JPH0849207A - 道路舗装に用いる当て具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路舗装の時、工事をしない時、その段差を
なくし、オートバイ等の事故の起こらないような当て具
を提供する。又、その強度を増す。 【構成】 裾の長い略直角３角形の当て具を段差に当
て、釘で固定するが、釘の通る部分にワッシャーを埋め
込み、又、先端の３角の中央に、綿材を埋め込み強度を
増す。 【効果】 耐久性が良くなり、長い間継続して使え、
又、破損も少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、道路舗装に用いる当て
具に関する。

【０００２】

【従来の技術】道路の舗装工事をする時、道路と工事中
の部分に段差が生じる。この段差をなくすため、一時的
にアスファルトを用いて段差を埋めており、これをやら
ないと、事故、特にオートバイの事故が多発する。この
作業は、多大の労力が要る。工事の日これを除くには、
本舗装の前、エアビットやツルハシで行わなければなら
ない。出願人は、実願平５−１０５０９号によりこれに
対する解決策を提案したが、本発明はこれの改良に関す
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴム質によ
りできた当て具の、釘の通る部分に金属ワッシャーと、
先のとがった部分の中央に、横方向に綿材を埋め込むこ
とにより、強度を増加させようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、横に長い略直
角３角形の断面を持つ当て具において、釘の通る部分の
中間のゴム質の中に、金属ワッシャーを埋め込み、又、
横に長い略直角３角形の断面を持つ当て具において、細
いとがった部分の中央に、横方向に綿材を埋め込んだ、
道路舗装に用いる当て具に関する。

【０００５】

【作用】工事中の部分と道路の間の段差に当て具を当
て、釘で固定する。この際釘はワッシャーの中央を通っ
て固定される。次に工事を再開する時は、釘を抜き、当
て具をはずして行う。

【０００６】

【実施例】１は当て具であり、断面で裾の長い３角形を
しており、斜辺に釘２の頭３をセットするくぼみ４があ
る。本発明は、この当て具の釘の通る中間に、金属ワッ
シャー５を埋め込む。又、先端のとがった部分の中央に
綿材６を横方向に埋め込む。綿材は、３角形の先端から
中央付近まで延びている。

【０００７】

【発明の効果】内部に金属ワッシャーと綿材を埋め込む
ことにより強度が増し、耐久性も良くなる。破損も少な
くなり、継続的に用いても長期間使えるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】断面図である。

【符号の説明】

１ 当て具 ２ 釘 ３ 釘の頭 ４ くぼみ ５ ワッシャー ６ 綿材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 横に長い略直角３角形の断面を持つ当て
   具において、釘の通る部分の中間のゴム質の中に、金属
   ワッシャーを埋め込んだ、道路舗装に用いる当て具。
2. 【請求項２】 横に長い略直角３角形の断面を持つ当て
   具において、細いとがった部分の中央に、横方向に綿材
   を埋め込んだ、道路舗装に用いる当て具。