JPH08497A - ハンドケアタオル - Google Patents

ハンドケアタオル

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Publication number
JPH08497A
JPH08497A JP6164850A JP16485094A JPH08497A JP H08497 A JPH08497 A JP H08497A JP 6164850 A JP6164850 A JP 6164850A JP 16485094 A JP16485094 A JP 16485094A JP H08497 A JPH08497 A JP H08497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
towel
hand care
ingredients
weight
hand
Prior art date
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Pending
Application number
JP6164850A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuko Yamada
郁子 山田
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ASUBII KK
Original Assignee
ASUBII KK
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Publication date
Application filed by ASUBII KK filed Critical ASUBII KK
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Publication of JPH08497A publication Critical patent/JPH08497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手肌の殺菌または坑菌ならびに保濕が簡便かつ
安価に実現され、さらには紫外線防止効果も同時に付与
されるようなハンドケア手段を提供すること。 【構成】使い捨てタオル基材に、保濕成分、殺菌または
坑菌成分、ならびに紫外線防止成分からなるハンドケア
成分を含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使い捨てタオルに関し、
特に手肌の手入れに有効な成分を含むハンドケアタオル
に関する。
【0002】
【従来の技術】手肌は常時苛酷な環境に晒されており、
その美しさを保つためには、本来は顔と同程度あるいは
それ以上の手肌の手入れ、すなわちハンドケアが必要で
ある。しかし通常は手を洗う、水分を拭き取る、の2ス
テップのケアに留まり、またはこれにクリームをつける
ステップを加えた3ステップのケアがせいぜいである。
【0003】手を洗う際には雑菌等をよく洗い流して除
去することが必要であり、これを怠ると手肌は自然に荒
れてくる。この目的で、従来から殺菌性のハンドソープ
等が用いられるが、保濕性に劣る製品が多いため、多用
すると却って手肌の荒れを招く場合がある。しかも保濕
効果の高いハンドソープは一般に高価である。
【0004】洗った手を拭く際は、清潔なタオル等を使
用しなければならず、さもないと、せっかく洗った手に
再び雑菌等を付着させることになり、殺菌性ケア剤を用
いる場合にも意味がなくなる。しかし、これらの条件を
満たす手洗いを毎回実行することは困難な場合が多い。
【0005】ハンドクリーム類は、サッパリ感としっと
り感を与える目的で使用される。しかし、水に触れる機
会の多い使用者にはクリームの使用自体が煩雑であり、
実用性に乏しいのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハンドケア
に関する上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、手肌の殺菌または坑菌ならびに保濕が簡便かつ安
価に実現され、さらには紫外線防止効果も同時に付与さ
れるようなハンドケア手段を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、使
い捨てタオル基材にハンドケア成分を含有させてなるハ
ンドケアタオルにより達成される。
【0008】上記のハンドケアタオルにおいて、上記ハ
ンドケア成分は、保濕成分、殺菌または坑菌成分、なら
びに紫外線防止成分から選択される成分の任意の組合せ
からなり、これらを含む油相成分を、乳化剤を介して水
相成分に分散させることにより調製される。
【0009】上記ハンドケア成分に使用する油性成分と
しては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、イソパ
ラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、
パラフィンワックス等の液状、半個体状(グリース状)
もしくは個体の炭化水素類;オクチルドデシルミリステ
ート、イソプロピルパルミテート、セチル−2−エチル
ヘキサノエート、オレイルオレエート、ブチルイソステ
アレート、セチルラクテート、ジイソプロピルアジペー
ト、ジイソステアリルマレート、ビタミンEアセテー
ト、ビタミンAパルミテート、ビタミンCステアレート
等のエステル油類;ミツロウ、鯨ロウ、キャンデリラロ
ウ、モクロウ、カルナバロウ等のワックス類;オリーブ
油、大豆油、サフラワー油、アーモンド油、椿油、ホホ
バ油、ヒマシ油、ゴマ油、ヤシ油、サザンカ油等の植物
性油脂類;牛脂、豚脂、ミンク油、タートル油、卵黄油
等の動物性油脂;キミルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアル
コール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類;
2−エチルヘキシルトリグリセライド、カプリルトリグ
リセライド、カプリルカプロントリグリセライド、オレ
イルトリグリセライド等のトリグリセライド類;ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イ
ソステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、リノール
酸、リノレン酸等の高級脂肪酸類;ジメチルシリコー
ン、メチルフェニルシリコーン、環状シリコーン、変性
シリコーン、高分子シリコーン等のシリコーン油類;リ
ン酸、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、水溶性ビタミ
ンC誘導体、アエロエキス、カミツレエキス、海草エキ
ス、キチンリキッド、γ−オリザノール、水酸化カリウ
ム、ヒノキチオール、パラオキシ安息香酸メチル、キト
ヘプタオースなどの従来からの化粧品および医薬部外
品、医薬品、トイレタリー製品、洗浄剤、食品等の分野
で使用されている油相成分があり、これらの一種以上の
ものを適宜組み合わせて使用することができる。
【0010】上記水相成分としては、水;水とエタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール及び
ブチルアルコールなどの一価アルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、1,4−ブチレングリコール、ヘキシレングリ
コール及びジプロピレングリコールなどのグリコール、
グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン及びそれ以
上のポリグリセリンなどのグリセリン、並びに/又はグ
ルコース、マルトース、マルチトール、ショ糖及びソル
ビトールなどの分子内に2個以上の水酸基を有する多価
アルコールとの混合物;その他従来から化粧品、医薬部
外品、医薬品、トイレタリー製品、洗浄剤、食品等にす
でに利用されている水相成分があり、これらの一種以上
のものを適宜組み合わせて使用することができる。
【0011】また、上記乳化剤は、HLBの低い非イオ
ン界面活性剤系、金属石鹸系(ステアリン酸アルミニウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛等)
並びにHLBの低い非イオン界面活性剤と、金属石鹸
系、アミノ酸系、デキストリン脂肪酸エステル及び、シ
ョ糖脂肪酸エステルの1以上との併用系などから適宜選
択して使用する。
【0012】また、使用する必須成分により形成される
W/O型エマルジョンが破壊されない限りは、それ以外
の成分を含んでいてもよく、例えば薬効物質、紫外線吸
収物質、酸化防止剤、着香料、増粘剤、安定剤等の各種
添加剤を配合してもよい。
【0013】上記のハンドケアタオルにおいて、上記使
い捨てタオル基材としては、衛生紙、紙タオルまたは化
学繊維紙が好適である。紙タオルはエンボス加工された
ものが特に好適である。使い捨てタオル基材として薄い
衛生紙を用い、これを携帯用ポケットティッシュとして
構成してもよい。
【0014】なお、上記のハンドケアタオルにおいて、
ハンドケア成分は、上記エマルジョンによる含浸または
吹きつけ以外にも、ビヒクルによる融合等、各成分の性
状に適した方法により上記タオル基材に含有させること
ができる。
【0015】
【作用】本発明に係るハンドケアタオル(以下、「本
品」という)の使用法は、手を水洗した後に本品により
水分を拭い去るだけである。これにより、手肌の殺菌ま
たは坑菌、保濕性の付与、さらには紫外線防止効果を付
与することができる。また本品は使い捨てタイプである
ので、いつも清潔な状態で使用することができる。
【0016】ポケットティッシュタイプに構成した本品
を携帯すれば、いつでもどこでも使用することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明における実施例について説明す
る。
【0018】(実施例1)下記組成の水溶液を調製し、
市販の紙タオル(例えば、山陽スコット株式会社製「ミ
オ・ハンドタオル」、210mm×225mm、100
%パルプ)に、紙タオル100グラム当り水溶液50な
いし150グラムの割合で吹き付けた後、乾燥させる。
【0019】 ステアリン酸 2.20 重量% 水酸化カリウム 0.50 重量% 水溶性コラーゲン 2.10 重量% パラオキシ安息香酸メチル 0.05 重量% 酸化チタン 0.10 重量% アスコルビン酸リン酸エステル マグネシウム 0.05 重量% 精製水 95.00 重量%
【0020】本実施例1に係るハンドケアタオルの特徴
は、滑らかな保濕効果、紫外線防止効果と脂溶性ビタミ
ンCによる美白効果である。
【0021】(実施例2)下記組成の水溶液を調製し、
市販の紙タオル(例えば、丸富製紙株式会社製「本27
−5310M」、220mm×230mm、再生紙・パ
ルプ配合物)に、紙タオル100グラム当り水溶液50
ないし150グラムの割合で吹き付けた後、乾燥させる
【0022】 ステアリン酸 2.00 重量% γ−オリザノール 0.60 重量% セタノール 1.60 重量% 部分水素添加スクワレン 2.00 重量% キトヘプタオース 0.10 重量% モノステアリン酸グリセリン 0.60 重量% ポリオキシエチレンモノラウレート 0.60 重量% ラノリン誘導体 0.40 重量% プロピレングリコール 1.90 重量% トリエタノールアミン 0.20 重量% 精製水 95.00 重量% なお、上記水溶液成分中のγ−オリザノールは、保濕効
果と共に、紫外線防止効果を有する。
【0023】本実施例2に係るハンドケアタオルの特徴
は、高い保濕効果と天然成分による紫外線防止効果であ
る。
【0024】(実施例3)下記組成の水溶液を調製し、
市販の紙タオル(例えば、丸富製紙株式会社製「本27
−5310M」、220mm×230mm、再生紙・パ
ルプ配合物)に、紙タオル100グラム当り水溶液50
ないし150グラムの割合で吹き付けた後、乾燥させる
【0025】 ワセリン 0.2 重量% セリシン酸 0.3 重量% パラフィンワックス 0.15重量% 流動パラフィン 2.0 重量% セチル−2−エチルヘキサノエート 0.5 重量% メチルポリシロキサン 0.1 重量% パラオキシ安息香酸プロピル 0.01重量% トリエタノールアミン 0.35重量% ビタミンEアセテート 0.05重量% 精製水 95.97重量% 濃グリセリン 0.35重量% パラオキシ安息香酸メチル 0.01重量% グリチルリチン酸ジカリウム 0.01重量%
【0026】本実施例3に係るハンドケアタオルの特徴
は、滑らかな保濕効果、血行促進、消炎効果であり、そ
れぞれの効果の持続性が期待できるため、携帯用のポケ
ットティッシュタイプに適している。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明に係るハンドケアタ
オルによれば、手を洗った後に本品により水分を拭い去
るだけで、手肌の殺菌または坑菌、保濕性の付与、さら
には紫外線防止効果の付与という行き届いたハンドケア
を、手を洗う都度1日何回でも、特に意識することな
く、簡便かつ安価に実行することができる。
【0028】本品は使い捨てタイプであるので、いつも
清潔な状態で使用することができ、またポケットティッ
シュタイプに構成した本品は携帯に便利であり、ハンカ
チーフと同様の手軽さで、いつでもどこでも使用するこ
とができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨てタオル基材にハンドケア成分を
    保持させてなるハンドケアタオル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタオルにおいて、前記ハ
    ンドケア成分が、保濕成分、殺菌または坑菌成分、なら
    びに紫外線防止成分から選択される成分の、任意の組合
    せからなるハンドケアタオル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のタオルにおい
    て、前記使い捨てタオル基材が、衛生紙、紙タオルまた
    は化学繊維紙であるハンドケアタオル。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のタオルであっ
    て、複数枚の前記タオルが携帯用ポケットティッシュと
    して構成されるハンドケアタオル。
JP6164850A 1994-06-24 1994-06-24 ハンドケアタオル Pending JPH08497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6164850A JPH08497A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 ハンドケアタオル

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JP6164850A JPH08497A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 ハンドケアタオル

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JPH08497A true JPH08497A (ja) 1996-01-09

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ID=15801111

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JP6164850A Pending JPH08497A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 ハンドケアタオル

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