JPH0848780A - 不均化反応による架橋シロキサンの製造法 - Google Patents

不均化反応による架橋シロキサンの製造法

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JPH0848780A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は新規なシリコーン硬化系に関する。 【構成】 本発明は、M、D及び限定された割合のシラ
ノール単位に加えてT又はQ単位を十分に高割合で含有
するシロキサン系が線状塩化ホスホニトリル不均化触媒
によって硬化され得ることを開示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオルガノケイ素化合物の
新規な不均化方法に関する。特に本発明は、線状シロキ
サン種に加えて十分に高割合の架橋用シロキサン種を含
むシロキサン系を架橋するために線状塩化ホスホニトリ
ル型不均化触媒を使用する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オルガノシロキサン重合体は工業的規模
では2種類の基本的方法を使用して製造されている。も
っとも広く実施されている方法は平衡法として知られて
いるもので、平衡化混合物を形成するためにシロキサン
結合の触媒的転位反応を採用するものである。こゝで、
用語“平衡”は線状オルガノシロキサン重合体対環状オ
ルガノシロキサンオリゴマーの比が一定の値に保持され
る場合に生ずる現象を表わすために使用するものであ
る。ジメチルシロキサンが重合される際には、線状重合
体対環状オリゴマーの比が重量−重量基準で約86:1
4である場合に平衡に到達する。線状オルガノシロキサ
ン対環状オルガノシロキサンの一定の比は出発物質が環
状オルガノシロキサン、環状物質と線状物質との混合物
又はすべてが線状単量体又はオリゴマーである場合でさ
えも常に達成される。
【0003】平衡は触媒として広範囲の酸性又は塩基性
物質を使用することによって達成される。平衡化工程を
通じて、平衡点に到達するまで、シロキサン結合の恒常
的な破断及び形成が生起する。シロキサン結合の大量の
破断及び形成はポリシロキサン分子の末端上に末端非連
鎖延長基を形成するように反応する連鎖停止剤の使用を
可能にする。環状オリゴマーは平衡化工程の終了時に、
触媒の失活又は除去の後に、ストリッピング処理によっ
て反応混合物から除去される。環状体の形成は処理コス
トを増加しかつ全処理工程の完了に要する時間を長引か
せるので実質的に不利である。
【0004】オルガノシロキサン重合体の別の製造法は
シラノール末端基をもつシロキサン単量体又はオリゴマ
ーの頭−尾縮合を促進する縮合法である。これらの縮合
法はより高分子量の重合体を形成するための水の除去に
関係する。この縮合法では環状体は生成されない。有用
な縮合触媒は燐−窒素化合物(PNC)を包含する。比
較的温和な酸及び塩基も縮合触媒として使用されてい
る。強酸及び強塩基は平衡及び環状オルガノシロキサン
の生成を生起しないであろう温度では縮合触媒として使
用されてきた。縮合法に使用される一般的方法はジシラ
ノール単量体又はオリゴマーの一種を酸性、塩基性又は
PNC触媒と混合しそして所望の重合体が所望の分子量
に達した後に重合を終結させることである。この反応は
適当なアルカリ性又は酸性物質を使用して触媒を失活さ
せることによって終結し得る。中和はそれ以上の重合の
進行を防止しかつ得られる重合体をそれ以上精製するこ
となしに使用可能にするであろう。PNC触媒の場合に
は、触媒の失活は生成物を160℃以上に加熱すること
によって生起する。
【0005】本出願人自身の1993年7月15日付で
出願された米国特許出願SN.08/092450号明
細書には、不均化反応として特徴付けられる新規な方法
が開示されている。本発明者らは、異なる分子量をもつ
2種又はそれ以上のM及びD含有重合体を、線状塩化ホ
スホニトリルのような縮合/不均化触媒の存在下で、約
1:99ないし99:1の重量比、より好ましくは5:
95ないし95:5の重量比で混合する場合には、M及
びD含有重合体間にきわめて速やかなかつ完全なシロキ
サンの不均化反応が生起することを認めた。この反応は
実質的な割合の環状体を生成することなしにこれら2種
の出発物質の一方よりも低い分子量をもつ生成物の形成
をもたらす。
【0006】上記の反応系によって製造される線状オル
ガノポリシロキサンは種々の方法で架橋されて硬化シリ
コーン物質を生成し得る。しかしながら、これら既知の
方法のあるものは高価な白金、ビニル基及びハイドライ
ド基、又は環境に有害な錫化合物のような毒性物質を必
要とする。その他の既知のシリコーン硬化反応系はオル
ガノペルオキシドを使用するものである。かゝるペルオ
キシドは硬化反応中に分解して望ましくない副生物を生
ずる。これらの副生物はゴム生成物から除去されねばな
らず、また一般に後焼成(ポストベーキング)として知
られる方法において大気中に入り込む。
【0007】
【発明の概要】本発明はシロキサンの不均化反応を架橋
用系を形成するように設定するものである。この方法は
単一工程での不均化によってオルガノポリシロキサン化
合物を製造する。この方法は有意量の副生物を何等生成
しない。より特定的にいえば、本発明は、トリオルガノ
シロキサン単位、ジオルガノシロキサン単位を含んでな
るシロキサンとモノオルガノシロキサン単位、SiO
4/2 単位又はそれらの混合物を含んでなるシロキサンの
十分量とを混合し、そしてこのシロキサン混合物に不均
化/縮合触媒を添加混合することによって高度に分枝さ
れかつ硬化されたオルガノポリシロキサンを製造する方
法を提供するものである。
【0008】
【発明の詳細な開示】本発明は高度に分枝されかつ硬化
されたオルガノポリシロキサンを製造する効率的な方法
を提供するものである。本発明において使用する出発物
質はトリオルガノシロキサン(以下“M単位”とい
う)、ジオルガノシロキサン(以下“D単位”とい
う);及び十分量のモノオルガノシロキサン(以下“T
単位”という)及び/又はSiO4/2 (以下“Q単位”
という)を含有するシロキサン混合物である。M及びD
単位は線状系を提供する。T及びQ単位は架橋系を提供
する。シロキサン、クロルシランで処理されたヒューム
ドシリカのような充填剤をこのシロキサン混合物中に添
加することができる。
【0009】M単位及びD単位はシリコーン油からシリ
コーンゴムまでの現存するシリコーン製品の任意のもの
であり得る。架橋用シロキサン種はM/Dシロキサン中
に配合されたMQ樹脂又はきわめて安価なM、T、D水
解物であり得る。さらに、90%を超えるT単位を含
み、M単位を含まない高シラノール含量の樹脂は限定さ
れた割合で使用し得る。本発明において使用されるT単
位及び/又はQ単位の割合は当該シロキサン系を容易に
不均化するに有効な割合である。たとえば、シロキサン
混合物がM、D及びT単位のみを含有する場合には、T
単位の割合はゲルとして特徴付けられる軽度に架橋され
た重合体を得るためにM単位の割合の1/3より大でな
ければならない。シロキサン混合物がM、D及びQ単位
を含有する場合には、Q単位の割合はゲルを得るために
M単位の割合の1/4より大でなければならない。系内
のT及び/又はQ単位の割合が高いほど、架橋密度はよ
り高くなる。
【0010】不均化硬化系は二液系であり得る。第一の
部分は所要量のM、D、並びにT及び/又はQ単位を有
するシロキサンを含有する。第二の部分は溶剤又は選定
されたシロキサンであり得る適切な担体中に活性触媒を
含んでなる。これら二つの部分を混合すると、混合物は
室温で硬化する。この硬化は150℃までの加熱によっ
て顕著に促進され得る。
【0011】本発明の方法の実施に際しては、配合され
たオルガノシロキサンのシラノール含量は低いことが重
要である、というのは、高割合のシラノール(又はシラ
ノールから形成された水)の存在はオルガノシロキサン
の配合物の不均化速度を顕著に減少するであろうからで
ある。シラノールはこの配合物が製品配合物の最終の理
論的粘度/架橋能に達するのを阻止し得る。シラノール
含量についての一般的な上限は配合物中のオルガノシロ
キサンの全重量に基づいて約5,000ppm、好まし
くは1,000ppm、もっとも好ましくは750pp
mである。
【0012】本発明の方法は、反応剤が触媒と混和性で
あるならば、溶剤を何等添加することなしに実施し得
る。不均化反応の所要時間は使用される物質の特性及び
触媒の使用量に応じて2,3分から2,3時間まで広範
囲に変動するであろう。本発明の実施に使用するにもっ
とも好ましい触媒の例は従来技術において高分子量ジシ
ラノールの製造用の縮合触媒として使用されてきた燐−
窒素化合物を包含する。これらの触媒の若干の例はこゝ
に参考文献として引用する米国特許第5,210,13
1号、同第4,902,813号、同第4,203,9
03号及び同第3,706,775号明細書に記載され
ている。かゝる有用な燐−窒素触媒の代表的な、たゞし
非限定的な例はCl3 PN(PNCl2 x PCl3
PCl6 (x=1)(LPNC)及び式(Ia)又は(I
b): O(X)2-m m P{NP(X)2 n NP(X)3-q (Y)q (Ia) O(X)2-m m P{NP(X)2 n NHP(O)(X)2-p (Y)p (Ib) [式中、n=0又は1−8の整数であり;m=0又は1
の整数であり;p=0又は1の整数であり;q=0又は
1−2の整数であり;X=ハロゲン;Y=OH、OR、
O(O)CR(たゞしRはアルキル又はアリール基であ
る)である]の短鎖線状ホスファゼン(phospha
zene)を包含し、これらはオルガノポリシロキサン
の重縮合及び再分配用の触媒として有用なものである。
【0013】さらに、線状PNC化合物と活性プロトン
を含み18以下のpKa値をもつ化合物、たとえばカル
ボン酸、ハロゲノアルカンカルボン酸、スルホン酸、ア
ルコール、フェノール化合物との反応生成物も本発明に
おける触媒として有用である。(PNCl2 x のよう
な環状PNC化合物も効果があるが、線状触媒と比較し
てその作用はきわめて遅い。Cl3 PN(PNCl2
x PCl3 .PCl6(x=1)がもっとも好ましい触
媒である。
【0014】触媒の使用量はシロキサン系を容易に不均
化する有効量である。使用されるべき触媒量は臨界的で
はなく、本発明の実施に使用されるオルガノシロキサン
出発物質の全重量に基づいて5−500ppm、より好
ましくは10−100ppmの範囲で変動し得る。より
高いシラノール含量、たとえば1000−5000pp
mのシラノールを含む出発物質を使用する場合はより高
割合の触媒が使用される。触媒の取扱いを容易にしかつ
反応混合物中への触媒の分散を容易にするために、触媒
は不活性媒質中に0.1−10重量%、好ましくは0.
5−5重量%の濃度で分散又は溶解されることが好まし
い。この触媒用の適当な溶剤は脂肪族エーテルのような
エーテル、エステル、トルエン、ベンゼンのような芳香
族溶剤、液状シロキサン、塩化メチレン、トリクロルエ
タン、1,3,5−トリクロルベンゼン等のような塩素
化脂肪族及び芳香族有機溶剤を包含する。
【0015】不均化反応が所定の時点、すなわち所望の
生成物が形成された時点まで進行した後に、この反応は
温度を140℃から250℃又はそれ以上まで、より好
ましくは180℃から200℃の温度まで上昇させるこ
とによって終結せしめ得る。別法においては、触媒をア
ルカリ性物質で中和することによって不活性化し得る。
適当なアルカリ性物質はアンモニア、ヘキサメチルジシ
ラザン、脂肪族第1級、第2級及び第3級有機アミン、
たとえばエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、プロピルアミン、等を包含する。中和剤の使用量
は反応混合物中のオルガノシロキサンのそれ以上の不均
化を終結させかつ安定な生成物を提供するに十分なもの
であるべきである。この量は全酸含量を参照することに
よって決定することができ、一般に反応剤の全重量に基
づいて中和剤10−100ppmの範囲である。化学的
及び熱的失活法が好ましいが、必須ではない。
【0016】前記引用した本出願人自身の米国特許出願
SN.08/092,450号明細書において、M及び
D単位を含有するシロキサンの混合物をLPNC触媒を
使用して不均化すると、シラノール含量が約1000p
pm未満である場合には実質的な環状体の形成を伴うこ
となしに平衡粘度において単独重合体を生成するであろ
うことが論じられている。こゝでLPNC触媒はすぐれ
た縮合触媒であることは周知である。かゝる混合物がシ
ラノールをより高含量で含む場合には、平衡粘度は得ら
れないであろう。より高含量、すなわち約1000pp
m以上のシラノールの存在はLPNCを加水分解しそし
てかく加水分解された触媒は良好な不均化触媒ではな
い。しかしながら、かゝる加水分解された触媒はなおす
ぐれた縮合触媒であり、そしてこのLPNC触媒は20
000ppm又はそれ以上のシラノールを含有するジシ
ラノール油をきわめて高分子量まで縮合するのに非常に
有効である。本発明においては、M、D、T及び/又は
Q単位を含むシロキサン混合物の転位により硬化工程行
うことが望ましい。シロキサン混合物が線状ジシラノー
ル油及び同じく高シラノール含量、たとえば2000−
40000ppmのシラノール含量をもつT及び/又は
Qシロキサン種を含み、M単位は含んでも含まなくても
よいものである場合には、硬化工程は縮合のみによって
又は縮合及び転位の組み合わせによって達成し得ること
を認識しなければならない。かゝる硬化方法は実施可能
なものではあるが、LPNCの不均化能の失活はT又は
Qシロキサン種が十分に導入されるのを阻止するであろ
うとの理由から一様な架橋度を保持することはきわめて
困難であろう。
【0017】上記の方法は硬化法である。この硬化法は
現存するいかなる硬化法と比較してもいくつかの利点を
もつ。たとえば、この硬化法はメチルシロキサンのみに
基づく十分に架橋された系を与え得る。これは10−6
0ppmの白金及び高価なビニル及びハイドライド官能
性シリコーンを必要とする“付加硬化”系よりも大幅に
コスト的に有利である。本発明の不均化硬化はこの系が
きわめて低いシラノール含量である限り低い硬化副生物
含量をもち、そして実施可能なシラノール含量において
副生物として少量の水のみを生成する。この簡単な、低
コストの、迅速な、低副生物生成の硬化系によって製造
された硬化シリコーンは多数の用途、たとえばバンパー
向けゲル、あらゆる範囲の紙剥離製品及びビン被覆剤の
ような他の被覆剤としての用途をもち、また補強用充填
剤を使用すればある範囲のエラストマー製品を与えよ
う。
【0018】
【好ましい実施態様の開示】つぎの実施例は本発明を例
証するためのものである。すべての粘度は25℃で測定
した。特に示さない限り、すべての部は重量部を表わ
す。実施例1 シリコーン油の製造 トリメチルクロルシラン5モル%、メチルトリクロルシ
ラン25モル%、及びジメチルジクロルシラン70モル
%を混合することによってオルガノシロキサン配合物を
製造した。この配合物を加水分解して有機シリコーン油
及び21%のHClを含有するシリコーン生成物を製造
した。有機層をこの酸溶液から傾瀉した。シリコーン油
をそのHCl含量が3ppm未満になるまで炭酸水素ナ
トリウム溶液で洗浄した。この中和されたシリコーン油
は約40%の主として環状シリコーンからなる揮発性シ
リコーンを含有していた。このシリコーン油1000g
を135℃、10トルでストリッピングして揮発性物質
を除去しそして0.2%のシラノールを含有するストリ
ッピング処理されたシリコーン油620gを得た。この
ストリッピング処理されたシリコーン油300gをヘキ
サメチルジシラザン(以下“HMDZ”という)5gと
ともにフラスコに添加した。この混合物を100℃に1
時間加熱した。この反応混合物を通じて窒素ガスをパー
ジして過剰のHMDZの大部分を除去し、ついでこのシ
リコーン油を100℃かつ10mmでストリッピングし
た。
【0019】実施例2 線状塩化ホスホニトリルの製造 方法A:Cl3 PN(PNCl2 x PCl3 .PCl
6 (x=1)の製造 テトラクロルエタン1000ml中の五塩化燐417g
(2モル)及び塩化アンモニウム53.3g(1モル)
含有混合物をその沸点で還流下に12時間加熱した。H
Clガスが発生し、これを除去した。得られる淡黄色溶
液から揮発性成分を、圧力を約1.33hPa(絶対)
まで減少させながら160℃で、除去した。本質的に式
Cl3 PNPCl2 NPCl3 .PCl6 の化合物から
なる帯黄色結晶を残渣として回収した。方法B:OCl2 PNPCl2 NPCl3 の製造 100mlのフラスコに五塩化燐20.8g(0.1モ
ル)、硫酸アンモニウム29.3g及び対称テトラクロ
ルエタン50mlを装入した。この混合物を1時間にわ
たって攪拌、還流した。反応が終了した後、溶剤を除去
しそして生成物を真空蒸留(沸点110−115℃/
0.1mmHg)によって精製した。収量はOCl2
NPCl3 12gである。
【0020】100mlのフラスコに上記で製造したO
Cl2 PNPCl3 化合物13.5g(0.05モ
ル)、HN(Si(CH3 3 2 11.6ml(0.
055モル)及び塩化メチレン20モルを装入した。こ
の混合物を12時間にわたって攪拌、還流した。反応が
終了した後、PCl5 10.3g(0.05モル)を添
加し、そして反応混合物をさらに12時間還流した。溶
剤を回転気化によって除去しそして生成物を真空蒸留
(沸点170−175℃/0.1mmHg)によって精
製した。薄黄色の液体として得られた標題の生成物の収
量は8gであった。方法C:[PCl3 =N−PCl2 =N−PCl3 +
[SbCl6 - 及び[PCl3 =N−(PCl2
N)2 −PCl3 + [SbCl6 - 0.12モルのPCl5 、0.08モルのNH4 Cl及
び0.04モルのSbCl5 を一緒に対称テトラクロル
エタン60ml中でその還流温度147℃で3.5時間
反応させた。この反応後、溶液を濾過して不溶性化合物
を除去し、ついで溶剤を減圧下に除去した。明るい黄色
の液体が得られ、これを冷却するとゆっくり結晶化し
た。得られる触媒をNMR(核磁気共鳴)スペクトル分
析によって分析した。それは[PCl3 =N−PCl2
=N−PCl3 + [SbCl6 - 及び[PCl3
N−(PCl2 =N)2 −PCl3 + [SbCl6
- の50/50混合物であることが判明したが、[PC
6 ]アニオンは認められなかった。
【0021】実施例3 実施例1のシロキサン混合物の硬化 選定された粘度のトリメチルシリル末端ポリジメチルシ
ロキサン(以下“PDMS”という)を実施例1で製造
されたストリッピングされ、HMDZ処理されたシリコ
ーン油と配合して、このストリッピングされ、HMDZ
処理されたシリコーン油を20%、20%及び30%含
有する溶液を製造した。これらの配合物の各々を広口び
んに添加しそしてCl3 PN(PNCl2 x PC
3 .PCl 6 (x=1)の型のPNC触媒をこのシリ
コーン油配合物に添加した。
【0022】 表A 実施例1で製造 LPNCのppm 試料 されたシリコー (CH2 Cl2 中の 番号 ン油のg数 PDMSの型及びg数 3%溶液として) 1 16.8 350cpsの67.4 100 2 16.8 30000cpsの67.4 100 3 25.2 350cpsの59 100 各試料は2種類のシリコーン油を混合しそして触媒の塩
化メチレン溶液を添加しそして十分に混合することによ
って製造した。これらの試料を脱気して気泡を除去し、
そして各試料を135℃のオーブン中に90分間保持
し、冷却しそして完全にゲル物質に硬化させた。これら
のゲルの針入度をテクスチャー・テクノロジーズ・コー
ポレーションの針入度計上で測定した。結果を表Bに示
す。
【0023】 表B 針入度計による針入度測定条件 針 入 度 試料番号 力(g) 速度(mm/秒) 測定値(mm) 1 100 0.5 0.8 2 100 0.5 0.6 3 100 0.5 0.3 上記の試験結果は塩化ホスホニトリルが十分に高濃度の
T単位を含有するシロキサン系を架橋せしめるにきわめ
て有効な触媒であることを明瞭に示している。混合物中
のT単位の濃度が高いほどゲルはより硬くなる。
【0024】実施例4 M、D及びQ単位を含有する混合物の硬化 80000cpsのジメチルビニル末端ポリジメチルシ
ロキサン75%及びMD′Q樹脂25%を含有する混合
物を製造した。D′単位はメチルビニルシロキシ3.2
%でありそしてM対Q比は0.67であった。この混合
物に実施例2の方法Aにおいて製造された塩化メチレン
中3%溶液としてのLPNC触媒100ppmを添加し
た。この新しい混合物を激しく攪拌して触媒を混合し、
ついで脱気して気泡を除去した。この試料を135℃の
オーブン中に90分間保持した。得られる硬化生成物の
物理的性質を測定した。針入度測定力は19.5gとし
た。針入度計の速度は0.5mm/秒とした。針入度測
定値は2.3mmであった。この結果は架橋剤としてM
D′Q樹脂中にQ単位を使用することによって十分に硬
化されたゲルが形成されたことを明らかに示している。
【0025】実施例5 200m2 /gのBET表面積をもつヒュームドシリカ
100g及びオクタメチルシクロテトラシロキサン20
gを容量1リットルの樹脂製フラスコに装入した。この
充填剤を流動化が保持されるまで攪拌しそしてフラスコ
の内容物を275℃に2時間加熱した。このフラスコを
通じて窒素ガスをパージして未反応シロキサンを除去し
た。かく処理された充填剤、以下充填剤Aという、は8
重量%のシリコーン含量を有していた。
【0026】20,000,000cpsの粘度をもつ
トリオルガノ末端PDMS100gを2本ロールゴムミ
ル上に置きそして実施例1で製造されたシリコーン油1
0gをそれに十分に混入した。充填剤A25gをこの重
合体/シリコーン油配合物中に混和しそしてこのミル上
で4分間捏和した。この混合物に実施例2の方法Aにお
いて製造したLPNC200ppm(塩化メチレン中の
3%溶液として)をミル上で添加しそして1分間混和し
た。この未硬化のゴムコンパウントを6インチ×6イン
チ×75ミルの金型中でゴムシートにプレスし、そして
この金型を135℃のオーブン中に1時間保持した。硬
化したゴムシートを金型から取り出しそして物理的性質
を測定した。ショアA硬度は27であった。引張強さは
176psiであった。伸びは110%であった。バシ
ョア(Bashore)レジリエンスは61であった。
【0027】前述した特許明細書、刊行物及び試験方法
はすべて本明細書中に参考資料として組み入れる。以
上、本発明を特定の実施例について説明してきたが、本
発明は単にこれらの実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に示した本発明の技術思想の範囲内のす
べての変形及び修正を包含するものであることは勿論で
ある。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの工程: (a)トリオルガノシロキサン単位、ジオルガノシロキ
    サン単位を含んでなるシロキサンとモノオルガノシロキ
    サン単位及び/又はSiO4/2 単位を含んでなるシロキ
    サンとを混合し;そして(b)工程(a)の混合物に、
    攪拌下に、不均化/縮合触媒を添加する;工程を含んで
    なる高度に分枝されかつ硬化されたオルガノポリシロキ
    サンの製造法。
  2. 【請求項2】 工程(a)のシロキサン混合物中のトリ
    オルガノシロキサン単位及びモノオルガノシロキサン単
    位の比が3未満である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(a)のシロキサン混合物中のトリ
    オルガノシロキサン単位及びSiO4/2 単位の比が4未
    満である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 不均化/縮合触媒が塩化ホスホニトリル
    を含んでなる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 不均化/縮合触媒が酸素化された塩化ホ
    スホニトリルを含んでなる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 不均化/縮合触媒が一般式[X(PX2
    =N)n PX3 +[MX(v-t+1) 2 t - (式中、
    Xはハロゲン原子を表わし、Mはポーリングの尺度で
    1.0−2.0の電気陰性度をもつ元素であり、R2
    12個までの炭素原子をもつアルキル基であり、nは1
    −8の整数であり、vはMの原子価又は酸化数であり、
    そして0<t<vである)をもつホスホニトリルハライ
    ド触媒を含んでなる請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 シロキサン混合物のシラノール含量が3
    000ppm未満である請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 シロキサン混合物のシラノール含量が1
    000ppm未満である請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 シロキサン混合物がさらに充填剤を含有
    してなる請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 充填剤が処理されたヒュームドシリカ
    である請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 さらにシロキサン混合物を加熱する工
    程を包含する請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 工程(b)を50−150℃の範囲の
    温度で行う請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 工程(b)を80−120℃の範囲の
    温度で行う請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 つぎの工程: (a)ジオルガノシロキサン単位を含んでなるシロキサ
    ンとモノオルガノシロキサン単位、SiO4/2 単位又は
    それらの混合物を含んでなるシロキサンとを混合してシ
    ラノール含量が100−3000ppmである混合物を
    得;そして(b)工程(a)の混合物に、攪拌下に、不
    均化/縮合触媒を添加する;工程を含んでなる架橋かつ
    硬化されたオルガノポリシロキサンの製造法。
  15. 【請求項15】 不均化/縮合触媒が塩化ホスホニトリ
    ルを含有してなる請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 不均化/縮合触媒が酸素化された塩化
    ホスホニトリルを含有してなる請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 不均化/縮合触媒が一般式[X(PX
    2 =N)n PX3 + [MX(v-t+1) 2 t - (式
    中、Xはハロゲン原子を表わし、Mはポーリングの尺度
    で1.0−2.0の範囲の電気陰性度をもつ元素であ
    り、R2 は12個までの炭素原子をもつアルキル基であ
    り、nは1−8の値をもつ整数であり、vはMの原子価
    又は酸化数でありそして0<t<vである)をもつホス
    ホニトリルハライド触媒を含んでなる請求項14記載の
    方法。
  18. 【請求項18】 シロキサン混合物がさらに充填剤を含
    有してなる請求項14記載の方法。
  19. 【請求項19】 充填剤が処理されたヒュームドシリカ
    である請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 シロキサン混合物を加熱する工程をさ
    らに含んでなる請求項14記載の方法。
  21. 【請求項21】 工程(b)を50−150℃の範囲の
    温度で行う請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 工程(b)を80−120℃の範囲の
    温度で行う請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 請求項1のオルガノポリシロキサンを
    基体に塗布しそしてその上で硬化させてなる製造物品。
  24. 【請求項24】 つぎの部分(a)及び(b): (a)つぎの成分: (i)トリオルガノシロキサン単位、ジオルガノシロキ
    サン単位を含んでなるシロキサン;及び(ii)モノオル
    ガノシロキサン単位、SiO4/2 単位、またはそれらの
    混合物を含んでなる十分量のシロキサン;を含有するシ
    ロキサン混合物;及び (b)不均化/縮合触媒;を含む二液型シリコーン硬化
    系。
  25. 【請求項25】 シロキサン混合物中のトリオルガノシ
    ロキサン単位とモノオルガノシロキサン単位の比が3未
    満である請求項24記載のシリコーン硬化系。
  26. 【請求項26】 シロキサン混合物中のトリオルガノシ
    ロキサン単位とSiO4/2 単位の比が4未満である請求
    項24記載のシリコーン硬化系。
  27. 【請求項27】 不均化/縮合触媒が塩化ホスホニトリ
    ルを含んでなる請求項24記載のシリコーン硬化系。
  28. 【請求項28】 不均化/縮合触媒が酸素化された塩化
    ホスホニトリルを含んでなる請求項24記載のシリコー
    ン硬化系。
  29. 【請求項29】 不均化/縮合触媒が一般式[X(PX
    2 =N)n PX3 + [MX(v-t+1) 2 t - (式
    中、Xはハロゲン原子を表わし、Mはポーリングの尺度
    で1.0−2.0の範囲の電気陰性度をもつ元素であ
    り、R2 は12個までの炭素原子をもつアルキル基であ
    り、nは1−8の値をもつ整数であり、vはMの原子価
    又は酸化数でありそして0<t<vである)をもつホス
    ホニトリルハライド触媒を含んでなる請求項24記載の
    シリコーン硬化系。
  30. 【請求項30】 シロキサン混合物のシラノール含量が
    3000ppm未満である請求項24記載のシリコーン
    硬化系。
  31. 【請求項31】 シロキサン混合物のシラノール含量が
    1000ppm未満である請求項30記載のシリコーン
    硬化系。
  32. 【請求項32】 シロキサン混合物がさらに充填剤を含
    有してなる請求項24記載のシリコーン硬化系。
  33. 【請求項33】 充填剤が処理されたヒュームドシリカ
    である請求項32記載のシリコーン硬化系。
  34. 【請求項34】 つぎの工程: (a)シラノール含量1.0−5.0%をもつ可溶性シ
    リコーンモノオルガノシロキサン樹脂を線状ジシロキサ
    ノール重合体と混合し; (b)不均化/縮合触媒を添加する; 工程を含んでなる架橋かつ硬化されたオルガノポリシロ
    キサンの製造法。
  35. 【請求項35】 不均化/縮合触媒が塩化ホスホニトリ
    ルを含んでなる請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】 不均化/縮合触媒が酸素化された塩化
    ホスホニトリルを含んでなる請求項34記載の方法。
  37. 【請求項37】 不均化/縮合触媒が一般式[X(PX
    2 =N)n PX3 + [MX(v-t+1) 2 t - (式
    中、Xはハロゲン原子を表わし、Mはポーリングの尺度
    で1.0−2.0の範囲の電気陰性度をもつ元素であ
    り、R2 は12個までの炭素原子をもつアルキル基であ
    り、nは1−8の値をもつ整数であり、vはMの原子価
    又は酸化数でありそして0<t<vである)をもつホス
    ホニトリルハライド触媒を含んでなる請求項34記載の
    方法。
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