JPH084847B2 - ワイヤ材料及び帯状材料の加工機械 - Google Patents

ワイヤ材料及び帯状材料の加工機械

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JPH084847B2
JPH084847B2 JP4096205A JP9620592A JPH084847B2 JP H084847 B2 JPH084847 B2 JP H084847B2 JP 4096205 A JP4096205 A JP 4096205A JP 9620592 A JP9620592 A JP 9620592A JP H084847 B2 JPH084847 B2 JP H084847B2
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shaft
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ビーラー オットー
ブリュラー エデュアルト
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オットー ビーラー マシーネンファブリーク フェルヴァルツングス−ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F1/00Bending wire other than coiling; Straightening wire
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q37/00Metal-working machines, or constructional combinations thereof, built-up from units designed so that at least some of the units can form parts of different machines or combinations; Units therefor in so far as the feature of interchangeability is important

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ材料及び帯状材
料の加工機械であって、加工装置ユニット及び駆動装置
ユニットを備えており、該駆動装置ユニットが駆動装置
ケーシング、及び該駆動装置ケーシング内に収容されて
駆動モータに接続された動力分配伝動装置を有してお
り、前記駆動装置ケーシングが、互いに向い合っていて
かつ互いに実質的に平行な2つの端壁、即ち第1の端壁
及び該第1の端壁から離されていてかつ該第1の端壁に
対して実質的に平行な第2の端壁、並びに該端壁に対し
て実質的に直角な少なくとも1つの外壁を有しており、
更に前記動力分配伝動装置が、前記第1の端壁内に、該
第1の端壁に対して実質的に直角な回転軸線を有する第
1の少なくとも1つの軸接続部を備えており、該第1の
軸接続部の前記回転軸線が作業平面を規定しており、更
にまた、前記第1の端壁が前記第1の少なくとも1つの
軸接続部の周辺区域で、第1のケーシングボックスを組
付けるように構成されており、該第1のケーシングボッ
クスが、前記第1の端壁への接続のための接続面、及び
駆動装置ケーシングの外壁に対して実質的に平行な少な
くとも1つの外壁を有しており、更にまた、前記第1の
ケーシングボックス内に、前記第1の少なくとも1つの
軸接続部への接続のために規定して適合されて前記第1
のケーシングボックスの前記第1の接続面に対して実質
的に直角に延びる少なくとも1つのケーシングボックス
軸が軸受けされており、更に、前記第1のケーシングボ
ックスの前記外壁に、加工装置ユニットのための少なく
とも1つの取付け個所が設けられ、かつ該外壁内に、前
記加工装置ユニットと前記ケーシングボックス軸との間
を駆動接続するための少なくとも1つの開口が設けられ
ている形式のものに関する。
【0002】
【公知技術】前記形式の加工機械は、例えばDE−OS
3205493号明細書により公知である。この公知の
加工機械の場合、駆動装置ケーシングの同一端壁から出
ている2つのケーシングボックスが、同じ向に端部ボッ
クスまで延びている。2つのケーシングボックス間に
は、中間スペースが設けられている。各ケーシングボッ
クスは、その外壁内に加工装置ユニットのための複数の
取付け個所を有している。これらの各取付け個所には、
開口が配属されている。各開口内にはウォーム歯車軸が
差込まれている。各ウォーム歯車軸はウォーム歯車を保
持している。ウォーム歯車はケーシングボックス内で、
ウォーム軸として構成されたケーシングボックス軸に係
合している。ケーシングボックスの開口はウォーム歯車
軸の端部によって閉じられている。開口区域のウォーム
歯車軸端部には、カップリング部材が配置されている。
加工装置ユニットは、ケーシングボックスの外壁に取付
けられ得る。駆動装置ユニット内には接続軸を軸受けし
てあり、これらの接続軸は、各ウォーム歯車軸のカップ
リング部材と連結するための対応部材をそれぞれ有して
いる。要するに、加工装置ユニットを任意の個所に、言
いかえると、各ケーシングボックスに沿って任意の開口
に配属させて取付けることができ、ケーシングボックス
内でウォーム軸と駆動接続可能である。2つのケーシン
グボックスは縦長であり、各外壁には複数の加工装置ユ
ニットを取付け可能になっている。
【0003】前記公知の加工機械は、更に、駆動装置ケ
ーシングの区域に送入装置を有し、この装入装置を介し
て加工装置ユニットの区域内へ帯状材料又はワイヤ材料
が導入され、2つの縦長のケーシングボックスの縦方向
に搬送される。更に、駆動装置ケーシングの区域には押
抜きプレスが配置され、この押抜きプレスを介して帯状
材料又はワイヤ材料に対して押抜き作業が行なわれる。
この押抜きプレスによって、帯状材料若しくはワイヤ材
料から個々の工作物が切離され、これらの工作物は、ケ
ーシングボックスに沿って送る途中で、例えば曲げ、押
抜き、穴ぐり、ねじ穴ぐり、別途供給される部品との組
立て等により、更に種々の加工を施される。
【0004】ケーシングボックスには、その長さに応じ
て複数の加工装置ユニットが装備可能であり、従って、
長尺の工作物の加工も可能になる。同様に、相応の搬送
手段があれば、短い個々の工作物も複数の加工工程を経
ることができる。ケーシングボックスの長さは、工作物
の長さ、及び(又は)工作物の加工工程数に応じて決め
られる。工作物がケーシングボックスの縦方向に長けれ
ば、及び(又は)加工工程数が多ければ、それだけケー
シングボックスの長さも長くなる。
【0005】ケーシングボックス内の、ウォーム軸とし
て構成されたケーシングボックス軸は、比較的高い回転
数で駆動され、このような回転数は、個々の加工装置ユ
ニットの接続個所でウォーム歯車を介して減速される。
これにより、駆動出力を、高い回転数で個々の駆動装置
ユニットに伝達して、ケーシングボックス軸内に相応に
比較的低いトルクを伝達するようにすることができる。
然し乍ら、加工装置ユニットの接続個所に大きな減速比
が設定され、即ち、ケーシングボックスの高い回転数を
加工装置ユニットの低い回転数へ減速する場合でも、ケ
ーシングボックス、ひいてはケーシングボックス軸が必
要な加工装置ユニットの数の増大に基づき長くなれば、
ケーシングボックス軸、即ち例えばウォーム軸に伝達す
べきトルクが大きくなる。このような問題は、特に、駆
動装置ケーシングから離れた位置にある単数又は複数の
加工装置ユニットで大きな加工出力を必要とする場合に
生じる。ケーシングボックス軸内への大きいトルクは、
該ケーシングボックス軸に捩れを生じさせる。このこと
は、駆動装置ケーシングに近い加工装置ユニットと、遠
い加工装置ユニットとの間に、軸捩れによる位相のずれ
が生じることを意味する。このような位相のずれは、工
作物に複数の加工を行なう場合には考慮できず、加工精
度を低下させることになる。加えて、ケーシングボック
ス軸、即ちウォーム軸は、実際の製造に際しては、製造
可能な長さが制限されている。ケーシングボックスが極
めて長尺であれば、ケーシングボックス内に収容される
ウォーム軸は、複数の軸部分から構成され、各軸部分間
には分離カップリングを備える必要がある。これらの分
離カップリングは、言うまでもなく、ケーシングボック
ス軸のトルクの負荷を受ける。加工機械の使用寿命中
に、これらカップリングに摩耗が生じ、このような摩耗
によって、更に、制御の困難な角度誤差、ひいては駆動
装置ケーシングに近い加工装置ユニットと遠い加工装置
ユニットとの間の位相ずれが生じる。
【0006】DE−OS3234981号明細書によ
り、駆動装置ケーシングの端壁から一方の方向へ突出す
るケーシングボックスを複数の個別部分に分割し、これ
らの個別部分内に、相応の長さの個別のケーシングボッ
クス軸を収容することは公知である。ケーシングボック
スの端壁は端側が互いに結合され、従って、ケーシング
ボックス軸の各部分も端面で互いに結合されている。こ
のような公知の構成においては、既に述べた問題のほか
に、別の問題が生じる。即ち、これらケーシングボック
スの各個別部分を互いに精確に整列させることが難しい
ということである。複数の個別部分から組立てたケーシ
ングボックスは直線状にならないため、別の加工誤差を
生ぜしめるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の加工機械を改善して、所与の加工長さに
おいて、間隔を置いて配置された加工装置ユニット間で
の捩れと摩耗による位相のずれの発生を低減若しくは完
全に防止するようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に基づく構成では、駆動装置ケーシング内の
動力分配伝動装置が、駆動装置ケーシングの第2の端壁
内に、該第2の端壁に対し実質的に直角の回転軸線を有
する第2の少なくとも1つの軸接続部を備えており、か
つまた、該第2の端壁の、前記第2の少なくとも1つの
軸接続部の周辺区域が、伝動手段の受容のための第2の
ケーシングボックスを接続するように構成されている。
【0009】
【発明の利点】本発明に基づく構成においては、要する
に、駆動装置ケーシングを、全加工区間のいわば中間の
位置に配置し、その結果、駆動装置ケーシング及びケー
シングボックスの外壁に対して直角方向で見て駆動装置
ケーシングの両側に加工場所を位置させることができ
る。加工区間の長さは、駆動装置ケーシングの両側に位
置するケーシングボックスの長さの合計と、両方のケー
シングボックスの縦方向での駆動装置ケーシングの拡が
りとによって決まる。このことは、加工機械の加工区間
全長の幾何的に中心に駆動装置ケーシングを配置する最
も有利な場合には、個々のケーシングボックス軸、例え
ばウォーム軸の長さの延長が、加工区間全長の半分程度
であることを意味する。従って理想的な場合には、各ケ
ーシングボックス軸に、必要な全加工装置ユニットの半
分だけが連結される。このことは、トルクの負荷及びケ
ーシングボックス軸の長さが半分程度となることを意味
し、更には、互いに離れた位置にある加工装置ユニット
間に生じるおそれのある位相のずれが、理想的な場合に
は半減されることを意味している。同時に、個別の軸部
分から組立てられるウォーム軸による欠点も低減され、
或いは全く除去される。即ち、加工区間全長Aを必要と
すると仮定すれば、個別のケーシングボックス軸の長さ
は1/2×Aでよいことになる。場合によっては、個別
の軸部分に分割したケーシングボックス軸を全く用いず
に済ますこともできる。いずれにしても、駆動装置ケー
シングと駆動装置ケーシングから最も離れた加工装置ユ
ニットとの間でのケーシングボックス軸の分割個所数を
半減させることができる。
【0010】本発明の有利な実施態様では、駆動装置ケ
ーシングの第1の端壁内の第1の軸接続部と、第2の端
壁内の第2の軸接続部とが、軸方向に互いに整列配置さ
れており、第1及び第2の軸接続部に所属のケーシング
ボックスが、所属のケーシングボックス軸の軸方向に実
質的に互いに整列するように所属の端壁に取付けられて
いる。この場合、駆動装置ケーシングとケーシングボッ
クスとから成るケーシング全体は、実質的に十字形とな
る。工作物の加工は、互いに整列配置された両方のケー
シングボックスから、あたかも、相応の長さの連続的な
1つのケーシングボックスを駆動装置ケーシングの1つ
の端壁に接続してある場合と同じ形式で行なわれる。
【0011】本発明に基づく加工機械における加工状態
は、DE−OS3205493号明細書により公知の加
工機械における加工状態に著しく適合させることができ
る。このために、本発明の実施態様では、駆動装置ケー
シングの第1の端壁に第1の2つの軸接続部が設けら
れ、かつ第2の端壁に第2の2つの軸接続部が設けてあ
り、第1及び第2の一方の軸接続部と第1及び第2の他
方の接続部とが互いに整列せしめられており、各軸接続
部の区域に、それぞれ1つのケーシングボックスが取付
けられている。このような構成により、DE−OS32
05493号明細書により公知の加工機械の場合と同
様、加工すべきそれぞれの工作物を、相反する2つの加
工方向で加工することができる。
【0012】工作物を、第2のケーシングボックスの区
域から駆動装置ケーシングを通して第1のケーシングボ
ックスの区域へ搬送する場合、若しくはその逆の場合に
は、第1のケーシングボックス及び、場合によっては第
2のケーシングボックスの外壁を駆動装置ケーシングの
外壁と実質的に整列させるようにするとよい。このよう
な構成により、駆動装置ケーシングを通して工作物を搬
送する際の障害は無くなる。未だつながっている帯状材
料若しくはワイヤ材料も、駆動装置ケーシングの通過に
際して支障なしに搬送できる。
【0013】駆動装置ケーシングは、原理的に、動力分
配伝動装置への接近を可能にするために、正面の外壁と
反対の側を開いておくことができる。有利には、駆動装
置ケーシングが、1つの外壁と該外壁に対して間隔を置
いてかつ実質的に平行に配置された別の外壁とを有して
いる。この別の外壁は、場合によっては、一体構造の駆
動装置ケーシングの蓋として構成していてもよい。この
ような実施態様においては、動力分配伝動装置が駆動装
置ケーシング内に完全に密封され得る。それによって、
ほこりの侵入を防止でき、更に駆動装置ケーシング内で
オイルバスが維持される。
【0014】さらに有利には、ケーシングボックスが、
駆動装置ケーシングの別の外壁に対して実質的に平行な
別の外壁を有しており、ケーシングボックスの別の外壁
もそれぞれ少なくとも1つの加工装置ユニットのための
少なくとも1つの開口を有しており、更にまた、ケーシ
ングボックスの別の外壁が、駆動装置ケーシングの別の
外壁と実質的に整列せしめられている。このような構成
により、互いに離れた2つの加工平面を有する加工が形
成される。この場合、これら2つの加工平面は、駆動装
置ケーシングの区域においても、駆動装置ケーシングを
通過させて工作物を搬送する際に障害とはならない。同
じ方向の2つのケーシングボックス間、言いかえると、
駆動装置ケーシングの同一の端壁から同じ方向に突出す
る2つのケーシングボックス間には、中間スペースを設
けておくことができる。このような中間スペースによ
り、工作物を一方の加工平面から他方の加工平面へ搬送
して、一方の加工平面で開始した加工を他方の加工平面
で継続することができる。これにより、著しく異なる種
類の加工工程が更に倍に拡大される。この場合、駆動装
置ケーシングの存在は邪魔にはならない。
【0015】本発明の有利な実施態様ではケーシングボ
ックスが、駆動装置ケーシングの端壁への接続面とは反
対側の端部に、端部ボックスの各端壁に接続するための
接続面(端部ボックス接続面)を有している。これによ
って、本発明による加工機械は、DE−OS32054
93号明細書による公知の加工機械よりも大きい剛度を
有しており、このような剛度の増大は、加工機械の両端
間に駆動ケーシングを配置してあることに基づいてい
る。
【0016】ケーシングボックスは、各縦軸線方向に対
して直角な切断平面で見て実質的に長方形の輪郭を有し
ている。この輪郭は、互いに間隔を置いてかつ互いに平
行に配置されたそれぞれ2つの外壁と、該外壁を結合す
るそれぞれ2つの連結壁とによって形成されている。こ
れによって、ケーシングボックス軸も完全に密封され、
この結果、このケーシングボックス軸もオイルバス内で
回転するようになっており、ケーシングボックスのオイ
ルバスが駆動装置ケーシングのオイルバスと接続されて
いてよい。この場合、ケーシングボックスの構造は任意
に選択可能である。有利な実施態様では、それぞれ1つ
の外壁と2つの連結壁とが、ケーシングボックスの基本
フレームを形成しており、このような基本フレーム内に
各ケーシングボックス軸が保守作業時に接近可能に軸受
けされ、別の外壁が取外し可能な蓋として構成されてい
る。
【0017】工作物の加工工程の監視、場合によって必
要な加工工程への介入を目的として、互いに平行な2つ
の加工平面をケーシングボックスの前面と後面とにほぼ
垂直に設けるために、本発明の実施態様では、駆動装置
ケーシング、及び場合によっては1個又は2個の端部ボ
ックスがそれぞれ垂直の支柱として構成されている。駆
動装置ケーシング及び端部ボックスは、支台、例えばベ
ースプレート上に配置され、このベースプレートが、そ
れぞれの加工機械の全長に適合されていて、工場の床面
に設置され、場合によっては固定されている。
【0018】加工機械の駆動装置ケーシング、ケーシン
グボックス、場合によっては更に端部ボックス及び支台
から成るそれぞれの基本構造は、加工装置のメーカーに
よって構成されている。メーカーからユーザーへ納めら
れた加工機械を種々の工作物に適合させるために、材料
装入装置、加工用往復台、プレスなどのような種々の加
工装置ユニットが、基本構造の不変のままの加工機械に
組み込まれる。
【0019】駆動装置ケーシング内の動力分配伝動装置
の構成は任意であってよい。動力分配伝動装置の構成に
おいて重要なことは、ケーシングボックスの搬出方向で
の駆動装置ケーシングの拡がりを出来るだけ小さくし
て、駆動装置ケーシング区域でも複数加工装置ユニット
の間隔を出来るだけ狭くし得るようにすることである。
このために、動力分配伝動装置が少なくとも1個の分配
軸を有しており、この分配軸が、駆動装置ケーシングの
第1の端壁から第2端壁まで一貫して延びていて、第1
の軸接続部と第2の軸接続部とを互いに連結している。
【0020】駆動装置ケーシングの各端壁に、異なる方
向へ搬出する2つのケーシングボックスを取付けてある
場合は、動力分配伝動装置が、互いに平行でかつ互いに
間隔を置いて配置された2つの分配軸を有しており、こ
れらの分配軸が、駆動装置ケーシングの第1の端壁から
第2の端壁まで一貫して延びていて、それぞれ第1の軸
接続部と第2の軸接続部を互いに連結している。この場
合、両方の分配軸間の伝動接続部を特に簡単に構成する
には、分配軸がそれぞれ分配歯車と回動不能に結合され
ており、両方の分配歯車の間には中間歯車が中間軸を介
して駆動装置ケーシング内に支承されており、更に両方
の分配軸の一方が伝動装置を介して駆動モータと駆動接
続されている。これにより、中間軸が、必然的に2つの
ケーシングボックス間の中間スペースの区域に位置して
いて、少なくとも一方の端部で補助軸を駆動するように
構成できる。この場合、補助軸は、駆動装置ケーシング
の同一端壁に取付けた2つのケーシングボックス間に、
単独で、若しくは付加的に軸受けされていて、種々の補
助装置、特に搬送装置の駆動に役立つ。この搬送装置
は、工作物を両方のケーシングボックスの外壁に対して
ほぼ直角方向に両方のケーシングボックス間を通して搬
送するためのものである。
【0021】動力分配伝動装置の接続部は、分離カップ
リング、特に差込み連結部として構成しておくことがで
き、かつまた、ケーシングボックスは解離可能に駆動装
置ケーシングと、場合によっては端部ボックスとも連結
しておくことができる。駆動装置ケーシングの両側のケ
ーシングボックス及び所属ケーシングボックス軸の長さ
は、メーカーによって、顧客のそれぞれの使用条件に応
じて規定される。要するに、1つの型式の駆動装置ケー
シングと複数の型式のケーシングボックスとにより種々
の加工機械を製造することができる。原理的には、1個
若しくは数個のケーシングボックスを駆動装置ケーシン
グの1つの端壁に取付けることも可能である。原理的に
は、ケーシングボックス軸に歯車、特にかさ歯車を装備
して、この歯車若しくはかさ歯車に加工装置ユニットを
係合させることができる。有利には、ケーシングボック
ス軸がウォーム軸として構成されており、このウォーム
軸が所属の加工装置ユニットのウォーム歯車と噛合って
いる。
【0022】既にDE−OS3205493号明細書に
より公知であるように、ウォーム歯車を各ケーシングボ
ックス内に取り外し不能に取付けておき、これらのウォ
ーム歯車が常にウォーム軸と噛合っているようにするこ
とも可能である。この場合には、ウォーム軸のそれぞれ
の少なくとも一端に分離カップリング部材を備えてお
き、この分離カップリング部材によりウォーム軸と加工
装置ユニットの各駆動軸との結合が可能になる。このこ
とは、ケーシングボックスへの駆動装置ユニットの組付
け及び取外しの際に、各ケーシングボックス内の歯車部
分に介入する必要のないことを意味する。従って、ケー
シングボックスは常に閉じたままにしておくことがで
き、このことは、場合によりオイルバスをケーシングボ
ックス内に形成することに対しても有利である。
【0023】既に冒頭で述べたように、長尺のウォーム
軸を製造することは難しいので、ケーシングボックス長
さが相応に長尺の場合は、ウォーム軸として形成される
ケーシングボックス軸を複数のウォーム軸部分に分割
し、これらのウォーム軸部分を分割個所で軸受けし、そ
れぞれ1個の分離カップリングによって互いに連結する
とよい。この場合、各ウォーム軸部分の端部には、互い
に相補的な分離カップリング部材を備えておき、それぞ
れ必要なウォーム軸長さを、規格化された長さの短いウ
ォーム軸部分を連結することにより得ることができる。
【0024】本発明による加工機械においても、ワイヤ
材料及び帯状材料の送り装置、及び(又は)押抜きプレ
スをそれぞれ加工機械の端部、例えば端部ボックスに取
付けることができる。然し乍ら、送り装置及び(又は)
押抜きプレスを正規の加工装置ユニットを配置できる場
所に配置することによって、送り装置及び(又は)押抜
きプレスが正規の加工装置ユニットの駆動接続に準じて
ケーシングボックス軸に駆動接続される。
【0025】さらにケーシングボックス軸の、駆動装置
ケーシングとは反対側の端部に、付加駆動部を設けて、
ケーシングボックス軸のトルクを更に軽減することも不
可能ではない。然し乍ら、駆動装置ケーシングの中央に
配置して、ケーシングボックス軸を短縮したことによっ
て、既にケーシングボックス軸の捩れは軽減されるの
で、駆動部を付加するような極めて高価な付加的措置
は、通例は不要である。
【0026】本発明の構成により駆動装置ケーシングの
第1端壁には第1の少なくとも1つの軸接続部を配置
し、かつ反対側の第2の端壁には第2の少なくとも1つ
の軸接続部を配置して、場合によっては第1の軸接続部
と第2の軸接続部とを互いに整列させるようにした場合
には、これらの軸接続部は、動力分配伝動装置の構成に
もとづき、原理的に回転数を等しくすることができる。
然し乍ら、個々の軸接続部を別々の回転数で回転させる
こともできる。この場合、例えば中間に減速若しくは増
速を行なう中間伝動装置が配置される。変速比は加工条
件の相違に応じて変更するのが効果的である。複数の分
配軸を一緒に駆動する1つの中間軸を設けて、この中間
軸によって補助軸を駆動するように構成してある場合に
は、中間軸と補助軸との間にも、回転数を増減する中間
伝動装置を組付けておくことができる。駆動装置ケーシ
ングに分配及び(又は)変向ケーシングが組付けてある
場合には、この分配ケーシング及び(又は)変向ケーシ
ング内にも回転数を増減させる伝動装置を配置すること
ができる。
【0027】
【実施例】次に添付図面につき本発明の実施例を具体的
に説明する。加工機械は図1に示すように、加工装置ユ
ニット32及び駆動装置ユニットを有しており、駆動装
置ユニットの駆動装置ケーシング10が、特に図2から
分かるように、支台12上に、例えば溶接又はねじによ
り固定されている。駆動装置ケーシング10は、図1及
び図3から分かるように、2つの外壁10a,10b並
びに2つの端壁、即ち第1の端壁10c及び第2の端壁
10dを有している。更に、駆動装置ケーシング10は
底面10eを有し、この底面は支台12に密接してい
る。駆動装置ケーシング10は、上方を天板10fによ
り閉じられている。駆動装置ケーシング10の内部に
は、図2から分かるように、動力分配伝動装置14が収
容されている。動力分配伝動装置14は、入力軸14a
を有している。入力軸14aは、駆動装置ケーシング1
0の軸受14bに軸受けされ、分離カップリング14c
を介して駆動モータ16に接続されている。駆動モータ
16と入力軸14aとの間にはカップリングとブレーキ
とから成る接続装置が配置されていてよく、これについ
ては図7の説明の際に詳説する。入力軸14aにはチェ
ーンホイール14eが取付けられている。
【0028】更に、動力分配伝動装置14は、第1の分
配軸14fを有しており、この分配軸は駆動装置ケーシ
ング10の軸受14gに支承されている。分配軸14f
にはチェーンホイール14hが取付けられており、この
チェーンホイールはチェーン14iを介してチェーンホ
イール14eと連結されている。即ち、入力軸14a、
チェーンホイール14e、チェーン14i及びチェーン
ホイール14hは分配軸14fと駆動モータ16との間
の伝動装置を形成している。分配軸14fの両端部に
は、第1の端壁10cの開口内に第1の軸接続部(例え
ば実施例では、分離カップリング14k)が配置され、
かつ第2の端壁10dの開口内に第2の軸接続部(実施
例では、分離カップリング14j)が配置されている。
分配軸14fには、更に歯車14lが取付けられてい
る。この歯車14lは、中間歯車14nと噛合ってお
り、この中間歯車は中間軸14o上に取付けられてい
る。中間軸14oは駆動装置ケーシング10の軸受14
pに軸受けされている。中間歯車14nは、別の歯車1
4qと噛合っており、この歯車は、上方の第2の分配軸
14rを介して駆動装置ケーシング10の軸受14sに
支承されており、分配軸14rの両端部には、第1の端
壁10cの開口内に第1の軸接続部(実施例では、分離
カップリング14u)が配置され、かつ第2の端壁10
dの開口内に第2の軸接続部(実施例では、分離カップ
リング14t)が配置されている。第1の端壁10cに
は第1の2つのケーシングボックス18,20が、ねじ
又は溶接により取付けられている。第2の端壁10dに
は、第2の2つのケーシングボックス22,24が、ね
じ又は溶接により取付けられている。第1の両方のケー
シングボックス18,20の、駆動装置ケーシング10
と反対側の端部は、ねじ又は溶接により端部ボックス2
6に取付けられている。端部ボックス26は、支台12
にねじ又は溶接により固定されている。第2の両方のケ
ーシングボックス22,24の、駆動装置ケーシング1
0とは反対側の端部は、端部ボックス28と溶接又はね
じによって結合されており、端部ボックス28は支台1
2上に溶接又はねじによって固定されている。
【0029】ケーシングボックスの構造は、図4にケー
シングボックス20を示してあることにより明らかであ
る。ケーシングボックス20は、2つの外壁20a,2
0b及び、2つの連結壁20c,20dを有している。
外壁20aと連結壁20c,20dとは一体に形成さ
れ、U字形構造部分を成しているのに対し、外壁20b
は、取外し可能の蓋として構成されている。ケーシング
ボックス20は、更に、駆動装置ケーシング10の端部
10cに接続するための接続面(端壁接続面)20eを
有している。結合手段として略示した孔20fは、締付
けボルトを受容するためのものである。ケーシングボッ
クス20は図の右側の端部に、端部ボックスへの接続面
(端部ボックス)接続面20gを有しており、接続面2
0gが、端部ボックス26に接続される。ケーシングボ
ックス20の内部には、図2から分かるように、ケーシ
ングボックス軸、即ち実施例では、ウォーム軸30が軸
受けされおり、このウォーム軸の、分離カップリング部
材30aとして構成された一方の端部が図4に示されて
いる。分離カップリング部材30aは、図2に示した分
離カップリング14uの構成要素を成している。
【0030】更に図2から分かるように、ウォーム軸3
0は2つのウォーム軸部分30b,30cから成ってい
る。ウォーム軸部分30b,30cは、軸受個所30e
のところの分離カップリング30dを介して互いに連結
され、かつ接続面20e及び接続面20g(図4)の区
域でケーシングボックス20内に軸受けされている。図
4に示すケーシングボックス20は、図3に示す駆動装
置ケーシング10の端壁10cの接続面(取付け区域)
10gに取付けられており、接続面10gにも取付け手
段である孔10hが設けられている。駆動装置ケーシン
グ10にケーシングボックス20を取付けると、分離カ
ップリング14uは必然的に閉じられ、即ち、例えば分
配軸14rに設けられた直径方向リブと分離カップリン
グ部材30aに設けられた直径方向みぞとが互いに係合
させられる。ケーシングボックス20の外壁20a,2
0bには、それぞれ開口20h,20iが設けられてい
る。
【0031】別のケーシングボックス18,22,24
も、図4に示すケーシングボックス20に類似して構成
されており、この場合例えば、ケーシングボックス1
8,20がそれぞれ5個の開口を有し、ケーシングボッ
クス22,24がそれぞれ3個の開口を有しており、か
つ長さが相応に異なっている。
【0032】駆動装置ケーシング10及びケーシングボ
ックス20の外壁10a,20aが第1の作業平面(加
工平面)A1を形成し、かつ外壁10b,20bが第2
の作業平面(加工平面)A2を形成している。ケーシン
グボックス20の外壁20a,20bにはTみぞ20
k,20lを設けてあり、このTみぞは、実際の加工作
業を行う加工装置ユニットの取付けのために用いられて
いる。図1には、加工装置ユニット32の典型的な例が
示してある。加工装置ユニット32は、ケーシングボッ
クス24の外壁24aにねじ32aにより取付けられて
おり、このねじは外壁24aのTみぞ24k内にTナッ
トを介して止められる。
【0033】図5には、外壁24a及び該外壁に取付け
られた加工装置ユニット32が示されている。加工装置
ユニット32は、定置に組み込まれた回転可能の駆動軸
32bを有しており、この駆動軸は、外壁24aに加工
装置ユニット32を取付ける際に、差込みカップリング
部材32cを介してウォーム歯車軸34と係合する。ウ
ォーム歯車軸34は、外壁24aの開口24h内に回転
可能に軸受されている。ウォーム歯車軸34にはウォー
ム歯車34aを取付けてあり、このウォーム歯車はケー
シングボックス24に配属のウォーム軸30と常時噛合
っている。加工装置ユニット32には案内32dが設け
てあり、この案内内に工具スライダ32eが、図5の図
平面に対して直角方向に滑動可能に支承されている。工
具スライダ32eはカム従動体32fを有しており、こ
のカム従動体は駆動カム32gと常時係合している。駆
動カム32gは、駆動軸32bに結合されていて、一緒
に回転する。この結果、駆動カム32gの、ウォーム軸
30により生ぜしめられる回転運動によって、工具スラ
イダ32eが、図1の矢印32hの方向に上下動せしめ
られる。
【0034】ケーシングボックス20のすべての開口2
0h,20iには、図5に示したウォーム歯車軸34に
相応するウォーム歯車軸が配置されている。同じこと
が、別のケーシングボックス18,22,24にも当て
はまる。従って、各ケーシングボックスの各開口にはい
つでも加工装置ユニット32が取付け可能であって、か
つそれぞれのウォーム軸30に駆動連結可能である。ケ
ーシングボックス18,20,22,24は、開口20
h,20i,24hに支承されたウォーム歯車軸34に
より密閉されていて、従ってそれぞれオイルバスで満た
され得る。これらのオイルバスは、駆動装置ケーシング
10のオイルバスと接続していてよい。
【0035】ケーシングボックス20には、図2に見ら
れるように、送り装置ユニット36が取付けられてい
る。送り装置ユニット36は、加工装置ユニットのため
の、図5に示す駆動装置に類似の駆動装置により駆動さ
れる。送り装置ユニット36は、また、周期的に開閉す
る定置の鉗子36a及び、周期的に開閉する可動の鉗子
36bを有している。可動の鉗子36bは、矢印36c
の方向に周期的に往復駆動される。送り装置ユニット3
6の作業形式は、次の通りである。図2に示すワイヤ材
料又は帯状材料38が、まず鉗子36bによって掴まれ
て、左へ送られる。次いで、鉗子36aが閉じられて、
ワイヤ材料又は帯状材料38を固定保持する。次いで鉗
子36bが開いて、右へ移動する。鉗子36bは右の終
位置に達して、再び閉じられる。次いで鉗子36aが開
かれ、鉗子36bが再び左へ移動し、その際に所定長さ
の送りステップだけワイヤ材料又は帯状材料38を連行
する。
【0036】更に、図2に示すケーシングボックス20
には押抜きプレス40が取付けられている。押抜きプレ
ス40も、図1に示す加工装置ユニット32と全く同じ
ようにケーシングボックス20に取付けられ、かつ全く
同じように駆動される(図5参照)。押抜きプレス40
により、送り装置ユニット36によってステップ式に送
られるワイヤ材料又は帯状材料38が前押抜きされ、場
合によっては個別の工作物に分断される。ワイヤ材料又
は帯状材料を分断する場合は、押抜きプレス40から図
2で見て左への引き続く搬送のために、特別の搬送装置
(図示せず)が必要となる。
【0037】いま、図2に示すワイヤ材料又は帯状材料
38が、作業平面A1の前で先ず移動させられ、次いで
加工されると仮定する。このためにケーシングボックス
18,20,22,24の各開口に、それぞれ1つの加
工装置ユニット(図1に示す加工装置ユニット32、参
照)が配置されていてよい。加工装置ユニットは任意の
形式で、例えば曲げ、押抜き、中ぐり、ねじ山切り、溶
接を行うように構成されているものである。更に、ワイ
ヤ材料又は帯状材料から形成された個別の工作物に付加
部材を組付けるためのに適した加工装置ユニットが設け
られていてもよく、付加部材は別の供給手段(図示せ
ず)により供給されてよい。
【0038】図2の右の区域から、工作物が左の終端区
域へ送られ、加工工程が作業平面A1に設けられた加工
装置ユニットにより終了されると、該工作物は、ケーシ
ングボックス22とケーシングボックス24との間を通
過させられて、作業平面A2の区域に達し、そこで相応
の加工工程が実施される。特に、作業平面A1では工作
物に対し機械加工工程を行ない、次いで作業平面A2で
は組立て工程を行なうことが考えられる。この場合、特
に、作業平面A1で加工された工作物を、別の供給手段
(図示せず)によって作業平面A2に供給された付加部
品と結合する工程が考えられる。作業平面A1から作業
平面A2への搬送は、ケーシングボックス18とケーシ
ングボックス20との間でも行なうことができる。ケー
シングボックス18とケーシングボックス20との間に
は中間スペース42が設けられており、同様にケーシン
グボックス22とケーシングボックス24との間には中
間スペース44が設けられている。中間スペース42,
44は工作物の加工工程時にはブリッジ片46により架
橋されていてよく、ブリッジ片46には対応受け46a
が取付けられており、従って各加工装置ユニットが固定
的な対応受けと協働するようになっている。
【0039】中間スペース44を通して搬送するため
に、搬送機構48が設けられている。この搬送機構は中
間軸14oにより駆動される。中間軸14oの左端部に
は分離カップリング48aを配置してあり、この分離カ
ップリングは前記搬送機構に配属の補助軸、即ち実施例
では付加ウォーム軸48bと連結可能である。付加ウォ
ーム軸48bは、ケーシングボックス22とケーシング
ボックス24との間の連結片50内に回転可能に軸受け
されていて、かつウォーム歯車48cと噛合っており、
ウォーム歯車48cは、垂直に延びるウォーム歯車軸4
8dに取付けられている。ウォーム歯車軸48dは、連
結片50に設けられた軸受48eに軸受されていて、か
つその下端部にカム、若しくは偏心板48fを保持して
いる。このカム若しくは偏心板48fが、直接又は間接
的に中間スペース44を横方向に通過することによる工
作物の搬送を行う。
【0040】搬送機構48は、付加ウォーム軸48bの
使用によって、加工装置ユニット32と同じように減速
駆動され、従って、加工工程のサイクルで工作物の搬送
を行うようになっている。ウォーム軸30及び付加ウォ
ーム軸48bは比較的高い回転数で回転するのに対し
て、ウォーム歯車軸34,48dは著しく減速された低
い回転数で回転する。このことは、ウォーム軸30及び
付加ウォーム軸48b内の捩りモーメントを小さくした
状態で各加工装置ユニットに所定の出力を伝達するため
に重要である。更に、上下に配置された2つの分配軸1
4f,14rの各歯車14l,14qが互いに同じ方向
に回転されるようになっており、従って、上下に配置さ
れた2つのウォーム軸及び付加ウォーム軸により駆動さ
れる各加工装置ユニットは、相互に容易に同調させ得
る。
【0041】更に、駆動装置ケーシング10の端壁10
cに別の搬送機構52が設けられている。この搬送機構
は、中間軸14oによって分離カップリング52aを介
して駆動可能な変速伝動装置52bを有しており、この
変速伝動装置が搬送機構の補助軸、即ち実施例ではカム
軸52cを駆動する。カム軸52cはカム52dを有し
ており、このカムが旋回レバー52eに作用する。旋回
レバー52eは、図平面に対して直角方向の垂直平面内
で振子運動を行ない、かつ作業平面A1と作業平面A2
との間で工作物を搬送するために役立っている。
【0042】実施例として形成された搬送機構48,5
2は、搬送のために使用されるだけではなく、両方の作
業平面に対して直角方向の別の運動のため、特に加工工
具の駆動のためにも用いられてよい。付加ウォーム軸4
8b若しくはカム軸52cをケーシングボックス縦方向
に延長することにより、ケーシングボックス縦方向の任
意の個所で作業平面A1,A2に対して直角方向の複数
の運動を生じさせることも可能である。
【0043】図6には、加工装置ユニット132のため
の別の駆動装置が示してある。加工装置ユニット132
は外壁124aに取付けられている。加工装置ユニット
132内には軸132bを軸受けしてあり、この軸が分
離カップリング132cを介して軸134に駆動結合さ
れている。軸134はかさ歯車160を保持しており、
このかさ歯車は、軸130のかさ歯車162に噛合って
いる。軸130は、この場合、ウォーム軸30の代りに
用いられている。かさ歯車160とかさ歯車162とに
よる軸130と軸134との間の減速比は、この場合に
も、図面に示すように、軸134が軸130よりも著し
く遅く、例えば1:4に減速された回転数で回転するよ
うに選ばれている。この結果、この場合にも所定の出力
が回転数の高いかつ相応にトルクの低い軸130によっ
て伝達されることになる。加工装置ユニットの調整を容
易にするためには、ウォーム歯車軸34(図5)若しく
は軸134(図6)がそれぞれ調整されて、配属の差込
みカップリング部材32c若しくは分離カップリング1
32cが各瞬間で互いに一致した角度位置を占めるよう
にされる。
【0044】支台12(図2)は、それぞれのケーシン
グボックス18,20,22,24の長さに適合されて
いる。加工機械の全長は、支台12の長さに規定され
る。駆動装置ケーシング10と端部ボックス26,28
との間には、中間ボックス66,68を組付けておくこ
ともでき、これらの中間ボックスの長さは、そのつど使
用されるケーシングボックスの長さに合致させられてい
て、駆動装置ケーシング10及び端部ボックス26,2
8に溶接若しくはねじによって固定されている。
【0045】図7には、既に図2に示した駆動モータ1
6、駆動装置ケーシング10の一部、及び入力軸14a
が示してある。駆動モータ16を入力軸14aに結合す
るために、この場合には、カップリングとブレーキとか
ら成るの接続装置KBが用いられている。接続装置KB
は、モータ軸16aに取付けられた第1のカップリング
板K1、入力軸14aに取付けられた第2のカップリン
グ板K2、及び駆動装置ケーシング10に不動に取付け
られたブレーキ板Bを有している。カップリング板K2
の変位により動力分配伝動装置14は、選択的に駆動又
は制動される。これによって、どこかに障害が生じた場
合に、動力分配伝動装置14、ひいてはすべての加工装
置ユニット、及びその他の周辺機器を急速に停止させる
ことができる。
【0046】図8には図1及び図2に示した実施例の変
化形が示してある。類似部品には、図1の符号と同じ符
号を付してある。図8の変化例の、駆動装置ケーシング
10の左側の構造は、図1の実施例の同じく左側の構造
と合致している。該変化例の駆動装置ケーシング10及
び図8には示していない動力分配伝動装置も、図1及び
図2に示す実施例のものと全く同じに構成されている。
異なる点は、端壁10cに直接にケーシングボックスを
取付けてあるのではなく、変向ケーシング270,27
2を取付けてある点である。変向ケーシング270,2
72は互いに同じ構成であるので、片方だけを説明する
にとどめる。
【0047】図9には駆動装置ケーシング10が平面を
示してあり、かつ変向ケーシング272が断面して概略
的に示してある。変向ケーシング272は、変向伝動装
置274を有している。図示の変化例では、変向伝動装
置274は、第1のかさ歯車軸274bに取付けられた
第1のかさ歯車274a、及び第2のかさ歯車軸274
dに取付けられた第2のかさ歯車274cを備えたかさ
歯車装置から成っている。変向ケーシング272は、図
1に示すケーシングボックス20と全く同じ形式で駆動
装置ケーシング10に取付けられている。更に、図9に
示す第1のかさ歯車軸274bは、図2に示すウォーム
軸30を分配軸14rに連結するのと全く同じ形式で分
配軸14r(図2)に連結されている。それゆえ、図9
にも分離カップリング14uが記載してある。
【0048】変向ケーシング272は、少なくとも2つ
の接続壁276,278を有しており、これらの接続壁
には、ケーシングボックス220,220′が接続され
得る。ケーシングボックス220,220′は、図1及
び図2の実施例のケーシングボックス20に類似して構
成されており、このことは特に接続面に当てはまる。従
って、ケーシングボックス220,220′は直接に駆
動装置ケーシング10に接続することもできる。ケーシ
ングボックス220,220′内にも、図2の実施例と
同じく、ウォーム軸(図示せず)が軸受けされている。
ケーシングボックス内には、破線で示した開口220i
が、互いに向い合った2つの外壁に設けられている。図
8及び図9の場合、ケーシングボックス22,24の左
の端部に、図2の場合と同じく、端部ボックス28が備
えられている。ケーシングボックス220,220′の
右の端部には、別の端部ボックス228,228′を備
えてあるが、この別の端部ボックス228,228′は
端部ボックス28と全く同じに構成されている。
【0049】図10には、ワイヤ材料及び帯状材料、或
いは工作物又は工作物部分のための搬送路T1,T2,
T3,T4が示されている。矢印は、例えば搬送方向を
示している。この場合、前提とされるのは、搬送路が中
間スペース44(図8)の高さを延びており、従って上
下のケーシングボックスの間を通っているということで
ある。これによって、ワイヤ材料及び帯状材料、或いは
工作物を種々の方向へ供給することができ、かつ別の方
向へ加工されて組立てられた工作物を送出することがで
きる。
【0050】図11には、図8〜図10の変化例と異な
る別の変化例が示されている。異なる点は、変向ケーシ
ング372が駆動装置ケーシング10に直接にではな
く、スペーサ378を介して接続されている点である。
その他の点では、図11に示す変化例は図8〜図10に
示す変化例と合致している。スペーサ378を配置する
ことにより、ケーシングボックス320′及び変向ケー
シング372の図11で見て左側の制限面に沿って、別
の搬送路T5を設けることが可能である。
【0051】図12に示した変化例の場合、駆動装置ケ
ーシング410の片側にだけ、単数若しくは複数の変向
ケーシング472を取付けることができる。変向ケーシ
ング472の2つの側壁476,478には、それぞれ
ケーシングボックス420又は420′が取付けられて
いる。変向ケーシング472は、この場合、駆動装置ケ
ーシング410の端壁410cには取付けられているの
に対して、端壁410dには取付けられていない。然し
乍ら、駆動装置ケーシング410の構成は図11に示す
駆動装置ケーシングの構成と全く同じである。図12に
も、可能な搬送路が、矢印で示してある。
【0052】図13の実施例は、図2の実施例と実質的
には同じである。異なる点は、左側、即ち第2の分離カ
ップリング(軸接続部)14j,14tから、右側、即
ち第1の分離カップリング(軸接続部)14k,14u
の回転数と異なる回転数を取出すことができる点であ
る。このことは、左側のケーシングボックス22,24
内のウォーム軸を、右側のケーシングボックス18,2
0内のウォーム軸より低い、若しくは高い回転数で回転
させ得ることを意味する。この目的のために、図13の
実施例の場合には、中間伝動装置15,17を備えてあ
り、中間伝動装置15,17の入力側が、それぞれ分配
軸14f,14rと結合され、出力側が分離カップリン
グ14j,14tと結合されている。
【0053】前記構成により、例えば次のような加工課
題を実施できる。即ち、図13の加工装置の右半部で、
例えば毎分100個のブランクが製造され、これらのブ
ランクを5個づつ包装して加工装置の左半部へ搬送す
る。加工装置の左半部は、その場合、各5個のブランク
を含む包装の個々のブランクを互いに結合する。この目
的のために、左半部では、作業速度をより遅くする必要
がある。このために、左半部ではウォーム軸が右半部の
回転数の1/5の速度で回転させられる。原理的に、図
13の合計4個のウォーム軸は、それぞれ異なる回転数
で回転させることができる。
【0054】カム軸52c及び付加ウォーム軸48bの
回転数は、相応の変速比を有する伝動装置を介して、配
属のウォーム軸の異なる回転数に適合させることができ
る。例えば、図13に示す変速伝動装置52bは減速又
は増速ギヤ装置として構成できる。個々のウォーム軸を
異なる回転数で駆動するという思想は、図9及び図10
の構成にも適用できる。図9及び図10のかさ歯車伝動
装置274は、減速又は増速ギヤ装置として構成するこ
ともできる。
【0055】図14には、中間伝動装置15が詳細に示
してある。この中間伝動装置は、平歯車伝動装置(減速
ギヤ装置)として構成されている。中間伝動装置15
は、分配軸14fにより駆動されて、分離カップリング
14jを分配軸14fの回転数とは異なる回転数で駆動
する。
【0056】図15には、遊星ギヤ装置として構成され
た中間伝動装置17が示されている。この場合、分配軸
14rが太陽歯車17aを駆動するのに対して、遊星歯
車保持体17bが分離カップリング14tを駆動する。
内歯車17cが端壁10dにフランジ結合されている。
遊星歯車17eが太陽歯車17a及び内歯車17cと噛
合っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工機械の斜視図。
【図2】図1のII−II線に沿ってた断面図。
【図3】加工機械の駆動装置ケーシングの斜視図。
【図4】加工機械のケーシングボックスの斜視図。
【図5】図1のV−V線に沿った概略部分断面図。
【図6】別の実施例の、図5に対応する概略部分断面
図。
【図7】駆動モータ・動力分配伝動装置間のカップリン
グ/ブレーキから成る接続装置の側面図。
【図8】図1の実施例に対する変化例の斜視図。
【図9】図8の変化例の概略平面図。
【図10】図8及び図9の変化例の搬送路を示す概略
図。
【図11】図8及び図9の変化例の搬送路を示す概略
図。
【図12】図1の実施例に対する更に別の変化例の概略
平面図。
【図13】異なる回転数の動力の取出し可能な軸接続部
を備えた加工機械の、図2に対応する断面図。
【図14】図13の駆動装置ケーシングに組付けられた
中間伝動装置の第1実施例の平面図。
【図15】図13の駆動装置ケーシングに組付けられた
中間伝動装置の第2実施例の平面図。
【符号の説明】
10 駆動装置ケーシング、 10a,10b 外壁、
10c,10d端壁、 10e 底面、 10f 天
板、 10g 接続面、 10h 孔、12 支台、
14 動力分配伝動装置、 14a 入力軸、 14b
軸受、14c 分離カップリング、 14e チェー
ンホイール、 14f 分配軸、 14g 軸受、 1
4h チェーンホイール、 14i チェーン、 14
j,14k 分離カップリング、 14l 歯車、 1
4n 中間歯車、 14o 中間軸、14p 14q
歯車、 14r 分配軸、 14s 軸受、 14t,
14u 分離カップリング、 15 中間伝動装置、
16 駆動モータ、 16a モータ軸、 17 中間
伝動装置、 17a 太陽歯車、 18,20 ケーシ
ングボックス、 20a,20b 外壁、 20c,2
0d 連結壁、 20e 接続面、 20f 孔、 2
0g 接続面、 20h,20i開口、 20k,20
l Tみぞ、 22,24 ケーシングボックス、 2
4a 外壁、 24h 開口、 24k Tみぞ、 2
6,28 端部ボックス、30 ウォーム軸、 30a
分離カップリング部材、 30b,30c ウォーム
軸部分、 30d 分離カップリング、 32 加工装
置ユニット、 32a ねじ、 32b 駆動軸、 3
2c 差込みカップリング部材、 32d案内、 32
e 工具スライダ、 32f カム従動体、 32g
駆動カム、 32h 矢印、 34 ウォーム歯車軸、
34a ウォーム歯車、 36送り装置ユニット、
36a,36b 鉗子、 36c 矢印、 38 ワイ
ヤ材料又は帯状材料、 40 押抜きプレス、 42,
44 中間スペース、46 ブリッジ片、 46a 対
応受け、 48 搬送機構、 48a 分離カップリン
グ、 48b 付加ウォーム軸、 48c ウォーム歯
車、 48dウォーム歯車軸、 48e 軸受、 48
f 偏心板、 50 連結片、 52搬送機構、 52
a 分離カップリング、 52b 変速伝動装置、 5
2cカム軸、 52d カム、 52e 旋回レバー、
66,68 中間ボックス、 124a 外壁、 1
30 ウォーム軸、 132 加工装置ユニット、13
2b 軸、 132c 分離カップリング、 134
軸、 160,162 かさ歯車、 220,220′
ケーシングボックス、220i 開口、228,22
8′ 端部ボックス、 270,272 変向ケーシン
グ、 274 変向伝動装置、 274a かさ歯車、
274b かさ歯車軸、 274c かさ歯車、 2
74d かさ歯車軸、276,278 接続壁、 37
8スペーサ、 410 駆動装置ケーシング、 472
変向ケーシング、 476,478 側壁、 A1,
A2 作業平面、KB 接続装置、K1,K2 カップ
リング板、B ブレーキ板、T1,T2,T3,T4,
T5 搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−112262(JP,A) 特開 昭48−74667(JP,A) 特公 平3−21249(JP,B2) 特許109562(JP,C2)

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ材料及び帯状材料(38)の加工
    機械であって、加工装置ユニット(32)及び駆動装置
    ユニットを備えており、該駆動装置ユニットが駆動装置
    ケーシング(10)、及び該駆動装置ケーシング(1
    0)内に収容されて駆動モータ(16)に接続された動
    力分配伝動装置(14)を有しており、前記駆動装置ケ
    ーシング(10)が、互いに向い合っていてかつ互いに
    実質的に平行な2つの端壁、即ち第1の端壁(10c)
    及び該第1の端壁(10c)から離されていてかつ該第
    1の端壁(10c)に対して実質的に平行な第2の端壁
    (10d)、並びに該端壁(10c,10d)に対して
    実質的に直角な少なくとも1つの外壁(10a,10
    b)を有しており、更に前記動力分配伝動装置(14)
    が、前記第1の端壁(10c)内に、該第1の端壁(1
    0c)に対して実質的に直角な回転軸線を有する第1の
    少なくとも1つの軸接続部を備えており、該第1の軸接
    続部の前記回転軸線が作業平面を規定しており、更にま
    た、前記第1の端壁(10c)が前記第1の少なくとも
    1つの軸接続部の周辺区域で、第1のケーシングボック
    ス(18,20)を組付けるように構成されており、該
    第1のケーシングボックス(18,20)が、前記第1
    の端壁(10c)への接続のための接続面(20e)、
    及び前記駆動装置ケーシングの前記外壁(10a,10
    b)に対して実質的に平行な少なくとも1つの外壁(2
    0a,20b)を有しており、更にまた、前記第1のケ
    ーシングボックス(18,20)内に、前記第1の少な
    くとも1つの軸接続部への接続のために規定して適合さ
    れて前記第1のケーシングボックスの前記第1の接続面
    (20e)に対して実質的に直角に延びる少なくとも1
    つのケーシングボックス軸が軸受けされており、更に、
    前記第1のケーシングボックス(18、20)の前記外
    壁(20a,20b)に、前記加工装置ユニット(3
    2)のための少なくとも1つの取付け個所が設けられ、
    かつ該外壁(20a,20b)内に、前記加工装置ユニ
    ット(32)と前記ケーシングボックス軸との間を駆動
    接続するための少なくとも1つの開口(20h,20
    i)が設けられている形式のものにおいて、前記動力分
    配伝動装置(14)が、前記駆動装置ケーシングの第2
    の端壁(10d)内に、該第2の端壁(10d)に対し
    て実質的に直角な回転軸線を有する第2の少なくとも1
    つの軸接続部を備えており、かつまた、該第2の端壁
    (10d)の、前記第2の少なくとも1つの軸接続部の
    周辺区域が、伝動手段の受容のための第2のケーシング
    ボックス(22,24)を接続するように構成されてい
    ることを特徴とする、ワイヤ材料及び帯状材料の加工機
    械。
  2. 【請求項2】 伝動手段の受容のため第2のケーシング
    ボックス(22,24)が、第1のケーシングボックス
    (18,20)に実質的に相応して形成されている請求
    項1記載の加工機械。
  3. 【請求項3】 加工機械が自動押抜機及びベンダーとし
    て構成されている請求項1又は2記載の加工機械。
  4. 【請求項4】 駆動装置ケーシングの第1の端壁(10
    c)内の第1の軸接続部と、第2の端壁(10d)内の
    第2の軸接続部とが、互いに軸方向に整列配置されてお
    り、かつまた第1及び第2の軸接続部に所属のケーシン
    グボックス(18,22)が、所属のケーシングボック
    ス軸の軸方向に実質的に互いに整列するように所属の端
    壁(10c,10d)に取付けられていることを特徴と
    する、請求項1から3のいずれか1項記載の加工機械。
  5. 【請求項5】 駆動装置ケーシング(10)の第1の端
    壁(10c)に第1の2つの軸接続部が設けられ、かつ
    第2の端壁(10d)に第2の2つの軸接続部が設けて
    あり、第1及び第2の一方の軸接続部と第1及び第2の
    他方の接続部とが互いに整列せしめられており、各軸接
    続部の区域に、それぞれ1つのケーシングボックス(1
    8,20,22,24)が取付け可能であることを特徴
    とする、請求項1又は2記載の加工機械。
  6. 【請求項6】 第1のケーシングボックス(18,2
    0)の外壁(20a,20b)及び第2ののケーシング
    ボックス(22,24)の外壁が、駆動装置ケーシング
    の各外壁(10a,10b)と実質的に整列位置にある
    ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項記載
    の加工機械。
  7. 【請求項7】 駆動装置ケーシング(10)が、1つの
    外壁(10a)と該外壁(10a)に対して間隔を置い
    てかつ実質的に平行に配置された別の外壁(10b)と
    を有していることを特徴とする、請求項1から4のいず
    れか1項記載の加工機械。
  8. 【請求項8】 ケーシングボックス(18,20,2
    2,24)が、駆動装置ケーシング(10)の別の外壁
    (10b)に対して実質的に平行な別の1つの外壁(2
    0b)を有しており、ケーシングボックスの前記別の外
    壁も、それぞれ少なくとも1つの加工装置ユニット(3
    2)のための少なくとも1つの開口(20i)を有して
    おり、更にまた、ケーシングボックスの前記別の外壁が
    駆動装置ケーシング(10)の別の外壁(10b)と実
    質的に整列せしめられていることを特徴とする、請求項
    7記載の加工機械。
  9. 【請求項9】 ケーシングボックス(18,20,2
    2,24)が駆動装置ケーシングの端壁への接続のため
    の接続面(20e)と反対側の端部に、端部ボックス
    (26,28)の各端壁への接続のための各1つの接続
    面(20g)を有していることを特徴とする、請求項1
    から8のいずれか1項記載の加工機械。
  10. 【請求項10】 ケーシングボックス(18,20,2
    2,24)が、それぞれのケーシングボックス軸の軸線
    方向に対して直角な切断平面で見て実質的に長方形の輪
    郭を有しており、この輪郭が、互いに間隔を置いてかつ
    互いに平行に配置されたそれぞれ2つの外壁(20a,
    20b)と、該外壁(20a,20b)を結合するそれ
    ぞれ2つの連結壁(20c,20d)とにより形成され
    ていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1
    項記載の加工機械。
  11. 【請求項11】 駆動装置ケーシング(10)の同一の
    端壁(10c)に取付けられた2つのケーシングボック
    ス(18,20)の、互いに隣接する連結壁が、該連結
    壁間に少なくとも1つの中間スペース(42)を形成し
    ていることを特徴とする、請求項10記載の加工機械。
  12. 【請求項12】 駆動装置ケーシング(10)、及び場
    合によっては1個又は2個の端部ボックス(26,2
    8)が、それぞれ垂直の直立柱として構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項記載
    の加工機械。
  13. 【請求項13】 駆動装置ケーシング(10)の少なく
    とも1つの端壁(10c,10d)に、2つのケーシン
    グボックス(18,20,22,24)が上下に配置さ
    れていることを特徴とする、請求項12記載の加工機
    械。
  14. 【請求項14】 駆動装置ケーシング(10)及び、場
    合によっては端部ボックス(26,28)が、支台(1
    2)上に配置されていることを特徴とする、請求項1か
    ら13のいずれか1項記載の加工機械。
  15. 【請求項15】 動力分配伝動装置(14)が、少なく
    とも1個の分配軸(14f,14r)を有しており、こ
    の分配軸が、駆動装置ケーシング(10)の第1の端壁
    (10c)から第2の端壁(10d)まで一貫して延び
    ていて、第1の軸接続部と第2の軸接続部とを互いに連
    結していることを特徴とする、請求項1から14のいず
    れか1項記載の加工機械。
  16. 【請求項16】 動力分配伝動装置(14)が、互いに
    平行でかつ互いに間隔を置いて配置された2つの分配軸
    (14f,14r)を有しており、これらの分配軸が、
    駆動装置ケーシング(10)の第1の端壁(10c)か
    ら第2の端壁(10d)まで一貫して延びていて、それ
    ぞれ第1の軸接続部と第2の軸接続部とを互いに連結し
    ていることを特徴とする、請求項15記載の加工機械。
  17. 【請求項17】 両方の分配軸(14f,14r)が、
    それぞれ分配歯車(14l,14q)と回動不能に結合
    されており、両方の分配歯車(14l,14q)間に
    は、中間歯車(14n)が中間軸(14o)上に、それ
    も駆動装置ケーシング(10)内に支承されており、更
    に、両方の分配軸(14f,14r)の一方が、伝動装
    置を介して駆動モータ(16)と駆動接続されているこ
    とを特徴とする、請求項16記載の加工機械。
  18. 【請求項18】 中間軸(14o)の少なくとも一方の
    端部(48a,52a)が補助軸を駆動するように構成
    されていることを特徴とする、請求項17記載の加工機
    械。
  19. 【請求項19】 補助軸が、駆動装置ケーシング(1
    0)の端壁(10c,10d)に取付けられた2つのケ
    ーシングボックス(18,20,22,24)の間に支
    承されていて、搬送機構(48,52)と接続されてお
    り、この搬送装置が、両方のケーシングボックス(1
    8,20,22,24)の外壁(20a,20b)に対
    して実質的に直角方向にこれらケーシングボックス間を
    通して工作物を搬送するために適するように構成されて
    いることを特徴とする、請求項18記載の加工機械。
  20. 【請求項20】 駆動装置ケーシング(10)の端壁と
    ケーシングボックス(18,20,22,24)との間
    の軸接続部が分離カップリングとして構成されており、
    ケーシングボックス(18,20,22,24)が、駆
    動装置ケーシング(10)に、場合によっては端部ボッ
    クス(26,28)にも解離可能に接続されていること
    を特徴とする、請求項1から18のいずれか1項記載の
    加工機械。
  21. 【請求項21】 ケーシングボックス軸がウォーム軸
    (30)として構成されており、このウォーム軸が、所
    属の加工装置ユニット(32)のウォーム歯車(34
    a)と噛合っていることを特徴とする、請求項1から2
    0のいずれか1項記載の加工機械。
  22. 【請求項22】 ウォーム歯車(34a)が、それぞれ
    のケーシングボックス内に支承されたウォーム歯車軸
    (34)に取付けられており、かつまた、ウォーム歯車
    軸(34)が、それぞれ少なくとも一端に分離カップリ
    ング部材(32c)を有しており、この分離カップリン
    グ部材(32c)が加工装置ユニット(32)の駆動軸
    (32b)と接続されるようになっていることを特徴と
    する、請求項21記載の加工機械。
  23. 【請求項23】 ケーシングボックス(20)の、ウォ
    ーム軸として構成されたケーシングボックス軸が、複数
    のウォーム軸部分(30b,30c)に分割されてお
    り、これらのウォーム軸部分(30a,30b)が分割
    個所で支承されていて、分離カップリング(30d)を
    介して互いに連結されていることを特徴とする、請求項
    1から22のいずれか1項記載の加工機械。
  24. 【請求項24】 押抜きプレス(40)が、ケーシング
    ボックス(20)の外壁(20a)に取付けられてい
    て、前記外壁(20a)の開口(20h)を介してケー
    シングボックス軸(30)と駆動接続されるようになっ
    ていることを特徴とする、請求項1から24のいずれか
    1項記載の加工機械。
  25. 【請求項25】 ワイヤ材料及び帯状材料のための送り
    装置ユニット(36)がケーシングボックスの外壁(2
    0a)に取付けられていて、前記外壁(20a)の開口
    (20h)を介して、所属のケーシングボックス軸(3
    0)と駆動接続させられるようになっていることを特徴
    とする、請求項1から24のいずれか1項記載の加工機
    械。
  26. 【請求項26】 加工装置ユニット(32)の回転数
    が、所属のケーシングボックス軸の回転数に対して1:
    2から1:20の減速比で減速されるようになっている
    ことを特徴とする、請求項1から25のいずれか1項記
    載の加工機械。
  27. 【請求項27】 駆動モータ(16)が、ブレーキとカ
    ップリングとから成る接続装置を介して動力分配伝動装
    置(14)と接続されていることを特徴とする、請求項
    1から26のいずれか1項記載の加工機械。
  28. 【請求項28】 駆動装置ケーシング(10)に分配ケ
    ーシング及び又は変向ケーシング(270,272)が
    組付けられるようになっていることを特徴とする、請求
    項1から27のいずれか1項記載の加工機械。
  29. 【請求項29】 第1の軸接続部と第2の軸接続部と
    が、異なる回転数で駆動されるようになっていることを
    特徴とする、請求項1から14、又は20から28のい
    ずれか1項記載の加工機械。
  30. 【請求項30】 第1の軸接続部と第2の軸接続部と
    が、整数比の異なる回転数で駆動されるようになってい
    ることを特徴とする、請求項28記載の加工機械。
  31. 【請求項31】 第1の軸接続部と第2の軸接続部と
    が、対をなして各1つの分配軸(14f,14r)によ
    り駆動されるようになっており、これらの分配軸(14
    f,14r)が、増速若しくは減速の中間伝動装置(1
    5,17)を介して、それぞれ少なくとも1つの前記軸
    接続部と接続されていることを特徴とする、請求項29
    又は30記載の加工機械。
  32. 【請求項32】 第1の2つの軸接続部と第2の2つの
    軸接続部とを設けてある場合に、それぞれ対を成す軸接
    続部が共通の分配軸(14f,14r)に配属されてお
    り、更に、両方の分配軸(14f,14r)が各1つの
    分配歯車(14l,14q)と回動不能に結合されてお
    り、これらの分配歯車(14f,14r)間には、中間
    歯車(14n)が中間軸(14o)に支承されて、駆動
    装置ケーシング(10)内に配置されており、更に前記
    分配軸(14f,14r)が伝動装置を介して駆動モー
    タ(16)と駆動接続されていることを特徴とする、請
    求項31記載の加工機械。
  33. 【請求項33】 中間軸(14o)の少なくとも一端
    (48a,52a)が、補助軸を駆動するように構成さ
    れており、補助軸が、中間軸(14o)の回転数とは異
    なる回転数で回転されるようになっていることを特徴と
    する、請求項32記載の加工機械。
  34. 【請求項34】 駆動ケーシング(10)に分配ケーシ
    ング及び又は変向ケーシング(272)を組付けること
    ができるようになっており、この分配ケーシング及び又
    は変向ケーシングが回転数調節可能な伝動手段(27
    4)を装備していることを特徴とする、請求項1から3
    3のいずれか1項記載の加工機械。
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