JP3069119U - 内照式標識 - Google Patents

内照式標識

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JP3069119U
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JP1999009799U
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Inventor
博 横山
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東亜安全施設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認効果の大きい案内標識を小型(薄型)軽
量化して持ち運びしやすくし、中心部が光量不足で暗く
なることを防ぐ。 【解決手段】 表示板側には光拡散透過性超高輝度反射
シートを添加し、板の後背部には反射光拡散フィルムを
敷きつめ、その間にLEDを求心的に光軸が板とほぼ平
行になるように配置し、表示図柄に応じて外縁だけでな
くブロック分けした図柄縁上にLEDを求心的にまたは
遠心的にも配置して板中央部の光量不足を補った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主として道路交通用の標識に関するものであるが用途はこれに限るも のではない。
【0002】
【従来の技術】
従来、反射シート貼りの反射標識は夜間車両ヘッドライトの到達する区間で機 能を発揮するのみで、遠方から標識の所在、インフォメーションを予感させるこ とが出来なかった。このため高速道路では殆ど内照式または外照式の標識の採用 となった。しかし大型標識の場合は蛍光管を光源とするため厚みもふえ、重量も 大きく、小型軽量の内照式標識が求められていた。そのためLED(発光ダイオ ード)が開発されるとLED利用のタイプが種々考案された。
【0003】 LEDは素子が小型であるため大光量が期待できず観測者から見て正面向きに びっしりと埋め込んで使用することはできるが大面積の標識などでは標識の図柄 の輪郭線上に直接LEDを正面向きに設置し、標識図柄色のLED光の輪郭だけ 目立たせることができただけであった。(図4)しかしこれでは少し細かい図柄 だと、遠方からは色も混色して明確に視認できなかった。
【0004】 そのため、考案者は90センチメートル角または丸形の標識外枠に蛍光灯管2 本を左右に置き、新しく開発された光拡散透過性シート(商品名 SOLF)を 図柄を印刷した透明板と組み合わせて光が外部に拡散し、観察者から板全体が明 るく図柄も明瞭に見えるような標識を製作した。これにより、従来の蛍光灯式内 部照明標識は全体の厚みが25センチメートル程度であったものを6センチメー トル程度に縮めることができた。しかしながら蛍光灯を使用するため発電機や車 両用バッテリーを使用せざるをえなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 内照式標識の大型で恒常的に設置しておくものは現行の内照式標識で要求に応 じられるが、これを短期間設置し、その後撤去収納することが求められるものに ついては、より軽く、より省スペースで収納でき、しかも小電力で明るい表示面 を持つことが求められている。そして何らかのトラブルで電源が斬れて無灯火と なった時にも所期の表示をドライバーに示すことが出来るとなお良いことは言う までもない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで軽量で省スペース、且つ小電力とするために、本考案ではLEDを使用 し、標識板全体の厚みを薄くし、LED素子を観察者から見て正面に向けずに求 心的に板の外枠側から中心部へと向け、これを光拡散透過性高輝度反射シートに よって表示板の明暗差を少なくし、表示面全体を明るく内照式の効果を出すよう にした。 しかしこれでも一辺または直径90センチメートルを超える標識の表示部では 、LEDの現行の明るさ性能では表示面に光を反射透過拡散させる力が弱いので 、反射光拡散フィルム(商品名 MCペットなど)を表示板の反対側内部に貼り つめ、LEDの光をできる限り表示板の方へ集めることとした。これによって標 識板全体の厚みは更に二分の一弱の2.5センチメートルにする事ができた。
【0007】 なお板の中心部まで届きにくいLEDの光量を増大させるため、LED素子の 個数を増やすだけでなく、LEDの光の距離による減衰を補うため、表示図柄に 応じたブロック分けをして、LED素子を比較的短距離の間で光量を高めるよう に発光させる配置とした。
【0008】 また、ブロック分けしにくい図柄の場合は表示面の中央部に表示板の風圧によ る凹みを防止する意味もかねて支持反射器(後述)を置くが、凾体後背部内側を 中心部微高の傾斜をつけることにより、より光を表面に反射させる構造とした。
【0009】
【考案の実施の形態】 以下本考案の実施の形態について図面を参照して説明する 図1は本考案内照式標識の構造を示す断面図である。 アルミ合金製裏板全体の剛性を確保するために角パイプ2を入れ、裏板1の内 壁に反射光拡散フィルム(商品名 MCペットなど)3を接着剤で貼りつける。 表示面の外縁に当る場所の内側裏板側に中軟質の白色の合成樹脂ブロック(商 品名 エサフォームなど)4を敷きつめるように接着する。その合成樹脂ブロッ ク4をステイ(支持体)として、ほぼ2〜4センチメートルピッチで植え込んだ 基盤付LED5を中心部へ向けて設置固定し、電源からの配線は反射光拡散フィ ルム3の裏面に設置する。
【0010】 これで内照式標識板の内部構造は完成するが、表示板6の外縁から中心部が遠 い場合は図柄によって、外縁より内部に入った場所に図柄に応じてその縁に沿っ て合成樹脂ブロック4′を裏板1側に接着し、そこを基盤付LED5′の支持体 としてLED5′を更に中心部向きに、図柄の形状によっては遠心的にも取り付 ける。 図2は指示標識への応用例で、ドーナツリング状図柄の外縁と内縁にそれぞれ LED5を植え込んだ場合を示す。これによって中心部の明るさが増し、内照式 発光効果は更に増大する。製作上は樹脂ブロック4を裏板1に接着した後、反射 光拡散フィルムを敷きつめる方が容易である。 なお合成樹脂ブロック4、4′などは表示板に接する高さではないので、光拡散 乱反射効果は表示部全体に及ぶので標識図柄の明るさはより大きくなる。
【0011】 標識の標示部は、表示板(ポリカーボネートなどの透明樹脂板に図柄を印刷な どにより表示加工したもの)6と、光拡散透過性超高輝度反射シート(商品名デ ィフュージングシートなどのダイヤモンドカット加工されたもの)7を貼り合わ せて一体としたものより成るが、表示面が大きく、内部をブロック分けしにくい 場合、表示部のほぼ中心に、表示部の風圧によるしなりを防止する支持クッショ ン材として中軟質合成樹脂製ブロック4″を容れたポリカーボネート製などの円 筒8を裏板1の内部に固定しておく。そしてこの円筒8は、白色の樹脂ブロック 4″を容れているので、外縁からのLED5の光がこれによって乱反射し、中心 部の明るさを助けるという支持反射器の役目を担うのである。この場合、裏板1 の内部に微傾斜の盛り上がりを作ってLED光の乱反射を助ける構造とすること がより効果的である。
【0012】 以上により本考案の表示部及び凾体が完成するが、既述のように表示面をなす 図柄のついた表示板6と光拡散透過性超高輝度反射シート7を複合した表示部を Lアングル9で縁取り補強して発光部凾体に蓋をし、セミパッチン錠10で一体 化して全体が完成する。
【0013】 なお電源につながる制御部は外部に置くこともできるが、下部角パイプ部2′ に収納しておくこともできる。
【0014】 また本標識の雨天の際などのための考慮については一般的内照式標識における 考慮に準ずる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案による内照式標識が完成したが、これにより以下の効果が 得られた。
【0016】 請求項1によるLEDの効果は表示板部と背面の反射光拡散フィルムの反射と 拡散の相乗効果で、極めて明るい視認性が得られた。その上、光拡散透過性超高 輝度反射シートを使用しているため、仮に電源部に異常や事故があった場合でも 、車両のヘッドライト光により、極めて明瞭に反射光をドライバーに送り返し、 標識の機能が失われることがない。
【0017】 請求項2によるブロック分けによるLEDの光量増大効果は非常に大きいもの であった。
【0018】 請求項3による内部背面の中心部微高効果はブロック分けできない大表示面に おいては有効であると思料された。
【0019】 以上のように構成された結果、極めて薄型従って軽量の内照式標識が完成した ので、夜間交通規制などに使用される標識については最も有効であると考えられ た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本内照式標識の内部構造を示す断面図である。
【図2】本標識の実施例の一部切り欠き正面図(説明
図)である。
【図3】本考案実施別例の同上正面図である。
【図4】従来の内照式標識の断面図である。
【図5】従来のLED使用標識の正面図(説明図)であ
る。
【符号の説明】
1 標識裏板 2 角パイプ 3 反射光拡散フィルム 4、4′、4″ 合成樹脂ブロック 5、5′ 基板付LED 6 表示板 7 光拡散透過性超高輝度反射シート 8 表示部支持兼反射円筒 9 標識表示部支持固定枠 10 セミパッチン錠 11 蛍光灯 12 反射板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内照式標識において光源にLEDを求心
    的に志向設置し、標識表示面に光拡散透過性超高輝度反
    射シート及び図柄を表示した貼付合成板を用い、内照凾
    体内壁に反射光拡散フィルムを貼りつめてなることを特
    徴とする内照式標識。
  2. 【請求項2】 上記内照式標識において表示面の図柄に
    応じて内部をブロックに分割し、LEDをそれぞれのブ
    ロック内で配置してなることを特徴とする内照式標識構
    成方法。
  3. 【請求項3】 上記内照式標識において標識面の面積の
    大きい場合、表示板中央部の凾体光源部がわ内面を中心
    部高の微傾斜をつけると同時に表示板支持を兼ねる反射
    板を設けること。
JP1999009799U 1999-11-19 1999-11-19 内照式標識 Expired - Lifetime JP3069119U (ja)

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ID=43202594

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050620A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Edakin:Kk 照明看板装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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