JPH08502192A

JPH08502192A - ひげそり装置

Info

Publication number: JPH08502192A
Application number: JP6509740A
Authority: JP
Inventors: ジェイムズウェイン，ケビン
Original assignee: ザ、ジレット、カンパニー
Priority date: 1992-10-08
Filing date: 1993-10-08
Publication date: 1996-03-12
Also published as: AU671155B2; GB9221173D0; DE69318416T2; WO1994008762A1; MX9306273A; ATE165758T1; EP0663864B1; EP0663864A1; CA2146650A1; US5636442A; RU95113477A; AU5117793A; DE69318416D1

Abstract

(57)【要約】ひげそり装置は、カミソリハンドル（１）と、カミソリ刃カートリッジ（２）と、カートリッジの供給源を保持するマガジン（５）とを有する。ハンドルとマガジンは、ハンドルの使用済みカートリッジを交換するために次のように共に作用するようになっている。すなわち、まず、（ｉ）使用済みのカートリッジを空のマガジン室に挿入する。これによってはハンドルはカートリッジから外れない。（ii）第１に、新しいカートリッジを収容している次の隣接した室に向かってマガジンに沿ってハンドルを移動させ、その室に残る使用済みカートリッジからハンドルが外れ、第２に次の室に保持された新しいカートリッジをハンドルに固定し、（iii）取り付けた新しいカートリッジを有するハンドルをマガジンから引き出す。このようにカートリッジはマガジンから順に配分され、各カートリッジ交換動作は、マガジンに関してハンドルを一回のみ操作することによって行われ、この操作は、挿入、前進、引き出しの明瞭な動作区分を有する。新規なハンドル及びカートリッジ結合装置が使用され、カートリッジはハンドルに設けられたスロット（１５）に係合するキー部材（１４）を有し、前記ハンドルは、カートリッジを横断する方向に、カートリッジの前面（２５）にほぼ平行にカートリッジに対して移動されることによって次のカートリッジに接続される。カートリッジの端部のノッチ部（１７）に係合するラッチ装置（１８）は、カートリッジをハンドルから外れないように固定するためにハンドルに設けられている。ラッチ装置及びノッチ部（１７，１８）はハンドルがカートリッジの旋回運動を可能にするピボットを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】ひげそり装置本発明は、安全カミソリに関し、特にカミソリカートリッジを着脱可能に取り付けるカミソリハンドルと、カミソリハンドル上で使用するようになっているカートリッジと、カミソリハンドルと共に使用する替えカートリッジを保持するマガジンとを有する種類のひげそり装置に関する。また、マガジンは、使用によって刃が切れなくなった使用済みカートリッジを収納し安全に捨てるために使用される。１つの観点によれば、本発明は、カミソリカートリッジと着脱可能に係合する機構を有するカミソリハンドルであって、前記機構は、カートリッジの横断方向にまたカートリッジの前面にほぼ平行に前記カートリッジに関してハンドルを移動させることによって前記カートリッジに係合するように固定された係合装置を有する固定部材と、ひげそり中のハンドルから外れないように前記カートリッジを固定するために前記カートリッジに着脱可能に係合するラッチ部とを有し、前記ラッチ部は、前記カートリッジからラッチ部を解放して係合装置をカートリッジから外すことができるように、固定部材に係合しているカートリッジの前面にほぼ垂直な方向に引っ込むことができるように固定部材に対して移動することができるカミソリハンドルを提供する。本発明の他の観点によれば、キャップと、ガードとぞの前方に少なくとも１つの刃を有するカミソリカートリッジであって、前記刃は、カミソリハンドルに着脱可能に接続するための結合装置を有する刃支持体によって支持され、前記結合装置は、カートリッジの後方でカミソリハンドルに設けられた横スロットに係合するために長手方向を向いたキーを備えた取付ブロックを有し、固定装置は、スロットからのキーの外れ及びカミソリハンドルからのカミソリの外れを防止するためにカミソリハンドルのラッチ部と共に作用するカミソリカートリッジが提供される。第３の観点によれば、本発明は、各カートリッジを平行な配列に収容して２つまたはそれ以上の別になった室を規定する容器であって、室の端部を形成する側壁を有する容器と、側壁に設けられ、１つの室に挿入されたカミソリカートリッジから隣接する室に挿入されたカミソリカートリッジにカミソリハンドルを案内するためにカミソリハンドルと係合するために隣接する室の間に伸びている案内装置とを有し、室の両端のマガジンの側壁は、前記室のマガジンに挿入されるときにカミソリハンドルの補完的な停止装置と係合し、前記案内装置と共に摺動するように作用してカミソリハンドルを位置決めする停止装置を備えており、また前記マガジン室に挿入するとき、ハンドルを固定されていないカートリッジから外し、次の隣接する室のカートリッジに接続するようにマガジンに沿って移動することができるようにカミソリハンドルのカートリッジ固定装置を非作動としてカートリッジからハンドルを外すカートリッジ解放装置を有する少なくとも１つのカミソリカートリッジを保持するマガジンを提供する。また、本発明によれば、カミソリカートリッジをハンドルに着脱可能に固定する係合装置を有するカミソリハンドルと、少なくとも１つのカミソリカートリッジを保持するマガジンであって、各カートリッジを平行な配列に収容するために２つまたはそれ以上に別れた室を有するマガジンと、係合装置と共に作用し、前記室の間でカミソリハンドルの動きを案内し、ハンドルによって支持された第１のカートリッジを空の室に挿入するとき、前記係合装置が前記第１のカートリッジからハンドルの分離を行うように作動する装置であって、前記ハンドルは、前の空の室に第１のカートリッジを残して隣接する室に向かって移動するように案内される装置と、隣接した室に収容されている第２のカートリッジとを有し、前記係合装置は、前記ハンドルが前記第２のカートリッジをハンドルに固定するために前記隣接する室に入るとき前記第２のカートリッジに係合し、前記第２のカートリッジを有するハンドルは前記マガジンから引くことができるひげそり装置が提供される。さらに、本発明によれば、前記ハンドルをカミソリカートリッジに着脱可能に接続する係合装置を有するハンドルと、少なくとも１つの刃を有し、前記ハンドルの係合装置と共に作用する結合装置を有するカミソリカートリッジとを有し、前記係合装置は、前記カートリッジに接続可能及びそこから取り外し可能なように前記カートリッジの前面にほぼ平行な方向に、前記カートリッジを横断する方向に移動するように前記ハンドルを拘束する第１の装置と、ひげそり中にハンドルから外れないように前記カートリッジを固定するために前記カートリッジと着脱可能に係合するラッチ部を有する第２の装置とを有し、前記ラッチ部は、カートリッジを外すために前記カートリッジの前面にほぼ垂直な方向に引っ込むことができ、それによって前記カートリッジから前記ハンドルを自由に外す安全カミソリが提供される。ここで説明する好ましいひげそり装置は、本発明をすべての観点で実施する。それは、カミソリハンドルと、ハンドルで使用するカミソリカートリッジと、カートリッジを保持するマガジンとを有する。ハンドルは、カートリッジに係合するようにそのいずれかの端部に隣接する前方を向いたフランジの対を有する係合装置を備えた固定クロス部材を有する。各カートリッジの後方には、ハンドルクロス部材のフランジの各対の間に受けるように配置された軸受ブロックがある。各対の少なくとも１つのフランジは、対応する軸受ブロックのキーが突出する横断スロットを有する。その端面で各カートリッジは後方を向いたショルダと、これらのショルダで開放しているほぼＶ形状のノッチ部とを有し、このノッチ部には、ハンドルによって支持されたラッチ部がカートリッジをハンドルに固定するために着脱可能に係合している。ラッチ部はノッチ部と共に作用して旋回軸を規定するフィンガを有し、この旋回軸の周りでカートリッジがハンドルに関して旋回することができる。このラッチ部は剛性のヨーク部材によって形成された２つのアームの各端部で支持されており、剛性のヨーク部材は、ハンドルの固定クロス部材に関して前方及び後方に移動可能に案内され、横方向スロットを有するハンドル部分に収容されたばねによって前方に押され、横方向スロットを通ってヨーク部材が伸びている。ハンドルクロス部材は、カートリッジの室の間のマガジンに沿ってハンドルを案内するためにマガジンに設けられたガイドレールと共に作用するようにその端面に横方向の溝を有する。またクロス部材の両端は、ハンドルをマガジンに導入するとき、ハンドルをガイドレールに整合させるために室の両端でマガジンの側壁に設けられた当接部と共に作用する停止部材を有する。ラッチ部のショルダは、ガイドレールと共に作用してカートリッジの間でマガジンに沿ってハンドルが移動する間に引き込まれるラッチ部を維持する。最初にラッチ部を引くために、カートリッジの室の両端部のマガジンの側壁に停止部が設けられる。ラッチ部は、これらの停止部と係合する突出部を有する。停止部は弾性舌部に設けられ、ハンドルは室の両端で舌部を非作動位置に固定するようになっており、ハンドルが、それを導入する前の室からマガジンに沿って室に案内されるとき、停止部は非作動となり、ラッチ部はその室のカートリッジに固定される。ラッチの突出部及び停止部は、ハンドルをマガジンの端部に関して極性化するように配置することができ、それらの向きが反転する場合にはマガジンにハンドルとカートリッジを完全には挿入することができない。また弾性舌部の停止部は、１つの室から前の室にマガジンに沿ってハンドルが後方に動くのを防止するように作用する。カートリッジの室を分離する隔壁に有利に形成された追加的な弾性舌部は、カートリッジをマガジン内に保持するためにカートリッジとスナップ係合するためにマガジンに設けられている。本発明によるひげそり装置によって、使用済みのカミソリカートリッジと新しいカートリッジとの交換は実行することが簡単で有利である。使用済みのカートリッジをマガジンの空いた室に挿入するとき、ハンドルはマガジンから新しいカートリッジをピックアップするように自動的に案内される。使用者が追加的にカートリッジの着脱を操作する必要はない。使用者に必要とされることは使用済みのカートリッジを空の室に挿入することであり、マガジンに沿ってハンドルを次の室の新しいカートリッジに引き、そのときハンドルが自動的に接続及び固定され、マガジンの外にハンドル及び取り付けたカートリッジをを持ち上げることである。さらに、マガジンに保持されたカートリッジの列は、順に配分され、使用者は、次にどのカートリッジを使用すべきか、未使用のカートリッジがどれぐらいマガジンに残っているかを正確に容易に見ることができる。本発明の完全な理解及びその新規な観点及び特徴は、添付図面を参照して一例としての次の実施例の説明から得られる。第１図は、本発明を実施するひげそり装置の安全カミソリ及びカートリッジマガジンの斜視図である。第２図は、カートリッジとハンドルの接続における最初の段階においてカミソリハンドルとカミソリカートリッジとの間の接続組立体の概略図である。第３図は、ハンドルに固定されたカートリッジを有する第２図の組立体を示す。第４図は、組立体がハンドルにカートリッジを旋回するようにどのように調整することができるかを示す第２図に対応する図面である。第５図は、カートリッジを空のカートリッジ室に挿入する際のハンドルとマガジンとの間の関係を示す部分断面図である。第６図は、カートリッジを隣接する室に収集するためにカミソリハンドルの移動時の部品を示す第５図に対応する図である。第７図は、カートリッジの空の室への正しくない位置決めを示す第５図に対応した図面である。第８図は、ハンドルのカートリッジを示し、カートリッジを中央の中間位置に付勢するために中央ばねを付加した部分的に破断した拡大図である。第９図は、第８図に示した組立体の分解斜視図である。第１図に示したひげそり装置は、使用者が手で持つようになっている第１の部分１１０（一部のみ示す）を有し、その上にカミソリカートリッジ２を着脱可能に取り付けるための組立体が支持されている。また、ひげそり装置は、カミソリハンドル１と共に個々のカートリッジを使用する前及び後に複数のカートリッジを安全に収納保持するカートリッジマガジン５を有する。第８図及び第９図に最もよく示すように、ハンドルは、従来の方法で第１の部分１１０の端部にしっかりと固定された固定クロス部材３を有する。図示した例において、クロス部材３の後面は、非円形でほぼ矩形の凹部３０１を備えており、ハンドルの第１の部分１１０は、凹部３０１に座するようになっている補完的な形状の端部スピゴット３０２を備えている。第１のハンドル部分１１０の端部部分は、基本的には中空であり、端部開口部３０３並びに横方向のスルーホール１１１を有している。アンカーブロック３０４は、開口部３０３に配置され、その両端部にフランジ３０５を備えており、このフランジ３０５は、ブロック３０４が開口部３０３を通過することを防止するために穴１１１の開口部によって規定された後方を向いたショルダ３０６に当接している。クロス部材３は、一対のねじ３０７によってアンカーブロック３０４に、従ってハンドル部分１１０にしっかりと固定されており、これらのねじ３０７は、クロス部材３の各穴３０８を通過し、アンカーブロック３０４に設けられたタップ穴３０９にねじ込まれて係合している。反対方向を向いているアーム４を有するヨーク部材１１２は、穴１１１を通って穴から突出している。ヨーク部材１１２は中央部分にコイルばね２４の一端を受ける溝１１４を有するばねシート１１３を有する。ばねの他方の内側の端部は、第１のハンドル部分１１０内に形成された溝１１５に当接している。ばね２４は、ヨーク部材１１２が前方に（第８図及び第９図に示すように下方に）押されるように、その２つのシート部の間で圧縮状態で保持されている。第８図から分かるように、ヨーク部材１１２は、フランジ３０５とヨーク部材１１２との組み合わされた厚さに関する穴１１１の寸法によってばね２４の付勢に対して短い距離だけ引っ込むことができる。ばね２４が側方に曲がることを防ぐために、剛性ロッド３１０がばねのコイル内に緩く挿入され、ばねの長さの大部分に伸びている。ヨーク部材１１２の中央ばねシート１１３は、ピン３２０によって第１のハンドル部分に対して直線的な後方及び前方への運動可能なように案内され、ピン３２０の両端は、シート部１１３の両端から突出しており、ハンドルの第１の部分１１０に形成された空洞の内面に形成された各スロット３２１に係合している。カミソリハンドル１の組み立て中、ピン３２０の挿入を可能にするようにハンドル部分１１０に穴３２２が設けられている。クロス部材３は、各端部において、それと一体的な前方を向いたフランジ１１と、外側のフランジ１１から内側に間隔をおいた追加的なフランジ１２とを有する。フランジ１２は、接着剤またはスポット溶接によってクロス部材３の前面にしっかりと固定された金属製のシェル軸受部材１３と一体的である。内側フランジ１２の各々は、横方向のスルースロット１５を備えており、このスロット１５は、以下に示す理由によって凸形状に湾曲している。クロス部材３の外端には、スロット１１６が設けられており、ヨークアーム４の自由端は、これらのスロットに摺動可能に案内されている。横方向の溝３７は、停止部材３５の直ぐ後ろでフランジ１１の外面にわたって伸びており、停止部材３５は、これらのフランジの自由縁部に形成されている。各ヨークアーム４の自由端部は、当接ショルダ４０を有し、この当接ショルダ４０は、第８図で分かるようにヨーク部材がばね２４の作用に対して引かれたときに、溝３７の後側面に整合するが溝の面の前方に正規に間隔を置いている。突出部３８は、ヨークアームに停止部材を形成しており、溝３７の幅にほぼ等しい距離だけショルダ４０から離れている。丸い端部を有するラッチフィンガ１８が、以下に説明するようにカートリッジ２に係合するように各ヨークアームの端部から前方に突出している。ヨーク部材１１２は、曲がったワイヤ中央ばね２３を支持しており、この中央ばね２３は、ハンドルに取り付けられたカートリッジをニュートラルの中央旋回位置に付勢している。ヨーク部材１１２は、長手方向のスロット１１８を備えており、この中に、ばねのベースリム部１１９が受けられ、ヨーク部材の各アームに設けられた穴に挿入されたピン３２０と２つのピン１２０によって保持される。次の説明から明らかになるように、ベースリム部の端部から前方に、ばね脚部１２１が延びており、カートリッジの旋回軸の各側の各点でカートリッジ２の後ろに当接するために脚部の側方のフィンガ１２２の両端から反対方向に側方フィンガ１２２が突出している。このクロス部材３はフランジ１２の内側に配置されたスルースロット１２３を有し、これらのスロット１２３は、カミソリハンドルの組み立て中、ばねフィンガ１２２がクロス部材を通過できるように側方に細長い。ばねの脚部１２１は、クロス部材３に関連して移動する必要はなく、それらをこのような移動に対して保持するために、第８図で明らかに分かるように脚部１２１を受けるように中央のノッチ部１２４が設けられている。カミソリハンドルと共に使用するために設けられたカートリッジ２の各々は、少なくとも１つの刃を有する（図示せず）。この技術分野でよく知られているように、ガードとキャップが設けられ、ひげそり中に刃の前方及び後方で皮膚に接触する面を規定する。これらの特徴に関して、カートリッジは公知の構造である。従来のようにカートリッジは、刃等を支持する成形プラスティックフレーム１３０を有し、カートリッジの各端部に、カミソリハンドルのクロス部材３のフランジ１１及び１２の各対の間に挿入するためにフレームと一体的に後方に突出する取付軸受ブロック１０が設けられている。ブロック１０の後縁面１００は、第２図乃至第４図の概略図で最もよく分かるように軸受部材１３によって従来のように設けられたクロス部材の前面に対して当接するために突出するように湾曲している。隣接フランジ１２のスロット１５に係合するために長手方向を向いたキー部材１４が各ブロック１０の内面と一体的になっている。カートリッジのフレームは、各端面において、後方（図面に示すように上方に）を向いたショルダ１６を形成するためにステップが設けられており、このショルダに開放ノッチ１７が形成されている。ノッチ１７は、Ｖ形状であり、カミソリハンドルの対応するヨークアーム４の端部で支持されたラッチフィンガ１８を受けるようになっている。ラッチフィンガ１８及びノッチ１７の丸い両端は、軸線２０を規定するように共に作用し、ハンドルに接続するとき、カートリッジがこの軸線の周りでハンドルに対して旋回することができる。カートリッジのフレームは長手方向の部材１２６，１２７を有し、この部材１２６，１２７は、旋回軸線２０の各側に配置されており、カートリッジのガード及びキャプ面の背後にそれぞれ配置されている。カートリッジをカミソリハンドルに取り付けるときに、反対方向を向いたばねフィンガ１２２は、長手方向のフレーム部材１２６，１２７に当接しており、カートリッジを中央の旋回位置に付勢するように作用する。以下に説明するように、カートリッジをマガジン５に保持するために一対の戻り止め９が各フレーム部材１２６，１２７に形成されている。カミソリハンドル及びカートリッジの双方は、共にカートリッジをカミソリに旋回可能に結合するために新規な接続装置を形成する。ハンドルとカートリッジを組み立てる際に、ヨーク部材１１２は、ラッチフィンガ１８を引っ込めるためにばね２４の力に対して引っ込まなければならない。（ばね２４は第２図乃至第４図に概略的にのみ示される）。次にハンドルは、ブロック１０がフランジ１１，１２の対の間に入り、キー１４が対応するスロット１５に入るようにハンドルをカートリッジの横方向に基本的にはカートリッジの前面に平行に移動することによってカートリッジに係合することができる。第２図は、引っ込んだラッチフィンガを示し、カートリッジと接続して移動するハンドルを示す。次にハンドルヨーク１１２が開放され、ラッチフィンガ１８がばね２４の延長によって前方に駆動され、カートリッジの各端部でノッチ部１７に係合してカートリッジをハンドルに固定する（第３図参照）。ハンドルとカートリッジが接続されることによって、カートリッジは軸線２０の周りで旋回することができるが、第３図に示す中央位置において、旋回の最大限の角度は、例えば、第４図に示すＶノッチ１７の直線的な傾斜側面とラッチフィンガの当接によって、中央位置の各側にほぼ２２．５゜に制限される。すでに上述したように、中央位置から離れた旋回運動は、長手方向のフレーム部材１２６，１２７に対して作用するばねフィンガ１２２によって弾性的な抵抗を受ける。ばね２３はヨーク部材に取り付けられているので、カートリッジをハンドルに取り付け及びそこから外す動作中にカートリッジから引っ込んでいる。カートリッジの可能な旋回運動の範囲にわたって、各キー部材１４はそれが受けられるスロット１５の対向側面に接触したままであり、後方を向いたスロット面２２の湾曲形状は、キー部材１４と確実に摺動接触を行うようになされており、ブロック１０の後面１００は、それらが当接するシェル軸受け面と接触を維持する。この構成によって、ハンドル上でのカートリッジの望ましくない前方及び後方の動きが防止される。軸受ブロック面１００が当接する表面２２が金属軸受部材１３によって規定されているので、長期間の使用にわたって摩耗を受けるハンドルのこれらの部分は、小さい金属によって提供され、クロス部材の残りの部分は、ほとんどプラスティックで形成することができる。別の案として、クロス部材３及び部品は例えばダイ鋳造として一体的に形成することができる。ハンドルからカートリッジを外すことはカミソリの正規の使用中には防止される。もし、カートリッジの端部のノッチ部を外すためにラッチフィンガ１８を再び引くと、各スロット１５から出るようにキー１４が自由に移動し、カートリッジからハンドルが外れる。図示したようにこの実施例において、ノッチ部１７及びラッチフィンガ１８は、カートリッジのほぼ中間平面で旋回軸線２０を形成する。ノッチ部１７及びラッチフィンガ１８は、刃の縁部に隣接するように、一直線にまたは刃の前方のような他の位置に旋回軸を規定するが、キー１４及びスロット１５の形状は、旋回軸の場所に適合するように変化させる必要がある。第１図に完全に示したカートリッジマガジン５は、カートリッジの交換操作中にカミソリハンドルのラッチ機構を作動するように配置される。マガジン５は、各カートリッジ２を保持するために一連のカートリッジ室を規定するように側方の隔壁６によって分割され上方が開放した矩形のトレーまたはケースの形態を有する。第１図に図示した実施例において、マガジンは６つの室を形成し、第１の室は、空の状態で示され、残りの５つの室は、中にカートリッジを収容しているように示されている。カートリッジは、隔壁６の両端に形成された弾性舌部８に形成された歯７（第６図参照）によって各室に保持され、この歯７は、カートリッジに設けられた補完的な戻り止め９に係合する。カートリッジ２は基本的にはすべて同一の構造であるが、カートリッジの刃が切れなくなるまでひげそり用のハンドルで順に使用されるようになっている。次の説明から明らかになるように、マガジンは交換すべき使用済みのカートリッジをマガジンの頭部を通してマガジンの空の室に挿入することができるように配置されている。またハンドル及び交換カートリッジをマガジンの外側に持ち上げた後、次の隣接室に収容された交換カートリッジを有する正しい組立体までマガジンに沿ってハンドルを移動することができる。マガジン５は、直立弾性舌部３０を各カートリッジの室の各端部に提供するために成形された内側の側壁を有し、その自由端部は上方及び下方停止部３１，３２までステップを有する。舌部の各側の側壁にはハンドルクロス部材３に固定された停止部材３５と共に作用する固定当接部３４が形成されており、長手方向のレール部３６は、カートリッジの室の間の側壁に沿って伸びている。レール３６は、以下に説明するように１つのカートリッジ室から次のカートリッジにカミソリハンドルを案内するためにハンドルのクロス部材の端面の横方向の溝３７と共に作用する。第１図のハンドルに取り付けられたカートリッジが使用され、マガジンの新しいカートリッジと交換するものと仮定する。ハンドルによって使用されたカートリッジは、マガジンの空の第１の室に下げられる。カートリッジの一端で生じることを説明するが、ハンドル、カートリッジ及びマガジンがその第１の端部と対称的な形状を有するカートリッジの他端においても正確に同じことが言えることは理解すべきである。カートリッジをマガジンに下げることは、ヨークアーム４に固定された突出部３８を弾性舌部３０の下方停止部３２に対して移動させ、突出部の中央位置からずれた位置は、上方停止部３１を確実に開く。突出部３８と下方停止部３２の当接によって、カートリッジが連続して降下することによって、カートリッジに関してラッチフィンガが引かれカートリッジのノッチ部１７からラッチフィンガを外す。この引っ込みは、アーム４が連続して下方に移動することが防止されることから生じ、ばね２４の力に対してまたさらに下方に移動するカートリッジ２及びハンドルクロス部材３に対してヨーク部材１１２を有効に引く。カートリッジを空のマガジン室に完全に挿入するとき、ハンドルクロス部材３の停止部材３５は、固定当接部３４と接触し、（第６図に示す）舌部８の保持歯７は戻り止め部９に留められる。これは第５図に示す場所であり、突出部３８が停止部材３５に整合するように持ち上げられ、溝３７は、レール３６に整合し、マガジンに沿ってハンドルを引くことによって、マガジンに沿って前方に、また使用済みカートリッジに対して横方向に第５図の矢印Ａの方向に移動し、この移動は、カートリッジ室を分離する隔壁６（第６図参照）によってハンドルが移動されるのを妨げる。マガジンに沿ってハンドルを後方に移動することは、停止部の面３１及び３２の間の舌部３０の垂直面１０５に対する突出部の当接によって防止される。しかしながら、ハンドルの前方の移動は、舌部３０の丸い面１０２，１０４及び停止部材３５によって停止部材が舌部に外側にかみ合うとき、トレイリング停止部材３５は舌部３０によっては妨げられず、停止部材３５は、舌部３０を越えて摺動する。停止部材３５が舌部３０を越え、すなわち、突出部３８が第５図にある位置を占めるとき、舌部３０は元の位置に戻る。ハンドルは、次の隣接室に向かってレール３６に沿って摺動し、この移動中、ヨークアーム４、従ってラッチフィンガ１８は、レール３６の上縁部に係合するアーム４上のショルダ４０によって引かれた状態に維持される。ハンドルが前の室に使用済みのカートリッジが残っている次の、すなわち第２の室に接近すると、第２の室内の新しいカートリッジの軸受ブロック１０及びキー１４は、上述したように及び第２図に概略的に示すように（この図面で分かるように、ハンドル１は、カートリッジに対して右に移動している）、フランジ１１，１２とハンドルのスロット１５に入って共に作用する。さらに、リーディング停止部材３５は、弾性舌部３０に係合してそれを第６図に示す位置までそれを外側に押し、停止部材３５の丸い縁部１０４は、舌部の丸い表面１０２と共に作用してこのカム作用を行う。その結果、ショルダ４０が前のマガジン室からそれに沿って摺動するレール３６を越えるや否や、ヨークアーム４はヨークばね２４の影響で前方への移動（図面で見て下側）を自由に行えるようになる。この動きによって、アーム４の端部の固定フィンガ１８は、第２の室のカートリッジの端部でショルダ１６上に当接するように前進し、ハンドルが第６図に連続的に移動すると、ラッチングフィンガは、第２の室に配置された新しいカートリッジのノッチ１７と自動的に係合する。このように、ハンドルが第６図及び第３図に概略的に示す位置に到達するとき、ハンドルは新しい位置にしっかりと固定される。ハンドルをカートリッジに固定することによって、ハンドルがマガジンに沿ってさらに移動することを防止し、新しいカートリッジを有するハンドルのみがマガジンから引くことができる。カートリッジはハンドルをわずかに引くことによって保持刃７との係合が外れる。もちろん、これは、マガジンの第２の室を空いたままにし、この室から除去されたカートリッジをハンドルに配置するとき、例えば、使用によって刃が切れなくなったとき、カートリッジは室に再び挿入され、ハンドルは上述した内容と全く同様に、次ぎの隣接した室のカートリッジをピックアップするために移動される。従って、前述したひげそり装置によって、マガジンに供給されたカートリッジは、積極的に順に配分され、すなわち、それらはハンドルによって連続的にピックアップされる。前述したひげそり装置によって、カートリッジの交換作用は、使用者にとっては簡単であり、最小限の器用さがあればよい。基本的にはカートリッジの交換動作を完了するために必要とされるものは、たとえ、このストロークが３段階、すなわち、使用済みのカートリッジのカートリッジの空の室への挿入、ハンドルの次ぎの室への前進、マガジンからハンドルと交換カートリッジの引き出しを含んでいるとしても、マガジンに対するハンドルの１回の操作のみである。最初の２つの段階が完了された時、第３の段階は、マガジンに対してハンドルをさらに動かすために追加的な動きを行えばよいだけである。さらに、カートリッジが一旦挿入されると、ハンドルがとる可能性のある経路はマガジンに沿って次のカートリッジへの経路のみである。その結果、この装置は使用者には非常に有利であり、ハンドルを新しいカートリッジに正しく整合するように操作するに必要なカートリッジ交換操作を実行するとき、エラーする機会が非常に制限される。代わりの案としては、ハンドルをマガジンに沿って円滑に摺動させることによってカートリッジをハンドルに自動的に接続して固定する。カートリッジは、ハンドルに固定されていない間は、特に取り扱いを必要としないので、カートリッジを交換する操作において使用者の安全を保証する追加的なメリットを有する。また安全性の利点は、ハンドルの使用時まで及びこのような使用後の双方においてカートリッジがマガジンに保持されている結果確実になる。弾性舌部３０の端部のステップ構成は２つの目的を達成することに留意すべきである。第１に突出部３８に係合することによって２つの停止部３１，３２の間の垂直方向のショルダ１０５は、マガジンケースに関して誤った方向へのハンドルの動きを防止する。従って、ハンドルは、隣接するカートリッジ室の間で一方向にのみ移動することができ、ハンドルはマガジン内のすでに使用済みのカートリッジをピックアアップすることができない。第２の作用は、ハンドルとマガジンとの間に極性化を提供することである。もしハンドルを長手方向の反対の位置に挿入しようとするならば（それは、次のカートリッジを前後逆にハンドルに接続することになる）、突出部３８は上方停止部３１と出合い、アーム４が完全に引かれるときに、停止部材３５は、レール３６に整合し、接続したカートリッジを解放し他のカートリッジをピックアップするハンドルの動きを防止する。ハンドル及びカートリッジの正しくない反転または逆転位置を第７図に示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ【要約の続き】５）に係合するキー部材（１４）を有し、前記ハンドルは、カートリッジを横断する方向に、カートリッジの前面（２５）にほぼ平行にカートリッジに対して移動されることによって次のカートリッジに接続される。カートリッジの端部のノッチ部（１７）に係合するラッチ装置（１８）は、カートリッジをハンドルから外れないように固定するためにハンドルに設けられている。ラッチ装置及びノッチ部（１７，１８）はハンドルがカートリッジの旋回運動を可能にするピボットを形成している。

Claims

【特許請求の範囲】１．カミソリカートリッジ（２）と着脱可能に係合する機構を有するカミソリハンドルであって、前記機構は、カートリッジの横断方向にまたカートリッジの前面（２５）にほぼ平行に前記カートリッジに関してハンドルを移動させることによって前記カートリッジ（２）に係合するように固定された係合装置（１１，１２）を有する固定部材（３）と、ひげそり中のハンドルから外れないように前記カートリッジを固定するために前記カートリッジに着脱可能に係合するラッチ部（１８）とを有し、前記ラッチ部（１８）は、前記カートリッジからラッチ部（１８）を解放して係合装置をカートリッジから外すことができるように、固定部材に係合しているカートリッジの前面（２５）にほぼ垂直な方向に引っ込むことができるように固定部材（３）に対して移動することができるカミソリハンドル。２．前記固定部材は、クロス部材（３）を有し、クロス部材はその両端部に隣接するように係合装置（１１，１２）を有し、前記クロス部材の両側に隣接して各ラッチ部（１８）が設けられている請求項１に記載のカミソリハンドル。３．前記クロス部材（３）には、補完的な案内装置（３６）と共に作用するように各端部に案内装置（３７）が設けられており、前記案内装置（３６）は、カートリッジ収納室の間でマガジンに沿ってハンドルを案内するためにカートリッジマガジン（５）に設けられており、前記ラッチ部はカートリッジ収納室の間でマガジンに沿ってハンドルを移動する間にラッチ部（１８）を引かれた状態に維持するためにマガジンと共に作用する当接装置（４０）を有する請求項２に記載のカミソリハンドル。４．クロス部材（３）の案内装置は、その端部にマガジンに設けられた案内レール（３６）と共に作用する横溝（３７）を有し、ラッチ部は引いた位置でラッチ部（１８）を維持するために案内レール（３６）と共に作用する当接ショルダ（４０）を有する請求項３に記載のカミソリハンドル。５．クロス部材（３）の端部は、各カートリッジ室の端部でマガジンに設けられた固定当接部（３４）と共に作用する停止部（３５）を有し、これらは、１つの室にハンドルを挿入するとき、ガイドレール（３６）とガイド溝（３７）を整合させ、隣接した室までマガジンに沿って移動することができるようにハンドルを配置する請求項４に記載のカミソリハンドル。６．ラッチ部は、案内溝（３７）をガイドレール（３６）に整合するようにハンドルをカートリッジに挿入するとき、ラッチ部を引くためにカートリッジ室の両端でマガジンに設けられた停止部（３２）と係合する突出部（３８）を有する請求項４または５に記載のカミソリハンドル。７．前記突出部（３８）は、ガイドレールを通過させることができるようにショルダ（４０）から離れている請求項６に記載のカミソリハンドル。８．前記ラッチ突出部（３８）は引っ込み位置にあるとき、停止部（３５）と側方に整合している請求項６または７に記載のカミソリハンドル。９．突出部（３８）は、もしカートリッジが長手方向に反対方向を向いている場合にはマガジンの室にハンドルのカートリッジを完全に挿入されることを防止するように前記停止部（３２）上にマガジンに配置された追加的な停止装置（３１）に係合するために側方に偏心している請求項６，７または８に記載のカミソリハンドル。１０．前記ラッチ部は、ヨークアーム（４）によって支持され、ヨークアームを通して作用するばね装置によってクロス部材に対して引っ込み位置からカートリッジと固定係合する位置まで弾性的に押される請求項２乃至９のいずれか１項に記載のカミソリハンドル。１１．ヨークアーム（４）は一体的なヨーク部材（１１２）によって形成され、ヨーク部材をクロス部材（３）に関して前方に押すカムばね（２４）によって作用される請求項１０に記載のカミソリハンドル。１２．クロス部材は、手で把持され、横方向のスルースロット（１１１）を有するハンドル部分（１１０）に固定され、ヨーク部材（１１２）は、前記スロットを貫通し、前記ばね（２４）は、ハンドルの第１の部分とヨーク部材（１１２）との間で作用するように前記スロット内に収容される請求項１１に記載のカミソリハンドル。１３．前記ヨークアーム（４）は、クロス部材（３）の端部に設けられたスロット（１１６）で案内される請求項１０，１１または１２に記載のカミソリハンドル。１４．前記係合装置は、前記クロス部材の長手方向に間隔を置いた一対のフランジ（１１，１２）を有する請求項２乃至１２のいずれか１項に記載のカミソリハンドル。１５．スロット（１５）を有するフランジの前記対の少なくとも１つは、クロス部材（３）にしっかりと固定された耐摩金属部材（１３）によって形成されている請求項１４に記載のカミソリハンドル。１６．耐摩部材（１３）は、フランジ（１１，１３）の対の間に受けられるカートリッジ軸受ブロックのシェル軸受け面（１００）と係合する面を提供する請求項１５に記載のカミソリハンドル。１７．ばね装置（２３）は、カートリッジをニュートラルな旋回位置に付勢するためにハンドルに係合したカートリッジに作用し、ばね装置は、ヨークアーム（４）に支持され、カートリッジの後方に作用するように配置される請求項１０乃至１３のいずれか１項に記載のカミソリハンドル。１８．前記ばね装置（２３）は、旋回軸の各側にカートリッジの後方に対するように一対のばねフィンガ（１２２）を有する請求項１７に記載のカミソリハンドル。１９．前記各ラッチ部は、ラッチフィンガ（１８）及び凹部（１７）によって形成された旋回軸（２０）の周りでのハンドルのカートリッジの旋回運動を制限するように前記フィンガ用のカートリッジの補完的な凹部（１７）に係合するように前方を向いたフィンガ（１８）とを有する請求項１乃至１８のいずれか１項に記載のカミソリハンドル。２０．キャップと、ガードとその前方に少なくとも１つの刃を有するカミソリカートリッジであって、前記刃は、カミソリハンドルに着脱可能に接続するための結合装置を有する刃支持体によって支持され、前記結合装置は、カートリッジの後方でカミソリハンドルに設けられた横スロット（１５）に係合するために長手方向を向いたキー（１４）を備えた取付ブロック（１０）を有し、固定装置（１７）は、スロットからのキー（１４）の外れ及びカミソリハンドルからのカミソリの外れを防止するためにカミソリハンドルのラッチ部（１８）と共に作用するカミソリカートリッジ。２１．前記固定装置（１７）は、カミソリハンドルに対してカートリッジの旋回運動が可能になるように配置されている請求項２０に記載のカミソリカートリッジ。２２．前記固定装置（１７）は、旋回軸（２０）を規定するためにそれと係合するラッチ（１８）共に作用するようになっている請求項２１に記載のカミソリカートリッジ。２３．前記固定装置は、カミソリハンドルに設けられたラッチフィンガ（１８）に係合するようになっているほぼＶ形状のノッチ部を有する請求項２１または２２に記載のカミソリカートリッジ。２４．前記カートリッジの各端部には各ラッチフィンガ（１８）と共に作用する固定ノッチ（１７）が設けられている請求項２３に記載のカミソリカートリッジ。２５．前記取付ブロック（１０）は、カミソリハンドルの前面と共に作用する後方を向いたシェル軸受面（１００）を規定する請求項２０乃至２４のいずれか１項に記載のカミソリカートリッジ。２６．前記刃の支持体はカートリッジをマガジン内で可動に保持するためにカートリッジマガジン（５）に設けられた補完的な装置（７）と係合する戻り止め装置（９）を有する請求項２０乃至２５のいずれか１項に記載のカミソリカートリッジ。２７．各カートリッジを平行な配列に収容して２つまたはそれ以上の別になった室を規定する容器（５）であって、室の端部を形成する側壁を有する容器（５）と、側壁に設けられ、１つの室に挿入されたカミソリカートリッジから隣接する室に挿入されたカミソリカートリッジにカミソリハンドルを案内するためにカミソリハンドルと係合するために隣接する室の間に伸びている案内装置（３６）とを有し、室の両端のマガジンの側壁は、前記室のマガジンに挿入されるときにカミソリハンドルの補完的な停止装置（３５）と係合し、前記案内装置（３６）と共に摺動するように作用してカミソリハンドルを位置決めする停止装置（３４）を備えており、また前記マガジン室に挿入するとき、ハンドルを固定されていないカートリッジから外し、次の隣接する室のカートリッジに接続するようにマガジンに沿って移動することができるようにカミソリハンドルのカートリッジ固定装置（３８）を非作動としてカートリッジからハンドルを外すカートリッジ解放装置（３２）を有する少なくとも１つのカミソリカートリッジを保持するマガジン。２８．室の両端のカートリッジ解放装置は、前の隣接室から前記室に移動するカミソリハンドルによって非作動位置に移動可能であり、それによってカートリッジ固定装置（３８）を前記室のカートリッジにカミソリハンドルが固定するように作動させる停止装置（３２）を有する請求項２７に記載のマガジン。２９．前記移動可能な停止部材は、作動位置に押され、カミソリハンドルによって非作動位置まで偏向可能な弾性舌部（３０）を有する請求項２８に記載のマガジン。３０．前記弾性舌部（３０）は、マガジンの長手方向に偏位している上方及び下方の停止面（３１，３２）を形成し、上方停止面（３１）は、もしハンドル及びカミソリが長手方向に反転する向きに室に入れようとする場合ハンドルがカミソリに完全に挿入されることを防止するためにカミソリハンドルのカミソリ非固定装置（３８）と係合するように配置される請求項２９に記載のマガジン。３１．マガジンの側壁は、各室の各端部において可動な停止手段（３０）の両側に一対の固定停止部（３４）を有する請求項２８乃至３０のいずれか１項に記載のマガジン。３２．前記案内装置は、室の間のマガジンの側壁に沿って伸びているレール（３６）を有する請求項２７乃至３１のいずれか１項に記載のマガジン。３３．前記マガジン室は、スナップ作用によってカートリッジに係合し及びそれを解放する装置（７）を有する横方向の壁（６）によって区劃されている請求項２７乃至３２のいずれか１項に記載のマガジン。３４．カミソリカートリッジ（２）をハンドルに着脱可能に固定する係合装置（１５，１８）を有するカミソリハンドル（１）と、少なくとも１つのカミソリカートリッジを保持し、各カートリッジを平行な配列に収容するために２つまたはそれ以上に別れた室を有するマガジン（５）と、係合装置と共に作用し、前記室の間でカミソリハンドルの動きを案内し、ハンドルによって支持された第１のカートリッジを空の室に挿入するとき、前記係合装置が前記第１のカートリッジからハンドルの分離を行うように作動し、前記ハンドルが、前の空の室に第１のカートリッジを残して隣接する室に向かって移動するように案内される装置（３０乃至３４，３６）と、隣接した室に収容されている第２のカートリッジとを有し、前記係合装置は、前記ハンドルが前記第２のカートリッジをハンドルに固定するために前記隣接する室に入るとき前記第２のカートリッジに係合し、前記第２のカートリッジを保持したハンドルは前記マガジンから引くことができるひげそり装置。３５．前記マガジンは、室の端部を形成する対向側壁を形成し、前記カミソリハンドルと共に作用しそれを案内する前記装置（３０乃至３４，３６）は前記側壁に設けられている請求項３４に記載のひげそり装置。３６．前記室は、前記側壁の間に伸びており、前記カートリッジを各室に着脱可能に保持するために前記カートリッジに弾性的に係合する装置（７，８）を有する隔壁（６）によって制限される請求項３５に記載のひげそり装置。３７．前記マガジンは、前記カミソリハンドルの係合装置と共に作用するために室の端部に配置された停止部材（３０）を有し、室の停止部材は、前の隣接した室から前記室にカミソリハンドルの動きを案内することによって非作動位置に移動可能であり、それによってハンドルの係合装置が、前記隣接した室に収容されているカートリッジに係合して前記カートリッジを前記ハンドルに固定する請求項３４，３５または３６に記載のひげそり装置。３８．前記停止部材は、弾性舌部（３０）を有する請求項３７に記載のひげそり装置。３９．前記弾性舌部は、室に関して上方を向いており、その自由端部に規定された停止面（３１）を有する請求項３８に記載のひげそり装置。４０．前記カミソリハンドル及び停止装置は、停止装置（３０）を非作動位置に固定するようにハンドル用の補完的なカム面（１０４，１０２）を有する請求項３７乃至３９のいずれか１項に記載のひげそり装置。４１．前記マガジンの前記案内装置は、室の間に伸びているレール（３６）を有する請求項３４乃至４０のいずれか１項に記載のひげそり装置。４２．前記マガジンの案内装置は、室の間に伸びているレール（３６）を有し、前記カミソリハンドルは、前記マガジンに関してハンドルの運動を案内している間レールに沿って摺動するために固定された停止部材（３５）を有し、前記マガジンは、前記レール（３６）と共に作用して摺動する準備をするためにカミソリハンドルを配置するように停止部材に当接するために各停止装置（３０）の各側に配置され固定された当接装置（３４）を有する請求項３７乃至４０にいずれか１項に記載のひげそり装置。４３．前記レール（３６）は、１つの室から次の室にハンドルが動く間固定されない状態で係合装置を保持するために係合装置と協同するように配置される請求項４１または４２に記載のひげそり装置。４４．前記ハンドルは、マガジンガイドレールと共に摺動作用を行う溝であって、前記停止部材（３５）によって一方の側面に構成された溝を備えた部材（３）を有し、前記係合装置は、前記溝を横断する方向に前記ハンドル部材に関して可動であり、固定位置に付勢されたラッチ部（１８）を有し、前記ラッチ部は、前記ハンドルをマガジン室に挿入するとき前記固定位置から非固定位置に前記ラッチ部を移動させるために停止装置（３１）と共に作用する突出部（３８）とを有し、前記ラッチ部は、前記突出部から離れ、それに面したショルダ（４０）を有し、前記ショルダは、前記室の間の前記ハンドルの運動中に前記溝を通過するマガジン案内レールに沿って摺動し、このようなハンドルの動きの間に非固定位置にラッチ部を保持する請求項４２及び４３に記載のひげそり装置。４５．前記ラッチ部は、カミソリカートリッジ（２）の端部に設けられ、前記カートリッジ端部の後方に面するショルダ（１６）から前方に伸びる補完的なノッチ部（１７）に係合するために前方に突出するラッチフィンガ（１８）を有する請求項４４に記載のひげそり装置。４６．前記ラッチフィンガ（１８）及び前記ノッチ部（１７）は固定するときにハンドルに関して前記カートリッジ（２）の旋回運動を制限することができる形状である請求項４５に記載のひげそり装置。４７．前記ハンドルの係合装置は、キーとスロットの接続を形成するように各カートリッジの結合装置と共に作用することができる装置（１５）を有し、ラッチ部を非固定とするとき、キー及びスロット接続（１４，１５）は、前記ハンドルをカートリッジに接続及び離脱するためにカートリッジに関して横方向に移動することができる請求項４４，４５または４６に記載のひげそり装置。４８．前記スロット（１５）は、前記ハンドルに設けられ、前記キー（１４）は前記カートリッジに設けられる請求項４７に記載のひげそり装置。４９．前記停止装置（３０）は１つの室から次の隣接した室にハンドルを移動させ、前記ハンドルの反対方向への動きをブロックすることができる形状である請求項３７乃至４２または４３乃至４８のいずれか１項に記載のひげそり装置。５０．前記停止装置（３０）と前記ハンドルは、極性化され、前記カートリッジに関して前記ハンドルの１つの所定方向にのみ前記室に前記ハンドル及びそれに固定されたカートリッジを挿入することができるようになっている請求項３７乃至４２または４３乃至４９のいずれか１項に記載のひげそり装置。５１．前記ハンドルをカミソリカートリッジ（２）に着脱可能に接続する係合装置（１５，１８）を有するハンドルと、少なくとも１つの刃を有し、前記ハンドルの係合装置と共に作用する結合装置（１４，１７）を有するカミソリカートリッジ（２）とを有し、前記係合装置は、前記カートリッジに接続可能及びそこから取り外し可能なように前記カートリッジの前面にほぼ平行な方向に、前記カートリッジを横断する方向に移動するように前記ハンドルを拘束する第１の装置と、ひげそり中にハンドルから外れないように前記カートリッジを固定するために前記カートリッジと着脱可能に係合するラッチ部（１８）を有する第２の装置とを有し、前記ラッチ部（１８）は、カートリッジを外すために前記カートリッジの前面（２５）にほぼ垂直な方向に引っ込むことができ、それによって前記カートリッジから前記ハンドルを自由に外す安全カミソリ。５２．前記カミソリ結合装置及び前記ハンドルの第１の装置は、キー及びスロット接続（１４，１５）を規定する請求項５１に記載の安全カミソリ。５３．前記スロット（１５）は、前記ハンドルに形成され、前記キー（１４）は前記カートリッジに設けられる請求項５２に記載の安全カミソリ。５４．前記ラッチ部は、前記カートリッジの前記ノッチ部に係合するフィンガ（１８）を有する請求項５１，５２または５３に記載の安全カミソリ。５５．前記フィンガ及び前記ノッチ（１８及び１７）は前記カートリッジの長手方向に伸びる軸線（２０）の周りで前記ハンドルに関する前記カートリッジの旋回運動を制限することができる形状である請求項５４に記載の安全カミソリ。５６．前記ラッチフィンガ（１８）は、ノッチ部（１７）と共に作用して旋回軸（２０）を形成する請求項５５に記載の安全カミソリ。５７．前記ハンドルはその各端部に係合装置（１５，４８）を備えたクロス部材（３）を有し、前記カートリッジは、各係合装置と共に作用するために各端部に結合装置（１４，１７）を有する請求項５１乃至５６のいずれか１項に記載の安全カミソリ。５８．前記クロス部材は、前記カートリッジに関して前方を向いている端部フランジ（１１）を有し、前記カートリッジは、前記フランジに隣接した前記クロス部材に当接するため後方に突出する軸受ブロック（１０）を有する請求項５７に記載の安全カミソリ。５９．前記ラッチ部（１８）は、前記カートリッジに関して前方及び後方に移動可能に案内されるアーム（４）によって支持され、前記部材（４）は、前方に付勢されているばね（２４）である請求項５６または５７に記載の安全カミソリ。６０．前記ラッチ部を支持する前記アーム（４）は、クロス部材（３）の端部に形成されたスロット（１１６）に摺動可能に係合する自由端部を有する請求項５９に記載の安全カミソリ。６１．前記アーム（４）は、クロス部材の後方のハンドルに接続され、前記ハンドルに収容されたばね（２４）によって前方に押される剛性ヨーク（１１２）を備えている請求項５９または６０に記載の安全カミソリ。６２．前記カートリッジは、前記ハンドルに旋回可能に接続されており、前記カートリッジをニュートラル旋回位置に付勢するために前記カートリッジの後方に作用するために、前記ラッチ部（１８）を支持する部材（４）にばね装置（２３）が設けられている請求項５９乃至６１のいずれか１項に記載の安全カミソリ。