JP3009140U - 光源外部取付型反射兼内部間接照明標識 - Google Patents
光源外部取付型反射兼内部間接照明標識Info
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- JP3009140U JP3009140U JP1994009767U JP976794U JP3009140U JP 3009140 U JP3009140 U JP 3009140U JP 1994009767 U JP1994009767 U JP 1994009767U JP 976794 U JP976794 U JP 976794U JP 3009140 U JP3009140 U JP 3009140U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に視認でき、灯具交換も容易で、表示の選
択が自由で、箱体の燃焼や蛍光灯の風圧等による破損を
防ぎ、非常用電源を省略すること。 【構成】 外側から内側に表示(6)付き印刷(7)、反射シ
ート(8)及び透明樹脂板(9)が一体化した前壁(3)、後壁
(4)及び周壁(5)を有する中空箱型の本体(1)は内部への
投光用照明ユニット(2)を外側に有する。該ユニットが
本体から離れている場合は光ケーブル(14)で導結され
る。該印刷はスクリーン印刷で該反射シートの表面に施
され、特定の表示を提供する。該シートは前方から到達
する光線を再帰反射し、本体内部からの光線はそのまま
透過させる。他の壁の内面は該ユニットからの投光を該
前壁方向へ散乱させる乱反射面(16)である。
択が自由で、箱体の燃焼や蛍光灯の風圧等による破損を
防ぎ、非常用電源を省略すること。 【構成】 外側から内側に表示(6)付き印刷(7)、反射シ
ート(8)及び透明樹脂板(9)が一体化した前壁(3)、後壁
(4)及び周壁(5)を有する中空箱型の本体(1)は内部への
投光用照明ユニット(2)を外側に有する。該ユニットが
本体から離れている場合は光ケーブル(14)で導結され
る。該印刷はスクリーン印刷で該反射シートの表面に施
され、特定の表示を提供する。該シートは前方から到達
する光線を再帰反射し、本体内部からの光線はそのまま
透過させる。他の壁の内面は該ユニットからの投光を該
前壁方向へ散乱させる乱反射面(16)である。
Description
【0001】
本考案は光源外部取付型反射兼内部間接照明標識にかかり、明るい昼間はドラ イバーが表示を直接視認し、暗い夜間はヘッドライトや投光により表示を浮かび 上がらせて視認させる型式のものに関する。
【0002】
内照標識として図6及び図7に示したものがある。中空の箱体21の内部に複 数本の蛍光灯22を収容し、表示面となる前壁23を緑色と乳白のアクリル板2 4と25の合せ板で構成し、この緑色アクリル板24を切欠いて表示26とした ものである。
【0003】
上記の内照標識は次のような課題を存している。 昼間、薄暮時、及び逆光時等の視認性に問題がある。 蛍光灯の交換作業が厄介で、内部構造も複雑となり、そのための点検口が必 要となる。 前壁の表示がアクリル板を切欠いて構成されるので、凹凸を生じて清掃がし にくく、その上、表示の選択の自由度に欠ける。 電気系が箱体内にあるので、電気系統に故障を生じた場合に箱体の燃焼の危 険性がある。 前壁が風圧等により割れることがあり、その場合、蛍光灯も割れる恐れがあ って、甚だ危険である。 電気系統の故障で蛍光灯が消灯した場合に備え、非常用電源の設備が不可欠 である。 本考案は上記の課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案にかかる光源外部取付型反射兼内部間接照明標識は、前壁、後壁及び周 壁を有する中空の箱型の本体と、該本体の外側に配設された該本体内部への投光 用照明ユニットを備えている。そして、該前壁は外側から内側に順次に表示を描 いた印刷、反射シート及び透明樹脂板が一体状となって構成されている。
【0005】 該投光用照明ユニットが本体の外面に取付けられている。 該投光用照明ユニットが本体から離れた場所にあり、該本体と光ケーブルによ って導結されている。 該印刷はスクリーン印刷で、該反射シートの表面に施され、標識の特定の表示 を提供している。 該反射シートは前方から到達する光線を再帰反射すると共に本体内部から自身 の背面に到達する光線をそのまま透過させる性質を有している。
【0006】 この反射シートはダイヤモンドグレードと称されており、一面に無数のプリズ ム状の凹凸を設けたポリカーボネート等のフィルムのこの一面を裏装材で覆い、 この裏装材の外面に接着剤を施したものである。
【0007】 該本体の該前壁を除いた他の壁の内面は該投光用照明ユニットからの投光を該 前壁方向へ散乱させる乱反射面となっている。
【0008】
本体の外側に照明ユニットを配設する。そして、本体の前壁を通行車両の進入 方向へ向けてこの本体を支柱又はこの支柱から横に突き出た支腕に取付ける。 昼間や薄暮時には照明ユニットは起動されないが、反射シートとその外面に施 したスクリーン印刷の表示の協働により表示が明瞭にドライバーに視認される。
【0009】 夜間や真暗時には照明ユニットが作動し、光線が本体内へ投射される。そして 、この光線は直接に、又は反射した後に前壁に到達し、この前壁を透過して前方 へ投射され、表示を明瞭に浮き出させる。
【0010】 また、車両からの光線は、標識の本体の前壁に到達すると反射シートに当たっ て再帰反射し、車両方向へその表示を視認させる。 仮に照明ユニットが不作動であっても、車両等から光線が出されていれば、反 射シートによる再帰反射により、表示がはっきりと浮き上がる。
【0011】 該投光用照明ユニットが本体の外面に取付けられていると照明光軸方向の調整 は本体外部で行われる。 該投光用照明ユニットが本体から離れた場所にあり、該本体と光ケーブルによ って導結されていると、投光用照明ユニットが本体より上方へ突出しない。また その点検も路側帯で行われる。 該印刷がスクリーン印刷で、該反射シートの表面に施され、標識の特定の表示 を提供していると、表示の選択の自由度が増し、種々の表示を提供できる。
【0012】 該反射シートが前方から到達する光線を再帰反射すると共に本体内部から自身 の背面に到達する光線をそのまま透過させる性質を有していると、車両からの光 線を再帰反射して表示を明瞭に浮き出させ、照明ユニットからの光線は透過する ので、これも表示の浮上に役立つ。
【0013】 該本体の該前壁を除いた他の壁の内面が該投光用照明ユニットからの投光を該 前壁方向へ散乱させる乱反射面となっていると、照明ユニットからの光線を前壁 に向けさせ易くなり、表示の浮き出し効果を高められる。
【0014】
1は本体、2は照明ユニットである。本体1は前壁3、後壁4、及び周壁5を 有する中空の箱型となっている。 照明ユニット2は本体1の外側に配設され、本体1内部へ光を照射する。
【0015】 前壁3は外側から内側に順次に表示6を描いた印刷7、反射シート8、透明樹 脂板9が一体状となって構成されている。 この本体1は通常のように、交通路側の支柱10又はこれから突き出た支腕1 1、更には天井12から吊下がった吊桿13に取付けられ、照明ユニット2は電 源に導結される。
【0016】 昼間等の明るいときは照明ユニット2は点灯しない。従ってドライバーは太陽 光線を受け反射シート8により浮かび上がった表示6を視認する。
【0017】 夜間等には照明ユニット2が点灯する。車両からの投光は前壁3に到達すると 印刷7を透過し、反射シート8で再帰反射してドライバーに表示6を明瞭に視認 させる。この場合、照明ユニット2からの光も前壁3を透過して表示6の浮上に 役立つ。
【0018】 投光用照明ユニット2が本体1の外面例えば後壁4や周壁5に直接に取付けら れていると、照明ユニット2の光軸の調整が容易で、しかも本体1ごと運搬でき 、作業性も良い。 停電等により照明ユニット2が点灯しない場合でも、車両からの光だけで十分 に表示6の視認ができる。
【0019】 図4や図5は、投光用照明ユニット2が本体1から離れた場所にある場合を示 す。図4は支柱10から突き出た支腕11内に光ケーブル12を通した場合、図 5は本体1をトンネルの天井13から吊桿14で吊り、光ケーブル14を路側1 5に導いた場合である。図4の場合、点検も路側又は路肩で行えるので安全で、 図5の場合は標識の高さ制限に適合させ易い。
【0020】 印刷7による表示6の作成では、種々の表示に対応できる。極端な場合、表示 6をかなり複雑な図形にもでき、その色彩も自由に選べる。 反射シート8は前方から進入する光線を再帰反射し、後方から進入する光線を 透過するので、表示6の浮上に効果的となる。
【0021】 本体1の前壁3を除いた他の壁の内面に乱反射面16を設けると、照明ユニッ ト2からの光線を前壁3に向け易くなり、表示6の浮上効果が高まる。
【0022】
本考案によれば本体内に光源やその配線等を有しないので、ランプの交換等に 手間がかからず、電気系統の故障による焼失の危険性もなく、表示が印刷により なされるので凹凸がなく清掃性がよく、表示の自由度が大で、反射シートにより 昼間や薄暮時の表示の視認性も良好で、前壁の風圧等による割れも一体構造によ り防止でき、非常用電源も不用である等、種々の効果がある。
【0023】 請求項2によれば照射光軸方向の調整を本体外部で行うことができ、運搬も容 易である。 請求項3によれば、標識の設置高さに規制がある場合に都合よく、投光用照明 ユニットの点検も路側で行えるので安全である。
【0024】 請求項4によれば表示選択の自由度を大にできる。 請求項5によれば反射光及び透過光を表示の浮上に有効に利用できる。 請求項6によれば投光用照明ユニットからの光線を前壁に効果的に導くことが でき、表示の浮上を有効的になせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる光源外部取付型反射兼内部間接
照明標識の具体例を示す正面図である。
照明標識の具体例を示す正面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】同右側面図である。
【図4】本体と投光用照明ユニットが離別し、支腕を利
用して光を送る型式の光源外部取付型反射兼内部間接照
明標識の具体例を示す正面図である。
用して光を送る型式の光源外部取付型反射兼内部間接照
明標識の具体例を示す正面図である。
【図5】図4に示した型式の別の例で光ケーブルを直接
路側に導いたものの正面図である。
路側に導いたものの正面図である。
【図6】従来の光源内蔵型の内照式標識の正面図であ
る。
る。
【図7】図6の7−7線断面図である。
1 本体 2 照明ユニット 3 前壁 4 後壁 5 周壁 6 表示 7 印刷 8 反射シート 9 透明樹脂板 10 支柱 11 支腕 12 天井 13 吊桿 14 光ケーブル 15 路側 16 乱反射面
Claims (6)
- 【請求項1】 前壁(3)、後壁(4)及び周壁(5)を有する
中空の箱型の本体(1)と、該本体(1)の外側に配設された
該本体(1)内部への投光用照明ユニット(2)を備え、 該前壁(3)は外側から内側に順次に表示(6)を描いた印刷
(7)、反射シート(8)及び透明樹脂板(9)が一体状となっ
て構成されていることを特徴とする光源外部取付型反射
兼内部間接照明標識。 - 【請求項2】 該投光用照明ユニット(2)が本体(1)の外
面に取付けられている請求項1に記載の光源外部取付型
反射兼内部間接照明標識。 - 【請求項3】 該投光用照明ユニット(2)が本体(1)から
離れた場所にあり、該本体(1)と光ケーブル(14)によっ
て導結されている請求項1に記載の光源外部取付型反射
兼内部間接照明標識。 - 【請求項4】 該印刷(7)はスクリーン印刷で、該反射
シート(8)の表面に施され、標識の特定の表示(6)を提供
している請求項1に記載の光源外部取付型反射兼内部間
接照明標識。 - 【請求項5】 該反射シート(8)は前方から到達する光
線を再帰反射すると共に本体(1)内部から自身の背面に
到達する光線をそのまま透過させる性質を有している請
求項1に記載の光源外部取付型反射兼内部間接照明標
識。 - 【請求項6】 該本体(1)の該前壁(3)を除いた他の壁の
内面は該投光用照明ユニット(2)からの投光を該前壁(3)
方向へ散乱させる乱反射面(16)となっている請求項1に
記載の光源外部取付型反射兼内部間接照明標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009767U JP3009140U (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 光源外部取付型反射兼内部間接照明標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009767U JP3009140U (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 光源外部取付型反射兼内部間接照明標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009140U true JP3009140U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=43144945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009767U Expired - Lifetime JP3009140U (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 光源外部取付型反射兼内部間接照明標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009140U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006029049A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Kenichi Shu | 逆光利用し文字が見る道路標識と看板 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP1994009767U patent/JP3009140U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006029049A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Kenichi Shu | 逆光利用し文字が見る道路標識と看板 |
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