JPH0849277A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0849277A
JPH0849277A JP18332594A JP18332594A JPH0849277A JP H0849277 A JPH0849277 A JP H0849277A JP 18332594 A JP18332594 A JP 18332594A JP 18332594 A JP18332594 A JP 18332594A JP H0849277 A JPH0849277 A JP H0849277A
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JP
Japan
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washing
nozzle
bidet
cleaning
anus
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JP18332594A
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English (en)
Inventor
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Hideki Ono
英樹 大野
Motoko Toyoshima
基子 豊島
Utayoshi Akutsu
詠美 阿久津
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体局部の洗浄を行う衛生洗浄洗浄装置に関
するもので、女性の用便後における清潔保持に効果的な
洗浄装置を実現する。 【構成】 肛門洗浄ノズル23と、ビデ洗浄ノズル24
と、ノズル切換弁25と、女性肛門洗浄スイッチ36の
投入によりノズル切換弁25を制御し、肛門洗浄ノズル
23から洗浄水を吐出した後、連続してビデ洗浄ノズル
24から洗浄水を吐出させる女性局部洗浄回路35を有
し、肛門洗浄後に連続してビデ洗浄が行われる。この結
果、女性局部に飛散した肛門洗浄時の汚水は清潔な洗浄
水で洗い流されることとなり、用便後の女性局部をより
清潔に保持することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用便後の人体局部の洗
浄を行う衛生洗浄装置に関し、特に女性の用便後におけ
る清潔保持に効果的な洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用便後、温水により人体局部を洗浄する
衛生洗浄装置は、肛門部を洗浄する肛門洗浄ノズルと女
性局部を洗浄するビデ洗浄ノズルを有しており、各々の
洗浄に適した位置に洗浄ノズルを進出駆動するととも
に、各々の洗浄に適した噴流を吐出して洗浄が行われ
る。
【0003】この種従来の衛生洗浄装置の構成を図5
に、また洗浄ノズルの断面図を図6に示す。同図におい
て、1は洗浄ノズル、2は洗浄ノズル1を進退駆動する
駆動装置、3はノズル切換弁、4は洗浄水を加熱する温
水タンクである。洗浄ノズル1には肛門部の洗浄を行う
肛門洗浄ノズル5と女性局部の洗浄を行うビデ洗浄ノズ
ル6が設けられ、各々流路7および8に連通しており、
ノズル切換弁3によって選択的に流路が切換可能に構成
されている。駆動装置2は洗浄ノズル1に設けられたラ
ック9およびモータ10によって回転するピニオン11
を有しており、モータ10の制御により洗浄ノズル1を
肛門洗浄およびビデ洗浄位置に進退駆動する。12は洗
浄スイッチであり、肛門洗浄スイッチ13、ビデ洗浄ス
イッチ14、停止スイッチ15から構成されており、肛
門およびビデ洗浄スイッチ13、14のいずれかを選択
することにより切換弁制御回路16およびノズル進退制
御回路17が動作してノズル切換弁3が選択切換される
とともに洗浄ノズル1が局部位置に進出駆動され、選択
された洗浄ノズルから洗浄水が噴出するように構成され
ている。
【0004】この構成により、必要に応じて肛門および
ビデ洗浄スイッチ13、14を選択投入することで各々
の洗浄に適した位置および噴流での洗浄が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の洗浄装置では、肛門洗浄ノズルとビデ洗浄
ノズルを別に構成しているものの、特に女性の肛門洗浄
時に不衛生となる場合があった。すなわち洗浄角度によ
っては、肛門洗浄中の雑菌を含む汚水が膣口などの女性
局部に飛散する可能性があり、衛生上好ましいものでは
ない。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
肛門洗浄後に連続して女性局部を洗浄するビデ洗浄ノズ
ルから洗浄水を吐出させて仕上げ洗浄を行い、用便後の
女性局部をより清潔に保持することのできる衛生洗浄装
置を提供することを第1の目的としている。
【0007】また、スイッチ操作による肛門洗浄の終了
を検知して自動的にビデ洗浄動作に移行するとともに所
定時間仕上げ洗浄後、自動的に洗浄動作を停止させるこ
とにより、操作性のよい衛生洗浄装置を提供することを
第2の目的としている。
【0008】また、所定時間仕上げ洗浄後、自動的に洗
浄動作を停止させるものにおいて、仕上げ洗浄すなわち
ビデ洗浄継続時間tvを調節設定可能とすることによ
り、利用者の好みに応じた洗浄時間が設定できる衛生洗
浄装置を提供することを第3の目的としている。
【0009】さらに、ワンタッチ操作により所定時間肛
門洗浄を継続した後自動的にビデ洗浄に移行し、所定時
間ビデ洗浄継続後自動停止させることにより、より簡便
な操作で肛門洗浄後の仕上げ洗浄を行いうる衛生洗浄装
置を提供することを第4の目的としている。
【0010】また、肛門洗浄とビデ洗浄を自動的に行う
ものにおいて、肛門洗浄時間taとビデ洗浄時間tvの
長さを各々設定可能とすることにより、利用者の好みに
応じた任意の洗浄時間が設定可能な衛生洗浄装置を提供
することを第5の目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の衛生洗浄装置は、肛門洗浄ノズルと、
ビデ洗浄ノズルと、肛門洗浄およびビデ洗浄を選択する
洗浄スイッチと、前記洗浄スイッチの選択投入により、
肛門洗浄ノズルおよびビデ洗浄ノズルへの洗浄水の供給
を選択切換するノズル切換弁を有するとともに、女性肛
門洗浄スイッチを設け、この女性肛門洗浄スイッチの選
択投入により前記ノズル切換弁を制御し、肛門洗浄ノズ
ルから洗浄水を吐出した後、連続してビデ洗浄ノズルか
ら洗浄水を吐出させる女性局部洗浄回路を設けて構成し
たものである。
【0012】また第2の目的を達成するために本発明の
衛生洗浄装置は、スイッチ操作による肛門洗浄の終了を
検出する肛門洗浄終了検知手段を設け、前記肛門洗浄終
了検知手段の信号に基づいて自動的にノズル切換弁を制
御してビデ洗浄に移行させるとともに、所定時間洗浄後
洗浄動作を自動停止させるタイマ回路を設けた構成した
ものである。
【0013】また第3の目的を達成するために本発明の
衛生洗浄装置は、タイマ回路によって設定されるビデ洗
浄継続時間tvを調節可能な洗浄時間調節器を設けて構
成したものである。
【0014】さらに第4の目的を達成するために本発明
の衛生洗浄装置は、肛門洗浄ノズルと、ビデ洗浄ノズル
と、肛門およびビデ洗浄を選択する洗浄スイッチと、前
記洗浄スイッチの選択投入により、肛門およびビデ洗浄
ノズルへの洗浄水の供給を選択切換するノズル切換弁を
有するとともに、女性肛門洗浄スイッチを設け、前記女
性肛門洗浄スイッチの選択投入により前記ノズル切換弁
を制御し、所定時間肛門洗浄ノズルから洗浄水を吐出し
た後自動的にビデ洗浄に移行し、所定時間ビデ洗浄後自
動停止する自動洗浄制御回路を設けて構成したものであ
る。
【0015】また第5の目的を達成するために本発明の
衛生洗浄装置は、肛門洗浄とビデ洗浄を自動的に行うも
のにおいて、肛門洗浄時間taとビデ洗浄時間tvの長
さを各々設定可能なプリセット回路を設けて構成したも
のである。
【0016】
【作用】本発明による衛生洗浄装置は、肛門洗浄ノズル
と、ビデ洗浄ノズルと、肛門およびビデ洗浄ノズルへの
洗浄水の供給を選択切換するノズル切換弁を設けるとと
もに、女性肛門洗浄スイッチの選択投入により前記ノズ
ル切換弁を制御し、肛門洗浄ノズルから洗浄水を吐出し
た後、連続してビデ洗浄ノズルから洗浄水を吐出させる
女性局部洗浄回路を設けたので、肛門洗浄後に連続して
ビデ洗浄ノズルから洗浄水が吐出されて女性局部の洗浄
が行われる。この結果、女性局部に飛散した肛門洗浄時
の汚水は清潔な洗浄水で洗い流されることとなり、用便
後の女性局部をより清潔に保持することが可能となる。
【0017】また本発明による衛生洗浄装置は、スイッ
チ操作による肛門洗浄の終了を検出する肛門洗浄終了検
知手段を設けたので、肛門洗浄終了操作により自動的に
ノズル切換弁が制御されてビデ洗浄に移行する。またタ
イマ回路を設けたのでビデ洗浄が開始されて所定時間経
過後、自動的に洗浄動作が停止される。この結果、利用
者のスイッチ操作回数が低減できることとなり、操作性
が向上する。
【0018】また本発明による衛生洗浄装置は、タイマ
回路によって設定されるビデ洗浄継続時間tvを調節可
能な洗浄時間調節器を設けたので、仕上げ洗浄すなわち
ビデ洗浄継続時間tvを調節設定可能となる。この結
果、利用者の好みに応じた洗浄時間が任意に設定可能と
なる。
【0019】さらに本発明による衛生洗浄装置は、肛門
洗浄ノズルと、ビデ洗浄ノズルと、肛門およびビデ洗浄
ノズルへの洗浄水の供給を選択切換するノズル切換弁を
設けるとともに、女性肛門洗浄スイッチの選択投入によ
り前記ノズル切換弁を制御し、所定時間肛門洗浄ノズル
から洗浄水を吐出した後自動的にビデ洗浄に移行し、所
定時間ビデ洗浄後自動停止する自動洗浄制御回路を設け
たので、一連の洗浄動作が自動的に進行されることとな
る。この結果、女性肛門洗浄スイッチのワンタッチ操作
により肛門洗浄後の仕上げ洗浄が行え、操作がより簡便
となる。
【0020】また本発明による衛生洗浄装置は、肛門洗
浄とビデ洗浄を自動的に行うものにおいて、肛門洗浄時
間taとビデ洗浄時間tvの長さを各々設定可能なプリ
セット回路を設けたので、利用者の好みに応じた任意の
洗浄時間が設定可能となる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
【0022】図1は本発明の一実施例を示す衛生洗浄装
置の構成図であり、18は洗浄水供給路、19は閉止
弁、20は水ポンプから構成される洗浄水供給手段、2
1はヒータ22によって所定温度に加熱された洗浄水を
貯湯する温水タンクである。23は用便後の肛門部を洗
浄する肛門洗浄ノズル、24は女性局部を洗浄するため
のビデ洗浄ノズルであり、肛門洗浄ノズル23と別個に
設けられている。なお肛門およびビデ洗浄ノズル23、
24は各々肛門および女性局部位置に水圧により進出駆
動されるとともに、各々の洗浄に適した洗浄噴流が吐出
するように構成されている。25は肛門およびビデ洗浄
ノズル23、24へ洗浄水を選択供給するためのノズル
切換弁である。
【0023】26は送水制御回路であり、閉止弁19を
制御する閉止弁制御回路27、洗浄水供給手段20を制
御する洗浄水供給手段制御回路28およびノズル切換弁
25を制御するノズル切換弁制御回路29から構成され
ている。30は水勢調節スイッチであり、本スイッチの
操作により洗浄水供給手段20が制御されて肛門および
ビデ洗浄ノズル23、24から吐出される洗浄水の吐出
量が調節可能に構成されている。また31は洗浄スイッ
チであり、肛門洗浄スイッチ32およびビデ洗浄スイッ
チ33を有しており、これらの肛門およびビデ洗浄スイ
ッチ32、33の選択投入により閉止弁制御回路27、
洗浄水供給手段制御回路28およびノズル切換弁制御回
路29が動作し、選択された洗浄ノズルから洗浄水が吐
出する。34は停止スイッチであり、本スイッチが選択
されると洗浄動作が停止する。
【0024】35は女性局部洗浄回路であり、洗浄スイ
ッチ31と別に設けられた女性肛門洗浄スイッチ36の
投入により、まずノズル切換弁制御回路29によって肛
門洗浄ノズル23から洗浄水が吐出されて肛門洗浄が行
われ、肛門洗浄終了時に停止スイッチ34を投入すると
連続してビデ洗浄ノズル24から洗浄水が吐出してビデ
洗浄に移行し、所定時間経過後自動的に停止する一連の
制御が行われる。女性局部洗浄回路35は、停止スイッ
チ34の投入を検知して肛門洗浄が終了したことを検知
し、ビデ洗浄に移行させる肛門洗浄終了検知手段37お
よびビデ洗浄の継続時間tvを設定するタイマ回路38
を有している。39はタイマ回路38で設定するビデ洗
浄継続時間tvを任意に調節できる洗浄時間調節器であ
る。
【0025】以上の構成において次に本実施例の作用、
動作を説明する。用便後、洗浄スイッチ31の肛門ある
いはビデ洗浄スイッチ32、33を選択投入することに
よって閉止弁19が開弁するとともに洗浄水供給手段2
0が動作し、さらにノズル切換弁制御回路29によって
ノズル切換弁25が動作して選択された肛門あるいはビ
デ洗浄ノズル23、24から洗浄水が吐出され、通常の
洗浄動作が行われる。なお水勢調節スイッチ30の操作
によって好みに応じた流量すなわち水勢が調節でき、ま
た停止スイッチ34が投入されると洗浄動作が終了す
る。
【0026】一方女性の利用者の場合、用便後女性肛門
洗浄スイッチ36を選択すると、図2のノズル切換弁2
5の動作状態のタイムチャートに示したように、まずノ
ズル切換弁制御回路29によってノズル切換弁25が制
御されて肛門洗浄ノズル23側に洗浄水が供給され、肛
門洗浄が開始される。なおこの時水勢調節スイッチ30
の操作により水勢の調節が可能である。次に所望の時間
洗浄後、停止スイッチ34が投入されると肛門洗浄終了
検知手段37によって終了検知され、自動的にノズル切
換弁25がビデ洗浄ノズル24側に切換わり、ビデ洗浄
が開始される。これにより肛門洗浄時に膣口、尿道など
の女性局部飛散した汚水が清潔な洗浄水によって洗い流
されることとなり、局部の衛生保持が可能となる。ビデ
洗浄が開始されると同時にタイマ回路38が動作し、洗
浄時間調節器39によって設定された時間tvが経過す
ると自動的に閉止弁19が閉弁され、すべての洗浄動作
が終了する。
【0027】以上述べたように本実施例は、洗浄スイッ
チ31に加えて女性肛門洗浄スイッチ36を設けるとと
もに女性局部洗浄回路35を設けたので、通常の洗浄が
行えることに加えて、肛門洗浄後ビデ洗浄を連続して行
う洗浄モードが選択できる。これにより、肛門洗浄時に
膣口などの女性局部に飛散した汚水が再度洗い流されこ
ととなり、肛門洗浄後の女性局部を衛生的に保持するこ
とができる。
【0028】また従来例のように単一のノズル体に肛門
洗浄用ノズルとビデ洗浄用ノズルを併設する構成と異な
り、肛門洗浄ノズル23とビデ洗浄ノズル24をそれぞ
れ専用のノズル体として設けたので、肛門洗浄時に汚水
が飛散することによってビデ洗浄ノズル24が汚れるこ
とがなく、より清潔に洗浄が行える。
【0029】また停止スイッチ34の操作による肛門洗
浄の終了を検出する肛門洗浄終了検知手段37を設けた
ので、肛門洗浄終了操作により自動的にノズル切換弁が
制御されてビデ洗浄に移行し、またタイマ回路38を設
けたのでビデ洗浄が開始されて所定時間経過後、自動的
に洗浄動作が停止される。このため利用者のスイッチ操
作回数が低減できることとなり、操作性が向上する。
【0030】またタイマ回路38によって設定されるビ
デ洗浄継続時間tvを調節可能な洗浄時間調節器39を
設けたので、仕上げ洗浄すなわちビデ洗浄継続時間tv
を調節設定可能となる。これにより利用者の好みに応じ
た洗浄時間を任意に設定可能となる。
【0031】図3は本発明の他の実施例を示す衛生洗浄
装置の構成図を示したものであり、40は自動洗浄制御
回路であり、女性肛門洗浄スイッチ36の選択投入によ
りまずノズル切換弁制御回路29によって肛門洗浄ノズ
ル23側に洗浄水が供給され、所定時間肛門洗浄が行わ
れ、次に自動的にビデ洗浄ノズル24側に洗浄水が供給
されてビデ洗浄に移行し、所定時間経過後自動的に停止
する一連の制御が行われる。自動洗浄制御回路40は肛
門洗浄時間の長さtaとビデ洗浄時間の長さtvを夫々
設定するプリセット回路41を有している。42はプリ
セット回路41で設定する肛門洗浄継続時間taを任意
に調節設定する肛門洗浄時間調節器であり、また43は
ビデ洗浄継続時間tvを任意に調節設定するビデ洗浄時
間調節器である。その他の構成は図1に示した実施例と
同様であり、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】以上の構成において次に本実施例の作用、
動作について説明する。洗浄スイッチ31の選択投入に
より、図1に示した実施例と同様に通常の肛門洗浄とビ
デ洗浄を行うことができる。一方、女性の利用者の場
合、用便後女性肛門洗浄スイッチ36を選択すると、図
4のノズル切換弁25の動作状態のタイムチャートに示
したように、まずノズル切換弁制御回路29によってノ
ズル切換弁25が制御されて肛門洗浄ノズル23側に洗
浄水が供給され、肛門洗浄が開始される。次に、肛門洗
浄時間調節器42によって設定された時間が経過すると
自動洗浄制御回路40によって自動的にノズル切換弁2
5がビデ洗浄ノズル24側に切換わり、ビデ洗浄が開始
される。これにより肛門洗浄時に膣口、尿道などの女性
局部飛散した汚水が清潔な洗浄水によって洗い流される
こととなり、局部の衛生保持が可能となる。ビデ洗浄時
間調節器43によって設定された時間tvが経過すると
自動的に閉止弁19が閉弁され、すべての洗浄動作が終
了する。
【0033】以上述べたように本実施例は、洗浄スイッ
チ31に加えて女性肛門洗浄スイッチ36を設けるとと
もに自動洗浄制御回路40を設けたので、通常の洗浄が
行えることに加えて、女性肛門洗浄スイッチ36のワン
タッチ操作によって肛門洗浄が開始されるとともに自動
的にビデ洗浄が行われる。これにより、肛門洗浄時に膣
口などの女性局部に飛散した汚水が再度洗い流されこと
となり、肛門洗浄後の女性局部を衛生的に保持すること
ができる。しかも操作がより簡便なものとなる。
【0034】また肛門洗浄時間taとビデ洗浄時間tv
の長さを各々調節可能な肛門洗浄時間調節器42および
ビデ洗浄時間調節器43を設け、この信号によって一連
の洗浄時間を制御するプリセット回路41を設けたの
で、利用者の好みに応じた任意の洗浄時間が設定可能と
なる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の衛生洗浄装
置によれば以下の効果が得られる。
【0036】(1)洗浄スイッチに加えて女性肛門洗浄
スイッチを設けるとともに女性局部洗浄回路を設けたの
で、通常の洗浄が行えることに加えて、肛門洗浄後ビデ
洗浄を連続して行う洗浄モードが選択できる。これによ
り、肛門洗浄時に女性局部に飛散した汚水が再度洗い流
されこととなり、肛門洗浄後の女性局部を衛生的に保持
することができる。
【0037】(2)停止スイッチの操作による肛門洗浄
の終了を検出する肛門洗浄終了検知手段を設けたので、
肛門洗浄終了操作により自動的にノズル切換弁が制御さ
れてビデ洗浄に移行し、またタイマ回路を設けたのでビ
デ洗浄が開始されて所定時間経過後、自動的に洗浄動作
が停止される。このため利用者のスイッチ操作回数が低
減できることとなり、操作性が向上する。
【0038】(3)タイマ回路によって設定されるビデ
洗浄継続時間tvを調節可能な洗浄時間調節器を設けた
ので、仕上げ洗浄すなわちビデ洗浄継続時間tvを調節
設定可能となるため、利用者の好みに応じた洗浄時間を
任意に設定可能となる。
【0039】(4)自動洗浄制御回路を設けたので、女
性肛門洗浄スイッチの選択投入により一連の洗浄動作が
自動的に進行されることとなる。これによりワンタッチ
操作により肛門洗浄後の仕上げ洗浄が行え、肛門洗浄後
の女性局部を衛生的に保持することができ、また操作が
より簡便となる。
【0040】(5)肛門洗浄とビデ洗浄を自動的に行う
ものにおいて、肛門洗浄時間taとビデ洗浄時間tvの
長さを各々設定可能なプリセット回路を設けたので、利
用者の好みに応じた任意の洗浄時間が設定可能となる。
このことは複数の利用者のあるこの種衛生洗浄装置に好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の構成図
【図2】同ノズル切換弁の動作を示すタイムチャート
【図3】本発明の他の実施例を示す衛生洗浄装置の構成
【図4】同ノズル切換弁の動作を示すタイムチャート
【図5】従来の衛生洗浄装置の構成図
【図6】同洗浄ノズルの断面図
【符号の説明】
20 洗浄水供給手段 23 肛門洗浄ノズル 24 ビデ洗浄ノズル 25 ノズル切換弁 31 洗浄スイッチ 35 女性局部洗浄回路 36 女性肛門洗浄スイッチ 37 肛門洗浄終了検知手段 38 タイマ回路 39 洗浄時間調節器 40 自動洗浄制御回路 41 プリセット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 基子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿久津 詠美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記
    洗浄水を肛門に向けて吐出する肛門洗浄ノズルと、前記
    洗浄水を女性局部に向けて吐出するビデ洗浄ノズルと、
    肛門洗浄およびビデ洗浄を選択する洗浄スイッチと、前
    記洗浄スイッチの選択投入により、肛門洗浄ノズルおよ
    びビデ洗浄ノズルへの洗浄水の供給を選択切換するノズ
    ル切換弁を有するとともに、女性肛門洗浄スイッチを設
    け、前記女性肛門洗浄スイッチの選択投入により前記ノ
    ズル切換弁を制御し、肛門洗浄ノズルから洗浄水を吐出
    した後、連続してビデ洗浄ノズルから洗浄水を吐出させ
    る女性局部洗浄回路を設けた衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】女性局部洗浄回路は肛門洗浄終了検知手段
    を有し、前記肛門洗浄終了検知手段の信号に基づいて自
    動的にビデ洗浄に移行するとともに、所定時間洗浄後自
    動停止させるタイマ回路を設けた請求項1記載の衛生洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】タイマ回路によって設定されるビデ洗浄継
    続時間tvを調節可能な洗浄時間調節器を設けた請求項
    2記載の衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記
    洗浄水を肛門に向けて吐出する肛門洗浄ノズルと、前記
    洗浄水を女性局部に向けて吐出するビデ洗浄ノズルと、
    肛門洗浄およびビデ洗浄を選択する洗浄スイッチと、前
    記洗浄スイッチの選択投入により、肛門洗浄ノズルおよ
    びビデ洗浄ノズルへの洗浄水の供給を選択切換するノズ
    ル切換弁を有するとともに、女性肛門洗浄スイッチを設
    け、前記女性肛門洗浄スイッチの選択投入により前記ノ
    ズル切換弁を制御し、所定時間肛門洗浄ノズルから洗浄
    水を吐出した後自動的にビデ洗浄に移行し、所定時間ビ
    デ洗浄後自動停止する自動洗浄制御回路を設けた衛生洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】肛門洗浄時間taとビデ洗浄時間tvの長
    さを各々設定するプリセット回路を設けた請求項4記載
    の衛生洗浄装置。
JP18332594A 1994-08-04 1994-08-04 衛生洗浄装置 Pending JPH0849277A (ja)

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JP18332594A JPH0849277A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 衛生洗浄装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120141A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Matsushita Electric Works Ltd 温水洗浄便座装置
US8495770B2 (en) 2003-04-28 2013-07-30 Panasonic Corporation Nozzle device and hygienic washing device

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