JPH0848596A - 純粋な同位体から成るcvdダイヤモンド - Google Patents

純粋な同位体から成るcvdダイヤモンド

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JPH0848596A
JPH0848596A JP7087296A JP8729695A JPH0848596A JP H0848596 A JPH0848596 A JP H0848596A JP 7087296 A JP7087296 A JP 7087296A JP 8729695 A JP8729695 A JP 8729695A JP H0848596 A JPH0848596 A JP H0848596A
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JP
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diamond
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hydrogen
microns
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JP7087296A
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Thomas R Anthony
トーマス・リチャード・アントニー
Bradley Earl Williams
ブラッドリー・アール・ウイリアムズ
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General Electric Co
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General Electric Co
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/01Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes on temporary substrates, e.g. substrates subsequently removed by etching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/26Deposition of carbon only
    • C23C16/27Diamond only

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Abstract

(57)【要約】 【目的】少なくとも100ミクロンの厚さ及び約20W
/cm・Kより高い熱伝導率を有する光学的に透明なC
VDダイヤモンドフィルムの製造方法。 【構成】本発明の製造方法は約50ミクロンより大きい
厚さを有するダイヤモンドフィルムを蒸着するのに十分
な時間にわたり、水素及び特定の同位体について濃縮さ
れた炭素源を含有する混合ガスを基体に沿って流すこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、純粋な同位体から成る化学蒸
着(CVD)ダイヤモンドに関するものである。
【0002】
【発明の背景】高い熱伝導率を有するため、自立した厚
いCVDダイヤモンドフィルムはレーザーダイオードや
電子回路用の熱拡散体として現在使用されている。現行
のCVD成長技術の全てに共通する問題は、いずれの方
法においても成長速度の増大に伴って熱伝導率が低下す
ることである。そのため、これらの方法における実用的
な成長速度には限界が存在する。なぜなら、多くの用途
にとっては約10W/cm・Kの最小熱伝導率が要求さ
れるからである。このように、高い熱伝導率を有する高
純度のダイヤモンドを迅速に成長させることが望ましい
のである。更にまた、ある種の放熱体用途においては天
然ダイヤモンドの最大熱伝導率(22W/cm・K)を
越える熱伝導率が要求される。高温高圧法によって成長
させた純粋な12C同位体から成る単結晶ダイヤモンドが
最大32W/cm・Kまでの熱伝導率を有することは既
に判明している。しかしながら、この方法は極めて多額
の経費を必要とするため、純粋な同位体から成るダイヤ
モンドの使用は若干の用途のみに限られていた。
【0003】
【発明の概要】本発明の目的の1つは、高い熱伝導率を
有する高純度のダイヤモンドを早い速度で迅速に成長さ
せることにある。本発明のもう1つの目的は、特定の同
位体について濃縮された不透明でないダイヤモンドを製
造することにある。
【0004】本発明の更にもう1つの目的は、特定の同
位体について濃縮されたダイヤモンドを従来よりも遥か
に少ない経費で成長させることにある。本発明の更にも
う1つの目的は、天然の同位体存在比を有するダイヤモ
ンド単結晶よりも高い熱伝導率を有する新しい種類のダ
イヤモンドを製造するすることにある。
【0005】本発明に従えば、少なくとも50ミクロン
の厚さ及び約20W/cm・Kより高い熱伝導率を有す
る光学的に透明なCVDダイヤモンドフィルムの製造方
法において、約50ミクロンより大きい厚さを有するダ
イヤモンドフィルムを蒸着するのに十分な時間にわた
り、水素及び特定の同位体について濃縮された炭素源を
含有しかつ得られるダイヤモンドの光学的透明度を高め
るため0.02〜0.1の範囲内に維持された炭素/水
素比を有する混合ガスを基体に沿って流し、前記フィル
ムの厚さが少なくとも50ミクロンになるまで続けた
後、前記フィルムを前記基体から分離することからなる
方法が提供される。
【0006】
【好適な実施の態様の詳細な説明】本発明に従えば、炭
化水素分子中の炭素が純粋な12C又は13C同位体のみか
ら実質的に成るような炭化水素ガスを含有する混合ガス
を使用することにより、純粋な同位体から成るダイヤモ
ンドが基体上に成長させられる。かかる混合ガス中の利
用可能な炭素の99重量%以上は12C又は13Cから成る
ことが好ましい。好適な炭化水素ガスはメタンである。
なお、特定の同位体について純粋な高純度のメタンはア
メリカ合衆国マサチューセッツ州ウォバーン市コマース
ウェイ20(01801)所在のケンブリッジ・アイソ
トープ・ラボラトリーズ社(CambridgeIsotope Laborato
ries Inc.) から入手することができる。
【0007】低圧CVDダイヤモンドを製造するための
方法は、通例、マイクロ波CVD法、高周波CVD法、
DCジェットCVD法、燃焼炎CVD法又は高温フィラ
メントCVD法から成っている。本発明にとって好適な
方法は、蒸着時間が短い点から見てマイクロ波CVD法
である。また、アンソニー(Anthony) 等の米国特許第5
110579号明細書中に記載されているような、CV
Dダイヤモンドフィルムを形成するためのフィラメント
法を使用することもできる。この特許明細書中に記載さ
れた方法に従えば、所望の厚さのダイヤモンドフィルム
を形成するのに十分な時間にわたってメタンと水素との
混合ガスをフィラメントに接触させながら流すことによ
り、基体上にダイヤモンドが化学蒸着される。
【0008】光学的に透明なダイヤモンドを得るために
は、蒸着時の条件を一様に維持することが望ましい。ま
た、反応体は不純物が極めて低いレベルに維持されかつ
CVDダイヤモンドフィルムがダイヤモンドのみから成
るように選定されることが好ましい。不純物及び目的添
加剤としての追加成分は(重量で表して)4000pp
m未満の量で存在することが好ましく、また1000p
pm未満の量で存在することがより好ましい。かかる低
い不純物レベルは、最終のCVDダイヤモンドが示す性
質の改善の一因を成す。更にまた、適当な基体温度を維
持すると共に、混合ガス中における水素及びメタンの全
体積を基準とした水素の容量パーセントを不飽和炭素の
飽和化及びフィルムの透明化のために適した値に維持す
ることが望ましい。基体温度は約600〜約1100℃
の範囲内にあることが好ましく、また約750〜約10
00℃の範囲内にあることがより好ましい。メタンの容
量パーセントは約0.2〜約10%の範囲内にあること
が好ましく、また約1〜約5%の範囲内にあることがよ
り好ましい。
【0009】得られたCVDダイヤモンドの結晶粒度は
大幅に変化し得るが、それはダイヤモンドの核生成状態
に依存する。蒸着工程中に継続して核生成が起これば、
サブミクロンのダイヤモンド結晶粒が得られることがあ
る。また、核生成が基体上における初期の核生成のみに
限られる場合には、最大では基体の全厚にまで達する細
長いダイヤモンド結晶粒が生成されることもある。
【0010】得られたCVDダイヤモンドフィルムは少
なくとも約20W/cm・Kの熱伝導率を有することが
好ましく、また少なくとも約23W/cm・Kの熱伝導
率を有することがより好ましい。なお、かかるダイヤモ
ンドフィルムの熱伝導率は約40W/cm・Kにも達す
ることがある。実質的に透明なダイヤモンドフィルムの
熱伝導率を測定するために使用し得る技術の1つは蜃気
楼を利用したものであって、この技術は新しいダイヤモ
ンド科学技術に関する第2回国際会議の議事録かかる9
90年)の863頁に収載されたアール・ダブリュー・
プライアー(R.W. Pryor)等の論文中に示されている。
【0011】本発明においてはまた、その他の種類のダ
イヤモンド部品(とりわけ、自立したダイヤモンド窓、
放熱体、ダイヤモンド電子部品及びダイヤモンド摩耗部
品)の性質を改善することも意図されている。好適な用
途のためには、得られたCVDダイヤモンドフィルムは
通例50ミクロンより大きい厚さを有している。なお、
かかる厚さは0.2〜10mmの範囲内にあることが好
ましく、また0.3〜1.2mmの範囲内にあることが
より好ましい。また、好適な光学的性質として、約30
0〜1400nmの範囲内の波長を有する光を使用した
場合に約1.6cm-1未満の吸光度を有することが挙げ
られる。この波長範囲内においては、波長が300nm
から1400nmまで増加するのに伴って吸光度は約
1.6cm-1から0.2cm-1にまで直線的に低下す
る。また、波長が約1400nmから約2400nmま
で増加するのに伴って吸光度は約0.2cm-1から0.
1cm-1未満にまで低下する。
【0012】得られたCVDダイヤモンドフィルムは、
良好な光学的性質を有すると共に、光を透過し得ること
が好ましい。なお、好適なCVDダイヤモンドフィルム
は光学的に透明である。結晶の配列状態は<110>、
<100>又は<111>方位を有するのが通例であ
る。なお、ダイヤモンド結晶粒がランダムな配列状態を
有する場合もあることを理解すべきである。CVDダイ
ヤモンドの結晶粒度が十分に小さければ、ランダムな結
晶配列状態が得られることがある。
【0013】改善された光学的性質を得るためには、互
いに隣接したダイヤモンド結晶粒間の粒界はダングリン
グ炭素結合を飽和させる水素原子を含有することが好ま
しい。原子比率で表された水素濃度は一般に10〜約1
000ppmの範囲内にあり、また好ましくは約10〜
500ppmの範囲内にある。好適なダイヤモンド物体
は20ミクロン好ましくは10ミクロンより大きいボイ
ドを含まず、またその他の物質若しくは炭素相から成る
介在物を含有しない。
【0014】好適なCVDダイヤモンドフィルムは不透
明でなく(すなわち、透明又は半透明であり)、また1
ppbより高い原子比率で酸素を含有している。鉄、ニ
ッケル又はコバルトのごとき触媒物質から成る望ましく
ない不純物は、10ppm未満の原子比率で存在するこ
とが好ましい。これらの不純物は、競合する高温高圧ダ
イヤモンド合成法に付随するのが通例である。かかるC
VDダイヤモンドフィルム中にはまた、0.1〜100
0ppmの原子比率で窒素が存在することもある。
【0015】Si、Ge、Nb、V、Ta、Mo、W、
Ti、Zr又はHfから成る基体上への蒸着によって好
適なCVDダイヤモンドフィルムが製造される場合、中
性子放射化分析によれば、これらの基体上において製造
されたCVDダイヤモンドフィルム中には少量の基体材
料が混入することが判明した。それ故、かかるフィルム
は10ppbより多くかつ10ppmより少ない量のS
i、Ge、Nb、V、Ta、Mo、W、Ti、Zr又は
Hfを含有することがある。更にまた、かかるフィルム
は1ppmより多い量のハロゲン(すなわち、フッ素、
塩素、臭素又はヨウ素)を含有することもある。その他
の添加剤としては、目的添加剤として存在することのあ
るN、B、O及びPが挙げられる。なお、これらの物質
は(たとえば、マイクロ波ダイヤモンド生成法による)
化学蒸着に際して目的添加剤として添加されることがあ
る。
【0016】更に説明を続ければ、CVDダイヤモンド
フィルム中の固有応力を低減させるため、あるいはフィ
ルムの耐酸化性を向上させるため、目的添加剤としてホ
ウ素を使用することができる。その場合、ホウ素は1〜
4000ppmの原子比率で存在するのが通例である。
また、N、S、Ge、Al及びPのごとき添加剤はそれ
ぞれ100ppm未満の濃度で存在することが好まし
い。なお、それより高い濃度においても適当なフィルム
を製造し得ることを理解すべきである。不純物の濃度が
低いほど、靱性や耐摩耗性のごとき望ましい性質にとっ
て有利である場合が多い。最も好適なフィルムは、5p
pm未満(好ましくは1ppm未満)の不純物及び目的
添加剤を含有するものである。この場合、水素及び酸素
は目的添加剤又は不純物とは見なされない。なぜなら、
これらの成分は製造方法の結果として存在するものだか
らである。本発明においては、前述の通り、マイクロ波
CVD法、高周波CVD法、DCジェットCVD法又は
燃焼炎CVD法のごとき各種の方法によって高純度のC
VDダイヤモンドフィルムを製造し得ることを理解すべ
きである。
【0017】
【実施例1】マイクロ波CVD反応器内において12C−
メタン、酸素及び水素から成る混合ガスを使用すること
により、純粋な同位体から成るCVDダイヤモンドフィ
ルムを成長させた。使用した反応器は、アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ウォバーン市所在のアプライド・サ
イエンス・アンド・テクノロジー(Applied Science and
Technology)社から入手可能なPDS18型反応器であ
った。この反応器には、約110Torrの減圧を維持する
ための真空排気装置が設けられていた。混合ガスは9
7.5%の水素、0.4%の酸素及び1.6%の12C−
メタンから成っていた。モリブデン基体は800℃に維
持された。反応器内における混合ガスの流量は約500
sccm(標準立方フィート/分)であった。175ミ
クロンの厚さを得るため3日間蒸着を行った。ダイヤモ
ンドの蒸着速度は毎時約2.4ミクロンであった。温
度、圧力及びガス組成のごとき成長条件は、高品質ダイ
ヤモンドフィルムの成長を促進するように精密に制御さ
れた。所望の成長時間後には、モリブデン基体上に厚さ
175μmのダイヤモンドフィルムが得られた。基体を
室温にまで冷却したところ、ダイヤモンドフィルムは基
体から分離し、その結果として自立したフィルムが得ら
れた。天然の同位体存在比を有するダイヤモンドフィル
ムを上記のごとくにして成長させたところ、それの熱伝
導率は通例12〜16W/cm・Kであった。ウェイン
州立大学の温度波技術によって測定した場合、本実施例
において成長させたままの純粋な同位体から成るダイヤ
モンドフィルムは21.3〜22.6W/cm・Kの測
定値を示したが、これは従来の測定値よりも顕著に高い
ものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも50ミクロンの厚さ及び約2
    0W/cm・Kより高い熱伝導率を有する光学的に透明
    なCVDフィルムの製造方法において、約50ミクロン
    より大きい厚さを有するダイヤモンドフィルムを蒸着す
    るのに十分な時間にわたり、水素、特定の同位体につい
    て濃縮された炭素源、及びその他の化学種から成る混合
    ガスを基体に沿って流し、前記フィルムの厚さが少なく
    とも50ミクロンになるまで続けた後、前記フィルムを
    前記基体から分離することからなる方法。
  2. 【請求項2】 適当な基体温度を維持すると共に、前記
    混合ガス中における水素及び炭素源の全体積を基準とし
    た水素の容量パーセントを不飽和炭素の飽和化及び前記
    フィルムの透明化のために適した値に維持する請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記炭素源が12C又は13C同位体につい
    て濃縮されたメタンから成る請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記混合ガスが水素、酸素及び特定の同
    位体について濃縮された炭素源から成る請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記蒸着工程に際して前記基体が約60
    0〜約1100℃の温度を有する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルムが少なくとも500ミクロ
    ンの厚さを有するまで前記蒸着工程が継続される請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ダイヤモンドフィルムがマイクロ波
    によって活性化されたプラズマから毎時約0.5〜約5
    ミクロンの速度で蒸着される請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ダイヤモンドフィルムが高温フィラ
    メントによって活性化されたガスから毎時約0.5〜約
    5ミクロンの速度で蒸着される請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記蒸着工程中に生成されるダイヤモン
    ドの結晶粒においては少なくとも50%の炭素原子が四
    面体結合を成している請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 ダイヤモンドの結晶粒界に存在する炭
    素原子が実質的に飽和されている請求項1記載の方法。
JP7087296A 1994-04-20 1995-04-13 純粋な同位体から成るcvdダイヤモンド Withdrawn JPH0848596A (ja)

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US23026894A 1994-04-20 1994-04-20
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