載の力センサ。 8.支持基板(10)と、下部接点素子(12)と、厚膜抵抗材でできた検出素 子(14)と、少なくとも2つの上部接点素子と、下部接続トラックと、少なく とも2つの上部接続トラックとを備えた力センサであって、 前記下部接点素子が前記支持基板上に位置し、前記下部接点素子から延びた前 記下部接続トラックが前記支持基板上に位置し、 前記検出素子が前記下部接点素子上に重なり、 前記上部接点素子が前記検出素子上に位置して前記下部接点素子と上下方向で 重なって、 前記上部接点素子から延びた前記接続トラックが延び下がって前記支持基板上 に到達し、 前記下部接点素子上に前記検出素子を重ねることによって、短絡が前記上部接 続トラックと前記下部接点素子との間で防止されていることを特徴とする請求の 範囲第1項乃至第3項のうち1つに記載の力センサ。 9.少なくとも前記検出素子を通って前記力(F)の方向に延びた孔(26)を 有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のうち1つに記載の力セン サ。 10.ホイートストン・ブリッジ回路内に配置された力センサであって、前記ホ イートストン・ブリッジ回路が少なくとも部分的に前記支持基板(10)上に位 置し、且つ、少なくとも1つの別の外部校正抵抗(34)を備えていることを特 徴とする請求の範囲第1項乃至第9項のうち1つに記載の力センサ。 11.ダミー・センサ(40、40a)が温度補償のために設けられ、前記ダミ ー・センサが力の検出には使用されないことを特徴とする請求の範囲第10項記 載の力センサ。 12.前記ブリッジ回路の少なくとも1つの抵抗が、請求の範囲第4項または同 第8項に記載のセンサ構造によって実現されていることを特徴とする請求の範囲 第10項または同第11項に記載の力センサ。 13.前記ブリッジ回路の抵抗の相対的アスペクト比(長さ、幅及び厚さ)が、 前記抵抗のために異なった値のインピーダンスを発生させるために、それぞれ異 なっていることを特徴とする請求の範囲第10項乃至第12項のうち1つに記載 の力センサ。 14.前記力センサにおけると同じ支持基板(10)上に、追加的に信号増幅器 と、もし必要とされれば、同増幅器と前記センサとの間のインターフェイス回路 とが更に集積されていることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第13項のうち 1つに記載の力センサ。 15.前記力センサの最外面に設けたフィルムによって気密にシールされている ことを特徴とする第1項乃至第14項のうち1つに記載の力センサ。 16.塑性変形媒体が前記力センサの最上面に位置させられていることを特徴と する請求の範囲第1項乃至第15項のうち1つに記載の力センサ。 17.前記支持基板(10)が、少なくとも一方の面上に非導電性材料を備えて いることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第16項のうち1つに記載の力セン サ。 18.制動コマンドと関連して車両のドライバの動きを検出するために車両ブレ ーキ・システムに使用されることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第17項の うち1つに記載の力センサ。 19.前記力センサによって測定された力が車両のブレーキ・ランプの光の強度 を制御するために利用されることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第18項の うち1つに記載の力センサ。 20.厚膜抵抗性インクを少なくとも1回のスクリーン印刷で用いて前記検出素 子(14)を作ることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第19項のうち1つに 記載された力センサの製作方法。 21.前記検出素子(14)が、1つの工程で加熱され、または各印刷層に対し てそれぞれの工程で加熱されることを特徴とする請求の範囲第20項記載の力セ ンサの製作方法。 22.隣接する抵抗フイルム層の対、または及び隣接する抵抗層のグループを加 熱することによって前記検出素子(14)を作ることを特徴とする請求の範囲第 20項記載の力センサの製作方法。 23.酸化物ボンディング・メカニズムを使用する加熱工程中に前記支持基板上 に固着される前記下部接点素子のために、及びまたは同前記接続トラックのため に厚膜材料が使用されることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第8項のうち1 つに記載の力センサの製作方法。 24.混合ボンディング・メカニズムを使用する加熱工程の期間中に前記支持 基板上に固着される前記下部接点素子のために、及びまたは同前記接続トラック のために厚膜材料が使用され、該厚膜下部接点素子(12)の再溶融温度が、接 触領域に於ける両方のペーストの混合を回避するために前記抵抗性インクの加熱 温度よりも高くされていることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第8項のうち 1つに記載の力センサの製作方法。 25.前記下部接点素子のために、及びまたは前記接続トラックのために薄膜材 料が使用され、前記薄膜材料が薄膜技術によって前記支持基板上に選択的に付着 させられることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第8項のうち1つに記載の力 センサの製作方法。 26.前記上部接点素子のために、及びまたは接続トラックのために薄膜材料が 使用され、前記薄膜材料が、前記検出素子の、及びまたは支持基板の最上面に選 択的に付着させられることを特徴とする請求の範囲第4項乃至第8項のうち1つ に記載の力センサの製作方法。 27.フリット・ボンディング・メカニズムを使用して前記検出素子の上面に固 着された前記上部接点素子のために、及びまたは同前記接続トラックのために厚 膜材料が使用され、この場合において、前記上部接点素子に使用されるペースト の最高加熱温度が、該上部接点素子の下にある前記検出素子の厚膜抵抗材の再溶 融点よりも低いことを特徴とする請求の範囲第4項乃至第8項のうち1つに記載 の力センサの製作方法。 28.前記検出素子(14)の抵抗層と前記ダミー・センサ(40、40a)の 抵抗層とが、同じスクリーン・フレーム、またはインク・アプリケータの同じ行 程のいずれかを使用して印刷されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の 力センサの製作方法。
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