JPH08481Y2 - 軸流タービンケーシング壁 - Google Patents
軸流タービンケーシング壁Info
- Publication number
- JPH08481Y2 JPH08481Y2 JP7799090U JP7799090U JPH08481Y2 JP H08481 Y2 JPH08481 Y2 JP H08481Y2 JP 7799090 U JP7799090 U JP 7799090U JP 7799090 U JP7799090 U JP 7799090U JP H08481 Y2 JPH08481 Y2 JP H08481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing wall
- flow
- steam
- tip
- turbine casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、蒸気タービン又はガスタービンに採用して
好適な軸流タービンケーシング壁に関する。
好適な軸流タービンケーシング壁に関する。
従来の技術 第3図に従来例に基づく蒸気タービン低圧最終段にお
ける小体積流量時の流動状況を示す。
ける小体積流量時の流動状況を示す。
この従来例のケーシング壁1は、軸流方向の流れに沿
うように、また動翼2の先端2aの流れが漏れないよう
に、該先端2aと前記ケーシング壁1との間を狭めるよう
構成してある。
うように、また動翼2の先端2aの流れが漏れないよう
に、該先端2aと前記ケーシング壁1との間を狭めるよう
構成してある。
考案が解決しようとする課題 しかるに、以上述べた従来の構成にあっては、タービ
ンを極低負荷や無負荷等で運転する場合、低圧最終段で
は流量が少なく、蒸気流3は、動翼2の回転力により動
翼2の先端2a近傍の流れがケーシング壁1に対向し、動
翼2の先端2aの前流側に逆流の渦4を形成する等、乱れ
た複雑な流れとなる。
ンを極低負荷や無負荷等で運転する場合、低圧最終段で
は流量が少なく、蒸気流3は、動翼2の回転力により動
翼2の先端2a近傍の流れがケーシング壁1に対向し、動
翼2の先端2aの前流側に逆流の渦4を形成する等、乱れ
た複雑な流れとなる。
そして、この逆流渦4等が原因となって、動翼2の先
端2aが振動し、それが増幅して動翼2が破壊、飛散し、
大事故につながる危険性があった。
端2aが振動し、それが増幅して動翼2が破壊、飛散し、
大事故につながる危険性があった。
本考案は、このような従来技術の課題を解決するため
になされたもので、動翼の破壊、飛散を防止できるよう
にした軸流タービンケーシング壁を提供することを目的
とする。
になされたもので、動翼の破壊、飛散を防止できるよう
にした軸流タービンケーシング壁を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案は、軸流タービ
ンケーシング壁における最終段動翼先端に対向する位置
に、複数の蒸気通過開口を有する蒸気通過板を配置した
ものである。
ンケーシング壁における最終段動翼先端に対向する位置
に、複数の蒸気通過開口を有する蒸気通過板を配置した
ものである。
作用 上記の手段によれば、通常運転時には、例えばバルブ
を閉じ、蒸気流が蒸気通過板の蒸気通過開口を通って漏
れないようにする。そして、低負荷運転時には該バルブ
を設け、蒸気通過板の蒸気通過開口を通って蒸気流が外
部に通じるようにする。これによって、低負荷運転時で
の動翼先端近傍の流れが後流側に流れ易くなり、該動翼
先端の前流側に逆流渦が発生せず、動翼を励起する力が
減少し、該動翼の破壊、飛散が防止される。
を閉じ、蒸気流が蒸気通過板の蒸気通過開口を通って漏
れないようにする。そして、低負荷運転時には該バルブ
を設け、蒸気通過板の蒸気通過開口を通って蒸気流が外
部に通じるようにする。これによって、低負荷運転時で
の動翼先端近傍の流れが後流側に流れ易くなり、該動翼
先端の前流側に逆流渦が発生せず、動翼を励起する力が
減少し、該動翼の破壊、飛散が防止される。
実施例 以下、図面を参照して本考案の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係る軸流タービンケーシング壁の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
第1図において、軸流タービンのケーシング壁11内に
動翼21と静翼13とが配設された構成となっており、該ケ
ーシング壁11において、最終段の動翼12の先端12aに対
向する位置には、複数の蒸気通過開口14を有する蒸気通
過板15が配置されている。なお、本実施例においては、
蒸気通過板15の蒸気通過開口14は円形状の孔となってい
る。
動翼21と静翼13とが配設された構成となっており、該ケ
ーシング壁11において、最終段の動翼12の先端12aに対
向する位置には、複数の蒸気通過開口14を有する蒸気通
過板15が配置されている。なお、本実施例においては、
蒸気通過板15の蒸気通過開口14は円形状の孔となってい
る。
また、前記ケーシング壁11には、該蒸気通過板15を挟
んで動翼12の先端12aと反対側の位置にチャンバ16が設
けてあり、該チャンバ16にはコンデンサ等の外部に通じ
る導管17が連結された構成となっている。そして、該導
管17の途中部分には、任意に開閉できるバルブ18が設け
られている。
んで動翼12の先端12aと反対側の位置にチャンバ16が設
けてあり、該チャンバ16にはコンデンサ等の外部に通じ
る導管17が連結された構成となっている。そして、該導
管17の途中部分には、任意に開閉できるバルブ18が設け
られている。
次に、本実施例の作用について説明する。
通常運転時には、バルブ18を閉じ、蒸気流19が蒸気通
過板15の蒸気通過開口14を通って漏れないようにする。
そして、低負荷運転時には、第2図に示すように、バル
ブ18を開いて、動翼12の先端12a近傍の蒸気流19の一部1
9aが、蒸気通過板15の蒸気通過開口14を通ってチャンバ
16内に流入し、さらに導管17を介して外部、例えば図示
しないコンデンサに流出する。このため、低負荷運転時
での蒸気流20は動翼12の先端12aの前流側に回り込むこ
とがなくなり、後流側に流れ易くなる。これにより、動
翼12の先端12aの前流側に逆流渦が発生せず、動翼12を
励起する力が減少する。
過板15の蒸気通過開口14を通って漏れないようにする。
そして、低負荷運転時には、第2図に示すように、バル
ブ18を開いて、動翼12の先端12a近傍の蒸気流19の一部1
9aが、蒸気通過板15の蒸気通過開口14を通ってチャンバ
16内に流入し、さらに導管17を介して外部、例えば図示
しないコンデンサに流出する。このため、低負荷運転時
での蒸気流20は動翼12の先端12aの前流側に回り込むこ
とがなくなり、後流側に流れ易くなる。これにより、動
翼12の先端12aの前流側に逆流渦が発生せず、動翼12を
励起する力が減少する。
なお、上述した実施例においては、蒸気通過板15の蒸
気通過開口14として円形状の孔を例示したが、別にこれ
に限定されるものではなく蒸気通過開口14は細長いスリ
ット状等であってもよいことは勿論である。
気通過開口14として円形状の孔を例示したが、別にこれ
に限定されるものではなく蒸気通過開口14は細長いスリ
ット状等であってもよいことは勿論である。
考案の効果 以上述べたように、本考案は、軸流タービンケーシン
グ壁における最終段動翼先端に対向する位置に、複数の
蒸気通過開口を有する蒸気通過板を配置した構成とした
ことにより、低負荷運転時での動翼先端近傍の流れが後
流側に流れ易くなった。したがって、動翼先端の前流側
に従来のような逆流渦が生じるようなことはなくなり、
これによって動翼を励起する力が大幅に減少し、動翼の
破壊、飛散を確実に防止できるという優れた効果を奏す
る。
グ壁における最終段動翼先端に対向する位置に、複数の
蒸気通過開口を有する蒸気通過板を配置した構成とした
ことにより、低負荷運転時での動翼先端近傍の流れが後
流側に流れ易くなった。したがって、動翼先端の前流側
に従来のような逆流渦が生じるようなことはなくなり、
これによって動翼を励起する力が大幅に減少し、動翼の
破壊、飛散を確実に防止できるという優れた効果を奏す
る。
第1図は本考案に係る軸流タービンケーシング壁の一実
施例を示す断面図、第2図は本考案における低負荷運転
時の流動パターンを示す動作説明図、第3図は従来の低
負荷運転時の流動パターンを示す動作説明図である。 11……ケーシング壁、12……動翼、12a……動翼の先
端、13……静翼、14……蒸気通過開口、15……蒸気通過
板、16……チャンバ、17……導管、18……バルブ。
施例を示す断面図、第2図は本考案における低負荷運転
時の流動パターンを示す動作説明図、第3図は従来の低
負荷運転時の流動パターンを示す動作説明図である。 11……ケーシング壁、12……動翼、12a……動翼の先
端、13……静翼、14……蒸気通過開口、15……蒸気通過
板、16……チャンバ、17……導管、18……バルブ。
Claims (1)
- 【請求項1】軸流タービンのケーシング壁において、最
終段動翼先端に対向する位置に、複数の蒸気通過開口を
有する蒸気通過板を配置したことを特徴とする軸流ター
ビンケーシング壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7799090U JPH08481Y2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 軸流タービンケーシング壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7799090U JPH08481Y2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 軸流タービンケーシング壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437809U JPH0437809U (ja) | 1992-03-31 |
| JPH08481Y2 true JPH08481Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31620872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7799090U Expired - Lifetime JPH08481Y2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 軸流タービンケーシング壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08481Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2924245B1 (en) * | 2014-03-24 | 2017-03-01 | General Electric Technology GmbH | Steam turbine with resonance chamber |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP7799090U patent/JPH08481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0437809U (ja) | 1992-03-31 |
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