JPH0849218A - 標識板等の照明システム及び照明方法 - Google Patents
標識板等の照明システム及び照明方法Info
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- JPH0849218A JPH0849218A JP6179930A JP17993094A JPH0849218A JP H0849218 A JPH0849218 A JP H0849218A JP 6179930 A JP6179930 A JP 6179930A JP 17993094 A JP17993094 A JP 17993094A JP H0849218 A JPH0849218 A JP H0849218A
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- illuminating
- retroreflective sheet
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- G02B5/12—Reflex reflectors
- G02B5/126—Reflex reflectors including curved refracting surface
- G02B5/128—Reflex reflectors including curved refracting surface transparent spheres being embedded in matrix
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
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- G09F13/0472—Traffic signs
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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- G09F13/16—Signs formed of or incorporating reflecting elements or surfaces, e.g. warning signs having triangular or other geometrical shape
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は標識板等の照明システム及び照明方
法に関し、道路標識板に対する運転手からの視認性と判
読性の改善と、かつ外部照明体の点検及び保守の容易性
を目的とし、さらに、広告表示板に対する観察者からの
視認性を改善することを目的とする。 【構成】 道路標識板又は広告表示板と、外部照明体で
構成される照明装置及び外部照明体からの照明方法であ
って、外部照明体は道路標識板等とは別個に設置し、外
部照明体からの照明光は道路標識板等の全範囲において
照射角度（θ）が０〜３０°の範囲で入射するように
し、かつ道路標識板等は、その標識部分を構成する材質
として広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用す
るように構成する。
法に関し、道路標識板に対する運転手からの視認性と判
読性の改善と、かつ外部照明体の点検及び保守の容易性
を目的とし、さらに、広告表示板に対する観察者からの
視認性を改善することを目的とする。 【構成】 道路標識板又は広告表示板と、外部照明体で
構成される照明装置及び外部照明体からの照明方法であ
って、外部照明体は道路標識板等とは別個に設置し、外
部照明体からの照明光は道路標識板等の全範囲において
照射角度（θ）が０〜３０°の範囲で入射するように
し、かつ道路標識板等は、その標識部分を構成する材質
として広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用す
るように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は標識板、適切には道路標
識板又は広告表示板、の照明システム及び照明方法に関
し、特に、広観測角特性を有する再帰性反射シートを標
識板の表面に使用し、かつ標識板を照明するための照明
体を標識板とは別個に設けた（以下、外部照明体と称す
る）照明システム及び照明方法に関する。
識板又は広告表示板、の照明システム及び照明方法に関
し、特に、広観測角特性を有する再帰性反射シートを標
識板の表面に使用し、かつ標識板を照明するための照明
体を標識板とは別個に設けた（以下、外部照明体と称す
る）照明システム及び照明方法に関する。
【０００２】本発明によれば、再帰性反射シートによる
反射光を、例えば運転手、通行人等に効率的に反射させ
るので、例えば運転手による道路標識の視認性と判読性
を著しく改善することができ、かつ外部照明体を例えば
路肩部分に設置するので、その点検及び保守に際して車
両の通行を妨げることなく効率的かつ安全に実施するこ
とができる。また、広観測角特性を有する再帰性反射シ
ートを広告表示板に使用することにより、観察者及び通
行人からの視認性を改善することができ、広告効果を著
しく向上させることができる。また、本発明の照明シス
テムを自転車用道路、散歩道、その他道路用に応用する
ことにより、通行人等の安全確保に貢献することができ
る。
反射光を、例えば運転手、通行人等に効率的に反射させ
るので、例えば運転手による道路標識の視認性と判読性
を著しく改善することができ、かつ外部照明体を例えば
路肩部分に設置するので、その点検及び保守に際して車
両の通行を妨げることなく効率的かつ安全に実施するこ
とができる。また、広観測角特性を有する再帰性反射シ
ートを広告表示板に使用することにより、観察者及び通
行人からの視認性を改善することができ、広告効果を著
しく向上させることができる。また、本発明の照明シス
テムを自転車用道路、散歩道、その他道路用に応用する
ことにより、通行人等の安全確保に貢献することができ
る。
【０００３】
【従来の技術】現在、道路標識板には広観測角特性を有
しない再帰性反射シートが使用されており、一般的に車
両はライトを下向きにするロービーム走行が行われてい
るために、上方に設置された道路標識板面への入射光量
が少なくなっており、運転手の視認性と判読性を低下さ
せている。また、特に都市部においては、道路標識板の
背景には道路照明灯の光、ビルの照明、広告及び看板の
照明、等が存在し、このような周辺光によっても運転手
からの視認性と判読性を低下させている。従って、これ
らの視認性と判読性の悪さを改善するために、道路標識
板には外部照明が行われている。
しない再帰性反射シートが使用されており、一般的に車
両はライトを下向きにするロービーム走行が行われてい
るために、上方に設置された道路標識板面への入射光量
が少なくなっており、運転手の視認性と判読性を低下さ
せている。また、特に都市部においては、道路標識板の
背景には道路照明灯の光、ビルの照明、広告及び看板の
照明、等が存在し、このような周辺光によっても運転手
からの視認性と判読性を低下させている。従って、これ
らの視認性と判読性の悪さを改善するために、道路標識
板には外部照明が行われている。
【０００４】図５は従来の道路標識板に対する外部照明
の一例であり、図６は従来の道路標識板に対する外部照
明の他の例である。図中、１０は道路標識板、２０は照
明体又は照明灯（一般に、蛍光灯）、３０はポールであ
る。図５の例では照明灯２０により、道路標識板１０の
直近の上方から照明していた。一方、図６の例では照明
灯２０により、道路標識板１０の直近の下方から照明し
ていた。
の一例であり、図６は従来の道路標識板に対する外部照
明の他の例である。図中、１０は道路標識板、２０は照
明体又は照明灯（一般に、蛍光灯）、３０はポールであ
る。図５の例では照明灯２０により、道路標識板１０の
直近の上方から照明していた。一方、図６の例では照明
灯２０により、道路標識板１０の直近の下方から照明し
ていた。
【０００５】このような照明装置及び方法はＪＩＳ及び
道路標識設置基準にて規格化されている。
道路標識設置基準にて規格化されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図５の
従来の照明方法は、道路標識板１０に広観測角特性を有
しない再帰性反射シートが使用されており、その場合、
その再帰性反射特性をほとんど利用しておらず、むしろ
拡散反射により道路標識板の表面輝度を増大させてお
り、運転手からの視認性と判読性の改善がなされていな
い。
従来の照明方法は、道路標識板１０に広観測角特性を有
しない再帰性反射シートが使用されており、その場合、
その再帰性反射特性をほとんど利用しておらず、むしろ
拡散反射により道路標識板の表面輝度を増大させてお
り、運転手からの視認性と判読性の改善がなされていな
い。
【０００７】一方、図６の従来の照明方法は、上記と同
様に広観測角特性を有しない再帰性反射シートを使用し
ているので、上記照明方法と同じ不具合を有するととも
に、さらに、図示のように標識の下方から外部照明を行
うので、道路標識板１０を運転手が見た時に、外部照明
体２０自体が運転手からの視認性の障害になる（一瞬の
間、道路標識板が照明灯の死角になる）ときがあり改善
がなされていない。
様に広観測角特性を有しない再帰性反射シートを使用し
ているので、上記照明方法と同じ不具合を有するととも
に、さらに、図示のように標識の下方から外部照明を行
うので、道路標識板１０を運転手が見た時に、外部照明
体２０自体が運転手からの視認性の障害になる（一瞬の
間、道路標識板が照明灯の死角になる）ときがあり改善
がなされていない。
【０００８】さらに、図５及び図６の方法では、外部照
明体の点検及び保守に際して、交通の妨げとなる問題が
あった。従って、本発明は、これらの従来の問題点に鑑
み、道路標識板等の照明システムにおいて、例えば、道
路標識板に対する運転手からの視認性と判読性の改善
と、かつ外部照明体の点検及び保守の容易性を目的と
し、さらに、広告表示板に対する観察者（通行人等）か
らの視認性を改善することを目的とする。また、自転車
用道路等の標識板に応用することにより、自転車、通行
人等の安全を確保することを目的とする。
明体の点検及び保守に際して、交通の妨げとなる問題が
あった。従って、本発明は、これらの従来の問題点に鑑
み、道路標識板等の照明システムにおいて、例えば、道
路標識板に対する運転手からの視認性と判読性の改善
と、かつ外部照明体の点検及び保守の容易性を目的と
し、さらに、広告表示板に対する観察者（通行人等）か
らの視認性を改善することを目的とする。また、自転車
用道路等の標識板に応用することにより、自転車、通行
人等の安全を確保することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は標識板
と照明体で構成される照明システムであって、照明体か
らの照明光は標識板の全範囲において照射角度（θ）が
０〜３０°の範囲で入射するようにし、かつ標識板は、
その標識部分を構成する材質として広観測角特性を有す
る再帰性反射シートを使用し、照明体は前記標識板に対
し十分な視野を確保し、かつ観察者から見て標識板に死
角を生じない位置に配置せしめることを特徴とする。
と照明体で構成される照明システムであって、照明体か
らの照明光は標識板の全範囲において照射角度（θ）が
０〜３０°の範囲で入射するようにし、かつ標識板は、
その標識部分を構成する材質として広観測角特性を有す
る再帰性反射シートを使用し、照明体は前記標識板に対
し十分な視野を確保し、かつ観察者から見て標識板に死
角を生じない位置に配置せしめることを特徴とする。
【００１０】そして、照明体は走行車線外の路肩部分に
設置され、標識板は、適切には道路標識板又は広告表示
板であることを特徴とする。また、照明体は投光器を備
え、かつ道路標識板のみを照明し得るマスク手段を有す
ることを特徴とする。また、投光器までの地上からの高
さを以下の関係式、 (100 - L)X/100 ＜ H ＜ (X + Y)(300 - L)/300 により規定する。
設置され、標識板は、適切には道路標識板又は広告表示
板であることを特徴とする。また、照明体は投光器を備
え、かつ道路標識板のみを照明し得るマスク手段を有す
ることを特徴とする。また、投光器までの地上からの高
さを以下の関係式、 (100 - L)X/100 ＜ H ＜ (X + Y)(300 - L)/300 により規定する。
【００１１】ここで、Ｌは照明体と標識板との間の水平
距離、Ｘは地上から標識板の最下位置までの高さ、Ｙは
道路標識板自体の高さ、Ｈは前記投光器の地上からの高
さ、全ての距離はメートル（ｍ）とする。特に、実使用
として照射角度（θ）は０〜１５°の範囲で入射するよ
うにすることが望ましい。
距離、Ｘは地上から標識板の最下位置までの高さ、Ｙは
道路標識板自体の高さ、Ｈは前記投光器の地上からの高
さ、全ての距離はメートル（ｍ）とする。特に、実使用
として照射角度（θ）は０〜１５°の範囲で入射するよ
うにすることが望ましい。
【００１２】また、広観測角特性を有する再帰性反射シ
ートは、カプセルレンズ型再帰性反射シート若しくは露
出レンズ型再帰性反射シート又は封入レンズ型反射シー
ト、その他、ペイント（塗料）による広観測角特性を有
する反射シート、さらに米国特許第2,326,634 号及び第
3,712,706 号に開示のシート、等より構成される。さら
に、本発明は観測側の全面にわたり広観測角特性を有す
る再帰性反射シートを使用した標識板の照明方法であっ
て、標識板へ照射する照明体を、標識板に対し十分な視
野を確保し、かつ観察者から見て標識板に死角を生じな
い位置に配置し、かつ照明体からの照明光の照射角度
（θ）が、標識板の全範囲において０〜３０°の範囲で
照射するようにしたことを特徴とする。
ートは、カプセルレンズ型再帰性反射シート若しくは露
出レンズ型再帰性反射シート又は封入レンズ型反射シー
ト、その他、ペイント（塗料）による広観測角特性を有
する反射シート、さらに米国特許第2,326,634 号及び第
3,712,706 号に開示のシート、等より構成される。さら
に、本発明は観測側の全面にわたり広観測角特性を有す
る再帰性反射シートを使用した標識板の照明方法であっ
て、標識板へ照射する照明体を、標識板に対し十分な視
野を確保し、かつ観察者から見て標識板に死角を生じな
い位置に配置し、かつ照明体からの照明光の照射角度
（θ）が、標識板の全範囲において０〜３０°の範囲で
照射するようにしたことを特徴とする。
【００１３】そして、再帰性反射シートから照明体まで
の距離は適切には１０乃至１００ｍの範囲であることを
特徴とする。
の距離は適切には１０乃至１００ｍの範囲であることを
特徴とする。
【００１４】
【実施例】図１は本発明による道路標識板等の照明シス
テムを代表的な高速道路に適用した場合の一例配置説明
図である。図中のＴ１，Ｔ２は走行車線１，２であり、
Ｓ１は側路であり、Ｅは路肩である。１０は広観測角特
性を有する再帰性反射シートを使用した道路標識板であ
り、２０は路肩に配置された外部照明体であり、２０ａ
は外部照明体２０の上端に取付けられた投光器である。
また、Ｘは路面から道路標識板の下端までの高さ、Ｙは
道路標識板自体の高さ、Ｗは道路標識板の幅、Ｌは外部
照明体２と道路標識板１の間の水平距離、Ｈは外部照明
体２０のポール高さである。
テムを代表的な高速道路に適用した場合の一例配置説明
図である。図中のＴ１，Ｔ２は走行車線１，２であり、
Ｓ１は側路であり、Ｅは路肩である。１０は広観測角特
性を有する再帰性反射シートを使用した道路標識板であ
り、２０は路肩に配置された外部照明体であり、２０ａ
は外部照明体２０の上端に取付けられた投光器である。
また、Ｘは路面から道路標識板の下端までの高さ、Ｙは
道路標識板自体の高さ、Ｗは道路標識板の幅、Ｌは外部
照明体２と道路標識板１の間の水平距離、Ｈは外部照明
体２０のポール高さである。
【００１５】さらに、投光器２０ａから道路標識板１０
への照射光は点線で示され、道路標識板１０の頂点Ａ，
Ｂ，Ｃ及びＤにおける照射角度θをそれぞれ対応してθ
1 ，θ2 ，θ3 ，θ4 とする（但し、道路標識板１０は
走行車線Ｔ１，Ｔ２に対して直角に配置されているとす
る。また、照明角度とは照射光と標識板の垂線とがなす
角度をいう。） 本発明では道路標識板１０に、後述するように同一出願
人による広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用
しているので、道路標識板１０に対する外部照明体２か
らの照射角度θi （ｉ＝１〜４）が、 ０°＜ θi ＜ ３０° ・・・・・（１） を満足するように、外部照明体２が配置されている。ま
た、外部照明体２０のポール高さＨは以下のように規定
する。
への照射光は点線で示され、道路標識板１０の頂点Ａ，
Ｂ，Ｃ及びＤにおける照射角度θをそれぞれ対応してθ
1 ，θ2 ，θ3 ，θ4 とする（但し、道路標識板１０は
走行車線Ｔ１，Ｔ２に対して直角に配置されているとす
る。また、照明角度とは照射光と標識板の垂線とがなす
角度をいう。） 本発明では道路標識板１０に、後述するように同一出願
人による広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用
しているので、道路標識板１０に対する外部照明体２か
らの照射角度θi （ｉ＝１〜４）が、 ０°＜ θi ＜ ３０° ・・・・・（１） を満足するように、外部照明体２が配置されている。ま
た、外部照明体２０のポール高さＨは以下のように規定
する。
【００１６】図２はポール高さの規定を説明する図であ
る。前述のように、Ｘは道路標識板１０の路面からの高
さ、Ｙは道路標識板自体の高さ、Ｌは外部照明体２０と
道路標識板１０の間の水平距離、Ｈは外部照明体２０の
ポールの高さ、４０は車両である。図示のように、車両
４０が道路標識板１０の手前２００ｍに位置するとき
に、本発明の適切な実施例ではポール高さＨを、次の関
係式、 (100 - L)X/100 ＜ H ＜ (X + Y)(300 - L)/300 ・・・・・（２） の範囲で規定すれば本発明の効果、即ち、視認性と判読
性が最も顕著となる。ここで、車両までの距離２００ｍ
は運転手から見た最適視覚距離である。この距離であれ
ば、運転手が道路標識板を見る仰見角が、ほぼ「０°」
に近づく。
る。前述のように、Ｘは道路標識板１０の路面からの高
さ、Ｙは道路標識板自体の高さ、Ｌは外部照明体２０と
道路標識板１０の間の水平距離、Ｈは外部照明体２０の
ポールの高さ、４０は車両である。図示のように、車両
４０が道路標識板１０の手前２００ｍに位置するとき
に、本発明の適切な実施例ではポール高さＨを、次の関
係式、 (100 - L)X/100 ＜ H ＜ (X + Y)(300 - L)/300 ・・・・・（２） の範囲で規定すれば本発明の効果、即ち、視認性と判読
性が最も顕著となる。ここで、車両までの距離２００ｍ
は運転手から見た最適視覚距離である。この距離であれ
ば、運転手が道路標識板を見る仰見角が、ほぼ「０°」
に近づく。
【００１７】図３は本発明の照明装置に使用される広観
測角特性を有する再帰性反射シートと従来の反射シート
について、観測角度─反射輝度の特性比較のためのグラ
フである。図中、曲線ａは広観測角特性を有する再帰性
反射シート（４０°対応タイプ）、曲線ｂは同様に、広
観測角特性を有する再帰性反射シート（２５°対応タイ
プ）、及び曲線ｃは広観測角特性を有しない再帰性反射
シート（２°対応タイプ）、である。
測角特性を有する再帰性反射シートと従来の反射シート
について、観測角度─反射輝度の特性比較のためのグラ
フである。図中、曲線ａは広観測角特性を有する再帰性
反射シート（４０°対応タイプ）、曲線ｂは同様に、広
観測角特性を有する再帰性反射シート（２５°対応タイ
プ）、及び曲線ｃは広観測角特性を有しない再帰性反射
シート（２°対応タイプ）、である。
【００１８】図示のように、従来の広観測角特性を有し
ないカプセルレンズ型反射シート（ｃ）では、観測角度
０〜２°付近において高い輝度があり、観測角度が大き
くなるにつれて急激に反射輝度が減少することが分か
る。従って、この観測角度から外れると急激に視認性が
悪くなる。この場合、図６のように道路標識板１０の直
近に照明体を設けた場合の照射角度は０〜６０°となる
が、道路標識板１０からの反射形態は拡散反射のみとな
り、運転手にとって視認性及び判読性が悪くなるばかり
か、道路標識板１０は運転手から見て照明体２０により
死角になる瞬間が生じている。
ないカプセルレンズ型反射シート（ｃ）では、観測角度
０〜２°付近において高い輝度があり、観測角度が大き
くなるにつれて急激に反射輝度が減少することが分か
る。従って、この観測角度から外れると急激に視認性が
悪くなる。この場合、図６のように道路標識板１０の直
近に照明体を設けた場合の照射角度は０〜６０°となる
が、道路標識板１０からの反射形態は拡散反射のみとな
り、運転手にとって視認性及び判読性が悪くなるばかり
か、道路標識板１０は運転手から見て照明体２０により
死角になる瞬間が生じている。
【００１９】一方、本発明に適用する広観測角特性を有
する再帰性反射シート（ａ）によれば、広い観測角度
（０〜４０°）にわたって安定した反射輝度が得られる
ことが分かる。前述のように、外部照明体２０からの照
明角度を０〜３０°に規定しているが、観測角度０〜４
０°との差１０°は、運転手に対する安全性を確保する
ためにマージンをみたもので、運転手が道路標識板１０
を見る方向を配慮して、最も観測角度─反射輝度の安定
している０〜３０°を採用している。
する再帰性反射シート（ａ）によれば、広い観測角度
（０〜４０°）にわたって安定した反射輝度が得られる
ことが分かる。前述のように、外部照明体２０からの照
明角度を０〜３０°に規定しているが、観測角度０〜４
０°との差１０°は、運転手に対する安全性を確保する
ためにマージンをみたもので、運転手が道路標識板１０
を見る方向を配慮して、最も観測角度─反射輝度の安定
している０〜３０°を採用している。
【００２０】特に、曲線（ｂ）の広観測角特性を有する
再帰性反射シート（２５°対応）については、観測角度
０〜２５°の範囲については良好な反射輝度を有してお
り、観測角度がこの範囲で、実使用上で視認性と判読性
が十分であるとともに、製造が容易で、安価に入手し易
く、利用性が高いものである。また、前述のように、本
発明では路肩Ｅに外部照明体２０を設けることにより、
運転手からの死角が発生せず視認性と判読性を確保する
ことができ、かつ点検及び保守をように実施することが
できる。
再帰性反射シート（２５°対応）については、観測角度
０〜２５°の範囲については良好な反射輝度を有してお
り、観測角度がこの範囲で、実使用上で視認性と判読性
が十分であるとともに、製造が容易で、安価に入手し易
く、利用性が高いものである。また、前述のように、本
発明では路肩Ｅに外部照明体２０を設けることにより、
運転手からの死角が発生せず視認性と判読性を確保する
ことができ、かつ点検及び保守をように実施することが
できる。
【００２１】図４（Ａ）及び（Ｂ）は本発明による道路
標識板等の照明システム及び方法に使用するための広観
測角特性を有する再帰性反射シートの一実施例の断面図
（Ａ）と他の実施例の断面図（Ｂ）である。（Ａ）はカ
プセルレンズ型再帰性反射シートであり、（Ｂ）は露出
レンズ型再帰性反射シートである。本例は、同一出願人
による特願平６─６９４２６号（出願人：ミネソタ マ
イニング アンド マニュファクチャリング カンパニ
ー、発明の名称：「広観測角特性に優れたカプセルレン
ズ型又は露出レンズ型再帰性反射シート」、出願日：平
成６年４月７日）に開示されている。
標識板等の照明システム及び方法に使用するための広観
測角特性を有する再帰性反射シートの一実施例の断面図
（Ａ）と他の実施例の断面図（Ｂ）である。（Ａ）はカ
プセルレンズ型再帰性反射シートであり、（Ｂ）は露出
レンズ型再帰性反射シートである。本例は、同一出願人
による特願平６─６９４２６号（出願人：ミネソタ マ
イニング アンド マニュファクチャリング カンパニ
ー、発明の名称：「広観測角特性に優れたカプセルレン
ズ型又は露出レンズ型再帰性反射シート」、出願日：平
成６年４月７日）に開示されている。
【００２２】図中、１は球状レンズ（ガラスビーズ）、
２は結合剤層（（Ｂ）ではクッションコートを兼ね
る）、３は反射膜、４は接着剤層、５はライナー（剥離
紙）、６は支持体、７は透明フィルム、８はセル（空気
層）である。本例において、ガラスビーズは屈折率の異
なる２種以上のものである。２種以上にしたのは、観測
角を１〜３°で少なくとも１０ＣＰＬ（カンデラ／ルク
ス／ｍ2 ）、好ましくは２０ＣＰＬの値を得るためであ
る。また、観測角８〜２０°の範囲で少なくとも部分的
に約１ＣＰＬ以上を示し、道路標識板に充分な視認性を
与える再帰性反射シートを得るためである。本例のガラ
スビーズの屈折率は特に限定していないが、１．５〜
２．３が適当である。屈折率が１．５以下、若しくは
２．３以上ではガラスが失透し易いからである。
２は結合剤層（（Ｂ）ではクッションコートを兼ね
る）、３は反射膜、４は接着剤層、５はライナー（剥離
紙）、６は支持体、７は透明フィルム、８はセル（空気
層）である。本例において、ガラスビーズは屈折率の異
なる２種以上のものである。２種以上にしたのは、観測
角を１〜３°で少なくとも１０ＣＰＬ（カンデラ／ルク
ス／ｍ2 ）、好ましくは２０ＣＰＬの値を得るためであ
る。また、観測角８〜２０°の範囲で少なくとも部分的
に約１ＣＰＬ以上を示し、道路標識板に充分な視認性を
与える再帰性反射シートを得るためである。本例のガラ
スビーズの屈折率は特に限定していないが、１．５〜
２．３が適当である。屈折率が１．５以下、若しくは
２．３以上ではガラスが失透し易いからである。
【００２３】次に各照明条件における道路標識板の反射
輝度の関係を説明する。表１は各照明条件における反射
輝度の測定結果である。測定条件は以下のとおりとす
る。 （照明条件） 条件１→路肩部Ｅ（図１参照）からの照明（照射距離Ｌ
＝２０ｍ） 条件２→路肩部Ｅ（図１参照）からの照明（照射距離Ｌ
＝４０ｍ） 条件３→道路標識板下端に設置したアーム先端（図６参
照）からの照明
輝度の関係を説明する。表１は各照明条件における反射
輝度の測定結果である。測定条件は以下のとおりとす
る。 （照明条件） 条件１→路肩部Ｅ（図１参照）からの照明（照射距離Ｌ
＝２０ｍ） 条件２→路肩部Ｅ（図１参照）からの照明（照射距離Ｌ
＝４０ｍ） 条件３→道路標識板下端に設置したアーム先端（図６参
照）からの照明
【００２４】（測定条件） 反射輝度→道路標識板の５点の測定個所の平均値 Ａは平均値 140 cd/m2前後、Ｂは平均値 70 cd/m2 前
後、Ｃは平均値 30 cd/m2前後、Ｄは平均値 5 cd/m2前
後、である。 照明体 →外照灯 反射シート→（１）広観測角特性を有しない再帰性反射
シート（図３の曲線ｃに対応）、及び（２）広観測角特
性を有する再帰性反射シート（図３の曲線ｂに対応）
後、Ｃは平均値 30 cd/m2前後、Ｄは平均値 5 cd/m2前
後、である。 照明体 →外照灯 反射シート→（１）広観測角特性を有しない再帰性反射
シート（図３の曲線ｃに対応）、及び（２）広観測角特
性を有する再帰性反射シート（図３の曲線ｂに対応）
【００２５】
【表１】
【００２６】この表１から明らかように、広観測角特性
を有する再帰性反射シートを使用した本発明の反射輝度
（Ａ，Ｂを参照）は、５０〜２００ｍの範囲で各照明条
件において一定した高いレベルを示しており、広観測角
特性を有しない再帰性反射シートを使用した従来の照明
方法（Ｄを参照、図６の照明方法）に比べて格段に性能
がよいことが分かる。一方、Ｃについては、広観測角特
性を有する再帰性反射シートを使用しているが、道路標
識板の一部に低輝度部分が発生し、かつ表１に示すよう
に、輝度の平均値が小さくなり問題である。
を有する再帰性反射シートを使用した本発明の反射輝度
（Ａ，Ｂを参照）は、５０〜２００ｍの範囲で各照明条
件において一定した高いレベルを示しており、広観測角
特性を有しない再帰性反射シートを使用した従来の照明
方法（Ｄを参照、図６の照明方法）に比べて格段に性能
がよいことが分かる。一方、Ｃについては、広観測角特
性を有する再帰性反射シートを使用しているが、道路標
識板の一部に低輝度部分が発生し、かつ表１に示すよう
に、輝度の平均値が小さくなり問題である。
【００２７】さらに、照射角度と観測角度の関係を以下
に説明する。本発明では図３の曲線（ａ），（ｂ）で示
すように観測角度０〜４０°適切には０〜２５°にて安
定した輝度を得ているが、図１に示すように、外部照明
体からの照射角度を０〜３０°、適切には０〜１５°の
範囲に規定している。これは運転手からの観測角度に安
全性を見て設定しているが、以下これを説明する。
に説明する。本発明では図３の曲線（ａ），（ｂ）で示
すように観測角度０〜４０°適切には０〜２５°にて安
定した輝度を得ているが、図１に示すように、外部照明
体からの照射角度を０〜３０°、適切には０〜１５°の
範囲に規定している。これは運転手からの観測角度に安
全性を見て設定しているが、以下これを説明する。
【００２８】（１）基本関係は以下の関数で表せる。 観測角（Ａ）＝ｆ（照射角（Ｂ），反射角（Ｃ），仰見
角（Ｄ）） ここで、照射角（Ｂ）は外部照明体から道路標識板への
照射光の角度であり、（即ち、照明角度とは照明光と標
識板の垂線のなす角度をいう。） 反射角（Ｃ）は照射光が道路標識板から反射される角度
であり、（即ち、反射角度とは、反射光と標識板の垂線
のなす角度をいう。） 仰見角（Ｄ）は運転手が道路標識板を見る角度である。
角（Ｄ）） ここで、照射角（Ｂ）は外部照明体から道路標識板への
照射光の角度であり、（即ち、照明角度とは照明光と標
識板の垂線のなす角度をいう。） 反射角（Ｃ）は照射光が道路標識板から反射される角度
であり、（即ち、反射角度とは、反射光と標識板の垂線
のなす角度をいう。） 仰見角（Ｄ）は運転手が道路標識板を見る角度である。
【００２９】この関数は、水平での条件では仰見角
（Ｄ）が無いので、 観測角（Ａ）＝照射角（Ｂ）± 反射角（Ｃ） （＋：反射光が照射光に対して反対側にあり、 −：反射光が照射光に対して同じ側にある場合であ
る。） 三次元での条件では、最適視覚距離範囲において仰見角
（Ｄ）が「０°」になるようにする。
（Ｄ）が無いので、 観測角（Ａ）＝照射角（Ｂ）± 反射角（Ｃ） （＋：反射光が照射光に対して反対側にあり、 −：反射光が照射光に対して同じ側にある場合であ
る。） 三次元での条件では、最適視覚距離範囲において仰見角
（Ｄ）が「０°」になるようにする。
【００３０】（２）観測角と照射角の関係は前述のよう
に、 観測角の範囲→０ 〜 ４０°（０〜２５°）、 照射角の範囲→０ 〜 ３０°（０〜２５°）、
に、 観測角の範囲→０ 〜 ４０°（０〜２５°）、 照射角の範囲→０ 〜 ３０°（０〜２５°）、
【００３１】（３）反射光の最大角度 表２は反射光の最大角度の表である。６，８，１０ｍは
道路標識板の幅（Ｗ）で、この表の値は道路標識板が直
線道路で、かつ道路の直上に設けられた場合であり、５
０，１００，２００ｍは道路標識板と車両の間の距離で
ある。
道路標識板の幅（Ｗ）で、この表の値は道路標識板が直
線道路で、かつ道路の直上に設けられた場合であり、５
０，１００，２００ｍは道路標識板と車両の間の距離で
ある。
【００３２】
【表２】
【００３３】図７は本発明に使用する投光器の要部分解
図である。７１はランプ、７２はリフレクター、７３は
リミッター、７４はフレネルレンズである。本発明の照
明システム及び照明方法では、前述のように、道路標識
板とは別個に、例えば路肩に外部照明体を設置するの
で、光漏れに充分に配慮する必要がある。光漏れ、即ち
道路標識板を外れた光は対向車線に影響を与え、通行の
障害を引き起こす可能性が大である。そこで、投光器２
０ａ（図１参照）は、照射面積を道路標識板に限定する
必要がある。
図である。７１はランプ、７２はリフレクター、７３は
リミッター、７４はフレネルレンズである。本発明の照
明システム及び照明方法では、前述のように、道路標識
板とは別個に、例えば路肩に外部照明体を設置するの
で、光漏れに充分に配慮する必要がある。光漏れ、即ち
道路標識板を外れた光は対向車線に影響を与え、通行の
障害を引き起こす可能性が大である。そこで、投光器２
０ａ（図１参照）は、照射面積を道路標識板に限定する
必要がある。
【００３４】従って、投光器２０ａの要部構成におい
て、フレネルレンズ７４の焦点に置かれたリミッター７
３の表面上に外部の景色が写るが、この景色を見なが
ら、実際に必要とする道路標識板の照射部分を除いて、
他の部分をテープによりマスキングする（即ち、テープ
を張りつけて反射しないようにしてしまう）ことによ
り、ランプ７１からの照射光を限定して道路標識板に照
射することができる。通常、このテープによるリミッタ
ー上のマスキング部分をマスク部と称する。
て、フレネルレンズ７４の焦点に置かれたリミッター７
３の表面上に外部の景色が写るが、この景色を見なが
ら、実際に必要とする道路標識板の照射部分を除いて、
他の部分をテープによりマスキングする（即ち、テープ
を張りつけて反射しないようにしてしまう）ことによ
り、ランプ７１からの照射光を限定して道路標識板に照
射することができる。通常、このテープによるリミッタ
ー上のマスキング部分をマスク部と称する。
【００３５】なお、本発明の道路標識板等の照明システ
ム及び照明方法は、道路標識板について説明したが、広
告表示板についても、外部照明体は広告表示板とは別個
に設置し、外部照明体からの照明光は広告表示板の全範
囲において照射角度（θ）が０〜３０°の範囲で、特に
実使用の観点から言えば、０〜１５°で入射するように
し、かつ広告表示板は、その表示部分を構成する材質と
して広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用する
ことで、道路標識板と同様であるから、詳細な説明を省
略した。即ち、図１の道路標識板１０を広告表示板とす
れば、外部照明体を含めて同様な配置である。
ム及び照明方法は、道路標識板について説明したが、広
告表示板についても、外部照明体は広告表示板とは別個
に設置し、外部照明体からの照明光は広告表示板の全範
囲において照射角度（θ）が０〜３０°の範囲で、特に
実使用の観点から言えば、０〜１５°で入射するように
し、かつ広告表示板は、その表示部分を構成する材質と
して広観測角特性を有する再帰性反射シートを使用する
ことで、道路標識板と同様であるから、詳細な説明を省
略した。即ち、図１の道路標識板１０を広告表示板とす
れば、外部照明体を含めて同様な配置である。
【００３６】さらに、本発明の照明システムを変形させ
て、自転車用道路、散歩道、等に応用することも容易に
可能である。
て、自転車用道路、散歩道、等に応用することも容易に
可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
広観測角特性を有する再帰性反射シートによる反射光
を、例えば運転手、通行人等に効率的に反射させるの
で、例えば運転手による道路標識の視認性と判読性を著
しく改善することができ、かつ外部照明体を例えば路肩
に設置するので、その点検及び保守に際して車両の通行
を妨げることなく効率的かつ安全に実施することができ
る。また、広観測角特性を有する再帰性反射シートを広
告表示板に使用することにより、通行人からの視認性を
改善することができ、広告効果を著しく向上させること
ができる。
広観測角特性を有する再帰性反射シートによる反射光
を、例えば運転手、通行人等に効率的に反射させるの
で、例えば運転手による道路標識の視認性と判読性を著
しく改善することができ、かつ外部照明体を例えば路肩
に設置するので、その点検及び保守に際して車両の通行
を妨げることなく効率的かつ安全に実施することができ
る。また、広観測角特性を有する再帰性反射シートを広
告表示板に使用することにより、通行人からの視認性を
改善することができ、広告効果を著しく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による道路標識板等の照明システムを代
表的な高速道路に適用した場合の配置説明図である。
表的な高速道路に適用した場合の配置説明図である。
【図２】本発明に適用する外部照明体のポール高さの規
定を説明する図である。
定を説明する図である。
【図３】本発明による道路標識板等の照明システムに使
用される広観測角特性を有する再帰性反射シートと従来
の広観測角特性を有しない再帰性反射シートについて、
観測角度─反射輝度の特性比較のためのグラフである。
用される広観測角特性を有する再帰性反射シートと従来
の広観測角特性を有しない再帰性反射シートについて、
観測角度─反射輝度の特性比較のためのグラフである。
【図４】本発明による道路標識板等の照明システム及び
方法に使用するための広観測角特性を有する再帰性反射
シートの一実施例の断面図（Ａ）と他の実施例の断面図
（Ｂ）である。
方法に使用するための広観測角特性を有する再帰性反射
シートの一実施例の断面図（Ａ）と他の実施例の断面図
（Ｂ）である。
【図５】従来の道路標識板に対する外部照明の一例であ
る。
る。
【図６】従来の道路標識板に対する外部照明の他の例で
ある。
ある。
【図７】本発明に使用する投光器の要部分解図である。
１０…道路標識板 ２０…外部照明体 ２０ａ…投光器 ３０…ポール ４０…車両
Claims (8)
- 【請求項１】 標識板と照明体で構成される照明システ
ムにおいて、前記照明体からの照明光は前記標識板の全
範囲において照射角度（θ）が０〜３０°の範囲で入射
するようにし、かつ前記標識板は、その標識部分を構成
する材質として広観測角特性を有する再帰性反射シート
を使用し、前記照明体は前記標識板に対し十分な視野を
確保し、かつ観察者から見て前記標識板に死角を生じな
い位置に配置せしめることを特徴とする標識板等の照明
システム。 - 【請求項２】 前記照明体は、走行車線外の路肩部分に
設置され、前記標識板は道路標識板又は広告表示板であ
ることを特徴とする請求項１に記載の照明システム。 - 【請求項３】 前記照明体は投光器を備え、かつ該投光
器は前記道路標識板のみを照明し得るマスク手段を有す
ることを特徴とする請求項１又は２に記載の照明システ
ム。 - 【請求項４】 前記投光器までの地上からの高さを以下
の関係式、 (100 - L)X/100 ＜ H ＜ (X + Y)(300 - L)/300 により規定し、 ここで、Ｌは照明体と標識板との間の水平距離、Ｘは地
上から標識板の最下位置までの高さ、Ｙは道路標識板自
体の高さ、Ｈは前記投光器の地上からの高さ、全ての距
離はメートル（ｍ）とする、請求項３に記載の照明シス
テム。 - 【請求項５】 前記照射角度（θ）が０〜１５°の範囲
で入射するようにした請求項１に記載の照明システム。 - 【請求項６】 前記広観測角特性を有する再帰性反射シ
ートが、カプセルレンズ型再帰性反射シート若しくは露
出レンズ型再帰性反射シート又は封入レンズ型反射シー
トである請求項１に記載の照明システム。 - 【請求項７】 観測側の全面にわたり広観測角特性を有
する再帰性反射シートを使用した標識板の照明方法であ
って、前記標識板へ照射する照明体を、前記標識板に対
し十分な視野を確保し、かつ観察者から見て前記標識板
に死角を生じない位置に配置し、 かつ前記照明体からの照明光の照射角度（θ）が、前記
標識板の全範囲において０〜３０°の範囲で照射するよ
うにしたことを特徴とする標識板等の照明方法。 - 【請求項８】 前記再帰性反射シートから前記照明体ま
での距離は１０乃至１００ｍの範囲である請求項７に記
載の標識板等の照明方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179930A JPH0849218A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 標識板等の照明システム及び照明方法 |
| PCT/US1995/009532 WO1996004638A1 (en) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Sign illumination system and method |
| JP8506628A JP2910868B2 (ja) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | 標識照明システム及び方法 |
| CA002196548A CA2196548A1 (en) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Sign illumination system and method |
| EP95928174A EP0774149B1 (en) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Sign illumination system and method |
| DE69504521T DE69504521T2 (de) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Anzeigebeleuchtungsystem und verfahren |
| AU32034/95A AU3203495A (en) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Sign illumination system and method |
| US08/776,233 US5818640A (en) | 1994-08-01 | 1995-07-27 | Sign illumination system and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179930A JPH0849218A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 標識板等の照明システム及び照明方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849218A true JPH0849218A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16074420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6179930A Pending JPH0849218A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 標識板等の照明システム及び照明方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0774149B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0849218A (ja) |
| AU (1) | AU3203495A (ja) |
| CA (1) | CA2196548A1 (ja) |
| DE (1) | DE69504521T2 (ja) |
| WO (1) | WO1996004638A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007010945A1 (ja) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Kiwa Chemical Industry Co., Ltd. | 再帰性反射シートとその製造方法及び使用方法 |
| KR101963731B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2019-03-29 | (유)아이엘에스 | 도로표지판 및 교통안전표지판용 led 조명 장치 |
| US11585055B1 (en) * | 2022-03-21 | 2023-02-21 | National Central University | High efficiency traffice sign with projection light source |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999010864A1 (en) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Lewis Gordon C | System for lighting overhead highway signs from a remote light source |
| WO1999015921A1 (en) * | 1997-09-25 | 1999-04-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Dual use reflective article |
| JP2001517808A (ja) * | 1997-09-25 | 2001-10-09 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 高い非直交性を有する反射表面を組み込んだ反射性物品 |
| JP4225599B2 (ja) * | 1998-03-09 | 2009-02-18 | スリーエム カンパニー | イメージ表示シートおよびイメージ表示システム |
| ITVI20040192A1 (it) * | 2004-07-30 | 2004-10-30 | Astron Fiamm Safety S A | Sistema integrato di sicurezza del traffico, particolarmente in condizioni di scarsa visibilita', e metodo d'uso di tale sistema |
| DE102007051268A1 (de) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Anordnung für Kraftfahrzeuge zum Erkennen der Umgebungshelligkeit während der Fahrt des Kraftfahrzeuges |
| CN105894984A (zh) * | 2014-10-31 | 2016-08-24 | 王盘龙 | 标志、标牌广角度可视装置与方法和系统 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4505967A (en) * | 1983-04-11 | 1985-03-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | High-angularity retroreflective sheeting and method for manufacture |
| ATE50423T1 (de) * | 1983-04-11 | 1990-02-15 | Minnesota Mining & Mfg | Weitwinklig retroreflektierende folie und verfahren zu ihrer herstellung. |
| US4726134A (en) * | 1986-11-21 | 1988-02-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Roadway sign |
| DE9105945U1 (de) * | 1991-02-27 | 1991-08-01 | Martynski, Jan, Dipl.-Ing., 2400 Lübeck | Fluoreszierende Anzeigeeinrichtung |
| DE4334659A1 (de) * | 1993-10-12 | 1995-04-20 | Johannes Dipl Ing Aulbach | Optische Leiteinrichtung, insbesondere für den Straßenverkehr |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6179930A patent/JPH0849218A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-27 AU AU32034/95A patent/AU3203495A/en not_active Abandoned
- 1995-07-27 DE DE69504521T patent/DE69504521T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-27 EP EP95928174A patent/EP0774149B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-27 WO PCT/US1995/009532 patent/WO1996004638A1/en active IP Right Grant
- 1995-07-27 CA CA002196548A patent/CA2196548A1/en not_active Abandoned
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007010945A1 (ja) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Kiwa Chemical Industry Co., Ltd. | 再帰性反射シートとその製造方法及び使用方法 |
| JP4762916B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-08-31 | 紀和化学工業株式会社 | 再帰性反射シートとその製造方法及び使用方法 |
| KR101963731B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2019-03-29 | (유)아이엘에스 | 도로표지판 및 교통안전표지판용 led 조명 장치 |
| US11585055B1 (en) * | 2022-03-21 | 2023-02-21 | National Central University | High efficiency traffice sign with projection light source |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69504521T2 (de) | 1999-04-29 |
| AU3203495A (en) | 1996-03-04 |
| WO1996004638A1 (en) | 1996-02-15 |
| DE69504521D1 (de) | 1998-10-08 |
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| CA2196548A1 (en) | 1996-02-15 |
| EP0774149A1 (en) | 1997-05-21 |
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