JPH08502980A - 薬剤配送装置 - Google Patents

薬剤配送装置

Info

Publication number
JPH08502980A
JPH08502980A JP6511433A JP51143393A JPH08502980A JP H08502980 A JPH08502980 A JP H08502980A JP 6511433 A JP6511433 A JP 6511433A JP 51143393 A JP51143393 A JP 51143393A JP H08502980 A JPH08502980 A JP H08502980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
dosage form
carrier core
coated
dihydro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6511433A
Other languages
English (en)
Inventor
デンプスキー,ロバート・イー
オリベロ,ロバート・シー
シヨツツ,エドワード・シー
Original Assignee
メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド filed Critical メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
Publication of JPH08502980A publication Critical patent/JPH08502980A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings
    • A61K9/5078Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings with drug-free core
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/2072Pills, tablets, discs, rods characterised by shape, structure or size; Tablets with holes, special break lines or identification marks; Partially coated tablets; Disintegrating flat shaped forms
    • A61K9/2086Layered tablets, e.g. bilayer tablets; Tablets of the type inert core-active coat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/06Antiarrhythmics

Abstract

(57)【要約】 本発明は、製剤従事者や、製剤と接触する患者及びヘルスケア専門家を防御するように暴露限界値が0.1mg/m3以下の薬剤を加工して患者に提供する手段に関する。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 薬剤配送装置発明の背景 疾病を分子レベルで検討する製剤科学者が急速に増加している。その結果、現 在ヒトや他の動物の治療用に市販されている医薬品には、効力が強く、少量でも 影響のあるものが多くある。即ち、多くの薬剤について従来は“無影響”と考え られていた量の薬剤でも、死亡を含む非常に深刻な副作用を起こすことがある。 このため、これらの作用の強い物質を含む剤形を製造する場合、従来手順に大幅 な変更が必要となり得る。 錠剤やカプセル剤のような経口剤形は、患者が持ち運ぶのに便利であり、患者 が処方通りに服用しやすい。しかしながら、従来の固形剤は粉末混合又は乾式顆 粒圧縮工程を要するため、これらの剤形は、製造が最も困難で、潜在的に危険な 薬剤のひとつである。加工工程においては、吸入が主な摂取経路と考えられる。 しかしながら、気道の粘液繊毛系(mucociliary system)に強く作用する大きな 吸入粒子の嚥下による摂取が考えられる。手の汚染による経口摂取、皮膚接触及 び皮膚からの吸収も、ある種の薬剤では 無意識的な摂取経路である。 製剤従事者の他に、製剤と接触する患者や医療専門家等にも、不注意による活 性成分との接触のために危険がある。 これらの作用の強い化合物を含んでいても、調整が遥かに簡単である。活性成 分を適切な溶媒に溶解すると、被害をもたらすレベルでの不慮の汚染の可能性は 激減する。しかしながら、液剤は使用が不便で、苦味があり、患者が服用を守ら ないことがある。 作用の強い化合物を含む固形剤の調製や使用に関する問題を克服するために、 本発明者らは、定量的で再現可能な方法により、コアに付着している被膜内に活 性成分が含まれる新規なコーティング剤形を発明した。この技術を用いると、薬 剤は、フィルムコーティングとして担体コアに付着させるまでは液体内に止まっ ている。フィルムコーティング混合物は、コア表面上に薬剤を固定させると共に 、表面を封止して活性成分が剤形から剥れ落ちるのを大幅に低減する。更に強力 な保護が望ましいときには、フィルムコーティングしたコアを更にオーバーコー トで封止してもよい。このように二重コートすると、製造後この剤形を取り扱う 者が以前にもまして保護される。発明の簡単な説明 本発明は、ヒト又は他の動物に作用の強い薬剤を配送するための剤形及び該剤 形の製造方法に関する。該剤形は、 (a)担体コアと、 (b)作用の強い薬剤を含んだ被膜 とを含んでなり、作用の強い薬剤と被覆材料とを含む前記被膜が、その表面に薬 剤を固定して該薬剤を取りこむ担体コアの表面に付着することを特徴とする。 場合によっては、この剤形に保護的なオーバーコートを施して、保護性を高め てもよい。 第III種の抗不整脈薬:N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラ ヒドロ−2(R)−ナフタレニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシ スピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,( +)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸 塩(構造式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル ]−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式III)は、この装置を用いて配送 できる作用の強い薬剤の例である。図面の簡単な説明 図1は、作用の強い薬剤を配送するように設計された新規剤形の製造で使用さ れる処理段階のブロック図を示す。発明の詳細な説明 本発明は、ヒト又は他の動物に作用の強い薬剤を配送するための剤形及び該剤 形の製造方法に関する。該剤形は、 (a)担体コアと、 (b)作用の強い薬剤を含んだ被膜 とを含んでなり、作用の強い薬剤と被覆材料とを含む前記被膜が、その表面に薬 剤を固定して該薬剤を取りこむ担体コアの表面に付着することを特徴とする。 本発明は、作用の強い薬剤を安全に製造し、これを必要とするヒトや他の動物 に配送する方法に関し、被覆混合物中に薬剤を分散させ、担体コア上に被覆混合 物を噴霧し、 場合によっては被覆したコアを保護性オーバーコートで二重コートすることから なる。全被覆作業は、薬剤が含まれ得る密閉システム内で実施され得る。 “剤形”という用語は、非制限的ではあるが、錠剤、カプセル剤、球状粒子、 被覆したノンパレイユ型(non-pareil)種子、大型丸剤、丸剤、平円形剤、トロ ーチ剤、徐放型製剤及び規則的な形状の他の任意の固形剤を含む。 薬剤の種類は本発明では問わないが、この新規剤形は、暴露限界値が約0.1 mg/m3以下の薬剤として定義される作用又は毒性の高い薬剤を特に安全且つ 効果的に配送する手段となる。これらの薬剤は無機及び有機化合物を包含し、こ れには非制限的ではあるが、末梢神経、イオン通路、核レセプター、アドレナリ ン作用性レセプター、コリン作用性レセプター、神経系、骨格筋、心血管系、平 滑筋、血液循環系、シナプス部位、ニューロエフェクター結合部位、内分泌及び ホルモン系、免疫系、生殖系、骨格系、オータコイド系、消化及び排泄系、抑制 及びヒスタミン系に作用する薬剤や、催眠剤及び鎮静剤のような中枢神経系に作 用する物質が含まれる。 有益な薬剤の例は、Mack Publishing Co.,Eaton,PA出版のRemington’s Pharmaceu tical Sciences (第16版、1980年)、MacMillan Company,London出版のThe Pharmacologica l Basis of The rapeutics (Goodman及びGi lman著、第6版、1980年)、並びに本出願人出版のThe Merck Index (第11版、1989年)に記載されている。薬剤は、帯電分子、 帯電分子複合体、イオン化性塩又は中性分子のような様々な形態であり得る。許 容可能な塩には非制限的ではあるが、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、ラウリル 酸塩、パルミチン酸塩、燐酸塩、硝酸塩、ホウ酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、リ ンゴ酸塩、トロメタミン、酒石酸塩、オレイン酸塩、サリチル酸塩、金属塩、及 びアミン又は有機カチオン(例えば第4級アンモニウム)の塩が含まれる。 エステル、エーテル及びアミドのような薬剤誘導体も、そのイオン化性や溶解 性を考えなければ、単独で使用するか又は他の薬剤と混合することができる。装 置から放出されると、酵素により変換するか、身体pH又は他の代謝プ ロセスで加水分解して元の形態又は生物学的に活性な形態になる態様で薬剤を使 用することもできる。 暴露限界値は薬理学的考察に基づくものであり、1日8時間、週40時間の通 常労働を毎日課してもほぼ全ての作業者に弊害が生じない時間−加重平均濃度と して定義する。限界数値の導出を簡単にするため、以下に示す式が報告されてい る。(E.V.Sargent及びG.D.Kirk,“Establishi ng Airborne Exposure Control Limits inthe Pharmaceutical Industry”,Am.In d.Hyg.Assoc.J.,49(6):309−313,1988を参照 されたい。同書は参考として特に本明細書に組み入れる。) 前記式中、NOELは弊害の生じないレベルであり、BWはヒト平均体重(男 性70kg;女性50kg)であり、Vは8時間/日に呼吸した空気の容量(1 0m3/日)であり、Sは血漿定常状態に達するまでの時間であり、SFは安全 係数であり、aは化合物の吸収%である。 この暴露限界値の概念は、ゼロよりも大きいある許容限界までは化学物質への 暴露が許容され得るという原理に基づく。これは非線形の用量−応答の関係を想 定しており、NOELの推定を可能とするものである。一般に、NOELは、薬 剤の意図した治療効果の発生に基づくか、又は治療用量以下で発生し得る臨床的 に認知可能な1つ以上の副作用に基づく。 一般に、NOELは、ある程度の変動性のある集団で測定される。薬剤応答の 個々の変動性は、年齢、性別、健康状態、栄養状態又は遺伝因子の差によるもの であり得る。種内の変動性が大きければ、通常10倍までの安全係数を使用する ことができる。NOELが決まっておらず、効果の認められる最小用量を使用す るときも、10倍の安全係数を使用することができる。それ以上の安全係数(1 00〜1000倍)は一般に、危険が推定されるか又はヒトデータ又は動物デー タが確認されていない場合のみに留保される。このようなより大きい安全係数は 、発癌性又は催奇性のあり得る化合物に適用される。 第III種の抗不整脈薬: N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒド ロ−2(R)−ナフタレニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシスピ ロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,(+) −,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造 式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル ]−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式III)では、0.5μg/m3の暴 露限界値が計算された。暴露限界値がこのように非常に低いため、前記薬剤は本 発明の剤形や加工に特に適している。 前記医薬品/薬剤リストは全てを網羅するものではなく、他の多くの化合物が 本発明に適合し、本発明の範囲に包含されるのは確かである。 本発明の新規な剤形及び方法を使用して、ヒト又は他の動物に薬剤を配送する ことができる。“動物”という用語は、哺乳動物(例えばイヌ、ヒツジ、ヤギ、 ウシ、ウマ及びブタのような家畜、ペット、遊猟競技用動物又は飼育動物)、ヒ ト及び霊長目動物、実験動物(例えばマウス、ラット及びモルモット)、魚類、 鳥類、爬虫類並びに動物園の動物を包含する。 “担体コア”は、薬剤を含む混合物が周囲に付着し得る核を意味する。担体コ アは例えば、ノンパレイユ型種子、圧縮錠剤、粉剤、球状粒子、不活性ビーズ及 び打錠材料であり得る。このリストは、本発明の範囲に包含される担体コアを全 て網羅しているわけではない。 担体コアの粒度が重要と考えられる場合、担体コアは、上限直径の孔寸法を有 するスクリーンに通し、下限直径の孔寸法を有するスクリーン上で収集すること により分級され得る。例えば、ノンパレイユ型種子を使用する場合、種子は一般 に、#25メッシュ寸法のスクリーンを通り、# 30メッシュ寸法のスクリーン上で収集される種子を収集することにより分級さ れる。その結果、完成品の粒度がより均一になる。 担体コアは、ラクトースや賦形剤(例えばステアリン酸マグネシウム、微晶質 セルロース、澱粉、ステアリン酸、リン酸カルシウム、グリセロールモノステア レート、スクロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、メチルセルロース、ナ トリウムカルボキシメチルセルロース、ソルビトール、マンニトール、ポリエチ レングリコール、及び通常安定剤として又は錠剤、球状粒子もしくは前述した他 の担体コア形態の調製を助長するために使用されている他の成分)からなり得る 。 担体コアは更に第2の薬剤をコア内に含んでいてもよい。例えば、第I級抗不 整脈用化合物、抗アンギナ化合物、血管拡張薬、カリウム助剤、β−アドレナリ ン作用性レセプター遮断剤、ナトリウム通路遮断剤、カルシウム通路遮断剤、ア ンギオテンシン変換酵素阻害剤、AIIレセプターアンタゴニスト及び利尿剤のよ うな心血管剤を担体コア内に含ませて、構造式I、II又はIIIの化合物と一緒に 配送することができる。 作用の強い薬剤を含んでいる被膜が更に、ヒドロキシプロピルメチルエチレン グリコール、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ ース、メタクリレートヒドロゲル、セルロースアセテートフタレート、ポリビニ ルアルコール、ポリアクリル酸、ポリN−ビニルピロリドン、ポリアクリルアミ ド、ポリエチレンオキシド、メチルヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロ ース、ポビドン、シェラック、ゼラチン、ろう、アカシア、メチルセルロース、 メタクリル酸、メタクリル酸エステルコポリマー、二酸化チタン、タルク、着色 剤、可塑剤、及び通常医薬製剤のフィルムコーティングに使用される他の可溶性 成分を含んでいてもよい。 薬剤被膜は、水又は有機溶媒中の溶液として調製され得る。薬剤被膜はスラリ ー、懸濁液、分散液として調製してもよく、また付着させる前に部分的に又は完 全に溶解してもよい。薬剤を、結合剤、分散剤、滑沢剤、乳化剤、希釈剤、湿潤 剤及び着色剤と混合してもよい。 オーバーコートは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピ ルセルロース、ポリエチレングリコール、ナトリウムカルボキシメチルセルロー ス、カルボキ シメチルセルロース、メタクリレートヒドロゲル、セルロースアセテートフタレ ート、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリN−ビニルピロリドン、ポ リアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、メチルヒドロキシエチルセルロース 、エチルセルロース、ポビドン、シェラック、ゼラチン、ろう、アカシア、メチ ルセルロース、メタクリル酸、メタクリル酸エステルコポリマー、二酸化チタン 、タルク、着色剤、可塑剤、及び通常医薬製剤のフィルムコーティングに使用さ れる他の可溶性成分を含んでいてもよい。 オーバーコートは、水中溶液、水性又は有機溶媒中の溶液として調製され得る 。オーバーコートはスラリー、懸濁液、分散液として調製してもよく、また付着 させる前に部分的に又は完全に溶解してもよい。一般に、フィルムコーティング 混合物は、作用の強い化合物約1mg〜約500mgと水約140mlを含む溶 液を、ヒドロキシプロピルメチルセルロース約0.6g〜約10gを含む水約5 0mlと混合して調製する。しかしながら、作用の強い化合物、ないしヒドロキ シプロピルメチルセルロースを含む多少濃厚な溶液も本発明の範囲内である。 薬剤被膜及びオーバーコートは、流動床フィルムコーティ ングデバイス(例えば回転プロセッサー、パンコーターもしくはバッフルドパン コーター(baffled pan coater))の使用を包含する任意の被覆手順又は任意の 空気懸濁法を用いて製剤コアに付着され得る。フィルムコーティング混合物を加 熱した空気流又は不活性ガス流の存在下で混合しながら担体コアに手で加えても よい。 一般に、薬剤被膜及びオーバーコートは、所望の厚さになるまで付加され得る 。しかしながら、製剤コア表面には一般に約1〜約1000mmの被膜厚さが形 成される。ノンパレイユ型種子を担体コアとして使用する好ましい実施態様では 、各担体コア上に含ませるべき薬剤の濃度によって、約5〜約100mmの被膜 厚さが形成される。錠剤を担体コアとして使用する場合、フィルムコーティング の厚さは一般に、各担体コア上に含ませるべき薬剤の濃度によって約25〜約5 00mmである。 実施例1 第III種の抗不整脈薬:N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラ ヒドロ−2(R)−ナフタレニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシ スピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル] −,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩を含む溶液で被覆したノンパレイ ユ型種子を含むカプセル剤を以下の手順を用いて調製した。結合剤溶液の調製 適切な風袋測定した透明で乾燥したガラスビーカー内で、100gの精製水を 80℃に加熱した。この加熱した溶媒に、200gのヒドロキシプロピルメチル セルロースを強く撹拌しながらゆっくりと添加した。容器を熱源から離し、低速 で撹拌しながら100gの非加熱精製水を添加した。オーバーコートの調製 風袋測定した250mlの透明な三角フラスコ内に結合溶液の一部44gを計 量した。この溶液を混合しながら110gの精製水で希釈した。得られた希釈溶 液にふたをして、必要時まで室温で保存した。原料の調製 #25及び#30メッシュの篩で一定量のノンパレイユ型種子を分級した。分 級したノンパレイユ型種子から、452.8gを保存容器に移した。 #60スクリーンでステアリン酸マグネシウムを篩分けした。その1gを適切 な保存容器に移し、必要時まで保存 した。 約100gの空カプセル(H.G.#3、白色不透明999)を計量し、適切 な保存容器に移した。調製条件 III型グローブボックス中で、120.75mgのN−[1’−(6−シアノ −1,2,3,4−テトラヒドロ−2(R)−ナフタレニル)−3,4−ジヒド ロ−4(R)−ヒドロキシスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリ ジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩を、140m lの水を含む容器に移し、振盪しながら1時間混合した。この溶液に予め調製し た結合剤溶液66gを撹拌しながら添加した。この混合物を直径4インチのWu rster被覆カラムに移した。被覆カラムの条件を以下に示す: カラムを約10分間予熱 噴霧圧力は約1.1バールに設定 入口温度は約70℃に設定 出口温度は約34℃に設定 風量は約80m3/時に設定 内側仕切り高さは約0.5インチに設定 付着速度は約5.0g/分に設定 次いで、分級したノンパレイユ型粒子452.8gを被覆カラムに導入し、ポ リマー/薬剤溶液を付着させた。カラム中でペレットを10分間乾燥した。 被覆作業が終了すると、オーバーコートを付着させた。 薬剤含有被膜を付着させるために使用したのと同一の被覆条件を用いて、被覆し たペレット上に結合剤溶液を噴霧した。オーバーコートを付着させた後に、カラ ム中でペレットを15分間乾燥した。 乾燥被覆したノンパレイユを、篩分けしたステアリン酸マグネシウム1gを含 む二重プラスチック袋に移した。空気ヘッドスペースを残した後に袋を密封し、 次いで強く震盪して被覆したペレットを十分に滑らかにした。 次いで、滑らかにしたペレットをBonapaceハンドフィルエンカプスレ ーターを用いてカプセルに包んだ。各カプセル中のペレット重量は、被覆後のペ レットの実験分析に基づくものであった。 実施例2 ノンパレイユ型種子の代わりにプラシーボ錠剤を担体コアとして使用した。錠 剤は、約35%の微晶質セルロース と約50%のラクトースと約14%の予めゼラチン化した澱粉との混合物をドラ イブレンドして調製することができる。次いで、この混合物をステアリン酸マグ ネシウム(最終錠剤重量の約1%)で滑らかにし、標準的な錠剤機を用いて直接 圧縮してコア錠剤にした。 次いで、これらの錠剤をフィルムコーティングプロセッサーに移し、そこで薬 剤被膜及び所望とあればオーバーコートを加えることができる。 実施例3 本発明の範囲に包含される多数の製剤の例を以下に示す: 実施例3(a) 成分 量/1個 L-706,000-001-T-012 2.530mg (被覆損失を含む) L-706,000-001-T-012 2.30mg (2.0mg塩基相当量) ノンパレイユ型種子、白色 224.2mg (25-30メッシュ) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 5.0mg 6センチポイズ 精製水 (gm) ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 規定充填重量 232.0mg カプセル硬質ゼラチン#3白色 46.5mg 不透明999 規定カプセル重量 278.5mg 実施例3(b) 成分 量/1個 L-706,000-001-T-012 2.415mg (被覆損失を含む) L-706,000-001-T-012 2.300mg (2.0mg塩基相当量) ノンパレイユ型種子、白色 224.2mg (25-30メッシュ) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2.5mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 2.5mg 精製水 (gm) アセトンNF (gm) ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 規定充填重量 232.0mg カプセル硬質ゼラチン#3白色 46.5mg 不透明999 規定カプセル重量 278.5mg 実施例3(c) 成分 量/1錠 L-706,000-001-T-012 2.5715mg (被覆損失を含む) L-706,000-001-T-012 2.30mg (2.0mg塩基相当量) 無水ラクトースNF 117.0mg 微晶質セルロースNF 80.0mg AVICEL 102 ステアリン酸マグネシウムNF 1.0mg クロスカルメロースナトリウムNF 2.0mg 型A ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2.30mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 2.30mg 精製水 (gm) アセトンNF (gm) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.25mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 3.25mg 二酸化チタンUSP 0.280mg 精製タルクUSP 0.100mg ブルーFD & C #2アルミニウムレーキ 0.025mg (14%染料) 精製水 (gm) 錠剤理論重量 213.81mg 実施例3(d) 成分 量/1個 L-706,000-001-T-012 2.415mg (被覆損失を含む) L-706,000-001-T-012 2.300mg (2.0mg塩基相当量) ノンパレイユ型種子、白色 224.2mg (25-30メッシュ) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2.5mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 2.5mg 精製水 (gm) アセトンNF (gm) ラウリル硫酸ナトリウム 0.375mg ステアリン酸マグネシウム 0.125mg 規定充填重量 232.0mg カプセル硬質ゼラチン#3白色 46.5mg 不透明999 規定カプセル重量 278.5mg 実施例3(e) 成分 量/1錠 L-706,000-001-T-012 0.06038mg (被覆損失を含む) L-706,000-001-T-012 0.0575mg (0.05mg塩基相当量) ノンパレイユ型種子、白色 226.4mg (25-30メッシュ) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2.5mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 2.5mg 精製水 (gm) アセトンNF (gm) ラウリル硫酸ナトリウム 0.375mg ステアリン酸マグネシウム 0.125mg 規定充填重量 232.0mg カプセル硬質ゼラチン#3白色 46.5mg 不透明999 規定カプセル重量 278.5mg 実施例3(f) 成分 量/1錠 L-706,000-001-T-012 11.5mg (10mg塩基相当量) 無水ラクトースNF 117.0mg 微晶質セルロースNF 80.0mg AVICEL 102 ステアリン酸マグネシウムNF 1.0mg クロスカルメロースナトリウムNF 2.0mg 型A ヒドロキシプロピルメチルセルロース 6.00mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 6.00mg 精製水 (gm) アセトンNF (gm) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.25mg 6センチポイズ ヒドロキシプロピルセルロースLF等級 3.25mg 二酸化チタンUSP 0.280mg 精製タルクUSP 0.100mg ブルーFD & C #2アルミニウムレーキ 0.025mg (14%染料) 精製水 (gm) 錠剤理論重量 230.41mg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,LK,LV,M G,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD ,SK,UA,US,UZ (72)発明者 シヨツツ,エドワード・シー アメリカ合衆国、ペンシルバニア・19422、 ブルー・ベル、ジエニフアー・レーン・ 1620

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒト又は他の動物に作用の強い薬剤を配送するための剤形であって、 (a)担体コアと、 (b)作用の強い薬剤及び被覆材料を含んだ被膜 とを含んでなり、被膜が、その表面に薬剤を固定して該薬剤を取りこむ担体コア の表面に付着することを特徴とする剤形。 2.薬剤含有被膜の後に、被覆材料を含むオーバーコートを付着させる請求項1 に記載の剤形。 3.薬剤が、第III種の抗不整脈薬: N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2(R)−ナフタ レニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシスピロ[2H−1−ベンゾ ピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンア ミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸 塩(構造式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル ]−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式III) からなる群の中から選択される請求項1に記載の剤形。 4.薬剤が、第III種の抗不整脈薬: N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2(R)−ナフタ レニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシスピロ[2H−1−ベンゾ ピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンア ミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造 式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル ]−,メタン スルホンアミド一塩酸塩(構造式III) からなる群の中から選択される請求項2に記載の剤形。 5.担体コアが、ノンパレイユ型種子、圧縮錠剤、粉剤、球状粒子、不活性ビー ズ及び打錠材料からなる群の中から選択される請求項1に記載の剤形。 6.担体コアが、ノンパレイユ型種子、圧縮錠剤、粉剤、球状粒子、不活性ビー ズ及び打錠材料からなる群の中から選択される請求項2に記載の剤形。 7.圧縮錠剤が、予めゼラチン化した澱粉、微晶質セルロース、ラクトース及び ステアリン酸マグネシウムを含んでいる請求項5に記載の剤形。 8.圧縮錠剤が、予めゼラチン化した澱粉、微晶質セルロース、ラクトース及び ステアリン酸マグネシウムを含んでいる請求項6に記載の剤形。 9.セルロース被膜がヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでいる請求項 1に記載の剤形。 10.セルロース被膜がヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでいる請求 項2に記載の剤形。 11.オーバーコートがヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでいる請求 項1に記載の剤形。 12.オーバーコートがヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでいる請求 項2に記載の剤形。 13.被覆したノンパレイユ型種子がゼラチンカプセル内に含まれる請求項1に 記載の剤形。 14.被覆してオーバーコーティングしたノンパレイユ型種子がゼラチンカプセ ル内に含まれる請求項2に記載の剤形。 15.被覆したノンパレイユ型種子を更に圧縮して錠剤にする請求項1に記載の 剤形。 16.被覆してオーバーコーティングしたノンパレイユ型種子を更に圧縮して錠 剤にする請求項2に記載の剤形。 17.被覆した球状粒子がゼラチンカプセル内に含まれる請求項1に記載の剤形 。 18.被覆し、オーバーコーティングした球状粒子がゼラチンカプセル内に含ま れる請求項2に記載の剤形。 19.被覆した球状種子を圧縮して錠剤にする請求項1に記載の剤形。 20.被覆し、オーバーコーティングした球状粒子を圧縮して錠剤にする請求項 2に記載の剤形。 21.被覆した打錠材料がゼラチンカプセル内に含まれる 請求項1に記載の剤形。 22.被覆し、オーバーコーティングした打錠材料がゼラチンカプセル内に含ま れる請求項2に記載の剤形。 23.被覆した打錠材料を圧縮して錠剤にする請求項1に記載の剤形。 24.被覆し、オーバーコーティングした打錠材料を圧縮して錠剤にする請求項 2に記載の剤形。 25.担体コアが、第I級抗不整脈用化合物、抗アンギナ化合物、血管拡張薬、 カリウム助剤、β−アドレナリン作用性レセプター遮断剤、ナトリウム通路遮断 剤、カルシウム通路遮断剤、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、AIIレセプター アンタゴニスト及び利尿剤からなる心血管剤の群の中から選択される薬剤を含ん でいる請求項1に記載の剤形。 26.担体コアが、第I級抗不整脈用化合物、抗アンギナ化合物、血管拡張薬、 カリウム助剤、β−アドレナリン作用性レセプター遮断剤、ナトリウム通路遮断 剤、カルシウム通路遮断剤、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、AIIレセプター アンタゴニスト及び利尿剤からなる心血管剤の群の中から選択される薬剤を含ん でいる請求項2に記載の剤 形。 27.ヒト又は他の動物に作用の強い薬剤を配送するための剤形の製造方法であ って、 (a)作用の強い薬剤を適切な溶媒に分散させて作用の強い薬剤を含むフィルム コーティング混合物を調製し、 (b)被覆材料を付着させる担体コアを調製し、 (c)(a)のフィルムコーティング混合物を担体コアに付着させ、 (d)担体コアの表面上のフィルムコーティング混合物を乾燥する 段階からなる方法。 28.ヒト又は他の動物に作用の強い薬剤を配送するための剤形の製造方法であ って、 (a)作用の強い薬剤を適切な溶媒に分散させて作用の強い薬剤を含むフィルム コーティング混合物を調製し、 (b)被覆材料を付着させる担体コアを調製し、 (c)(a)のフィルムコーティング混合物を担体コアに付着させ、 (d)担体コアの表面上のフィルムコーティング混合物を乾燥し、 (e)オーバーコート材料を調製し、 (f)被覆した担体コアにオーバーコート材料を付着させ、 (g)被覆した担体コアの表面上のオーバーコート材料を乾燥する 段階からなる方法。 29.作用の強い化合物約1mg〜約500mgと水約140mlを含む溶液を 、ヒドロキシプロピルメチルセルロース約0.6g〜約10gを含む水約50m lと混合してフィルムコーティング混合物を調製する請求項27に記載の方法。 30.作用の強い化合物約1mg〜約500mgと水約140mlを含む溶液を 、ヒドロキシプロピルメチルセルロース約0.6g〜約10gを含む水約50m lと混合してフィルムコーティング混合物を調製する請求項28に記載の方法。 31.担体コアが、#25メッシュ寸法のスクリーンを通り、#30メッシュ寸 法のスクリーン上で収集される種子を収集することにより調製されるノンパレイ ユ型種子である請求項27に記載の方法。 32.担体コアが、#25メッシュ寸法のスクリーンを通 り、#30メッシュ寸法のスクリーン上で収集される種子を収集することにより 調製されるノンパレイユ型種子である請求項28に記載の方法。 33.担体コアが、ラクトース、予めゼラチン化した澱粉、ステアリン酸マグネ シウム、微晶質セルロース及び澱粉からなる群の中から選択される賦形剤を含ん でいる錠剤である請求項27に記載の方法。 34.担体コアが、ラクトース、予めゼラチン化した澱粉、ステアリン酸マグネ シウム、微晶質セルロース及び澱粉からなる群の中から選択される賦形剤を含ん でいる錠剤である請求項28に記載の方法。 35.薬剤が、第III種の抗不整脈薬: N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2(R)−ナフタ レニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシスピロ[2H−1−ベンゾ ピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンア ミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン] −6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル ]−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造式III) からなる群の中から選択される請求項27に記載の方法。 36.薬剤が、第III種の抗不整脈薬: N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2(R)−ナフタ レニル)−3,4−ジヒドロ−4(R)−ヒドロキシスピロ[2H−1−ベンゾ ピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンア ミド一塩酸塩(構造式I); N−[1’−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフト−2−イル) −3,4−ジヒドロ−4−オキソスピロ[2H−1−ベンゾピラン−2,4’− ピペリジン]−6−イル]−,(+)−,メタンスルホンアミド一塩酸塩(構造 式II);及び N−[1’−(2−(5−ベンゾフラザニル)エチル]−3,4−ジヒドロ−4 −オキソスピロ[2H−1−ベンゾ ピラン−2,4’−ピペリジン]−6−イル]−,メタンスルホンアミド一塩酸 塩(構造式III) からなる群の中から選択される請求項28に記載の方法。 37.オーバーコート材料がヒドロキシプロピルメチルセルロース及びヒドロキ シプロピルセルロースの一方又は両方を含んでいる請求項27に記載の方法。 38.オーバーコート材料がヒドロキシプロピルメチルセルロース及びヒドロキ シプロピルセルロースの一方又は両方を含んでいる請求項28に記載の方法。 39.薬剤含有被膜の厚さが約1〜約1000mmである請求項27に記載の方 法。 40.薬剤含有被膜の厚さが約1〜約1000mmである請求項28に記載の方 法。 41.ノンパレイユ型種子に付着させる場合の薬剤含有被膜の厚さが約5〜約1 00mmである請求項31に記載の方法。 42.錠剤に付着させる場合の薬剤含有被膜の厚さが約25〜約500mmであ る請求項33に記載の方法。
JP6511433A 1992-11-05 1993-11-04 薬剤配送装置 Pending JPH08502980A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US97188292A 1992-11-05 1992-11-05
US971,882 1992-11-05
PCT/US1993/010640 WO1994009762A1 (en) 1992-11-05 1993-11-04 Drug delivery device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08502980A true JPH08502980A (ja) 1996-04-02

Family

ID=25518906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6511433A Pending JPH08502980A (ja) 1992-11-05 1993-11-04 薬剤配送装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0668758A1 (ja)
JP (1) JPH08502980A (ja)
AU (1) AU5592694A (ja)
CA (1) CA2147862A1 (ja)
WO (1) WO1994009762A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5759577A (en) * 1995-01-17 1998-06-02 American Home Products Corporation Controlled release of steroids from sugar coatings
US5997905A (en) * 1998-09-04 1999-12-07 Mcneil-Ppc Preparation of pharmaceutically active particles
DE60116758T2 (de) 2000-05-18 2006-11-02 Therics, Inc. Einkapselung eines toxischen kerns in einen nicht-toxischen bereich in einer oralen darreichungsform
FR2837100B1 (fr) 2002-03-18 2004-07-23 Flamel Tech Sa Comprimes a bases de microcapsules a liberation modifiee
PT1492511E (pt) 2002-04-09 2009-04-09 Flamel Tech Sa Formulação farmacêutica oral na forma de suspensão aquosa de microcápsulas para libertação modificada de princípio(s) activo(s)
FR2883179B1 (fr) * 2005-03-18 2009-04-17 Ethypharm Sa Comprime enrobe
US20160045457A1 (en) 2005-09-09 2016-02-18 Ousama Rachid Epinephrine fine particles and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinephrine
WO2014007972A2 (en) 2012-06-15 2014-01-09 Nova Southeastern University Epinephrine nanoparticles, methods of fabrication thereof, and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinphrine
US9877921B2 (en) 2005-09-09 2018-01-30 Nova Southeastern University Epinephrine nanoparticles, methods of fabrication thereof, and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinephrine
WO2011109340A1 (en) 2010-03-01 2011-09-09 Nova Southeastern University Epinephrine nanop articles, methods of fabrication thereof, and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinephrine
FR2920308B1 (fr) * 2007-09-05 2011-02-25 Unither Dev Forme pharmaceutique pour l'administration par voie orale de principes actifs.
EP2753321B1 (en) 2011-10-21 2021-12-15 Nova Southeastern University Epinephrine nanoparticles, methods of fabrication thereof, and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinephrine
CN103006604B (zh) * 2013-01-16 2014-05-07 苏州中化药品工业有限公司 一种头孢呋辛酯片及其制备方法
CN103110603B (zh) * 2013-01-31 2014-07-02 浙江华立南湖制药有限公司 一种头孢克洛分散片及其制备方法
EP3888642A1 (en) 2013-03-22 2021-10-06 Nova Southeastern University Epinephrine fine particles and methods for use thereof for treatment of conditions responsive to epinephrine

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5082669A (en) * 1989-07-20 1992-01-21 Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd. Rapid-releasing oral particle pharmaceutical preparation with unpleasant taste masked
US5215989A (en) * 1989-12-08 1993-06-01 Merck & Co., Inc. Nitrogen-containing heterocyclic compounds as class III antiarrhythmic agents

Also Published As

Publication number Publication date
CA2147862A1 (en) 1994-05-11
AU5592694A (en) 1994-05-24
WO1994009762A1 (en) 1994-05-11
EP0668758A1 (en) 1995-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2022640C (en) Rotogranulations and taste masking coatings for preparation of chewable pharmaceutical tablets
KR101489401B1 (ko) 약 염기성 약물과 유기산을 포함하는 약물 전달 시스템
EP0717986B1 (en) Rotor granulation and coating of acetaminophen, pseudoephedrine, chlorpheniramine, and, optionally, dextromethorphan
RU2361574C2 (ru) Составы пантопразола, состоящие из множества частиц
JP2002532425A (ja) 新規な医薬製剤
JPH11501950A (ja) プロトンポンプ抑制剤および制酸剤またはアルギネートを含有する経口用医薬剤形
JP2002527475A (ja) フマル酸マイクロ錠剤
JPH08502980A (ja) 薬剤配送装置
BG65306B1 (bg) Лекарствена форма с контролирано освобождаване, съдържаща галантамин
NZ201008A (en) Oral preparations containing dipyridamole and at least 5 molar equivalents of orally acceptable acidic excipient
JP2001526213A (ja) 経口医薬パルス放出剤形
JP2002523443A (ja) オメプラゾール製剤
CA2521655A1 (en) Abuse-resistant oral dosage forms and method of use thereof
JPH0237327B2 (ja)
ZA200200344B (en) Method for making granules with masked taste and instant release of the active particle.
WO1988007369A1 (en) Pharmaceutical formulations
JP4447166B2 (ja) 硫酸モルヒネマイクロ顆粒剤、製法および医薬調製物
WO2004110410A1 (en) Extended release composition containing tramadol
EP1154762B1 (en) Pharmaceutical capsule compositions containing loratadine and pseudoephedrine
NZ202140A (en) Delayed release nitrofurantoin tablets
US20110244050A1 (en) Pulsed-release sildenafil composition and method for preparing said composition
JP2005522467A (ja) 新規医薬製剤としてのエピナスチン、ベラドンナ及びシュードエフェドリンの組み合わせ
SK9402000A3 (en) Process for the preparation of pharmaceutical composition
EP1594479A1 (en) Stable oral benzimidazole compositions and processes for their preparation
JP6096328B2 (ja) 口腔内崩壊錠