JPH0848441A - 枚葉紙用精密位置決め装置 - Google Patents

枚葉紙用精密位置決め装置

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JPH0848441A
JPH0848441A JP7166050A JP16605095A JPH0848441A JP H0848441 A JPH0848441 A JP H0848441A JP 7166050 A JP7166050 A JP 7166050A JP 16605095 A JP16605095 A JP 16605095A JP H0848441 A JPH0848441 A JP H0848441A
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JP
Japan
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drive shaft
drive
positioning
hexagonal
positioning member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7166050A
Other languages
English (en)
Inventor
Heinz Michels
ハインツ・ミハエル
Helmut Funk
ヘルムート・フンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0848441A publication Critical patent/JPH0848441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/16Inclined tape, roller, or like article-forwarding side registers
    • B65H9/166Roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/26Registering devices
    • B41J13/30Side lays or gauges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/10Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position
    • B65H9/103Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop
    • B65H9/106Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop using rotary driven elements as part acting on the article

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般的タイプのシート位置決め装置を発展さ
せ、省スペース化が図れ、かつ複数の位置決め部材を一
つの駆動軸で駆動できる位置決め装置を提供する。 【構成】 ベアリング部7が、位置合わせされるシート
6の搬送面と平行かつシート搬送方向Aと直角となる連
続駆動される駆動軸4に設けられている。このベアリン
グ部7には、シート搬送方向Aと斜角αをなす位置合わ
せローラ5が回転自在に取り付けられている。このベア
リング部は回転および移動しないように固定されてお
り、駆動軸4が回転自在に貫通している。位置合わせロ
ーラ5は駆動軸4と回転対称をなすように取り付けられ
ている。駆動軸4と位置合わせローラ5とは、積極的連
結器5a,8により互いに接続されている。位置合わせ
ローラを有したベアリング部7は駆動軸4に取り付ける
ことができ、一つの駆動軸4により駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート搬送路上に突出
した前部ストッパおよび、シート搬送方向と平行に配設
された側方ストッパによって位置決めされる枚葉紙のた
めの精密位置決め装置に係わる。該装置は、回転自在に
取り付けられて位置決めすべきシートの表面に載せられ
前記シート搬送方向に駆動される少なくとも一つの位置
決め部材を有し、しかも該位置決め部材は、前記側方ス
トッパに対して角度を介して配設されて前記シート搬送
方向に対して傾斜しているものとなっている。
【0002】
【従来の技術】このようなタイプの周知の装置は明細書
DE-C-31 07 768 に開示されている。該装置には、傾斜
配置されたローラが設けられており、そのローラが前部
ストッパおよび側方ストッパに対してシートを位置決め
する。この周知の装置のローラは支持アームに回転可能
に取り付けられている。また前記支持アームは駆動軸回
りに首振り自在であり、引張り手段 (pulling means)
を用い、前記駆動軸を介して駆動されるものとなってい
る。そして、駆動手段およびベアリング手段は全て前記
ローラと同一傾斜にて配設されている。
【0003】重畳されたシートを扱う周知の装置 (DE-A
-38 08 661) では、傾斜配置されたファンホイールが用
いられている。このファンホイールは、角度を付与され
た支持部材のアームに傾斜させて回転自在に取り付けら
れており、その傾斜位置によって、搬送されてきたシー
トを前方および側方に移動させて、出口部の区画壁に位
置決めするものである。前記ローラは、前記シート搬送
方向と直交する方向に配された駆動軸を介して駆動され
る。該駆動軸に前記支持部材が取り付けられている。こ
の駆動軸は、複数の偏向プーリ (deflection pulleys)
から前記傾斜配置されたファンホイールにわたる引張り
手段によって前記ファンホイールを駆動するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記双
方の装置は共に多数の伝達部材を有し、相当なスペース
を必要とするものであった。
【0005】本発明の目的は、一般的タイプのシート位
置決め装置を発展させ、省スペース化が図れ、かつ複数
の位置決め部材を一つの駆動軸で駆動できる位置決め装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る下記の特徴を有する装置により達成される。すなわ
ち、該装置は、 − 傾斜配設された位置決め部材がベアリング部に回転
自在に取り付けられており、前記該ベアリング部は、シ
ート搬送面と平行でかつシート搬送方向と直角をなす回
転可能な駆動軸に配設されている; − 前記位置決め部材は前記駆動軸と回転対称をなすよ
うに取り付けられている; − 前記ベアリング部は回転および移動を阻止されてお
り、前記駆動軸が該ベアリング部を回転自在に貫通して
いる; − 前記駆動軸と前記回転自在なる位置決め部材とは、
積極的または非積極的連結部により互いに結合されてい
る。
【0007】本発明の好ましい構成では、前記駆動軸と
傾斜配設された前記位置決め部材とをつなぐ前記連結部
は六角形駆動部により構成される。この六角形駆動部は
前記駆動軸に取り付けられている。また、この六角形駆
動部は、前記駆動軸の回転軸の方向に形成された複数の
円弧状の面を有し、かつ、前記位置決め部材に配設され
た六角形内面部と積極的に係合するものとなっている。
【0008】本発明のさらに好ましい構成では、前記駆
動軸と傾斜配設された前記位置決め部材とをつなぐ前記
連結部は駆動ホイールにより構成される。この駆動ホイ
ールは前記駆動軸に設けられ、該駆動軸の回転軸に対し
対称的に配設された複数の突出部を有しており、かつ、
前記位置合わせ部材にこの突出部と同数設けられた凹部
内に積極的に係合する。
【0009】本発明のさらに好ましい構成では、前記駆
動軸と傾斜配設された前記位置決め部材との間の連結部
として円錐形状に卷回された螺旋圧縮バネが設けられて
おり、このバネの小径部が前記駆動軸に、また大径部が
前記位置決め部材に固定されている。
【0010】別の好ましい構成においては、前記駆動軸
と傾斜配設された前記位置決め部材との間の連結部を、
一端が前記駆動軸に固定され他端が前記位置決め部材に
固定されたチューブ状の抗捩じれ性を有したベローズに
より構成することも可能である。
【0011】本発明による位置決め装置は、傾斜配設さ
れた複数の位置決め部材が一つの駆動軸に設けられて該
駆動軸により駆動されるといった有利な構成を採ること
ができる。
【0012】
【実施例】さらなる特徴および優位点は図示された本発
明の実施例および従属クレームにおいて説明される。図
面において、図1は、本発明に係る装置の原理的に単純
化して示す斜視図;図2は、図1による装置の位置決め
部材の一つを示す平面図;図3は、図2に示した位置決
め部材の断面図;図4は、図1に示した装置をシート搬
送方向に向かって見た部分正面図;図5は、図1による
装置の部分斜視図;図6は、本発明の他の実施例による
位置決め部材およびその駆動ホイールを示す部分断面
図;図7は、図6による駆動ホイールを軸方向から見た
図;図8は、図6による位置決め部材を、ベアリングお
よび駆動部品を除いて矢印Cの方向から見た矢視図;図
9は、図2による装置の他の実施例を、駆動連結部とな
る螺旋圧縮バネと共に示す図;図10は、図2による装
置の他の実施例を、駆動連結部となるベローズと共に示
す図;図11は、図2による位置決め部材のためのベア
リング部の一実施例を示す図;図12は、図11による
ベアリング部内に取り付けるための位置決め部材を一部
断面で示す概略図;図13は、図11に示すベアリング
部を矢印Cの方向から見た矢視図;である。
【0013】以下、本発明に係る位置決め装置を、市販
されているコピー機(図示せず)、すなわち用紙供給部
から供給された1枚のシートがまず停止され、画像転写
部に搬送される前に位置決め部1で正確に位置決めされ
るコピー機に適用した場合について説明する。
【0014】まず、図1を参照して、周知タイプの画像
転写部(図示しない)に近接したシート位置決め部1に
ついて該装置の原理を説明する。
【0015】前記位置決め部1は、搬送面に周知タイプ
のスライド面(図示せず)を備えており、該スライド面
上を単一のシート6が、図示しない周知タイプの手段に
より矢印Aの方向に搬送される。
【0016】前記位置決め部1における前記画像転写部
に対向する端部には、シート6の前部を位置決めする複
数のストッパ2が設けられている。これらストッパ2
は、回転自在に取り付けられた軸(図示せず)に回動可
能に取り付けられており、矢印Aで示す方向に回転する
ことにより前記シート6の搬送路から退去するようにな
っている。回転可能に取り付けられたローラから成る固
定ストッパ3が側方に配設されており、前記シート6の
横方向の位置決めをする。
【0017】前記位置決め部1の前方部で前記ストッパ
2,3に近接した位置には駆動軸4が回転自在に設けら
れている。この駆動軸4は、図示しない周知タイプの駆
動手段によって矢印Dで示す方向に連続駆動される。こ
の駆動軸は前記シート搬送面の上方に同搬送面と平行に
配設されており、かつ前記シート搬送方向Aと直交して
いる。二つのベアリング部7が前記駆動軸4に配設され
ており、そのベアリング部に位置決めローラ5が回転自
在に設けられている。また、これらローラを前記駆動軸
4が回転自在貫通している。ただし、該駆動軸4は前記
ローラに駆動力を一切付与しないようになっている。
【0018】前記複数のベアリング部7、前記複数の位
置決めローラ5、および以下に説明するその他の複数の
構成要素はそれぞれ同様な構成のものであり、したがっ
て、以下ではそれらの部材の一つについてのみ説明する
ものとする。
【0019】特に図5に示すように、前記ベアリング部
7は凹部7bを有したアーム7aを備えている。前記凹
部7bは該装置に固定された図示しないホルダ内に係合
しており、これにより該ベアリング部7は回転も移動も
しないものとなっている。
【0020】また、特に図3に示すように、前記ベアリ
ング部7はフランジ7cを備えており、このフランジに
よって前記位置決めローラ5が回転自在に取り付けられ
ている。このフランジ7cは、該フランジに取り付けら
れた前記位置決めローラ5が図1に示した前記側方スト
ッパ3に対して斜めに取り付けられるように、角度αが
20度となるよう取り付けられている。ボールベアリン
グ9が前記フランジ7cに取り付けられており、このボ
ールベアリングには、前記位置決めローラ5が前記駆動
軸4の回転軸12に関して回転対称をなすように回転自
在に取り付けられている。前記位置決めローラ5の外周
面には標準型の摩擦ライニング5cが設けられている。
【0021】前記位置決めローラ5には、六角形内面部
(internal hexagon) 5a(図3)が形成されている。
この六角形内面部は、位置決めローラ5の回転軸11と
駆動軸4の回転軸12との想像上の交点13に対して対
称をなすよう形成されている。
【0022】前記交点13に関し対称となるよう構成か
つ配置された六角形駆動部(hexagon driver) 8が、前
記駆動軸4にピン10により取り付けられている。この
六角形駆動部の各面8aは、前記駆動軸4の前記回転軸
12の方向に円弧を成しており、この円弧状表面8aは
前記交点13を中心とした円弧を描いている。前記六角
形駆動部8は前記位置決めローラ5の前記六角形内面部
5aと積極的に接触する。前記位置決めローラ5または
その摩擦ライニング5cが接触する前記位置決め部1の
前記スライド面の領域は位置決めローラ5,5cに対し
てバネ付勢(図示せず)されており、それら位置決めロ
ーラ5,5cと位置決めされるシート6との摩擦状態
は、たとえ前記摩擦ライニング5cの剥離が進んだとし
ても実質的に同じ状態に維持される。
【0023】前記位置決めローラ5が前記角度α傾斜し
て位置していることにより矢印Aの方向に沿って位置決
め部に至ったシート6は、前記位置決めローラ5によっ
てさらに矢印Aの方向に搬送される。さらに、それと同
時にシート6は、シート搬送方向Aと直交する矢印Bの
方向に前記側方ストッパ3に向けて移動される。これに
よりシート6は前方のストッパ2と側方のストッパ3の
双方に接触し、正確に位置決められる。前記シートが位
置決めされて停止すると、位置決めローラ5はシート6
上でスリップする。前記シートが位置決めされて該シー
トの移動が一旦停止された後、前記矢印Aの方向にさら
に搬送されるように前記ストッパ2が回動して退去し、
前記シート6はフリーとされる。前記シートはこの解除
動作の後直ちに図示しない次の搬送ローラに捕捉され、
正確に位置決めされた状態で図示しない次段の画像転写
部に搬送される。
【0024】図6ないし図8に示す第二実施例では、下
記に説明するように、前記駆動軸4と位置決めローラ1
5との結合が駆動ホイール14によりなされている。前
記位置決めローラ15は、図1ないし図5に示した前記
位置決めローラ5と同様に配設されており、前記駆動ホ
イール14はこの位置決めローラ15の内部に積極的に
係合する。
【0025】図6および図7に示す駆動ホイール14は
前記駆動軸14に取り付けられており、互いに90度間
隔で駆動軸4の回転軸12に対して対称的に配設された
四つのウェブ状の突出部14a,14b,14c,14
dを備えている。前記位置決めローラ15に対面したこ
れらの突出部14a〜14dは、駆動軸4の回転軸12
に対して垂直かつ平行に配設されており、その各先端部
14eは丸められた面とされている。図6および図7に
示した位置決めローラ15は特に、駆動軸14に向いた
側に、中空円筒状の突出部15aを備えている。該突出
部15aは、位置決めローラ15の回転軸11に対し回
転対称となるよう配設されている。この突出部15aに
は、互いに90度をなしかつ前記駆動ホイール14の前
記突出部14a〜14dに向けて開口した四つのV字状
凹部15b,15c,15d,15eが形成されてお
り、前記駆動ホイール14と積極的に係合するものとな
っている。
【0026】前記V字状凹部15b〜15eの、駆動軸
14に向かって延びた孔の角度は、前記傾斜角αの二倍
である。これらV字状凹部15b〜15eは、位置決め
部材15の回転軸11に対して対称的に形成されてい
る。また、これらV字状凹部15b〜15eの端面15
g〜15jには、図8に示すよう、位置決め部材15の
回転軸11と直交して凸状端部が設けられている。
【0027】このようにV字状に形成された凹部15b
〜15eにより、駆動ホイール14の前記突出部14a
〜14dは、下記にさらに説明するように、位置決めロ
ーラ15の前記各V字状凹部15b〜15eにスムーズ
に係合し又はそれらからスムーズに離脱できる。
【0028】前記駆動ホイールおよび前記位置決めロー
ラ15の配置関係は、図6に示すように、前記V字状凹
部15b〜15eの閉塞端が、位置決め部材15の前記
突出部15aの領域内で、かつ駆動軸4の回転軸12と
位置決め部材15の回転軸11との想像上の交点内にあ
るように設定されている。
【0029】実質的に位置決めローラ15の幅の内部で
あって前記突出部15aの外径に近接した領域におい
て、この位置決めローラ15には凹部空間 (free reces
s) 15fが設けられており、この凹部空間が、前記突
出部14a〜14dが前記位置決めローラ15に係合す
るための移動路となっている。この点については図6を
参照されたい。
【0030】図6ないし図8による装置の作動形態は下
記の如くである。前記駆動軸4が矢印Dで示す方向に回
転すると、前記突出部14a〜14dのうちの一つ14
aが突出部15aのV字状凹部15bに係合し、その突
出部14aが前記端面15gに接触してている間、前記
位置決めローラ15は前記回転方向Dにさらに回転す
る。ここで、前記突出部14aが前記端面15gに沿っ
てスライドし、同時に、まず、図6の突出部14dの状
態である最下方部の係合点まで、前記V字状凹部15b
の内部により深く入り込む。次いで、その突出部が対応
するV字状凹部からさらに離れ、回転方向に沿って続く
V字状凹部14bが上記同様に次のV字状凹部に係合す
る。このように、前記突出部14a〜14dが次々に係
合して、位置決めローラ15を矢印Dで示す方向に回転
させる。上述したように、前記V字状凹部15b〜15
eの前記端面15g〜15jおよび、前記突出部14a
〜14dの前記各先端部14eは丸く形成されているの
で、前記駆動ホイール14と前記位置決めローラ15と
の係合摩擦は低いものとなる。
【0031】図9に示す第三実施例では、駆動軸4と、
上記実施例で説明した如く構成および配設された位置決
めローラ16との間の結合を、円錐形上に卷回された螺
旋圧縮バネ17により行なっている。前記螺旋圧縮バネ
17は、小径なる一端17aにおいてピン22によって
駆動軸4に固定されている。また該螺旋圧縮バネ17の
大径なる他端は、傾斜端部17bを介して前記位置決め
ローラ16内に積極的に係合している。駆動軸14が回
転すると、この螺旋圧縮バネ17により位置決めローラ
16も同方向に回転し、その際、このバネコイルの緩い
卷回が、そのバネの弾性により、変化する伝達率を補償
する。
【0032】図10は第四実施例を示すもので、この実
施例は、駆動軸4と位置決めローラ18との結合に、チ
ューブ状の抗捩じれ性を有したベローズ19が用いられ
ている点のみが上記実施例と異なっている。ベローズ1
9は、その一端19aがピン23によって駆動軸4に取
り付けられており、他端に配設された複数の突出部19
bが前記位置決めローラ18内に積極的に係合してい
る。
【0033】上記説明した実施例による傾斜配設された
位置決めローラの取付けと異なり、その取付けを図11
ないし図13に示すようにすることも可能である。
【0034】図11ないし図13に示すベアリング部2
0は、図1ないし図5に示したものと部分的に同じであ
る。すなわち、このベアリング部は、駆動軸4が回転自
在に貫装された全貫通した穴20fを有し、かつ、該ベ
アリング20の位置を固定して回転を防止するのに用い
られるアーム20aを備えている。
【0035】このベアリング部20には、図11に示す
ように、位置決めローラーの必要な傾斜位置を決定する
フランジ20bが20度の傾斜角度αを介して設けられ
ている。このフランジ20bには環状の溝20cが形成
されている。この溝20cは、前記位置決めローラの回
転軸11と同心状をなし、かつ回転軸11と垂直となる
平行な溝20d,20eによって一方の側に開いてい
る。特に図13に示すように、前記環状溝20cの径よ
りも広い幅を持った凹部20gが、環状溝20cと同心
的にかつ前記溝20,20eと平行に、前記フランジ2
0bに形成されている。
【0036】そして、前記位置決めローラ21のT字状
フランジ21bがこれらの案内部に係合し、溝20c〜
20eを保持する。前記T字状フランジは、位置決めロ
ーラ21に対し回転対照的に配設されている。位置決め
ローラ21には、図2ないし図4に示した六角形駆動部
8が係合可能とされた六角形内面部21aが形成されて
いる。
【0037】前記ベアリング部20および前記位置決め
ローラ21の組立は、まず、前記T字状フランジ21
b,21cを備えた前記位置決めローラ21が、矢印E
の方向に沿って前記案内部および保持溝20c〜20e
に押しこまれる。次いで、この予め組まれた組立体2
0,21が該装置の所定の位置に設けられ、前記駆動軸
4および前記六角形駆動部8を挿入することにより固定
される。
【0038】例えば図9による螺旋圧縮バネ17がバネ
付勢力のみによって位置決めローラ16に接触し、その
ローラを非積極的結合によって矢印Dの方向に動かす場
合には、上記した実施例とは異なり、駆動軸4と位置決
めローラ16との間に図示しない非積極的結合を設ける
ことも可能である。また、その他の構成および作動モー
ドが同一であれば、前記ベアリング部7または20に、
位置決めローラの替わりに、弾性を有した周知タイプの
翼状アームを備えた回転ファンホイール(図示せず)を
配設することも可能である。
【0039】以上説明した全ての実施例において、前記
一つの駆動軸4に複数の位置決めローラ5または15ま
たは18または21を設け、それらローラをその駆動軸
で同一作動形態にて駆動させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の原理的に単純化して示す斜
視図である。
【図2】図1による装置の位置決め部材の一つを示す平
面図である。
【図3】図2に示した位置決め部材の断面図である。
【図4】図1に示した装置をシート搬送方向に向かって
見た部分正面図である。
【図5】図1による装置の部分斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例による位置決め部材および
その駆動ホイールを示す部分断面図である。
【図7】図6による駆動ホイールを軸方向から見た図で
ある。
【図8】図6による位置決め部材を、ベアリングおよび
駆動部品を除いて矢印Cの方向から見た矢視図である。
【図9】図2による装置の他の実施例を、駆動連結部と
なる螺旋圧縮バネと共に示す図である。
【図10】図2による装置の他の実施例を、駆動連結部
となるベローズと共に示す図である。
【図11】図2による位置決め部材のためのベアリング
部の一実施例を示す図である。
【図12】図11によるベアリング部内に取り付けるた
めの位置決め部材を一部断面で示す概略図である。
【図13】図11に示すベアリング部を矢印Cの方向か
ら見た矢視図である。
【符号の説明】
4 駆動軸 5,15,16,18,21 位置決め部材 5a 六角形内面部 7,20 ベアリング部 7c,20b フランジ 8 六角形駆動部 8a 円弧状表面 11,12 回転軸 13 交点 14,17,19 結合手段 14a〜14d 突出部 A シート搬送方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚ずつ供給される複数枚のシートを、
    シート搬送路中に突出した前部ストッパおよび前記シー
    トの搬送方向に平行に配設された側方ストッパにて正確
    に位置決めすべく、 位置決めされる前記シートの表面上に載せられる少なく
    とも一つの位置決め部材を有し、かつ前記位置決め部材
    が、前記側方ストッパに対して角度を介して配設され前
    記シート搬送方向に対して傾斜して成る、枚葉紙用精密
    位置決め装置であって、 前記傾斜配設された位置決め部材(5,15,16,1
    8,21)がベアリング部(7,20)に回転自在に取
    り付けられ、該ベアリング部は、前記シート搬送面に平
    行かつ前記シート搬送方向(A)と直角に配設された回
    転駆動軸(4)に取り付けられており、 前記位置決め部材(5,15,16,18,21)は、
    前記駆動軸(4)に対し回転対称をなすように取り付け
    られ、 前記ベアリング部(7,20)は回転および移動しない
    ように固定されているとともに、前記駆動軸(4)が該
    ベアリング部(7,20)を回転自在に貫通しており、 前記駆動軸(4)および前記回転自在な位置決め部材
    (5,15,16,18,21)が、積極的または非積
    極的結合手段(5a,14,17,19)によって結合
    されている、 ことを特徴とする枚葉紙用精密位置決め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記ベア
    リング部(7)が、前記シート搬送方向(A)に対して
    角度(α)を介して配設されたフランジ(7c,20
    b)を有しており、かつ、前記位置決め部材(5,1
    5,16,18,21)が、傾斜配設された前記フラン
    ジ(7c,20b)に回転自在に取り付けられているこ
    とを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記駆動軸(4)に六角形駆動部(8)が取り付けら
    れ、 前記六角形駆動部(8)の各表面(8a)は、前記駆動
    軸(4)の回転軸(12)の方向に円弧を成しており、 かつ、前記位置決め部材(5)には、前記六角形駆動部
    (8,8a)が積極的に係合する六角形内面部(5a)
    が設けられている、 ことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記六角形駆動部(8)の前記各円弧状表面(8a)
    は、前記駆動軸(4)の前記回転軸(12)上の交点
    (13)から延出し、 前記六角形駆動部(8,8a)は前記交点(13)に対
    し対称的に形成され、 前記位置決め部材(5)の前記六角形内面部(5a)
    は、前記六角形駆動部(8)の前記交点(13)に対し
    対照的に、かつ、前記位置決め部材(5)の、前記交点
    (13)を通る回転軸(11)に対して対照的に配設さ
    れている、 ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の装置において、 複数の突出部(14a〜14d)を有した駆動ホイール
    (14)が、前記駆動軸(4)の前記回転軸(12)と
    対称的に前記駆動軸(4)に固定されて前記位置決め部
    材(15)に対面しており、 前記突出部(14a〜14d)はウェブ状で、かつ互い
    に等間隔で離間しており、 さらに、前記突出部(14a〜14d)は、前記駆動軸
    (4)の前記回転軸(12)に対し垂直かつ平行に配設
    されている、 ことを特徴とする装置。
JP7166050A 1994-07-13 1995-06-30 枚葉紙用精密位置決め装置 Pending JPH0848441A (ja)

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